JPH027639B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027639B2 JPH027639B2 JP61113169A JP11316986A JPH027639B2 JP H027639 B2 JPH027639 B2 JP H027639B2 JP 61113169 A JP61113169 A JP 61113169A JP 11316986 A JP11316986 A JP 11316986A JP H027639 B2 JPH027639 B2 JP H027639B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- xanthomonas
- polysaccharides
- polysaccharide
- strains
- strain
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、多糖類の製造法に関するものであ
る。キサントモナス属によりつくり出される多糖
類は一般にキサンタンガムと呼ばれ、各種の工業
上の応用分野に使用されている。キサンタンガム
の水溶液は特別なレオロジー性をもつものであ
り、石油の掘削、ペイント、インク、農薬、化粧
品、医薬品、食品等の多様な分野で応用されてい
る。 (従来の技術) 従来、一般にキサンタンガムを製造するには、
キサントモナス・キヤンペストリス
(Xanthomonas campestris)種の菌株を炭素源、
窒素源、無機塩類を含有する培地に回分法、また
は連続発酵法により培養し、この培養液より菌体
を除去しアルコール等の有機溶媒を添加し、キサ
ンタンガムを選択沈澱させ、乾燥し製造してい
る。(例えば中村亦夫監修「新増補水溶性高分子」
(昭59.4.1)、(株)化学工業社P132〜151)。キサント
モナス属の微生物のうちキサントモナス・キヤン
ペストリスの他、キサントモナス・フアゼオリ
(X.phaseoli)、キサントモナス・オリザエ(X.
oryzae)も多糖類を生産することが知られてい
る。(例えば、原田篤也、三崎旭編集「総合多糖
類科学(下)(昭49.12.1)(株)講談社P145〜149)。
また、その他特開昭48−92563号公報に示されて
いるように、キサントモナス・マルブアセアルム
(X.malvacearum)、キサントモナス・カロータ
エ(X.carotae)、キサントモナス・トランスル
ーセンス(X.translucens)が、特開昭52−90696
号公報には、キサントモナス・ベゴニエ(X.
begoniae)、キサントモナス・インカネ(X.
incanae)、キサントモナス・ベジカトリア(X.
vasicatoria)が、多糖類を生産することが知ら
れている。 (発明が解決しようとする問題点) キサントモナス属の菌株のうち、商業的にキサ
ンタンガムの生産に使用されている菌株は、キサ
ントモナス・キヤンペストリス種の菌株であり、
他の菌株は、多糖類の生産能力の点でキサントモ
ナス・キヤンペストリス種の菌株に劣つており、
実際の生産には使用されていない。しかし、キサ
ントモナス・キヤンペストリス種のうち最もよく
使用されているNRRLB−1459株(Agric
ultural Research Service Culture Collection)
は、キヤベツの病原菌であり、植物防疫法に基づ
く輸入有害菌であり、日本国内においてキサンタ
ンガムの生産に使用する際には、菌の流出の危険
性があり、培養管理に非常に注意を要する。ま
た、菌の多糖の生産能力は菌株を植え継ぐにつれ
減少してゆく欠点がある。これは、多糖生産能の
ない菌の比率がふえるためと考えられる。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明者はキサン
トモナス属の種々の菌株について、多糖類の生産
試験を行なつた結果、キサントモナス・キユキユ
ルビタエ、キサントモナス・フイサリデイコラ、
キサントモナス・ピシ、キサントモナス・プルー
ニに属する菌株が良好な多糖類生産能を有し、か
つ、植え継ぎによつてほとんど多糖生産能が減少
しないことを見い出し、本発明を完成するにいた
つた。すなわち、本発明は、キサントモナス・キ
ユキユルビタエIFO13552、キサントモナス・フ
イサリデイコラIFO13555、キサントモナス・ピ
シIFO13556、キサントモナス・プルーニ
IFO03780よりなる群より選ばれた微生物を培養
し、培養物より多糖類を採取することを特徴とす
る多糖類の製造法である。 (作用) 本発明は以上のように構成されているので、多
糖類の製造に使用する菌株の多糖類生産能および
その能力の安定性が優れている。このため。多糖
類生産のコストが低減され、また、安定して多糖
類を製造できる。また、輸入有害菌株でないため
多糖類製造工程における安全性が高い。 (実施例) 以下に実施例により、本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 50gグルコース、4gデイステイラーズ・ドラ
イドソルブル、5gリン酸二カリウム、1g硫酸
マグネシウム7水塩を水1に溶解した培地100
mlを入れた500ml三角フラスコを120℃15分間、加
熱殺菌した。この培地の入つた三角フラスコに、
キサントモナス・キユキユルビタエIFO13552、
キサントモナス・フイサリデイコラIFO13556、
キサントモナス・ピシIFO13556、キサントモナ
ス・プルーニIFO3780(財団法人発酵研究所(大
阪市淀川区)より入手)をそれぞれ1白金耳、植
菌し、軌道シエーカー上、200r.p.m.で振とうし
つつ、30℃で96時間培養した。この培養液5mlを
さらに新たな培地の入つた三角フラスコに植菌
し、上記の条件による培養をした。上記操作を5
回繰り返した。培養液は120℃20分間加熱殺菌し、
遠心分離により除菌後、培養液の2倍量のエタノ
ールを添加し、多糖類を沈澱させ、乾燥し重量を
測定した。初回の培養液中の多糖類量および5回
植え継ぎ培養した培養液中の多糖類量の結果を表
1に示す。 比較例 キサントモナス・キユキユルビタエIFO13552
に代えてキサントモナス・キヤンペストリス
IFO13303(NRRLB−1459株由来、財団法人発酵
研究所より入手)を用いたこと以外は実施例と同
様の操作を行なつた。結果を表1に示す。
る。キサントモナス属によりつくり出される多糖
類は一般にキサンタンガムと呼ばれ、各種の工業
上の応用分野に使用されている。キサンタンガム
の水溶液は特別なレオロジー性をもつものであ
り、石油の掘削、ペイント、インク、農薬、化粧
品、医薬品、食品等の多様な分野で応用されてい
る。 (従来の技術) 従来、一般にキサンタンガムを製造するには、
キサントモナス・キヤンペストリス
(Xanthomonas campestris)種の菌株を炭素源、
窒素源、無機塩類を含有する培地に回分法、また
は連続発酵法により培養し、この培養液より菌体
を除去しアルコール等の有機溶媒を添加し、キサ
ンタンガムを選択沈澱させ、乾燥し製造してい
る。(例えば中村亦夫監修「新増補水溶性高分子」
(昭59.4.1)、(株)化学工業社P132〜151)。キサント
モナス属の微生物のうちキサントモナス・キヤン
ペストリスの他、キサントモナス・フアゼオリ
(X.phaseoli)、キサントモナス・オリザエ(X.
oryzae)も多糖類を生産することが知られてい
る。(例えば、原田篤也、三崎旭編集「総合多糖
類科学(下)(昭49.12.1)(株)講談社P145〜149)。
また、その他特開昭48−92563号公報に示されて
いるように、キサントモナス・マルブアセアルム
(X.malvacearum)、キサントモナス・カロータ
エ(X.carotae)、キサントモナス・トランスル
ーセンス(X.translucens)が、特開昭52−90696
号公報には、キサントモナス・ベゴニエ(X.
begoniae)、キサントモナス・インカネ(X.
incanae)、キサントモナス・ベジカトリア(X.
vasicatoria)が、多糖類を生産することが知ら
れている。 (発明が解決しようとする問題点) キサントモナス属の菌株のうち、商業的にキサ
ンタンガムの生産に使用されている菌株は、キサ
ントモナス・キヤンペストリス種の菌株であり、
他の菌株は、多糖類の生産能力の点でキサントモ
ナス・キヤンペストリス種の菌株に劣つており、
実際の生産には使用されていない。しかし、キサ
ントモナス・キヤンペストリス種のうち最もよく
使用されているNRRLB−1459株(Agric
ultural Research Service Culture Collection)
は、キヤベツの病原菌であり、植物防疫法に基づ
く輸入有害菌であり、日本国内においてキサンタ
ンガムの生産に使用する際には、菌の流出の危険
性があり、培養管理に非常に注意を要する。ま
た、菌の多糖の生産能力は菌株を植え継ぐにつれ
減少してゆく欠点がある。これは、多糖生産能の
ない菌の比率がふえるためと考えられる。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明者はキサン
トモナス属の種々の菌株について、多糖類の生産
試験を行なつた結果、キサントモナス・キユキユ
ルビタエ、キサントモナス・フイサリデイコラ、
キサントモナス・ピシ、キサントモナス・プルー
ニに属する菌株が良好な多糖類生産能を有し、か
つ、植え継ぎによつてほとんど多糖生産能が減少
しないことを見い出し、本発明を完成するにいた
つた。すなわち、本発明は、キサントモナス・キ
ユキユルビタエIFO13552、キサントモナス・フ
イサリデイコラIFO13555、キサントモナス・ピ
シIFO13556、キサントモナス・プルーニ
IFO03780よりなる群より選ばれた微生物を培養
し、培養物より多糖類を採取することを特徴とす
る多糖類の製造法である。 (作用) 本発明は以上のように構成されているので、多
糖類の製造に使用する菌株の多糖類生産能および
その能力の安定性が優れている。このため。多糖
類生産のコストが低減され、また、安定して多糖
類を製造できる。また、輸入有害菌株でないため
多糖類製造工程における安全性が高い。 (実施例) 以下に実施例により、本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 50gグルコース、4gデイステイラーズ・ドラ
イドソルブル、5gリン酸二カリウム、1g硫酸
マグネシウム7水塩を水1に溶解した培地100
mlを入れた500ml三角フラスコを120℃15分間、加
熱殺菌した。この培地の入つた三角フラスコに、
キサントモナス・キユキユルビタエIFO13552、
キサントモナス・フイサリデイコラIFO13556、
キサントモナス・ピシIFO13556、キサントモナ
ス・プルーニIFO3780(財団法人発酵研究所(大
阪市淀川区)より入手)をそれぞれ1白金耳、植
菌し、軌道シエーカー上、200r.p.m.で振とうし
つつ、30℃で96時間培養した。この培養液5mlを
さらに新たな培地の入つた三角フラスコに植菌
し、上記の条件による培養をした。上記操作を5
回繰り返した。培養液は120℃20分間加熱殺菌し、
遠心分離により除菌後、培養液の2倍量のエタノ
ールを添加し、多糖類を沈澱させ、乾燥し重量を
測定した。初回の培養液中の多糖類量および5回
植え継ぎ培養した培養液中の多糖類量の結果を表
1に示す。 比較例 キサントモナス・キユキユルビタエIFO13552
に代えてキサントモナス・キヤンペストリス
IFO13303(NRRLB−1459株由来、財団法人発酵
研究所より入手)を用いたこと以外は実施例と同
様の操作を行なつた。結果を表1に示す。
【表】
(発明の効果)
以上の実施例の結果より明らかなように、本発
明に用いる菌株は、良好な多糖類生産能を有し、
かつ、植え継ぎによつてもほとんど多糖生産能が
減じない。このため、多糖類生産のコストが低減
でき、また、安定した多糖類の生産ができる。ま
た、輸入有害菌株でないため、多糖類製造工程に
おいて菌の流出による危険性が少ない。
明に用いる菌株は、良好な多糖類生産能を有し、
かつ、植え継ぎによつてもほとんど多糖生産能が
減じない。このため、多糖類生産のコストが低減
でき、また、安定した多糖類の生産ができる。ま
た、輸入有害菌株でないため、多糖類製造工程に
おいて菌の流出による危険性が少ない。
Claims (1)
- 1 キサントモナス・キユキユルビタエ(Xan−
thomonas cucurbitae)IFO13552、キサントモ
ナス・フイサリデイコラ(Xanthomonas
physali−dicola)IFO13555、キサントモナス・
ピシ(Xanthomonas pisi)IFO13556、キサント
モナス・プルーニ(Xanthomonas pruni)
IFO03780よりなる群より選ばれた微生物を培養
し、培養物より多糖類を採取することを特徴とす
る、多糖類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316986A JPS62269696A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 多糖類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316986A JPS62269696A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 多糖類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62269696A JPS62269696A (ja) | 1987-11-24 |
| JPH027639B2 true JPH027639B2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=14605300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11316986A Granted JPS62269696A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 多糖類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62269696A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013181731A1 (pt) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | Ifsul - Instituto Federal De Educação, Ciência E Tecnologia Sul-Rio-Grandense | Composição e métodos de produção de materiais biopoliméricos de rápida biodegradaçâo, flexíveis e rígidos, com uso do bioplástico xantana compondo a matriz biopolimérica e opcionalmente cargas e/ou nanocargas ê outros constituintes; produtos obtidos e seus usos |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1073384A (en) * | 1975-07-23 | 1980-03-11 | Kenneth S. Kang | Enhancement of viscosity imparting properties of xanthan gum |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11316986A patent/JPS62269696A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62269696A (ja) | 1987-11-24 |
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