JPH03103177A - 耐熱性アミラーゼ並びにその製造及び使用方法 - Google Patents

耐熱性アミラーゼ並びにその製造及び使用方法

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JPH03103177A
JPH03103177A JP1167050A JP16705089A JPH03103177A JP H03103177 A JPH03103177 A JP H03103177A JP 1167050 A JP1167050 A JP 1167050A JP 16705089 A JP16705089 A JP 16705089A JP H03103177 A JPH03103177 A JP H03103177A
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龍 新家
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生澱粉に作用することができる新規な耐熱性ア
ミラーゼ、その製造方法、及び該アミラーゼを使用する
オリゴ糖の製造方法に関する。この酵素の使用により糖
化工程の簡略化及び省エネルギーが可能とする。
〔従来の技術〕
マルトースは澱粉を加水分解して得られる歴史の古い澱
粉糖であるが、近年その食品素材、甘味料としての優れ
た特性から食品加工分野での用途が広がりつつある。精
製マルトースは、輸液用として従来用いられていたグル
コースより優れているため医薬用としての需要が増えて
いる。また、精製マルトースの製造の過程で副或するマ
ル}}リオースを含むオリゴ糖は甘味度がマイルドで、
かつ従来のデキストリンを主成分とする水飴より粘度が
低く、また保水性が高いなどの特徴がある為、最近新し
い甘味料として期待されている。
従来、澱粉を加水分解し各種糖を製造する工程において
、澱粉粒を水と共に加熱(85〜120℃)することに
より糊化し、α−アミラーゼによって液化し、次いで夫
々の目的に応じ、グルコアミラーゼあるいはβ−アミラ
ーゼによって糖化する方法が行われている。しかし、高
濃度の澱粉粒の糊化および液化には多量のエネルギーを
必要とする。
また、糊化澱粉の粘度が高い為に特殊な装置を必要とす
る。また、澱粉を高温下に糊化後液化する場合は液化生
戊物の老化および液化生硯物の還元性末端グルコース残
基の異性化により収率の低下が起るとされている。
澱粉を70℃以下の糊化しない温度で、生澱粉分解性酵
素を作用させ糖化する事が可能となれば、その溶液は低
粘度であり、工程を簡略化出来ると同時にエネルギー的
にも有利となる。また、高温処理による還元性末端グル
コース残基の異性化も少《経済的に有利となる。一部で
生澱粉分解作用の強い糖化酵素を用いた無蒸煮アルコー
ル発酵の検討が行われているが未だ実用化の域に達して
いない。特開昭60−83595、及び同61−835
95はアスペルギルス属に属する菌の生産する生澱粉分
解性グルコアミラーゼについて開示している。特開昭6
3−59881、及び同63−59887はペニシリウ
ム属に属する菌の生産する生澱粉分解性グルコアミラー
ゼがα−アミラーゼとの共存下により高い生澱粉分解性
を示す事を開示している。特開昭61−47189はフ
ミコーラ属に属する菌の生産する生澱粉分解性グルコア
ミラーゼについて開示している。しかし生澱粉から直接
糖化によりマルトースやマルトトリオースを製造する方
法は報告されていない。
工業的に生澱粉を糖化してマルトース等を製造する際に
は、糖化速度と同時に雑菌による汚染も問題となる。こ
れらの点から反応温度は澱粉が糊化しない範囲において
、出来るだけ高温側が望ましく、従って耐熱性アミラー
ゼが求められている。
マルトースの製造に用いられるβ−アミラーゼは従来は
植物由来の酵素が用いられ、大麦あるいは大豆のβ−ア
ミラーゼがよく知られている。これら植物由来のβ−ア
ミラーゼは反応温度・耐熱性においてあるいは供給の点
で問題がある。したがって工業的使用に耐える熱安定性
や安定供給が可能な微生物由来のβ−アミラーゼが望ま
れている。微生物由来のβ−アミラーゼについては多く
の報告がある(アミラーゼ;中村道徳監修、学会出版セ
ンター、P 86 (1986) )。しかしながら微
生物によるβ−アミラーゼの製造はまだ実用化の域には
達していない。
マルトースはβ−アミラーゼを澱粉鎖に使用させてそれ
をマルトース単位に加水分解することにより得られるが
、従来のβ−アミラーゼは澱粉中のα,1−6グルコシ
ル結合を加水分解できず、したがって澱粉からのマルト
ース収率を上げる目的で澱粉中の分枝すなわちα,1−
6グルコシル結合を切断する為にイソアミラーゼ、プル
ラナーゼを併用するのが通常の方法である。しかしこれ
らα,1−6結合を切断する酵素は高価である。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のごとく、澱粉からマルトース又はその他のオリゴ
糖を工業的に製造するには種々の問題点があった。本発
明は、それらの種々の問題点を酵素の面から一挙に解決
しようとするものであり、具体的には、(1〉生澱粉に
直接作用してそれを加水分解することができ、(2)そ
の場合にイソアミラーゼ等のいわゆる枝切酵素を併用し
ないで澱粉を実質的に100%分解することができ、(
3)その結果、目的とするマルトース及びマルトトリオ
ースを支配的に生成せしめることができ、(4)生澱粉
に作用される際に、雑菌の汚染を有効に防止できる程高
温で使用するのに十分な耐熱性を有し、モして(5)細
菌によって大量に製造することができる新規なアミラー
ゼを提供するものである。本発明はさらに、この新規な
耐熱性アミラーゼの製造方法、及びそれを用いるマルト
ースその他のオリゴ粒の製造方法を提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
耐熱性酵素の性質 本発明は第一に生澱粉に作用することができる新規な耐
熱性アミラーゼを提供するものであり、この酵素の一例
を詳細に説明する。なお、以下に示す酵素の性質は後記
する実施例2で得た酵素を用いて得られた結果である。
(1)作用二本発明のアミラーゼは生澱粉に作用し、主
としてマルトース、マルトトリオースとする。特に60
℃で生澱粉に作用した場合、生澱粉を実質的に100%
分解する。各種生澱粉に対する分解のし易さは小麦澱粉
〉とうもろこし澱粉〉甘藷澱粉〉馬齢薯澱粉の順である
(第1.図参照)。
また、本発明の生澱粉分解性を有する耐熱性アミラーゼ
は各種生澱粉粒に対し強い吸着力を有し、この吸着力が
生澱粉の分解性を基礎づけている。
(2〉至適pH及びpH安定性:本酵素の至適pHは6
.0付近である(第2図参照)。各pHの緩衝液中で室
温(22℃〉にて1時間処理した場合pH5〜8におい
て95%以上の残存活性を示す(第2図参照)。
(3)至適温度:p87.0において測定した至適温度
は70℃であり(第3図参照)、70℃で15分間処理
した場合実質的に不活性化されず、1時間処理した場合
70℃で90%以上、75℃で70%、80℃で50%
の残存活性を有する(第3図参照)。
(4)分子量:ゲル濾過法(ファルマシア製FPLS使
用、カラム:スパーロースT )A 12、溶出液:0
.2M−NaC1含有の50mM酢酸一酢酸ナ} IJ
ウム緩衡液pH5.0)にて52, 000±5, 0
00である。
(5)紫外吸収スペクトル:リン酸緩衝液中にてμma
x  :275nm %及び190nmに吸収を示す。
(6)元素分析値:C;59.4%、H ; 6. 4
%、N;15.3%。
酸素力価の測定法 本酵素の澱粉分解活性の測定は1%一可溶性澱粉液に一
定量の酵素液を加え、所定のpH及び温度にて反応させ
、5分後に生じた還元糖を3,5−ジニトロサリチル酸
法(DNS法) 〔澱粉・関連糖質実験法、中村道徳他
編、学会出版センター発行43頁、(1986年)〕に
て定量する。1分間にグルコース1μmole相等の還
元糖を生成する力価を1単位とする。生澱粉の分解性の
測定は、本酵素の一定量を緩衝液に溶した液に生澱粉を
濃度1%となる量を加え、温度30〜80℃、pH4。
0〜9.0にて0〜24時間振とう後生じた糖を上述の
DNS法でグルコースの検量線を用いて測定する。糖化
度はいわゆるDE値で表わす。なお、DE値は澱粉の分
解の程度を特徴付けるものであり、純デキストロースの
還元力を100%として、分解された澱粉の還元力を示
す数値である。
生産微生物 本発明においては、前記のごとき性質を有する酵素を生
産することができるバシルス属細菌であればいずれも使
用することができ、このような細菌は、例えば土壌中よ
り次のようにして分離することができる。
2%小麦生澱粉を含む肉エキスーポリペプトン寒天培地
で60℃において生育するコロニーのうち、ハローを形
或するものを分離し、液体培地に接種、一定時間の培養
後培地中の生澱粉分解活性の強い株を選択する。
この様にして分離された菌株の1つについてその菌学的
性質を詳細に調べ、パージエイズ・マニュアル・オブ・
ディタミネイティブ・バクテリオロジー第7版及び8版
の記載に基づき、本菌株はバチルス・ステアロサーモフ
ィラスに属する菌株と同定し、更に、生澱粉分解性を有
する点で公知菌株のいずれとも相違することから新菌株
であると判断した。そこで、この菌株をバチルス・ステ
アロサーモフィラスB−1株と命名し、昭和63年6月
30日工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第
10120号として寄託し、モして平或元年5月26日
に微工研条寄第2440号としてブタベスト条約に基く
国際寄託に移管した。
バチルス・ステアロサーモフィラスB−1の菌学的性質
は以下の通りである。
1.顕微鏡(含電顕)所見 ダラム染色:陽 性 形  態:桿 菌 大 き さ: 0. 6 X 1. O X 2〜3.
5印多形性:なし 運動性:あり 鞭  毛:な し 胞   子:あり、椿円形で1〜1.8/Mの大きさで
細胞の先端に存在する。
抗酸性:なし 2.培養所見 肉汁寒天平板:24時間の培養で5mmの径程の不揃い
のコロニー。白色で 辺縁不規則。
肉汁寒天斜面:白色。流れない。
肉汁液体:白濁。白色沈渣 肉汁ゼラチン穿刺:ゼラチンを液化。
リトマス・ミルク:酸性・凝固 3.生理学的性質 硝酸塩の還元:十 MRテスト: VPテスト: インドールの生成: 硫化水素の生成: デンプンの加水分解性:+ クエン酸利用性: 硝酸(NO3−)の利用: アンモニア(NH4”)の利用:+ 色素の生成:+。わずかに水溶性の褐色色素を生成。
カタラーゼ:+ オキシダーゼ:± 生育の範囲(pH):5.5〜8.0 (温度):45℃〜75℃ 酸素に対する態度:好気性 0−Fテスト:0 4.糖類などの酸化とガス発生“並びに資化能糖類  
  酸  ガス  資格能 L−アラビノース 十  一    +D−キシロース
  十  一    +D−グルコース  十  一 
   +D−マンノース  +  −    +D−フ
ラクトース 十  一    +D−ガラクトース ±
  一    ±麦芽糖      十  一    
+ショ糖      +  −    +乳糖 トレハロース   +  −    +D−ソルビット D−マンニット  十  一    +イノシフト グリセリン   十  一   ± テ′ンプン     上  一    +5.その他の
性質 生澱粉分解性: 生澱粉含有寒天培地にて本菌 はハローを形或するが、バチ ルス・ステアロサーモフィラ スIFO 12550 はハローを形或しない。
酵素の製造方法 本発明はさらに、前記のごとき性質を有する耐熱性アミ
ラーゼの製造方法に関し、この方法は、該耐熱性アミラ
ーゼを生産することができるバシルス属細菌を培地中が
培養し、その培養物から該酵素を採取することを特徴と
する。
前述の如き培養に於いて、培地の炭素源としては各種澱
粉、澱粉加水分解物、コーンミール、小麦粉、廃糖密度
等を単独で又は組合わせて使用可能である。これらの使
用量はその種類により異るが0.1%〜30%が好まし
い。窒素源としては大豆粉、綿実油カス、ペプトン、カ
ゼイン、肉エキス、酵母エキス、麦芽エキス、無機アン
モニウム塩、無機硝酸塩等を単独で又は組み合わせて使
用することができる。これらの使用量は種類により異る
が0.05%〜20%が好ましい。その他リン酸塩、マ
グネシウム塩、FeSO., KCI, CaC12等
の無機塩類、さらに必要に応じて有機微量栄養源を培地
に添加する事ができる。
本発明のアミラーゼの生産は通常アミラーゼ生産に用い
られる培地中で該アミラーゼ生産能を有する微生物を4
5〜75℃好ましくは50〜65℃の温度、5,5〜8
,0好ましくは6.0〜7,5のpHで固体または液体
培養すれば良く、1〜3日で著量の生澱粉分解性を有す
る耐熱性アミラーゼが得られる。
本発明の酵素の精製は、酸素の精製に常用されている方
法に従って行うことができる。例えば、前記のようにし
て得られた培養液をまず、遠心分離、濾過等の方法によ
り処理して菌体を除去する。
こうして得た培養濾液又は上清液を硫分画、さらにはゲ
ル濾過、イオン交換カラム分離等により処理して精製酵
素を得ることができる。
オリゴ糖の製造方法 本発明はさらに、オリゴ糖の製造方法に関する。
本発明の前記酵素を生澱粉に作用させることにより主と
してマルトースとマルトトリオースとから或るオリゴ糖
混合物が生成する。これらを一緒に採取してオリゴ糖製
品を得ることもでき、これらの混合物を常法に従って分
離して、マルトース及び/又はマルトトリオースを単独
に得ることもできる。これらの方法はいずれも本発明の
範囲に属する。
本発明において、オリゴ糖の製造方法で用いる耐熱性ア
ミラーゼは、単に単離又は精製された耐熱性アミラーゼ
を意味するのみならず、この様なアミラーゼを含有する
すべての酵素源を意味する。
すなわち、酵素生産菌を培養して得られた培養液はその
まま酵素源として用いることができ、有利には培養液か
ら菌体を分離し培養濾液又は上清液を酵素液として用い
る。また、必要に応じて硫安分画法、膜分離法、クロマ
ト分離法等通常酵素の精製に用いられる方法による部分
精製品又は完全に精製した高純度酵素として用いること
も可能である。
糖化は生澱粉を水に懸濁し(通常10〜50%)、加熱
による糊化を行なうことなく生澱粉分解活性を有する耐
熱性アミラーゼによる直接分解を行なう。この場合従来
の澱粉糖化と異なりいわゆる液化型α−アミラーゼによ
る澱粉の液化は必要としない。生澱粉の糖化は室温〜7
0℃、pH4.5〜9.0にて行なう。澱粉の糊化温度
は、澱粉の種類により異なりこの場合澱粉が糊化せず粒
状を保つ範囲で反応温度を高温とするのが望ましい。よ
り好ましくは50〜65℃、pH5〜8が望ましい。分
解反応は静置して行なうことも可能であるが、澱粉乳が
均一に懸濁する程度に攪拌して行なうのが望ましい。
澱粉1gあたりの酵素の使用料は1〜300単位が適当
であるが、反応温度、反応時間により酵素量を加減する
のが望ましい。分解される澱粉は、地下澱粉、地上澱粉
にかかわらず用いることができる。各種澱粉の分解のし
やすさは小麦澱粉〉とうもろこし澱粉〉かんしょ澱粉〉
馬鈴薯澱粉の順である。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1.酵素生産のための培養 0.5%肉エキス、l%ポリベプトン、0.5%NaC
1および可溶性澱粉1%を含みNaOHにてpH7.0
に調整後滅菌処理した培地にバチルス・ステアロサーモ
フィラスB−1株を植菌し55℃にて24時間振とう培
養を行った。菌体を遠心分離により除去した上澄はアミ
ラーゼ活性1.06単位/rd!を示した。
実施2.酵素の精製法 培養液を遠心分離(10.00Orpm , 20分間
)し、菌体を除いた上澄液に硫安を70%飽和となる様
に添加し24時間放置した。遠心分離(10. 00O
rpm、20分間)により粗酵素沈澱を得た。粗酵素を
10m!4−リン酸緩衝液(pH7.2)に溶し、不溶
物を遠心分離(15.000rl)m , 20分間)
した後、上澄液をセファデックスG−100を用いゲル
濾過を行いアミラーゼ活性を示す分画を分散した。
次いテDEAIEセルロース32にアミラーゼ活性分画
を吸着させ10mM−!Jン酸緩衝液(pH8.5)で
溶出しアミラーゼ活性分画を採取した。再度DEAEセ
ルロース32にアミラーゼ活性分画を吸着させ10mM
−!Jン酸緩衝液(pH7.2)で溶出しアミラーゼ活
性分画を採取した。純水にて透析後凍結乾燥し酵素標品
を得た。本酵素標品はディスク電気泳動的に単一バンド
を示した。この精製の経過を第l表に示す。
第  1  表 各精製工程の収率と比活性 培養液         100     1.007
0%硫安分画      406、25セファデックス
G−100   24     7.20DεAEセル
ロース       6.7    35.050ml
!容三角フラスコに40mgの各種生澱粉を入れ、リン
酸緩衝液(pH 7. 2 )で調製した酵素溶液4 
rrI!(5. 925単位、60℃)を加えて50℃
、60℃で振とうした。毎6時間目にサンプリングし、
遠心分離(1. 00Orpm, 5分間)し適当に希
釈後生じた還元糖をDNS法にて測定した。生じた還元
糖量はDE値にて示した(第1図)。生澱粉分解により
生じた還元糖の組戊はHPLC法(装置:日立665A
 − 12LC、検出器:示差屈折計ウォータースEl
ecxtronics [Init ,カラム:半井C
osmos i IPackedカラム4. 6 x1
50 mll+,溶離液:アセトニトリル/水=75/
25)により分析した。生じた還元糖中でマルトースが
主戊分で次いでマルトトリオース、グルコース(マルト
ース〉マルトトリオース〉グルコース)であった。DE
値および還元糖組或を勘案すると60℃での生il粉分
解率はほぼ100%であった。
実施例4. とうもろこし澱粉を5g秤量し、0.1M酢酸緩衝液(
pH6. 0 ) 15−に懸濁し、耐熱性アミラーゼ
50単位含有するように調製した酵素液5ai’を加え
55℃で12時間振とうした。反応液をHPLC法(装
置:日立665−12LC、検出器:示差屈折計ウォー
タースE1ectoron+cs Llnit,カラム
:半井Cosmosil Packed力ラム4. 6
 X150 mm,溶離液:アセトニトリル/水=75
/25)により分析した。
反応に用いた澱粉に対してグルコース2,6%、マルト
ース56.5%、マルトトリオース32.8%が生成し
た。
実施例5. 実施例2の基質を小麦粉澱粉に変え、反応温度を60℃
とした以外はすべて実施例2に記載した方法と同一の方
法のよって生澱粉の分解を行なったところ、グルコース
2. 1%、マルトース51. 3%、マルトトリオー
ス39.4%を含有するオリゴ糖液が得られた。
実施例6. とうもろこし澱粉、馬鈴薯澱粉、かんしょ澱粉、及び小
麦澱粉をそれぞれ5gずつ秤量し、耐熱性アミラーゼ1
00単位を含む0. 1 M酢酸緩衝液(pH6.0)
を加え、60℃で24時間振とうした。反応液中の糖を
HPLCで分析したところ各反゜応液の組戊は第2表に
示す如くであった。
第2表 反応液中の糖組或(%) 澱粉の種類  グルコース とうもろこし  3.2 馬鈴薯     3.7 かんしょ     3.5 マルトース マルトトリオース 50. 7      36. 5 52. 8      33. 4 55. 5      30. 8 〔発明の効果〕 マルトース、マルトトリオースを製造するに際して、生
澱粉分解活性を有する耐熱性アミラーゼを用い生澱粉を
直接分解する本法を採用すると、従来のβ−アミラーゼ
を用いる方法と比較し、いわゆる枝きり酵素を必要とせ
ず用いる、また装置的、エネルギー的に有利な殿粉糖化
プロセスを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の生澱粉分解活性を有する耐熱性アミラ
ーゼによる各種生澱粉の分解タイムコースを示すグラフ
である。 第2図において、左側は該酵素の至適pHを示すグラフ
であり、そして右側は該酵素を各pHで室温(22℃)
、l時間処理した時の残存酵素活性を示すグラフである
。 第3図において、左側は該酵素の至適温度を示すグラフ
であり、そして右側は温度安定性すなわち各温度で一定
時間処理した後の該酵素の残存酵素活性を示すグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の性質: (1)作用:生澱粉に作用して主としてマルトース及び
    マルトトリオースを生成し、60℃において生澱粉を実
    質的に100%分解する; (2)至適pH:6.0付近; (3)pH安定性:緩衝液中で室温にて1時間処理した
    ときpH5〜8において95%以上の残存活性を示す; (4)至適温度:70℃; (5)温度安定性:pH7.0にて70℃で15分間処
    理した場合実質的に失活せず、70℃で1時間処理した
    場合90%以上の残存活性を示す;並びに (6)分子量:ゲル濾過法にて測定した時52,000
    ±5,000; を有する耐熱性アミラーゼ。 2、次の性質: (1)作用:生澱粉に作用して主としてマルトース及び
    マルトトリオースを生成し、60℃において生澱粉を実
    質的に100%分解する; (2)至適pH:6.0付近; (3)至適温度:70℃;並びに (4)分子量:ゲル濾過法にて測定した時52,000
    ±5,000; を有するバシルス属(¥Bacillus¥)細菌によ
    り生産される耐熱生澱粉アミラーゼ。 3、請求項1に記載の耐熱性アミラーゼの製造方法であ
    って、該アミラーゼを生産する能力を有するバシルス属
    細菌を培地中で培養し、培養物から該アミラーゼを採取
    することを特徴とする方法。 4、前記バシルス属細菌がバシルス・ステアロサーモフ
    ィラス(Bacillusstearothermop
    hilus)B−1株である請求項3に記載の方法。 5、マルトース及びマルトトリオースを主成分とするマ
    ルトオリゴ糖を製造する方法であって、請求項1又は2
    に記載の耐熱性アミラーゼを生澱粉に作用させることを
    特徴とする方法。 6、マルトース及び/又はマルトトリオースの製造方法
    であって、請求項1又は2に記載の耐熱性アミラーゼを
    生澱粉に作用させることによってマルトース及びマルト
    トリオースを主成分とするマルトオリゴ糖を生成せしめ
    、次にマルトース及び/又はマルトトリオースを単離す
    ることを特徴とする方法。
JP1167050A 1988-07-01 1989-06-30 耐熱性アミラーゼ並びにその製造及び使用方法 Expired - Lifetime JP2790320B2 (ja)

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JP16576288 1988-07-01
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JP15450989 1989-06-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005511071A (ja) * 2001-12-13 2005-04-28 ダニスコ エイ/エス 動物用飼料
CN109679937A (zh) * 2019-01-07 2019-04-26 安徽大学 一种具有高比酶活力的生淀粉水解酶、其编码基因及其应用

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