JPH0254897B2 - - Google Patents
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- JPH0254897B2 JPH0254897B2 JP2838183A JP2838183A JPH0254897B2 JP H0254897 B2 JPH0254897 B2 JP H0254897B2 JP 2838183 A JP2838183 A JP 2838183A JP 2838183 A JP2838183 A JP 2838183A JP H0254897 B2 JPH0254897 B2 JP H0254897B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/06—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a liquid
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Description
この発明はボイラにおける缶水の濃度検出装置
の診断方法及び装置に関する。 一般に、ボイラ系を長時間運転すると、缶水が
濃縮化されるので、缶水中に含まれるカルシウ
ム、マグネシウム、シリカ等の不純物濃度が増大
し、これが水管内に析出付着してスケールに成長
するものである。 そして、スケールが熱の不良導体であるため
に、スケールの付着はボイラ系の熱交換の効率を
低下させるばかりか、水管を高温度に至らしめ、
ついには、焼損をも招くことが知られている。 また、同様に、清缶剤等の不純物濃度も増大
し、これが缶水中に気泡層を誘発し、而して、該
気泡層の気泡が水となつて、蒸気中に混入してキ
ヤリーオーバを生じ、ボイラ系に接続されたバル
ブ等の関連機器に損傷を招くことも知られてい
る。かかるスケールの成長やキヤリーオーバを防
ぐためには、缶水の濃度化がある程度、進行した
ときに、缶水を全ブロー(缶水を完全に排泄する
ことをいう)して給水し新しい缶水と置換するこ
とが行われている。 電極を用いた濃度検出装置は実用されている
が、この濃度検出は電極とアース間の缶水の抵抗
値で濃度を検出している。ところがこの電極間又
は電極とアース間の絶縁劣化や断線で、誤信号を
出すことがあつた。電極間又は電極とアース間の
絶縁劣化が生じると缶水の完全な排泄が行われて
新鮮な缶水となつていても濃度検出装置の電極間
又は電極とアース間に濃縮化された状態を検知す
るための設定電流以上の電流が流れ濃度検出装置
は缶水が濃縮化されるという信号を出し、この信
号を受けて完全ブローを行うと他に何等かの防止
手段を講じない限り不必要な完全ブローが行われ
るおそれがある。これと逆に濃度検出装置の電極
又はアースに到る回路に断線があると缶水が濃縮
されても缶水濃度は新鮮な缶水と同じ信号が送ら
れ濃度検出装置は缶水濃度が低いことを知らせる
ため部分的なブローも行われない。 本発明は缶水濃度検出装置を備えたボイラにお
ける濃度検出装置が正しく動作しているかどうか
を判断する診断方法と装置を提供することを目的
とする。 本発明は缶水の濃縮度に応じて缶水の電導度に
比例して電流の増加する閉回路を備え該電流値を
計測して電流値に応じた濃度信号を出力する濃度
検出装置において、濃度信号を少くとも二個の濃
度信号レベル比較手段に導いて該比較手段の出力
信号の真理値より濃度検出装置の状態が正常か異
常かを判断する方法であり、次にのべる装置によ
りこれを実行する。 本発明は缶体内に濃度検出用電極と接地電極を
間隔をおいて設け、該両電極間に通電する電源を
含む閉回路中に電流電圧変換器を設けて濃度に比
例する電流値を電圧値に変換する缶水濃度検出部
を備え、該電圧を少くとも二つのコンパレータに
て設定電圧と比較して判断を行うものであつてボ
イラを全ブロー後の給水程度の缶水濃度で動作す
る設定、全ブロー後のボイラ給水程度の缶水濃度
では動作しないが缶水の濃縮が許容値以内の定め
られた濃度で動作する設定、ボイラ缶水の濃度が
ある許容値を越えたら動作する設定のように設定
電圧値で動作するコンパレータを並列し、各コン
パレータの出力信号の真理値を判断して濃度検出
装置の診断を行う判断回路を備え、全ブローが行
われたことを検出する手段及び全ブロー後缶水水
位が濃度検出を行うべき一定水位になつたことを
検出する手段を備えてこの検出手段により前述の
判断回路を動作させる如くしたものである。 この濃度検出を行うべき一定水位となつたこと
を検出する手段は特に設備されるものではなく実
施例に示すように全ブロー検出装置が備える計測
水位プローブもしくは缶水の下限水位以下に缶水
水位が低下した場合に缶水の加熱を行わせないよ
うにしたいわゆるインターロツクのための水位セ
ンサであつてもよいものである。 以下、本発明の実施例についてのべる。 第1図はボイラ缶水の濃度検出部異常検出方法
を示す説明図である。ボイラ缶体に連通して缶水
が導かれている容器1x内部の缶水はボイラ缶体
と同一挙動を示すものとする。容器1xとは絶縁
して濃度検出用電極7aが缶水に接するようにし
て容器1xに固定され、一方水中電極2dは缶水
中に設けられ、濃度検出用電極7a、水中電極2
d間には交流電源2e、流れる電流値を電圧値に
変換する電流電圧変換器7bを直列に配し電流電
圧変換器7bの出力電圧を出力とした濃度検出部
とする。一方濃度検出装置の診断を一定水位で動
作させるための濃度検出部異常検出用の水位計測
電極7xを設け、該電極7xが着水すると缶水を
介して水中電極2dと導通して閉回路となるよう
にし、該閉回路中に電源2e、電流検出器2xを
備える。電流検出器2xの出力電圧は信号S2を出
力するようにしておく。 電流電圧変換器7bの出力端をコンパレータ7
A,7B,7Cの正入力端子に並列にして結合す
る。コンパレータ7Aの動作電圧はボイラーの給
水程度の缶水の電導度によつて電流電圧変換器7
bが出力する電圧によつても動作するように設定
し、コンパレータ7Bはボイラー給水程度の缶水
の電導度では動作しないがボイラー缶水が濃縮さ
れて濃度が大となる許容値以下の濃度で動作する
設定とし、コンパレータ7Cはボイラー缶水の濃
度が大きくなり定められた許容値を越えたら動作
する設定とする。 缶水が濃縮され缶水濃度が大きくなると缶水の
電導度は下るので濃度検出用電極7aと水中電極
2d間の抵抗は下り、電流電圧変換器7b中を流
れる電流は増加しその出力電圧も増加する。又濃
度検出用電極7a、水中電極2d、電源2e、電
流電圧変換器7bからなる濃度検出部が断線する
と缶水濃度が上つても缶水が濃縮された信号は出
てこない。 さて全ブローが行われた後に缶水水位が上昇し
濃度検出部異常検出水位計測電極7xが着水する
と電流検出器2xは電流を検知して信号S2を出
す。この信号を例えば表示器で知る。この状態に
おいて電流電圧変換器7bは濃度検出用電極7
a、水中電極2d間の抵抗が最も大きいので低い
電圧を出力してコンパレータ7Aを動作させ出力
は1である。そしてコンパレータ7B,7Cは出
力0である。処が絶縁部のよごれなどにより濃度
検出用電極7aの絶縁抵抗が下るとあたかも缶水
の濃度が上昇したときと同じく濃度検出部には全
ブロー後給水時にもかゝわらず大なる電流が流れ
るので電流電圧変換器7bは大きい電圧を出力す
る。この電圧によりコンパレータ7Bもしくはコ
ンパレータ7B及び7Cを動作させる。 全ブローし且つ信号S2が入つたときにはコンパ
レータ7Aの出力が1、コンパレータ7B,7C
の出力が0であるべきであるが、濃度検出部に断
線があると電流電圧変換器7bには電流は流れず
出力電圧も0であるからコンパレータ7Aは出力
0である。かくして濃度検出部の断線が判断でき
る。 以上の動作をまとめると
の診断方法及び装置に関する。 一般に、ボイラ系を長時間運転すると、缶水が
濃縮化されるので、缶水中に含まれるカルシウ
ム、マグネシウム、シリカ等の不純物濃度が増大
し、これが水管内に析出付着してスケールに成長
するものである。 そして、スケールが熱の不良導体であるため
に、スケールの付着はボイラ系の熱交換の効率を
低下させるばかりか、水管を高温度に至らしめ、
ついには、焼損をも招くことが知られている。 また、同様に、清缶剤等の不純物濃度も増大
し、これが缶水中に気泡層を誘発し、而して、該
気泡層の気泡が水となつて、蒸気中に混入してキ
ヤリーオーバを生じ、ボイラ系に接続されたバル
ブ等の関連機器に損傷を招くことも知られてい
る。かかるスケールの成長やキヤリーオーバを防
ぐためには、缶水の濃度化がある程度、進行した
ときに、缶水を全ブロー(缶水を完全に排泄する
ことをいう)して給水し新しい缶水と置換するこ
とが行われている。 電極を用いた濃度検出装置は実用されている
が、この濃度検出は電極とアース間の缶水の抵抗
値で濃度を検出している。ところがこの電極間又
は電極とアース間の絶縁劣化や断線で、誤信号を
出すことがあつた。電極間又は電極とアース間の
絶縁劣化が生じると缶水の完全な排泄が行われて
新鮮な缶水となつていても濃度検出装置の電極間
又は電極とアース間に濃縮化された状態を検知す
るための設定電流以上の電流が流れ濃度検出装置
は缶水が濃縮化されるという信号を出し、この信
号を受けて完全ブローを行うと他に何等かの防止
手段を講じない限り不必要な完全ブローが行われ
るおそれがある。これと逆に濃度検出装置の電極
又はアースに到る回路に断線があると缶水が濃縮
されても缶水濃度は新鮮な缶水と同じ信号が送ら
れ濃度検出装置は缶水濃度が低いことを知らせる
ため部分的なブローも行われない。 本発明は缶水濃度検出装置を備えたボイラにお
ける濃度検出装置が正しく動作しているかどうか
を判断する診断方法と装置を提供することを目的
とする。 本発明は缶水の濃縮度に応じて缶水の電導度に
比例して電流の増加する閉回路を備え該電流値を
計測して電流値に応じた濃度信号を出力する濃度
検出装置において、濃度信号を少くとも二個の濃
度信号レベル比較手段に導いて該比較手段の出力
信号の真理値より濃度検出装置の状態が正常か異
常かを判断する方法であり、次にのべる装置によ
りこれを実行する。 本発明は缶体内に濃度検出用電極と接地電極を
間隔をおいて設け、該両電極間に通電する電源を
含む閉回路中に電流電圧変換器を設けて濃度に比
例する電流値を電圧値に変換する缶水濃度検出部
を備え、該電圧を少くとも二つのコンパレータに
て設定電圧と比較して判断を行うものであつてボ
イラを全ブロー後の給水程度の缶水濃度で動作す
る設定、全ブロー後のボイラ給水程度の缶水濃度
では動作しないが缶水の濃縮が許容値以内の定め
られた濃度で動作する設定、ボイラ缶水の濃度が
ある許容値を越えたら動作する設定のように設定
電圧値で動作するコンパレータを並列し、各コン
パレータの出力信号の真理値を判断して濃度検出
装置の診断を行う判断回路を備え、全ブローが行
われたことを検出する手段及び全ブロー後缶水水
位が濃度検出を行うべき一定水位になつたことを
検出する手段を備えてこの検出手段により前述の
判断回路を動作させる如くしたものである。 この濃度検出を行うべき一定水位となつたこと
を検出する手段は特に設備されるものではなく実
施例に示すように全ブロー検出装置が備える計測
水位プローブもしくは缶水の下限水位以下に缶水
水位が低下した場合に缶水の加熱を行わせないよ
うにしたいわゆるインターロツクのための水位セ
ンサであつてもよいものである。 以下、本発明の実施例についてのべる。 第1図はボイラ缶水の濃度検出部異常検出方法
を示す説明図である。ボイラ缶体に連通して缶水
が導かれている容器1x内部の缶水はボイラ缶体
と同一挙動を示すものとする。容器1xとは絶縁
して濃度検出用電極7aが缶水に接するようにし
て容器1xに固定され、一方水中電極2dは缶水
中に設けられ、濃度検出用電極7a、水中電極2
d間には交流電源2e、流れる電流値を電圧値に
変換する電流電圧変換器7bを直列に配し電流電
圧変換器7bの出力電圧を出力とした濃度検出部
とする。一方濃度検出装置の診断を一定水位で動
作させるための濃度検出部異常検出用の水位計測
電極7xを設け、該電極7xが着水すると缶水を
介して水中電極2dと導通して閉回路となるよう
にし、該閉回路中に電源2e、電流検出器2xを
備える。電流検出器2xの出力電圧は信号S2を出
力するようにしておく。 電流電圧変換器7bの出力端をコンパレータ7
A,7B,7Cの正入力端子に並列にして結合す
る。コンパレータ7Aの動作電圧はボイラーの給
水程度の缶水の電導度によつて電流電圧変換器7
bが出力する電圧によつても動作するように設定
し、コンパレータ7Bはボイラー給水程度の缶水
の電導度では動作しないがボイラー缶水が濃縮さ
れて濃度が大となる許容値以下の濃度で動作する
設定とし、コンパレータ7Cはボイラー缶水の濃
度が大きくなり定められた許容値を越えたら動作
する設定とする。 缶水が濃縮され缶水濃度が大きくなると缶水の
電導度は下るので濃度検出用電極7aと水中電極
2d間の抵抗は下り、電流電圧変換器7b中を流
れる電流は増加しその出力電圧も増加する。又濃
度検出用電極7a、水中電極2d、電源2e、電
流電圧変換器7bからなる濃度検出部が断線する
と缶水濃度が上つても缶水が濃縮された信号は出
てこない。 さて全ブローが行われた後に缶水水位が上昇し
濃度検出部異常検出水位計測電極7xが着水する
と電流検出器2xは電流を検知して信号S2を出
す。この信号を例えば表示器で知る。この状態に
おいて電流電圧変換器7bは濃度検出用電極7
a、水中電極2d間の抵抗が最も大きいので低い
電圧を出力してコンパレータ7Aを動作させ出力
は1である。そしてコンパレータ7B,7Cは出
力0である。処が絶縁部のよごれなどにより濃度
検出用電極7aの絶縁抵抗が下るとあたかも缶水
の濃度が上昇したときと同じく濃度検出部には全
ブロー後給水時にもかゝわらず大なる電流が流れ
るので電流電圧変換器7bは大きい電圧を出力す
る。この電圧によりコンパレータ7Bもしくはコ
ンパレータ7B及び7Cを動作させる。 全ブローし且つ信号S2が入つたときにはコンパ
レータ7Aの出力が1、コンパレータ7B,7C
の出力が0であるべきであるが、濃度検出部に断
線があると電流電圧変換器7bには電流は流れず
出力電圧も0であるからコンパレータ7Aは出力
0である。かくして濃度検出部の断線が判断でき
る。 以上の動作をまとめると
【表】
の如くである。従つてコンパレータ7A,7B,
7Cの出力を夫々表示するようにすると濃度検出
部の異常が判明する。これらの判断は論理回路に
よつて結果のみを出力するようにしてもよい。尚
上記真理値以外の場合はコンパレータ7A,7
B,7Cの異常と判断できる。 上記実施例はコンパレータを3個用いたが、複
数個であればよい。即ちコンパレータ7Aは必ず
備えるが最低限としてはコンパレータ7B又は7
Cを加えた二個でもよい。更に又コンパレータを
3個以上として濃度検出部の絶縁不良の程度をよ
り細かく診断するためにコンパレータ7Aから7
Cまでの間の動作電圧において順次に動作電圧の
異なるコンパレータを配するようにしてもよい。 このように濃度検出部を備えたボイラにおいて
濃度検出部の出力信号を全ブロー後の一定水位の
缶水位置においてコンパレータによつて比較する
ことにより濃度検出部の異常を検出できる。 さて、後続するこの発明の装置の実施例の説明
に先がけて、この発明の構成を付設することがで
きる典型的な小形ボイラ系の構成及び動作を説明
すれば以下の通りである。 第2図Aは、かかるボイラ系の構成を示すブロ
ツク説明図であり、ボイラ1はその断面が示され
ている。第2図Bは第2図AにおけるA−A断面
図である。 図において、ボイラ1の内部には、壁1aの内
周面に沿つて多数の水管1bが立設され、水管1
bは中空筒状体から成り、その下端部は環状の下
部管寄せ1c(水室)に、そして、その上端部は
同じく環状の上部管寄せ1d(蒸気室)にそれぞ
れ連通し、下部管寄せ1c及び水管1bの下部に
は、缶水が収納される。 水管1bで囲まれたボイラ1の中心部には、燃
焼室1eが形成され、その上部には、電動機1f
で駆動されるブロア1gに連通する風道1hが設
けられ、風道1h内には、ノズル棒1iと電極棒
1jが垂設される。 燃焼室1eの下端部は、多数の水管1bの中空
部を経て煙道1kに連通する。上部管寄せ1dか
らは、連通管1lが壁1a外に延びて下部管寄せ
1cに連通する。 連通管1lの中間部には、缶水水位を目視可能
に表示する水位ゲージ1mと水位検出部2が介装
される。水位検出部2には、給水制御部3が接続
され、その出力端子は給水ポンプ4を駆動する電
動機4aに接続される。給水ポンプ4の導入管は
図示しない水源に連通し、その吐出部は下部管寄
せ1cに連通する。 更に、連通管1lの上部には、圧力検出部5が
接続され、その出力端子は燃焼制御部6に接続さ
れる。燃焼制御部6からは、制御信号線6a〜6
cが延びて電動機1f、電極棒1j、燃料ポンプ
6dのそれぞれに接続される。燃料ポンプ6dの
導入管は図示しない燃料タンクに連通し、その吐
出管はノズル棒1iに連通する。そして、下部管
寄せ1cからはブロー管1nが延びて、ブローコ
ツク1pを介して図示しない排水路に連通し、上
部管寄せ1dからは蒸気管1qが延びて図示しな
い所望の蒸気負荷に連通する。 上記ボイラ系の構成では、蒸気を発生させるに
際しては、電動機1fでもつてブロア1gを駆動
して風道1h内に空気を圧送しつつ電極棒1jに
高電圧を印加してノズル棒1iの先端から噴射さ
れる燃料を着火させ、これを燃焼室1e内で燃焼
させる。かかる燃焼により生じた高温度の燃焼ガ
スは、燃焼室1e下端部から水管1bの中空部に
進入し、これを通過して煙道1kに至り排気され
る。この間に熱交換が行われて水管1b中の缶水
が加熱されて蒸気となり、これが上部管寄せ1d
にて収集、蓄積され、蒸気管1qを通じて蒸気負
荷に供給されるものである。 そして、燃焼制御に関しては、上部管寄せ1d
内の蒸気圧を連通管1lを通じて抽出して圧力検
出部5に供給し、圧力検出部5は上部管寄せ1d
内の蒸気圧が予め設定された下限蒸気圧に達した
ことを検出したときには、下限蒸気圧信号を、同
様に、上限蒸気圧に達したことを検出したときに
は、上限蒸気圧信号を燃焼制御部6に送る。 燃焼制御部6は、蒸気の消費が続行して上部管
寄せ1d内の蒸気圧が降下し、圧力検出部5から
下限蒸気圧信号を受けたときには、制御信号線6
aを通じて電動機1fを始動させて、ブロア1g
でもつて風道1hを空気パージしてから制御信号
線6bを通じて電極棒1jに高電圧を印加すると
ともに、制御信号線6cを通じて燃料ポンプ6d
を始動させて、ノズル棒1iから噴射される燃料
に点火し燃焼を開始させ、更に、蒸気の発生が続
行して蒸気圧が上昇し、圧力検出部5から上限蒸
気圧信号を受けたときには、制御信号線6cを通
じて燃料ポンプ6dを停止させて燃料供給を断つ
ことにより燃焼を停止させるとともに、燃焼ガス
の排出を待つて制御信号線6aを通じて電動機1
fを停止させてブロア1gからの送風を断つ。 而して、燃焼の断続制御でもつて、上部管寄せ
1d内の蒸気圧を上下限蒸気圧として予め設定さ
れた両圧力値の間の圧力値に保つことができるも
のである。 なお、簡便な装置では、電動機1f、燃料ポン
プ6dの始動・停止制御、及び電極棒1jへの高
電圧の印加を同時的に行つてもよい。 更に、給水制御に関しては、連通管1l内の気
水境界面、すなわち、水管1b中の缶水水位の変
化を水位検出部2に伝達し、水位検出部2は缶水
水位が予め設定された下限水位に達したことを検
出したときには、下限水位信号を、同様に、上限
水位に達したことを検出したときには、上限水位
信号を給水制御部3に送る。 給水制御部3は、蒸気の消費により水管中の缶
水水位が降下し、水位検出部2から下限水位信号
を受けたときには、電動機4aを始動させて給水
ポンプ4でもつて下部管寄せ1cを通じて水管1
bへの給水を開始させ、給水が続行して缶水水位
が上昇し、水位検出部2から上限水位信号を受け
たときには、電動機4aを停止させて水管1bへ
の給水を断つ。 而して、給水の断続制御でもつて、水管1b内
の缶水水位を上下限水位として予め設定された両
水位値の間の水位値に保つことができるものであ
る。 そして、かかる給水の断続制御と、前記燃焼の
断続制御は、互いに別個独立に行われるものであ
る。 また、缶水のブローに関してはブローコツク1
pを開くことにより、排水管1nを通じて下部管
寄せ1c及び水管1b中の缶水の一部あるいは全
部をブローすることができるものである。 なお、ブロア1g、風道1h、ノズル棒1i、
電極棒1jから成るバーナは、これに限られるも
のではなく、要すれば、水管1b中の缶水を加熱
して蒸気を発生させ得れば足りるので、一般的に
は、電気ヒータ等をも含む加熱装置であればよ
い。 而して、同様に、燃焼制御部6も加熱装置を断
続する加熱制御部であればよい。 続いて、第3図〜第5図に基づいて、この発明
の一実施例の構成及び動作を説明すれば以下の通
りである。 第3図は、この発明の一実施例の構成を示すブ
ロツク図であり、図中、水位検出部2の缶水水位
WLは、連通管1lにおける水位を、それに対応
する水管中の缶水水位に置き換えて表わしたもの
であり、簡便のために、水管としては、仮想上の
単純な形状の水管1b′が示されている。 また、水管1b′の下部に形成された拡張部1
c′は、下部管寄せ1cを仮想上の単純な形状で等
価的に表わしたものである。 水位検出部2は給水の断続制御における缶水の
下限設定位置Lにその先端が位置するように配設
された下限水位プローブ2aと、全ブローを検知
するため及び濃度検出部異常検出用の計測電極と
して下限設定位置Lの下方の計測設定位置Bにそ
の先端が位置するように配設された計測水位プロ
ーブ2bと、缶水の上限位置Hにその先端が位置
するように配設された上限水位プローブ2cと、
缶水中に埋没した水中電極2dと、水中電極2d
にその一端が接続された交流電源2eと、交流電
源2eの他端と、下限水位プローブ2a、計測水
位プローブ2b、上限水位プローブ2cのそれぞ
れとの間に挿入された電流検出器2f,2g,2
hとから成る。 給水制御部3は、電流検出器2fの出力端子が
そのセツト端子に接続され、電流検出器2hの出
力端子がインバータ3aを通じて、そのリセツト
端子に接続されたフリツプフロツプ3bと、フリ
ツプフロツプ3bの正相出力端子がドライバ3c
を通じてその一端に接続され、その他端が電源3
dに接続されたリレー3eとから成り、リレー3
eの接点3e′は給水ポンプ4を駆動する電動機4
aの電源供給線4bに挿入される。 空缶状態検出部8は、その入力端子が給水指令
スイツチ8aに接続された単安定マルチバイブレ
ータ8bと、単安定マルチバイブレータ8bの正
相出力端子にその入力端子が接続された単安定マ
ルチバイブレータ8cと、一つの入力端子が電流
検出器2gの出力端子に接続され、もう一つの入
力端子が単安定マルチバイブレータ8bの正相出
力端子に接続されたナンドゲート8dと、その入
力端子が単安定マルチバイブレータ8cの正相出
力端子に接続された単安定マルチバイブレータ8
eと、そのセツト端子がナンドゲート8dの出力
端子に接続され、そのリセツト端子が単安定マル
チバイブレータ8eの補相出力端子に接続された
フリツプフロツプ8fと、一つの入力端子がフリ
ツプフロツプ8fの補相出力端子に接続され、も
う一つの入力端子が単安定マルチバイブレータ8
cの正相出力端子に接続されたナンドゲート8g
とから成り、給水指令スイツチ8aに連動する給
水指令スイツチ8a′が給水ポンプ4を駆動するた
めの電動機4aの電源供給線4bに挿入される。 表示部11は、その入力端子がナンドゲート8
gの出力端子に接続されたカウンタ11aと、カ
ウンタ11aに順次に後続するドライバ11b、
表示管11cとから成る。 下部管寄せ1c′には濃度検出用電極7aが水位
検出用の電極例えば計測水位プローブ2bの影響
のない比較的下方に絶縁して固定せられており、
濃度検出用電極7a、電流値を電圧値に変換を行
う電流電圧変換器7b、交流電源2e、水中電極
2dと缶水にて閉回路が作られており缶水の電導
度によりこの閉回路を流れる電流が変化するよう
になつており、電流電圧変換器7bが該電流値を
電圧値に変換する缶水濃度検出部が構成されてい
る。電流電圧変換器7bの電圧を出力する出力端
子はコンパレータ7A,7B,7Cの正入力端子
に結合され、コンパレータ7A,7B,7Cの負
入力端子は一方がアースされた可変抵抗を介して
定電圧を加えられている。コンパレータ7A,7
B,7Cの出力端子は判断回路7dの入力端子に
結合されている。電流検出器2gの出力端子はナ
ンド回路8dの一つの入力端子と並列して判断回
路7dの入力端子に結合されている。空缶状態検
出部8の出力信号を得るようにナンド回路8gの
出力端子はカウンタ11aの入力端子と並列に判
断回路7dの入力端子に結合されている。 判断回路7dはナンド回路8gよりの出力信号
S5を受けそれに続いて電流検出器2gからの信号
S2を受けると動作してコンパレータ7A,7B,
7Cの出力信号の真理値を比較して缶水の濃度検
出部の正常かどうかの判断を行うものであり、缶
水の濃度検出部が正常な場合には缶水の濃縮に対
応する信号を受けて全ブロー或は一部ブローを行
う信号S11,S12を出力するものであつて、判断回
路7dの該缶水の濃度検出部の異常信号出力端子
は濃度検出部異常警報器7eに結線され、判断回
路7dの全ブロー信号出力端子はドライバー7g
の入力端子に結ばれ、ドライバー7gの出力端子
はリレーRL2に配線される。リレーRL2の接点
RL2−1はブローコツク1pの開閉回路に設け
てある。又判断回路7dの部分ブロー信号出力端
子はドライバー7iの入力端子に結合され、ドラ
イバー7iの出力端子はタイマーリレーTに配線
され、タイマーリレーTの接点T−1はブローコ
ツク1pの開閉回路に接点RL2−1と並列して
配されている。 第4図は缶水水位の変化Aと、電流検出器2
h,2fの出力信号B,Cとフリツプフロツプ3
bの正相出力信号Dとを対比して示す波形図であ
る。先ず、上記構成における水位検出部2、給水
制御部3に関して、給水制御の動作を説明すれば
以下の通りである。 いま、第4図A,aに示すように、缶水水位が
下限設定位置Lよりも高い位置にある場合には、
下限水位プローブ2aが缶水中に水没して、水中
電極2dとの間が缶水を通じて導通状態となり、
交流電源2eに対して電流検出器2f、下限水位
プローブ2a、水中電極2dから成る負荷回路が
形成されるので、電流検出器2fに電流が流れ、
これを検出して電流検出器2fは第4図C,bに
示すように「1」を出力する。 そして、缶水水位が降下して、第4図A,cに
示すように、下限設定位置Lに達すると、下限水
位プローブ2aの先端が缶水水面から離れ、交流
電源2eに対する負荷回路が遮断されるので、電
流検出器2fを通過する電流が零となり、これを
検出して、電流検出器2fは第4図C,dに示す
ように「0」を出力する。 かかる電流検出器2fの出力信号の「1」から
「0」への反転をセツト端子に受けて、フリツプ
フロツプ3bが「1」にセツトされ、その正相出
力信号は、第4図D,eに示すように「0」から
「1」に反転する。この信号を受けて、ドライバ
3cが導通状態となり、リレー3eが励磁され
て、接点3e′が閉成し、この時点では閉成されて
いる給水指令スイツチ8a′を通じて電動機4aに
電力が供給されるので、水管1b′への缶水の供給
が行われる。 而して、フリツプフロツプ3bが「1」になつ
ている期間中、給水が続行し、第4図A,fに示
すように缶水水位が上昇し続ける。 やがて、第4図A,gに示すように、缶水水位
が上限設定位置Hに達すると、上限水位プローブ
2cが水没し、いままで、これが水面から離れて
いたために、第4図B,hに示すように、「0」
を出力していた電流検出器2hが第4図B,iに
示すように、「1」を出力するようになる。 かかる電流検出器2hの出力信号の「0」から
「1」への反転はインバータ3aにより、「1」か
ら「0」への反転に変換されて、フリツプフロツ
プ3bのリセツト端子に供給され、これを「0」
にリセツトする。 而して、第4図D,jに示すように、フリツプ
フロツプ3bの正相出力信号が「0」となるの
で、リレー3eが非励磁状態になり、接点3e′が
開成し、給水が停止する。 このようにして、給水ポンプが始動してから停
止するまでの給水期間T1は、フリツプフロツプ
3bが「1」になつている期間でもつて特定さ
れ、更に、給水ポンプが停止してから始動するま
での給水停止期間T2は、フリツプフロツプ3b
が「0」になつている期間でもつて特定されるも
のである。 そして、給水を停止した後は、第4図A,kに
示すように、缶水水位は蒸発量に応じた降下率で
もつて再び降下し、これが第4図A,lに示すよ
うに、下限設定位置Lに到達するまでは、フリツ
プフロツプ3bが「0」に留まつて、しかる後、
第4図D,mに示すように「1」に反転して、給
水停止期間T2が形成される。 以上同様の動作が繰返し行われて、缶水水位は
上限設定位置Hと下限設定位置Lの間に保たれる
ものである。 続いて、第5図をも参照しつつブロー作業にお
ける完全ブロー検出のための動作を説明すれば以
下の通りである。 第5図は缶水水位の変化Aと、電流検出器2
f,2gの出力信号、すなわち、下限、計測水位
信号B,Cと、フリツプフロツプ8fの補相出力
信号Dと、単安定マルチバイブレータ8bの正相
出力信号Eと、ナンドゲート8dの出力信号F
と、ナンドゲート8gの出力信号Gと、単安定マ
ルチバイブレータ8cの正相出力信号Hとを対比
して示す波形図である。 ブロー作業に際して、作業者がブローコツク1
pを開くとともに給水指令スイツチ8a,8a′を
開成させて、給水制御部3におけるリレー接点3
e′の断続動作に係わりなく、電動機4aへの電源
供給を断つて給水ポンプ4を停止させると、水管
1b′中の缶水は、排水管1nを通じて大流量で排
泄されるので、第5図A,aに示すように、缶水
水位は急速度の降下を開始する。 そして、第5図A,bに示すように、下限設定
位置Lに到達すると、下限水位プローブ2aが水
面から離れるので、電流検出器2fの出力信号が
第5図B,cに示すように、「1」から「0」に
反転して、下限水位信号S1が出力される。 この間、缶水水位は、第5図A,eに示すよう
に、急速度の降下を続行し、第5図A,fに示す
ように、計測設定位置Bに到達すると、今度は、
計測水位プローブ2bが水面から離れるので、電
流検出器2gの出力信号が第5図C,gに示すよ
うに、「1」から「0」に反転して、計測水位信
号S2が出力される。 完全ブローを実行した後、必要に応じて、ボイ
ラ内の点検保守を行つてから、作業者がブローコ
ツク1pを閉じ、更に、給水指令スイツチ8a,
8a′を閉成させることにより給水指令信号S0を与
えると給水ポンプ4を駆動するための電動機4a
に対する給電がリレー接点3e′の開閉に支配され
るようになり、給水の断続制御動作が開始され
る。 この時点では、給水の断続制御に関しては、下
限設定位置Lを遥かに下回わつた缶水水位となつ
ているので、断続制御動作が行われて、リレー接
点3e′が閉成し、ボイラへの缶水供給が開始され
る。 このとき同時に、給水指令スイツチ8aが閉成
して、単安定マルチバイブレータ8bの入力端子
を接地することにより給水指令信号S0が与えられ
るので、第5図E,jに示すように、単安定マル
チバイブレータ8bがトリガされて準安定状態に
移行する。 一方、給水が開始されると、缶水水位は第5図
A,kに示すように、給水流量に応じて緩速度で
上昇するのであるが、特に、給水初期には、水管
1b′の拡張部1c′として等価的に表わされるよう
な広い断面積を有する下部管寄せ1cに缶水を充
満させるので、その上昇速度は極めて緩やかであ
り、缶水水位の上昇に長時間を要するものであ
る。 下部管寄せ1cが缶水で充満された後は、断面
積のより小さな水管1bを充満させることとなる
ので、缶水水位は、第5図A,lに示すように、
比較的速い速度で上昇する。 そして、缶水水位が第5図A,mに示すよう
に、計測設定位置Bに到達すると、第5図C,n
に示すように、電流検出器2gの出力信号が
「0」から「1」に反転して計測水位信号S2を出
力する。 しかるに、完全ブロー後の給水では、下部管寄
せ1cの充満に長時間を要するために缶水水位が
計測設定位置Bに到達する以前に、給水開始に際
して、給水指令信号S0に応答して準安定状態に移
行していた単安定マルチバイブレータ8bが第5
図E,pに示すように安定状態に復帰することと
なる。 従つて、ナンドゲート8dの二つの入力端子に
は、同時的な「1」の供給がないので、第5図F
に示すように、該ゲート8dは継続的に「1」を
出力する。 而して、フリツプフロツプ8fのセツト端子の
電圧には変化がなく、フリツプフロツプ8fの正
相出力信号は第5図Dに示すように、「0」のま
まに留まる。 かくして該フリツプフロツプ8fの補相出力端
子からは、空缶状態検出信号S4としての「1」が
ナンドゲート8gの一つの入力端子に供給され続
ける。 而して、単安定マルチバイブレータ8bが安定
状態に復帰すると、後続の単安定マルチバイブレ
ータ8cがトリガされて準安定状態に移行し、ナ
ンドゲート8gのもう一つの入力端子に「1」が
供給される。 そして、このとき、前述のように、空缶状態が
検出されていて、フリツプフロツプ8fから空缶
状態信号S4が断続的に出力されていれば、ナンド
ゲート8gの両入力端子に「1」が供給されるの
で、ナンドゲート8gの出力信号は第5図G,q
に示すように、「1」から「0」に反転して、完
全ブロー検出信号S5が出力される。 続いて、第5図H,zに示すように単安定マル
チバイブレータ8cが安定状態に復帰すると、第
5図G,rに示すように、ナンドゲート8gの出
力信号は「0」から「1」に反転し、このとき同
時に単安定マルチバイブレータ8eがトリガされ
て準安定状態に移行し、その補相出力信号の
「1」から「0」への反転をリセツト端子に受け
て、フリツプフロツプ8fが「0」にリセツトさ
れる。 いま仮りに、何らかの理由で、完全ブローとな
らずに第5図A,iに示すように、缶水水位が零
でない状態、すなわち、缶水が残留する状態から
給水を開始した場合を仮定すると、第5図A,
k′に示すように、下部管寄せ1cを充満するため
の期間の一部著しくは全部を欠いた状態で缶水水
位が上昇するので、計測設定位置Bまで上昇する
ために要する時間が短縮する。 而して、第5図A,m′に示すように、缶水水
位が計測設定位置Bに到達して、第5図C,n′に
示すように、電流検出器2gの出力信号が「0」
から「1」に反転する時点では、第5図E,uに
示すように、単安定マルチバイブレータ8bはい
まだ準安定状態にあるので、ナンドゲート8dの
一つの入力端子には、電流検出器2gからの
「1」が、そして、もう一つの入力端子には、単
安定マルチバイブレータ8bからの「1」が供給
されることとなり、第5図F,vに示すように、
ナンドゲート8dの出力信号は「1」から「0」
に反転する。この反転信号をセツト端子に受け
て、第5図D,wに示すように、フリツプフロツ
プ8fが「1」にセツトされ、その補相出力は
「0」となり、空缶状態検出信号S4が消滅する。 したがつて、このような場合には、第5図E,
pに示すように、単安定マルチバイブレータ8b
がやがて安定状態に復帰して、後続の単安定マル
チバイブレータ8cが準安定状態に移行しても、
ナンドゲート8gの一つの入力端子に供給されて
いるフリツプフロツプ8fの補相出力信号が
「0」となつている以上、ナンドゲート8gの出
力信号は第5図G,xに示すように、「1」にと
どまり、完全ブロー検出信号S5が出力されること
はない。 そして、単安定マルチバイブレータ8bが安定
状態に復帰すると、第5図F,yに示すように、
ナンドゲート8dの出力信号は再び「1」にもど
る。 続いて、単安定マルチバイブレータ8cが第5
図H,zに示すように、安定状態に復帰すると、
前述のように、単安定マルチバイブレータ8eが
トリガされて準安定状態に移行し、その補相出力
信号の「1」から「0」への反転をリセツト端子
に受けて、第5図D,sに示すようにフリツプフ
ロツプ8fが「0」にリセツトされる。 このようにして、空缶状態検出部8は単安定マ
ルチバイブレータ8bの準安定時間として予め設
定された特定の期間内に缶水水位が計測設定位置
Bまで上昇するか否かを判定することにより、完
全ブロー後の給水作業に際して、必ず、必要とさ
れる下部管寄せ1cに缶水を充満するための給水
時間の経過を検出して、完全ブロー検出信号S5を
出力するものである。 完全ブロー検出信号S5が出力されると、これに
応答してカウンタ11aは完全ブローの累積回数
を計数し、ドライバ11bを通じて表示管11c
を駆動して、完全ブローの累積回数を目視可能に
表示する。 このようなナンド回路8gからの全ブロー検出
信号S5はカウンタ11aの入力端子と並列してい
る判断回路7dの入力端子に入る。同時に計測水
位プローブ2bの着水により電流検出器2gから
の出力信号S2=1も判断回路7dに入るとこれを
受けてコンパレータ7A,7B,7Cからの出力
信号S6,S7,S8の真理値の比較が行われる。缶水
の濃度検出部が正常であると濃度検出用電極7a
と水中電極2d間の抵抗は最も大きく電流電圧変
換器7bに流れる電流は小さく電流電圧変換器7
bはコンパレータ7Aのみを動作させS6=1を出
力し、コンパレータ7B,7Cの出力信号S7,S8
は夫々0である。処がボイラ缶水のよごれが濃度
検出用電極7aの絶縁材に附着して該電極7aと
下部管寄せ1c′間の抵抗値が下り、濃度検出用電
極7aとアース間又は濃度検出用電極7aと水中
電極2d間の抵抗値が下るのであたかも缶水が濃
縮したときと同じように電流電圧変換器7bに電
流が流れるのでその出力電圧も缶水の濃縮度の許
容値以内の一定値を越えてコンパレータ7Bを動
作させコンパレータ7Aが出力信号S6=1、コン
パレータ7Bが出力信号S7=1を出力するか、更
に缶水の濃縮度が許容値を越えると電流電圧変換
器7bの出力電圧も大となりコンパレータ7B,
7C共に動作させ、コンパレータ7A,7B,7
Cの出力信号S6,S7,S8を総て1にする。従つて
このような缶水の全ブロー後の給水により水位が
計測水位プローブ2bが着水する状態ではコンパ
レータ7Aの出力信号S6のみが1でなければなら
ないから判断回路7dは濃度検出部異常信号S9を
出力し警報器7eにて表示し、濃度検出部の回路
の濃度検出用電極7aと水中電極2d間もしくは
濃度検出用電極7aと接地間の抵抗減少があり、
絶縁抵抗が低下していることを知らせる。又全ブ
ロー信号S5及び計測水位プローブ2bの着水を見
る電流検出器2gからの信号S2を判断回路が受け
た際にコンパレータ7A,7B,7Cの何れもが
動作しないときは濃度検出用電極7a、缶水、水
中電極2d、交流電源2e、電流電圧変換器7b
を直列にした閉回路の濃度検出部の断線である
か、交流電源2eが附勢されていないか、電流電
圧変換器7bが故障して出力電圧がでていないか
等であるので判断回路7dはこのようなとき濃度
検出異常信号S10を発して濃度検出装置の上述の
異常を警報器7fに表示する。 全ブロー信号S5と計測水位プローブ2bの着水
の信号S2を受けて判断回路7dがコンパレータ7
Aの出力信号S6が1、コンパレータ7B,7Cの
出力信号S7,S8が共に0である場合は正常である
からその後はボイラ運転による缶水の濃縮による
濃度検出用電極7aと水中電極2d間の缶水の抵
抗が低下し電流電圧変換器7bの出力電圧がコン
パレータ7Bを動作させると判断回路7dは部分
的ブローを行う信号S12を出力し、ドライバー7
iにて増幅してタイマーリレーTを附勢して接点
T−1を閉じてブローコツク1pを漸時開く。缶
水が一層濃縮されると濃度検出用電極7aと水中
電極2d間の缶水の電導度は低下するので電流電
圧変換器7bを流れる電流は増大して出力電圧は
許容値を越え、コンパレータ7A,7B,7Cは
総て動作し信号S6,S7,S8が総て1にて判断回路
に入るので判断回路は全ブロー信号S11を出し、
ドライバー7gにて増幅してリレーRL2を動作
させて接点RL2−1を閉じブローコツク1pは
開いて全ブローを行う。そして水位が濃度検出用
電極7aもしくは水中電極2d以下になると濃度
検出回路には電流は流れなくなるので電流電圧変
換器7bは電圧を出力しないのでコンパレータ7
A,7B,7Cは非動作となり、信号S6,S7,S8
は全部0となるので、それを受けて判断回路7d
は信号S11を0にしてリレーRL2を消勢し全ブロ
ーを終る。そこで給水指令スイツチ8a,8a′を
投入すると既にリレー3eは附勢されて接点3
e′は閉じているのでモータ4aは附勢されてポン
プ4を運転してボイラに給水が行われる。缶水水
位が計測水位プローブ2bに達すると計測水位プ
ローブ2bの着水による電流検出器2gの信号S2
が1となり、既にのべたように空缶状態検出部の
ナンド回路8gの出力信号S5は1を出力するので
判断回路7dは既にのべたように濃度検出用電極
7aと水中電極2d間の缶水濃度で定まる電流が
電流電圧変換器7bに流れその出力電圧はコンパ
レータ7A,7B,7Cに入力され、コンパレー
タ7A,7B,7Cの出力信号S6,S7,S8を判断
回路7dは判断して結果を表示する。 この実施例では全ブロー信号S5を得るために第
3図に示すような空缶状態検出部8を設けた。然
し乍ら本発明では全ブローが行われたことを知り
得ればよいのであり、このために缶水水位が全ブ
ローされたような低い水位を検出するような全ブ
ロー確認用低水位検出プローブを缶内に備えても
よく、或は缶水に連通可能となつている目視の水
位計によつてもよい。そしてこのような缶水水位
が全ブローによる極めて低下した水位を検出した
信号を手動又は自動で判断回路7dに入力しても
よい。 表示部11の構成としては、完全ブロー検出信
号S5を完全ブローの実行を表わす情報としてその
まま点灯表示する構成を採用してもよいし、表示
管11c等に代えて出力信号処理装置とタイプラ
イタを付設して完全ブローが実行されるたびに、
その累積回数に併わせて実行の日時を作表印字す
る構成を採用してもよい。 更には、演算処理装置を付設して、完全ブロー
検出信号S5の出力時点から起算した累積蒸発量を
算出してブローコツク1pの開閉、給水指令スイ
ツチ8a,8a′の開閉等を自動制御する構成とし
てもよい。 なお、上記実施例では、下限及び計測水位プロ
ーブ2a,2bと水中電極2d間の電導性を利用
して、缶水表面を検出しているが、これに限られ
るものではなく、缶水と蒸気の境界面を検出すれ
ば足りるので、下限、計測水位プローブ2a,2
b等の構成に代えて、下限、計測設定位置に発光
素子と受光素子を対向配置して成る光学的水位セ
ンサ、磁気を帯びた浮子を下限、計測設定位置に
配設された磁気センサでもつて検出する磁気的水
位センサ等を含む下限、計測水位センサを採用す
ることは随意である。あるいは、唯一の圧力セン
サから缶水水位に比例する水圧信号を得て、この
信号が下限、計測設定位置に対応する値に達した
ことをコンパレータでもつて検出する構成として
もよい。 更には、計測水位センサは、下限水位以下に缶
水水位が低下した場合に、缶水の加熱を行わせな
いようにしたいわゆるインターロツクのための水
位センサでもつて共用しているが、これらを別個
独立に設ける構成としてもよい。 以上のように、この発明はボイラ中の缶水のブ
ローを制御するブローコツクと、ボイラに缶水を
供給する給水ポンプと、缶水水位を検出して給水
ポンプの運転制御を行う制御装置と、缶水中に二
つの電極を置き該電極間をボイラ外部において結
合して閉回路を構成し閉回路中に直列に電源と該
閉回路中を流れる電流を検出しその出力電圧によ
り缶水の濃縮度を検出する濃度検出部と、全ブロ
ーを行つたことを検出する手段を備えたものにお
いて、全ブローを行つた信号と全ブローを行つた
後の給水により缶水が一定水位に到達したことを
検知する手段の信号と濃度検出部の出力信号レベ
ルを判断する複数のコンパレータの出力信号とを
受けて濃度検出部の診断を行う判断回路と該判断
回路より少くとも濃度検出部が異常であるときに
信号を出力する外部表示装置を備えたボイラにお
ける濃度検出部異常検出装置を備えたから缶水濃
度検出部の異常か正常かの判断ができるので濃度
検出部の異常に気ずかず缶水が濃縮されていない
のに全ブローを行つたり、逆に缶水が濃縮されて
いるのに全ブローを行わずスケールを成長させボ
イラの熱効率を低下させたり、キヤリーオーバに
よりボイラに接続するバルブ等の関連機器を損傷
させるトラブルを避けることができる。
7Cの出力を夫々表示するようにすると濃度検出
部の異常が判明する。これらの判断は論理回路に
よつて結果のみを出力するようにしてもよい。尚
上記真理値以外の場合はコンパレータ7A,7
B,7Cの異常と判断できる。 上記実施例はコンパレータを3個用いたが、複
数個であればよい。即ちコンパレータ7Aは必ず
備えるが最低限としてはコンパレータ7B又は7
Cを加えた二個でもよい。更に又コンパレータを
3個以上として濃度検出部の絶縁不良の程度をよ
り細かく診断するためにコンパレータ7Aから7
Cまでの間の動作電圧において順次に動作電圧の
異なるコンパレータを配するようにしてもよい。 このように濃度検出部を備えたボイラにおいて
濃度検出部の出力信号を全ブロー後の一定水位の
缶水位置においてコンパレータによつて比較する
ことにより濃度検出部の異常を検出できる。 さて、後続するこの発明の装置の実施例の説明
に先がけて、この発明の構成を付設することがで
きる典型的な小形ボイラ系の構成及び動作を説明
すれば以下の通りである。 第2図Aは、かかるボイラ系の構成を示すブロ
ツク説明図であり、ボイラ1はその断面が示され
ている。第2図Bは第2図AにおけるA−A断面
図である。 図において、ボイラ1の内部には、壁1aの内
周面に沿つて多数の水管1bが立設され、水管1
bは中空筒状体から成り、その下端部は環状の下
部管寄せ1c(水室)に、そして、その上端部は
同じく環状の上部管寄せ1d(蒸気室)にそれぞ
れ連通し、下部管寄せ1c及び水管1bの下部に
は、缶水が収納される。 水管1bで囲まれたボイラ1の中心部には、燃
焼室1eが形成され、その上部には、電動機1f
で駆動されるブロア1gに連通する風道1hが設
けられ、風道1h内には、ノズル棒1iと電極棒
1jが垂設される。 燃焼室1eの下端部は、多数の水管1bの中空
部を経て煙道1kに連通する。上部管寄せ1dか
らは、連通管1lが壁1a外に延びて下部管寄せ
1cに連通する。 連通管1lの中間部には、缶水水位を目視可能
に表示する水位ゲージ1mと水位検出部2が介装
される。水位検出部2には、給水制御部3が接続
され、その出力端子は給水ポンプ4を駆動する電
動機4aに接続される。給水ポンプ4の導入管は
図示しない水源に連通し、その吐出部は下部管寄
せ1cに連通する。 更に、連通管1lの上部には、圧力検出部5が
接続され、その出力端子は燃焼制御部6に接続さ
れる。燃焼制御部6からは、制御信号線6a〜6
cが延びて電動機1f、電極棒1j、燃料ポンプ
6dのそれぞれに接続される。燃料ポンプ6dの
導入管は図示しない燃料タンクに連通し、その吐
出管はノズル棒1iに連通する。そして、下部管
寄せ1cからはブロー管1nが延びて、ブローコ
ツク1pを介して図示しない排水路に連通し、上
部管寄せ1dからは蒸気管1qが延びて図示しな
い所望の蒸気負荷に連通する。 上記ボイラ系の構成では、蒸気を発生させるに
際しては、電動機1fでもつてブロア1gを駆動
して風道1h内に空気を圧送しつつ電極棒1jに
高電圧を印加してノズル棒1iの先端から噴射さ
れる燃料を着火させ、これを燃焼室1e内で燃焼
させる。かかる燃焼により生じた高温度の燃焼ガ
スは、燃焼室1e下端部から水管1bの中空部に
進入し、これを通過して煙道1kに至り排気され
る。この間に熱交換が行われて水管1b中の缶水
が加熱されて蒸気となり、これが上部管寄せ1d
にて収集、蓄積され、蒸気管1qを通じて蒸気負
荷に供給されるものである。 そして、燃焼制御に関しては、上部管寄せ1d
内の蒸気圧を連通管1lを通じて抽出して圧力検
出部5に供給し、圧力検出部5は上部管寄せ1d
内の蒸気圧が予め設定された下限蒸気圧に達した
ことを検出したときには、下限蒸気圧信号を、同
様に、上限蒸気圧に達したことを検出したときに
は、上限蒸気圧信号を燃焼制御部6に送る。 燃焼制御部6は、蒸気の消費が続行して上部管
寄せ1d内の蒸気圧が降下し、圧力検出部5から
下限蒸気圧信号を受けたときには、制御信号線6
aを通じて電動機1fを始動させて、ブロア1g
でもつて風道1hを空気パージしてから制御信号
線6bを通じて電極棒1jに高電圧を印加すると
ともに、制御信号線6cを通じて燃料ポンプ6d
を始動させて、ノズル棒1iから噴射される燃料
に点火し燃焼を開始させ、更に、蒸気の発生が続
行して蒸気圧が上昇し、圧力検出部5から上限蒸
気圧信号を受けたときには、制御信号線6cを通
じて燃料ポンプ6dを停止させて燃料供給を断つ
ことにより燃焼を停止させるとともに、燃焼ガス
の排出を待つて制御信号線6aを通じて電動機1
fを停止させてブロア1gからの送風を断つ。 而して、燃焼の断続制御でもつて、上部管寄せ
1d内の蒸気圧を上下限蒸気圧として予め設定さ
れた両圧力値の間の圧力値に保つことができるも
のである。 なお、簡便な装置では、電動機1f、燃料ポン
プ6dの始動・停止制御、及び電極棒1jへの高
電圧の印加を同時的に行つてもよい。 更に、給水制御に関しては、連通管1l内の気
水境界面、すなわち、水管1b中の缶水水位の変
化を水位検出部2に伝達し、水位検出部2は缶水
水位が予め設定された下限水位に達したことを検
出したときには、下限水位信号を、同様に、上限
水位に達したことを検出したときには、上限水位
信号を給水制御部3に送る。 給水制御部3は、蒸気の消費により水管中の缶
水水位が降下し、水位検出部2から下限水位信号
を受けたときには、電動機4aを始動させて給水
ポンプ4でもつて下部管寄せ1cを通じて水管1
bへの給水を開始させ、給水が続行して缶水水位
が上昇し、水位検出部2から上限水位信号を受け
たときには、電動機4aを停止させて水管1bへ
の給水を断つ。 而して、給水の断続制御でもつて、水管1b内
の缶水水位を上下限水位として予め設定された両
水位値の間の水位値に保つことができるものであ
る。 そして、かかる給水の断続制御と、前記燃焼の
断続制御は、互いに別個独立に行われるものであ
る。 また、缶水のブローに関してはブローコツク1
pを開くことにより、排水管1nを通じて下部管
寄せ1c及び水管1b中の缶水の一部あるいは全
部をブローすることができるものである。 なお、ブロア1g、風道1h、ノズル棒1i、
電極棒1jから成るバーナは、これに限られるも
のではなく、要すれば、水管1b中の缶水を加熱
して蒸気を発生させ得れば足りるので、一般的に
は、電気ヒータ等をも含む加熱装置であればよ
い。 而して、同様に、燃焼制御部6も加熱装置を断
続する加熱制御部であればよい。 続いて、第3図〜第5図に基づいて、この発明
の一実施例の構成及び動作を説明すれば以下の通
りである。 第3図は、この発明の一実施例の構成を示すブ
ロツク図であり、図中、水位検出部2の缶水水位
WLは、連通管1lにおける水位を、それに対応
する水管中の缶水水位に置き換えて表わしたもの
であり、簡便のために、水管としては、仮想上の
単純な形状の水管1b′が示されている。 また、水管1b′の下部に形成された拡張部1
c′は、下部管寄せ1cを仮想上の単純な形状で等
価的に表わしたものである。 水位検出部2は給水の断続制御における缶水の
下限設定位置Lにその先端が位置するように配設
された下限水位プローブ2aと、全ブローを検知
するため及び濃度検出部異常検出用の計測電極と
して下限設定位置Lの下方の計測設定位置Bにそ
の先端が位置するように配設された計測水位プロ
ーブ2bと、缶水の上限位置Hにその先端が位置
するように配設された上限水位プローブ2cと、
缶水中に埋没した水中電極2dと、水中電極2d
にその一端が接続された交流電源2eと、交流電
源2eの他端と、下限水位プローブ2a、計測水
位プローブ2b、上限水位プローブ2cのそれぞ
れとの間に挿入された電流検出器2f,2g,2
hとから成る。 給水制御部3は、電流検出器2fの出力端子が
そのセツト端子に接続され、電流検出器2hの出
力端子がインバータ3aを通じて、そのリセツト
端子に接続されたフリツプフロツプ3bと、フリ
ツプフロツプ3bの正相出力端子がドライバ3c
を通じてその一端に接続され、その他端が電源3
dに接続されたリレー3eとから成り、リレー3
eの接点3e′は給水ポンプ4を駆動する電動機4
aの電源供給線4bに挿入される。 空缶状態検出部8は、その入力端子が給水指令
スイツチ8aに接続された単安定マルチバイブレ
ータ8bと、単安定マルチバイブレータ8bの正
相出力端子にその入力端子が接続された単安定マ
ルチバイブレータ8cと、一つの入力端子が電流
検出器2gの出力端子に接続され、もう一つの入
力端子が単安定マルチバイブレータ8bの正相出
力端子に接続されたナンドゲート8dと、その入
力端子が単安定マルチバイブレータ8cの正相出
力端子に接続された単安定マルチバイブレータ8
eと、そのセツト端子がナンドゲート8dの出力
端子に接続され、そのリセツト端子が単安定マル
チバイブレータ8eの補相出力端子に接続された
フリツプフロツプ8fと、一つの入力端子がフリ
ツプフロツプ8fの補相出力端子に接続され、も
う一つの入力端子が単安定マルチバイブレータ8
cの正相出力端子に接続されたナンドゲート8g
とから成り、給水指令スイツチ8aに連動する給
水指令スイツチ8a′が給水ポンプ4を駆動するた
めの電動機4aの電源供給線4bに挿入される。 表示部11は、その入力端子がナンドゲート8
gの出力端子に接続されたカウンタ11aと、カ
ウンタ11aに順次に後続するドライバ11b、
表示管11cとから成る。 下部管寄せ1c′には濃度検出用電極7aが水位
検出用の電極例えば計測水位プローブ2bの影響
のない比較的下方に絶縁して固定せられており、
濃度検出用電極7a、電流値を電圧値に変換を行
う電流電圧変換器7b、交流電源2e、水中電極
2dと缶水にて閉回路が作られており缶水の電導
度によりこの閉回路を流れる電流が変化するよう
になつており、電流電圧変換器7bが該電流値を
電圧値に変換する缶水濃度検出部が構成されてい
る。電流電圧変換器7bの電圧を出力する出力端
子はコンパレータ7A,7B,7Cの正入力端子
に結合され、コンパレータ7A,7B,7Cの負
入力端子は一方がアースされた可変抵抗を介して
定電圧を加えられている。コンパレータ7A,7
B,7Cの出力端子は判断回路7dの入力端子に
結合されている。電流検出器2gの出力端子はナ
ンド回路8dの一つの入力端子と並列して判断回
路7dの入力端子に結合されている。空缶状態検
出部8の出力信号を得るようにナンド回路8gの
出力端子はカウンタ11aの入力端子と並列に判
断回路7dの入力端子に結合されている。 判断回路7dはナンド回路8gよりの出力信号
S5を受けそれに続いて電流検出器2gからの信号
S2を受けると動作してコンパレータ7A,7B,
7Cの出力信号の真理値を比較して缶水の濃度検
出部の正常かどうかの判断を行うものであり、缶
水の濃度検出部が正常な場合には缶水の濃縮に対
応する信号を受けて全ブロー或は一部ブローを行
う信号S11,S12を出力するものであつて、判断回
路7dの該缶水の濃度検出部の異常信号出力端子
は濃度検出部異常警報器7eに結線され、判断回
路7dの全ブロー信号出力端子はドライバー7g
の入力端子に結ばれ、ドライバー7gの出力端子
はリレーRL2に配線される。リレーRL2の接点
RL2−1はブローコツク1pの開閉回路に設け
てある。又判断回路7dの部分ブロー信号出力端
子はドライバー7iの入力端子に結合され、ドラ
イバー7iの出力端子はタイマーリレーTに配線
され、タイマーリレーTの接点T−1はブローコ
ツク1pの開閉回路に接点RL2−1と並列して
配されている。 第4図は缶水水位の変化Aと、電流検出器2
h,2fの出力信号B,Cとフリツプフロツプ3
bの正相出力信号Dとを対比して示す波形図であ
る。先ず、上記構成における水位検出部2、給水
制御部3に関して、給水制御の動作を説明すれば
以下の通りである。 いま、第4図A,aに示すように、缶水水位が
下限設定位置Lよりも高い位置にある場合には、
下限水位プローブ2aが缶水中に水没して、水中
電極2dとの間が缶水を通じて導通状態となり、
交流電源2eに対して電流検出器2f、下限水位
プローブ2a、水中電極2dから成る負荷回路が
形成されるので、電流検出器2fに電流が流れ、
これを検出して電流検出器2fは第4図C,bに
示すように「1」を出力する。 そして、缶水水位が降下して、第4図A,cに
示すように、下限設定位置Lに達すると、下限水
位プローブ2aの先端が缶水水面から離れ、交流
電源2eに対する負荷回路が遮断されるので、電
流検出器2fを通過する電流が零となり、これを
検出して、電流検出器2fは第4図C,dに示す
ように「0」を出力する。 かかる電流検出器2fの出力信号の「1」から
「0」への反転をセツト端子に受けて、フリツプ
フロツプ3bが「1」にセツトされ、その正相出
力信号は、第4図D,eに示すように「0」から
「1」に反転する。この信号を受けて、ドライバ
3cが導通状態となり、リレー3eが励磁され
て、接点3e′が閉成し、この時点では閉成されて
いる給水指令スイツチ8a′を通じて電動機4aに
電力が供給されるので、水管1b′への缶水の供給
が行われる。 而して、フリツプフロツプ3bが「1」になつ
ている期間中、給水が続行し、第4図A,fに示
すように缶水水位が上昇し続ける。 やがて、第4図A,gに示すように、缶水水位
が上限設定位置Hに達すると、上限水位プローブ
2cが水没し、いままで、これが水面から離れて
いたために、第4図B,hに示すように、「0」
を出力していた電流検出器2hが第4図B,iに
示すように、「1」を出力するようになる。 かかる電流検出器2hの出力信号の「0」から
「1」への反転はインバータ3aにより、「1」か
ら「0」への反転に変換されて、フリツプフロツ
プ3bのリセツト端子に供給され、これを「0」
にリセツトする。 而して、第4図D,jに示すように、フリツプ
フロツプ3bの正相出力信号が「0」となるの
で、リレー3eが非励磁状態になり、接点3e′が
開成し、給水が停止する。 このようにして、給水ポンプが始動してから停
止するまでの給水期間T1は、フリツプフロツプ
3bが「1」になつている期間でもつて特定さ
れ、更に、給水ポンプが停止してから始動するま
での給水停止期間T2は、フリツプフロツプ3b
が「0」になつている期間でもつて特定されるも
のである。 そして、給水を停止した後は、第4図A,kに
示すように、缶水水位は蒸発量に応じた降下率で
もつて再び降下し、これが第4図A,lに示すよ
うに、下限設定位置Lに到達するまでは、フリツ
プフロツプ3bが「0」に留まつて、しかる後、
第4図D,mに示すように「1」に反転して、給
水停止期間T2が形成される。 以上同様の動作が繰返し行われて、缶水水位は
上限設定位置Hと下限設定位置Lの間に保たれる
ものである。 続いて、第5図をも参照しつつブロー作業にお
ける完全ブロー検出のための動作を説明すれば以
下の通りである。 第5図は缶水水位の変化Aと、電流検出器2
f,2gの出力信号、すなわち、下限、計測水位
信号B,Cと、フリツプフロツプ8fの補相出力
信号Dと、単安定マルチバイブレータ8bの正相
出力信号Eと、ナンドゲート8dの出力信号F
と、ナンドゲート8gの出力信号Gと、単安定マ
ルチバイブレータ8cの正相出力信号Hとを対比
して示す波形図である。 ブロー作業に際して、作業者がブローコツク1
pを開くとともに給水指令スイツチ8a,8a′を
開成させて、給水制御部3におけるリレー接点3
e′の断続動作に係わりなく、電動機4aへの電源
供給を断つて給水ポンプ4を停止させると、水管
1b′中の缶水は、排水管1nを通じて大流量で排
泄されるので、第5図A,aに示すように、缶水
水位は急速度の降下を開始する。 そして、第5図A,bに示すように、下限設定
位置Lに到達すると、下限水位プローブ2aが水
面から離れるので、電流検出器2fの出力信号が
第5図B,cに示すように、「1」から「0」に
反転して、下限水位信号S1が出力される。 この間、缶水水位は、第5図A,eに示すよう
に、急速度の降下を続行し、第5図A,fに示す
ように、計測設定位置Bに到達すると、今度は、
計測水位プローブ2bが水面から離れるので、電
流検出器2gの出力信号が第5図C,gに示すよ
うに、「1」から「0」に反転して、計測水位信
号S2が出力される。 完全ブローを実行した後、必要に応じて、ボイ
ラ内の点検保守を行つてから、作業者がブローコ
ツク1pを閉じ、更に、給水指令スイツチ8a,
8a′を閉成させることにより給水指令信号S0を与
えると給水ポンプ4を駆動するための電動機4a
に対する給電がリレー接点3e′の開閉に支配され
るようになり、給水の断続制御動作が開始され
る。 この時点では、給水の断続制御に関しては、下
限設定位置Lを遥かに下回わつた缶水水位となつ
ているので、断続制御動作が行われて、リレー接
点3e′が閉成し、ボイラへの缶水供給が開始され
る。 このとき同時に、給水指令スイツチ8aが閉成
して、単安定マルチバイブレータ8bの入力端子
を接地することにより給水指令信号S0が与えられ
るので、第5図E,jに示すように、単安定マル
チバイブレータ8bがトリガされて準安定状態に
移行する。 一方、給水が開始されると、缶水水位は第5図
A,kに示すように、給水流量に応じて緩速度で
上昇するのであるが、特に、給水初期には、水管
1b′の拡張部1c′として等価的に表わされるよう
な広い断面積を有する下部管寄せ1cに缶水を充
満させるので、その上昇速度は極めて緩やかであ
り、缶水水位の上昇に長時間を要するものであ
る。 下部管寄せ1cが缶水で充満された後は、断面
積のより小さな水管1bを充満させることとなる
ので、缶水水位は、第5図A,lに示すように、
比較的速い速度で上昇する。 そして、缶水水位が第5図A,mに示すよう
に、計測設定位置Bに到達すると、第5図C,n
に示すように、電流検出器2gの出力信号が
「0」から「1」に反転して計測水位信号S2を出
力する。 しかるに、完全ブロー後の給水では、下部管寄
せ1cの充満に長時間を要するために缶水水位が
計測設定位置Bに到達する以前に、給水開始に際
して、給水指令信号S0に応答して準安定状態に移
行していた単安定マルチバイブレータ8bが第5
図E,pに示すように安定状態に復帰することと
なる。 従つて、ナンドゲート8dの二つの入力端子に
は、同時的な「1」の供給がないので、第5図F
に示すように、該ゲート8dは継続的に「1」を
出力する。 而して、フリツプフロツプ8fのセツト端子の
電圧には変化がなく、フリツプフロツプ8fの正
相出力信号は第5図Dに示すように、「0」のま
まに留まる。 かくして該フリツプフロツプ8fの補相出力端
子からは、空缶状態検出信号S4としての「1」が
ナンドゲート8gの一つの入力端子に供給され続
ける。 而して、単安定マルチバイブレータ8bが安定
状態に復帰すると、後続の単安定マルチバイブレ
ータ8cがトリガされて準安定状態に移行し、ナ
ンドゲート8gのもう一つの入力端子に「1」が
供給される。 そして、このとき、前述のように、空缶状態が
検出されていて、フリツプフロツプ8fから空缶
状態信号S4が断続的に出力されていれば、ナンド
ゲート8gの両入力端子に「1」が供給されるの
で、ナンドゲート8gの出力信号は第5図G,q
に示すように、「1」から「0」に反転して、完
全ブロー検出信号S5が出力される。 続いて、第5図H,zに示すように単安定マル
チバイブレータ8cが安定状態に復帰すると、第
5図G,rに示すように、ナンドゲート8gの出
力信号は「0」から「1」に反転し、このとき同
時に単安定マルチバイブレータ8eがトリガされ
て準安定状態に移行し、その補相出力信号の
「1」から「0」への反転をリセツト端子に受け
て、フリツプフロツプ8fが「0」にリセツトさ
れる。 いま仮りに、何らかの理由で、完全ブローとな
らずに第5図A,iに示すように、缶水水位が零
でない状態、すなわち、缶水が残留する状態から
給水を開始した場合を仮定すると、第5図A,
k′に示すように、下部管寄せ1cを充満するため
の期間の一部著しくは全部を欠いた状態で缶水水
位が上昇するので、計測設定位置Bまで上昇する
ために要する時間が短縮する。 而して、第5図A,m′に示すように、缶水水
位が計測設定位置Bに到達して、第5図C,n′に
示すように、電流検出器2gの出力信号が「0」
から「1」に反転する時点では、第5図E,uに
示すように、単安定マルチバイブレータ8bはい
まだ準安定状態にあるので、ナンドゲート8dの
一つの入力端子には、電流検出器2gからの
「1」が、そして、もう一つの入力端子には、単
安定マルチバイブレータ8bからの「1」が供給
されることとなり、第5図F,vに示すように、
ナンドゲート8dの出力信号は「1」から「0」
に反転する。この反転信号をセツト端子に受け
て、第5図D,wに示すように、フリツプフロツ
プ8fが「1」にセツトされ、その補相出力は
「0」となり、空缶状態検出信号S4が消滅する。 したがつて、このような場合には、第5図E,
pに示すように、単安定マルチバイブレータ8b
がやがて安定状態に復帰して、後続の単安定マル
チバイブレータ8cが準安定状態に移行しても、
ナンドゲート8gの一つの入力端子に供給されて
いるフリツプフロツプ8fの補相出力信号が
「0」となつている以上、ナンドゲート8gの出
力信号は第5図G,xに示すように、「1」にと
どまり、完全ブロー検出信号S5が出力されること
はない。 そして、単安定マルチバイブレータ8bが安定
状態に復帰すると、第5図F,yに示すように、
ナンドゲート8dの出力信号は再び「1」にもど
る。 続いて、単安定マルチバイブレータ8cが第5
図H,zに示すように、安定状態に復帰すると、
前述のように、単安定マルチバイブレータ8eが
トリガされて準安定状態に移行し、その補相出力
信号の「1」から「0」への反転をリセツト端子
に受けて、第5図D,sに示すようにフリツプフ
ロツプ8fが「0」にリセツトされる。 このようにして、空缶状態検出部8は単安定マ
ルチバイブレータ8bの準安定時間として予め設
定された特定の期間内に缶水水位が計測設定位置
Bまで上昇するか否かを判定することにより、完
全ブロー後の給水作業に際して、必ず、必要とさ
れる下部管寄せ1cに缶水を充満するための給水
時間の経過を検出して、完全ブロー検出信号S5を
出力するものである。 完全ブロー検出信号S5が出力されると、これに
応答してカウンタ11aは完全ブローの累積回数
を計数し、ドライバ11bを通じて表示管11c
を駆動して、完全ブローの累積回数を目視可能に
表示する。 このようなナンド回路8gからの全ブロー検出
信号S5はカウンタ11aの入力端子と並列してい
る判断回路7dの入力端子に入る。同時に計測水
位プローブ2bの着水により電流検出器2gから
の出力信号S2=1も判断回路7dに入るとこれを
受けてコンパレータ7A,7B,7Cからの出力
信号S6,S7,S8の真理値の比較が行われる。缶水
の濃度検出部が正常であると濃度検出用電極7a
と水中電極2d間の抵抗は最も大きく電流電圧変
換器7bに流れる電流は小さく電流電圧変換器7
bはコンパレータ7Aのみを動作させS6=1を出
力し、コンパレータ7B,7Cの出力信号S7,S8
は夫々0である。処がボイラ缶水のよごれが濃度
検出用電極7aの絶縁材に附着して該電極7aと
下部管寄せ1c′間の抵抗値が下り、濃度検出用電
極7aとアース間又は濃度検出用電極7aと水中
電極2d間の抵抗値が下るのであたかも缶水が濃
縮したときと同じように電流電圧変換器7bに電
流が流れるのでその出力電圧も缶水の濃縮度の許
容値以内の一定値を越えてコンパレータ7Bを動
作させコンパレータ7Aが出力信号S6=1、コン
パレータ7Bが出力信号S7=1を出力するか、更
に缶水の濃縮度が許容値を越えると電流電圧変換
器7bの出力電圧も大となりコンパレータ7B,
7C共に動作させ、コンパレータ7A,7B,7
Cの出力信号S6,S7,S8を総て1にする。従つて
このような缶水の全ブロー後の給水により水位が
計測水位プローブ2bが着水する状態ではコンパ
レータ7Aの出力信号S6のみが1でなければなら
ないから判断回路7dは濃度検出部異常信号S9を
出力し警報器7eにて表示し、濃度検出部の回路
の濃度検出用電極7aと水中電極2d間もしくは
濃度検出用電極7aと接地間の抵抗減少があり、
絶縁抵抗が低下していることを知らせる。又全ブ
ロー信号S5及び計測水位プローブ2bの着水を見
る電流検出器2gからの信号S2を判断回路が受け
た際にコンパレータ7A,7B,7Cの何れもが
動作しないときは濃度検出用電極7a、缶水、水
中電極2d、交流電源2e、電流電圧変換器7b
を直列にした閉回路の濃度検出部の断線である
か、交流電源2eが附勢されていないか、電流電
圧変換器7bが故障して出力電圧がでていないか
等であるので判断回路7dはこのようなとき濃度
検出異常信号S10を発して濃度検出装置の上述の
異常を警報器7fに表示する。 全ブロー信号S5と計測水位プローブ2bの着水
の信号S2を受けて判断回路7dがコンパレータ7
Aの出力信号S6が1、コンパレータ7B,7Cの
出力信号S7,S8が共に0である場合は正常である
からその後はボイラ運転による缶水の濃縮による
濃度検出用電極7aと水中電極2d間の缶水の抵
抗が低下し電流電圧変換器7bの出力電圧がコン
パレータ7Bを動作させると判断回路7dは部分
的ブローを行う信号S12を出力し、ドライバー7
iにて増幅してタイマーリレーTを附勢して接点
T−1を閉じてブローコツク1pを漸時開く。缶
水が一層濃縮されると濃度検出用電極7aと水中
電極2d間の缶水の電導度は低下するので電流電
圧変換器7bを流れる電流は増大して出力電圧は
許容値を越え、コンパレータ7A,7B,7Cは
総て動作し信号S6,S7,S8が総て1にて判断回路
に入るので判断回路は全ブロー信号S11を出し、
ドライバー7gにて増幅してリレーRL2を動作
させて接点RL2−1を閉じブローコツク1pは
開いて全ブローを行う。そして水位が濃度検出用
電極7aもしくは水中電極2d以下になると濃度
検出回路には電流は流れなくなるので電流電圧変
換器7bは電圧を出力しないのでコンパレータ7
A,7B,7Cは非動作となり、信号S6,S7,S8
は全部0となるので、それを受けて判断回路7d
は信号S11を0にしてリレーRL2を消勢し全ブロ
ーを終る。そこで給水指令スイツチ8a,8a′を
投入すると既にリレー3eは附勢されて接点3
e′は閉じているのでモータ4aは附勢されてポン
プ4を運転してボイラに給水が行われる。缶水水
位が計測水位プローブ2bに達すると計測水位プ
ローブ2bの着水による電流検出器2gの信号S2
が1となり、既にのべたように空缶状態検出部の
ナンド回路8gの出力信号S5は1を出力するので
判断回路7dは既にのべたように濃度検出用電極
7aと水中電極2d間の缶水濃度で定まる電流が
電流電圧変換器7bに流れその出力電圧はコンパ
レータ7A,7B,7Cに入力され、コンパレー
タ7A,7B,7Cの出力信号S6,S7,S8を判断
回路7dは判断して結果を表示する。 この実施例では全ブロー信号S5を得るために第
3図に示すような空缶状態検出部8を設けた。然
し乍ら本発明では全ブローが行われたことを知り
得ればよいのであり、このために缶水水位が全ブ
ローされたような低い水位を検出するような全ブ
ロー確認用低水位検出プローブを缶内に備えても
よく、或は缶水に連通可能となつている目視の水
位計によつてもよい。そしてこのような缶水水位
が全ブローによる極めて低下した水位を検出した
信号を手動又は自動で判断回路7dに入力しても
よい。 表示部11の構成としては、完全ブロー検出信
号S5を完全ブローの実行を表わす情報としてその
まま点灯表示する構成を採用してもよいし、表示
管11c等に代えて出力信号処理装置とタイプラ
イタを付設して完全ブローが実行されるたびに、
その累積回数に併わせて実行の日時を作表印字す
る構成を採用してもよい。 更には、演算処理装置を付設して、完全ブロー
検出信号S5の出力時点から起算した累積蒸発量を
算出してブローコツク1pの開閉、給水指令スイ
ツチ8a,8a′の開閉等を自動制御する構成とし
てもよい。 なお、上記実施例では、下限及び計測水位プロ
ーブ2a,2bと水中電極2d間の電導性を利用
して、缶水表面を検出しているが、これに限られ
るものではなく、缶水と蒸気の境界面を検出すれ
ば足りるので、下限、計測水位プローブ2a,2
b等の構成に代えて、下限、計測設定位置に発光
素子と受光素子を対向配置して成る光学的水位セ
ンサ、磁気を帯びた浮子を下限、計測設定位置に
配設された磁気センサでもつて検出する磁気的水
位センサ等を含む下限、計測水位センサを採用す
ることは随意である。あるいは、唯一の圧力セン
サから缶水水位に比例する水圧信号を得て、この
信号が下限、計測設定位置に対応する値に達した
ことをコンパレータでもつて検出する構成として
もよい。 更には、計測水位センサは、下限水位以下に缶
水水位が低下した場合に、缶水の加熱を行わせな
いようにしたいわゆるインターロツクのための水
位センサでもつて共用しているが、これらを別個
独立に設ける構成としてもよい。 以上のように、この発明はボイラ中の缶水のブ
ローを制御するブローコツクと、ボイラに缶水を
供給する給水ポンプと、缶水水位を検出して給水
ポンプの運転制御を行う制御装置と、缶水中に二
つの電極を置き該電極間をボイラ外部において結
合して閉回路を構成し閉回路中に直列に電源と該
閉回路中を流れる電流を検出しその出力電圧によ
り缶水の濃縮度を検出する濃度検出部と、全ブロ
ーを行つたことを検出する手段を備えたものにお
いて、全ブローを行つた信号と全ブローを行つた
後の給水により缶水が一定水位に到達したことを
検知する手段の信号と濃度検出部の出力信号レベ
ルを判断する複数のコンパレータの出力信号とを
受けて濃度検出部の診断を行う判断回路と該判断
回路より少くとも濃度検出部が異常であるときに
信号を出力する外部表示装置を備えたボイラにお
ける濃度検出部異常検出装置を備えたから缶水濃
度検出部の異常か正常かの判断ができるので濃度
検出部の異常に気ずかず缶水が濃縮されていない
のに全ブローを行つたり、逆に缶水が濃縮されて
いるのに全ブローを行わずスケールを成長させボ
イラの熱効率を低下させたり、キヤリーオーバに
よりボイラに接続するバルブ等の関連機器を損傷
させるトラブルを避けることができる。
第1図は本発明の濃度検出方法の説明図、第2
図以下は本発明の濃度検出部異常検出装置の実施
例を示すもので、第2図Aはボイラの縦断面図、
第2図Bは第2図AのA−A断面図、第3図は本
発明の実施例の構成を示すブロツク図、第4図、
第5図は要部の波形図である。 1c′……下部缶寄せ、1p……ブローコツク、
1x……容器、2b……計測水位プローブ、2d
……水中電極、2e……交流電源、2g,2x…
…電流検出器、3……給水制御部、4……給水ポ
ンプ、7a……濃度検出用電極、7b……電流電
圧変換器、7x……濃度検出部異常検出水位計測
電極、7d……判断回路、7A,7B,7C……
コンパレータ、8……空缶状態検出部。
図以下は本発明の濃度検出部異常検出装置の実施
例を示すもので、第2図Aはボイラの縦断面図、
第2図Bは第2図AのA−A断面図、第3図は本
発明の実施例の構成を示すブロツク図、第4図、
第5図は要部の波形図である。 1c′……下部缶寄せ、1p……ブローコツク、
1x……容器、2b……計測水位プローブ、2d
……水中電極、2e……交流電源、2g,2x…
…電流検出器、3……給水制御部、4……給水ポ
ンプ、7a……濃度検出用電極、7b……電流電
圧変換器、7x……濃度検出部異常検出水位計測
電極、7d……判断回路、7A,7B,7C……
コンパレータ、8……空缶状態検出部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボイラにおいて全排泄を行つた後に給水を行
ない缶水の水位が上昇した一定位置を検知する手
段を設けてその信号を受けて、ボイラに備える缶
水の電導性の変化をとらえる濃度検出手段の出力
する信号レベルを該信号の比較器を用いて検出し
て比較器の示す濃度が給水時の濃度になつている
ことにより濃度検出装置が正常と判断し、比較器
の示す濃度が給水時の濃度以上の濃度である場合
は濃度検出手段の濃度検出用電極の絶縁不良と判
断し、濃度検出手段の出力信号が無い場合は濃度
検出手段の断線と判断するボイラにおける濃度検
出部異常検出方法。 2 少くとも、ボイラ中の缶水の排泄を制御する
ブローコツク手段と、給水指令信号S0に応答して
ボイラに缶水を供給する給水手段と缶水の濃度に
応じた濃度信号を発生する検出部とを備えたもの
において、給水制御手段の下位水位検出手段の検
知水位よりも下方の水位の濃度判断開始信号を発
する全ブロー後の濃度判断のための水位検出手段
と全ブローが行われたことを知る空缶状態検出手
段と該濃度検出部の信号を受けて該濃度検出部の
信号の大きさより全ブロー後の給水状態における
最も低濃度の缶水に対応する濃度検出部の信号に
より動作するコンパレータと全ブロー後の給水状
態における濃度よりも高い缶水の濃度における濃
度検出部の信号により動作する単数又は異なる大
きさの濃度信号により動作する二個以上のコンパ
レータを含む複数のコンパレータ群を備え、全ブ
ロー後の濃度判断のための水位検出手段の信号及
び全ブロー検出信号を受けて動作し、複数のコン
パレータ群の出力信号を比較して判断しその結果
を出力する判断回路を備えたボイラにおける濃度
検出部異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838183A JPS59153158A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ボイラにおける濃度検出部異常検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838183A JPS59153158A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ボイラにおける濃度検出部異常検出方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59153158A JPS59153158A (ja) | 1984-09-01 |
| JPH0254897B2 true JPH0254897B2 (ja) | 1990-11-22 |
Family
ID=12247062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2838183A Granted JPS59153158A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ボイラにおける濃度検出部異常検出方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59153158A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH032497A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | Kubota Corp | コンクリートセグメントの継手金具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61149854A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-08 | Miura Co Ltd | ボイラーの全ブロー検出装置 |
| JP6848646B2 (ja) * | 2017-04-21 | 2021-03-24 | 三浦工業株式会社 | ボイラシステム |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2838183A patent/JPS59153158A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH032497A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | Kubota Corp | コンクリートセグメントの継手金具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59153158A (ja) | 1984-09-01 |
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