JPH0248027Y2 - - Google Patents

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JPH0248027Y2
JPH0248027Y2 JP1986171699U JP17169986U JPH0248027Y2 JP H0248027 Y2 JPH0248027 Y2 JP H0248027Y2 JP 1986171699 U JP1986171699 U JP 1986171699U JP 17169986 U JP17169986 U JP 17169986U JP H0248027 Y2 JPH0248027 Y2 JP H0248027Y2
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ventilation duct
closed container
heating means
opening
microwave heating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、真空下で例えば粉体や粒体の表面に
液を噴霧し、施皮物または造粒物の成形に用いる
真空式粉粒体処理装置の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
真空式粉粒体処理装置は一般に、密閉容器に減
圧手段および噴霧手段を連繋し、密閉容器内に収
容した粉粒体を真空下で混合撹拌させながら液を
噴射し、施皮または造粒させた後、乾操処理を行
うものである。
その加熱手段として、例えば本件出顔人の提案
に係る熱媒循環方式がある。これは、密閉容器本
体と扉の壁体とを各々二重構造として、各壁体に
熱媒通路を形成し、本体と扉との螺着部に可撓管
を設けて両通路を連通させるとともに、両通路の
流入口・流出口間にポンプおよび加熱器を接続
し、上記熱媒通路に温水を循環させて、粉粒体を
加熱乾操させるものである(特開昭58−177167号
公報参照)。
また、他の加熱手段として、マイクロ波加熱方
式がある。これは、固定型の捏和機または造粒機
内に粉体を供給し、バインダーとして水を噴霧さ
せながら造粒させたものに、マイクロ波発振装置
および導波管からなるマイクロ波加熱機によりマ
イクロ波を照射させるもので、マイクロ波加熱機
としては通常のものがそのま用いられている。即
ち、ここでの捏和機または造粒機の容器は固定型
であるため、通常のマイクロ波加熱機の導波管を
そのまま接続したものである(特開昭59−26133
号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
粉粒体処理装置で用いる加熱手段のうち、上記
の熱媒循環方式で温水や蒸気等を循環させるもの
は、通常の粉体や粒体の加熱乾操では充分に伝熱
効率があり、有効なものである。
しかしこの熱媒循環方式は、粒径が大きい錠剤
状のものの場合に、密閉容器内面との接触面積が
少なくなるため、伝熱効率が低くなり大量生産に
は不向きである、という問題点がある。
他方、上記マイクロ波加熱手段は、粉体・粒体
はもとより粒径が大きい錠剤状のものにも、均一
加熱できる。したがつて、上記の捏和機や造粒機
の如く、容器自体が固定型のものでは、通常のマ
イクロ波加熱機の導波管をそのまま接続できるの
で、マイクロ波加熱手段はきわめて有効な手段で
ある。
しかしながら、上記マイクロ波加熱手段は、密
閉容器自体を回転させながら処理する粉粒体処理
装置に利用困難とされている。なぜなら、密閉容
器内にマイクロ波発振装置を設けるには、高電圧
(例えば15000V)の導入、発振器の冷却手段、発
振管表面に噴霧液や粉末等が付着して焼け焦げ、
それが下部の製品上に落下して付着する、等を難
しい問題があるからである。
そこで、容器外にマイクロ波発振装置を設けると
が考えられるが、それには、密閉容器内へマイク
ロ波を導びく導波管(口径109.2mm×54.6mm)を
設けることが必要となる。しかし、小型の粉粒体
処理装置では、軸受部との関係から通気ダクトと
は別に導波管を設けることは無理であるし、真空
を確保するためシール材や、回転管継手が問題と
なる。
そのため、外部から密閉容器内へ連通した通気
ダクトを導波管として利用することに、いわゆる
当業者なら一度は思い到る。しかし従来の技術常
識では、導波管の内面は研磨された鏡面に近いも
のが必要とされていた。
ところが通気ダクト内面には、フイルターを通
過しても微粉末の一部が付着して現状にある。こ
れを解決するには、高密度のフイルターを用いれ
ばよいが、一定面積でメツシユが小さくなると圧
損が大きくなるので、乾操のためには制限があ
る。
それゆえ、通気ダクトの導波管への利用は、技
術的に無理であるとされ、両者を兼用したこの種
の装置は現に存在しなかつた。
本考案は、上記従来の粉粒体処理装置がもつ問
題点を解決しようとするものである。即ちその目
的は、密閉容器内の真空を確保するため充分に通
気を行いながら、通気ダクト内面にできるだけ微
粉末が付着せぬようにし、かつ密閉容器内にマイ
クロ波を効率的に照射できるようにすることによ
り、小型で密閉容器自体が回転しながな処理する
粉粒体処理装置にも、効率の良いマイクロ波加熱
手段を用いられるようにすることである。
考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案に係る真空式粉粒体処理装置は、 密閉容器2と減圧手段3と噴霧手段5とマイク
ロ波加熱手段4とを有し、 密閉容器2は、後壁から突設した軸受筒24
を、機台1に回転自由に軸承するとともに、回転
駆動装置25に連繋し、 減圧手段3は、前記軸受筒24内に通気ダクト
31を通挿して、該通気ダクト31の一端を密閉
容器2内で開口し、他端を外部の排気ポンプ37
に接続し、 噴霧手段5は、密閉容器2内に噴霧ノズル52
を設け、 マイクロ波加熱手段4は、前記通気ダクト31
を導波管として兼用し、マイクロ波発振器42
を、通気ダクト31後端に隔壁板41を介して設
けるとともに、 密閉容器2内の通気ダクト31前端部に、下方
に向け開口部32を設けて、それ以外の部分を覆
う少なくとも両側面を、パンチングプレート33
で構成し、 かつ上記開口部32およびパンチングプレート
33の外周部を、フイルター用の濾布34で囲繞
してなるものである。
〔作用〕
本考案に係る真空式粉粒体処理装置の作動状態
は、以下の如くである。
(i) 密閉容器2内に原料としての粉粒体を入れて
密閉し、減圧手段3を作動させて密閉容器2内
を減圧した後、回転駆動装置25を作動させ、
かつマイクロ波加熱手段4および噴霧手段5を
作動させる。
これで、密閉容器2内の下部にある粉粒体
は、噴霧手段5により液が吹きかけられるとと
もに、密閉容器2の回転に伴つて撹拌されて、
造粒または施皮がなされ、かつ減圧手段3よる
減圧下でマイクロ波加熱手段4による加熱によ
り、乾操が行われる。
(ii) 上記場合に、本考案の真空式粉粒体処理装置
の加熱手段として、通気ダクト31を導波管と
して兼用し、マイクロ波加熱手段4を用いてい
る。
そのため、密閉容器2自体が回転する小型の
粉粒体処理装置でありながら、加熱手段として
マイクロ波加熱手段4を用い、粉体や粒体はも
とより錠剤状の如く粒径の大きなものも、熱効
率よく加熱乾燥させられる。
(iii) また、密閉容器2内の通気ダクト31前端部
に、下方に向け開口部32を設け、それ以外の
部分を覆う少なくとも両側をパンチングプレー
ト33で構成してある。
そのため、通気ダクト31を導波管として密
閉容器2内に導かれたマイクロ波は、パンチン
グプレート33で反射され、下方に向かつて開
口された開口部32から照射される。粉粒体は
密閉容器2内の下部にて回転・撹拌されている
ので、マイクロ波は不必要な個所に照射される
ことなく、粉粒体に効率良く照射される。
(iv) さらに、フイルター用の濾布34は、単に上
記開口部32だけでなく、それ以外のパンチン
グプレート33の外周部をも囲繞している。
そのため、マイクロ波は上記の如く開口部3
2からのみ照射されるが、減圧のための吸気
は、開口部32に限らずそれ以外の部分のパン
チングプレート33の多数の各孔からも行われ
る。それゆえ、フイルター用の濾布34の有効
面積が大幅に拡張されており、小さなメツシユ
のフイルター用の濾布34を用いられる。した
がつて、無理のない力で排気が行われるので、
フイルター用の濾布34を通過していく微粉末
が非常に少なくなり、通気ダクト31が導波管
として兼用されている。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る真空式粉粒体処理装置の
実施例であり、密閉容器2は、前面にハツチ型の
開閉扉22をもつ原料投入口21と、周面の一部
に開閉可能な取出口23とを設けた横向きの短円
筒状である。
該密閉容器2の後面の中央部には、前端が容器
2内に連通した軸受筒24を突設し、かつ該軸受
筒24を機台1の軸受部11に回転自由に軸承さ
せてある。
上記軸受筒24の内側には、前部を該軸受筒2
4にシール材を介して支持させ、後部を機台1に
固定させた固定筒12が設けられ、該固定筒12
を貫通するように減圧手段3の一部をなす通気ダ
クト31が設けられ、固定筒12と通気ダクト3
1との間にシール材を施してある。
該通気ダクト31は、前端を密閉容器2内のほ
ぼ中央部に突出させ、後部は分岐させてパンチン
グプレート38をもつ排気口35を形成し、そこ
から排気管36を介して排気ポンプ37に接続さ
せ、減圧手段3を構成してある。
また該通気ダクト31は、マイクロ波加熱手段
4としてのマイクロ波導波管を兼用しており、該
通気ダクト31後端に隔壁板としてガラス板4
1、またはテフロン板を介してマイクロ波発振器
42を設けるとともに、密閉容器2内の該通気ダ
クト31前端部に、下方に向け開口部32を設け
て、それ以外の部分を覆う前面・上面・両側面を
パンチングプレート33で構成してある。
そして、上記通気ダクト31前端部の開口部3
2およびパンチングプレート33の外周部を、フ
イルター用の濾布34で囲繞してある。
噴霧手段5は、上記固定筒12を貫通する如く
流通管51を設け、その先端部を密閉容器2内に
導入して、口径可変なノズル52を取付け、後端
部をポンプ53を介して液槽54に接続してあ
る。
図において、6は密閉容器内の温度センサ−を
示す。
考案の効果 以上で明らかな如く、本考案に係る真空式粉粒
体処理装置は、密閉容器内の真空を確保するため
充分に排気を行いながら、通気ダクト内面に殆ど
微粉末が付着せず、かつ密閉容器内にマイクロ波
を効率的に照射できる。その結果、小型で密閉容
器自体が回転する粉粒体処理装置であるにもかか
わらず、マイクロ波加熱手段を効率良く用いるこ
とができ、錠剤状の粒径が大きいものも大量処理
することができる。
即ち、従来の粉粒体処理装置で、加熱手段とし
て熱媒循環方式で温水や蒸気等を循環させるもの
は、粒径が大きく錠剤状のものの場合に、密閉容
器内面との接触面積が少なく、伝熱効率が低く大
量生産には不向きであつた。またマイクロ波加熱
手段は、処理容器自体が固定型なら、通常のマイ
クロ波加熱機の導波管をそのまま接続でき、マイ
クロ波加熱手段はきわめて有効な手段であつた。
しかし密閉容器自体を回転させながら処理する
小型の粉粒体処理装置では、密閉容器内・外を問
わずマイクロ波発振装置を設けるには、技術的に
多くの困難な問題があるため、マイクロ波加熱手
段を用いたものは存在しなかつた。
これに対して、本考案の真空式粉粒体処理装置
では、上記の如く密閉容器内の通気ダクト前端部
に、下方に向け開口部を設けて、それ以外の部分
を覆う少なくとも両側面をパンチングプレートで
構成し、かつ上記開口部およびパンチングプレー
トの部分を、フイルター用の濾布で囲繞する構成
としてある。
これにより、マイクロ波は、パンチングプレー
トで反射され、開口部から下方へのみ照射される
が、粉粒体は容器内の下部で回転・撹拌されてい
るので、マイクロ波は必要な個所にだけ効率良く
照射できる。
しかも、フイルター用の濾布の有効面積が、開
口部だけでなく大幅に拡張されているので、メツ
シユの小さいフイルター用濾布を用いることがで
きる。そのため、フイルター用濾布を通過する微
粉末は減少でき、通気ダクト内をきれいに保てる
ので、これを導波管として兼用できる。
したがつて、小型で密閉容器自体が回転する粉
粒体処理装置であるにもかかわらず、マイクロ波
加熱手段を効率良く用いることができ、錠剤状の
粒径が大きいものも大量処理することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る真空式粉粒耐処理装置の一実
施例を示すもので、第1図はその縦断正面図、第
2図は通気ダクトの開口部近傍の拡大縦断正面
図、第3図はマイクロ波発振器近傍の拡大縦断正
面図、第4図は通気ダクトの開口部近傍の一部切
欠き斜視図である。 図面符号、1……機台、11……軸受部、2…
…密閉容器、24……軸受筒、25……回転駆動
装置、3……減圧手段、31……通気ダクト、3
2……開口部、33……パンチングプレート、3
4……濾布、4……マイクロ波加熱手段、41…
…隔壁板、42……マイクロ波発振器、5……噴
霧手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 密閉容器2と減圧手段3と噴霧手段5とマイク
    ロ波加熱手段4とを有し、 密閉容器2は、後壁から突設した軸受筒24
    を、機台1に回転自由に軸承するとともに、回転
    駆動装置25に連繋し、 減圧手段3は、前記軸受筒24内に通気ダクト
    31を通挿して、該通気ダクト31の一端を密閉
    容器2内で開口し、他端を外部の排気ポンプ37
    に接続し、 噴霧手段5は、密閉容器2内に噴霧ノズル52
    を設け、 マイクロ波加熱手段4は、前記通気ダクト31
    を導波管として兼用し、マイクロ波発振器42
    を、通気ダクト31後端に隔壁板41を介して設
    けるとともに、 密閉容器2内の通気ダクト31前端部に、下方
    に向け開口部32を設けて、それ以外の部分を覆
    う少なくとも両側面を、パンチングプレート33
    で構成し、 かつ上記開口部32およびパンチングプレート
    33の外周部を、フイルター用の濾布34で囲繞
    してなる、真空式粉粒体処理装置。
JP1986171699U 1986-11-07 1986-11-07 Expired JPH0248027Y2 (ja)

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JP1986171699U JPH0248027Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JPS6377632U JPS6377632U (ja) 1988-05-23
JPH0248027Y2 true JPH0248027Y2 (ja) 1990-12-17

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177167A (ja) * 1982-04-09 1983-10-17 Shinjiro Tsuji 主として粉体の施皮装置
JPS5926133A (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 Kobe Steel Ltd 粉体の造粒乾燥装置
JPS6168133A (ja) * 1984-09-08 1986-04-08 Shinjiro Tsuji 造粒方法

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JPS6377632U (ja) 1988-05-23

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