JPH02501982A - 医薬製剤の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物 - Google Patents

医薬製剤の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 医薬製剤の経皮的投与のためのポリ マー性拡散マトリックスの組成物 発明の分野 本発明は、活性成分の制御可能な供給によるポリマー性医薬形、より詳しくは医 薬製剤の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物に関する。
従来の技術 予定されたスケジュールに従って患者に非損傷性皮膚を通して直接、医薬物質の 連続した供給のために新しい種類の医薬形を示す経皮的治療システムが現在広く 開発されており、そしてそれらは現在、市場で入手できるようになった。
経皮的治療システムの開発に従事される研究者の努力が、そのようなシステム中 への広範囲の種類の薬剤の導入のための発見に集中され、従って医薬化合物の高 速度の開放を示すポリマー性拡散マトリックスを付与することが必要である。
異なった極性を有する媒体の接触面でヒト成体の皮膚を通してインビトロで発明 者により行なわれるヒドララジンの経皮的透過の運動学の研究は、ポリマー性マ トリックスを刺激する媒体からの医薬物質の経皮的開放速度が、マトリックスと ヒト血漿を刺激する受容溶液との間での医薬物質の分布率により、及びマトリッ クスにおける医薬物質の溶解性のレベルによりtl!節されることを示した。多 くの医薬に関しては、マトリックス中の活性成分の溶解性はひじょうに重要なも のである:マトリックスにおける医薬物質の高い溶解性により、−a的にフィフ クの法則及び理論的な提案と十分に一致して存在する、医薬物質の経皮的開放速 度を高めることが可能である。ひじょうに多くの医薬は、親油性媒体よりも親水 性媒体において高い溶解性を有するイオノゲン性有機物質である事実により、親 水性ポリマーに基づくポリマー性拡散マトリックスは疎水性ポリマーに基づくマ トリックスよりもより一層多様性である。事実、親水性ポリマーマトリックスは 、イオノゲン性、親水性且つ親油性性質の医薬製剤の高速度の経皮的供給を得る ことを可能にし、ところが疎水性ポリマー、たとえばポリイソブチレンゴムに基 づくマトリックスは一般的に、5〜10g/ai・時を越える高速度の医薬の経 皮的供給を可能にしない。
疎水性マトリックスの速度を越える速度で広範囲の種類の医薬の経皮的投与のた めに適切な万能な親水性ポリマー拡散マトリックスは当業界において知られてお り、ここで前記マトリックスは、100.000〜150.000の分子量を有 するポリビニルアルコール2〜15質量%、グリセロール2〜60’11%、水 和基を有する水溶性ポリマー、たとえば20.000〜60.000の分子量を 有するポリビニルピロリドン2〜10質量%、活性医薬成分及び水(36〜72 質量%)を含む(up、 A、 4466953) 。
このマトリックス組成物は次の欠点を有するニー医薬物質の不十分な開放速度; 一時間の平方根に比例してマトリックスからの医薬物質の遅められた開放速度( これはT、Higuchiにより提案された式により説明されるが、ところが時 間に無関係な速度で医薬物質を開放することがより好ましい); 一時間の平方根に基づく医薬物質の開放速度の依存性(特効性)及び高濃度の医 薬のマトリックス組成物への導入の不可能性の結果であるマトリックス効果の不 十分な持続期間(約1日); −マトリックス組成物に導入される医薬化合物のたった10%が患者に供給され るので、医薬物質の低利用率ニーマトリックスにおける付着性質の欠乏(従って 皮膚との拡散マトリックスの接触の部分は一定でなく、そして患者の血液中に医 薬物質濃度の高い変動が生じる)。さらに、皮膚へのマトリックスの固定化は、 特別な手段、包帯、輪帯及び同様のものを必要とする。
発明の開示 本発明は、特定の割合で取られるポリマーの選択によって、種々の医薬物質の生 物への高く且つ一定の開放速度、効果の長い持続期間でのそれらの利用の高い効 力を確保し、そして皮膚への高められた付着性を有するような、医薬物質の経皮 的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物の調製に向けられる。
この目的は、結合剤(ポリビニルピロリドン)、可塑剤及び医薬製剤を含んで成 る、医薬物質の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物により 達成され、ここで本発明によれば、結合剤としてsoo、 ooo〜1,500 .000の分子量を有するポリビニルピロリドン、可塑剤として300〜600 0分子量を有するポリエチレングリコールが使用され、この際、上記成分の割合 は次の通りである(質量部):ポリビニルピロリドン 100 ポリエチレングリコール 33〜100医薬製剤 0.6〜66゜ 本発明の組成物のおかげで、時間に無関係に十分に早く且つ一定の速度で医薬製 剤の経皮的投与を可能にする付着性マトリックスを供給することが可能になって 来た。
本発明の実施における医薬製剤の利用率は、既知のマトリックス(us、 A、  4466953)と比べて8倍高められる0本発明のマトリックスの作用の持 続期間は、既知のマトリックス(us、 A、 4466953)の持続期間よ りも7倍長い。
本発明の組成物のマトリックスからプロプラノロールの投与の後、その透過の速 度(死体の皮膚を通して)は、47R/d・時であるが、ところがニトログリセ ロールは39n/dl・時の速度で通過する(また死体の皮膚を通して)。
強い発汗の条件下でその達成されたマトリックスの特性を保持し、そしてマトリ ックスからの医薬製剤の開放速度をさらに高めるためには、本発明によれば、本 発明の組成物はさらに、セルロースに基づいて親水性の不溶性繊維充填物を5〜 200質量部で含むことが所望される0本発明によれば、本発明の組成物はさら に、皮膚を通しての医薬物質の透過のプロモーターを、1〜10質量部で含むこ ともまた所望される。
本発明によれば、前記組成物はさらに、医薬物質のための溶媒を、5〜15質量 %で含むことが所望される。
本発明の追加の目的及び利点は、医薬製剤の経皮的投与のためのポリマー性拡散 マトリックスの組成物の次の詳細な説明から及びその特定の態様を例示する例か ら一層十分に明らかになるであろう。
本発明を実施するための最良の態様 本発明の医薬製剤の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物は 、次の成分を含む(質量部):500、000〜1,500,000の分子量を 有するポリビニルピロリドン 100 300〜6000分子量を有する ポリエチレングリコール 33〜100医薬製剤 0.6〜66 及び必要な場合、親水性不溶性繊維性のセルロース基材の充填剤 5〜200  。
本発明の結合剤として使用される分子! 500.000〜1,500,000 のポリビニルピロリドンは、味のないハイドロスコープ性の黄色の粉末であり、 水、アルコール、芳香族炭化水素、クロロホルムに可溶性であり、エーテル及び 脂肪族炭化水素に不溶性である。
本発明のマトリックス組成物における、soo、ooo以下の分子量のポリビニ ルピロリドンの使用は、医薬製剤の必要とされる開放速度を確保できず、そして 必要な機械的性質及び付着性を有するマトリックスを得ることを可能にすること ができず、ところが1,500.000以上の分子量を存するポリビニルピロリ ドンの使用は、不十分な弾性を有するマトリックスの形成をもたらす。
可塑剤及び付着調整剤として、わずかな特徴的な香りを有する無色の粘性液体で ある、300〜600の分子量を有するポリエチレングリコールを使用する。そ れはアルコール、水、多くの有機溶媒に可溶性である。
600以上の分子量を有するポリエチレングリコールの使用は、マトリックスの 弾性及び付着性を低める。300以下の分子量を有するポリエチレングリコール の使用は、必要な機械的強さのマトリックスの製造を不可能にする。
皮膚を通しての医薬製剤の高い一定した開放速度は、マトリックス組成物中に前 記ポリビニルピロリドン及び前記ポリエチレングリコールの上記特定の量での組 合せにより確保され、ここでその量は、ポリエチレングリコール:ポリビニルピ ロリドンの圧力<171〜3である。
ポリビニルピロリドンの低められた含有率に対するマトリックス組成物中のポリ エチレングリコール:ボリビニルピロリ、トンの比を変えることにより、液体マ トリックスの形成がもたらされ、そしてより高いポリビニルピロリドンの含有率 (本発明に従って特定された含有率以上)は、医薬製剤の低められた開放速度、 マトリックスの弱められた付着特性及びその機械的特性の劣化を引き起こす。
本発明のおかげで、医薬物質として、種々の化学構造の化合物、すなわち脂肪族 シリーズ(たとえばニトログリセロール)、芳香族シリーズ(アナプリリン)、 脂環式シリーズ(たとえばイソソルビドジニトレート)、複素環式シリーズにテ ジピン)の使用を可能にする。
マトリックス組成物中の医薬物質の量は、拡散媒体中でのその溶解性により及び マトリックスの必要とされる作用寿命により決定される。
本発明の1つの態様によれば、マトリックスの長期(1日にわたる)の使用での 激しい発汗の条件下では、マトリックス組成物中に充填剤を導入することが好ま しい。
本発明の態様によれば、医薬物質の経皮的開放速度は、セルロース基材の親水性 の不溶性繊維充填剤のマトリックス中への導入により早められ;その導入はまた 、激しい発汗及び患者の身体上での長期の使用の条件下でマトリックス中の利用 特性及びそれらの安定性の実質的な改良を可能にする。医薬製剤の経皮的より早 い開放速度は、患者の血液中における医薬物質の必要な濃度レベルを確保するた めに必要なマトリックス領域の減少を可能にし、又は従来技術に比べて、同じマ トリックス領域での医薬製剤のより高い濃度を血漿中に生せしめることを可能に する。結果として、本発明の充填剤と共にマトリックスの使用は、血漿中におけ る医薬物質の濃度の治療レベルが既知のマトリックスの使用を通して達成され得 ないレベルの達成を可能にする。
セルロース基材の親水性不溶性繊維充填剤及びその誘導体として、繊紙及び不織 紙並びに線材料、たとえばフィルター紙、吸収紙、特別な紙、ステーブルウェブ が使用される。充填剤の特徴は下記の第1表に示される。
綿織物 340 13.0 33.35 2.57綿織物 220 9.25  21.55 2.33綿織物 220 6.25 43.6 ’ 6.98綿織 物 250 16.8 36.6 2.18綿織物 290 14.65 28 .9 1.97紙 100 3.4 5.4 1.59紙 290 3.3 2 0 6.06 フイルタ一紙 300 9.8 11 1.12最良の性質は、単位質量当たり 最大の水吸収割合を有する織物フィルターが有する。
本発明の組成物は、皮膚を通しての医薬製剤の透過の促進剤、たとえば1−ドデ シル−(アザシクロへブタン−2−オン)N、N−ジメチル−m−)ルアミド、 ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンを導入することができる。これら の成分は、1〜10質量部の範囲で本発明の組成物中に存在する。
マトリックスの拡散媒体中における医薬製剤の溶解性を改良するためには、Tw eens、 Tritonsのような物質をマトリックス組成物中に導入するこ とが可能である0本発明の組成物中におけるこれらの物質の含有量は、通常、5 〜15質量部の範囲の量である0本発明の組成物から、医薬製剤の経皮的投与の ためのポリマー性拡散マトリックスが、支持体上へのこの組成物の適用により得 られる。支持体として、一般的に、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリ エチレン、ポリビニルクロリドから製造されたフィルムが使用される。マトリッ クスの反対側上に金属性アルミニウムの層により被覆されたポリエチレンテレフ タレートを使用することが好ましい。
本発明の組成物の層の適用は通常、溶液からの流し造成形方法によりもたらされ る。この溶液のための溶媒として、エタノ、水又は両者の混合液が使用される。
504〜1mmの厚さのこの組成物の乾燥層がマトリックスである。マトリック スは、皮膚への高い付着性を特徴とする軟質の透明なポリマーフィルム及び支持 体として使用されるポリマー材料を含んで成る。このようにして得られたマトリ ックスの付着性は51〜b のマトリックスの確かな固定のために及びマトリックスの固定のために追加の手 段を用いないで一定レベルで医薬製剤の開放速度を維持するために十分である。
保存の間、損傷及び汚染からその得られたマトリックスの付着層を保護するため に、その表面は、付着防止性保護材料、たとえば皮膚へのマトリックスの適用の 前、直接的に剥離される付着防止性シリコーン性紙により被覆される。
本発明の組成物から製造されるマトリックスは、82%はどの高い医薬製剤の利 用率を確保する(マトリックスから生物体に開放された医薬製剤の量)、生物体 への医薬製剤の供給は、一定の時間に無関係な速度でもたらされる。従って、本 発明のポリマー性拡散マトリックスからのプロプラノロールの経皮的開放速度は 、47ag/all・時に等しい(フィルター含有マトリックスの場合、55g /cd・時である)。
本発明の組成物のポリマー性拡散マトリックスからのニトログリセロールの経皮 的開放速度は、39 n / cd・時に等しい。
本発明の組成物のポリマーマトリックスの作用の持続期間は7日間である0本発 明のポリマー性拡散マトリックスの組成物は、液体クロマトグラフィーの方法に より調整され得る。
本発明の組成物から調製されたマトリックスの薬理学的性質が、インビトロ及び インビボで試験された。
マトリックスのインビボ試験は、非特異的なホワイトラット、ウサギ及びブタに 対して行なわれた。
soo、ooo〜1.500.000の分子量を有するポリビニルピロリドン1 00g、400の分子量を有するポリエチレングリコール5C5g、ヒドララジ ン12gを含んで成る組成物に基づいて製造されたマトリックスを試験する場合 、マトリックスが、非特定なラットの背での皮膚の切断面上に3.14cmdの 面積で固定される。対照グループの動物を、0.5■/kgの用量でアブレシン により注射した0両グループのラットを、ゲージセンサーにより尾の動脈におけ る収縮期の動脈圧について試験した。
注射はその収縮期の動脈圧を15分間、25〜30%低下せしめ、60分以内で 、その圧力はその初期レベルに実質的に戻った。
ヒドララジンを含むマトリックスの通用後、初めの1時間の間、その収縮期の動 脈圧は10〜20%低められ、その最大効果は2〜4時間以内で達成され(24 %)、初期レベルの圧力は5日目で戻る(第2表)。
血液中のヒドララジンの測定のために、ブタに対して実験を行なった。実験室で のブタの身体の腹部の皮膚を、水により湿潤された綿タンポンによりこすり、そ して次に拡散マドされたマトリックスはすぐに皮膚に付着したが、ところが既知 の組成物から製造されたマトリックス(us、 A、 4466953)は、包 帯によりその動物の皮膚に固定されたことが見出された。動物血液中のヒドララ ジンの含有量を、ガスクロマトグラフィーによる分析により測定した。既知組成 物から製造されるマトリックス(us、 A、 4466953)が23kgの ブタ上に固定され;そのマトリックスの面積は50cil (2,2cifi/ kg)であった0本発明の組成物から製造されたマトリックスが34kgのブタ 上に固定され;そのマトリックスの面積は77ci1!(2,2cill/)C g)であった。その試験の結果は下の第3表に示される。既知の組成物から製造 された拡散マトリックス(us、 A、 4466953)による実験の間、動 物の血液中のヒドララジンの含有量は実質的に変化することが注目されるべきで ある。なぜならば、このマトリックスの良好でない付着性質により、皮膚とのそ の接触面積が、動物の動きの結果として時間と共に変化するからである。
下記第3表に示されるデータから、皮膚上へのマトリックスの適用後、初めの1 時間、血液中のヒドララジンの含有量は上昇しくショック量)、その後それは低 下し、そして定常レベルに達し、続く数日間、一定に維持される。
4 110 Bo 80 動物の 収縮期の動脈圧の測定の間隔、分番号 180 240 300 36 0 720 1.440思−」L−表 拡散マトリックスからのその経皮的供給でのブタの血液中のヒドラジンの含有率 500、000〜1,500,000の分子量を有するポリビニルピロリドン1 00 g、400の分子量を有するポリエチレングリコール52.2 g及びプ ロプラノロール27.2gを含む組成物から製造されたマトリックスを、6匹の ウサギに対して実験的に研究した(下記第4表)。
1日間−ウサギの血漿中のプロプラノロールの濃度は連続して上昇し、そして皮 膚へのマトリックスの通用以来6日間一定に保たれた。類似するデータがラット 及びネコに対する実験で得られた。プロプラノロールを含むマトリックスの薬物 動力学の実験的研究から得られたデータは、プロプラノロールの経皮的投与後、 血液中におけるその一定濃度が、皮膚を通してプロプラノロールの開放の開始の 瞬間以来24時間までに達することができることを示す理論的計算と十分に一致 する。プロプラノロールを含む経皮マトリックスの薬物動力学を、同じ3種類の 動物に対して研究した。拡散性マトリックスからのその経皮的開放に基づいて、 プロプラノロールは、心拍速度の明らかに著しい低下及び動脈圧の低下を引き起 こす。プロプラノロールを含む特定のβ−アドレノブロッキング拡散マトリック スは、既知方法によりβ−アドレナリン作動性ネオマピネフリンを用いて実験的 に証明された。拡散マトリックスから開放されるプロプラノロールのβ−アドレ ノブロッキング効果は、皮膚へのマトリックスの適用後、1.5〜2時間以内で すでに示され、そして4〜6時間までにその最大に達し、そして6日間続いた。
プロプラノロールを含む拡散マトリックスの予防的な抗不整脈効果を、アコニチ ン不整脈のモデルを用いて白色の通常の族ラットに対して実験的に正当化した。
対照において、25g/kgの投与量でのアコニチンの経口投与が、100%の 動物で、51+3.8分間存続した心室頻拍性不整脈の進展を182±2.8秒 以内にもたらした。試験動物の死の症例が存在した。
拡散マトリックスからのプロプラノロールの経皮的開放に基づくそのプロプラノ ロールの効果に関しては、適用後1日で、その潜伏期が確かに延長され、ところ が不整脈の持続期間は減じられた。さらに、アコニチンの不整脈効果は、一部の 動物においてのみ示され、そしてそれらの死の症例は存在しなかった。アコニチ ン中毒により誘発される不整脈の場合における、プロプラノロールを含む拡散マ トリックスの抗不整脈保護効果は、皮膚上へのマトリックスの通用後6日間、明 らかに著しかった。
本発明の組成物から製造された拡散マトリックスのインビトロ試験を行なった。
プロプラノロール26.7g、400の分子量を有するポリエチレングリコール 40g、ポリビニルピロリドン100 gから製造された半径ICの丸型の拡散 マトリックス(3,14cdの面積)の付着層上に、ヒト死体の皮膚の表皮サン プル(拡散マトリックスに面する上皮の外面と共に)を固定する。皮膚上皮と共 に拡散マトリックスのラミネートを、磁気撹拌器により撹拌されたリンガ−溶液 中に含浸する。予定された時間で、サンプルをその溶液から取り出し、そしてそ れらの中のプロプラノロールの含有量を、あらかじめプロットされた検量線を用 いて分光蛍光度計により測定する。マトリックスの試験の結果は、下記の第4表 に示される。
本発明の組成物から製造されたマトリックスは、皮膚を通しての医薬製剤の注目 に値する早い開放速度を確保する。それはまた、ゼロオーダーの動力学(すなわ ち一定速度で)でのプロプラノロールの開放性を確保する。本発明の組成物に基 づいて製造されたマトリックスからのプロプラノロールの早い開放速度は、その 使用をより便利にする固定されたマトリックスの面積の減少を可能にする0本発 明の組成物から製造されたマトリックスによる医薬製剤の一定の開放特性は、長 期間(7日間まで)、その使用の可能性を確保し、これは結果的に、マトリック ス中に導入されている医薬製剤の利用率を高める。
本発明のポリマー性拡散マトリックスの組成物は、クロマトグラフィーにより調 節され得る。
1−表 拡散マトリックスからのプロプラノロールの開放性の動力学の研究 2、庁、d・ −26211292464033,54612244872 1、2953223454286711,1632,1233,0832、38 54464140414040本発明をより理解するために、いくつかの特定の 例を、例示的に下記に示す。
例1 ヒドララジン0.6gを、3000分子量を有するポリエチレングリコール33 .0 gを含むエタノール330威中に溶解し、次に500.000の分子量を 有する乾燥ポリビニルピロリドン100gを添加する。その混合物を、400ポ アズの粘度を有する溶液を得るために前記ポリマーを完全に溶解するまで、撹拌 する。
その溶液を脱泡し、そしてポリエチレンテレフタレート金属被覆支持体上にキャ ストする。そのシステムを50°Cで4時間乾燥せしめ、その後、その得られた マトリックスの表面を不粘着性保護用紙により積層する。
このようにして製造されたマトリックスは、22g/dの速度でヒドララジンの 経皮的開放性を確保する。その効果の持続期間は3日である。医薬製剤の利用度 は82%である。皮膚への付着性は75n/mに等しい。
例2 プロプラノロール66 g 、400の分子量を有するポリエチレングリコール 100g及び1,000,000の分子量を有するポリビニルピロリドン100 gの溶液を、エタノール80〇−中で調製する。マトリックスを、前記例1に記 載される方法に類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、70 n  / ciff・時の速度でヒドララジンの経皮的供給を確保する。その効果の持 続期間は4日である。医薬製剤の利用度は80%である。皮膚への付着性は82 n/mである。
例3 ヒドララジン25g、600の分子量を有するポリエチレングリコール33.3 g及び1,500.000の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶 液を、エタノール400d中で調製する。
マトリックスを、前記例1に記載される方法に類似する方法で得る。その得られ たマトリックスは、70%g/all・時の速度でヒドララジンの経皮的供給を 確保する。その効果の持続期間は4日である。医薬製剤の利用度は80%である 。皮膚への付着性は78g/cmである。
ミニブタに対する実験においては、皮膚へのその固定の後1時間で、50x/I !iの血液中のヒドララジンの濃度(ショック用it)が得られ、2時間までに 血液中のヒドララジンの濃度は20n/−に低められ、そして4日間一定して存 続する。
例4 プロプラノロール27.2 g 、400の分子量を有するポリエチレングリコ ール55.2g及び1,500.000の分子量を有するポリビニルピロリドン 100gの溶液を、エタノール800i中で調製する。マトリックスを、前記例 1に記載される方法に類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、47  g / d・時の速度でプロプラノロールの経皮的供給を確保する。その効果 の持続期間は6日である。医薬製剤の利用度は80%である。皮膚への付着性は 76n/mである。
例5 400の分子量を有するポリエチレングリコール50g及び500、000の分 子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶液を、エタノール中、ニトログ リセロールの4%溶液400−中に溶解する。マトリックスを、前記例1に記載 される方法に類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、39g/C1 11・時の速度でニトログリセロールの経皮的供給を確保する。その効果の持続 期間は4日である。医薬製剤の利用度は79%である。皮膚への付着性は73n /mである。
ウサギに対する実験においては、そのマトリックスは、2.5ng/dの平均レ ベルに基づいて4日間、血液中にニトログリセロールの安定した濃度の維持を確 保する。
例6 イソソルビドジニトレート17g、400の分子量を有するポリエチレングリコ ール50g及び1,500,000の分子量を有するポリビニルピロリドン10 0gの溶液を、エタノール350IR1中で調製する。マトリックスを、前記例 1に記載される方法にi(Uする方法で得る。その得られたマトリックスは、3 5ug/d・時の速度でイソソルビドジニトレートの経皮的供給を確保する。そ の効果の持続期間は5日である。医薬製剤の利用度は75%である。皮膚への付 着性は70g/cmである。 ゛二のようにして製造されたマトリックスは、平 均27.5ng/−の一定レベルで45日間、ウサギ血漿中にイソソルビドジニ トレートの濃度の維持を確保する。
例7 プロプラノロール26.7g、400の分子量を有するポリエチレングリコール 40g及び1,000,000の分子量を有するポリビニルピロリドン100g の溶液を、エタノール500Jd中で調製する。マトリックスを、前記例1に記 載される方法に類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、25g/d ・時の速度でプロプラノロールの経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は 5日である。医薬製剤の利用度は62%である。
皮膚への付着性は47n/mである。
例8 プロプラノロール25g、1−ドデシル−(アザシクロへブタノン−2)3.6 g、600の分子量を有するポリエチレングリコール50g及び1,500.0 00の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶液を、エタノール40 (ld中で調製する。
マトリックスを、前記例1に記載される方法に類似する方法で得る。その得られ たマトリックスは、51 tar / all・時の速度でプロプラノロールの 経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は3日である。医薬製剤の利用度は 72%である。皮膚への付着性は76n/mである。
例9 イソソルビドジニトレート11.7g、 N 、 N−ジメチル−m−トルアミ ド5g、400の分子量を有するポリエチレングリコール50g及び1,200 .000の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの?8液を、エタノー ル4507d中で調製する。マトリックスを、前記例1に記載される方法に類似 する方法で得る。その得られたマトリックスは、40ts/clr・時の速度で イソソルビドジニトレートの経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は3日 である。医薬製剤の利用度は69%である。
皮膚へ付着性は70n/mである。
例10 ジメチルスルホキシド4.8g、400の分子量を有するポリエチレングリコー ル47.6 g及び1,500.000の分子量を有するポリビニルピロリドン 100gの?8液を、エタノール中、ニトログリセロールの4%溶液160g中 に溶解する。マトリックスを、前記例1に記載される方法に類似する方法で得る 。その得られたマトリックスは、42x/cj・時の速度でニトログリセロール の経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は3日である。医薬製剤の利用度 は77%である。皮膚へ付着性は5n/mである。
例11 プロプラノロール25g、N−メチルピロリドン3.6g。
600の分子量を有するポリエチレングリコール50g及び1.600,000 の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶液を、エタノール400i 中で調製する。マトリックスを、前記例1に記載される方法に類似する方法で得 る。その得られたマトリックスは、50n/ci・時の速度でプロプラノロール の経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は6日である。医薬製剤の利用度 は70%である。皮膚への付着性は80n/mである。
例12 イソソルビドジニトレート16.7g、10gのTween−80,5000分 子量を有するポリエチレングリコール40g及び1,500,000の分子量を 有するポリビニルピロリドン100gの溶液を、エタノール350d中で調製す る。マトリックスを、前記例1に記載される方法に一億する方法で得る。その得 られたマトリックスは、37g/d・時の速度でイソソルビドジニトレートの経 皮的供給を確保する。その効果の持続期間は5日である。
医薬製剤の利用度は71%である。皮膚への付着性は67n/mである。
例13 プロプラノロール66g、400の分子量を有するポリエチレングリコール33 g及び1,500,000の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶 液を、エタノール400−中で調製する。その混合物を、完全に溶解するまで撹 拌し、その溶液を脱泡する。 6.06の水吸収率:質量の比を有する紙5gを 、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に置き、そしてその得られたポリマー 溶液をその上でキャストする。そのシステムを50°Cで4時間乾燥せしめ、そ の後、その得られたマトリックスの表面を、不粘着性保護シリコーン紙により被 覆する。
その得られたマトリックスは、48x/cj・時の速度でプロプラノロールの経 皮的供給を確保する。その効果の持続期間は7日であり、医薬製剤の利用度は7 1%である。皮膚への付着性は62n/mである。
例14 プロプラノロール0.6g、4000分子量を有するポリエチレングリコール1 00g及び500,000の分子量を有するポリビニルピロリドン100gの溶 液を、エタノール500d中で調製する。充填剤として、2.18の水吸収度: 質量の比を有する綿織物200gを使用する。マトリックスを、例13の方法に 類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、49J1g/all・時の 速度でプロプラノロールの経皮的供給を確保する。その効果の持続期間は2日で あり、医薬製剤の利用度は81%である。皮膚に対する付着性は82n/mであ る。
例15 プロプラノロール28.6 g 、400の分子量を有するポリエチレングリコ ール63.8 g及び1,500.OOOの分子量を有するポリビニルピロリド ン100 gの溶液を、エタノール500i中で調製する。充填剤として、2. 57の水吸収度:質量の比を有する綿織物170gを使用する。マトリックスを 、例13の方法に類似する方法で得る。その得られたマトリックスは、51 t rg / cfh・時の速度でプロプラノロールの経皮的供給を確保する。その 効果の持続期間は6日であり、医薬製剤の利用度は78%である。皮膚に対する 付着性は78n/mである。
例16 充填剤として、2.33の水吸収度:質量の比を有する線材料68gを用いて、 前記例15におけるようにして、マトリックスを得る。その得られたマトリック スは、49n/ci、・時の速度でプロプラノロールの経皮的供給を確保する。
その効果の持続期間は5日であり、医薬製剤の利用度は77%であり、皮膚への 付着性は75n/mである。
例17 充填剤として、6.98の水吸収度:質量の比を有する綿材料39gを用いて、 前記例15におけるようにして、マトリックスを得る。その得られたマトリック スは、55 xtr / CI!・時の速度でプロプラノロールの経皮的供給を 確保する。その効果の持続期間は7日であり、医薬製剤の利用度は79%であり 、皮膚への付着性は77n/mである。
例18 充填剤として、6.98の水吸収度:質量の比を有する綿材料51g及び医薬製 剤としてベラパミル28.6gを用いて、前記例15におけるようにして、マト リックスを得る。その得られたマトリックスは、19g/C!!・時(充填剤な しで一14x/cd・時)の速度でベラパミルの経皮的供給を確保する。その効 果の持続期間は5日であり、医薬製剤の利用度は74%であり、皮膚への付着性 は80n/mである。
例19 充填剤として、6.98の水吸収度:質量の比を有する綿材料37g及び医薬製 剤としてニフェジピン28.6 gを用いて、前記例15におけるようにして、 マトリックスを得る。その得られたマトリックスは、−6,5trg/c1i! ・時(充填剤なしで−4,2n/c11i・時)の速度でニフェジピンの経皮的 供給を確保する。
その効果の持続期間は6日であり、医薬製剤の利用度は72%であり、皮膚への 付着性は77n/mである。
産業上の適用性 本発明は、ヒト又は動物中への医薬製剤の調節可能な開放速度を有する延長され た作用の医薬形として医薬産業及び農業において有用である。
国際調査報告

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.結合剤−ポリビニルピロリドン、可塑剤及び医薬製剤を含有する、医薬製剤 の経皮的投与のためのポリマー性拡散マトリックスの組成物であって、結合剤と して、500,000〜1,500,000の範囲の分子量を有するポリビニル ピロリドン、可塑剤として、300〜600の分子量を有するポリエチレングリ コール及び医薬製剤を次の成分の割合(質量部):ポリビニルピロリドン100 ポリエチレングリコール33〜100 医薬製剤0.6〜66 で含むことを特徴とする組成物。
  2. 2.さらにセルロース基材の親水性不溶性繊維充填剤を5〜200質量部の量で 含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 3.さらに皮膚を通しての医薬製剤の透過の促進剤を1〜10質量部の範囲の量 で含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 4.さらに医薬製剤のための溶媒を5〜15質量部の範囲の量で含むことを特徴 とする請求の範囲第1項記載の組成物。
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