JPH027224Y2 - - Google Patents

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JPH027224Y2
JPH027224Y2 JP5746985U JP5746985U JPH027224Y2 JP H027224 Y2 JPH027224 Y2 JP H027224Y2 JP 5746985 U JP5746985 U JP 5746985U JP 5746985 U JP5746985 U JP 5746985U JP H027224 Y2 JPH027224 Y2 JP H027224Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車等に搭載される多気筒エンジ
ン、特に直列多気筒エンジンにおいて、各気筒の
排気ポートにそれぞれ排気マニホルドの排気通路
の上流端が連通するとともに該排気通路の下流端
を集合してなる多気筒エンジンの排気マニホルド
に関するものである。
従来技術および考案が解決しようとする問題点 第2図に図示するように、3本以上の排気通路
11の分岐通路12a,12b,12c,12d
の上端を直列に配列し、該3本以上の分岐通路1
2a,12b,12c,12dの内、両側の分岐
通路12a,12dの下端をそれぞれ接近させる
ように弯曲して相互に集合するとともに、該両側
12a,12dに挟まれた中央分岐通路12b,
12cを相互に集合し、かつ前記分岐通路12
a,12dの下端と中央分岐通路12b,12c
の下端とを、第8図の如く前記分岐通路12a,
12b,12c,12dの配列方向Aに対し直角
な面のB方向に沿い重ねて集合してなる多気筒エ
ンジンの排気マニホルド10においては、両側分
岐通路12a,12dが中央分岐通路12b,1
2cよりも各通路軸線方向長さにおいて長く形成
されるため、その軸線方向の熱膨張量が大きく、
中央分岐通路12b,12cにおける集合部近傍
に対して両側から圧縮方向(第6図D方向)の応
力が加わり、特に中央及び両側分岐通路壁の境界
壁部に剪断力によるクラツクが生じ易い。
さらに中央分岐通路12b,12cが各分岐通
路の配列方向Aに対して直角なB方向でエンジン
本体により離れる位置に弯曲して形成されている
ことおよびエンジン本体との間に両側分岐通路1
2a,12dが熱膨張により入り込むことによつ
て、前記中央分岐通路12b,12cが第6図C
方向に変形するため、前記同様に中央および両側
分岐通路の境界壁部にクラツク18が生じ易い。
問題点を解決するための手段および作用 本考案は、このような難点を克服した多気筒エ
ンジンの排気マニホルドの改良に係り、気筒が3
気筒以上直列に配列された多気筒エンジンの各気
筒の排気ポートに、それぞれ排気マニホルドの排
気通路の分岐通路の上流端を連通し、3本以上の
該分岐通路の内、両側分岐通路の下流端を前記排
気ポートの配列位置の略中央に位置して相互に集
合するとともに、該両側分岐通路に挟まれた中央
分岐通路の下流端と前記両側分岐通路の下流端と
を、前記分岐通路の配列方向に対し直角な面に沿
い重ねて集合してなる多気筒エンジンの排気マニ
ホルドにおいて、前記排気通路の両側分岐通路の
壁厚よりも、中央分岐通路の壁厚を厚くすること
により、該中央分岐通路の強度、剛性を高めるこ
とができる。
実施例 以下図面に図示された本考案の一実施例につい
て説明する。
乗用車に搭載される図示の4サイクルガソリン
エンジンのシリンダブロツク1には、その内部に
4個のシリンダ2が直列に配列され、各シリンダ
2はその頂部のシリンダヘツド3に設けられた排
気口4を介して4本の排気ポート5にそれぞれ連
通され、各排気口4に排気弁6がそれぞれ介装さ
れ、同排気ポート5の下流端7は前記シリンダヘ
ツド3の側面に開口している。
また前記シリンダヘツド3における排気ポート
5の下流端開口7では、第4図に図示されるよう
に第2,第3の下流端開口7b,7c間の間隔
は、第1,第2の下流端開口7a,7b間の間隔
および第3,第4の下流端開口7c,7d間の間
隔よりも狭く設定されている。
さらに排気マニホルド10はFCD55Sを鋳造に
より形成してなり、前記シリンダヘツド3の側面
に排気マニホルド10の上部が当接され、同排気
マニホルド10の上部フランジ15のボルト孔1
6に挿通されたボルト17によつて、同排気マニ
ホルド10の上部はシリンダヘツド3に一体に装
着されている。
そして同第2,第3の下流端開口7b,7cに
連通する第2,第3排気通路11b,11cの分
岐通路12b,12cは相互に密接して平行な状
態で下方へ弯曲されている。
また前記第1,第4の下流端開口7a,7dに
連通する第1,第4の分岐通路12a,12dの
上端は、相互に著しく離隔した位置から相互に接
近するとともに第2,第3の分岐通路12b,1
2cよりもシリンダブロツク1寄りに接近する状
態(第5図参照)で下方へ弯曲されている。
さらに前記分岐通路12a,12b,12c,
12dは下方へ降りるに従つて第6図ないし第8
図に図示される如く相互に略矩形状に集合するよ
うに排気マニホルド10は形成されている。
さらにまた前記排気通路11における中央の分
岐通路12b,12cに対し両側の分岐通路12
a,12dは、第6図および第7図に図示される
ように、結合部14a,14dを介して相互に一
体に結合されている。
しかも前記中央の分岐通路12b,12cの
内、シリンダブロツク1に近い分岐通路12a,
12d側に偏した部位12b1,12c1の壁厚t1
は、該分岐通路12b,12cの他の部位12
b2,12c2の壁厚t2や、分岐通路12a,12d
の壁厚t3よりも厚い値に設定され、かつ分岐通路
12b,12cの他の部位12b2,12c2の壁厚
t2は分岐通路12a,12dの壁厚t3よりも厚い
値に設定されるとともに、結合部14a,14d
の壁厚t4は、前記壁厚t1,t2,t3のいずれよりも
厚い値に設定されている。
なお、排気マニホルド10のボス19はステー
20を介してシリンダブロツク1に固定されてい
る。
図面に図示の実施例は前記したように構成され
ているので、エンジンが運転を開始すると、燃焼
室内で発生した高温排気ガスが排気口4より排気
ポート5へ流出し、排気マニホルド10の排気通
路11を通過し、排気マニホルド10は高温に加
熱され、膨張する。
この場合、分岐通路12b,12cは相互に接
近しているため、同分岐通路12b,12cの外
気に接する表面積は、両側に位置した分岐通路1
2a,12dの外気に接する表面積よりも狭く、
同中央の分岐通路12b,12cは高温に加熱さ
れて熱膨張が比較的に大きく、分岐通路12b,
12cの軸線方向の膨張がステー20に拘束され
て、第6図,第7図のC方向に変形し、部位12
b1,12c1と結合部14a,14dとにC方向に
沿つた剪断力が働く。
また両側分岐通路12a,12dは中央分岐通
路12b,12cに対してシリンダブロツク1に
接近する方向Bにずれて弯曲しているため、分岐
通路12にC方向の曲げ変形が生ずる。
多気筒エンジンの排気マニホルド10において
は、両側分岐通路12a,12dが中央分岐通路
12b,12cよりも各通路軸線方向長さにおい
て長く形成されるため、その軸線方向の熱膨張量
が大きく、中央分岐通路12b,12cにおける
集合部近傍に対して両側から圧縮方向(第6図D
方向)の応力が加わり、特に中央及び両側分岐通
路壁の境界壁部に剪断力によるクラツク18が生
じ易い。
さらに中央分岐通路12b,12cが各分岐通
路の配列方向Aに対して直角なB方向でエンジン
本体により離れる位置に弯曲して形成されている
ことおよびエンジン本体との間に両側分岐通路1
2a,12dが熱膨張により入り込むことによつ
て、前記中央分岐通路12b,12cが第6図C
方向に変形するため、前記同様に中央および両側
分岐通路の境界壁部にクラツク18が生じ易い。
しかしながら中央分岐通路12b,12cは両
側分岐通路12a,12dに比べて厚くなつてい
るため、前記曲げ変形および圧縮方向の応力さら
には境界壁部の剪断力に充分に耐えることができ
て、クラツク18の発生を抑制できる。
しかも中央分岐通路12b,12cの部位12
b1,12c1および結合部14a,14bは、中央
分岐通路12b,12cの他の部位12b2,12
c2および分岐通路12a,12dよりも厚く形成
されて、その強度、剛性が大きくなつているた
め、同分岐部位12b1,12c1および結合部14
a,14bは前記圧縮力に充分に耐えることがで
きて、クラツクやその他の損傷が抑制される。
特に第6図に図示されるように、結合部14
a,14bが長い部分でも、結合部14a,14
bが厚く形成されているので、前記した圧縮応力
による座屈を未然に防止することができる。
また分岐通路12a,12b,12c,12d
は、必要な部位のみを厚く、残りは薄く形成され
ているため、充分な強度、剛性を有しておりなが
ら、排気マニホルド10の軽量化が可能となる。
考案の効果 本考案では、前記排気通路の両側分岐通路の壁
厚よりも、中央分岐通路の壁厚を厚くすることに
より、全体的に軽量化を達成しながら、該中央分
岐通路の耐圧縮力強度、剛性特に曲げ強度、剛性
を高め、該中央分岐部分に生ずる圧縮、曲げによ
るクラツクの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多気筒エンジンの排気マ
ニホルドの一実施例を図示した縦断側面図、第2
図はその斜視図、第3図はその正面図、第4図は
排気マニホルドの排気通路を点線で図示した正面
図、第5図は第4図の−線に沿つて截断した
縦断側面図、第6図は第4図の−線に沿つて
截断した横断水平面図、第7図は第5図の−
線、第8図は第4図の−線に沿つてそれぞれ
截断した横断水平面図である。 1…シリンダブロツク、2…シリンダ、3…シ
リンダヘツド、4…排気口、5…排気ポート、6
…排気弁、7…下流端開口、10…排気マニホル
ド、11…排気通路、12…分岐部分、13…集
合部分、14…結合部、15…上部フランジ、1
6…ボルト孔、17…ボルト、18…ラツク、1
9…ボス、20…ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気筒が3気筒以上直列に配列された多気筒エン
    ジンの各気筒の排気ポートに、それぞれ排気マニ
    ホルドの各分岐通路上流端を連通し、3本以上の
    該分岐通路の内、両側分岐通路の下流端を前記排
    気ポートの配列位置の略中央に位置して相互に集
    合するとともに、該両側分岐通路に挟まれた中央
    分岐通路の下流端と前記両側分岐通路の下流端と
    を、前記分岐部分の配列方向に対し直角な面に沿
    い重ねて集合してなる多気筒エンジンの排気マニ
    ホルドにおいて、前記排気通路の両側分岐通路の
    壁厚よりも、中央分岐通路の壁厚を厚くしたこと
    を特徴とする多気筒エンジンの排気マニホルド。
JP5746985U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH027224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5746985U JPH027224Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5746985U JPH027224Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS61173716U JPS61173716U (ja) 1986-10-29
JPH027224Y2 true JPH027224Y2 (ja) 1990-02-21

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JPS61173716U (ja) 1986-10-29

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