JPH0243914Y2 - - Google Patents

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JPH0243914Y2
JPH0243914Y2 JP1988022099U JP2209988U JPH0243914Y2 JP H0243914 Y2 JPH0243914 Y2 JP H0243914Y2 JP 1988022099 U JP1988022099 U JP 1988022099U JP 2209988 U JP2209988 U JP 2209988U JP H0243914 Y2 JPH0243914 Y2 JP H0243914Y2
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inner tank
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tank
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、繊維材料に対し、精練,漂白,染
色,水洗その他の処理を施す際に用いられる繊維
材料処理用内槽に関するものである。
〔従来の技術〕
ガーゼ等の繊維材料は、通常第8図に示すよう
に、帯状のものが所定幅に折り畳まれて角状に成
形された状態で入荷され、精練,漂白等の各処理
工程に供給される。このような繊維材料の処理
は、従来は、竪型円筒状の内槽に繊維材料を充填
して竪型円筒状の処理槽内に装填することにより
行われている。すなわち、まず、角形の繊維材料
(第8図参照)を丸めるように折り畳んで塊状化
したのち、第9図に示すように、底面および側面
に流通孔が形成された円筒状の内槽1内に同心円
状に充填していく。3が丸められた繊維材料であ
る。上記充填作業は、通常、作業者の手作業によ
つて行われる。このようにして繊維材料3が充填
された内槽1を、第10図に示すような処理槽4
に装填し処理流体を矢印のように循環させること
により繊維材料の処理が行われる。5は処理流体
循環用のポンプであり、6は処理槽4の底部に付
設されたコイル式の熱交換器である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、円筒状内槽1を用いると、本来
角状に折り畳まれている繊維材料3を、上記のよ
うに丸めるように折り畳んで内槽1内に充填しな
ければならず、繊維材料3にしわが多数発生する
という欠点があつた。また、充填した繊維材料3
の塊同士の隙間における繊維密度が小さく抵抗が
少ないため、処理流体が、この隙間部を他の部分
よりも多く流れ、処理流体が充分繊維材料3内を
流れないこととなり、処理むらの原因となつてい
た。そこで、処理流体の流れを改良することで上
記処理むらを防止しようとする提案がいくつかな
されているが(例えば特公昭51−23631号公報)、
いずれも従来と同様の竪型円筒状の内槽1を用い
ているため、繊維材料3の形状と内槽1の不適合
に由来する繊維材料3のしわや処理むらが発生す
るという問題を残していた。
また、特公昭31−1937号公報には、糸,メリヤ
ス生地等の繊維類を 簡易に漂白する際に、角形の木箱の底にスノコを
張つた処理箱を用いることが開示されている。し
かし、上記処理箱は何ら特殊なものではなく、繊
維類を適当に詰めて下方から立ち上る蒸気によつ
て蒸熱処理するだけのものであるから、下方から
立ち上る蒸気が上記繊維類の内部を均一に通過し
にくく、処理むらが生じやすいという難点を有し
ている。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、繊維材料の充填時にしわや隙間が生じず、
均一な処理流体の流れによつてむらの生じない繊
維材料処理用内槽の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の繊維材
料処理用内槽は、循環処理流体によつて繊維材料
に対し精練,漂白,染色,水洗その他の処理を施
す際に用いられる処理用内槽であつて、循環処理
流体によつて繊維材料に対し精練,漂白,染色,
水洗その他の処理を施す際に用いられる処理用内
槽であつて、全体が角形で、内槽内部を並列的に
仕切る仕切り板を設け、上記仕切り板によつて区
分される複数の角形空間内に、角形に成形された
繊維材料の塊を、そのままの形状で個別に収納で
きるようにし、上記内槽底面部に流通孔を形成し
側面部を無孔として処理流体が垂直方向に貫流で
きるようにするとともに、上記内槽底面部を二重
底として偏流を防止するためのヘツダー部を設け
たという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この考案の内槽は、仕切り板によつ
て区分される複数の角形空間内に、角形に成形さ
れた繊維材料の塊を、そのままの形状で個別に収
納できるようになつているため、繊維材料を丸く
折り畳むことなくそのまま充填することができ、
処理時にもその状態が保たれて左右にずれたりす
ることがない。そして、塊状の繊維材料同士が無
理に押し込まれて互いに押し合つたりしないの
で、どの部分も均一な密度に保たれる。したがつ
て、処理を通じて繊維材料がしわになることがな
く、処理流体の通過も均一になる。また、内槽の
底面部にのみ流通孔が形成され処理流体が垂直方
向に貫流するようになつており、しかも底部に偏
流防止用のヘツダー部が設けられているため、処
理流体が繊維材料内を均一な層流状態で上下方向
に流れて処理流体の流れが偏ることがない。した
がつて、そのままの状態で収納された角形の繊維
材料を均一に処理することができ、処理品にしわ
や染めむらが生じることがない。これがこの考案
の大きな特長である。
つぎに、この考案の実施例にもとづいて詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の繊維材料処理用内槽の一実
施例を示す縦断面図であり、第2図はそのA−
A′断面図である。この内槽11は、全体が角形
状で、底面部は二重底になつていて、この部分が
ヘツダー部19になつている。そして、底面部の
二重底には流通孔20が開けられ、側面部は無孔
になつている。また、内槽11内には、仕切り板
31が所定間隔で設けられており、角形の繊維材
料3(第8図参照)をそのままの形状で並列的に
複数個(図では5個)、個別に仕切られた状状態
で収納できるようになつている。そして、側面部
の外側には水平方向に延びる突条21,21aが
設けられている。これらの突条21,21aは、
内槽11の搬送や処理槽内への装填、あるいは取
り出しを自動的に行う際、この部分を支受して作
業を行うためのものである。なお、22は補強用
のリブ板である。さらに、上記内槽11側面の上
部には、後述する内槽押さえ蓋との嵌合用段差部
11aが設けられている。
上記内槽11を用い、例えばつぎのようにして
繊維材料3の処理を行うことができる。すなわ
ち、まず第8図に示す角形状の繊維材料3を、さ
らに折り畳むことなくそのまま内槽11内に並列
的に充填していく。繊維材料3が充填された状態
を第1図に示す。この内槽11を、本考案者らが
別途開発した処理装置の処理槽内に装填する。こ
の状態を第3図に示す。なお、図では4個の内槽
11が2段積みで2列に並べられて装填された状
態を示している。図において、10は横型円筒状
の処理槽で、一端側に設けられた開閉蓋10a
と、内槽11を載置しうる内槽受け台12とを備
えている。また、上記処理槽10の天井部には、
2本の油圧シリンダ14が配設されており、その
ロツド14aが処理槽10内の内槽11に向かつ
て昇降するようになつている。上記ロツド14a
の先端には内槽11の段差部11aに嵌合しうる
内槽押さえ蓋15が取り付けられており、その下
面には、上記内槽11内の仕切り板31の上部と
嵌合する溝部(図示せず)が設けられていて、内
槽1と内槽押さえ蓋15の嵌合が充分に行われる
ようになつている。また、上記内槽押さえ蓋15
には流通孔15aが開けられている。一方、処理
槽10の底部側には、上記内槽11の底面流通孔
20に連通する第1の処理流体出入開口部16
と、内槽11側面と処理槽10内壁の間隙に連通
する第2の処理流体出入開口部17とが設けら
れ、配管を介して処理槽10外に設けられた熱交
換器18aおよび処理流体循環18に連通されて
いる。
上記処理槽10内での繊維材料3の処理は、例
えばつぎのようにして行われる。すなわち、まず
油圧シリンダ14を作動させてロツド14aを下
方に押し出して内槽押さえ蓋15を下降させ内槽
11の段差部11aに嵌合させて繊維材料3を押
圧し、その密度を均一化する。この状態を第4図
に示す。図は第3図のB−B′断面図であり、右
半分が内槽押さえ蓋15が下降する前の状態を示
しており、左半分が内槽押さえ蓋15が下降して
繊維材料3を押圧している状態を示している。こ
のように、内槽押さえ蓋15によつて繊維材料3
を押圧した状態で処理流体を矢印のように還流さ
せて繊維材料3の処理を行うことができる。
このようにして処理された繊維材料3は、上下
方向に貫流する処理流体によつて均一に処理され
ており、処理むらがない。また、処理時に、塊状
の繊維材料3が、内槽11内で角形を保つた状態
で上下左右方向からガイドされて処理されるた
め、処理流体の流れによつても崩形せずしわが生
じない。したがつて、従来から問題となつていた
処理むらや折れしわ等のない。極めて良質の処理
済み品を提供することができる。
なお、前記内槽11の大きさは、繊維材料3を
何個収納できるようにするかによつて適宜設定さ
れる。したがつて、一度に大量の繊維材料3の処
理を行う場合には、上記実施例に示すように、内
槽11自体を2段、あるいは3段と多段に積み上
げたり、あるいは2列以上並べた状態で処理する
ようにする。多段に積み重ねる場合、内槽11の
底部に上記実施例のようにヘツダー部19を設け
ておくことが、特に重要な意味をもつ。すなわ
ち、繊維材料3の高さが高くなればなる程処理流
体の流量に偏りが生じやすいが、上記ヘツダー部
19の存在により、上段の繊維材料3にも均等な
処理流体が流れるようになる。
このように、内槽11を多段に積み重ねる場合
には、第5図に示すように、上段の内槽11bと
下段の内槽11cの嵌合部が充分に密閉状態にな
るよう、上段の内槽11bの側面部にリブ30a
を設けそこにリツプ30を取り付けることが好ま
しい。このようにすると、矢印のように処理流体
が流れてもリツプ30の先端が下段の内槽11c
の密封用リブ30bを押圧して密閉状態を保持す
るため、上下内槽11b,11c間で処理流体が
洩れず、処理流体の均一な流れが保たれる。な
お、前記内槽押さえ蓋5にも、第6図に示すよう
に、上記リツプ30を取り付けると、内槽11と
内槽押さえ蓋15との嵌合部が密閉状態となり、
処理流体が洩れず、効果的である。
また、内槽11の底面部の流通孔20を第7図
に示すように、繊維材料3の塊の周縁部と当接す
る部分が無孔で、繊維材料3の塊の内側部と当接
する部分に流通孔20が形成されているような配
置にすることが好適である。すなわち、繊維材料
3の塊の周縁部において処理流体が多く流れる傾
向が見られるため、このようにすると、上下方向
への処理流体の流れがより均一になる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の繊維材料処理用内槽
仕切り板によつて区分される複数の角形空間内
に、角形に成形された繊維材料の塊を、そのまま
の形状で個別に収納できるようになつているた
め、繊維材料を丸く折り畳むことなくそのまま充
填することができ、処理時にもその状態が保たれ
て左右にずれたりすることがない。そして、塊状
の繊維材料同士が無理に押し込まれて互いに押し
合つたりしないので、どの部分も均一な密度に保
たれる。したがつて、処理を通じて繊維材料がし
わになることがなく、処理流体の通過も均一とな
る。また、内槽の底面部にのみ流通孔が形成され
処理流体が垂直方向に貫流するようになつてお
り、しかも底部に偏流防止用のヘツダー部が設け
られているため、処理流体が繊維材料内を均一な
層流状で上下方向に流れて処理流体の流れが偏る
ことがない。したがつて、そのままの状態で収納
された角形の繊維材料を効率よく均一に処理する
ことができ、処理品にしわや染めむらが生じるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図はそのA−A′断面図、第3図は上記実施
例の内槽が処理装置に装填された状態を示す縦断
面図、第4図はそのB−B′断面図、第5図はこ
の考案の他の実施例を示す部分的な縦断面図、第
6図はこの考案のさらに他の実施例を示す部分的
な縦断面図、第7図はこの考案の他の実施例を示
す縦断面図、第8図は繊維材料の入荷時の形態を
示す斜視図、第9図は従来の内槽への繊維材料の
充填方法を説明する説明図、第10図は従来の処
理装置を示す縦断面図である。 3……繊維材料、10……処理槽、10a……
開閉蓋、11……内槽、14……油圧シリンダ、
15……内槽押さえ蓋、16……第1の処理流体
出入開口部、17……第2の処理流体出入開口
部、19……ヘツダー部、20……流通孔、31
……仕切り板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 循環処理流体によつて繊維材料に対し精練、
    漂白、染色、水洗その他の処理を施す際に用い
    られる処理用内槽であつて、全体が角形で、内
    槽内部を並列的に仕切る仕切り板を設け、上記
    仕切り板によつて区分される複数の角形空間内
    に、角形に成形された繊維材料の塊を、そのま
    まの形状で個別に収納できるようにし、上記内
    槽底面部に流通孔を形成し側面部を無孔として
    処理流体が垂直方向に貫流できるようにすると
    ともに、上記内槽底面部を二重底として偏流を
    防止するためのヘツダー部を設けたことを特徴
    とする繊維材料処理用内槽。 (2) 内槽底面部のうち、繊維材料の塊の周縁部と
    当接する部分が無孔になつており、繊維材料の
    塊の内側部と当接する部分に流通孔が形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の繊
    維材料処理用内槽。 (3) 内槽上部に、内槽を2段以上積み重ねるため
    の段差部が設けられている実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載の繊維材料処理用
    内槽。
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JPH01125390U JPH01125390U (ja) 1989-08-25
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