JPH0257576B2 - - Google Patents
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- JPH0257576B2 JPH0257576B2 JP56085697A JP8569781A JPH0257576B2 JP H0257576 B2 JPH0257576 B2 JP H0257576B2 JP 56085697 A JP56085697 A JP 56085697A JP 8569781 A JP8569781 A JP 8569781A JP H0257576 B2 JPH0257576 B2 JP H0257576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethylene
- foam
- sheet
- temperature
- density
- Prior art date
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架橋タイプのポリエチレン発泡体の製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
架橋タイプのポリエチレン発泡体の製造方法と
してはすでにいくつかの方法が知られており、商
業的規模での生産も実施されている。すなわちポ
リエチレンに分解型発泡剤を混合し、発泡剤が分
解しない温度条件下で一旦シート成形してシート
をつくり、このシートに電離性放射線(たとえば
電子線)を照射してポリエチレンを架橋させ、次
いで発泡剤の分解温度以上の温度に加熱して発泡
させ、シート状の発泡体を製造する方法および電
離性放射線を照射してポリエチレンを架橋する代
わりに、化学架橋剤を予めポリエチレンに混合し
て化学架橋剤を含有するシートをつくり、これを
加熱して化学架橋剤を分解させて、ポリエチレン
を架橋させ、ほぼ同時に加熱発泡させてシート状
ポリエチレン発泡体を製造する方法などが知られ
ている。
してはすでにいくつかの方法が知られており、商
業的規模での生産も実施されている。すなわちポ
リエチレンに分解型発泡剤を混合し、発泡剤が分
解しない温度条件下で一旦シート成形してシート
をつくり、このシートに電離性放射線(たとえば
電子線)を照射してポリエチレンを架橋させ、次
いで発泡剤の分解温度以上の温度に加熱して発泡
させ、シート状の発泡体を製造する方法および電
離性放射線を照射してポリエチレンを架橋する代
わりに、化学架橋剤を予めポリエチレンに混合し
て化学架橋剤を含有するシートをつくり、これを
加熱して化学架橋剤を分解させて、ポリエチレン
を架橋させ、ほぼ同時に加熱発泡させてシート状
ポリエチレン発泡体を製造する方法などが知られ
ている。
これらの架橋型ポリエチレン発泡体の製造に
は、専ら高圧法低密度ポリエチレンが使用されて
おり、架橋発泡成形性が優れているという製造上
の利点と、耐候性、柔軟性が優れれているという
物性上の利点を生かし、クツシヨン材、断熱材、
防音材、包装材あるいは建材等の各種用途に広く
用いられている。しかしこのタイプの発泡体は熱
的性質、引張強度、引裂強度などが劣つているの
で用途によつては満足し得ないことがあり、その
改質が望まれている。一方、高密度ポリエチレン
タイプの架橋発泡は成形が容易でなく、満足すべ
き性状の発泡体を得るのが難しいという製造技術
上の問題点と柔難性に欠けるという物性質の難点
から、熱的性質等が優れているという利点がある
にもかかわらず大規模生産されるには至つていな
い。
は、専ら高圧法低密度ポリエチレンが使用されて
おり、架橋発泡成形性が優れているという製造上
の利点と、耐候性、柔軟性が優れれているという
物性上の利点を生かし、クツシヨン材、断熱材、
防音材、包装材あるいは建材等の各種用途に広く
用いられている。しかしこのタイプの発泡体は熱
的性質、引張強度、引裂強度などが劣つているの
で用途によつては満足し得ないことがあり、その
改質が望まれている。一方、高密度ポリエチレン
タイプの架橋発泡は成形が容易でなく、満足すべ
き性状の発泡体を得るのが難しいという製造技術
上の問題点と柔難性に欠けるという物性質の難点
から、熱的性質等が優れているという利点がある
にもかかわらず大規模生産されるには至つていな
い。
さらにこれらポリエチレンの架橋発泡体の他に
ポリプロピレンの架橋発泡体も知られているが、
熱的、機械的性質が優れてはいるものの、耐候性
に劣り、多量の安定剤を添加する必要があるこ
と、その製造に当たり電離性放射線または化学架
橋剤による架橋が困難であるという欠点を有す
る。
ポリプロピレンの架橋発泡体も知られているが、
熱的、機械的性質が優れてはいるものの、耐候性
に劣り、多量の安定剤を添加する必要があるこ
と、その製造に当たり電離性放射線または化学架
橋剤による架橋が困難であるという欠点を有す
る。
そこで本発明者らは従来の高圧法低密度ポリエ
チレンを原料とした発泡体の特徴である耐候性、
柔軟性を損うことなく、熱的性質、引張強度、引
裂強度等の機械的性質の改良されたポリエチレン
架橋発泡体を得るべく鋭意研究を行つた結果、特
定のポリエチレンを使用することにより成形が容
易で、熱的性質、機械的性質に優れ、しかも耐候
性、柔軟性、架橋性が良好なポリエチレン架橋発
泡体が製造可能であることを見出し本発明に到達
した。
チレンを原料とした発泡体の特徴である耐候性、
柔軟性を損うことなく、熱的性質、引張強度、引
裂強度等の機械的性質の改良されたポリエチレン
架橋発泡体を得るべく鋭意研究を行つた結果、特
定のポリエチレンを使用することにより成形が容
易で、熱的性質、機械的性質に優れ、しかも耐候
性、柔軟性、架橋性が良好なポリエチレン架橋発
泡体が製造可能であることを見出し本発明に到達
した。
すなわち本発明は、メトロフロレート:0.1な
いし50g/10min、密度0.910ないし0.940g/cm3
および融点:110ないし130℃のエチレンと炭素数
4ないし20のα−オレフインとの共重合体からな
るポリエチレンに、加熱によりガスを発生する分
解型発泡剤を添加して、発泡剤の分解温度よりも
低い温度で溶融混練し、成形後成形品に放射線を
照射し、架橋剤を用いずに架橋せしめ、次いで発
泡剤の分解温度以上に加熱して発泡せしめること
を特徴とするポリエチレン発泡体の製造方法を提
供するものである。
いし50g/10min、密度0.910ないし0.940g/cm3
および融点:110ないし130℃のエチレンと炭素数
4ないし20のα−オレフインとの共重合体からな
るポリエチレンに、加熱によりガスを発生する分
解型発泡剤を添加して、発泡剤の分解温度よりも
低い温度で溶融混練し、成形後成形品に放射線を
照射し、架橋剤を用いずに架橋せしめ、次いで発
泡剤の分解温度以上に加熱して発泡せしめること
を特徴とするポリエチレン発泡体の製造方法を提
供するものである。
本発明において用いられるポリエチレン(以
下、ポリエチレンAと略称する)は、メルトフロ
レート(ASTM D1238E)が0.1〜50g/10min、
好ましくは0.5〜20g/10min、密度(ASTM
D1505)が0・910〜0.940g/cm3、好ましくは
0.915〜0.935g/cm3および融点が110〜130℃、好
ましくは115〜127℃のエチレンと炭素数4〜20、
好ましくは炭素数5〜20のα−オレフインとの共
重合体であり、さらに好ましくは分子量分布(重
量平均分子量/数平均分子量の値)が6以下のエ
チレン共重合体である。
下、ポリエチレンAと略称する)は、メルトフロ
レート(ASTM D1238E)が0.1〜50g/10min、
好ましくは0.5〜20g/10min、密度(ASTM
D1505)が0・910〜0.940g/cm3、好ましくは
0.915〜0.935g/cm3および融点が110〜130℃、好
ましくは115〜127℃のエチレンと炭素数4〜20、
好ましくは炭素数5〜20のα−オレフインとの共
重合体であり、さらに好ましくは分子量分布(重
量平均分子量/数平均分子量の値)が6以下のエ
チレン共重合体である。
このポリエチレンAの代りにエチレンプロピレ
ン共重合体や、いわゆる高圧法ポリエチレンを用
いても架橋ポリエチレンの成形加工性と強靭性を
ともに改良することはできない。
ン共重合体や、いわゆる高圧法ポリエチレンを用
いても架橋ポリエチレンの成形加工性と強靭性を
ともに改良することはできない。
また、ポリエチレンAでメルトフローレートが
0.1g/10min未満のものは溶融粘度が高く発泡
剤を添加して成形する場合、成形し難く、メルト
フローレートが50g/10minを越えたものは溶融
粘度が低く発泡剤を添加して成形する場合に成形
品の形状が不安定になるので好ましくない。密度
が0.910g/cm3のものは得られた発泡体の表面が
べたつき易く、0.940g/cm3を越えたものは、発
泡体の柔軟性が損われ、且つ引張伸度が小さくな
るので好ましくない。融点が110℃未満のものは
発泡体の耐熱性が不足し、130℃を越えたものは
発泡剤を添加して成形する場合の成形温度を高く
する必要があることから、架橋前に発泡する恐れ
があるので好ましくない。さらに分子量分布(重
量平均分子量/数平均分子量の値)が6以下のも
のはより発泡体の引張伸度が大きいものが得られ
るので好ましい。
0.1g/10min未満のものは溶融粘度が高く発泡
剤を添加して成形する場合、成形し難く、メルト
フローレートが50g/10minを越えたものは溶融
粘度が低く発泡剤を添加して成形する場合に成形
品の形状が不安定になるので好ましくない。密度
が0.910g/cm3のものは得られた発泡体の表面が
べたつき易く、0.940g/cm3を越えたものは、発
泡体の柔軟性が損われ、且つ引張伸度が小さくな
るので好ましくない。融点が110℃未満のものは
発泡体の耐熱性が不足し、130℃を越えたものは
発泡剤を添加して成形する場合の成形温度を高く
する必要があることから、架橋前に発泡する恐れ
があるので好ましくない。さらに分子量分布(重
量平均分子量/数平均分子量の値)が6以下のも
のはより発泡体の引張伸度が大きいものが得られ
るので好ましい。
本発明に用いるポリエチレンAの構成成分であ
る炭素数4ないし20のα−オレフインとしては、
例えば1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、3,3−ジメチル−1−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、4,4−ジメチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、
1−テトラデセン、1−オクタデセンなどから選
ばれる1種又は2種以上のものを挙げることがで
きる。なおこれらα−オレフインを構成成分とす
る限り少量のプロピレン成分が含有されてもよい
が、その場合にはα−オレフインの含有量よりも
かなり少なくする必要がある。ポリエチレンA全
体の密度が前記範囲のものとなるためには、α−
オレフインの種類によつても異なるが、エチレン
が88ないし97重量%程度含有されていればよい。
る炭素数4ないし20のα−オレフインとしては、
例えば1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、3,3−ジメチル−1−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、4,4−ジメチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、
1−テトラデセン、1−オクタデセンなどから選
ばれる1種又は2種以上のものを挙げることがで
きる。なおこれらα−オレフインを構成成分とす
る限り少量のプロピレン成分が含有されてもよい
が、その場合にはα−オレフインの含有量よりも
かなり少なくする必要がある。ポリエチレンA全
体の密度が前記範囲のものとなるためには、α−
オレフインの種類によつても異なるが、エチレン
が88ないし97重量%程度含有されていればよい。
本発明で用いる前記性状のポリエチレンAは、
遷移金属触媒を用いる、いわゆる中、低圧法によ
つてエチレンとα−オレフインとを所要密度とな
るような割合で重合させることによつて得られ
る。その際所望のメルトフローレートのものを得
るには水素の如き分子量調節剤を用いればよい。
重合はスラリー重合、気相重合、高温溶解重合な
どの種々の方法によつて行いうる。
遷移金属触媒を用いる、いわゆる中、低圧法によ
つてエチレンとα−オレフインとを所要密度とな
るような割合で重合させることによつて得られ
る。その際所望のメルトフローレートのものを得
るには水素の如き分子量調節剤を用いればよい。
重合はスラリー重合、気相重合、高温溶解重合な
どの種々の方法によつて行いうる。
前記重合体の融点は示差走査型熱量計(DSC)
を用い、試料を200℃で5分間溶融後20℃/min
の速度で室温まで冷却結晶化させ、室温に1時間
保つた後、10℃/minの昇温速度で吸熱曲線を測
定した場合のピーク温度である。本発明に用いる
ポリエチレンAは吸熱ピークが1個のみでもま
た、あるいは複数個検出されるものでもよいが、
後者の場合は最高ピーク温度を融点とする。
を用い、試料を200℃で5分間溶融後20℃/min
の速度で室温まで冷却結晶化させ、室温に1時間
保つた後、10℃/minの昇温速度で吸熱曲線を測
定した場合のピーク温度である。本発明に用いる
ポリエチレンAは吸熱ピークが1個のみでもま
た、あるいは複数個検出されるものでもよいが、
後者の場合は最高ピーク温度を融点とする。
又分子量分布(重量平均分子量/数平均分子
量)はゲルパーミエーシヨンクロマトグラフ{測
定装置:ウオータースアソシエイツ社(米国)製
Model 150C−LC/GPC、カラム:東洋曹達(株)
製GMH−6(103〜107Åミツクスゲル)、溶媒:
o−ジクロルベンゼン、測定温度:135℃}を用
いて、分子量分布曲線を求め、ポリスチレンをス
タンダードとしたユニバーサルキヤリブレーシヨ
ン法により重量平均分子量(以下、wと略す)
と数平均分子量(以下、nと略す)を算出する
ことにより求めた。
量)はゲルパーミエーシヨンクロマトグラフ{測
定装置:ウオータースアソシエイツ社(米国)製
Model 150C−LC/GPC、カラム:東洋曹達(株)
製GMH−6(103〜107Åミツクスゲル)、溶媒:
o−ジクロルベンゼン、測定温度:135℃}を用
いて、分子量分布曲線を求め、ポリスチレンをス
タンダードとしたユニバーサルキヤリブレーシヨ
ン法により重量平均分子量(以下、wと略す)
と数平均分子量(以下、nと略す)を算出する
ことにより求めた。
本発明で用いるポリエチレンAは本発明の目的
を損わない範囲で他のポリオレフイン、例えば高
圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン等を40%程度まで混合してもよ
い。
を損わない範囲で他のポリオレフイン、例えば高
圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン等を40%程度まで混合してもよ
い。
当然のことながら、本ポリエチレンAに他の熱
可塑性樹脂を添加することも可能であり、また難
燃剤、充填剤、安定剤、帯電防止剤などの任意の
添加剤を添加することもできる。
可塑性樹脂を添加することも可能であり、また難
燃剤、充填剤、安定剤、帯電防止剤などの任意の
添加剤を添加することもできる。
本発明で用いられる分解型発泡剤は、本発明で
用いられるポリエチレンAの溶融温度よりも高い
分解温度を有するものであれば何でもよいが、好
ましくはアゾジカルボンアミドであり、特にその
主分解点が196℃以上のものが望ましい。ここで
いう分解点とは、日本工業規格(JIS K−8004)
にて定められた融点測定装置を用い、毛細管に試
料を約5mm、緊密に充填し、温度が190℃に達し
たとき、試料の充填された毛細管を挿入し、196
℃まで毎分2℃の速度で昇温、その後毎分1℃の
速度で昇温させ、試料の黄色が完全に脱色したと
きの温度をいう。さらにアゾジカルボンアミドと
同等もしくは高温の分解点を有するヒドラゾジカ
ルボンアミド、アゾジカルボン酸バリウム塩、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、ニトログア
ニジン、p,p′−オキシビスベンゼンスルホニル
セミカルバジドなどを単独もしくは混合、特にア
ゾジカルボンアミドに混合して用いることもでき
る。
用いられるポリエチレンAの溶融温度よりも高い
分解温度を有するものであれば何でもよいが、好
ましくはアゾジカルボンアミドであり、特にその
主分解点が196℃以上のものが望ましい。ここで
いう分解点とは、日本工業規格(JIS K−8004)
にて定められた融点測定装置を用い、毛細管に試
料を約5mm、緊密に充填し、温度が190℃に達し
たとき、試料の充填された毛細管を挿入し、196
℃まで毎分2℃の速度で昇温、その後毎分1℃の
速度で昇温させ、試料の黄色が完全に脱色したと
きの温度をいう。さらにアゾジカルボンアミドと
同等もしくは高温の分解点を有するヒドラゾジカ
ルボンアミド、アゾジカルボン酸バリウム塩、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、ニトログア
ニジン、p,p′−オキシビスベンゼンスルホニル
セミカルバジドなどを単独もしくは混合、特にア
ゾジカルボンアミドに混合して用いることもでき
る。
架橋方法は、放射線架橋法によつて行う。
放射線架橋の場合は、成形されたシートに電離
性放射線たとえば電子線、β線、γ線などを照射
する方法が採用される。
性放射線たとえば電子線、β線、γ線などを照射
する方法が採用される。
電離性放射線によつて架橋させる場合、ポリエ
チレンA100重量部に対し0.1〜10重量部の架橋促
進剤を添加してもよく、特に次のような多官能性
化合物が適する。ジビニルベンゼン、ジアリルベ
ンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルビフエニ
ル、ジビニルカルバゾール、ジビニルピリジンお
よびこれらの核置換化合物や近縁同族体、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ヒドロキノンジ
メタクリレートなどの芳香族多価アルコールのポ
リアクリレートやポリメタクリレート、ジビニル
フタレート、ジアリルフタレート、ジアリルマレ
ート、ビスアクリロイルオキシエチルテレフタレ
ートなどの脂肪族および芳香族多価カルボン酸の
ポリビニルエステル、ポリアリルエステル、ポリ
アクリロイルオキシアルキルエステル、ポリメタ
クリロイルオキシアルキルエステル、ジエチレン
グリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジビ
ニルエーテル、ビスフエニールAジアリルエーテ
ルなどの脂肪族および芳香族多価アルコールのポ
リビニルエーテルやポリアリルエーテル、トリア
リルシアヌレート、トリアリルホスフエート、ト
リスアクロリルオキシエチルホスフエートおよび
ポリブタジエンのような不飽和結合を有する重合
体も適用できる。
チレンA100重量部に対し0.1〜10重量部の架橋促
進剤を添加してもよく、特に次のような多官能性
化合物が適する。ジビニルベンゼン、ジアリルベ
ンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルビフエニ
ル、ジビニルカルバゾール、ジビニルピリジンお
よびこれらの核置換化合物や近縁同族体、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ヒドロキノンジ
メタクリレートなどの芳香族多価アルコールのポ
リアクリレートやポリメタクリレート、ジビニル
フタレート、ジアリルフタレート、ジアリルマレ
ート、ビスアクリロイルオキシエチルテレフタレ
ートなどの脂肪族および芳香族多価カルボン酸の
ポリビニルエステル、ポリアリルエステル、ポリ
アクリロイルオキシアルキルエステル、ポリメタ
クリロイルオキシアルキルエステル、ジエチレン
グリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジビ
ニルエーテル、ビスフエニールAジアリルエーテ
ルなどの脂肪族および芳香族多価アルコールのポ
リビニルエーテルやポリアリルエーテル、トリア
リルシアヌレート、トリアリルホスフエート、ト
リスアクロリルオキシエチルホスフエートおよび
ポリブタジエンのような不飽和結合を有する重合
体も適用できる。
本発明の発泡体の製造方法について説明する。
まず、ポリエチレンA、発泡剤および必要なら
架橋促進剤その他の添加剤を混合機で均一に混合
し、該混合物を押出機に供給し、発泡剤が分解せ
ぬように溶融混練して、任意の形状、好ましくは
シート状に成形する。次に該成形品に電離性放射
線を照射し、ポリエチレンAを架橋せしめる。次
に該発泡性成形物を発泡機中で発泡剤の分解温度
以上に加熱して発泡させ、発泡機から取り出して
冷却する。
架橋促進剤その他の添加剤を混合機で均一に混合
し、該混合物を押出機に供給し、発泡剤が分解せ
ぬように溶融混練して、任意の形状、好ましくは
シート状に成形する。次に該成形品に電離性放射
線を照射し、ポリエチレンAを架橋せしめる。次
に該発泡性成形物を発泡機中で発泡剤の分解温度
以上に加熱して発泡させ、発泡機から取り出して
冷却する。
なお、シートの成形は、発泡剤の分解温度より
も低い温度で混練成形が実施されるが、これは均
一なシート、均一な発泡体をつくるために不可欠
な要件である。シート成形時に発泡剤が部分的に
でも分解すると発生したガスがシート中に保持さ
れ、微細な空洞を持つシートとなり、このような
シートを加熱発泡すると、発泡体の気泡が粗大と
なつて良好なものは得られない。
も低い温度で混練成形が実施されるが、これは均
一なシート、均一な発泡体をつくるために不可欠
な要件である。シート成形時に発泡剤が部分的に
でも分解すると発生したガスがシート中に保持さ
れ、微細な空洞を持つシートとなり、このような
シートを加熱発泡すると、発泡体の気泡が粗大と
なつて良好なものは得られない。
本発明の方法に適する架橋度は、ゲル分率で10
〜60%、好ましくは15〜50%である。架橋度が少
なすぎると発泡時の気泡が保持されないで凝集し
やすく、大気泡のフオームになりやすく、また系
外へのガスの逃散により発泡倍率も上りにくい。
架橋度が高すぎると発泡体の膨張が妨げられ、発
泡倍率が上りにくく、加熱時の伸張性が低下し、
熱成形性が低下する。ここでいうゲル分率は試料
0.2gを50mlのテトラリン中に135℃で3時間浸漬
したときの不溶部分の重量%である。
〜60%、好ましくは15〜50%である。架橋度が少
なすぎると発泡時の気泡が保持されないで凝集し
やすく、大気泡のフオームになりやすく、また系
外へのガスの逃散により発泡倍率も上りにくい。
架橋度が高すぎると発泡体の膨張が妨げられ、発
泡倍率が上りにくく、加熱時の伸張性が低下し、
熱成形性が低下する。ここでいうゲル分率は試料
0.2gを50mlのテトラリン中に135℃で3時間浸漬
したときの不溶部分の重量%である。
また、シートの発泡は、架橋した発泡性シート
を加熱発泡機に供給し、常圧雰囲気下で連続的に
行われるが、加熱発泡機の形成としては、金網ベ
ルトコンベア上で熱風および赤外線ヒータで加熱
して発泡させる形式、上部から懸垂し、赤外線ヒ
ータおよび熱風で加熱して発泡させる形式および
液状熱媒の上に浮遊させて上部から赤外線ヒータ
または熱風で加熱して発泡させる形式など、いず
れによつても可能である。
を加熱発泡機に供給し、常圧雰囲気下で連続的に
行われるが、加熱発泡機の形成としては、金網ベ
ルトコンベア上で熱風および赤外線ヒータで加熱
して発泡させる形式、上部から懸垂し、赤外線ヒ
ータおよび熱風で加熱して発泡させる形式および
液状熱媒の上に浮遊させて上部から赤外線ヒータ
または熱風で加熱して発泡させる形式など、いず
れによつても可能である。
以上述べたように、本発明は特定のポリエチレ
ンAを用い、これを架橋発泡させる発泡体の製造
方法としたので、製造された発泡体は次のごとき
優れた効果を有する。
ンAを用い、これを架橋発泡させる発泡体の製造
方法としたので、製造された発泡体は次のごとき
優れた効果を有する。
(1) 本発明の架橋発泡体は、溶融点、すなわち示
差走査型熱計量(DSC)による第2段の溶融
点(一旦加熱溶融し、冷却結晶化後再加熱して
測定)を測定した場合の吸熱ピークが、120〜
130℃で、従来の架橋タイプ発泡体の110℃前後
に対して高くなり、耐熱性が向上する。
差走査型熱計量(DSC)による第2段の溶融
点(一旦加熱溶融し、冷却結晶化後再加熱して
測定)を測定した場合の吸熱ピークが、120〜
130℃で、従来の架橋タイプ発泡体の110℃前後
に対して高くなり、耐熱性が向上する。
(2) 本発明の架橋発泡体は、極めて大きな引張破
断伸度(以下lと略称する)を有するため、従
来の架橋発泡体に比べて優れた常温加工法と耐
衝撃性を示す。
断伸度(以下lと略称する)を有するため、従
来の架橋発泡体に比べて優れた常温加工法と耐
衝撃性を示す。
実施例 1
メルトフロレート12.0g/10min、密度0.921
g/cm3、融点122℃、共重合成分が1−ヘキセン
であるポリエチレンA100重量部、分解点が201℃
のアゾジカルボンアミド13重量部、架橋促進剤ジ
ビニルベンゼン5重量部を混合し、90mmφの単軸
押出機で混練し、厚さ2.5mmのシートをつくつた。
このシートに電子線を4Mrad照射し、発泡体シ
ートをつくり、このシートを230℃の加熱液浴上
に連続的に供給し、上部から赤外線ヒータで加熱
して発泡させた。
g/cm3、融点122℃、共重合成分が1−ヘキセン
であるポリエチレンA100重量部、分解点が201℃
のアゾジカルボンアミド13重量部、架橋促進剤ジ
ビニルベンゼン5重量部を混合し、90mmφの単軸
押出機で混練し、厚さ2.5mmのシートをつくつた。
このシートに電子線を4Mrad照射し、発泡体シ
ートをつくり、このシートを230℃の加熱液浴上
に連続的に供給し、上部から赤外線ヒータで加熱
して発泡させた。
得られた発泡体は厚さ5mm、密度0.035、l
(MD)350%、l(TD)280%であつた。
(MD)350%、l(TD)280%であつた。
比較例 1
実施例1において、ポリエチレンAの代わりに
メルトフローレート3.7g/10min、密度:0.923
g/cm3、融点109℃の低密度ポリエチレン100重量
部を用いて、同一条件で発泡体をつくつた。
メルトフローレート3.7g/10min、密度:0.923
g/cm3、融点109℃の低密度ポリエチレン100重量
部を用いて、同一条件で発泡体をつくつた。
得られた発泡体は厚さ5mm、密度0.036、l
(MD)200%、l(TD)150%であつた。
(MD)200%、l(TD)150%であつた。
実施例 2
メルトフロレート8.0g/10min、密度0.921
g/cm3、融点120℃、共重合成分に1−オクテン
を用いたポリエチレンA80重量部、メルトフロー
レート3.7g/10min、密度0.923g/cm3、融点109
℃の低密度ポリエチレン20重量部、分解点の198
℃のアゾジカルボンアミド9重量部、エチレング
リコールジメタクリレート4重量部を混合し、90
mmφの単軸押出機で混練して、厚さ2.4mmのシー
トに成形した。このシートに電子線を6Mrad照
射し、実施例1と同様条件で、発泡した。
g/cm3、融点120℃、共重合成分に1−オクテン
を用いたポリエチレンA80重量部、メルトフロー
レート3.7g/10min、密度0.923g/cm3、融点109
℃の低密度ポリエチレン20重量部、分解点の198
℃のアゾジカルボンアミド9重量部、エチレング
リコールジメタクリレート4重量部を混合し、90
mmφの単軸押出機で混練して、厚さ2.4mmのシー
トに成形した。このシートに電子線を6Mrad照
射し、実施例1と同様条件で、発泡した。
得られた発泡体は厚さ4mm、密度0.065、l
(MD)340%、l(TD)300%であつた。
(MD)340%、l(TD)300%であつた。
比較例 2
メルトフローレート15g/10min、密度0.922
g/cm3、融点125℃、共重合成分に1−ヘキセン
を用いたポリエチレンA100重量部、分解点202℃
のアゾジカルボンアミド10重量部、ジクミルパ−
オキシド0.8重量部、ジビニルベンゼン6重量部
を混合し、90mmφの押出機で混練し、厚さ4mmの
シートに成形した。得られたシートを赤外線加熱
の炉の中で金網の上に置いて190℃で約2分間、
230℃で約2時間加熱した。得られた発泡体は厚
さ5mm、密度0.052、l(MD)、l(TD)ともに
280%であつた。
g/cm3、融点125℃、共重合成分に1−ヘキセン
を用いたポリエチレンA100重量部、分解点202℃
のアゾジカルボンアミド10重量部、ジクミルパ−
オキシド0.8重量部、ジビニルベンゼン6重量部
を混合し、90mmφの押出機で混練し、厚さ4mmの
シートに成形した。得られたシートを赤外線加熱
の炉の中で金網の上に置いて190℃で約2分間、
230℃で約2時間加熱した。得られた発泡体は厚
さ5mm、密度0.052、l(MD)、l(TD)ともに
280%であつた。
比較例 3
比較例2において、低密度ポリエチレンとし
て、比垣例1で用いた低密度ポリエチレンを原料
とし、ジビニルベンゼンを添加せずに比較例2の
方法で発泡体をつくつた。得られた発泡体は密度
0.049、l(MD)およびl(TD)の値は170%で
あつた。
て、比垣例1で用いた低密度ポリエチレンを原料
とし、ジビニルベンゼンを添加せずに比較例2の
方法で発泡体をつくつた。得られた発泡体は密度
0.049、l(MD)およびl(TD)の値は170%で
あつた。
Claims (1)
- 1 メルトフロレート:0.1ないし50g/10min、
密度:0.910ないし0.940g/cm3および融点:110
ないし130℃のエチレンと炭素数4ないし20のα
−オレフインとの共重合体からなるポリエチレン
に、加熱によりガスを発生する発泡剤を添加し
て、発泡剤の分解温度よりも低い温度で溶解混練
し、成形後成形品に放射線を照射し、架橋剤を用
いずに架橋せしめ、次いで発泡剤の分解温度以上
に加熱して発泡せしめることを特徴とするポリエ
チレン発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8569781A JPS57202325A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Preparation of foamed polyethylene |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8569781A JPS57202325A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Preparation of foamed polyethylene |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57202325A JPS57202325A (en) | 1982-12-11 |
| JPH0257576B2 true JPH0257576B2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=13866014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8569781A Granted JPS57202325A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Preparation of foamed polyethylene |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57202325A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59135236A (ja) * | 1983-01-21 | 1984-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 合成樹脂架橋発泡体 |
| JPS63501220A (ja) * | 1985-07-02 | 1988-05-12 | ビーピー ケミカルズ フォームズ ビジネス エスエイ | 線状低密度ポリエチレンフオ−ムとその製造法 |
| JPS62149737A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-03 | Toray Ind Inc | 電子線架橋ポリオレフイン系樹脂発泡体 |
| JP2010163603A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 架橋発泡用樹脂組成物および架橋発泡体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54144469A (en) * | 1978-05-02 | 1979-11-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of crosslinked and formed article of ethylene resin |
| JPS56155232A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Nippon Oil Co Ltd | Blowing composition |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8569781A patent/JPS57202325A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57202325A (en) | 1982-12-11 |
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