JPH0241497Y2 - - Google Patents
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- JPH0241497Y2 JPH0241497Y2 JP1983201870U JP20187083U JPH0241497Y2 JP H0241497 Y2 JPH0241497 Y2 JP H0241497Y2 JP 1983201870 U JP1983201870 U JP 1983201870U JP 20187083 U JP20187083 U JP 20187083U JP H0241497 Y2 JPH0241497 Y2 JP H0241497Y2
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- JP
- Japan
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- flat
- side plate
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えばサイリスタ、ダイオード、
トランジスタのような半導体素子を冷却するため
に用いられる熱交換器に関する。
トランジスタのような半導体素子を冷却するため
に用いられる熱交換器に関する。
従来の技術
従来の半導体素子冷却装置は、冷媒を収容する
タンク部と、冷媒流通管および放熱フインを備え
た放熱部とが別々につくられ、これらが互いに組
み合わせられて、溶接されるとともに、放熱部の
上端に空気溜め部が溶接により結合されていた
(例えば特開昭57−152150号公報参照)。
タンク部と、冷媒流通管および放熱フインを備え
た放熱部とが別々につくられ、これらが互いに組
み合わせられて、溶接されるとともに、放熱部の
上端に空気溜め部が溶接により結合されていた
(例えば特開昭57−152150号公報参照)。
また半導体素子冷却装置ではないが、この種の
多板式熱交換器として、従来、上下板によつて構
成された縦長の偏平中空体が並列状に配置され、
隣り合う偏平中空体同志の間の下端部にリングを
介在させた状態で連通状に接続された熱交換器が
既に知られている(例えば、実開昭58−52478号
公報参照)。
多板式熱交換器として、従来、上下板によつて構
成された縦長の偏平中空体が並列状に配置され、
隣り合う偏平中空体同志の間の下端部にリングを
介在させた状態で連通状に接続された熱交換器が
既に知られている(例えば、実開昭58−52478号
公報参照)。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、従来の前者の半導体素子冷却装
置では、タンク部と放熱部とが別々につくられる
ため、工数が非常に多くなり、装置の製造に手間
がかかつて、製造コストが高くついた。また相互
に別体のタンク部と放熱部とを組み合わせている
ために、冷却性能が劣るとともに、装置が大型と
なり、広い取付けスペースを必要とするという問
題があつた。
置では、タンク部と放熱部とが別々につくられる
ため、工数が非常に多くなり、装置の製造に手間
がかかつて、製造コストが高くついた。また相互
に別体のタンク部と放熱部とを組み合わせている
ために、冷却性能が劣るとともに、装置が大型と
なり、広い取付けスペースを必要とするという問
題があつた。
また後者の多板式熱交換器では、縦長の偏平中
空体を構成する上下板の周縁部に立上がり壁がそ
れぞれ設けられていて、上下板の立上がり壁が一
部重ね合わされた(オーバーラツプした)状態で
接合されていたため、上下板の成形が面倒である
とともに、偏平中空体の全周に渡つて立上がり壁
を密着させる必要があるため、シールが難しく、
密封不良を生じやすいという問題があつた。
空体を構成する上下板の周縁部に立上がり壁がそ
れぞれ設けられていて、上下板の立上がり壁が一
部重ね合わされた(オーバーラツプした)状態で
接合されていたため、上下板の成形が面倒である
とともに、偏平中空体の全周に渡つて立上がり壁
を密着させる必要があるため、シールが難しく、
密封不良を生じやすいという問題があつた。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、非常にコンパクトで、しかも冷却性能が優
れているとともに、その製造をきわめて容易にか
つ安価になし得、かつ密封不良を生じ難い、半導
体素子冷却装置等に使用される熱交換器を提供し
ようとするにある。
決し、非常にコンパクトで、しかも冷却性能が優
れているとともに、その製造をきわめて容易にか
つ安価になし得、かつ密封不良を生じ難い、半導
体素子冷却装置等に使用される熱交換器を提供し
ようとするにある。
課題を解決するための手段
この発明は、上記の目的を達成するために、複
数個の縦長の偏平中空体と、下端部に孔を有する
一対の縦長のサイド・プレートと、左右両パイプ
とを備えており、偏平中空体とサイド・プレート
とが、サイド・プレートを左右両外側にして並列
状に配置され、すべての偏平中空体およびサイ
ド・プレートが、隣り合う偏平中空体同志、およ
び偏平中空体とサイド・プレートの間の下端部に
それぞれリングを介在させた状態で連通状に接続
され、リングの上方において隣り合う偏平中空体
同志、および偏平中空体とサイド・プレートの間
に放熱フインが介在せられている熱交換器におい
て、偏平中空体が下端に孔を有しかつ互いに対向
状に配置された一対の縦長の平プレートと、両平
プレートの周縁部、もしくは周縁部のうちの上縁
部を除く縁部同志の間に配置された連結壁とによ
つて構成され、上記平プレートは芯板の両面にろ
う材層を備えた薄手のブレージング・シートによ
りつくられるとともに、サイド・プレートが上記
平プレートの芯板よりも厚い芯板の両面にろう材
層を備えた厚手のブレージング・シートによりつ
くられており、各サイド・プレートの外面に、こ
れの下端部の孔の周縁部を除くように薄板よりな
る外装板が被せられて、サイド・プレート下端部
の孔周縁部の外面にろう材層の一部が表わされて
おり、左右両パイプのそれぞれ内側端部に、サイ
ド・プレート下端部の孔に嵌まり込む差込み部が
設けられるとともに、差込み部に沿つてかつ外側
に膨らんだ膨出部が設けられ、各パイプの差込み
部がサイド・プレート下端部の孔に差し込まれた
状態において、各パイプの膨出部が、該孔周縁部
のろう材層を介してサイド・プレートに接合され
ている、熱交換器を要旨としている。
数個の縦長の偏平中空体と、下端部に孔を有する
一対の縦長のサイド・プレートと、左右両パイプ
とを備えており、偏平中空体とサイド・プレート
とが、サイド・プレートを左右両外側にして並列
状に配置され、すべての偏平中空体およびサイ
ド・プレートが、隣り合う偏平中空体同志、およ
び偏平中空体とサイド・プレートの間の下端部に
それぞれリングを介在させた状態で連通状に接続
され、リングの上方において隣り合う偏平中空体
同志、および偏平中空体とサイド・プレートの間
に放熱フインが介在せられている熱交換器におい
て、偏平中空体が下端に孔を有しかつ互いに対向
状に配置された一対の縦長の平プレートと、両平
プレートの周縁部、もしくは周縁部のうちの上縁
部を除く縁部同志の間に配置された連結壁とによ
つて構成され、上記平プレートは芯板の両面にろ
う材層を備えた薄手のブレージング・シートによ
りつくられるとともに、サイド・プレートが上記
平プレートの芯板よりも厚い芯板の両面にろう材
層を備えた厚手のブレージング・シートによりつ
くられており、各サイド・プレートの外面に、こ
れの下端部の孔の周縁部を除くように薄板よりな
る外装板が被せられて、サイド・プレート下端部
の孔周縁部の外面にろう材層の一部が表わされて
おり、左右両パイプのそれぞれ内側端部に、サイ
ド・プレート下端部の孔に嵌まり込む差込み部が
設けられるとともに、差込み部に沿つてかつ外側
に膨らんだ膨出部が設けられ、各パイプの差込み
部がサイド・プレート下端部の孔に差し込まれた
状態において、各パイプの膨出部が、該孔周縁部
のろう材層を介してサイド・プレートに接合され
ている、熱交換器を要旨としている。
作 用
上記熱交換器によれば、偏平中空体が下端に孔
を有する一対の縦長の平らなプレートと、両平プ
レートの縁部の間に配置された連結壁とによつて
構成されているから、プレートおよび連結壁の形
状が簡単で、とくにプレートは平らなものに孔を
あけるだけの加工をすれば良いから、従来のよう
なプレス加工が不要となる。
を有する一対の縦長の平らなプレートと、両平プ
レートの縁部の間に配置された連結壁とによつて
構成されているから、プレートおよび連結壁の形
状が簡単で、とくにプレートは平らなものに孔を
あけるだけの加工をすれば良いから、従来のよう
なプレス加工が不要となる。
また一対の平プレートはブレージング・シート
によりつくられていて、これらの縁部に連結壁を
配置してろう付するものであるから、平プレート
の縁部と連結壁とが全体として充分に密着し、従
つて密封不良を生じ難い。
によりつくられていて、これらの縁部に連結壁を
配置してろう付するものであるから、平プレート
の縁部と連結壁とが全体として充分に密着し、従
つて密封不良を生じ難い。
また左右両サイド・プレートは、それぞれブレ
ージング・シートによりつくられていて、これら
の下端部の孔周縁部の外面にろう材層の一部が表
わされ、左右両パイプの差込み部が、それぞれサ
イド・プレート下端部の孔に差し込まれた状態に
おいて、各パイプの膨出部が、ろう材層を介して
サイド・プレートの孔周縁部に接合されるもので
あるから、熱交換器の平プレート、連結壁、サイ
ド・プレートおよびパイプよりなる構成部材を、
順に積層状態に組み合わせて、例えば真空ろう付
法により一括してろう付することができ、従つて
熱交換器の製造をきわめて容易にかつ安価になし
得るものである。
ージング・シートによりつくられていて、これら
の下端部の孔周縁部の外面にろう材層の一部が表
わされ、左右両パイプの差込み部が、それぞれサ
イド・プレート下端部の孔に差し込まれた状態に
おいて、各パイプの膨出部が、ろう材層を介して
サイド・プレートの孔周縁部に接合されるもので
あるから、熱交換器の平プレート、連結壁、サイ
ド・プレートおよびパイプよりなる構成部材を、
順に積層状態に組み合わせて、例えば真空ろう付
法により一括してろう付することができ、従つて
熱交換器の製造をきわめて容易にかつ安価になし
得るものである。
勿論、例えば半導体素子を収めるタンク部と放
熱部とが一体に設けられているから、熱交換器
は、非常にコンパクトで、しかも冷却性能が優れ
ている。
熱部とが一体に設けられているから、熱交換器
は、非常にコンパクトで、しかも冷却性能が優れ
ている。
またブレージング・シートによりつくられた各
サイド・プレートの外面に、これの下端部の孔の
周縁部を除くように薄板よりなる外装板が被せら
れているから、熱交換器は、外観が非常にきれい
である。
サイド・プレートの外面に、これの下端部の孔の
周縁部を除くように薄板よりなる外装板が被せら
れているから、熱交換器は、外観が非常にきれい
である。
実施例
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
なお、実施例は、この考案による熱交換器を半
導体素子冷却装置に適用した場合を示すものであ
る。
導体素子冷却装置に適用した場合を示すものであ
る。
この明細書において、上下、左右および前後と
は第1図を基準とし、上とは第1図上側、下とは
同下側をいゝ、また左とは同図左側、右とは同右
側をいゝ、前とは同図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいうものとする。
は第1図を基準とし、上とは第1図上側、下とは
同下側をいゝ、また左とは同図左側、右とは同右
側をいゝ、前とは同図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいうものとする。
図面において、1は半導体素子冷却装置で、こ
れは液状冷媒4を収容しかつこの液状冷媒に半導
体素子を浸漬するタンク部2と、タンク部2より
蒸発したガス状冷媒を凝縮させる放熱部3と、空
気溜め部10とが一体に形成せられているもので
ある。
れは液状冷媒4を収容しかつこの液状冷媒に半導
体素子を浸漬するタンク部2と、タンク部2より
蒸発したガス状冷媒を凝縮させる放熱部3と、空
気溜め部10とが一体に形成せられているもので
ある。
5は並列状に配置された多数の偏平中空体で、
各偏平中空体5は、互いに対向状に配置された一
対の縦長の略長方形の平プレート6と、両平プレ
ート6の周縁部同志の間に配置された略長方形の
環状の連結壁7とによつて構成されている。各平
プレート6の下端部には冷媒収容タンク部2を形
成するための若干縦に長い略長方形の孔8があけ
られるとともに、同上端部には空気溜め部10を
形成するための横に長い略長方形の孔9があけら
れている。これらの孔8,9同志の中間において
両平プレート6同志の間隙に水平断面波形の内部
フイン11が配置されている。
各偏平中空体5は、互いに対向状に配置された一
対の縦長の略長方形の平プレート6と、両平プレ
ート6の周縁部同志の間に配置された略長方形の
環状の連結壁7とによつて構成されている。各平
プレート6の下端部には冷媒収容タンク部2を形
成するための若干縦に長い略長方形の孔8があけ
られるとともに、同上端部には空気溜め部10を
形成するための横に長い略長方形の孔9があけら
れている。これらの孔8,9同志の中間において
両平プレート6同志の間隙に水平断面波形の内部
フイン11が配置されている。
12は一対の縦長の略長方形のサイド・プレー
トで、これらは偏平中空体5の左右両外側に配置
されており、各サイド・プレート12の下端部に
はタンク部2を形成するための円形の孔13があ
けられている。
トで、これらは偏平中空体5の左右両外側に配置
されており、各サイド・プレート12の下端部に
はタンク部2を形成するための円形の孔13があ
けられている。
ここで、各偏平中空体5の一対の平プレート6
は芯板17の両面にろう材層18を備えた薄手の
ブレージング・シート16によりつくられ、また
左右一対のサイド・プレート12は上記平プレー
ト6の芯板17よりも厚い芯板23の両面にろう
材層24を備えた厚手のブレージング・シート2
2によりつくられている。
は芯板17の両面にろう材層18を備えた薄手の
ブレージング・シート16によりつくられ、また
左右一対のサイド・プレート12は上記平プレー
ト6の芯板17よりも厚い芯板23の両面にろう
材層24を備えた厚手のブレージング・シート2
2によりつくられている。
14は隣り合う偏平中空体5同志、および偏平
中空体5とサイド・プレート12の間の下端部に
孔8,13を囲むようにそれぞれ介在させられた
下部リングで、これはタンク部2を形成するため
のものである。15は同じく偏平中空体5同志、
および偏平中空体5とサイド・プレート12の間
の上端部に孔9を囲むようにそれぞれ介在された
上部リングで、これは空気溜め部10を形成する
ためのものである。
中空体5とサイド・プレート12の間の下端部に
孔8,13を囲むようにそれぞれ介在させられた
下部リングで、これはタンク部2を形成するため
のものである。15は同じく偏平中空体5同志、
および偏平中空体5とサイド・プレート12の間
の上端部に孔9を囲むようにそれぞれ介在された
上部リングで、これは空気溜め部10を形成する
ためのものである。
19は下部リング14と上部リング15の中間
において隣り合う偏平中空体5同志および偏平中
空体5とサイド・プレート12の間に介在された
垂直断面波形の外部放熱フイン、20は左右両サ
イド・プレート12の下端部に孔13と連通状に
接続された一対のパイプ、21は左右両サイド・
プレート12の外面を被う薄板よりなる外装板
で、これによりブレージング・シート22よりな
るサイド・プレート12の外面が保護されてい
る。
において隣り合う偏平中空体5同志および偏平中
空体5とサイド・プレート12の間に介在された
垂直断面波形の外部放熱フイン、20は左右両サ
イド・プレート12の下端部に孔13と連通状に
接続された一対のパイプ、21は左右両サイド・
プレート12の外面を被う薄板よりなる外装板
で、これによりブレージング・シート22よりな
るサイド・プレート12の外面が保護されてい
る。
左右両パイプ20の各内端部には、薄肉の差込
み部25が設けられるとともに、差込み部25に
沿うように膨出部26が設けられている。両パイ
プ20の外端部にはフランジ27が取り付けられ
るとともに、蓋28が被め止められている。
み部25が設けられるとともに、差込み部25に
沿うように膨出部26が設けられている。両パイ
プ20の外端部にはフランジ27が取り付けられ
るとともに、蓋28が被め止められている。
タンク部2は、すべての偏平中空体5の下側孔
8の内側部分と、偏平中空体5同志および偏平中
空体5とサイド・プレート12の間の下部リング
14と、蓋28を有する左右一対のパイプ20に
よつて形成された空間部により構成されている。
8の内側部分と、偏平中空体5同志および偏平中
空体5とサイド・プレート12の間の下部リング
14と、蓋28を有する左右一対のパイプ20に
よつて形成された空間部により構成されている。
放熱部3は、すべての偏平中空体5内の上下孔
8,9の中間部分すなわちタンク部2および空気
溜め部10に連なりかつ内部フイン11が収めら
れたガス状冷媒凝縮部40と、放熱フイン19の
存在する通風間隙部29とによつて構成されてい
る。
8,9の中間部分すなわちタンク部2および空気
溜め部10に連なりかつ内部フイン11が収めら
れたガス状冷媒凝縮部40と、放熱フイン19の
存在する通風間隙部29とによつて構成されてい
る。
空気溜め部10は、すべての偏平中空体5の上
側孔9の内側部分と、偏平中空体5同志および偏
平中空体5とサイド・プレート12の上端部とに
よつて形成された空間部により構成されている。
側孔9の内側部分と、偏平中空体5同志および偏
平中空体5とサイド・プレート12の上端部とに
よつて形成された空間部により構成されている。
30はタンク部2の冷媒に浸漬されたトランジ
スタ等の半導体素子、31は冷却フインで、これ
らは交互に層状に重ね合わせられており、図示し
ない適宜の手段により水平状態に保持されてい
る。32は半導体素子30に電力を供給する電線
で、これの両端部は右側の蓋28を貫通して外部
に取り出されている。33は蓋28の電線通過部
分に充填された絶縁材である。
スタ等の半導体素子、31は冷却フインで、これ
らは交互に層状に重ね合わせられており、図示し
ない適宜の手段により水平状態に保持されてい
る。32は半導体素子30に電力を供給する電線
で、これの両端部は右側の蓋28を貫通して外部
に取り出されている。33は蓋28の電線通過部
分に充填された絶縁材である。
34は冷却装置1の右側サイド・プレート12
の上端部に空気溜め部10と連通するように接続
された細い導管で、この導管34を通じて最初に
冷媒4が供給され、また冷却装置1内を減圧する
ため空気等が導管34を経て吸引除去される。3
5は同じく右側サイド・プレート12の上端部に
空気溜め部10と連通するように接続された太い
L形の管で、これの先端部に冷却装置1内の圧力
が過大となつたときに作動する安全装置36が取
り付けられている。37は放熱部3の前後両側に
これをめぐるように取り付けられた横断面コ形の
一対のダクト接続部材、38は冷却装置1の下端
部に設けられた左右一対の取付用脚である。
の上端部に空気溜め部10と連通するように接続
された細い導管で、この導管34を通じて最初に
冷媒4が供給され、また冷却装置1内を減圧する
ため空気等が導管34を経て吸引除去される。3
5は同じく右側サイド・プレート12の上端部に
空気溜め部10と連通するように接続された太い
L形の管で、これの先端部に冷却装置1内の圧力
が過大となつたときに作動する安全装置36が取
り付けられている。37は放熱部3の前後両側に
これをめぐるように取り付けられた横断面コ形の
一対のダクト接続部材、38は冷却装置1の下端
部に設けられた左右一対の取付用脚である。
上記半導体素子冷却装置1は例えばつぎによう
にして製造される。
にして製造される。
第6図に示すように、サイド・プレート12
と、上下リング14,15および放熱フイン19
と、偏平中空体5を構成すべき一対の平プレート
6と、連結壁7および内部フイン11とを順に積
層状に組み合わせる。左右両サイド・プレート1
2の外面には外装板21を重ね合わせるととも
に、両サイド・プレート12の下端部の孔13に
それぞれパイプ20の差込み部25を差し込んで
おく。そしてこの組合わせ状態ですべての部材を
例えば真空ろう付け法により同時に接合する。
と、上下リング14,15および放熱フイン19
と、偏平中空体5を構成すべき一対の平プレート
6と、連結壁7および内部フイン11とを順に積
層状に組み合わせる。左右両サイド・プレート1
2の外面には外装板21を重ね合わせるととも
に、両サイド・プレート12の下端部の孔13に
それぞれパイプ20の差込み部25を差し込んで
おく。そしてこの組合わせ状態ですべての部材を
例えば真空ろう付け法により同時に接合する。
ここで、各偏平中空体5の平プレート6と左右
一対のサイド・プレート12は、共にアルミニウ
ムのブレージング・シート16,22よりつくら
れているが、その他の部材はすべてアルミニウム
のベア材によりつくられている。
一対のサイド・プレート12は、共にアルミニウ
ムのブレージング・シート16,22よりつくら
れているが、その他の部材はすべてアルミニウム
のベア材によりつくられている。
サイド・プレート12を構成するブレージン
グ・シート22は、例えば厚さ4.5mm程度の厚い
芯板23の両面にろう材層24が設けられたもの
であり、したがつて強度が非常に大きい。これに
対し、偏平中空体5の平プレート6を構成するブ
レージング・シート16は、例えば厚さ1.0〜1.2
mm程度の薄い芯板17の両面にろう材層18が設
けられたものである。
グ・シート22は、例えば厚さ4.5mm程度の厚い
芯板23の両面にろう材層24が設けられたもの
であり、したがつて強度が非常に大きい。これに
対し、偏平中空体5の平プレート6を構成するブ
レージング・シート16は、例えば厚さ1.0〜1.2
mm程度の薄い芯板17の両面にろう材層18が設
けられたものである。
サイド・プレート12のろう材層24のクラツ
ド率、すなわち芯板23に対するろう材層24の
ろう材付着率は平プレート6のろう材層18のク
ラツド率より小さくする。
ド率、すなわち芯板23に対するろう材層24の
ろう材付着率は平プレート6のろう材層18のク
ラツド率より小さくする。
というのは、両平プレート6,12の芯板1
7,23の厚みが極端に異なるので、サイド・プ
レート12のろう材層24のクラツド率を平プレ
ート6のろう材層18のクラツド率と同じものと
すると、サイド・プレート12のろう材が過多と
なり、真空ブレージングのさいのろう材溶融時に
薄い放熱フイン19がこのろう材によつて溶かさ
れてしまい、接合不良が生じるからである。
7,23の厚みが極端に異なるので、サイド・プ
レート12のろう材層24のクラツド率を平プレ
ート6のろう材層18のクラツド率と同じものと
すると、サイド・プレート12のろう材が過多と
なり、真空ブレージングのさいのろう材溶融時に
薄い放熱フイン19がこのろう材によつて溶かさ
れてしまい、接合不良が生じるからである。
サイド・プレート12のろう材層24のクラツ
ド率は、平プレート6のろう材層18のクラツド
率の50%以下とするのが望ましい。
ド率は、平プレート6のろう材層18のクラツド
率の50%以下とするのが望ましい。
上記の構成を有する半導体素子冷却装置1にお
いて、タンク部2の液状冷媒4に浸漬された半導
体素子30から熱が生じると、これが冷却フイン
31を通じて冷媒4に速やかに伝達され、冷媒4
が蒸発せしめられる。冷媒4の蒸気はタンク部2
上方の偏平中空体5内を上昇して放熱部3に至
り、そこで内部フイン11、平プレート6、およ
び外部放熱フイン19を介して空気と熱交換させ
られて、熱を放出する。これにより冷媒4は凝縮
し、凝縮後偏平中空体5内を液滴となつて流下
し、タンク部2に戻る。そして、冷媒4のこのよ
うな作用が繰り返されて、半導体素子30が冷却
される。
いて、タンク部2の液状冷媒4に浸漬された半導
体素子30から熱が生じると、これが冷却フイン
31を通じて冷媒4に速やかに伝達され、冷媒4
が蒸発せしめられる。冷媒4の蒸気はタンク部2
上方の偏平中空体5内を上昇して放熱部3に至
り、そこで内部フイン11、平プレート6、およ
び外部放熱フイン19を介して空気と熱交換させ
られて、熱を放出する。これにより冷媒4は凝縮
し、凝縮後偏平中空体5内を液滴となつて流下
し、タンク部2に戻る。そして、冷媒4のこのよ
うな作用が繰り返されて、半導体素子30が冷却
される。
なお上記実施例においては、偏平中空体5の上
端部に空気溜め部10が一体に設けられている
が、このような空気溜め部10は偏平中空体5の
上方にこれとは別に設けるようにしてもよい。そ
の場合には、対向する一対の平プレート6の周縁
部のうちの上縁部を除く縁部を連結壁7を介して
相互に連結し、上端部は空気溜め部10に通じる
ようにする。また場合によつては、空気溜め部1
0を省略することもある。
端部に空気溜め部10が一体に設けられている
が、このような空気溜め部10は偏平中空体5の
上方にこれとは別に設けるようにしてもよい。そ
の場合には、対向する一対の平プレート6の周縁
部のうちの上縁部を除く縁部を連結壁7を介して
相互に連結し、上端部は空気溜め部10に通じる
ようにする。また場合によつては、空気溜め部1
0を省略することもある。
平プレート6およびサイド・プレート12の形
状は、実施例にような略長方形だけでなく、その
他の形状であつても勿論よい。
状は、実施例にような略長方形だけでなく、その
他の形状であつても勿論よい。
上記実施例では、この考案を半導体素子冷却装
置に適用した場合を示したが、この考案は、その
他の熱交換器にも同様に適用することができる。
置に適用した場合を示したが、この考案は、その
他の熱交換器にも同様に適用することができる。
上記実施例の半導体素子冷却装置はアルミニウ
ム製であるが、これは銅その他の金属によりつく
られていてもよい。
ム製であるが、これは銅その他の金属によりつく
られていてもよい。
考案の効果
この考案は、上述のように、複数個の縦長の偏
平中空体と、下端部に孔を有する一対の縦長のサ
イド・プレートと、左右両パイプとを備えてお
り、偏平中空体とサイド・プレートとが、サイ
ド・プレートを左右両外側にして並列状に配置さ
れ、すべての偏平中空体およびサイド・プレート
が、隣り合う偏平中空体同志、および偏平中空体
とサイド・プレートの間の下端部にそれぞれリン
グを介在させた状態で連通状に接続され、リング
の上方において隣り合う偏平中空体同志、および
偏平中空体とサイド・プレートの間に放熱フイン
が介在せられている熱交換器において、偏平中空
体が下端に孔を有しかつ互いに対向状に配置され
た一対の縦長の平プレートと、両平プレートの周
縁部、もしくは周縁部のうちの上縁部を除く縁部
同志の間に配置された連結壁とによつて構成され
ているから、プレートおよび連結壁の形状が簡単
で、とくにプレートは平らなものに孔をあけるだ
けの加工をすれば良いから、従来のようなプレス
加工が不要となる。
平中空体と、下端部に孔を有する一対の縦長のサ
イド・プレートと、左右両パイプとを備えてお
り、偏平中空体とサイド・プレートとが、サイ
ド・プレートを左右両外側にして並列状に配置さ
れ、すべての偏平中空体およびサイド・プレート
が、隣り合う偏平中空体同志、および偏平中空体
とサイド・プレートの間の下端部にそれぞれリン
グを介在させた状態で連通状に接続され、リング
の上方において隣り合う偏平中空体同志、および
偏平中空体とサイド・プレートの間に放熱フイン
が介在せられている熱交換器において、偏平中空
体が下端に孔を有しかつ互いに対向状に配置され
た一対の縦長の平プレートと、両平プレートの周
縁部、もしくは周縁部のうちの上縁部を除く縁部
同志の間に配置された連結壁とによつて構成され
ているから、プレートおよび連結壁の形状が簡単
で、とくにプレートは平らなものに孔をあけるだ
けの加工をすれば良いから、従来のようなプレス
加工が不要となる。
また一対の平プレートはブレージング・シート
によりつくられていて、これらの縁部に連結壁を
配置してろう付するものであるから、平プレート
の縁部と連結壁とが全体として充分に密着し、従
つて密封不良を生じ難い。
によりつくられていて、これらの縁部に連結壁を
配置してろう付するものであるから、平プレート
の縁部と連結壁とが全体として充分に密着し、従
つて密封不良を生じ難い。
また上記平プレートは、芯板の両面にろう材層
を備えた薄手のブレージング・シートによりつく
られるとともに、サイド・プレートが上記平プレ
ートの芯板よりも厚い芯板の両面にろう材層を備
えた厚手のブレージング・シートによりつくられ
ており、各サイド・プレートの外面に、これの下
端部の孔の周縁部を除くように薄板よりなる外装
板が被せられて、サイド・プレート下端部の孔周
縁部の外面にろう材層の一部が表わされており、
一方、左右両パイプのそれぞれ内側端部に、サイ
ド・プレート下端部の孔に嵌まり込む差込み部が
設けられるとともに、差込み部に沿つてかつ外側
に膨らんだ膨出部が設けられていて、各パイプの
差込み部がサイド・プレート下端部の孔に差し込
まれた状態において、各パイプの膨出部が、該孔
周縁部のろう材層を介してサイド・プレートに接
合されているものであるから、平プレート、連結
壁、サイド・プレートおよびパイプよりなる熱交
換器構成部材を、順に積層状態に組み合わせて、
例えば真空ろう付法により一括してろう付するこ
とができ、従つて熱交換器の製造を、きわめて容
易にかつ安価になし得るものである。
を備えた薄手のブレージング・シートによりつく
られるとともに、サイド・プレートが上記平プレ
ートの芯板よりも厚い芯板の両面にろう材層を備
えた厚手のブレージング・シートによりつくられ
ており、各サイド・プレートの外面に、これの下
端部の孔の周縁部を除くように薄板よりなる外装
板が被せられて、サイド・プレート下端部の孔周
縁部の外面にろう材層の一部が表わされており、
一方、左右両パイプのそれぞれ内側端部に、サイ
ド・プレート下端部の孔に嵌まり込む差込み部が
設けられるとともに、差込み部に沿つてかつ外側
に膨らんだ膨出部が設けられていて、各パイプの
差込み部がサイド・プレート下端部の孔に差し込
まれた状態において、各パイプの膨出部が、該孔
周縁部のろう材層を介してサイド・プレートに接
合されているものであるから、平プレート、連結
壁、サイド・プレートおよびパイプよりなる熱交
換器構成部材を、順に積層状態に組み合わせて、
例えば真空ろう付法により一括してろう付するこ
とができ、従つて熱交換器の製造を、きわめて容
易にかつ安価になし得るものである。
勿論、この考案による熱交換器は、例えば半導
体素子を収めるタンク部と放熱部とが一体に設け
られているから、熱交換器は、非常にコンパクト
で、取付けスペースが狭くてすみ、しかも冷却性
能が優れている。
体素子を収めるタンク部と放熱部とが一体に設け
られているから、熱交換器は、非常にコンパクト
で、取付けスペースが狭くてすみ、しかも冷却性
能が優れている。
またブレージング・シートによりつくられた各
サイド・プレートの外面に、これの下端部の孔の
周縁部を除くように薄板よりなる外装板が被せら
れているから、熱交換器は、外観が非常にきれい
であるという効果を奏する。
サイド・プレートの外面に、これの下端部の孔の
周縁部を除くように薄板よりなる外装板が被せら
れているから、熱交換器は、外観が非常にきれい
であるという効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は本考案品の部分切欠き正面図、第2図は同側面
図、第3図は第1図−線に沿う断面図、第4
図は第1図−線に沿う断面図、第5図は第1
図−線に沿う拡大断面図、第6図は分解斜視
図である。 1……半導体素子冷却装置(熱交換器)、2…
…タンク部、3……放熱部、5……偏平中空体、
6……平プレート、7……連結壁、8……下側
孔、9……上側孔、10……空気溜め部、11…
…内部フイン、12……サイド・プレート、13
……孔、14……リング、16……薄手のブレー
ジング・シート、17……薄い芯板、18……ろ
う材層、19……放熱フイン、20……パイプ、
21……外装板、22……厚手のブレージング・
シート、23……厚い芯板、24……ろう材層、
25……差込み部、26……膨出部、29……通
風間隙部、30……半導体素子、40……ガス状
冷媒凝縮部。
は本考案品の部分切欠き正面図、第2図は同側面
図、第3図は第1図−線に沿う断面図、第4
図は第1図−線に沿う断面図、第5図は第1
図−線に沿う拡大断面図、第6図は分解斜視
図である。 1……半導体素子冷却装置(熱交換器)、2…
…タンク部、3……放熱部、5……偏平中空体、
6……平プレート、7……連結壁、8……下側
孔、9……上側孔、10……空気溜め部、11…
…内部フイン、12……サイド・プレート、13
……孔、14……リング、16……薄手のブレー
ジング・シート、17……薄い芯板、18……ろ
う材層、19……放熱フイン、20……パイプ、
21……外装板、22……厚手のブレージング・
シート、23……厚い芯板、24……ろう材層、
25……差込み部、26……膨出部、29……通
風間隙部、30……半導体素子、40……ガス状
冷媒凝縮部。
Claims (1)
- 複数個の縦長の偏平中空体5と、下端部に孔1
3を有する一対の縦長のサイド・プレート12
と、左右両パイプ20とを備えており、偏平中空
体5とサイド・プレート12とが、サイド・プレ
ート12を左右両外側にして並列状に配置され、
すべての偏平中空体5およびサイド・プレート1
2が、隣り合う偏平中空体5同志、および偏平中
空体5とサイド・プレート12の間の下端部にそ
れぞれリング14を介在させた状態で連通状に接
続され、リング14の上方において隣り合う偏平
中空体5同志、および偏平中空体5とサイド・プ
レート12の間に放熱フイン19が介在せられて
いる熱交換器において、偏平中空体5が下端に孔
8を有しかつ互いに対向状に配置された一対の縦
長の平プレート6と、両平プレート6の周縁部、
もしくは周縁部のうちの上縁部を除く縁部同志の
間に配置された連結壁7とによつて構成され、上
記平プレート6が芯板17の両面にろう材層18
を備えた薄手のブレージング・シート16により
つくられるとともに、サイド・プレート12が上
記平プレート6の芯板17よりも厚い芯板23の
両面にろう材層24を備えた厚手のブレージン
グ・シート22によりつくられており、各サイ
ド・プレート12の外面に、これの下端部の孔1
3の周縁部を除くように薄板よりなる外装板21
が被せられて、サイド・プレート12下端部の孔
13周縁部の外面にろう材層24の一部が表わさ
れており、左右両パイプ20のそれぞれ内側端部
に、サイド・プレート12下端部の孔13に嵌ま
り込む差込み部25が設けられるとともに、差込
み部25に沿つてかつ外側に膨らんだ膨出部26
が設けられ、各パイプ20の差込み部25がサイ
ド・プレート12下端部の孔13に差し込まれた
状態において、各パイプ20の膨出部26が、該
孔13周縁部のろう材層24を介してサイド・プ
レート12に接合されている、熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20187083U JPS60111879U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20187083U JPS60111879U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60111879U JPS60111879U (ja) | 1985-07-29 |
| JPH0241497Y2 true JPH0241497Y2 (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=30764056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20187083U Granted JPS60111879U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60111879U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5176065U (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-15 | ||
| JPS5852478U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-09 | 住友精密工業株式会社 | 多板式熱交換器 |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP20187083U patent/JPS60111879U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60111879U (ja) | 1985-07-29 |
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