JPH025548Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH025548Y2 JPH025548Y2 JP1981146284U JP14628481U JPH025548Y2 JP H025548 Y2 JPH025548 Y2 JP H025548Y2 JP 1981146284 U JP1981146284 U JP 1981146284U JP 14628481 U JP14628481 U JP 14628481U JP H025548 Y2 JPH025548 Y2 JP H025548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- resin
- synthetic resin
- fiber cloth
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱硬化性合成樹脂積層板の製造に用
いられる、ガラス繊維布に熱硬化性合成樹脂を含
浸、乾燥させたプリプレグに関する。
いられる、ガラス繊維布に熱硬化性合成樹脂を含
浸、乾燥させたプリプレグに関する。
銅張積層板等の合成樹脂積層板の製造に用いら
れるプリプレグは、ガラス布等の基材に樹脂を含
浸した後、樹脂が粘着性を示さない程度に迄加熱
乾燥し、所定寸法に切断して後工程に供される。
れるプリプレグは、ガラス布等の基材に樹脂を含
浸した後、樹脂が粘着性を示さない程度に迄加熱
乾燥し、所定寸法に切断して後工程に供される。
基材としてのガラス布は、ロール巻で供給され
両端部はガラス繊維のほつれや切断端が露出した
ままであり全く処理していなかつた。すなわち、
第1,2図に示すように経糸1の間を通る緯糸の
両端部で第1図の場合は、折り返し織りされた緯
糸2の折り返し部分でほつれ3を生じ、又第2図
に示すように一本通し織りされた緯糸2の切断端
部4でガラス繊維が露出された状態となつてい
る。これは、ほつれや切断端は含浸した樹脂によ
り固定され、また両端部は何れ切断して廃棄され
ることを考慮した結果である。
両端部はガラス繊維のほつれや切断端が露出した
ままであり全く処理していなかつた。すなわち、
第1,2図に示すように経糸1の間を通る緯糸の
両端部で第1図の場合は、折り返し織りされた緯
糸2の折り返し部分でほつれ3を生じ、又第2図
に示すように一本通し織りされた緯糸2の切断端
部4でガラス繊維が露出された状態となつてい
る。これは、ほつれや切断端は含浸した樹脂によ
り固定され、また両端部は何れ切断して廃棄され
ることを考慮した結果である。
このようなガラス繊維布に熱硬化性樹脂を含浸
すると、これらのガラス繊維のほつれた部分や切
断端の露出部分に樹脂が余分に付着し、プリプレ
グを多数積み重ねたときに、両端が高くなり、中
凹み状となる。このため真空吸着具で吸着して移
送する際に吸着具の高さを一々調整しなければな
らず、事実上自動化が不可能となる。
すると、これらのガラス繊維のほつれた部分や切
断端の露出部分に樹脂が余分に付着し、プリプレ
グを多数積み重ねたときに、両端が高くなり、中
凹み状となる。このため真空吸着具で吸着して移
送する際に吸着具の高さを一々調整しなければな
らず、事実上自動化が不可能となる。
又、積層の際に切断端が折損剥脱し、積層板内
や銅箔表面に付着すると圧痕を生じたり、これが
除去されずに銅箔表面に残ると、後のエツチング
の際にその部分だけエツチングされずにエツチン
グ不良となる。このような不良を回避するため、
従来は両端部を数mm〜数cm切断除去しており、材
料が無駄となつている。
や銅箔表面に付着すると圧痕を生じたり、これが
除去されずに銅箔表面に残ると、後のエツチング
の際にその部分だけエツチングされずにエツチン
グ不良となる。このような不良を回避するため、
従来は両端部を数mm〜数cm切断除去しており、材
料が無駄となつている。
更に、積層成形の際に、加熱により含浸樹脂の
粘度が一時低下する段階で、含浸樹脂が両端部か
ら流出して板厚精度の管理が難しい。
粘度が一時低下する段階で、含浸樹脂が両端部か
ら流出して板厚精度の管理が難しい。
本考案はこのような課題を解決しようとするも
のである。
のである。
本考案では前記したような課題を、ガラス繊維
よりなる経糸1と、その経糸と一本通し織りされ
たガラス繊維緯糸2とにより構成され且つ該緯糸
両端部分に熱可塑性合成樹脂からなる熱シール部
を形成したガラス繊維布を用いることにより解決
した。熱可塑性合成樹脂からなる熱シール部を形
成するには、両端部に経糸としてを熱可塑性合成
樹脂の糸を織り込み、製織後この経糸を加熱溶融
する方法によるものが最も容易である。第3,4
図はガラス繊維布を示すもので、5は熱シールさ
れた熱可塑性合成樹脂の糸である。熱可塑性合成
樹脂の糸としては、熱可塑性合成樹脂のテープ、
フイラメントを束ねた糸が好ましい。又、ガラス
繊維よりなる糸に熱可塑性合成樹脂を被覆したも
のでもよい。熱可塑性合成樹脂としては、汎用的
に使用されるもので熱シール性のあるものなら任
意のものが使用される。
よりなる経糸1と、その経糸と一本通し織りされ
たガラス繊維緯糸2とにより構成され且つ該緯糸
両端部分に熱可塑性合成樹脂からなる熱シール部
を形成したガラス繊維布を用いることにより解決
した。熱可塑性合成樹脂からなる熱シール部を形
成するには、両端部に経糸としてを熱可塑性合成
樹脂の糸を織り込み、製織後この経糸を加熱溶融
する方法によるものが最も容易である。第3,4
図はガラス繊維布を示すもので、5は熱シールさ
れた熱可塑性合成樹脂の糸である。熱可塑性合成
樹脂の糸としては、熱可塑性合成樹脂のテープ、
フイラメントを束ねた糸が好ましい。又、ガラス
繊維よりなる糸に熱可塑性合成樹脂を被覆したも
のでもよい。熱可塑性合成樹脂としては、汎用的
に使用されるもので熱シール性のあるものなら任
意のものが使用される。
ガラス繊維布緯糸の両端部に形成された熱可塑
性合成樹脂からなる熱シール部により、ガラス繊
維布の両端部に余分の樹脂が付着するのを妨げ、
又ほつれや切断端の折損剥脱も抑えることができ
る。更にこの熱シール部により、積層成形の際の
樹脂流出も防止される。
性合成樹脂からなる熱シール部により、ガラス繊
維布の両端部に余分の樹脂が付着するのを妨げ、
又ほつれや切断端の折損剥脱も抑えることができ
る。更にこの熱シール部により、積層成形の際の
樹脂流出も防止される。
両端部の経糸にポリエステル樹脂の糸を織り込
んだガラス繊維布(日東紡(株)製−GA9020、巾
1260mm、公称厚さ0.2mm)の両端部を加熱してポ
リエステル樹脂の糸を溶融し、熱シール部を形成
した。このガラス繊維布にエポキシ樹脂を常法に
より含浸、乾燥して所定長さに切断してプリプレ
グを得た。このプリプレグを1300枚積み重ねたと
き、中央部と両端部との高さの差は殆どなく、真
空吸着具による自動移送においても何ら支障がな
かつた。このプリプレグ8枚と銅箔とを組み合わ
せ80Kg/cm2、170℃で加熱加圧して銅張積層板と
した。得られた銅張積層板の中央部と端部との板
厚偏差は0.15mmであつた。銅箔表面に圧痕は全く
認められなかつた。
んだガラス繊維布(日東紡(株)製−GA9020、巾
1260mm、公称厚さ0.2mm)の両端部を加熱してポ
リエステル樹脂の糸を溶融し、熱シール部を形成
した。このガラス繊維布にエポキシ樹脂を常法に
より含浸、乾燥して所定長さに切断してプリプレ
グを得た。このプリプレグを1300枚積み重ねたと
き、中央部と両端部との高さの差は殆どなく、真
空吸着具による自動移送においても何ら支障がな
かつた。このプリプレグ8枚と銅箔とを組み合わ
せ80Kg/cm2、170℃で加熱加圧して銅張積層板と
した。得られた銅張積層板の中央部と端部との板
厚偏差は0.15mmであつた。銅箔表面に圧痕は全く
認められなかつた。
実施例で用いたのと同じガラス繊維布で、両端
部に熱シール部を形成しないものを用い以下前記
実施例と同様にしてプリプレグを製造した。この
プリプレグを1300枚積み重ねたとき、中央部と両
端部との高さの差は約60mmであり、真空吸着具に
よる自動移送は不可能であつた。このプリプレグ
を用いて実施例と同様にして銅張積層板とした。
この銅板積層板の中央部と端部との板厚偏差は
0.22mmであり、実施例によるものよりも端部から
の樹脂流出が大きいことが分かる。また、銅箔表
面に圧痕が若干認められるものであつた。
部に熱シール部を形成しないものを用い以下前記
実施例と同様にしてプリプレグを製造した。この
プリプレグを1300枚積み重ねたとき、中央部と両
端部との高さの差は約60mmであり、真空吸着具に
よる自動移送は不可能であつた。このプリプレグ
を用いて実施例と同様にして銅張積層板とした。
この銅板積層板の中央部と端部との板厚偏差は
0.22mmであり、実施例によるものよりも端部から
の樹脂流出が大きいことが分かる。また、銅箔表
面に圧痕が若干認められるものであつた。
(1) 緯糸両端部の熱シール部により、積層成形の
際に生ずる樹脂の流出を抑制でき、板厚精度の
管理が容易となつた。
際に生ずる樹脂の流出を抑制でき、板厚精度の
管理が容易となつた。
(2) 両端部に余分な樹脂が付着しなくなり、プリ
プレグを多数積み重ねたときに、平坦となり、
真空吸着具で吸着して移送する際に吸着具の高
さを一々調整しなくともよく、自動化が可能と
なつた。
プレグを多数積み重ねたときに、平坦となり、
真空吸着具で吸着して移送する際に吸着具の高
さを一々調整しなくともよく、自動化が可能と
なつた。
(3) 積層の際に切断端が折損剥脱し、積層板内や
銅箔表面に付着することがなくなり、銅箔表面
に圧痕を生じたり、後のエツチングの際にエツ
チングされずにエツチング不良となるおそれが
なくなつた。このような不良を回避するため、
従来行つていた両端部の切断除去が不要とな
り、材料の無駄がなくなつた。
銅箔表面に付着することがなくなり、銅箔表面
に圧痕を生じたり、後のエツチングの際にエツ
チングされずにエツチング不良となるおそれが
なくなつた。このような不良を回避するため、
従来行つていた両端部の切断除去が不要とな
り、材料の無駄がなくなつた。
第1図〜第4図はガラス繊維布の拡大平面図で
あり、第1図及び第2図は従来のもの、第3図及
び第4図は本考案の一実施例を示す。 符号の説明、1:経糸、2:緯糸、3:ほつ
れ、4:切断端部、5:熱可塑性合成樹脂の糸。
あり、第1図及び第2図は従来のもの、第3図及
び第4図は本考案の一実施例を示す。 符号の説明、1:経糸、2:緯糸、3:ほつ
れ、4:切断端部、5:熱可塑性合成樹脂の糸。
Claims (1)
- ガラス繊維よりなる経糸と、その経糸と一本通
し織りされたガラス繊維緯糸とにより構成され且
つ該緯糸両端部分に熱可塑性合成樹脂からなる熱
シール部を有するガラス繊維布、及びそのガラス
繊維布に含浸、乾燥された熱硬化性合成樹脂とよ
り成るプリプレグ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14628481U JPS5848797U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | ガラス繊維布 |
| KR8204314A KR860000405B1 (ko) | 1981-09-30 | 1982-09-24 | 유리섬유직물 |
| US06/427,582 US4428995A (en) | 1981-09-30 | 1982-09-29 | Glass cloth and prepreg containing same |
| GB08227784A GB2109024B (en) | 1981-09-30 | 1982-09-29 | Glass cloth and prepreg containing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14628481U JPS5848797U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | ガラス繊維布 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5848797U JPS5848797U (ja) | 1983-04-01 |
| JPH025548Y2 true JPH025548Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=29939194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14628481U Granted JPS5848797U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | ガラス繊維布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848797U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0619192Y2 (ja) * | 1987-11-17 | 1994-05-18 | トクデン株式会社 | 誘導発熱ローラ装置 |
| EP1357211A4 (en) * | 2001-01-12 | 2007-12-12 | Sumitomo Electric Industries | SPIRAL FABRIC AND QUICKLY ROTATING BODY |
| JP6598532B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2019-10-30 | 旭化成株式会社 | 布帛 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5553554A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-19 | Fujitsu Ltd | High dimension stability glass cloth and print distrubuting board |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14628481U patent/JPS5848797U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5848797U (ja) | 1983-04-01 |
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