JPH028710B2 - - Google Patents

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JPH028710B2
JPH028710B2 JP6539282A JP6539282A JPH028710B2 JP H028710 B2 JPH028710 B2 JP H028710B2 JP 6539282 A JP6539282 A JP 6539282A JP 6539282 A JP6539282 A JP 6539282A JP H028710 B2 JPH028710 B2 JP H028710B2
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JP
Japan
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nitroanilide
valine
enzyme
leucyl
tyrosyl
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Expired
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JP6539282A
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English (en)
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JPS58183093A (ja
Inventor
Utako Okamoto
Yoko Nagamatsu
Hiroko Tsuda
Yoshio Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd
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Publication date
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脾臓フイブリン分解酵素(以下SFPと
略す)並びに白血球顆粒中エラスターゼ様酵素
(以下GEと略す)の精製法に関するものである。
SFPは特異的にフイブリンおよびフイブリノー
ゲンを分解する中性プロテイナーゼであり、分子
量約30000の塩基性蛋白質である。SFPは無菌動
物には存在しない。細菌性内毒素投与により惹起
した血管内凝固症候群においては、血液凝固機能
亢進の発現と共に増加し、その消退と共に回復す
る。この酵素は網内系(以下RESと略す)細胞
による微細血栓除去機構と密接な関連を有するも
のと考えられる。一方、白血球顆粒中のエラスタ
ーゼ様酵素は肺気腫、関節疾患、炎症等の発症、
増悪の因子となることが知られている。
本発明等はSFP並びにGE特異的合成基質即ち、
サクシニル−L−チロシル−L−ロイシル−L−
バリン−P−ニトロアニリドを先に特許出願した
(特願昭55−131709号)がL−チロシル−D−ロ
イシル−D−バリンのアミノ酸配列がSFP、GE
の阻害剤としても最も有効であることを見出し本
発明を完成した。
本発明はサクシニル−L−チロシル−D−ロイ
シル−D−バリン−P−ニトロアニリドを水不溶
性多糖類に固定化させたものに粗脾臓抽出液また
は白血球抽出液を吸着させることを特徴とする
SFPまたはGEの精製法である。
白血球顆粒中にはGEの他にもカテプシンG、
コラゲナーゼ等の蛋白分解酵素が含まれているた
め、GEの純化のためには、種々の方法が試みら
れてきたが十分な成果があげられていない。従来
行なわれてきた精製法には次のようなものがあ
る。
() 白血球顆粒分画をセルフアデツクスG75ゲ
ルクロマトグラフイー、ε−アミノカプロン酸
−セフアロ−スイオン交換クロマトグラフイー
により部分純化し、次いでエラステイン−セフ
アロースアフイニテイークロマトグラフイーに
かける方法(Eur.J.Biochem.、42巻、519頁、
1974年)。
() トラジロール−セフアロースを用いる方法
(Biochemistry、15巻、836頁、1976年)。
() フイブリノーゲン−セルフアロースを使用
する方法(Biochem.Biphys.Acta、630巻、47
頁、1980年)。
() Baugh and Travis法を行なつた後、
(Ala)3−P−ニトロアニリド−セフアロース
(但し、Alaはアラニンを示す。)でアフイニテ
イークロマトグラフイーを行なう方法(J.
Chromatography、192巻、236頁、1980年)等
がある。
しかし、これらの方法は白血球から顆粒を分離
し、さらにその顆粒から酵素を部分純化した後に
アフイニテイークロマトグラフイーにかけるか、
又はアフイニテイークロマトグラフイー後、さら
に他の分離法を併用しなければならないため、操
作が煩雑であり且つ効率が落ちる。しかも()は
基質として弱いエラステインをリガンドとしてい
るため回収率が悪い。()はトラジロールによる
阻害がGEに選択的でないため、CM−セルロー
スクロマトグラフイー等を併用しなければならな
い。しかも溶出に酸性の緩衝液を使用するので、
酸性で不安定なGEの純化には好ましくない。
()はカテプシンG、プラスミン、フイブリン
モノマー等をも吸着する。また()の(Ala)3
P−ニトロアニリド−セフアロースはGEによる
分解速度が早いため、クロマトグラフイー中の基
質分解を避けるため−14℃付近で操作を行なわな
ければならないという煩わしさがある。
以上のように従来法は好ましい方法とは言難
い。
本発明者等は上記欠点を解決するため鋭意研究
を行ない、本発明を完成した。
本発明はサクシニル−L−チロシル−D−ロイ
シル−D−バリン−P−ニトロアニリド(以下リ
ガンドと言う)がSFP及びGEに非常に高い選択
性と強い結合力を持つため、白血球顆粒を分離す
る必要がなく白血球の抽出液をそのままで使用で
きるため煩雑な操作を必要とせず、また回収率が
よくてしかもリガンドが酵素基質でないため操作
中に分解のおそれがなく、室温での操作が可能で
あり、リガンドと水下溶性多糖類との結合が強い
ため吸着した酵素の溶出、洗浄後、長期の保存に
堪えくり返し使用が可能である。
次に本発明について詳細に説明する。
本発明法を実施するにはカラム法及びバツチ法
のいずれでも行なうことができるがカラム法を例
にとり説明する。
先ずサクシニル−L−チロシル−D−ロイシル
−D−バリン−P−ニトロアニリド−水不溶性多
糖類(以下リガンド固定化物という)(但し、水
不溶性多糖類とはセルロース、架橋デキストラ
ン、アガロースまたは架橋アガロースを示す)を
過塩素酸ナトリウムを含む緩衝液に懸濁させたも
のをカラムに充填する。次いで該カラムに同緩衝
液に溶解したSFP又はGEを含む粗酵素液を流下
するとSFP又はGEがリガンド固定化物に吸着さ
れる。次いで、同緩衝液でリガンド固定化物を洗
浄し不純物を流下させた後、尿素を含む緩衝液を
流下すればSFP又はGEが溶出する。この溶出液
は過塩素酸ナトリウムを含む緩衝液で透析し尿素
を除去し、凍結することにより保存可能である。
なお、展開に用いる緩衝液は中性ないしは弱アル
カリ性の範囲が好ましくトリス緩衝液、リン酸緩
衝液、ホウ酸緩衝液等が使用できる。
SFP又はGEの活性は得られた前記の溶出液を
サクシニル−L−アラニル−L−チロシル−L−
ロイシル−L−バリン−P−ニトロアニリドを用
いてBiochemical and Biophysical Research
communicatons、97巻、28頁、1980年に記載の
方法に従つて酵素活性を測定した。なお、サクシ
ニル−L−アラニル−L−チロシル−L−ロイシ
ル−L−バリン−P−ニトロアニリドは本発明者
等が特許出願(特願昭56−44745)した物質であ
り、これに記載されている製造法で得ることがで
きる。
本発明を実施するためのリガンド固定化物を得
るには、ペプタイドを水不溶性多糖類に結合させ
る通常の方法を用いれば得られる。即ち、カルボ
ジイミド法、ブロムシアン法又はグルタールアル
デヒド法等を用いてサクシニル−L−チロシル−
D−ロイシル−D−バリン−P−ニトロアニリド
と水不溶性多糖類を結合できる。なお水不溶性多
糖類としてはセルロース、架橋デキストラン、ア
ガロース又は架橋アガロース等が使用できる。
以下にアガロース(商品名AH−セフアロース
4B、フアルマシア社発売)を用いたカルボジイ
ミド法を例にとりリガンドの固定化について説明
する。
AH−セフアロース4B5gを0.5モル塩化ナトリ
ウム溶液100mlで3時間膨潤させる。その後大量
の0.5塩化ナトリウム溶液で洗浄し、続いて大量
の蒸留水で洗浄した後AH−セフアロース4B20ml
を10mlの蒸留水に懸濁させる。この懸濁液にサク
シニル−L−チロシル−D−ロイシン−D−バリ
ン−P−ニトロアニリド100mg(160マイクロモ
ル)を20mlジオキサンに溶解し加え、さらに1−
エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カ
ルボジイミド塩酸塩620mgを10mlの蒸留水に溶解
し加えた後PH4.5〜6.0範囲内で1時間保つ。次い
で室温で24時間低速振とう下で反応を行なう。そ
の後50%ジオキサン、蒸留水の順で洗浄すればサ
クシニル−L−チロシル−D−ロイシル−D−バ
リン−P−ニトロアニリドのカルボキシル基をセ
フアロース4Bの遊離アミノ基に結合させたサク
シニル−L−チロシル−D−ロイシル−D−バリ
ン−P−ニトロアニリド−セフアロースのリガン
ド固定化物を得る。なお、サクシニル−L−チロ
シル−D−ロイシル−D−バリン−P−ニトロア
ニリドは本発明者等が先に特許出願した(特願昭
55−131709号)方法と同様にして得た。即ち、保
護されたアミノ基を持つL−チロシンとD−ロイ
シル−D−バリン−P−ニトロアニリドをN,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドと1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾールにて縮合し、この縮
合物のアミノ保護基を脱離させ、遊離したアミノ
基をトリエチルアミン存在下、酢酸エチル中無水
コハク酸にてサクシニル化すればよい。
なお、本発明に係る活性は1mlの酵素液を使用
し、0.3ミリモルの前記記載の基質に60分間作用
させて1マイクロモルのP−ニトロアニリンを遊
離した時1単位とした。比活性は活性/蛋白量と
し、精製度は比活性の比で表した。一方、蛋白量
はローリー法により求めた。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 1 GEの精製 血液200mlに1/10容の3.8%クエン酸ソーダを加
え、メトリゾ酸ソーダ(1容)(ナイガード社発
売)と6%デキストラン(2容)の混液の上に約
等量重層する。室温で1時間放置した後、白血球
を含む上層を取り、1000rpm、10分間遠心分離
し、沈査を得る。蒸留水を加えて混在している赤
血球を破懐した後、16000rpm、30分間遠心分離
して白血球沈査を得る。この沈査にトリスー塩酸
緩衝液(0.1モル、PH8)に溶解した2モル過塩
素酸ナトリウム40mlを加え、1時間撹拌しながら
抽出を行なう。この抽出液に等量のクロロホルム
を加え、数分間振とうして脱脂を行なつた後、
3000rpm、15分間遠心分離を行ない、上清40mlを
得る。この上清をトリスー塩酸緩衝液で4倍に希
釈して、0.5モル過塩素酸ナトリウムになるよう
に塩濃度を下げてサクシニル−L−チロシル−D
−ロイシル−D−バリン−P−ニトロアニリド−
セフアロース20mlを詰めたカラムに流下させる。
次いで0.5モル過塩素酸ナトリウムを含むトリ
スー塩酸緩衝液でカラムを洗浄し、E280の吸収が
0.02以下に下つた時、8モル尿素を含むトリスー
塩酸緩衝液(0.1モル、PH8)を流下させGEの溶
出を行なう。E280で蛋白を測定し、サクシニル−
L−アラニル−L−チロシル−L−ロイシル−L
−バリン−P−ニトロアニリドで活性を測定し
た。
溶出液は0.5モル過塩素酸ナトリウムを含むト
リスー塩酸緩衝液で透析して尿素を除去し、−80
℃で保存した。
結果;精製度25倍、収率85% 実施例 2 SFPの精製 脾臓組織を10倍の生理食塩水に分散させ、
40000rpmで100分間遠心分離した。沈査は10倍量
の2モル過塩素酸ナトリウムを含むトリスー塩酸
緩衝液(0.1モル、PH8)にさらに分散させ、4
℃で120分間抽出した後、40000rpmで100分間遠
心分離し、上層の粗脾臓抽出物を得た。粗脾臓抽
出物100mlをトリスー塩酸緩衝液(0.1モル、PH
8)で4倍に希釈した後、サクシニル−L−チロ
シル−D−ロイシル−D−バリン−P−ニトロア
ニリド−セフアロース20mlを詰めたカラムに流下
させる。次いで0.5モル過塩素酸ナトリウムを含
むトリスー塩酸緩衝液でカラムを洗浄し、E280
吸収が0.02以下に下つた時、8モル尿素を含むト
リスー塩酸緩衝液(0.1モル、PH8)を流下させ
SFPを溶出させる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 不純物を含有する脾臓フイブリン分解酵素液
    または白血球顆粒中エラスターゼ様酵素液をサク
    シニル−L−チロシル−D−ロイシル−D−バリ
    ン−P−ニトロアニリド−水不溶性多糖類(但
    し、水不溶性多糖類とはセルロース、架橋デキス
    トラン、アガロースまたは架橋アガロースを示
    す。)に吸着させて溶出させることを特徴とする
    脾臓フイブリン分解酵素または白血球顆粒中エラ
    スターゼ様酵素の精製法。
JP6539282A 1982-04-21 1982-04-21 酵素の精製法 Granted JPS58183093A (ja)

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