JPH0254831B2 - - Google Patents

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JPH0254831B2
JPH0254831B2 JP57211199A JP21119982A JPH0254831B2 JP H0254831 B2 JPH0254831 B2 JP H0254831B2 JP 57211199 A JP57211199 A JP 57211199A JP 21119982 A JP21119982 A JP 21119982A JP H0254831 B2 JPH0254831 B2 JP H0254831B2
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Rafuon Ruisu
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RABO ERU RAFUON SA
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Publication of JPH0254831B2 publication Critical patent/JPH0254831B2/ja
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D265/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D265/28—1,4-Oxazines; Hydrogenated 1,4-oxazines
    • C07D265/30—1,4-Oxazines; Hydrogenated 1,4-oxazines not condensed with other rings
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24—Antidepressants
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/26—Psychostimulants, e.g. nicotine, cocaine

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  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な2−フエニル−モルホリン誘導
体、すなわち2−フエニル−4−エチル−モルホ
リン、2−o−トリル−4−メチル−モルホリン
およびこれらの酸付加塩に関するものである。ま
た本発明はこれらの化合物を含有する抗うつ剤に
関するものである。
多数の2−フエニル−モルホリン誘導体が、特
に米国特許第2835669号および同第2997469号、
「Eur.J.Med.Chem.Chimica Therapeutica」11
(No.3)、第201〜207頁(1976)、仏国特許第
7443M号および同第7138592号(公報第2111882
号)、および仏国特許出願第7930768号(公報第
2471378号)から既知である。また2−フエニル
−モルホリン誘導体に対していくつかの指示
(indioation)が考慮または推せんされているこ
とも知られている。前記誘導体は、特に上述の刊
行物において、中枢神経系の刺激剤または興奮剤
として、また精神安定剤、抗炎症剤、鎮痛剤およ
び降圧剤として示されている。
本発明においては驚くべきことには2−フエニ
ル−4−エチル−モルホリンおよび2−o−トリ
ル−4−メチル−モルホリンおよびこれらの塩が
中枢神経の抗うつ剤であつて、かかる本発明の化
合物は特にシナプシス前部および後部のα−アド
レナリン作動性刺激作用を有する点で従来の既知
化合物とは異なる。
次の一般式: (式中のXはH原子またはCH3基、YはCH3基ま
たはC2H5基を示す)で表わされる2−フエニル
−モルホリン誘導体に属する本発明の新規な化合
物は、 (i) 2−フエニル−4−エチル−モルホリン(X
=H、Y=C2H5)およびその無毒性酸付加
塩; および (ii) 2−o−トリル−4−メチル−モルホリン
(X=Y=CH3)およびその無毒性酸付加塩か
らなる群から選定される。
本発明の好適化合物は2−フエニル−4−エチ
ル−モルホリンおよびその塩であつて、これはこ
れらの化合物の示すシナプシス前部および後部の
α−アドレナリン作動性刺激作用による。
式で表わされる遊離塩基の塩を生成するのに
適当な無機酸および有機酸としては、塩化水素
酸、マレイン酸、アスパラギン酸、メタンスルホ
ン酸およびパトルエンスルホン酸を挙げることが
でき、本発明の好適な酸付加塩は塩化水素酸塩で
ある。
式で表わされる誘離塩基は従来の反応機構を
適用することによりそれ自体既知の方法で製造す
ることができる。好適な製造方法は、下記の式
(式中のXおよびYは上述のものと同一のものを
示す)で表わされる−フエニル−2−〔(N−ヒ
ドロキシエチル)−アルキル−アミノ〕−1−エタ
ノールを硫酸の存在下に次の反応式: に示すように環化する方法である。
本発明の抗うつ剤は2−フエニル−4−エチル
−モルホリン、2−o−トリル−2−メチル−モ
ルホリンおよびこれらの無毒性酸付加塩からなる
群から選定した少くとも1種の化合物を有効成分
として含有し、これに生理学的に許容される賦形
薬を組合わたことを特徴とする。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例 1 2−フエニル−4−エチル−モルホリンの塩化
水素酸塩(コードNo.CRL40914) 60g(0.5モル)のスチレンオキシドと222.5g
(2.5モル)の2−エチルアミノ−1−エタノール
および500mlのメタノールとの混合物を還流下に
15時間加熱した。蒸発乾固後に油状の蒸発残留物
を200ml/回のヘキサンで4回洗浄し、生成した
油状物を回転蒸発器内で真句下に乾燥した。次い
でこの乾燥した油状物を氷浴で冷却した125mlの
濃硫酸中に注入した。1時間接触させた後に500
mlの氷水と480mlの10N NaOHとを含有する混合
物中に反応生成物を滴下した。次いでエーテル抽
出を行い、エーテル相を水洗し、MgSO4上で乾
燥した。塩化水素酸性エタノールを用いて目的と
する塩化水素塩を沈澱させた。アセトン−エタノ
ール(1:1v/v)混合物中で晶出させること
により、40gのCRL40914(収率:35%)を得た。
融点(瞬時):210〜211℃(分解を伴う)。
分析結果:Cl-%実測値=15.82% Cl-%理論値=15.60% 実施例 2 2−フエニル−4−エチル−モルホリンの塩化
水素酸塩(コードNo.CRL40915)、 他の命令法:2−(2メチルフエニル)−4−
メチル−モルホリンの塩化水素酸塩 67g(0.5モル)のo−メチルアセトフエノン
を100mlの酢酸に溶解した。この混合物を氷浴中
で冷却し、このなかに25.8mlの臭素を注入した。
1時間接触させた後に、この混合物を蒸発乾固し
た。
o−メチル−ω−ブロモアセトフエノン(o−
CH3−C6H4−COCH2Br)を含有する蒸発残留物
をアセトンに溶解し、生成した混合物を、187.5
g(2.5モル)の2−メチルアミノ−エタノール
をメタノールに溶解した溶液中に注入した。生成
した反応生成物を環流下に4時間加熱し、次いで
蒸発乾固した。蒸発残留物を水に溶解し、酢酸エ
チルで抽出した。この混合物を水洗し、酢酸エチ
ル相を500mlの水と60mlの濃HCl(d15℃4=1.19g/
cm3)との混合物で抽出した。水層を酢酸エチルで
洗浄し、PHが11になるまでNaOHで中和し、次
いで酢酸エチルで抽出し、水洗し、MgSO4上で
乾燥し、過し、蒸発乾固した。
N−β−ヒドロキシエチル−N−メチル−o−
メチルフエナシル−アミンを含有する蒸発残留物
を500mlのメタノールに溶解し、88g(1モル)
のNaBH4を添加した。一夜接触させた後に、こ
の混合物を60mlの酢酸で破壊し、蒸発乾固し、水
に溶解した、NaOHでPH11まで中和し、酢酸エ
チルで抽出し、有機相を水洗し、MgSO4上で乾
燥し、過し、次いで蒸発乾固した。
このようにして得た1−o−トリル−2−(N
−β−ヒドロキシエチル−N−メチル)−アミノ
−エタノールを含有する蒸発残留物を氷浴中で冷
却した125mlの濃硫酸中に注入した。1時間接触
させた後に、反応生成物を460mlの水酸化ナトリ
ウムと500mlの水との混合物中に滴下した。エー
テル抽出し、水洗した後に、エーテル相を
MgSO4で乾燥し、過し、塩化水素酸を用いて
目的とする塩化水素酸塩を沈澱させた。エーテル
−エタノール(1:1v/v)混合物中で再結晶
することにより、10g(収率:9%)の
CRL40915を得た。融点(瞬時)=192℃(分解を
伴う)。
分析結果:Cl-%実測値=15.97% Cl-%理論値=15.60% CRL40914を用いて行つた動物試験の結果を以
下に説明する。特記しない限り本発明の化合物を
水溶液(PH5)の形態で雄マウスの場合には20
ml/Kgの容量で、雄ラツトの場合には5ml/Kgの
容量で腹腔内投与した。
−毒性 最大非致死量(LD−O)は雄マウスに腹腔
内投与した場合に128mg/Kgより多かつた。
−全体的挙動および反応性 3匹の動物からなるバツチを、CRL40914の
腹腔内投与前、次いで投与してから15分後、30
分後、1時間後、2時間後、3時間後および24
時間後に観察した。その結果は下記の通りであ
つた: (1) マウスの場合 用量64mg/Kgにおいて: −常同運動(stereotyped movement)の徴
候を有する1〜2時間にわたる興奮、 −1時間にわたる起毛、唾液分泌過多および
涙液過剰分泌、 −1時間にわたる瞳孔拡大、 −2時間にわたる呼吸頻発; 用量16mg/Kgにおいて: −30分間にわたる興奮、次いで接触に対する
反応性の減退、 −1時間にわたる涙液過剰分泌、 −2〜3時間にわたる体温異常降下(−2.8
℃)、 −1時間にわたる瞳孔拡大、 用量4mg/Kgにおいて: −30〜60分間にわたる鎮静、 −1時間にわたる体温異常降下(−2.2℃)、 −1時間にわたる瞳孔拡大; 用量2mg/Kgにおいて: −30〜60分間にわたる鎮静、 −1〜2時間にわたる体温異常降下(−3.6
℃)、 −1時間にわたる瞳孔拡大; (2) ラツトの場合 用量32mg/Kgにおいて: −接触に対する反応性および筋肉の緊張性の
減少を伴う3時間にわたる鎮静、 −3時間にわたる恐怖反応の増大、 −起毛(3時間)、唾液分泌過多(1時間)
および涙液過剰分泌(1時間)、 −3時間を超える瞳孔拡大; 用量8mg/Kgにおいて; −接触に対する反応性の減少および恐怖反応
の増大を伴う2時間にわたる鎮静、 −1〜2時間にわたる起毛、 −2時間にわたる瞳孔拡大; 用量2mg/Kgにおいて: −1時間にわたる鎮静、 −1〜2時間にわたる瞳孔拡大; 用量0.5mg/Kgにおいて: −1〜2時間にわたる瞳孔拡大。
−温度に及ぼす作用 6匹のマウスからなるバツチにCRL40914を
投与し;直腸温度を30分毎に測定した。0.25
mg/Kg、1mg/Kg、4mg/Kgおよび16mg/Kgの
用量において、CRL40914は30分後に最大の体
温異常降下を引起し、この体温異常降下が90〜
120分にわたつて続くことが観察された。
これに対し、一層多い投与量(64mg/Kg)で
は、30分で高体温が現われ、次いで中程度の体
温異常降下が現われた。
−常同運動 6匹のラツトからなるバツチにCRL40914ま
たはアンフエタミンを腹腔内注射し、直ちに小
形ボツクスに入れ、このボツクス内でラツトの
常同行動を作用が消失するまで10分毎に0〜3
回観察した。CRL40914は32mg/Kgの用量では
常同症を全く起さないことが観察された。64
mg/Kgという多い用量では、1mg/Kgのアンフ
エタミンを投与した後に観察された結果に匹敵
する強さおよび持続時間の常同症が現われた。
128mg/Kgという極めて多い用量では、この作
用は一層大きかつた。
V−アポモルフインとの相互作用 (1) マウスの場合 6匹のマウスからなるバツチにCRL40914
を投与し、30分後にアポモルフインを1mg/
Kgまたは166mg/Kgの用量で皮下注射した。
多い用量(16mg/Kg、64mg/Kg)において
CRL40914はアポモルフインによつて誘発さ
れる体温異常降下を阻止し、パーテイカリゼ
ーシヨン(verticalisation)および常同症の
徴候を増大するように見えることが観察され
た。従つて上述の用量におけるCRL40914の
作用の温度について観察した。
(2) ラツトの場合 CRL40914をラツトに投与し、30分後に0.5
mg/Kgのアポモルフインを皮下注射した。
0.5mg/Kg、2mg/Kgおよび8mg/Kgの用
量において、CRL40914はアポモルフインに
より誘発される常圧症の強さを僅か減少する
ように見えることが観察された。
これに対し、一層多い用量(32mg/Kg)で
は、常同症の慎重なポテンシアリゼーシヨン
(discreetpotentialization)を生ぜしめるよ
うに見えた。
−アンフエタミンとの相互作用 CRL40914を投与してから30分後に、アンフ
エタミン(2mg/Kg)を12匹のラツトからなる
バツチに腹腔内注射した。
8mg/Kgおよび32mg/Kgの用量において、
CRL40914はアンフエタミンで誘発される常同
症の強さを認めうる程減少することが観察され
た。
−レセルピンとの相互作用 2.5mg/Kgのレセルピンを腹腔内注射してか
ら4時間後に、6匹のマウスからなるバツチに
CRL40914を投与した。
4mg/Kgの用量、特に16mg/Kgおよび64mg/
Kgの用量において、CRL40914はレセルピンで
誘発される体温異常降下および下垂症を阻止す
ることが観察された。
−オキソトレモリンとの相互作用 6匹のマウスからなるバツチにCRL40914を
投与し、30分後に0.5mg/Kgのオキソトレモリ
ンを腹腔内注射した。
(1) 温度に対する作用 16mg/Kgおよび64mg/Kgの用量において、
CRL40914はオキソトレモリンにより誘発さ
れる体温異常降下を阻止した。CRL40914は
温度に対して用量に依存する二相の固有の作
用を示した。
(2) 震えに対する作用 多い用量(64mg/Kg)において、
CRL40914はオキソトレモリンにより誘発さ
れる震えの強さを減少した。
(3) 末コリン作動性症状(peripheral
oholinergic symptom)に対する作用 CRL40914はオキソトレモリンにより誘発
される末梢コリン作動性症状の徴候に作用し
なかつた。
−フオー・プレート(four−plate)試験、牽
引および電気シヨツクに対する作用 この試験はCRL40914を投与してから30分後
に、10匹のマウスからなるバツチについて行つ
た。
CRL40914は低用量では処罰通行回数
(number of punished passages)を減少し、
高用量ではこの回数を増大した;CRL40914は
重大な運動無能力(major motor incapacity)
を誘発せず、高用量(644mg/Kg)では電気シ
ヨツクの到死作用を一層強めた。
X−瞬間的自己運動性(motility)に対する作用 CRL40914を投与してから30分後に、マウス
をアクチメータ(actimeter)に入れ、このな
かでマウスの自己運動性を30分間記録した。
CRL40914は0.125mg/Kgの用量において既に
マウスの瞬間的自己運動性を減少させることが
観察された。この作用は0.5mg/Kg〜16mg/Kg
の用量で最大に達した。これより多い用量で
は、自己運動性減少作用が低下し、代りに明確
な機能亢進を示した(64mg/Kg)。
XI−種々の作因により妨害されたある行動に対す
る(vis−a−vis)作用 (1) 篭に対する慣れによる自己運動性の減少 アクチメータ内に18時間居住させた後に、
マウス(6匹/用量、対照12匹)に
CRL40914を投与した。これらのマウスを直
ちにそれぞれの篭のなかに戻した。30分後に
マウスの自己運動性を30分間記録した。
高用量(64mg/Kg)において、CRL40914
は篭に慣れたマウスにおける活動性を明確に
回復させることが観察された。
(2) 酸素の欠乏(hypoxic aggression)によ
る自己運動性の減少 CRL40914を投与してから30分後に、マウ
ス(10匹/用量、対照20匹)に90秒間で600
mmHg(すなわち約3×104パスカル)の圧力
降下を行うことにより急性酸素欠乏症
(acute hypobar anoxia)とし、次いで45秒
間緩和(relaxation)し、しかる後にマウス
をアクチメータに入れ、このなかでマウスの
自己運動性を10分間記録した。
減圧下の篭のなかで自己運動性が短い期間
(brief spell)に低下したマウスにおいて、
CRL40914は運動の活動性を変え、これは瞬
間的自己運動性に対する作用に反映した。
(3) 酸素欠乏性仮死 10匹のマウスかならるバツチにCRL40914
を投与し、30分後に32mg/Kgのガラミントリ
イオドエチレート(基準のクラーレ麻痺剤)
を腹腔内注射した。
1mg/Kg、4mg/Kgおよび16mg/Kgの用量
において、CRL40914は痙攣の生起を遅延さ
せ、程度は小さいがクラーレ麻痺剤により誘
発された酸素欠乏性仮死に続く死の生起を遅
延させることが観察された。これより多い用
量では、かかる作用は消失した。
XII−バルビタールとの相互作用 10匹のマウスからなるバツチにCRL40914を
投与し、30分後に220mg/Kgのバルビタールの
ナトリウム塩を腹腔内注射した。
4mg/Kgおよび16mg/Kgの用量では、
CRL40914はバルビタールによつて誘発された
睡眠を中程度に延期し、これより多い用量(64
mg/Kg)では睡眠を明確に阻止した。
−「行為絶望感」に対する作用 CRL40914またはデシプラミンを投与してか
ら30分後に10匹のマウスからなるバツチを、6
cmまで水を入れたビーカー内に入れた。マウス
の静止状態の持続期間を浸漬してから2〜6分
後に観察した。
4mg/Kgの用量においてCRL40914は浸漬さ
れたマウスの静止期間を短縮した;この作用は
64mg/Kgにおいて特に顕著であつた。
−ヨヒンビンとの相互作用 (1) 温度 12匹のマウスからなるバツチに0.5mg/Kg
のヨヒンビンを腹腔内注射し、30分後に
CRL40914を投与した。
0.5mg/Kgの用量においてヨヒンビンはマ
ウスの直腸の温度を変えなかつたが、1mg/
Kgおよび16mg/KgのCRL40914により誘発さ
れる体温異常降下の生起を阻止した。
(2) 瞬間的自己運動性 12匹のマウスからなるバツチをアククメー
タ内に入れる60分前および30分前に、それぞ
れヨヒンビン(0.5mg/Kg−腹腔内ルートに
よる)およびCRL−40914を投与し、アクチ
メータ内でマウスの自己運動性を30分間記録
した。
ヨヒンビンは瞬間的自己運動性に影響を与
えず、用量1mg/KgにおいてCRL40914によ
り誘発される運動性減退を阻止したが、16
mg/KgのCRL40914により誘発される運動性
減退には作用しなかつた。
−グループ間攻撃性に対する作用 グループ間攻撃性を検討した際にCRL40914
は雄のマウスに対して抗攻撃作用を示すことが
観察された。これは、CRL40914は4mg/Kgの
用量において2種の異なるグループのマウス間
の闘争を無くし、64mg/Kgの用量においてこれ
らのマウス間の接触持続期間を短くするからで
ある。かかる作用は低用量(4mg/Kg)におい
て生ずる鎮静作用および高用量(64mg/Kg)に
おいて生ずる運動刺激作用に起因する。
−心臓血管系に対する作用 6匹の遺伝的に高血圧のラツトに大腿動脈カ
テーテルを差込み、次いで20mg/Kgの
CRL40914を経口投与した。
CRL40914は僅かに低血圧作用を示すことが
観察された。CRL40914は動脈圧を次第に低下
させた;最大の作用はCRL40914を摂取してか
ら7時間後に達成された;動脈圧165mmHgから
135mmHg(すなわち2.2×104パスカルから1.8×
104パスカル)になつた、すなわち変化率は−
18%であつた。心搏は350回/分から1.5時間後
の最低270回/分まで緩徐に低下し、次いで次
第に上昇および降下し;24時間後に血圧および
心搏はそれぞれのコントロール値に戻つた。
上述の〜XII項および〜項に記載した
中枢神経系について行つた試験の結果から、
CRL40914は (i) 使用した用量に依存する二相に作用、すなわ
ち、 (a) 低用量における鎮静、運動性低下および体
温異常降下作用および (b) 高用量における興奮、運動亢進、高体温お
よび常同作用ならびにバルビタールによる睡
眠の拮抗作用 を示し、また (ii) 低用量ではシナプシス前部のα−アドレナリ
ン作動性の興奮剤として作用し、高用量ではシ
ナプシス後部のα−アドレナリン作動性興奮剤
として作用する。
以下にCRL40915を用いて行つた動物試験の結
果の概要を述べる。操作方法はCRL40914を用い
た場合と同じである。
−毒性 雄のマウスにおいて、腹腔内投与した場合の
LD−Oすなわち最大非致死量は256mg/Kgより
多量であつて、腹腔内投与した場合のLD−50
は約500mg/Kgのオーダーであつた。
−全体的挙動および反応性 (1) マウスの場合 用量128mg/Kgにおいて: −15分間にわたる痙攣、 −2時間にわたる攻撃性反応の減少を伴う鎮
静、 −15分間にわたる接触に対する反応性減退、 −30分間にわたる唾液分泌過多、および涙液
過剰分泌、 −2時間にわたる体温異常降下(−2.9℃); 用量32mg/Kgにおいて: −1時間にわたる鎮静、 −1時間にわたる体温異常降下(−2.8℃); 用量8mg/Kgにおいて: −15〜30分間にわたる一時的鎮静、 −1時間にわたる体温異常降下(−1.5℃); 用量2mg/Kgにおいて: −正確な症状が認められなかつた。
(2) ラツトの場合 用量64mg/Kgにおいて: −1〜2時間にわたる鎮静、 −1時間にわたる起毛、 −30〜60分間にわたる体温異常降下(−1.9
℃)、 −1時間にわたる瞳孔拡大; 用量16mg/Kgにおいて: −1〜2時間にわたる鎮静、 −起毛、 −30〜60分間にわたる瞳孔拡大; 用量4mg/Kgにおいて: −30分間にわたる鎮静、 −30分間にわたる中程度の瞳孔拡大; 用量1mg/Kgにおいて: −特殊な徴候は認められなかつた。
−アポモルフインとの相互作用 (1) マウスの場合 約32mg/Kgの用量で投与したCRL40915は
固有の体温異常降下作用を示した。32mg/Kg
および128mg/Kgの用量ではCRL40915はア
ポモルフインの体温異常降下作用を阻止し、
128mg/Kgの用量ではCRL40915は低用量
(11mg/Kg)のアポモルフインにより誘発さ
れたバーテイカリゼーシヨンおよび常同症の
徴候を減少した。
(2) ラツトの場合 CRL40915はラツトにおいてアポモルフイ
ンにより誘発された常同症に作用しなかつ
た。
−アンフエタミンとの相互作用 アンフエタミンによる常同症はCRL40915の
作用を受けなかつた。
−レセルピンとの相互作用 高用量(128mg/Kg)ではCRL40915はレセ
ルピンによる体温異常降下を一層悪化させた;
既に最大になつていた下垂症に変化は認められ
なかつた。
−オキソトレモリンとの相互作用 (1) 温度に対する作用 32mg/Kgおよび128mg/Kgの用量では
CRL40915は固有の体温異常降下作用を示し
たが、オキソトレモリンにより誘発された体
温異常降下を阻止した。
(2) 震えに対する作用 オキソトレモリンにより誘発された震えに
対して高用量(128mg/Kg)のCRL40915は
部分的拮抗作用を示した。
(3) 末梢コリン作動性症状に対する作用 CRL40915はオキソトレモリンによつて誘
発されたどのような末梢コリン作動性興奮の
徴候に対しても全く作用しなかつた。
−フオー・プレート試験、牽引および電気シヨ
ツクに対する作用 32mg/Kgおよび128mg/Kgの用量において、
CRL40915は処罰通行回数を減少し、重大な運
動無能力を誘発しなかつたが、電気シヨツクの
痙攣作用を阻止した。
−瞬間的自己運動性に対する作用 32mg/Kgおよび128mg/Kgの用量において、
CRL40915はマウスの瞬間的自己運動性を著し
く減少させた。
−種々の作因により妨害されたある行動に対す
る作用 (1) 篭に対する慣れによる自己運動性の減少 CRL40915は篭に慣れたマウスにおける活
動性を回復させなかつた。
(2) 酸素の欠乏による自己運動性の減少 減圧下の篭のなかで自己運動性が短い期間
に低下したマウスにおいて、CRL40915は運
動性の回復を全く改善しなかつた。
(3)酸素欠乏性仮死 8mg/Kg、32mg/Kgおよび128mg/Kgの用
量において、CRL40915は痙攣の生起を遅延
させ、クラーレ麻痺剤(ガラミントリイオド
エチレート)により誘発された酸素欠乏性仮
死に続く死の生起を遅延させた。
これらの試験の結果、CRL40915の神経精神薬
理学的プロフイールは強い鎮静作用を特徴とし、
この鎮静作用は用量が増大しても次第に増大する
ことはなく、作用を示すかあるいは全く示さない
ということで、所定用量では鎮静作用を示さず、
比較的に多い用量において極めて強い鎮静作用を
示すことが分つた。
体温異常降下(高用量では平均量におけるより
小さいように見えた)、運動性減退、フオー・プ
レート試験における処罰通行回数の減少、酸素の
欠乏による運動不能作用の一層の悪化、痙攣の生
起の遅延、および酸素の欠乏による仮死後の死は
すべて鎮静作用に関連させることができる作用で
ある。
さらに、高用量では、CRL40915はアポモルフ
インおよびオキソトレモリンにより誘発される体
温異常降下を明確に阻止したが、レセルピンの体
温異常降下作用を一層悪化した。
最後に、高用量では、CRL40915は唾液分泌過
多および起毛(これらは末梢シナプシス後部のα
−アドレナリン作動性の興奮に関連させることが
できた)、ならびに痙攣を生じさせた。これは
CRL40915の投与後15〜30分間にのみ生起した。
CRL40914は、ヒトに2〜3個/日の錠剤また
はカプセル剤(それぞれ10〜20mgの有効成分を含
有する)を経口投与した場合に、特に中枢神経の
抗うつ剤として優れた結果を与えた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i) 2−フエニル−4−エチル−モルホリン
    およびその酸付加塩と、 (ii) 2−o−トリル−4−メチル−モルホリンお
    よびその酸付加塩と からなる群から選定された2−フエニル−モルホ
    リン誘導体。 2 2−フエニル−4−エチル−モルホリンおよ
    びその酸付加塩である特許請求の範囲の第1項に
    記載の化合物。 3 2−o−トリル−4−メチル−モルホリンお
    よびその酸付加塩である特許請求の範囲第1項に
    記載の化合物。 4 (i) 2−フエニル−4−エチル−モルホリン
    およびその酸付加塩と、 (ii) 2−o−トリル−4−メチル−モルホリンお
    よびその酸付加塩と からなる群から選定された製薬上有効量の2−フ
    エニル−モルホリン誘導体を含有し、これに生理
    学的に許容される賦形剤を組合わせたことを特徴
    とする抗うつ剤。
JP57211199A 1981-12-01 1982-12-01 2−フエニル−モルホリン誘導体およびこの化合物を含有する抗うつ剤 Granted JPS58103377A (ja)

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FR8122507A FR2517305B1 (fr) 1981-12-01 1981-12-01 Nouveaux derives de 2-phenyl-morpholine et leur utilisation en therapeutique
FR8122507 1981-12-01

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JPS58103377A JPS58103377A (ja) 1983-06-20
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JP57211199A Granted JPS58103377A (ja) 1981-12-01 1982-12-01 2−フエニル−モルホリン誘導体およびこの化合物を含有する抗うつ剤

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AT (1) ATE18043T1 (ja)
AU (1) AU9100482A (ja)
CA (1) CA1189861A (ja)
DE (1) DE3269247D1 (ja)
DK (1) DK531582A (ja)
ES (1) ES517779A0 (ja)
FR (1) FR2517305B1 (ja)
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IE (1) IE54330B1 (ja)
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IE822840L (en) 1983-06-01
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