JPH0253462B2 - - Google Patents
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- JPH0253462B2 JPH0253462B2 JP57134290A JP13429082A JPH0253462B2 JP H0253462 B2 JPH0253462 B2 JP H0253462B2 JP 57134290 A JP57134290 A JP 57134290A JP 13429082 A JP13429082 A JP 13429082A JP H0253462 B2 JPH0253462 B2 JP H0253462B2
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- polyester resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
本発明は、優れた成形性と物性を有するフイラ
ー強化ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物
に関する。さらに詳しくは 主として、 (A) 少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステル樹脂100重量
部 (B) 強化または充填物質30〜160重量部 (C) α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸
との共重合体の1〜3価の金属塩であり、かつ
分子量が5000未満の化合物1〜20重量部 及び (D) 一般式 R1O(−R2O)−oR1′ (ただしR1,R1′はHまたは低級アルキル基
を表わし、R2は炭素数2〜4のアルキレン基
を表わす。また、nは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール0.1〜
10重量部 より構成されるポリエステル樹脂組成物、及びさ
らに該組成物に、 (E) 一般式 (ただしR3,R3′はH、アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基またはアルアルキル基
を表わし、R3とR3′は互いに結合していてもよ
い。R4はアルキレン基、シクロアルキレン基、
アリレン基、アルカリレン基またはアルアルキ
レン基を表わし、これらの基はエーテル基また
はエステル基を有していてもよい。) で表わされるエポキシ化合物0.1〜3重量部を
配合してなるポリエステル樹脂組成物に関し、
100℃以下の低温金型温度における成形で優れ
た成形性を示すと共に力学的強度の改善された
成形品を与える新規なフイラー強化ポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂組成物に関する。 ポリエチレンテレフタレート(以下PETと称
する)は耐熱性、耐薬品性、機械的性質、電気的
性質などに優れ、繊維、フイルムなどとして多く
の工業製品に使用されている。特にガラス繊維等
の無機フイラーで強化したPETは、熱的性質、
機械的性質において著しく向上したものとなるが
故に、近年エンジニアリング・プラスチツク等の
用途に広く用いられている。 しかしながらフイラー強化PETを射出成形用
途に使用しようとする場合、PETの結晶化挙動
に原因して成形上および物性上の大きな欠点があ
ることが知られている。すなわち、PETは低温
における結晶化速度が小さいため、例えば130℃
以下の金型温度で射出成形した場合に結晶化のよ
く進んだ成形品は得難く、表面硬度に乏しい成形
品した得られない。しかも、得られた成形品を2
次転移点以上の温度で使用すると、結晶化が進行
するため、形状安定性が不良となる。また、金型
内で均一に結晶化しないことによる表面荒れもお
こり、射出成形用樹脂としては多くの問題点を有
していた。さらに金型温度を50℃前後にして成形
を行ない、PETがほとんど結晶化していない成
形物を得た後、熱処理する方法が一部では行なわ
れているが、この方法は作業能率が悪いばかりで
なく、熱処理により結晶化して成形物が体積収縮
したり変形するなどの欠点を有している。したが
つてPETの成形は通常は130℃以上の金型温度の
得られる特殊な成形機を用いて行なわれている
が、そのような成形機は一般的でないため、一般
に使用される金型温度90〜110℃以下の成形機を
用いて良好な成形のできるPET樹脂が望まれて
いた。 上記の問題を解決せんがために、PETの成形
性を改良するための種々の方法が提案されてい
る。なかでも結晶化促進剤として有機カルボン酸
の金属塩化合物は特に有効で、安息香酸ナトリウ
ム、ステアリン酸ナトリウム等の芳香族または脂
肪族カルボン酸のアルカリ金属塩が特公昭46−
29977号及び特公昭47−14502号で提案されてい
る。しかしこれらの化合物を添加すると成形時の
PETの分子量低下が激しくなるという問題があ
る。また、特公昭45−26225号ではα―オレフイ
ンとα,β―不飽和カルボン酸の塩とからなり1
〜3価の金属イオンを含むイオン性共重合体の添
加が提案されている。しかるに該公報によればイ
オン性共重合体の分子量は5000以上でなくてはな
らないと開示され、その後の研究はもつぱら高分
子量のイオン性共重合体の添加に向けられてい
た。さらに近年、これらの結晶化促進剤と共にい
わばPETの可塑性ともいうべき化合物を配合し
て、さらに良好な成形性を得ようとする試みがな
されている。 本発明者らもこれら有機カルボン酸の金属塩や
α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸の金
属塩との共重合体にポリアルキレングリコール系
化合物を組み合わせて使用すれば、極めて結晶化
速度の大きい樹脂組成物となり得ることを見い出
し、特願昭56−32135号として特許出願を行なつ
た。更に、熱可塑性ポリエステルにイオン性共重
合体及びポリアルキレングリコールを配合してな
る急速に結晶化する熱可塑性ポリエステル樹脂組
成物も特開昭56−127655号で提案されている。 しかしこのような系にガラス繊維等のフイラー
を多量に充填する場合には、組成物の溶融時の流
動性が極めて劣つたものとなり、射出成形に供す
るためにはフイラー充填量をあまり大きくするこ
とができなかつた。本発明者らは結晶化速度を低
下させることなく溶融流動性を向上させる方法に
ついて鋭意検討の結果、分子量が5000未満のα―
オレフインとα,β―不飽和カルボン酸との共重
合体の1〜3価の金属塩をポリアルキレングリコ
ール系化合物とともに使用することにより目的を
達成し得ることを見い出し、本発明に到達した。 本発明において使用されるポリエステル樹脂(A)
は、少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタレ
ート単位よりなるものである。フイラー強化
PET系樹脂成形物の場合、一般に重合体の固有
粘度が0.4以上になると良好な機械的性質を示し、
特に固有粘度が0.5以上、好ましくは0.6以上の場
合にバランスのとれた機械的性能を有する樹脂が
得られる。固有粘度が高くなるに従い結晶化速度
は低下するので従来の結晶化促進剤では効果が発
現しにくいが、本発明の樹脂組成物は上述のよう
な固有粘度の高いPET系樹脂を使用した場合に
も充分に効果が発現し、100℃以下の金型温度で
充分に結晶化の進んだ射出成形品が得られる。な
お、ここで言う固有粘度は、1:1の重量比のフ
エノール/テトラクロルエタン混合溶媒中30℃で
測定した値である。また、本発明において使用さ
れるポリエステル樹脂は、エチレンテレフタレー
ト単位以外の成分を20モル%以下の範囲で含んで
いてもよい。このような共重合可能な成分として
は、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸等
の脂肪族ジカルボン酸、ジエチレングリコール、
1,4―ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プ
ロパン等のジオール、及びp―オキシ安息香酸等
のオキシカルボン酸等をあげることができる。 本発明において使用される強化または充填物質
(B)としては、タルク、クレー、カオリン、雲母、
アスベスト、ワラストナイト、珪酸カルシウム等
の珪酸塩、シリカ、石膏、グラフアイト等の無機
充填剤、及びガラス繊維、カーボン繊維、グラフ
アイト繊維、金属炭化物繊維、金属窒化物繊維、
アラミド繊維、フエノール樹脂繊維等の繊維状強
化剤等をあげることができる。これらの強化また
は充填物質は単独で使用しても、2種類以上を組
み合わせて使用してもよい。また、これらはその
まま使用してもよいが、表面処理や集束剤処理を
して使用してもよい。上述した強化または充填物
質のなかでもガラス繊維あるいはガラス繊維と雲
母の組み合わせが、成形物の耐熱性及び機械的性
質を顕著に向上せしめるので好ましい。強化また
は充填物質(B)の使用量は、ポリエステル樹脂(A)
100重量部に対して30〜160重量部が適当である。
30重量部よりも少ないと充分な補強効果が得られ
ず、また160重量部を越えると系の流動性が乏し
くなり成形困難となる。 本発明において使用されるα―オレフインと
α,β―不飽和カルボン酸との共重合体の1〜3
価の金属塩(全体的に中和した塩及び部分的に中
和した塩の両方を含む)としては、例えばエチレ
ン/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル
酸共重合体等のα―オレフインとアクリル酸また
はメタクリル酸との共重合体のナトリウムまたは
カリウム塩、スチレン/無水マレイン酸共重合
体、エチレン/無水マレイン酸共重合体等のα―
オレフインと無水マレイン酸との共重合体のナト
リウムまたはカリウム塩等をあげることができ
る。更に又イオン性共重合体としてグラフト共重
合体を使用することも出来る。かかる共重合体は
例えばα,β―不飽和カルボン酸エステルをポリ
オレフインにグラフト結合させ、これを鹸化し、
ついで例えば水酸化アルカリ金属と反応せしめる
ことによつて得ることが出来る。また、上記の共
重合体中、オレフインまたは芳香族オレフインは
共重合体の50〜98重量%を占めるものが好まし
く、特に好ましいのは80〜98重量%である。ま
た、特に好ましい重合体はエチレン/メタクリル
酸共重合体のナトリウム塩である。これらイオン
性共重合体の分子量は5000未満であることが必要
である。分子量が5000以上のものを用いても溶融
流動性は向上しないばかりか、逆に流動性が低下
する場合もあるので好ましくない。成分(C)の使用
量は、ポリエステル樹脂(A)100重量部に対して1
〜20重量部、好ましくは2〜10重量部が適当であ
る。20重量部を越えると成形物の機械的性質が低
下し、1重量部以下では溶融時の流動性向上効果
が充分に発現せず、また結晶化促進効果も不十分
になる。 本発明において使用される一般式 R1O(−R2O)−oR1′ (R1,R1′はHまたは低級アルキル基を表わ
し、R2は炭素数2〜4のアルキレン基を表わす。
またnは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール(D)として
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール及びこ
れらのモノまたはジアルキルエーテル(例えばモ
ノメチルまたはジメチルエーテル、モノエチルま
たはジエチルエーテル、モノプロピルまたはジプ
ロピルエーテル、モノブチルまたはジブチルエー
テル等)をあげることができる。本発明において
は、成形時のポリエステル樹脂の固有粘度の低下
が少ない点でポリアルキレングリコールは両末端
がアルキルエーテルになつているものが好まし
い。片末端だけがエーテル化されたモノアルキル
エーテルや、両末端が水酸基のポリアルキレング
リコールを使用した場合には成形時のポリエステ
ル樹脂の固有粘度低下が大きいので、これらを使
用するときは、高重合度のポリエステル樹脂を使
用することが必要となる。成分(D)の重合度nは5
以上であることが必要であり、5未満では成形物
の表面に成分(D)が浮き出しやすくなるので好まし
くない。成分(D)の使用量はポリエステル樹脂(A)
100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部が適当である。10重量部より多くなる
と成形物の剛性が低下し、また0.1重量部よりも
少ないと成形性の改良効果が父充分になるので不
適当である。 本発明において特に機械的性質の高い成形物を
必要とする場合には、一般式 (ただしR3,R3はH,アルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基またはアルアルキル基を表
わし、R3とR3′は互いに結合していてもよい。R4
はアルキレン基、シクロアルキレン基、アリレン
基、アルカリレン基またはアルアルキレン基を表
わし、これらの基はエーテル基またはエステル基
を有していてもよい。) で表わされるエポキシ化物(E)を併用するのが好ま
しい。成分(E)による物性改良効果は、成分(C)との
併用により特に大きく発現する。成分(E)の具体的
な例としては、エチレングリコールジグリシジル
エーテル、ブタンジオール―1,4―ジグリシジ
ルエーテル、ヘキサンジオール―1,6―ジグリ
シジルエーテル、1,4―ジメチロールシクロヘ
キサンジグリシジルエーテル、1,1―トリメチ
ロールプロパントリグリシジルエーテル、ヘキサ
ジエン―1,5―ジエポキシド、p,p′―ジオキ
シ―2,2―ジフエニルプロパンのジグリシジル
エーテル、ポリエチレングリコールジグリシジル
エーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、エチレングリコール/プロピレング
リコール共重合体のジグリシジルエーテル、ポリ
ブチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリ
ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル等
をあげることができる。これらエポキシ化合物の
使用量は、ポリエステル樹脂(A)100重量部に対し
て0.1〜3重量部が適当である。3重量部より多
くなると成形時に架橋反応が大量に起こり、溶融
時の流動性が極めて悪くなるので不適当である。
また、0.1重量部より少ないと成形物の機械的性
質の改良効果が充分ではない。 本発明の組成物はPETの分子量低下を極力押
さえ成形時の溶融流動性に優れ、比較的低温でも
結晶化速度が大きいため、汎用熱可塑性樹脂の成
形に通常使用される80〜100℃程度の金型温度の
成形でも、短い金型滞留時間で表層まで均一かつ
高度に結晶化した、しかも優れた表面光沢を持つ
成形物を得ることができる。そして得られる成形
物は高温においても寸法安定性、形状安定性に優
れ、反り変形も極めて小さく優れた耐熱性を示す
のみならず、成分(E)を併用した場合には高い機械
的性質をも併せ持ち、エンジニアリングプラスチ
ツク材料として極めて好ましいものである。 本発明の組成物が優れた成形性を有する理由に
ついては明確ではないが、成分(C)の結晶化核剤効
果と成分(D)の可塑化効果の相乗作用によりポリエ
ステル樹脂の成形性が改良されるためと考えられ
る。また、成分(E)を使用することにより架橋反応
が適度に起こつて弾性率が向上するものと推定さ
れる。 本発明の組成物においては、上述した成分以外
に、ポリエステル樹脂に普通使用される添加剤、
例えば着色剤、離型剤、酸化防止剤、紫外線安定
剤、難燃剤等を含有することができる。 本発明の組成物は、各成分の任意の公知の手段
により混ぜ合わせることにより製造される。例え
ばポリエステル樹脂を任意の適当な混合機又は回
転機中で成分(B),(C),(D)、〔またはさらに(E)〕と
混合し、混合物を溶融押出しするか、あるいはポ
リエステル樹脂の重合の最終段階で溶融樹脂に成
分(B),(C),(D)、〔またはさらに(E)〕を混合し、そ
のまま押出しすることもできる。また、ポリエス
テル樹脂に成分(C),(D)、〔またはさらに(E)〕を溶
融混練した後、成分(B)を配合する方法、及び逆に
成分(B)を含有するポリエステル樹脂に成分(C),
(D)、〔またはさらに(E)〕を溶融混練する方法も採
用できる。 本発明の組成物は、特殊な成形法や反応条件は
必要でなく、通常の熱可塑性樹脂の成形に用いら
れる条件と同様の条件で成形することができる。 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はかかる実施例により何ら限定
されるものではない。 実施例 1 PET(固有粘度0.68)43.5g、エチレン/メタ
クリル酸共重合体のナトリウム塩(平均分子量
3000)3.5g、ポリエチレングリコールジメチル
エーテル(ポリエチレングリコール部分の平均分
子量1000)1.3g、ガラス繊維(日東紡績社製
CS6PE401、集束チヨツプドストランド、カツト
長6mm)21.7gをプラストグラフ(ブラベンダー
社PL―3000型、ミキシング部容量70ml、ローラ
ー型ローター1対設置にて275℃、30rpmの条件
で5分間混練した。5分後の混練トルクを表1に
示す。また得られた混練物を急冷した試料を差動
熱量計(以下においてDSCと略す。パーキンエ
ルマー社製2C型)を用い、室温から20℃/minで
昇温して結晶化温度(Thc)を測定した。Thcが
低い程、低温におけるポリマーの結晶化速度が大
きく、低温金型で実際に成形した場合に結晶化度
の高い成形品が得られる。 比較例 1 実施例1においてエチレン/メタクリル酸共重
合体のナトリウム塩として平均分子量20万のもの
を3.5g用いる以外は実施例1と同じ条件で混練
を行つた。混練トルク及び得られた組成物のThc
を表1に示す。 実施例 2 実施例1においてポリエチレングリコールジメ
チルエーテルとし市ポリエチレングリコール部分
の平均分子量が2000のものを1.3g用いる以外は
実施例1と同じ条件で混練を行つた。混練トルク
及び得られた組成物のThcを表1に示す。 実施例 3 実施例1で使用した成分の他に更にビスフエノ
ールAジグリシジルエーテル0.13gを配合して、
実施例1と全く同じ条件で混練を行つた。混練ト
ルク及び得られた組成物のThcを表1に示す。 比較例 2 実施例3においてエチレン/メタクリル酸共重
合体のナトリウム塩として平均分子量5万のもの
を用いた以外は実施例3と同じ条件で混練を行つ
た。混練トルク及び得られた組成物のThcを表1
に示す。 比較例 3 固有粘度0.63のPET43.5g、ガラス繊維21.7g
を実施例1と同じ条件でプラストグラフで混練し
た。混練トルク及びThcを表1に示す。 比較例 4 実施例3において、エチレン/メタクリル酸共
重合体のナトリウム塩として平均分子量7000のも
のを用いる以外は実施例3と同じ条件で混練を行
つた。混練トルク及び得られた組成物のTchを表
1に示す。
ー強化ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物
に関する。さらに詳しくは 主として、 (A) 少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステル樹脂100重量
部 (B) 強化または充填物質30〜160重量部 (C) α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸
との共重合体の1〜3価の金属塩であり、かつ
分子量が5000未満の化合物1〜20重量部 及び (D) 一般式 R1O(−R2O)−oR1′ (ただしR1,R1′はHまたは低級アルキル基
を表わし、R2は炭素数2〜4のアルキレン基
を表わす。また、nは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール0.1〜
10重量部 より構成されるポリエステル樹脂組成物、及びさ
らに該組成物に、 (E) 一般式 (ただしR3,R3′はH、アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基またはアルアルキル基
を表わし、R3とR3′は互いに結合していてもよ
い。R4はアルキレン基、シクロアルキレン基、
アリレン基、アルカリレン基またはアルアルキ
レン基を表わし、これらの基はエーテル基また
はエステル基を有していてもよい。) で表わされるエポキシ化合物0.1〜3重量部を
配合してなるポリエステル樹脂組成物に関し、
100℃以下の低温金型温度における成形で優れ
た成形性を示すと共に力学的強度の改善された
成形品を与える新規なフイラー強化ポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂組成物に関する。 ポリエチレンテレフタレート(以下PETと称
する)は耐熱性、耐薬品性、機械的性質、電気的
性質などに優れ、繊維、フイルムなどとして多く
の工業製品に使用されている。特にガラス繊維等
の無機フイラーで強化したPETは、熱的性質、
機械的性質において著しく向上したものとなるが
故に、近年エンジニアリング・プラスチツク等の
用途に広く用いられている。 しかしながらフイラー強化PETを射出成形用
途に使用しようとする場合、PETの結晶化挙動
に原因して成形上および物性上の大きな欠点があ
ることが知られている。すなわち、PETは低温
における結晶化速度が小さいため、例えば130℃
以下の金型温度で射出成形した場合に結晶化のよ
く進んだ成形品は得難く、表面硬度に乏しい成形
品した得られない。しかも、得られた成形品を2
次転移点以上の温度で使用すると、結晶化が進行
するため、形状安定性が不良となる。また、金型
内で均一に結晶化しないことによる表面荒れもお
こり、射出成形用樹脂としては多くの問題点を有
していた。さらに金型温度を50℃前後にして成形
を行ない、PETがほとんど結晶化していない成
形物を得た後、熱処理する方法が一部では行なわ
れているが、この方法は作業能率が悪いばかりで
なく、熱処理により結晶化して成形物が体積収縮
したり変形するなどの欠点を有している。したが
つてPETの成形は通常は130℃以上の金型温度の
得られる特殊な成形機を用いて行なわれている
が、そのような成形機は一般的でないため、一般
に使用される金型温度90〜110℃以下の成形機を
用いて良好な成形のできるPET樹脂が望まれて
いた。 上記の問題を解決せんがために、PETの成形
性を改良するための種々の方法が提案されてい
る。なかでも結晶化促進剤として有機カルボン酸
の金属塩化合物は特に有効で、安息香酸ナトリウ
ム、ステアリン酸ナトリウム等の芳香族または脂
肪族カルボン酸のアルカリ金属塩が特公昭46−
29977号及び特公昭47−14502号で提案されてい
る。しかしこれらの化合物を添加すると成形時の
PETの分子量低下が激しくなるという問題があ
る。また、特公昭45−26225号ではα―オレフイ
ンとα,β―不飽和カルボン酸の塩とからなり1
〜3価の金属イオンを含むイオン性共重合体の添
加が提案されている。しかるに該公報によればイ
オン性共重合体の分子量は5000以上でなくてはな
らないと開示され、その後の研究はもつぱら高分
子量のイオン性共重合体の添加に向けられてい
た。さらに近年、これらの結晶化促進剤と共にい
わばPETの可塑性ともいうべき化合物を配合し
て、さらに良好な成形性を得ようとする試みがな
されている。 本発明者らもこれら有機カルボン酸の金属塩や
α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸の金
属塩との共重合体にポリアルキレングリコール系
化合物を組み合わせて使用すれば、極めて結晶化
速度の大きい樹脂組成物となり得ることを見い出
し、特願昭56−32135号として特許出願を行なつ
た。更に、熱可塑性ポリエステルにイオン性共重
合体及びポリアルキレングリコールを配合してな
る急速に結晶化する熱可塑性ポリエステル樹脂組
成物も特開昭56−127655号で提案されている。 しかしこのような系にガラス繊維等のフイラー
を多量に充填する場合には、組成物の溶融時の流
動性が極めて劣つたものとなり、射出成形に供す
るためにはフイラー充填量をあまり大きくするこ
とができなかつた。本発明者らは結晶化速度を低
下させることなく溶融流動性を向上させる方法に
ついて鋭意検討の結果、分子量が5000未満のα―
オレフインとα,β―不飽和カルボン酸との共重
合体の1〜3価の金属塩をポリアルキレングリコ
ール系化合物とともに使用することにより目的を
達成し得ることを見い出し、本発明に到達した。 本発明において使用されるポリエステル樹脂(A)
は、少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタレ
ート単位よりなるものである。フイラー強化
PET系樹脂成形物の場合、一般に重合体の固有
粘度が0.4以上になると良好な機械的性質を示し、
特に固有粘度が0.5以上、好ましくは0.6以上の場
合にバランスのとれた機械的性能を有する樹脂が
得られる。固有粘度が高くなるに従い結晶化速度
は低下するので従来の結晶化促進剤では効果が発
現しにくいが、本発明の樹脂組成物は上述のよう
な固有粘度の高いPET系樹脂を使用した場合に
も充分に効果が発現し、100℃以下の金型温度で
充分に結晶化の進んだ射出成形品が得られる。な
お、ここで言う固有粘度は、1:1の重量比のフ
エノール/テトラクロルエタン混合溶媒中30℃で
測定した値である。また、本発明において使用さ
れるポリエステル樹脂は、エチレンテレフタレー
ト単位以外の成分を20モル%以下の範囲で含んで
いてもよい。このような共重合可能な成分として
は、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸等
の脂肪族ジカルボン酸、ジエチレングリコール、
1,4―ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プ
ロパン等のジオール、及びp―オキシ安息香酸等
のオキシカルボン酸等をあげることができる。 本発明において使用される強化または充填物質
(B)としては、タルク、クレー、カオリン、雲母、
アスベスト、ワラストナイト、珪酸カルシウム等
の珪酸塩、シリカ、石膏、グラフアイト等の無機
充填剤、及びガラス繊維、カーボン繊維、グラフ
アイト繊維、金属炭化物繊維、金属窒化物繊維、
アラミド繊維、フエノール樹脂繊維等の繊維状強
化剤等をあげることができる。これらの強化また
は充填物質は単独で使用しても、2種類以上を組
み合わせて使用してもよい。また、これらはその
まま使用してもよいが、表面処理や集束剤処理を
して使用してもよい。上述した強化または充填物
質のなかでもガラス繊維あるいはガラス繊維と雲
母の組み合わせが、成形物の耐熱性及び機械的性
質を顕著に向上せしめるので好ましい。強化また
は充填物質(B)の使用量は、ポリエステル樹脂(A)
100重量部に対して30〜160重量部が適当である。
30重量部よりも少ないと充分な補強効果が得られ
ず、また160重量部を越えると系の流動性が乏し
くなり成形困難となる。 本発明において使用されるα―オレフインと
α,β―不飽和カルボン酸との共重合体の1〜3
価の金属塩(全体的に中和した塩及び部分的に中
和した塩の両方を含む)としては、例えばエチレ
ン/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル
酸共重合体等のα―オレフインとアクリル酸また
はメタクリル酸との共重合体のナトリウムまたは
カリウム塩、スチレン/無水マレイン酸共重合
体、エチレン/無水マレイン酸共重合体等のα―
オレフインと無水マレイン酸との共重合体のナト
リウムまたはカリウム塩等をあげることができ
る。更に又イオン性共重合体としてグラフト共重
合体を使用することも出来る。かかる共重合体は
例えばα,β―不飽和カルボン酸エステルをポリ
オレフインにグラフト結合させ、これを鹸化し、
ついで例えば水酸化アルカリ金属と反応せしめる
ことによつて得ることが出来る。また、上記の共
重合体中、オレフインまたは芳香族オレフインは
共重合体の50〜98重量%を占めるものが好まし
く、特に好ましいのは80〜98重量%である。ま
た、特に好ましい重合体はエチレン/メタクリル
酸共重合体のナトリウム塩である。これらイオン
性共重合体の分子量は5000未満であることが必要
である。分子量が5000以上のものを用いても溶融
流動性は向上しないばかりか、逆に流動性が低下
する場合もあるので好ましくない。成分(C)の使用
量は、ポリエステル樹脂(A)100重量部に対して1
〜20重量部、好ましくは2〜10重量部が適当であ
る。20重量部を越えると成形物の機械的性質が低
下し、1重量部以下では溶融時の流動性向上効果
が充分に発現せず、また結晶化促進効果も不十分
になる。 本発明において使用される一般式 R1O(−R2O)−oR1′ (R1,R1′はHまたは低級アルキル基を表わ
し、R2は炭素数2〜4のアルキレン基を表わす。
またnは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール(D)として
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール及びこ
れらのモノまたはジアルキルエーテル(例えばモ
ノメチルまたはジメチルエーテル、モノエチルま
たはジエチルエーテル、モノプロピルまたはジプ
ロピルエーテル、モノブチルまたはジブチルエー
テル等)をあげることができる。本発明において
は、成形時のポリエステル樹脂の固有粘度の低下
が少ない点でポリアルキレングリコールは両末端
がアルキルエーテルになつているものが好まし
い。片末端だけがエーテル化されたモノアルキル
エーテルや、両末端が水酸基のポリアルキレング
リコールを使用した場合には成形時のポリエステ
ル樹脂の固有粘度低下が大きいので、これらを使
用するときは、高重合度のポリエステル樹脂を使
用することが必要となる。成分(D)の重合度nは5
以上であることが必要であり、5未満では成形物
の表面に成分(D)が浮き出しやすくなるので好まし
くない。成分(D)の使用量はポリエステル樹脂(A)
100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部が適当である。10重量部より多くなる
と成形物の剛性が低下し、また0.1重量部よりも
少ないと成形性の改良効果が父充分になるので不
適当である。 本発明において特に機械的性質の高い成形物を
必要とする場合には、一般式 (ただしR3,R3はH,アルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基またはアルアルキル基を表
わし、R3とR3′は互いに結合していてもよい。R4
はアルキレン基、シクロアルキレン基、アリレン
基、アルカリレン基またはアルアルキレン基を表
わし、これらの基はエーテル基またはエステル基
を有していてもよい。) で表わされるエポキシ化物(E)を併用するのが好ま
しい。成分(E)による物性改良効果は、成分(C)との
併用により特に大きく発現する。成分(E)の具体的
な例としては、エチレングリコールジグリシジル
エーテル、ブタンジオール―1,4―ジグリシジ
ルエーテル、ヘキサンジオール―1,6―ジグリ
シジルエーテル、1,4―ジメチロールシクロヘ
キサンジグリシジルエーテル、1,1―トリメチ
ロールプロパントリグリシジルエーテル、ヘキサ
ジエン―1,5―ジエポキシド、p,p′―ジオキ
シ―2,2―ジフエニルプロパンのジグリシジル
エーテル、ポリエチレングリコールジグリシジル
エーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、エチレングリコール/プロピレング
リコール共重合体のジグリシジルエーテル、ポリ
ブチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリ
ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル等
をあげることができる。これらエポキシ化合物の
使用量は、ポリエステル樹脂(A)100重量部に対し
て0.1〜3重量部が適当である。3重量部より多
くなると成形時に架橋反応が大量に起こり、溶融
時の流動性が極めて悪くなるので不適当である。
また、0.1重量部より少ないと成形物の機械的性
質の改良効果が充分ではない。 本発明の組成物はPETの分子量低下を極力押
さえ成形時の溶融流動性に優れ、比較的低温でも
結晶化速度が大きいため、汎用熱可塑性樹脂の成
形に通常使用される80〜100℃程度の金型温度の
成形でも、短い金型滞留時間で表層まで均一かつ
高度に結晶化した、しかも優れた表面光沢を持つ
成形物を得ることができる。そして得られる成形
物は高温においても寸法安定性、形状安定性に優
れ、反り変形も極めて小さく優れた耐熱性を示す
のみならず、成分(E)を併用した場合には高い機械
的性質をも併せ持ち、エンジニアリングプラスチ
ツク材料として極めて好ましいものである。 本発明の組成物が優れた成形性を有する理由に
ついては明確ではないが、成分(C)の結晶化核剤効
果と成分(D)の可塑化効果の相乗作用によりポリエ
ステル樹脂の成形性が改良されるためと考えられ
る。また、成分(E)を使用することにより架橋反応
が適度に起こつて弾性率が向上するものと推定さ
れる。 本発明の組成物においては、上述した成分以外
に、ポリエステル樹脂に普通使用される添加剤、
例えば着色剤、離型剤、酸化防止剤、紫外線安定
剤、難燃剤等を含有することができる。 本発明の組成物は、各成分の任意の公知の手段
により混ぜ合わせることにより製造される。例え
ばポリエステル樹脂を任意の適当な混合機又は回
転機中で成分(B),(C),(D)、〔またはさらに(E)〕と
混合し、混合物を溶融押出しするか、あるいはポ
リエステル樹脂の重合の最終段階で溶融樹脂に成
分(B),(C),(D)、〔またはさらに(E)〕を混合し、そ
のまま押出しすることもできる。また、ポリエス
テル樹脂に成分(C),(D)、〔またはさらに(E)〕を溶
融混練した後、成分(B)を配合する方法、及び逆に
成分(B)を含有するポリエステル樹脂に成分(C),
(D)、〔またはさらに(E)〕を溶融混練する方法も採
用できる。 本発明の組成物は、特殊な成形法や反応条件は
必要でなく、通常の熱可塑性樹脂の成形に用いら
れる条件と同様の条件で成形することができる。 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はかかる実施例により何ら限定
されるものではない。 実施例 1 PET(固有粘度0.68)43.5g、エチレン/メタ
クリル酸共重合体のナトリウム塩(平均分子量
3000)3.5g、ポリエチレングリコールジメチル
エーテル(ポリエチレングリコール部分の平均分
子量1000)1.3g、ガラス繊維(日東紡績社製
CS6PE401、集束チヨツプドストランド、カツト
長6mm)21.7gをプラストグラフ(ブラベンダー
社PL―3000型、ミキシング部容量70ml、ローラ
ー型ローター1対設置にて275℃、30rpmの条件
で5分間混練した。5分後の混練トルクを表1に
示す。また得られた混練物を急冷した試料を差動
熱量計(以下においてDSCと略す。パーキンエ
ルマー社製2C型)を用い、室温から20℃/minで
昇温して結晶化温度(Thc)を測定した。Thcが
低い程、低温におけるポリマーの結晶化速度が大
きく、低温金型で実際に成形した場合に結晶化度
の高い成形品が得られる。 比較例 1 実施例1においてエチレン/メタクリル酸共重
合体のナトリウム塩として平均分子量20万のもの
を3.5g用いる以外は実施例1と同じ条件で混練
を行つた。混練トルク及び得られた組成物のThc
を表1に示す。 実施例 2 実施例1においてポリエチレングリコールジメ
チルエーテルとし市ポリエチレングリコール部分
の平均分子量が2000のものを1.3g用いる以外は
実施例1と同じ条件で混練を行つた。混練トルク
及び得られた組成物のThcを表1に示す。 実施例 3 実施例1で使用した成分の他に更にビスフエノ
ールAジグリシジルエーテル0.13gを配合して、
実施例1と全く同じ条件で混練を行つた。混練ト
ルク及び得られた組成物のThcを表1に示す。 比較例 2 実施例3においてエチレン/メタクリル酸共重
合体のナトリウム塩として平均分子量5万のもの
を用いた以外は実施例3と同じ条件で混練を行つ
た。混練トルク及び得られた組成物のThcを表1
に示す。 比較例 3 固有粘度0.63のPET43.5g、ガラス繊維21.7g
を実施例1と同じ条件でプラストグラフで混練し
た。混練トルク及びThcを表1に示す。 比較例 4 実施例3において、エチレン/メタクリル酸共
重合体のナトリウム塩として平均分子量7000のも
のを用いる以外は実施例3と同じ条件で混練を行
つた。混練トルク及び得られた組成物のTchを表
1に示す。
【表】
表よりわかるように、本発明の組成物はPET
単独の場合(比較例3)にくらべて混練トルクが
低くなつている。これに対して分子量が5000以上
のエチレン/メタクリル酸共重合体のナトリウム
塩を用いた1,2及び4では、PET単独の場合
にくらべても混練トルクが高く、多量の充填剤の
配合は困難なことを示している。また、Thcは本
発明の組成物と比較例1,2及び4のもので全く
差がなく、本発明の組成物の結晶化促進効果は分
子量が5000以上のエチレン/メタクリル酸共重合
体のナトリウム塩を用いた場合と同等であること
がわかる。
単独の場合(比較例3)にくらべて混練トルクが
低くなつている。これに対して分子量が5000以上
のエチレン/メタクリル酸共重合体のナトリウム
塩を用いた1,2及び4では、PET単独の場合
にくらべても混練トルクが高く、多量の充填剤の
配合は困難なことを示している。また、Thcは本
発明の組成物と比較例1,2及び4のもので全く
差がなく、本発明の組成物の結晶化促進効果は分
子量が5000以上のエチレン/メタクリル酸共重合
体のナトリウム塩を用いた場合と同等であること
がわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主として (A) 少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステル樹脂100重量
部 (B) 強化または充填物質30〜160重量部 (C) α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸
との共重合体の1〜3価の金属塩であり、かつ
分子量が5000未満の化合物1〜20重量部 及び (D) 一般式 R1O(―R2O)―oR1′ (ただしR1,R1′はHまたは低級アルキル基
を表わし、R2は炭素数2〜4のアルキレン基
を表わす。また、nは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール0.1〜
10重量部 より構成されるポリエステル樹脂組成物。 2 (D)成分のR1及びR1′が低級アルキル基である
特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 主として (A) 少なくとも0.4の固有粘度を有し、かつ構成
単位の少なくとも80モル%がエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステル樹脂100重量
部 (B) 強化または充填物質30〜160重量部 (C) α―オレフインとα,β―不飽和カルボン酸
との共重合体の1〜3価の金属塩であり、かつ
分子量が5000未満の化合物1〜20重量部 (D) 一般式 R1O(−R2O)−oR1′ (ただしR1,R1′はHまたは低級アルキル基
を表わし、R2は炭素数2〜4のアルキレン基
を表わす。また、nは5以上の数である。) で表わされるポリアルキレングリコール0.1〜
10重量部 及び (E) 一般式 (ただしR3,R3′はH、アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基またはアルアルキル基
を表わし、R3とR3′は互いに結合していてもよ
い。R4はアルキレン基、シクロアルキレン基、
アリレン基、アルカリレン基またはアルアルキ
レン基を表わし、これらの基はエーテル基また
はエステル基を有していてもよい。) で表わされるエポキシ化合物0.1〜3重量部よ
り構成されるポリエステル樹脂組成物。 4 (D)成分のR1及びR1′が低級アルキル基である
特許請求の範囲第3項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13429082A JPS5924747A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 成形性の優れたポリエチレンテレフタレ−ト系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13429082A JPS5924747A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 成形性の優れたポリエチレンテレフタレ−ト系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5924747A JPS5924747A (ja) | 1984-02-08 |
| JPH0253462B2 true JPH0253462B2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=15124818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13429082A Granted JPS5924747A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 成形性の優れたポリエチレンテレフタレ−ト系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924747A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61271348A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Eng Plast Kk | ポリブチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 |
| JPH0611847B2 (ja) * | 1988-07-28 | 1994-02-16 | 鐘淵化学工業株式会社 | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850668B2 (ja) * | 1978-06-29 | 1983-11-11 | 東洋紡績株式会社 | ポリエステル組成物 |
| JPS56127655A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Thermoplastic polyester resin composition |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP13429082A patent/JPS5924747A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5924747A (ja) | 1984-02-08 |
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