JPH10272733A - 金属張積層板の製造方法 - Google Patents
金属張積層板の製造方法Info
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- JPH10272733A JPH10272733A JP8161797A JP8161797A JPH10272733A JP H10272733 A JPH10272733 A JP H10272733A JP 8161797 A JP8161797 A JP 8161797A JP 8161797 A JP8161797 A JP 8161797A JP H10272733 A JPH10272733 A JP H10272733A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材としてガラス織布を用い、加熱工程に置
かれたときの寸法変化率が小さい金属張積層板を得るた
めの製造方法を提供する。 【解決手段】 JIS R 3413に規定される糸の
呼称がD450 1/0のガラス糸を、25mm当りの
打ち込み本数の比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=
1.0〜1.2であり、単位面積当りの重量が55〜6
5g/m2 であり、平織り製織されたガラス織布を基材
として用い、この基材に固形分付着量が45〜60重量
%となるように熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥してプリ
プレグとし、次いでこのプリプレグに金属はくを重ねて
加熱加圧する。
かれたときの寸法変化率が小さい金属張積層板を得るた
めの製造方法を提供する。 【解決手段】 JIS R 3413に規定される糸の
呼称がD450 1/0のガラス糸を、25mm当りの
打ち込み本数の比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=
1.0〜1.2であり、単位面積当りの重量が55〜6
5g/m2 であり、平織り製織されたガラス織布を基材
として用い、この基材に固形分付着量が45〜60重量
%となるように熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥してプリ
プレグとし、次いでこのプリプレグに金属はくを重ねて
加熱加圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属張積層板の製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板は、金属張積層板に回路
加工を施して製造され、この金属張積層板は、基材に熱
硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥して得られるプリプレグと
金属はくとを積層して製造される。基材としては、紙、
ガラス繊維の織布、ガラス繊維の不織布などが用途に応
じて用いられている。電子部品の小型化、高集積化に対
応してプリント配線板も薄型化してきており、このよう
な薄型の金属張積層板においては、補強効果に優れたガ
ラス織布が用いられる。
加工を施して製造され、この金属張積層板は、基材に熱
硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥して得られるプリプレグと
金属はくとを積層して製造される。基材としては、紙、
ガラス繊維の織布、ガラス繊維の不織布などが用途に応
じて用いられている。電子部品の小型化、高集積化に対
応してプリント配線板も薄型化してきており、このよう
な薄型の金属張積層板においては、補強効果に優れたガ
ラス織布が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリント配線板は、部
品実装時のはんだ処理、多層化するための2次成形など
で加熱処理される。プリント配線板は、このような加熱
工程に置かれることによって、主として収縮する方向に
寸法の変化を生ずる。この寸法の変化は、基材としてガ
ラス織布を用いた金属張積層板においては、厚さが薄く
なるほど顕著になり、厚さ0.1mm未満のものでは、
加熱処理に起因する寸法変化率(以下、寸法変化率とい
う、また寸法変化率の大小について言及するときはその
絶対値の大小をいう)が−0.10%以上になる場合が
あった。請求項1〜3の発明は、いずれも、基材として
ガラス織布を用い、加熱工程に置かれたときの寸法変化
率が小さい金属張積層板を得るための製造方法を提供す
るものである。
品実装時のはんだ処理、多層化するための2次成形など
で加熱処理される。プリント配線板は、このような加熱
工程に置かれることによって、主として収縮する方向に
寸法の変化を生ずる。この寸法の変化は、基材としてガ
ラス織布を用いた金属張積層板においては、厚さが薄く
なるほど顕著になり、厚さ0.1mm未満のものでは、
加熱処理に起因する寸法変化率(以下、寸法変化率とい
う、また寸法変化率の大小について言及するときはその
絶対値の大小をいう)が−0.10%以上になる場合が
あった。請求項1〜3の発明は、いずれも、基材として
ガラス織布を用い、加熱工程に置かれたときの寸法変化
率が小さい金属張積層板を得るための製造方法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、JI
S R 3413に規定される糸の呼称がD4501/
0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の比率が
(たて糸本数/よこ糸本数)=1.0〜1.2であり、
単位面積当りの重量が55〜65g/m2 であり、平織
り製織されたガラス織布を基材として用い、この基材に
固形分付着量が45〜60重量%となるように熱硬化性
樹脂ワニスを含浸乾燥してプリプレグとし、次いでこの
プリプレグに金属はくを重ねて加熱加圧することを特徴
とする金属張積層板の製造方法である。
S R 3413に規定される糸の呼称がD4501/
0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の比率が
(たて糸本数/よこ糸本数)=1.0〜1.2であり、
単位面積当りの重量が55〜65g/m2 であり、平織
り製織されたガラス織布を基材として用い、この基材に
固形分付着量が45〜60重量%となるように熱硬化性
樹脂ワニスを含浸乾燥してプリプレグとし、次いでこの
プリプレグに金属はくを重ねて加熱加圧することを特徴
とする金属張積層板の製造方法である。
【0005】基材として用いるガラス織布の、25mm
当りの打ち込み本数の比率が(たて糸本数/よこ糸本
数)=1.0未満であると、たて方向とよこ方向の寸法
収縮率の差が大きくなりかつたて方向の寸法収縮率が
0.1%を超えてしまう。また、この比率が1.2を超
えると、たて方向とよこ方向の寸法収縮率の差が大きく
なりかつよこ方向の寸法収縮率が0.1%を超えてしま
う。基材として用いるガラス織布の単位面積当りの重量
が55g/m2 未満であると、ガラスの占める体積が小
さく、寸法収縮率が大きくなるおそれがある。また、こ
の重量が65g/m2 を超えると、プリプレグの厚さが
大きくなる。基材の織物組織としては平織に限られる。
繻子織や綾織は表面の平滑性の観点から好ましくないた
めである。
当りの打ち込み本数の比率が(たて糸本数/よこ糸本
数)=1.0未満であると、たて方向とよこ方向の寸法
収縮率の差が大きくなりかつたて方向の寸法収縮率が
0.1%を超えてしまう。また、この比率が1.2を超
えると、たて方向とよこ方向の寸法収縮率の差が大きく
なりかつよこ方向の寸法収縮率が0.1%を超えてしま
う。基材として用いるガラス織布の単位面積当りの重量
が55g/m2 未満であると、ガラスの占める体積が小
さく、寸法収縮率が大きくなるおそれがある。また、こ
の重量が65g/m2 を超えると、プリプレグの厚さが
大きくなる。基材の織物組織としては平織に限られる。
繻子織や綾織は表面の平滑性の観点から好ましくないた
めである。
【0006】このようなガラス織布を基材として熱硬化
性樹脂ワニスを含浸乾燥してプリプレグとされるが、熱
硬化性樹脂ワニスを含浸するとき、付着量は、乾燥後の
固形分付着量として45〜60重量%とされる。乾燥後
の固形分付着量が45重量%未満であると、樹脂分が不
足するため、樹脂分の欠落箇所を生じ、また、60重量
%を超えると、寸法変化率を小さくすることができなく
なる。このことから、熱硬化性樹脂ワニスを含浸すると
き、付着量は、乾燥後の固形分付着量として50〜55
重量%とするのがより好ましい。
性樹脂ワニスを含浸乾燥してプリプレグとされるが、熱
硬化性樹脂ワニスを含浸するとき、付着量は、乾燥後の
固形分付着量として45〜60重量%とされる。乾燥後
の固形分付着量が45重量%未満であると、樹脂分が不
足するため、樹脂分の欠落箇所を生じ、また、60重量
%を超えると、寸法変化率を小さくすることができなく
なる。このことから、熱硬化性樹脂ワニスを含浸すると
き、付着量は、乾燥後の固形分付着量として50〜55
重量%とするのがより好ましい。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ガラス織布を、熱膨張係数が3×10-6/℃以下で
あるガラス織布としたものである。熱膨張係数が3×1
0-6/℃以下であるガラス織布を基材とすることによ
り、より一層寸法変化率を小さくできるので好ましい。
て、ガラス織布を、熱膨張係数が3×10-6/℃以下で
あるガラス織布としたものである。熱膨張係数が3×1
0-6/℃以下であるガラス織布を基材とすることによ
り、より一層寸法変化率を小さくできるので好ましい。
【0008】さらに、請求項3の発明は、請求項1又は
2の発明において、金属はくを、180℃における熱間
伸び率(以下、単に、熱間伸び率という)が10%〜5
0%の金属はくとしたものである。金属はくとして熱間
伸び率が10%以上の金属はくを用いることにより、よ
り一層寸法変化率を小さくできるようになる。しかしな
がら、熱間伸び率が50%を超えると、取扱い性が悪
く、折れしわや積層するときにしわを生じやすくなるの
で、極めて慎重に取り扱う必要があり、製造工数が上が
る結果となる。なお、熱間伸び率とは、測定すべき金属
はくから長方形に試験片を切り取り、この試験片を試験
片の温度を180℃として引っ張り試験機により引っ張
り、試験片が破断したときの伸びを%で表したものであ
る。
2の発明において、金属はくを、180℃における熱間
伸び率(以下、単に、熱間伸び率という)が10%〜5
0%の金属はくとしたものである。金属はくとして熱間
伸び率が10%以上の金属はくを用いることにより、よ
り一層寸法変化率を小さくできるようになる。しかしな
がら、熱間伸び率が50%を超えると、取扱い性が悪
く、折れしわや積層するときにしわを生じやすくなるの
で、極めて慎重に取り扱う必要があり、製造工数が上が
る結果となる。なお、熱間伸び率とは、測定すべき金属
はくから長方形に試験片を切り取り、この試験片を試験
片の温度を180℃として引っ張り試験機により引っ張
り、試験片が破断したときの伸びを%で表したものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】JIS R 3413に規定され
る糸の呼称がD450 1/0のガラス糸は、直径5±
1.5μmのガラスフィラメントを200±10本束ね
た単糸である。ガラス織布の単位面積あたりの重量は、
織密度すなわち25mm当りの打ち込み本数により調整
される。したがって、本発明で基材として用いられるガ
ラス織布は、所定の単位面積あたりの重量を得るための
織密度の範囲内で、たて糸本数/よこ糸本数が1.0〜
1.2となるようにして製織される。織物組織は平織で
あればよく、製織するための織機など特に制限はない。
また、熱硬化性樹脂との親和性をよくすることから、シ
ランカップリング剤で処理することが好ましい。また、
熱膨張係数が、3×10-6/℃以下のガラス織布として
は、Sガラス織布(熱膨張係数=2.8×10-6/℃)
などが挙げられる。
る糸の呼称がD450 1/0のガラス糸は、直径5±
1.5μmのガラスフィラメントを200±10本束ね
た単糸である。ガラス織布の単位面積あたりの重量は、
織密度すなわち25mm当りの打ち込み本数により調整
される。したがって、本発明で基材として用いられるガ
ラス織布は、所定の単位面積あたりの重量を得るための
織密度の範囲内で、たて糸本数/よこ糸本数が1.0〜
1.2となるようにして製織される。織物組織は平織で
あればよく、製織するための織機など特に制限はない。
また、熱硬化性樹脂との親和性をよくすることから、シ
ランカップリング剤で処理することが好ましい。また、
熱膨張係数が、3×10-6/℃以下のガラス織布として
は、Sガラス織布(熱膨張係数=2.8×10-6/℃)
などが挙げられる。
【0010】プリプレグとするために使用される熱硬化
性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂
など、従来から積層板用に用いられている熱硬化性樹脂
が挙げられる。これらの熱硬化性樹脂をワニスとすると
き用いられる溶剤としては従来公知の溶剤が使用でき、
また、プリプレグを製造する方法条件なども従来同様の
方法条件によることができる。
性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂
など、従来から積層板用に用いられている熱硬化性樹脂
が挙げられる。これらの熱硬化性樹脂をワニスとすると
き用いられる溶剤としては従来公知の溶剤が使用でき、
また、プリプレグを製造する方法条件なども従来同様の
方法条件によることができる。
【0011】金属張積層板を得るために使用される金属
はくとしては、通常銅はくが使用される。熱間伸び率が
10%〜50%の銅はくとしては、例えば、三井金属工
業株式会社からHTEはく、日本電解株式会社からHG
Rはく及びMGRはくという商品名でそれぞれ市販され
ている銅はくが挙げられる。
はくとしては、通常銅はくが使用される。熱間伸び率が
10%〜50%の銅はくとしては、例えば、三井金属工
業株式会社からHTEはく、日本電解株式会社からHG
Rはく及びMGRはくという商品名でそれぞれ市販され
ている銅はくが挙げられる。
【0012】プリプレグと金属はくとから金属張積層板
を製造する方法条件などは、従来同様の方法条件による
ことができる。すなわち、プリプレグを製造しようとす
る金属張積層板の厚さに応じた枚数重ね、その外側(通
常は両外側)に金属はくを重ね、ステンレス鏡板で挟ん
で加熱加圧して、金属張積層板を得る。
を製造する方法条件などは、従来同様の方法条件による
ことができる。すなわち、プリプレグを製造しようとす
る金属張積層板の厚さに応じた枚数重ね、その外側(通
常は両外側)に金属はくを重ね、ステンレス鏡板で挟ん
で加熱加圧して、金属張積層板を得る。
【0013】本発明の製造方法により製造された金属張
積層板は、多層プリント配線板の内層板としても好適で
ある。すなわち、本発明の製造方法により製造された金
属張積層板に回路加工を施して内層板として使用する。
また、本発明の製造方法により片面金属張積層板を多層
プリント配線板の外層板として使用することもできる。
これら多層プリント配線板を製造するとき、本発明の製
造方法に用いたプリプレグを接着用プリプレグとして用
いるのが多層プリント配線板の寸法変化率を小さくする
ことから好ましい。接着用プリプレグとしては、乾燥後
の固形分付着量を多めに、例えば55〜60重量%とす
るのが好ましい。
積層板は、多層プリント配線板の内層板としても好適で
ある。すなわち、本発明の製造方法により製造された金
属張積層板に回路加工を施して内層板として使用する。
また、本発明の製造方法により片面金属張積層板を多層
プリント配線板の外層板として使用することもできる。
これら多層プリント配線板を製造するとき、本発明の製
造方法に用いたプリプレグを接着用プリプレグとして用
いるのが多層プリント配線板の寸法変化率を小さくする
ことから好ましい。接着用プリプレグとしては、乾燥後
の固形分付着量を多めに、例えば55〜60重量%とす
るのが好ましい。
【0014】
【実施例】 エポキシ樹脂ワニスの調製 ビスフェノールAを、1,000部(重量部、以下同
じ)、37%ホルマリン220部、シュウ酸10部を反
応釜に仕込み、2時間反応させた後、脱水濃縮してビス
フェノールAノボラック樹脂を調製した。調製したビス
フェノールAノボラック樹脂60部、ビスフェノールA
ノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業株式
会社製、エピクロンN−865(商品名)を使用した)
100部及び1−シアノエチル−2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール0.5部を、メチルエチルケトン100
部に溶解してエポキシ樹脂ワニスを得た。
じ)、37%ホルマリン220部、シュウ酸10部を反
応釜に仕込み、2時間反応させた後、脱水濃縮してビス
フェノールAノボラック樹脂を調製した。調製したビス
フェノールAノボラック樹脂60部、ビスフェノールA
ノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業株式
会社製、エピクロンN−865(商品名)を使用した)
100部及び1−シアノエチル−2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール0.5部を、メチルエチルケトン100
部に溶解してエポキシ樹脂ワニスを得た。
【0015】実施例1 JIS R 3413に規定される糸の呼称がD450
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.17であり、
単位面積当りの重量が58g/m2 であり、熱膨張係数
が5.0×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、この基材に前記のエポキシ樹脂ワ
ニスを、樹脂分が乾燥後で52重量%となるように含浸
し、乾燥して厚さ0.55mmのプリプレグを作製し
た。作製したプリプレグ1枚の両面に、厚さ18μm、
熱間伸び率1.7%の銅はくを重ね、減圧下に、温度1
75℃、圧力3MPaで、60分間加熱加圧して銅張積
層板を作製した。
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.17であり、
単位面積当りの重量が58g/m2 であり、熱膨張係数
が5.0×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、この基材に前記のエポキシ樹脂ワ
ニスを、樹脂分が乾燥後で52重量%となるように含浸
し、乾燥して厚さ0.55mmのプリプレグを作製し
た。作製したプリプレグ1枚の両面に、厚さ18μm、
熱間伸び率1.7%の銅はくを重ね、減圧下に、温度1
75℃、圧力3MPaで、60分間加熱加圧して銅張積
層板を作製した。
【0016】実施例2 銅はくを、180℃における熱間伸び率30.4%の銅
はく(三井金属工業株式会社製、HTEはく(商品名)
を使用)に変更したほかは実施例1と同様にして銅張積
層板を作製した。
はく(三井金属工業株式会社製、HTEはく(商品名)
を使用)に変更したほかは実施例1と同様にして銅張積
層板を作製した。
【0017】実施例3 JIS R 3413に規定される糸の呼称がD450
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.17であり、
単位面積当りの重量が58g/m2 であり、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用いたほかは実施例2と同様にして銅張
積層板を作製した。
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.17であり、
単位面積当りの重量が58g/m2 であり、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用いたほかは実施例2と同様にして銅張
積層板を作製した。
【0018】比較例l JIS R 3413に規定される糸の呼称がD450
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.25であり、
単位面積当りの重量が48g/m2 であり、熱膨張係数
が5.0×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、樹脂分が乾燥後で58重量%とな
るように含浸し、乾燥して厚さ0.055mmのプリプ
レグを作製したほかは実施例1と同様にして銅張積層板
を作製した。
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.25であり、
単位面積当りの重量が48g/m2 であり、熱膨張係数
が5.0×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、樹脂分が乾燥後で58重量%とな
るように含浸し、乾燥して厚さ0.055mmのプリプ
レグを作製したほかは実施例1と同様にして銅張積層板
を作製した。
【0019】比較例2 JIS R 3413に規定される糸の呼称がD450
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.25であり、
単位面積当りの重量が48g/m2 であり、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、樹脂分が乾燥後で58重量%とな
るように含浸し、乾燥して厚さ0.055mmのプリプ
レグを作製したほかは実施例1と同様にして銅張積層板
を作製した。
1/0のガラス糸を、25mm当りの打ち込み本数の
比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=1.25であり、
単位面積当りの重量が48g/m2 であり、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃である平織り製織されたガラス織
布を基材として用い、樹脂分が乾燥後で58重量%とな
るように含浸し、乾燥して厚さ0.055mmのプリプ
レグを作製したほかは実施例1と同様にして銅張積層板
を作製した。
【0020】以上作製した銅張積層板について、寸法変
化率及び熱膨張係数を以下に説明するようにして調べ
た。その結果を表lに示す。
化率及び熱膨張係数を以下に説明するようにして調べ
た。その結果を表lに示す。
【0021】寸法変化率(JIS C 6481「プリ
ント配線板用銅張積層板試験方法」準拠):銅張積層板
から長さ300mm、幅300mmの大きさの試験片を
切り取り、その四隅に基準マークを付ける。試験片を温
度20℃、相対湿度60〜70%の室内に24時間放置
した後、長さ及び幅方向の基準マーク間隔を測定し、こ
れをl0 とする。次に、試験片の銅はくを全面エッチン
グし、水洗乾燥後、80℃で15分間乾燥し、次に、温
度20℃、相対湿度60〜70%の室内に11時間放置
し、次に、温度170℃に30分間保持、室温まで冷却
した後、長さ及び幅方向の基準マーク間隔を測定し、こ
れをl1 とし、式数1により算出する。
ント配線板用銅張積層板試験方法」準拠):銅張積層板
から長さ300mm、幅300mmの大きさの試験片を
切り取り、その四隅に基準マークを付ける。試験片を温
度20℃、相対湿度60〜70%の室内に24時間放置
した後、長さ及び幅方向の基準マーク間隔を測定し、こ
れをl0 とする。次に、試験片の銅はくを全面エッチン
グし、水洗乾燥後、80℃で15分間乾燥し、次に、温
度20℃、相対湿度60〜70%の室内に11時間放置
し、次に、温度170℃に30分間保持、室温まで冷却
した後、長さ及び幅方向の基準マーク間隔を測定し、こ
れをl1 とし、式数1により算出する。
【数1】寸法変化率=(l0−l1)×100/l0
【0022】熱膨張係数(JIS C 6481「プリ
ント配線板用銅張積層板試験方法」準拠):銅張積層板
から6mm角の大きさの試験片を切り取り、銅はくを全
面エッチングにより除去後乾燥し、熱分析装置(TM
A)にセットし、室温から120℃まで昇温速度10℃
/分で昇温させ、その間の厚さ方向の伸び又は縮みを測
定して算出する。
ント配線板用銅張積層板試験方法」準拠):銅張積層板
から6mm角の大きさの試験片を切り取り、銅はくを全
面エッチングにより除去後乾燥し、熱分析装置(TM
A)にセットし、室温から120℃まで昇温速度10℃
/分で昇温させ、その間の厚さ方向の伸び又は縮みを測
定して算出する。
【0023】
【表1】
【0024】表1により、実施例1においては、比較例
1と比較して、顕著に寸法変化率が小さくなっているこ
とが示される。また、熱間伸び率が30.4%の銅はく
を用いた実施例2では、実施例1よりもさらに寸法変化
率が小さくなっていることが示され、また、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃のガラス織布を用いた実施例3で
は、実施例2よりもさらに寸法変化率が小さくなってい
ることが示される。
1と比較して、顕著に寸法変化率が小さくなっているこ
とが示される。また、熱間伸び率が30.4%の銅はく
を用いた実施例2では、実施例1よりもさらに寸法変化
率が小さくなっていることが示され、また、熱膨張係数
が2.8×10-6/℃のガラス織布を用いた実施例3で
は、実施例2よりもさらに寸法変化率が小さくなってい
ることが示される。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、寸法変化率が
小さい金属張積層板を製造することができ、また、請求
項2及び3の発明によれば、請求項1の発明によるより
もさらに寸法変化率が小さい金属張積層板を製造するこ
とができる。
小さい金属張積層板を製造することができ、また、請求
項2及び3の発明によれば、請求項1の発明によるより
もさらに寸法変化率が小さい金属張積層板を製造するこ
とができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 JIS R 3413に規定される糸の
呼称がD450 1/0のガラス糸を、25mm当りの
打ち込み本数の比率が(たて糸本数/よこ糸本数)=
1.0〜1.2であり、単位面積当りの重量が55〜6
5g/m2 であり、平織り製織されたガラス織布を基材
として用い、この基材に固形分付着量が45〜60重量
%となるように熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥してプリ
プレグとし、次いでこのプリプレグに金属はくを重ねて
加熱加圧することを特徴とする金属張積層板の製造方
法。 - 【請求項2】 ガラス織布が、熱膨張係数が3×10-6
/℃以下であるガラス織布である請求項1に記載の金属
張積層板の製造方法。 - 【請求項3】 金属はくが、180℃における熱間伸び
率が10〜50%の金属はくである請求項1又は2に記
載の金属張積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161797A JPH10272733A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 金属張積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161797A JPH10272733A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 金属張積層板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272733A true JPH10272733A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13751295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8161797A Pending JPH10272733A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 金属張積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272733A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194120A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属箔張り積層板及びプリプレグ |
| JP2003086939A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
| US7049253B1 (en) | 1999-04-05 | 2006-05-23 | Asahi-Schwebel Co., Ltd. | Glass cloth and printed wiring board |
| JP2014111361A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-06-19 | Panasonic Corp | 金属張積層板、プリント配線板、多層プリント配線板 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8161797A patent/JPH10272733A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7049253B1 (en) | 1999-04-05 | 2006-05-23 | Asahi-Schwebel Co., Ltd. | Glass cloth and printed wiring board |
| JP2002194120A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属箔張り積層板及びプリプレグ |
| JP2003086939A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
| JP2014111361A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-06-19 | Panasonic Corp | 金属張積層板、プリント配線板、多層プリント配線板 |
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