JPH025154Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH025154Y2 JPH025154Y2 JP12396184U JP12396184U JPH025154Y2 JP H025154 Y2 JPH025154 Y2 JP H025154Y2 JP 12396184 U JP12396184 U JP 12396184U JP 12396184 U JP12396184 U JP 12396184U JP H025154 Y2 JPH025154 Y2 JP H025154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer race
- clutch device
- axial direction
- way clutch
- race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動変速機のワンウエイクラツチ装置
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術)
自動変速機のワンウエイクラツチ装置は相対回
動自在に同心状に配置したリング状のインナーレ
ースとアウタレースとの間の間隙部にスプラツグ
あるいはボール等の一方向連結部材を取付けて構
成されている。このような構成のワンウエイクラ
ツチ装置においては一方向連結部材が軸方向へ抜
け出るのを規制してやる必要があり、そのため従
来は例えば実開昭57−107041号公報に示される如
くアウタレース側に専用の抜け止め部材を設ける
ようにしていたが、このように専用の抜け止め部
材を設けるようにした場合にはそれだけ部品点数
が増加し、構造が複雑で且つ高価になるという問
題があつた。
動自在に同心状に配置したリング状のインナーレ
ースとアウタレースとの間の間隙部にスプラツグ
あるいはボール等の一方向連結部材を取付けて構
成されている。このような構成のワンウエイクラ
ツチ装置においては一方向連結部材が軸方向へ抜
け出るのを規制してやる必要があり、そのため従
来は例えば実開昭57−107041号公報に示される如
くアウタレース側に専用の抜け止め部材を設ける
ようにしていたが、このように専用の抜け止め部
材を設けるようにした場合にはそれだけ部品点数
が増加し、構造が複雑で且つ高価になるという問
題があつた。
さらに、通常、ワンウエイクラツチのアウタレ
ースには、トランスミツシヨンケース内の潤滑油
圧力等によつてスラスト荷重が作用がするが、上
記公知例のものにはアウタレースに作用するスラ
スト荷重を支持する部材が設けられていなかつた
ため、該アウタレースがスラスト荷重を受けて軸
方向に移動し(即ち、アウタレースとインナーレ
ースとの軸方向相対位置がずれる)、その結果、
ワンウエイクラツチ装置の作動が阻害されるとい
うおそれがあつた。
ースには、トランスミツシヨンケース内の潤滑油
圧力等によつてスラスト荷重が作用がするが、上
記公知例のものにはアウタレースに作用するスラ
スト荷重を支持する部材が設けられていなかつた
ため、該アウタレースがスラスト荷重を受けて軸
方向に移動し(即ち、アウタレースとインナーレ
ースとの軸方向相対位置がずれる)、その結果、
ワンウエイクラツチ装置の作動が阻害されるとい
うおそれがあつた。
(考案の目的)
本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決又は改善しようとするものであつて、簡略且
つ安価な構成によつて一方向連結部材の抜け止め
を行うとともに、アウタレースに作用するスラス
ト荷重を支持して該アウタレースの軸方向移動を
規制し得るようにした自動変速機のワンウエイク
ラツチ装置を提供することを目的とするものであ
る。
解決又は改善しようとするものであつて、簡略且
つ安価な構成によつて一方向連結部材の抜け止め
を行うとともに、アウタレースに作用するスラス
ト荷重を支持して該アウタレースの軸方向移動を
規制し得るようにした自動変速機のワンウエイク
ラツチ装置を提供することを目的とするものであ
る。
(目的を達成するための手段)
本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、アウタレースの側部を軸心方向に向けて延長
形成するとともに、該延長形成部を、該延長形成
部と該延長形成部の軸方向両側に位置するインナ
ーレースと他の回転部材との間にそれぞれ配設し
たニードルベアリングによつて軸方向において支
持するように構成したものである。
て、アウタレースの側部を軸心方向に向けて延長
形成するとともに、該延長形成部を、該延長形成
部と該延長形成部の軸方向両側に位置するインナ
ーレースと他の回転部材との間にそれぞれ配設し
たニードルベアリングによつて軸方向において支
持するように構成したものである。
(作用)
本考案では上記の手段即ち、アウタレースの側
部をその軸心方向に向けて延長形成するととも
に、該延長形成部を、該延長形成部の軸方向両側
に位置するインナーレースと他の回転部材との間
にそれぞれ配設したニードルベアリングで軸方向
に支持することによつて、 (1) 一方向連結部材の軸方向移動が該一方向連結
部材の端面を覆うアウタレースの延長形成部に
よつて規制される、 (2) 延長形成部をその軸方向にはさんで配置され
るニードルベアリングによつてアウタレースに
作用するスラスト荷重が支持され該アウタレー
スの軸方向移動が規制される、 という作用が得られる。
部をその軸心方向に向けて延長形成するととも
に、該延長形成部を、該延長形成部の軸方向両側
に位置するインナーレースと他の回転部材との間
にそれぞれ配設したニードルベアリングで軸方向
に支持することによつて、 (1) 一方向連結部材の軸方向移動が該一方向連結
部材の端面を覆うアウタレースの延長形成部に
よつて規制される、 (2) 延長形成部をその軸方向にはさんで配置され
るニードルベアリングによつてアウタレースに
作用するスラスト荷重が支持され該アウタレー
スの軸方向移動が規制される、 という作用が得られる。
(実施例)
以下、第1図及び第2図を参照して、本考案の
好適な実施例を説明する。
好適な実施例を説明する。
自動変速機は、第2図図示の如く、エンジン
(図示せず)のクランク軸1と同軸状に、トルク
コンバータ2および多段変速歯車装置3をエンジ
ン側から順次配置して構成されている。
(図示せず)のクランク軸1と同軸状に、トルク
コンバータ2および多段変速歯車装置3をエンジ
ン側から順次配置して構成されている。
前記トルクコンバータ2は、ポンプ4、タービ
ン5およびステータ6を備えている。ポンプ4は
クランク軸1に固定されている。ステータ6は、
ワンウエイクラツチ装置7を介して前記多段変速
歯車装置3のケース8と一体の固定軸9上で回転
する。前記ワンウエイクラツチ装置7は、ステー
タ6のポンプ4と同方向への回転のみを許容し、
逆方向への回転を規制する作用をなすものであ
る。
ン5およびステータ6を備えている。ポンプ4は
クランク軸1に固定されている。ステータ6は、
ワンウエイクラツチ装置7を介して前記多段変速
歯車装置3のケース8と一体の固定軸9上で回転
する。前記ワンウエイクラツチ装置7は、ステー
タ6のポンプ4と同方向への回転のみを許容し、
逆方向への回転を規制する作用をなすものであ
る。
前記多段変速歯車装置3は、該多段変速歯車装
置3の中央部をその軸方向に貫通する中央軸11
を備えている。この中央軸11は、その一端を前
記クランク軸1に連結せしめる一方、その他端側
を該多段変速歯車装置3の中央部を貫通させてそ
の側壁30側に延ばして該側壁30に配置された
オイルポンプ10に連結せしめている。この中央
軸11の外側には、該中央軸11に対してその軸
方向のほぼ全長に亘つて該中央軸11と径方向に
重合する如く中空長軸状のタービン軸12が配置
されている。このタービン軸12はその一端が前
記トルクコンバータ2のタービン5に連結され、
またその他端が前記多段変速歯車装置3の前記側
壁30に対して回転自在に支持されている。該タ
ービン軸12上には、ラビニヨ型プラネタリギヤ
ユニツト13が設けられている。該プラネタリギ
ヤユニツト13は、小径サンギヤ14、該小径サ
ンギヤ14のエンジンから遠い側の側方に配置さ
れた大径サンギヤ15、ロングピニオンギヤ1
6、シヨートピニオンギヤ17およびリングギヤ
18からなつている。このプラネタリギヤユニツ
ト13のエンジンから遠い側の側方には、第1お
よび第2のクラツチ装置19,20が並列に配置
されている。該第1クラツチ装置19は、本考案
の主体をなす第1ワンウエイクラツチ装置21
(後に詳述する)を介して前記小径サンギヤ14
とタービン軸12との間の動力伝達を断続するも
のである。一方、前記第2クラツチ装置20は、
前記第1クラツチ装置19と並列で前記小径サン
ギヤ14とタービン軸12との間の動力伝達を断
続するものである。前記第2クラツチ装置の半径
方向外方には、第1ブレーキ装置22が配置され
ている。該第1ブレーキ装置22は、バンドブレ
ーキであり、前記大径サンギヤ15に連結された
ブレーキドラム22aと該ブレーキドラム22a
に掛けられたブレーキバンド22bとを有してい
る。前記第2クラツチ装置20の半径方向外方で
あつて、且つ前記第1ブレーキ装置22の側方に
は、第3クラツチ装置23が配置されている。該
第3クラツチ装置23は、前記第1ブレーキ装置
22のブレーキドラム22aを介して前記大径サ
ンギヤ15とタービン軸12との間の動力伝達の
断続を行うものである。
置3の中央部をその軸方向に貫通する中央軸11
を備えている。この中央軸11は、その一端を前
記クランク軸1に連結せしめる一方、その他端側
を該多段変速歯車装置3の中央部を貫通させてそ
の側壁30側に延ばして該側壁30に配置された
オイルポンプ10に連結せしめている。この中央
軸11の外側には、該中央軸11に対してその軸
方向のほぼ全長に亘つて該中央軸11と径方向に
重合する如く中空長軸状のタービン軸12が配置
されている。このタービン軸12はその一端が前
記トルクコンバータ2のタービン5に連結され、
またその他端が前記多段変速歯車装置3の前記側
壁30に対して回転自在に支持されている。該タ
ービン軸12上には、ラビニヨ型プラネタリギヤ
ユニツト13が設けられている。該プラネタリギ
ヤユニツト13は、小径サンギヤ14、該小径サ
ンギヤ14のエンジンから遠い側の側方に配置さ
れた大径サンギヤ15、ロングピニオンギヤ1
6、シヨートピニオンギヤ17およびリングギヤ
18からなつている。このプラネタリギヤユニツ
ト13のエンジンから遠い側の側方には、第1お
よび第2のクラツチ装置19,20が並列に配置
されている。該第1クラツチ装置19は、本考案
の主体をなす第1ワンウエイクラツチ装置21
(後に詳述する)を介して前記小径サンギヤ14
とタービン軸12との間の動力伝達を断続するも
のである。一方、前記第2クラツチ装置20は、
前記第1クラツチ装置19と並列で前記小径サン
ギヤ14とタービン軸12との間の動力伝達を断
続するものである。前記第2クラツチ装置の半径
方向外方には、第1ブレーキ装置22が配置され
ている。該第1ブレーキ装置22は、バンドブレ
ーキであり、前記大径サンギヤ15に連結された
ブレーキドラム22aと該ブレーキドラム22a
に掛けられたブレーキバンド22bとを有してい
る。前記第2クラツチ装置20の半径方向外方で
あつて、且つ前記第1ブレーキ装置22の側方に
は、第3クラツチ装置23が配置されている。該
第3クラツチ装置23は、前記第1ブレーキ装置
22のブレーキドラム22aを介して前記大径サ
ンギヤ15とタービン軸12との間の動力伝達の
断続を行うものである。
前記プラネタリギヤユニツト13の径方向外方
には、該プラネタリギヤユニツト13のキヤリヤ
13aと多段変速歯車装置3のケース8とを係脱
する第2ブレーキ装置24が配置されている。前
記第1ブレーキ装置22および第2ブレーキ装置
24の間には、該第2ブレーキ装置24と並列で
前記キヤリヤ13aとケース8とを係脱する第2
ワンウエイクラツチ装置25が配置されている。
には、該プラネタリギヤユニツト13のキヤリヤ
13aと多段変速歯車装置3のケース8とを係脱
する第2ブレーキ装置24が配置されている。前
記第1ブレーキ装置22および第2ブレーキ装置
24の間には、該第2ブレーキ装置24と並列で
前記キヤリヤ13aとケース8とを係脱する第2
ワンウエイクラツチ装置25が配置されている。
前記プラネタリギヤユニツト13のエンジン側
の側方には、該プラネタリギヤユニツト13のキ
ヤリヤ13aと前記タービン軸12との間の動力
伝達を断続する第4クラツチ装置26が配置され
ている。該第4クラツチ装置26のエンジン側の
側方には、リングギヤ18に連結されたアウトプ
ツトギヤ27が配置されている。このアウトプツ
トギヤ27からの出力は、アイドルギヤ28およ
びデフリングギヤ29を経てドライブシヤフト
(図示せず)に伝達される。
の側方には、該プラネタリギヤユニツト13のキ
ヤリヤ13aと前記タービン軸12との間の動力
伝達を断続する第4クラツチ装置26が配置され
ている。該第4クラツチ装置26のエンジン側の
側方には、リングギヤ18に連結されたアウトプ
ツトギヤ27が配置されている。このアウトプツ
トギヤ27からの出力は、アイドルギヤ28およ
びデフリングギヤ29を経てドライブシヤフト
(図示せず)に伝達される。
前記第1ワンウエイクラツチ装置21は、本考
案の主体をなすものであつて、第1図に拡大図示
する如く前記プラネタリギヤユニツト13の前記
小径サンギヤ14に対してスプライン係合された
リング状のインナーレース32と、その外周面に
スプライン37を有し前記第1クラツチ装置19
のクラツチバブを兼用するアウタレース31との
間に、一方向連結部材として作用するスプラツグ
33を周方向に複数個配設して構成されており、
前記第1クラツチ装置19のクラツチドラム38
と前記第1ブレーキ装置22のブレーキドラム2
2aとの間に同軸状に相隣接して配置されてい
る。
案の主体をなすものであつて、第1図に拡大図示
する如く前記プラネタリギヤユニツト13の前記
小径サンギヤ14に対してスプライン係合された
リング状のインナーレース32と、その外周面に
スプライン37を有し前記第1クラツチ装置19
のクラツチバブを兼用するアウタレース31との
間に、一方向連結部材として作用するスプラツグ
33を周方向に複数個配設して構成されており、
前記第1クラツチ装置19のクラツチドラム38
と前記第1ブレーキ装置22のブレーキドラム2
2aとの間に同軸状に相隣接して配置されてい
る。
アウタレース31は、第1ブレーキ装置22側
の側部31aを、該アウタレース31の軸心方向
に向けて延長形成してその延長形成部34をイン
ナーレース32と軸方向において重合せしめてい
る。このアウタレース31の延長形成部34の内
径端部34aは、該延長形成部34の両側面と該
延長形成部34に対してその軸方向両側に位置す
る前記インナーレース32のエンジン側の端面3
2a及び前記第1ブレーキ装置22のブレーキド
ラム端面22cとの間に形成される二つの間隙に
それぞれ配置した一対の第1ニードルベアリング
41と第2ニードルベアリング42によつて軸方
向に支持されている。又、インナーレース32の
反エンジン側の端面32bは、該端面32bと前
記第1クラツチ装置19のクラツチドラム38と
の間に配置した第3ニードルベアリング43によ
つて軸方向に支持されている。従つて、潤滑油の
油圧等によつてアウタレース31にスラスト荷重
が負荷されたような場合でも該スラスト荷重を該
アウタレース31の延長形成部34で支持してそ
の軸方向移動を規制することができ、それだけ第
1ワンウエイクラツチ装置21の作動が確実なら
しめられる。即ち、アウタレース31の延長形成
部34がケース8内に作用するスラスト荷重の受
部として作用する。
の側部31aを、該アウタレース31の軸心方向
に向けて延長形成してその延長形成部34をイン
ナーレース32と軸方向において重合せしめてい
る。このアウタレース31の延長形成部34の内
径端部34aは、該延長形成部34の両側面と該
延長形成部34に対してその軸方向両側に位置す
る前記インナーレース32のエンジン側の端面3
2a及び前記第1ブレーキ装置22のブレーキド
ラム端面22cとの間に形成される二つの間隙に
それぞれ配置した一対の第1ニードルベアリング
41と第2ニードルベアリング42によつて軸方
向に支持されている。又、インナーレース32の
反エンジン側の端面32bは、該端面32bと前
記第1クラツチ装置19のクラツチドラム38と
の間に配置した第3ニードルベアリング43によ
つて軸方向に支持されている。従つて、潤滑油の
油圧等によつてアウタレース31にスラスト荷重
が負荷されたような場合でも該スラスト荷重を該
アウタレース31の延長形成部34で支持してそ
の軸方向移動を規制することができ、それだけ第
1ワンウエイクラツチ装置21の作動が確実なら
しめられる。即ち、アウタレース31の延長形成
部34がケース8内に作用するスラスト荷重の受
部として作用する。
一方、スプラツグ33,33……は、アウタレ
ース31とインナーレース32の間に形成される
断面略コ字状の環状空間46内に嵌装されてお
り、該スプラツグ33,33……のエンジン側へ
の移動はアウタレース31の延長形成部34によ
つて規制される。また、該スプラツグ33,33
……の反エンジン側への移動は、インナーレース
32に対して一体的に結合された前記第2クラツ
チ装置20のクラツチハブ36によつて規制され
ている。即ち、この実施例のものは、アウタレー
ス31の延長形成部34と第2クラツチ装置20
のクラツチハブ36がそれぞれスプラツグ33の
軸方向抜け止め部材として作用する。
ース31とインナーレース32の間に形成される
断面略コ字状の環状空間46内に嵌装されてお
り、該スプラツグ33,33……のエンジン側へ
の移動はアウタレース31の延長形成部34によ
つて規制される。また、該スプラツグ33,33
……の反エンジン側への移動は、インナーレース
32に対して一体的に結合された前記第2クラツ
チ装置20のクラツチハブ36によつて規制され
ている。即ち、この実施例のものは、アウタレー
ス31の延長形成部34と第2クラツチ装置20
のクラツチハブ36がそれぞれスプラツグ33の
軸方向抜け止め部材として作用する。
さらに、スプラツグ33,33……にはインナ
ーレース32に形成した油通路45を介して潤滑
油を供給するようになつているが、該スプラツグ
33,33……を収容する空間46が断面略コ字
状とされているところから該スプラツグ33,3
3……側に供給された潤滑油がアウタレース31
に形成した油通路49からうまく抜けず、その結
果、該空間46内に滞溜する潤滑油の流動抵抗に
よりスプラツグ33,33……の作動が阻害され
るというおそれがある。このため、この実施例に
おいてはアウタレース31の隅角部31bにその
内面側から斜外方に向かつて油抜き穴44を形成
して空間46内に供給された潤滑油がアウタレー
ス31の回転に伴う遠心力によつて該油抜き穴4
4からスムーズに外部へ排出されるように構成
し、もつてスプラツグ33,33……の円滑且つ
確実な作動を確保するようにしている。
ーレース32に形成した油通路45を介して潤滑
油を供給するようになつているが、該スプラツグ
33,33……を収容する空間46が断面略コ字
状とされているところから該スプラツグ33,3
3……側に供給された潤滑油がアウタレース31
に形成した油通路49からうまく抜けず、その結
果、該空間46内に滞溜する潤滑油の流動抵抗に
よりスプラツグ33,33……の作動が阻害され
るというおそれがある。このため、この実施例に
おいてはアウタレース31の隅角部31bにその
内面側から斜外方に向かつて油抜き穴44を形成
して空間46内に供給された潤滑油がアウタレー
ス31の回転に伴う遠心力によつて該油抜き穴4
4からスムーズに外部へ排出されるように構成
し、もつてスプラツグ33,33……の円滑且つ
確実な作動を確保するようにしている。
(考案の効果)
本考案の自動変速機のワンウエイクラツチ装置
は上記の説明からも明らかなように、アウタレー
スに形成した延長形成部によつて一方向連結部材
の抜け止めを行うように構成しているため、従来
のワンウエイクラツチ装置(例えば実開昭57−
107041号公報)の如く一方向連結部材を専用の抜
け止め部材によつて抜け止めするようにした場合
に比して構造が簡易で且つ安価であるという効果
が得られる。
は上記の説明からも明らかなように、アウタレー
スに形成した延長形成部によつて一方向連結部材
の抜け止めを行うように構成しているため、従来
のワンウエイクラツチ装置(例えば実開昭57−
107041号公報)の如く一方向連結部材を専用の抜
け止め部材によつて抜け止めするようにした場合
に比して構造が簡易で且つ安価であるという効果
が得られる。
さらに、アウタレースを、その延長形成部の軸
方向両側に配置したニードルベアリングによつて
軸方向に支持するようにしているため、該アウタ
レースに作用するスラスト荷重を該延長形成部で
支持してその軸方向への移動を規制することがで
き、従来のワンウエイクラツチ装置(例えば、実
開昭57−107041号公報)の如くアウタレースがス
ラスト荷重を受けて軸方向移動するおそれがある
場合に比して該ワンウエイクラツチ装置の作動を
確実ならしめ得るという効果がある。
方向両側に配置したニードルベアリングによつて
軸方向に支持するようにしているため、該アウタ
レースに作用するスラスト荷重を該延長形成部で
支持してその軸方向への移動を規制することがで
き、従来のワンウエイクラツチ装置(例えば、実
開昭57−107041号公報)の如くアウタレースがス
ラスト荷重を受けて軸方向移動するおそれがある
場合に比して該ワンウエイクラツチ装置の作動を
確実ならしめ得るという効果がある。
第1図は第2図の部拡大断面図、第2図は本
考案実施例に係るワンウエイクラツチ装置を備え
た自動変速機の全体断面図である。 1……クランク軸、2……トルクコンバータ、
3……多段変速歯車装置、4……ポンプ、5……
タービン、6……ステータ、7,21,25……
ワンウエイクラツチ装置、8……ケース、9……
固定軸、10……オイルポンプ、11……中央
軸、12……タービン軸、13……プラネタリギ
ヤユニツト、14,15……サンギヤ、16,1
7……ピニオンギヤ、19,20,23,26…
…クラツチ装置、22,24……ブレーキ装置、
31……アウタレース、32……インナーレー
ス、33……スプラツグ、34……延長形成部、
41,42,43……ニードルベアリング。
考案実施例に係るワンウエイクラツチ装置を備え
た自動変速機の全体断面図である。 1……クランク軸、2……トルクコンバータ、
3……多段変速歯車装置、4……ポンプ、5……
タービン、6……ステータ、7,21,25……
ワンウエイクラツチ装置、8……ケース、9……
固定軸、10……オイルポンプ、11……中央
軸、12……タービン軸、13……プラネタリギ
ヤユニツト、14,15……サンギヤ、16,1
7……ピニオンギヤ、19,20,23,26…
…クラツチ装置、22,24……ブレーキ装置、
31……アウタレース、32……インナーレー
ス、33……スプラツグ、34……延長形成部、
41,42,43……ニードルベアリング。
Claims (1)
- 相対回動自在に同心状に配置したインナーレー
スとアウタレースとの間に、スプラツグ、ロール
等の一方向連結部材を取付けて構成され且つ回転
軸上に他の回転部材と同軸状に相隣接して配置さ
れる自動変速機のワンウエイクラツチ装置であつ
て、前記アウタレースの側部を前記インナーレー
スと軸方向において相互に重合する如く軸心側に
向けて延長形成するとともに、該延長形成部と該
延長形成部に対してその軸方向両側に位置する前
記インナーレースと前記他の回転部材との間にそ
れぞれニードルベアリングを配置したことを特徴
とする自動変速機のワンウエイクラツチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12396184U JPS6138331U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 自動変速機のワンウエイクラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12396184U JPS6138331U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 自動変速機のワンウエイクラツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6138331U JPS6138331U (ja) | 1986-03-10 |
| JPH025154Y2 true JPH025154Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30682696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12396184U Granted JPS6138331U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 自動変速機のワンウエイクラツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6138331U (ja) |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP12396184U patent/JPS6138331U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6138331U (ja) | 1986-03-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH025154Y2 (ja) | ||
| JPH02173445A (ja) | 自動変速機のアンダードライブ装置 | |
| JPH0517488Y2 (ja) | ||
| JPH0613395Y2 (ja) | 自動変速機のワンウェイクラッチ取付構造 | |
| JPH0514044Y2 (ja) | ||
| KR0174167B1 (ko) | 자동변속기 | |
| JPS62224735A (ja) | 二段始動駆動装置 | |
| JP2911128B2 (ja) | 自動変速機の一方向クラツチの潤滑装置 | |
| JPH0893889A (ja) | ワンウエィクラッチおよびワンウエィクラッチを備えた自動変速機 | |
| JPS6148645A (ja) | 自動変速機の潤滑構造 | |
| JPH0140370Y2 (ja) | ||
| JPH0220523Y2 (ja) | ||
| JPS62174149U (ja) | ||
| JPS6240202Y2 (ja) | ||
| JP2893534B2 (ja) | 自動変速機の一方向クラツチの潤滑装置 | |
| JP4167473B2 (ja) | トルクコンバータ | |
| JPS6280068U (ja) | ||
| JPH02275169A (ja) | 自動変速機の一方向クラツチ | |
| JPS622848U (ja) | ||
| JPH0746591Y2 (ja) | 自動変速機のパーキングギヤ取付構造 | |
| JPH02275149A (ja) | 自動変速機のドラムの支持装置 | |
| JPH0434267Y2 (ja) | ||
| JPH028121Y2 (ja) | ||
| JP2001221300A (ja) | 自動変速機 | |
| JPH0658263U (ja) | 自動変速機のワンウェイクラッチ装置 |