JPH0241231Y2 - - Google Patents

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JPH0241231Y2
JPH0241231Y2 JP16490483U JP16490483U JPH0241231Y2 JP H0241231 Y2 JPH0241231 Y2 JP H0241231Y2 JP 16490483 U JP16490483 U JP 16490483U JP 16490483 U JP16490483 U JP 16490483U JP H0241231 Y2 JPH0241231 Y2 JP H0241231Y2
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JP
Japan
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slats
spacer
slat
ceilings
walls
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JP16490483U
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JPS6072834U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、内装用プラスチツクスラツトの改
良、詳しくは、気温の上昇によつて軟化するゴム
様合成樹脂の可逆的な硬化変化を巧みに利用した
スペーサを、実接(さねつぎ)されるプラスチツ
クスラツトの実部または溝部に一体的に形成した
内装用プラスチツクスラツトに関するものであ
る。 近年、プラスチツクが建築材料の分野に多用さ
れるようになつてきており、室内の天井や壁を構
成するスラツト材もプラスチツク製のものが好評
を博している。特に、浴室は、使用時と不使用時
における温度差が極端に大きく、しかも湿度が高
くて黴(かび)が生じ易い箇所なので、そのよう
な黴の払拭を容易にするプラスチツクスラツトは
最近大いに普及しつつあるのである。 ところが、このように便利なプラスチツクスラ
ツトにも、プラスチツクには温度の変化によつて
伸縮し易いという性質があるところから、従来、
次のような欠点が指摘されていた。それは、寒冷
な冬にプラスチツクスラツトにて天井・壁を施工
すると、暑くなつたり、室内温度が上昇したとき
に各スラツトが膨脹して醜い“孕み”や“膨れ”
極端な場合には其処が外れたりする、と云つた現
象を起すことがあつたからである(このような傾
向は、一日単位で昇温←→降温を大きい温度格差で
繰り返す所、例えば浴室の場合に顕著に現れる)。
ちなみに、本件出願人のPVC製プラスチツクス
ラツト(フクビ化学工業(株):商品名「バスパネル
U」有効幅200mm)の軸方向への伸びについてみ
れば、 冬期:5℃の時施工して、夏:35℃になつたと
すると、PVCの熱膨脹率=7×10-5であるから、 200mm×7×10-5×30=0.42mm となり、第6図に示す如くスラツト1′内面と野
縁B′との間隔は、施工時がlであるのに対して
夏にはl1になり、(l1−l)の長さだけ“孕み”が
生ずるのであり、この差が大きければ各スラツト
1′の伸び現象が複合して弾発的なスラツト外れ
を引き起こす場合もある。 そこで、従来においては、プラスチツクスラツ
トを用いて天井・壁などを施工する場合には、隣
向する各スラツトの間に上記伸び量を見込んだク
リアランス間隔をあけるように指導していたので
あるが、このような間隔を設けつつ作業を行うこ
とは著しく面倒なことであり能率を阻害していた
ことは否めなかつた。 本考案は、従来プラスチツクスラツトに上記の
如き欠点があつたことに鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、温度差の甚だしい浴室
に使用しても“孕み”や“膨れ”を生ずることの
ない理想的プラスチツクスラツトを安価に提供す
るにある。 即ち、本考案は:施工面に配設されたバツキン
グ材に、実接状に連続的に張り詰め固定して天
井・壁などの面状構造物を構築する従来周知の内
装用プラスチツクスラツトにおいて; 隣向して相突合わされるべき実部または溝部
に、低温状態で硬質化し温暖状態では柔軟化する
断面略剣先形の可逆性降温硬化型軟質樹脂スペー
サを一体成形によつて設けた伸縮クリアランス調
整構造に係るものであり、可逆的な対温硬度変化
性を示す合成樹脂を巧みに利用した点に最大の特
徴がある。 以下、本考案を図示の実施例に基いて説明しよ
う。 図面上、1は本考案を適用して作製したプラス
チツクスラツトであつて、その側縁には実接可能
なように実部11,12,13および溝部14,
15,16が形成されており、一方のスラツトに
おける実部11,12は隣向スラツトの溝部1
4,15に挿入され、また同隣向スラツトに突設
されたもう一つの実部13は溝部16に挿入され
る。 本考案が特徴とする断面略剣先形の可逆性降温
硬化型軟質樹脂スペーサ17は、第1図の実施例
にあつては実部12の先端縁に一体的に設けら
れ、第2図の実施例にあつては溝部15に一体成
形される。そして、このスペーサ17を形成すべ
き軟質樹脂としては、ポリ塩化ビニルが適当であ
る。本考案者の実験によれば、温度変化に対応す
るところの好ましいゴム硬度は、JIS K 6301
A型硬度計にて測定したところ、次表の結果を得
た。
【表】 なお、図中Bは上記スラツトが施工される天井
パツキング材(下地:例えば「野縁」)である。 本考案が対象とするプラスチツクスラツトは概
ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実
施例に限定されるものでは決してなく「実用新案
登録請求の範囲」の記載内において種々の変形が
可能であつて、例えばスペーサ17を形成する箇
所についても実部および溝部の双方に設けること
は当然に予定するところであり、また第3図に示
すような態様でスペーサ17を垂設することも設
計上の都合によつては勿論有り得よう。 以上説明したとおり、本考案を適用して作製し
たスラツトは、その実部または溝部に「低温状態
で硬質化し温暖状態では柔軟化する断面略剣先形
の可逆性降温硬化型軟質樹脂スペーサ」が設けら
れている。それゆえ、冬期にこれを用いて浴室の
天井・壁などを施工する場合にも、スペーサが硬
質化しているので、このスペーサが当りとなつて
作業者は意識することなく巧まずして隣向するス
ラツト間に適正なクリアランス間隔が自然に形成
され、その結果、極めて簡単かつ迅速に天井・壁
などを形成することが可能となるのである。 したがつて、本考案スラツトを用いて築造され
た天井・壁などは、仮令、寒冷な環境下において
施工されたものであつても、温度が上昇した時に
第6図に示される従来品のように“孕み”や“膨
れ”を起こしたりは決しなく、プラスチツク特有
の熱膨脹による伸びも、第4図に示すように軟性
化したスペーサが変形することによるクリアラン
ス量のCC′への減少により吸収されてしまうの
である。 このように本考案によれば、従来プラスチツク
スラツトの不可避的欠点とされていた問題を完全
に解決し得るのであり、しかもその構造は極めて
簡素で何らコストアツプの原因とならない等、そ
の実用上・経済上の利点は頗る大と云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す要部拡大断
面図、第2図は本考案の第2実施例を示す要部拡
大断面図、第3図は本考案の第3実施例を示す部
分拡大断面図、第4図は第1実施例のスラツトを
用いて築造した天井が高温状態になつた場合の第
1図に対応する説明図、第5図は本考案スラツト
を用いて築造した天井の構造説明図、第6図は従
来プラスチツクスラツトの“孕み”現象を表わす
説明図である。 1……スラツト、11,12,13……実部、
14,15,16……溝部、17……スペーサ、
B……パツキング材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 施工面に配設されたパツキング材に、実接状に
    連続的に張り詰め固定して天井・壁などの面状構
    造物を構築する内装用プラスチツクスラツトにお
    いて; 隣向して相突合わされるべき実部または溝部
    に、低温状態で硬質化し温暖状態では柔軟化する
    断面略剣先形の可逆性降温硬化型軟質樹脂スペー
    サを一体成形によつて設けたことを特徴とする伸
    縮クリアランス調整構造。
JP16490483U 1983-10-24 1983-10-24 内装用プラスチツクスラツトにおける伸縮クリアランス調整構造 Granted JPS6072834U (ja)

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JP16490483U JPS6072834U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 内装用プラスチツクスラツトにおける伸縮クリアランス調整構造

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Publication Number Publication Date
JPS6072834U JPS6072834U (ja) 1985-05-22
JPH0241231Y2 true JPH0241231Y2 (ja) 1990-11-02

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JPS6072834U (ja) 1985-05-22

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