JPH025762B2 - - Google Patents
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- JPH025762B2 JPH025762B2 JP14666482A JP14666482A JPH025762B2 JP H025762 B2 JPH025762 B2 JP H025762B2 JP 14666482 A JP14666482 A JP 14666482A JP 14666482 A JP14666482 A JP 14666482A JP H025762 B2 JPH025762 B2 JP H025762B2
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
本発明は、新規オリゴマンノシド及びその製造
法に関するものであり、更に詳細には、α1−2
結合及びα1−6結合を有する分枝状マンナン及
びその製造法に関するものである。 マンナンは高等植物から微生物まで広く分布し
ている多糖である。近年、それらの化学構造の研
究が進歩し、いくつかのくり返し単位の構造式が
提示されている。例えば、酵母マンナンがイモチ
菌のマンナンは、細胞の表層に存在しているプロ
テオマンナンであり(T.Nakajima,H.Sasaki,
M.Sato,K.Tamari and K.Matsuda,J.
Biochem.(Tokyo)82,1657〜1662)複雑に分岐
した構造が考えられている。これらのマンナン
は、表層に存在していることから生物間の認識現
象にも関与している可能性が大きい。また、いく
つかのマンナンについては、抗腫瘍活性が報告さ
れている。本発明者らは、これらの生物学的機能
や抗腫瘍活性とマンナン構造との相関の解明を目
的して、正確な構造を有するオリゴマンノシドの
合成研究を行つている。 本発明者らは、すでに、2,6−及び3,6−
分枝のマンナン構造の合成法、α1−2結合の直
鎖状マンナン構造の合成法(特願昭55−130372
号、同55−149182号、同55−149183号及び同56−
33319号明細書参照)を確立しているが、いずれ
も6糖程度であり更に、糖数の多い分枝状オリゴ
マンナン構造の合成につき鋭意研究の結果、本発
明を完成するに至つた。 以下、本発明を詳述する。 まず、出発物質は、以下の構造式を有する化合
物(1)であり、本発明者らによつてすでにマンノー
スより合成された化合物である(T.Ogawa&K.
Sasajima Carbohydrate Research,93(1981)
67−81参照) 化合物(1)を、(CH3)3SiOSO2CF3(TMS Trif)、
SnCl4,AlCl3,PCl3,ZnCl2等のルイス酸触媒存
在下でベンジルアルコールと反応させて化合物(2)
を得る。溶媒はジクロルエタン、ジクロルメタ
ン、クロロホルム、ニトロメタン、ベンゼン、ト
ルエン等が好適である。 反応温度、反応時間は、それぞれ、約−20〜50
℃、約1分〜48時間が適当である。 得られた化合物(2)を、MeONa/MeOH,
EtONa/EtOH,i−prOH/i−prONa,
MeOK/KOH等のアルコラートとTHF、エーテ
ル等の溶媒中で処理して、脱アセチル化して、化
合物(3)を得る。 得られた化合物(3)を前記化合物(1)と反応させ
て、2糖化合物(4)を得るが、反応条件は、化合物
(1)→化合物(2)の反応条件と同様である。 得られた2糖化合物(4)をAgOSO2CF3,
Ag2CO3,Ag2O,AgClO4,HgBr2,Hg(CN)2
等の銀又は水銀化合物を触媒として、化合物(5)と
反応させて、3糖化合物(6)を得る。 なお、化合物(5)は、前記化合物(C)をトリメチル
ハロゲノシランと共に、還流することにより容易
に得られる(特願昭56−33319号明細書参照)。 溶媒は、ジクロルエタン、ジクロルメタン、ク
ロロホルム、ニトロメタン、ベンゼン、トルエン
等が適当であり、反応温度、反応時間は、それぞ
れ、約−20〜100℃、約1分〜48時間が適当であ
る。 この反応は、反応中生成するHBrなどの酸を
除去する目的でモレキユラー・シーブを加え反応
させるのがよい。 かくして得られた3糖化合物(6)を前記化合物(2)
→化合物(3)の反応と同様に脱アセチル化して、ト
リオール3糖化合物(7)を得る。 得られたトリオール3糖化合物(7)を前記化合物
(5)→化合物(6)の反応と同様に3分子のハロゲノ2
糖化合物(8)と反応させると保護9糖化合物(9)を得
る。 なお、ハロゲノ2糖化合物(8)は、前記化合物(A)
より、次の工程で得ることができる(特願昭56−
33319号明細書参照)。
法に関するものであり、更に詳細には、α1−2
結合及びα1−6結合を有する分枝状マンナン及
びその製造法に関するものである。 マンナンは高等植物から微生物まで広く分布し
ている多糖である。近年、それらの化学構造の研
究が進歩し、いくつかのくり返し単位の構造式が
提示されている。例えば、酵母マンナンがイモチ
菌のマンナンは、細胞の表層に存在しているプロ
テオマンナンであり(T.Nakajima,H.Sasaki,
M.Sato,K.Tamari and K.Matsuda,J.
Biochem.(Tokyo)82,1657〜1662)複雑に分岐
した構造が考えられている。これらのマンナン
は、表層に存在していることから生物間の認識現
象にも関与している可能性が大きい。また、いく
つかのマンナンについては、抗腫瘍活性が報告さ
れている。本発明者らは、これらの生物学的機能
や抗腫瘍活性とマンナン構造との相関の解明を目
的して、正確な構造を有するオリゴマンノシドの
合成研究を行つている。 本発明者らは、すでに、2,6−及び3,6−
分枝のマンナン構造の合成法、α1−2結合の直
鎖状マンナン構造の合成法(特願昭55−130372
号、同55−149182号、同55−149183号及び同56−
33319号明細書参照)を確立しているが、いずれ
も6糖程度であり更に、糖数の多い分枝状オリゴ
マンナン構造の合成につき鋭意研究の結果、本発
明を完成するに至つた。 以下、本発明を詳述する。 まず、出発物質は、以下の構造式を有する化合
物(1)であり、本発明者らによつてすでにマンノー
スより合成された化合物である(T.Ogawa&K.
Sasajima Carbohydrate Research,93(1981)
67−81参照) 化合物(1)を、(CH3)3SiOSO2CF3(TMS Trif)、
SnCl4,AlCl3,PCl3,ZnCl2等のルイス酸触媒存
在下でベンジルアルコールと反応させて化合物(2)
を得る。溶媒はジクロルエタン、ジクロルメタ
ン、クロロホルム、ニトロメタン、ベンゼン、ト
ルエン等が好適である。 反応温度、反応時間は、それぞれ、約−20〜50
℃、約1分〜48時間が適当である。 得られた化合物(2)を、MeONa/MeOH,
EtONa/EtOH,i−prOH/i−prONa,
MeOK/KOH等のアルコラートとTHF、エーテ
ル等の溶媒中で処理して、脱アセチル化して、化
合物(3)を得る。 得られた化合物(3)を前記化合物(1)と反応させ
て、2糖化合物(4)を得るが、反応条件は、化合物
(1)→化合物(2)の反応条件と同様である。 得られた2糖化合物(4)をAgOSO2CF3,
Ag2CO3,Ag2O,AgClO4,HgBr2,Hg(CN)2
等の銀又は水銀化合物を触媒として、化合物(5)と
反応させて、3糖化合物(6)を得る。 なお、化合物(5)は、前記化合物(C)をトリメチル
ハロゲノシランと共に、還流することにより容易
に得られる(特願昭56−33319号明細書参照)。 溶媒は、ジクロルエタン、ジクロルメタン、ク
ロロホルム、ニトロメタン、ベンゼン、トルエン
等が適当であり、反応温度、反応時間は、それぞ
れ、約−20〜100℃、約1分〜48時間が適当であ
る。 この反応は、反応中生成するHBrなどの酸を
除去する目的でモレキユラー・シーブを加え反応
させるのがよい。 かくして得られた3糖化合物(6)を前記化合物(2)
→化合物(3)の反応と同様に脱アセチル化して、ト
リオール3糖化合物(7)を得る。 得られたトリオール3糖化合物(7)を前記化合物
(5)→化合物(6)の反応と同様に3分子のハロゲノ2
糖化合物(8)と反応させると保護9糖化合物(9)を得
る。 なお、ハロゲノ2糖化合物(8)は、前記化合物(A)
より、次の工程で得ることができる(特願昭56−
33319号明細書参照)。
元素分析:C31H34O8
C H
計算値 69.95 6.41
実測値 69.90 6.41
〔α〕D:+7.8゜(C=1.4、CHCl3)
δH(CDCl3):5.41(1H′q、J=2Hz、3Hz、H−
2) 2.15(3H、s、Ac) 2.09(3H、s、Ac) 実施例 2 化合物(2)1.6gをTHF15mlに溶解し、
0.1NMeONa/MeOH溶液15mlを加え、室温で1
時間撹拌するとtlc(トルエン:酢酸エチル=1:
2)上で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.37
のほぼ単一のスポツトが現われた。アンバーリス
トA−15で中和後、溶媒除去し、シリカゲル70g
のフラツシユクロマトグラフイー(トルエン:酢
酸エチル=1:2)で単離し、1.27gのシロツプ
状の化合物(3)を得た。(収率94%) 〔化合物(3)の物理的性質〕 元素分析:C27H30O6 C H 計算値 71.98 6.71 実測値 71.99 6.77 〔α〕D:+23.5゜(C=0.4、CHCl3) 実施例 3 化合物(3)1.9gを50ml溶二口フラスコに入れ、
ジクロルエタン20mlに溶解後窒素置換した。−20
℃に冷却後TMS−OTrif 0.45mlを滴下注入し、
ジクロルエタン2ml溶の化合物(1)1.0gを、−20℃
で滴下注入した。0℃に昇温し、3時間撹拌した
ところ、tlc(トルエン:酢酸エチル=2:1)上
で化合物(1)に一致するRf 0.17のスポツトと共に、
新たにRf 0.33のスポツトが現れた。反応液を重
曹水100mlにあけ、クロロホルム100mlで3回抽出
後、重曹水、飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で脱
水した。溶媒除去後100gシリカゲルによるフラ
ツシユクロマトグラフイー(トルエン:酢酸エチ
ル=2:1)により単離し、Rf 0.33のスポツト
のものを1.48g、Rf 0.17のスポツトのものを930
mgそれぞれ、シロツプ状物質として得た。′H−
nmr、13C−nmrよりRf 0.33のものを化合物(4)
(収率78%)と同定した。 〔化合物(4)の物理的性質〕 元素分析:C51H56O13 C H 計算値 69.85 6.44 実測値 69.83 6.45 〔α〕D:+20.3゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):5.55(1H、q、J=2、3Hz、H−
2b) 2.15(3H、s、Ac)、 2.03(3H、s、Ac) 実施例 4 30ml褐色二口フラスコにモレキユラーシーブス
4A末3g及び回転子を入れ、180℃で7時間減圧
撹拌し、室温に冷却後トルエン10ml溶の
AgSO3CF3 500mlを加え溶媒除去した。窒素置換
後ジクロルエタン15ml溶の化合物(4)600mg
(0.7mM)を注入し、室温で30分間撹拌後−15℃
に冷却し、ジクロルエタン1ml溶の化合物(5)570
mg(1.05mM)を滴下注入した。室温で2日間撹
拌した所、tlc(トルエン:酢酸エチル=5:1)
上で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.62のス
ポツトが現れた。 過後、溶媒除去し、シリカゲル70gのフラツ
シユクロマトグラフイー(トルエン:酢酸エチル
=7:1)により単離し、600mgのシロツプ状の
化合物(6)を得た(収率65%) 〔化合物(6)の物理的性質〕 元素分析:C80H86O19 C H 計算値 71.09 6.41 実測値 70.76 6.37 〔α〕D:+39.7゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):5.54(1H、q、J=2、3Hz、H−
2c) 5.40(1H、q、J=2、3Hz、H−2b) 2.12(6H、s、Ac×2)、 2.01(3H、s、Ac) 実施例 5 化合物(6)300mgをTHF5mlに溶解し、
0.05NMeONa/MeOH溶液5mlを加えて室温で
3時間撹拌すると、tlc(トルエン:酢酸エチル=
2:1)上で化合物(6)のスポツトが消失し、新た
にRf 0.30のスポツトが現れた。 アンバーリストA−15で中和後、溶媒除去し、
シリカゲル20gのフラツシユクロマトグラフイー
(トルエン:酢酸エチル=2:1)により単離し
230gのシロツプ状の化合物(7)を得た(収率85%) 〔化合物(7)の物理的性質〕 元素分析:C74H80O16 C H 計算値 72.53 6.58 実測値 72.77 6.68 〔α〕D=+17.9゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):Acのシグナルが消失した。 実施例 6 30ml容褐色二口フラスコにモレキユラーシーブ
ス5A末3gを入れ190℃で減圧下1晩撹拌した後
室温に冷却し、トルエン10ml溶の
AgOSO2CF3200mg(0.14mM)を注入し、40℃で
減圧下溶媒除去した。 ベンゼン10ml溶の化合物(7)150mgを注入後、室
温で30分間撹拌し、0℃に冷却後ベンゼン5ml溶
の化合物(8)300mg(0.34mM)を注入した。0℃
で30分間撹拌を続けると、tlc(トルエン:酢酸エ
チル=1:2)上で化合物(7)及び化合物(8)のスポ
ツトがほぼ消失し、新たにRf 0.48のスポツトが
現れた。過後飽和重曹水30mlにクロロホルム30
mlと共に反応液を洗い入れ、有機層を分離後、水
層をクロロホルム30mlで2度抽出し、有機層を合
せ、水、飽和食塩水で各1回洗浄した。MgSO4
で脱水後、減圧下溶媒除去し、フラクトゲル
PVA2000(THF)で単離し、210mgの粉末状の化
合物(9)を得た。(収率56%) 〔化合物(9)の物理的性質〕 元素分析:C152H182O67 C H 計算値 59.25 5.95 実測値 59.23 6.14 〔α〕D:53.7゜(C=0.5、CHCl3) δH(CDCl3):7.40−7.10(40H、m、アロマチツ
ク) 2.20−1.98(63H、m、21×Ac) 実施例 7 化合物(9)150mgをTHF5mlに溶解し、
0.1NNaOMe/MeOH5mlを加え室温で3時間撹
拌するとtlc(BuOH:AcOH:H2O2:1:1)
上で、化合物(9)のスポツトが消失し、新たにRf
0.23のスポツトが現れた。アンバーリストA−15
で中和後、溶媒除去し、PVA2000(THF)で単
離し、80mgの粉状の化合物(10)を得た。(収率75%) 〔化合物(10)の物理的性質〕 元素分析:C110H140O46 C H 計算値 60.10 6.42 実測値 62.70 6.67 〔α〕D=+48.6゜(C=2.3、MeOH) 実施例 8 化合物(10)80mgを酢酸5mlに溶解し、10%pd−
C 200mgを加えて60℃で4時間水素添加を行う
と、tlc(BuOH:AcOH:H2O=2:1:1)上
で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.24のスポ
ツトが現れた。ケイ藻土過後溶媒除去し、エタ
ノールから結晶化し、水、エタノールから再結晶
化し、40mgの化合物(11)の結晶を得た。(収率
75%) 〔化合物(11)の物理的性質〕 m.p.:189℃(分解) 元素分析:C110H140O46 C H 計算値 43.90 6.28 実測値 43.95 6.19 〔α〕D:+21.6゜(C=0.5、水) δC(D2O)25゜):93.41(1a)、99.09(1b、1d)、 101.42(1c、1e、1f)、 103.03(1g、1h、1i)、 79.34(C−2×6) δH(D2O52゜):5.357(1a)、5.288〜5.273(1c、1e
、
1f)、5.117(1b)、5.065〜5.060(1d、1g、1h、1i)
2) 2.15(3H、s、Ac) 2.09(3H、s、Ac) 実施例 2 化合物(2)1.6gをTHF15mlに溶解し、
0.1NMeONa/MeOH溶液15mlを加え、室温で1
時間撹拌するとtlc(トルエン:酢酸エチル=1:
2)上で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.37
のほぼ単一のスポツトが現われた。アンバーリス
トA−15で中和後、溶媒除去し、シリカゲル70g
のフラツシユクロマトグラフイー(トルエン:酢
酸エチル=1:2)で単離し、1.27gのシロツプ
状の化合物(3)を得た。(収率94%) 〔化合物(3)の物理的性質〕 元素分析:C27H30O6 C H 計算値 71.98 6.71 実測値 71.99 6.77 〔α〕D:+23.5゜(C=0.4、CHCl3) 実施例 3 化合物(3)1.9gを50ml溶二口フラスコに入れ、
ジクロルエタン20mlに溶解後窒素置換した。−20
℃に冷却後TMS−OTrif 0.45mlを滴下注入し、
ジクロルエタン2ml溶の化合物(1)1.0gを、−20℃
で滴下注入した。0℃に昇温し、3時間撹拌した
ところ、tlc(トルエン:酢酸エチル=2:1)上
で化合物(1)に一致するRf 0.17のスポツトと共に、
新たにRf 0.33のスポツトが現れた。反応液を重
曹水100mlにあけ、クロロホルム100mlで3回抽出
後、重曹水、飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で脱
水した。溶媒除去後100gシリカゲルによるフラ
ツシユクロマトグラフイー(トルエン:酢酸エチ
ル=2:1)により単離し、Rf 0.33のスポツト
のものを1.48g、Rf 0.17のスポツトのものを930
mgそれぞれ、シロツプ状物質として得た。′H−
nmr、13C−nmrよりRf 0.33のものを化合物(4)
(収率78%)と同定した。 〔化合物(4)の物理的性質〕 元素分析:C51H56O13 C H 計算値 69.85 6.44 実測値 69.83 6.45 〔α〕D:+20.3゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):5.55(1H、q、J=2、3Hz、H−
2b) 2.15(3H、s、Ac)、 2.03(3H、s、Ac) 実施例 4 30ml褐色二口フラスコにモレキユラーシーブス
4A末3g及び回転子を入れ、180℃で7時間減圧
撹拌し、室温に冷却後トルエン10ml溶の
AgSO3CF3 500mlを加え溶媒除去した。窒素置換
後ジクロルエタン15ml溶の化合物(4)600mg
(0.7mM)を注入し、室温で30分間撹拌後−15℃
に冷却し、ジクロルエタン1ml溶の化合物(5)570
mg(1.05mM)を滴下注入した。室温で2日間撹
拌した所、tlc(トルエン:酢酸エチル=5:1)
上で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.62のス
ポツトが現れた。 過後、溶媒除去し、シリカゲル70gのフラツ
シユクロマトグラフイー(トルエン:酢酸エチル
=7:1)により単離し、600mgのシロツプ状の
化合物(6)を得た(収率65%) 〔化合物(6)の物理的性質〕 元素分析:C80H86O19 C H 計算値 71.09 6.41 実測値 70.76 6.37 〔α〕D:+39.7゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):5.54(1H、q、J=2、3Hz、H−
2c) 5.40(1H、q、J=2、3Hz、H−2b) 2.12(6H、s、Ac×2)、 2.01(3H、s、Ac) 実施例 5 化合物(6)300mgをTHF5mlに溶解し、
0.05NMeONa/MeOH溶液5mlを加えて室温で
3時間撹拌すると、tlc(トルエン:酢酸エチル=
2:1)上で化合物(6)のスポツトが消失し、新た
にRf 0.30のスポツトが現れた。 アンバーリストA−15で中和後、溶媒除去し、
シリカゲル20gのフラツシユクロマトグラフイー
(トルエン:酢酸エチル=2:1)により単離し
230gのシロツプ状の化合物(7)を得た(収率85%) 〔化合物(7)の物理的性質〕 元素分析:C74H80O16 C H 計算値 72.53 6.58 実測値 72.77 6.68 〔α〕D=+17.9゜(C=0.4、CHCl3) δH(CDCl3):Acのシグナルが消失した。 実施例 6 30ml容褐色二口フラスコにモレキユラーシーブ
ス5A末3gを入れ190℃で減圧下1晩撹拌した後
室温に冷却し、トルエン10ml溶の
AgOSO2CF3200mg(0.14mM)を注入し、40℃で
減圧下溶媒除去した。 ベンゼン10ml溶の化合物(7)150mgを注入後、室
温で30分間撹拌し、0℃に冷却後ベンゼン5ml溶
の化合物(8)300mg(0.34mM)を注入した。0℃
で30分間撹拌を続けると、tlc(トルエン:酢酸エ
チル=1:2)上で化合物(7)及び化合物(8)のスポ
ツトがほぼ消失し、新たにRf 0.48のスポツトが
現れた。過後飽和重曹水30mlにクロロホルム30
mlと共に反応液を洗い入れ、有機層を分離後、水
層をクロロホルム30mlで2度抽出し、有機層を合
せ、水、飽和食塩水で各1回洗浄した。MgSO4
で脱水後、減圧下溶媒除去し、フラクトゲル
PVA2000(THF)で単離し、210mgの粉末状の化
合物(9)を得た。(収率56%) 〔化合物(9)の物理的性質〕 元素分析:C152H182O67 C H 計算値 59.25 5.95 実測値 59.23 6.14 〔α〕D:53.7゜(C=0.5、CHCl3) δH(CDCl3):7.40−7.10(40H、m、アロマチツ
ク) 2.20−1.98(63H、m、21×Ac) 実施例 7 化合物(9)150mgをTHF5mlに溶解し、
0.1NNaOMe/MeOH5mlを加え室温で3時間撹
拌するとtlc(BuOH:AcOH:H2O2:1:1)
上で、化合物(9)のスポツトが消失し、新たにRf
0.23のスポツトが現れた。アンバーリストA−15
で中和後、溶媒除去し、PVA2000(THF)で単
離し、80mgの粉状の化合物(10)を得た。(収率75%) 〔化合物(10)の物理的性質〕 元素分析:C110H140O46 C H 計算値 60.10 6.42 実測値 62.70 6.67 〔α〕D=+48.6゜(C=2.3、MeOH) 実施例 8 化合物(10)80mgを酢酸5mlに溶解し、10%pd−
C 200mgを加えて60℃で4時間水素添加を行う
と、tlc(BuOH:AcOH:H2O=2:1:1)上
で原料スポツトが消失し、新たにRf 0.24のスポ
ツトが現れた。ケイ藻土過後溶媒除去し、エタ
ノールから結晶化し、水、エタノールから再結晶
化し、40mgの化合物(11)の結晶を得た。(収率
75%) 〔化合物(11)の物理的性質〕 m.p.:189℃(分解) 元素分析:C110H140O46 C H 計算値 43.90 6.28 実測値 43.95 6.19 〔α〕D:+21.6゜(C=0.5、水) δC(D2O)25゜):93.41(1a)、99.09(1b、1d)、 101.42(1c、1e、1f)、 103.03(1g、1h、1i)、 79.34(C−2×6) δH(D2O52゜):5.357(1a)、5.288〜5.273(1c、1e
、
1f)、5.117(1b)、5.065〜5.060(1d、1g、1h、1i)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔ただし、式中、R1,R2は水素原子、アセチ
ル基、ベンジル基を示す。〕 で表わされる新規オリゴマンノシド。 2 R1がベンジル基、R2がアセチル基である特
許請求の範囲第1項記載のオリゴマンノシド。 3 R1,R2が水素原子である特許請求の範囲第
1項記載のオリゴマンノシド。 4 構造式: (ただし、式中、Bnはベンジル基を示す。) で表わされる化合物を、構造式 〔ただし、式中、Acはアセチル基を示す。〕 で表わされる化合物と反応させて、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を、構造式 (ただし、式中、Xはハロゲン原子を示す。) で表わされる化合物と反応させて構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を脱アセチル
化して、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を、構造式: で表わされる化合物と反応せしめて、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を脱アセチル
化及び脱ベンジル化して、構造式: で表わされる化合物を得ることを特徴とする新規
オリゴマンノシドの製造法。 5 構造式: で表わされを化合物をベンジル化して、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を脱アセチル
化して、構造式: (ただし、式中、Bnはベンジル基を示す。) で表わされる化合物を得、該化合物を構造式 〔ただし、式中、Acはアセチル基を示す。〕 で表わされる化合物と反応させて、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を構造式 (ただし、式中、Xはハロゲン原子を示す。) で表わされる化合物と反応させて構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を脱アセチル
化して、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を、構造式: で表わされる化合物と反応せしめて、構造式: で表わされる化合物を得、該化合物を脱アセチル
化及び脱ベンジル化して、構造式: で表わされる化合物を得ることを特徴とする新規
オリゴマンノシドの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14666482A JPS5936101A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 新規オリゴマンノシド及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14666482A JPS5936101A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 新規オリゴマンノシド及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5936101A JPS5936101A (ja) | 1984-02-28 |
| JPH025762B2 true JPH025762B2 (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=15412823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14666482A Granted JPS5936101A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 新規オリゴマンノシド及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936101A (ja) |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP14666482A patent/JPS5936101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5936101A (ja) | 1984-02-28 |
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