JPH031153A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH031153A
JPH031153A JP1080017A JP8001789A JPH031153A JP H031153 A JPH031153 A JP H031153A JP 1080017 A JP1080017 A JP 1080017A JP 8001789 A JP8001789 A JP 8001789A JP H031153 A JPH031153 A JP H031153A
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JP
Japan
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formula
alkyl group
compd
electrophotographic photoreceptor
photosensitive layer
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Nariaki Muto
武藤 成昭
Mikio Kadoi
幹男 角井
Keisuke Sumita
圭介 住田
Susumu Nakazawa
中沢 享
Toshihiko Nishiguchi
西口 年彦
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機などの画像形成装置において好適に使
用される電子写真感光体に関する。
(従来技術) 近年、導電性基体上に感光層が形成された電子写真用感
光体として、加工性がよく製造コストの面で有利である
と共に、機能設計の自由度が大きな有機感光体が使用さ
れている。上記有機感光体においては、光照射により電
荷を発生させる電荷発生材料と発生した電荷を輸送する
電荷輸送材料とにより電荷発生機能と電荷輸送機能とを
分離した感光層を有することで、高感度化を図った機能
分離型電子写真用感光体が知られている。上記機能分離
型電子写真用感光体の感光層としては、少なくとも電荷
発生材料を含有する電荷発生層と、電荷輸送材料と結着
樹脂とを含有する電荷輸送層とが積層された積層型感光
体や、電荷発生材料および電荷輸送材料とを結着樹脂中
に分散させて成る単層型感光体等が種々提案されている
上記積層感光体は、電荷発生層と電荷輸送層とにより各
種機能を分離しているため、前記単層型感光体と異なり
、高感度で感光材料の選択幅が広いという利点がある。
ところで、電荷輸送材料には正電荷輸送型が多いことや
表面に耐久性を持たせるため、導電性基体上に電荷発生
層を設け、更にその上に電荷輸送層を設けた負帯電用積
層感光体の構造をとることが一般的である。しかしなが
ら、このような負帯電用積層感光体では負帯電時に雰囲
気中にオゾンが発生し感光体の劣化及び複写環境の汚染
を引き起こしたり、また現像時には製造が困難である正
帯電性のトナーを必要とする等の問題がある。
一方上記の単層型感光体は、正帯電させることができる
だけでなく、感光体の静電潜像を現像するトナーとして
負帯電性トナーを使用できる。これは、一般にトナーは
負帯電するものが得られ易いため、トナー材料の選択幅
が広く、種々のトナー材料を使用することができるとい
う利点がある。
しかしながら、−層中で電子と正孔を移動させるため、
どちらかがトラップとなり残留電位が大きくなる傾向が
ある。しかも、電荷発生材料と電荷輸送材料との組合せ
方により、帯電特性、感度、残留電位等の電子写真特性
が大きく左右されるという問題点がある。
そこで、上記問題点に鑑みドリフト移動度に関する電界
強度依存性が小さいジアミン誘導体と、ペリレン系化合
物とを組み合わせることで帯電特性、感度、残留電位等
の電子写真特性の優れた正帯電性の単層型電子写真感光
体(特願昭62−277158号公報)を先に提案した
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、先に提案した特願昭62−277158
号公報の感光体では、帯電特性、感度、残留電位等の電
子写真特性は優れているが、さらに複写プロセスの繰り
返しにおいても、表面電位の安定性に優れた感光体を提
供すべく本発明者等が鋭意研究した結果、本発明の感光
体を完成させるに至った。
従って、本発明は帯電特性、感度、残留電位等の電子写
真特性だけでなく、さらに繰り返し安定性にも優れた正
帯電性の単層型電子写真感光体を捉供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段および作用)従って、本
発明においては結着樹脂中に、電荷発生材料として下記
−形成(1) 系化合物、下記−形成(IV)で表されるフルオレン系
化合物、下記−形成〔v]で表されるm−フェニレンジ
アミン系化合物 (式中、R5は水素原子またはアルキル基を示(式中、
R’、R”、R’、およびR4は、アルキル基を示す)
で表されるペリレン系化合物と、電荷輸送材料として下
記−形成〔■〕 (式中、R” 、R’ 、R’ およびR’ は、水素
原子またはアルキル基を示す) で表されるジアミン誘導体と、 さらに下記−形成〔■〕で表されるヒドラゾン(式中、
RIO1R目、R”5R13、R+4は、アルキル基、
アルコキシル基、ハロゲン原子を示し、それぞれフェニ
ル基に置換しなくてもまた、置換し得る限り何個置換し
てもよく、またすべての置換基は同一でも、それぞれ互
いに異なっていてもよい)よりなる群の中から少なくと
も一種を選択して含有する感光層を、導電性基体上に形
成して電子写真感光体を構成することにより上記目的を
達成した。
本発明者等が鋭意研究の結果、電荷発生材料として一般
式(1)で表されるペリレン系化合物と、電荷輸送材料
として一般式(If)で表されるジアミン誘導体とを結
着樹脂中に含有する系の単層型感光層を有する感光体に
おいては、前記−形成(II[)で表されるヒドラゾン
系化合物、前記−形成(IV)で表されるフルオレン系
化合物、前記−形成(V)で表されるm−フェニレンジ
アミン系化合物よりなる群の中から少なくとも一種を選
択して混合させることによって、複写プロセスを繰り返
した場合においても安定した表面電位を維持できること
が判明した。
(発明の好適態様) 本発明に使用される電荷発生材料としてのペリレン系化
合物は、前記−触式(1)で表され、式中のR1、R1
、R3、R4のうちアルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
ert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基などの炭素数1
〜6のアルキル基が例示される。
具体的には、N、 N・−ジ(3,5−ジメチルフェニ
ル)ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボキシジ
イミド、N、 N=  −ジ(3−メチル−5−エチル
フェニル)ペリレン−3,4,9゜10−テトラカルボ
キシジイミド、N、 N゛  −ジ(3,5−ジエチル
フェニル)ペリレン−3,4゜9.10−テトラカルボ
キシジイミド、N、 N=−ジ(3,5−ジプロピルフ
ェニル)ペリレン−3,4,9,’ 10−テトラカル
ボキシジイミド、N、  N=−ジ(3,5−ジイソプ
ロピルフェニル)ペリレン−3,4,9,10−テトラ
ヵルボキシジイミド、N、 N・ −ジ(3−メチル−
5=イソプロピルフエニル)ペリレン−3,4,9゜1
0−テトラカルボキシジイミド、N、 N・ −ジ(3
,5−ジブチルフェニル)ペリレン−3,4゜9.10
−テトラカルボキシジイミド、N、  N・−ジ(3,
5−ジーtert−ブチルフェニル)ペリレン−3,4
,9,10−テトラカルボキシジイミド、N、 N・−
ジ(3,5−ジブチルフェニル)ペリレン−3,4,9
,10−テトラカルボキシジイミド、N、 N−−ジ(
3,5−ジブチルフェニル)ペリレン−3,4,9,1
0−テトラカルボキシジイミド等が例示されるが、中で
も、N、 N・−ジ(3,5−ジメチルフェニル)ペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボキシジイミドが
好ましい。
本発明に使用される電荷輸送材料としてのジアミン誘導
体としては、前記−形成(If)で表される3、3°−
ジメチル−N、N、N・、  No  −テトラキス−
4−メチルフェニル(1,1” −ビフェニル)−4,
4−−ジアミンが用いられる。
本発明に使用される結着樹脂としては、種々のもの、例
えば、スチレン系重合体、アクリル系重合体、スチレン
−アクリル系重合体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレン、
アイオノマー等のオレフィン系重合体、ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ア
ルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、ポリカーボネート、ボリアリレート、ポリスルホン
、ジアリルフタレート、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノ
ール樹脂や、エポキシアクリレート等の光硬化型樹脂等
、各種の重合体が使用できるが、感光体の感度を高め、
感光体の耐摩耗性および繰り返し特性に優れると共に結
着樹脂を溶解する溶剤の選択幅が広いポリ(4,4° 
−シクロへキシリデンジフェニル)カーボネートが好ま
しい。上記ポリ(4,4=  −シクロヘキシリデンジ
フェニル)カーボネートを用いると、従来、溶液安定性
等の点から、ジクロロメタン、モノクロロベンゼン等の
塩素系溶剤しか使用できなかったビスフェノールA型ポ
リカーボネートと異なり、テトラヒドロフラン、メチル
エチルケトン等の溶剤も使用することができるので、安
全衛生上も好ましく、取扱いが容易である。なお、上記
ポリ(4,4” −シクロへキシリデンジフェニル)カ
ーボネートの中でも、分子量15000〜25000、
ガラス転移点が58℃程度のものが好ましい。
上記ペリレン系化合物とジアミン誘導体と上記結着樹脂
との使用割合は、特に限定されず、所望する電子写真感
光体の特性等に応じて適宜選択することができるが、結
着樹脂1ooui部に対して、ペリレン系化合物2〜2
0重量部、好ましくは、3〜15重量部、ジアミン誘導
体40〜200重量部、好ましくは、50〜100重量
部使用される。ペリレン系化合物およびジアミン誘導体
が上記使用量よりも少ないと、感光体の感度が十分でな
いばかりか、残留電位が太き(なる。また上記範囲を越
えると感光体の耐摩耗性等が十分でなくなる。
さらに、上記ペリレン系化合物とジアミン誘導体とを結
着樹脂中に含有する系の単層型感光体に、前記−形成(
III)で表されるヒドラゾン系化合物、前記−形成(
IV)で表されるフルオレン系化合物、前記−形成〔V
〕で表されるm−フェニレンジアミン系化合物の中から
一種を選択して混合させるか、前記−形成(IV)で表
されるフルオレン系化合物に対して、前記−形成(I[
I)で表されるヒドラゾン系化合物を組み合わせるか、
あるいは前記−形成(V)で表されるm−フェニレンジ
アミン系化合物を組み合わせた二種を選択して混合させ
ることで、複写プロセスの繰り返しにおける表面電位の
低下が防止され安定した表面電位を維持することができ
る。
前記−形成(III)、(IV)、(V)におけるアル
キル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基が例示さ
れる。また、前記一般弐(V)におけるアルコキシル基
としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、terL−ブトキシ
、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ基等が例示される。
また、前記−形成〔V〕におけるハロゲン原子としては
、弗素、塩素、臭素および沃素原子が挙げられる。
前記−形成(II[)で表されるヒドラゾン系化合物と
しては、3−カルバゾリルアルデヒドN、 N−ジフェ
ニルヒドラゾン、N−メチル−3−カルバゾリルアルデ
ヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン、N−エチル−3−
カルバゾリルアルデヒドN。
N−ジフェニルヒドラゾン、N−プロピル−3−カルバ
ゾリルアルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン、N−
イソプロピル−3−カルバゾリルアルデヒドN、N−ジ
フェニルヒドラゾン、N−ブチル−3−カルバゾリルア
ルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン、N−イソブチ
ル−3−カルバゾリルアルデヒドN、N−ジフェニルヒ
ドラゾン、N−tert−7”チル−3−カルバゾリル
アルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン、N−ペンチ
ル−3−カルバゾリルアルデヒドN、N−ジフェニルヒ
ドラゾン、N−へキシル−3−カルバゾリルアルデヒド
N、N−ジフェニルヒドラゾン等が例示されるが、中で
も、N−エチル−3−カルバゾリルアルデヒドN、N−
ジフェニルヒドラゾンが好ましい。
前記−形成(IV)で表されるフルオレン系化合物とし
ては、9−カルバゾリルイミノフルオレン、9−(3−
メチルカルバゾリルイミノ)フルオレン、9−(3,6
−シメチルカルバゾリルイミノ)フルオレン、9−(3
,6−ジニチルカルバゾリルイミノ)フルオレン、9−
(3−エチル−6−メチルカルバゾリルイミノ)フルオ
レン、9−(3,6−ジプロピルカルバゾリルイミノ)
フルオレン、9− (3,6−ジイツブロビルカルバゾ
リルイミノ)フルオレン、9−(3,6−シブチルカル
バゾリルイミノ)フルオレン、9− (3゜6−ジイツ
ブチルカルバゾリルイミノ)フルオレン、9−(3,6
−シーtert−ブチルカルバゾリルイミノ)フルオレ
ン、9−(3,6−ジベンチルカルバゾリルイミノ)フ
ルオレン、9−(3,6−ジヘキシルカルバゾリルイミ
ノ)フルオレン、9−(3,6−シメチルカルバゾリル
イミノ)−3−メチルフルオレン、9− (3,6−シ
メチルカルバゾリルイミノ)−3,6−シメチルフルオ
レン、9−(3,6−シメチルカルバゾリルイミノ)−
3,6−ジニチルフルオレン、9−(3,6−シメチル
カルバゾリルイミノ)−3−エチルフルオレン等が例示
されるが、中でも、9−カルバゾリルイミノフルオレン
が好ましい。
前記−形成(V)で表されるm−フェニレンジアミン系
化合物としては、N、N、N’、N’ −テトラフェニ
ル−1,3−フェニレンジアミン、N。
N、N’、N’  −テトラキス(3−トリル)−1゜
3−フェニレンジアミン、N、N、N’、N’ −テト
ラフェニル−3,5−トリレンジアミン、N。
N 、  N ’ 、 N ’−テトラキス(3−トリ
ル)−3゜5−トリレンジアミン、N、N、N’、N’
 −テ1−ラキス(4−)リル)−1,3−フェニレン
ジアミン、N、N、N’、N“−テトラキス(4−トリ
ル)−3,5−)リレンジアミン、N、N、N’。
No−テトラキス(3−エチルフェニル)−1゜3−フ
ェニレンジアミン、N、N、N” N l −テトラキ
ス(4−プロピルフェニル)−1,3−フェニレンジア
ミン、N、N、N’、No−テトラフェニル−5−メト
キシ−1,3−フェニレンジアミン、N、N〜ビス(3
−トリル)−N’、N’ジフェニル−1,3−フェニレ
ンジアミン N。
No−ビス(4−トリル)−N、N’ −ジフェニル−
1,3−フェニレンジアミン、N、 N・ −ビス(4
−1−リル)−N、N−−ビス(3−トリル)−1,3
−フェニレンジアミン、N、Noビス(4−トリル)−
N、No −ビス(3−トリル)−3,5−)リレンジ
アミン、N、  N−−ビス(4−エチルフェニル)−
N、N=−ビス(3−エチルフェニル)−1,3−フェ
ニレンジアミン、N、 N・−ビス(4−エチルフェニ
ル)−N。
No−ビス(3−エチルフェニル)−3,5−トリレン
ジアミン、N、N、N’、N’ −テトラキス(2,4
,6−ドリメチルフエニル)−1,3−フェニレンジア
ミン、N、N、N’、N’ −テトラキス(2,4,6
−1−リメチルフェニル)−3゜5−トリレンジアミン
、N、N、N’、N’  −テトラキス(3,5−ジメ
チル)−1,3−フェニレンジアミン、N、N、N’、
N’−テトラキス(3゜5−ジメチル)−3,5−トリ
レンジアミン、N。
N、N’、N”−テトラキス(3,5−ジエチル)1.
3−フェニレンジアミン、N、N、N’。
N”−テトラキス(3,5−ジメチル)−3,5−トリ
レンジアミン、N、N、N’、N’ −テトラキス(3
−クロロフェニル)−1,3−フェニレンジアミン、N
、N、N’、N’−テトラキス(3−ブロモフェニル)
−1,3−フェニレンジアミン、N、N、N’、N’−
テトラキス(3−ヨードフェニル)−1,3−フェニレ
ンジアミン N。
N、N’、N’−テトラキス(3−フルオロフェニル)
−1,3−フェニレンジアミン等が例示されるが、中で
も、分子の対称性が悪いことに起因して分子間の相互作
用が小さくなり、逆に樹脂との相互作用が大きくなるこ
とから極めて結晶化しにくい特性を持ち樹脂中に十分溶
解できることから、前記−形成〔V]中のRIO,R1
1,RI:1.、R14を窒素原子、に対してメタ位に
置換する基としまた化合物、あるいはRto、R14を
窒素原子に対してバラ位に、RI +、R1ffを窒素
原子に対してメタ位に置換する基とした化合物が好まし
い。具体的には、N、N、N’、N’−テトラキス(3
−トリル)−1,3−フェニレンジアミン、N、  N
=  −ヒス(4−トリル)−N、N=  −ビス(3
−トリル)−1,3−フェニレンジアミンである。
なお、上記各化合物は、感光体の特性等に応じて適宜量
使用することができるが、上記各化合物のうちヒドラゾ
ン系化合物を使用する場合は、電荷輸送材料としてのジ
アミン系化合物とヒドラゾン系化合物とが95:5乃至
90 : 10の重量比で感光層中に含有することが好
ましい。
また、上記各化合物のうちフルオレン系化合物を使用す
る場合は、電荷輸送材料としてのジアミン系化合物とフ
ルオレン系化合物とが90:10乃至80:20の重量
比で感光層中に含有することが好ましい。
また、上記各化合物のうちm−フェニレンジアミン系化
合物を使用する場合は、電荷輸送材料としてのジアミン
系化合物とm−フェニレンジアミン系化合物とが75:
25乃至25ニア5の重量比、特に70:30乃至50
:50の重量比で感光層中に含有することが好ましい。
すなわち、感光層中に上記重量比より少ない割合で上記
各化合物を含有すると繰り返し特性が十分でなく、上記
重量比を越えた割合で上記各化合物を含有すると繰り返
し特性は高くなるものの感度等が十分でな(なるのであ
る。
また、上記ペリレン系化合物が長波長側に分光感度がな
いことから、本発明の単層型電子写真感光体を赤の分光
エネルギーの大きいハロゲンランプと組み合わせた場合
においてより高感度化するために、長波長側に分光感度
を持つX型メタルフリーフタロシアニンを使用するのが
好ましい。
上記X型メタルフリーフタロシアニンとしては、ブラッ
グ角度(2θ±0.2°)が7.5’、9゜1@、16
.7’   17.3”、22.3@に強い回折ピーク
を示すものが好ましい。上記X型メタルフリーフタロシ
アニンは、ペリレン系化合物100重量部に対して1.
25乃至3,75重量部添加すると分光感度領域が長波
長側にシフトし、より感光体の感度が高くなるのである
。しかし、X型メタルフリーフタロシアニンをペリレン
系化合物100重量部に対して1.25重量部以下添加
しただけでは、長波長側への増感効果が生じない。また
、X型メタルフリーフタロシアニンをペリレン系化合物
100重量部に対して3.75重量部以上添加すると逆
に長波長側での分光感度が高くなってしまい、赤色原稿
の再現性が悪くなってしまう。
また、酸化防′止剤を併用すると、酸化の影響を受は安
い構造を持つ電荷輸送材料等の酸化による劣化を好適に
防止することができる。
上記酸化防止剤としては、2,6−シーtert−ブチ
ル−p−クレゾール、トリエチレングリコール−ビス(
3−(3−t e r t−ブチル−5メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネ−)L  1,6−ヘキ
サンジオールービス〔3−(3,5−ジーtert−ブ
チルー4−ヒドロキシフヱニル)プロピオネート〕、ペ
ンタエリスリチル−テトラキス(3−(3,5−ジーt
ertブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−
))、2.2−チオ−ジエチレンビス〔3−(3,5−
ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕、2.2−チオビス(4−メチル−6−L
ert−ブチルフェノール)、N、N=−へキサメチレ
ンビス(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキ
シ−ヒドロシンナマミド)、1,3.5−)ジメチル−
2゜4.6−トリス(3,5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン等のフェノール系酸
化防止剤を例示することができるが、中でも、2,6−
シーtert−ブチル−p−クレゾールが好ましい。
本発明の感光体は、前述した各成分を含有する塗布液を
調整し、この塗布液を導電性基体上に塗布し、乾燥させ
ることで得られる。
上記導電性基体は、導電性を有するシート状やドラム状
のいずれであってもよく、導電性を有する種々の材料、
例えば、表面がアルマイト処理された、または未処理の
アルミニウム、アルミニウム合金、銅、錫、白金、金、
銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チ
タン、ニッケル、パラジウム、インジウム、ステンレス
鋼、真鍮などの金属単体や、蒸着等の手段により上記金
属、酸化インジウム、酸化錫等の層が形成されたプラス
チック材料およびガラス等が例示されるが、中でも硫酸
アルマイト法による陽極酸化を行い、酢酸ニッケルで封
孔処理したアルミニウムが好ましい。
また、導電性基体は、必要に応じて、シランカップリン
グ剤やチタンカップリング剤などの表面処理剤で表面処
理を施し、感光層との密着性を高めてもよい。
なお、上記塗布液の調整に際しては、使用される結着樹
脂等の種類に応じて適宜の有機溶剤が使用され、該有機
溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、プロ
パツール、イソプロパツール、ブタノールなどのアルコ
ール類、n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の
脂肪族系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四
塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、テ
トラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールジエチルエーテル等のエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類
等種々の溶剤が例示され、一種または二種以上混合して
用いられる。また、上記各塗布液を調整する際、分散性
、塗工性等をよくするため、ポリジメチルシロキサン等
のシリコーンオイル、界面活性剤などのレベリング剤、
あるいはターフェニル、ハロナフトキノン類、アセナフ
チレンなどの従来公知の増感剤等、種々の添加剤を併用
していてもよい。
上記各塗布液などは、従来慣用の混合分散方法、例えば
、ペイントシェーカー ミキサー、ボールミル、サンド
ミル、アトライター、超音波分散器等を用いて調整する
ことができ、得られた分散液などの塗布に際しては、従
来慣用のコーティング方法、例えば、デイツプコーティ
ング、スプレーコーティング、スピンコーティング、ロ
ーラーコーティング、ブレードコーティング、カーテン
コーティング、バーコーティング法等が採用される。
本発明における電子写真感光体の単層型感光層は、適宜
の厚みを有してもよいが、15〜30μm、特に18〜
27μmの厚みを有するものが好ましい。
(実施例) 以下に、実施例に基づき、この発明をより詳細に説明す
る。
実施例1 ポリ−(4,4゛  −シクロヘキシリデンジフェニル
)カーボネート(三菱瓦斯化学社製、商品名ポリカーボ
ネートZ)100重看部、N、N・ジ(3,5−ジメチ
ルフェニル)ペリレン−3゜4,9.10−テトラカル
ポキシジイミト8重量部、X型メタルフリーフタロシア
ニン(大日本インキ社製)062重量部、3,3“ −
ジメチル−N、 N、 No、 N=  −テトラキス
−4−メチルフェニル(1,1゛−ビフェニル)−4,
4° −ジアミン95重量部、N−エチル−3−カルバ
ゾリルアルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン5重量
部、酸化防止剤(川口化学社製、商品名アンテージBH
T)5重量部、ポリジメチルシロキサン(信越化学社製
)0.01重量部および所定量のテトラヒドロフランを
、超音波分散器で混合分散し単層型感光層用分散液を調
整すると共に、アルマイト処理されたアルミニウム素管
上に塗布し、厚み約23μmの感光層を形成し、約10
0°Cで熱処理加工することにより電子写真感光体を作
成した。
実施例2 さらに、9−カルバゾリルイミノフルオレン10重量部
を添加する以外は、実施例1と同様にして単層型の電子
写真感光体を作成した。
実施例3 実施例1で用いた3、3゛  −ジメチル−N、 N。
N=、N・ −テトラキス−4−メチルフェニル(1,
1=−ビフェニル)−4,4゛  −ジアミン95重量
部に代えて30重量部用い、N−エチル−3−カルバゾ
リルアルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン5重量部
に代えてN、N、No、N”−テトラキス(3−トリル
)−1,3−フェニレンジアミン70重量部を用いるこ
と以外は、実施例1と同様にして単層型の電子写真感光
体を作成した。
実施例4 実施例1で用いた3、3° −ジメチル−N、 N。
No、 N=  −テトラキス−4−メチルフェニル(
1,1’−ビフェニル)−4,4・ −ジアミン95重
量部に代えて701i量部用い、N−エチル−3−カル
バゾリルアルデヒドN、N−ジフェニルヒドラゾン5重
量部に代えてN、 N・ −ビス(4−トリル)−N、
N・ −ビス(3−トリル)−1,3−フェニレンジア
ミン30重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
して単層型の電子写真感光体を作成した。
実施例5 さらに、9−カルバゾリルイミノフルオレン10重量部
を添加すること以外は、実施例3と同様にして単層型の
電子写真感光体を作成した。
実施例6 さらに、9−カルバゾリルイミノフルオレン10重量部
を添加すること以外は、実施例4と同様にして単層型の
電子写真感光体を作成した。
比較例1 実施例1で用いたN−エチル−3−カルバゾリルアルデ
ヒドN、N−ジフェニルヒドラゾンを添加せず、3,3
・−ジメチル−N、N、N・、N。
テトラキス−4−メチルフェニル(1,l=ビフェニル
)−4,4=  −ジアミン95重fJ部に代えて10
0重量部を用いること以外は、実施例1と同様にして単
層型の電子写真感光体を作成した。
比較例2 実施例1で用いた3、3゛ −ジメチル−N、 N。
N= 、  N=  −テトラキス−4−メチルフェニ
ル(1,i’−ビフェニル)−4,4・ −ジアミンを
添加せず、N−エチル−3−カルバゾリルアルデヒドN
、N−ジフェニルヒドラゾン5重量部に代えて100重
量部を用いること以外は、実施例1と同様にして単層型
の電子写真感光体を作成した。
比較例3 実施例1で用いたN−エチル−3−カルバゾリルアルデ
ヒドN、N−ジフェニルヒドラゾンに代えてN、N−ジ
エチルアミノベンズアルデヒド−N、N−ジフェニルヒ
ドラゾンを用いること以外は、実施例1と同様にして単
層型の電子写真感光体を作成した。
そして、上記実施例および比較例で得られた各電子写真
感光体の帯電特性、感光特性を調べるため、静電複写試
験装置(ジエンチック社製、ジエンチックシンシア 3
0M)を用いて、前記各電子写真感光体を正に帯電させ
た。
なお、各電子写真感光体の表面電位V s、 p、 (
V)を測定すると共に、照度10ルツクスのタングステ
ンランプを用いて、電子写真感光体表面を露光・し、上
記表面電位V S、 P、が1/2となるまでの時間を
求め、半減露光量El/2 (μJ/cm”)を算出し
た。また、露光後、0.15秒経過後の表面電位を残留
電位■−,p、 (v)とした。
また、1000回の繰り返し使用により表面電位が低下
するか否かを併せて調べた。なお、上記感光体の繰り返
し使用により、感光体の表面電位が100V以上低下し
たものを×、50〜100Vの範囲内で低下したものを
Δ、50V以下しか低下しなかったものを○として評価
した。
さらに、赤と同じ明度のグレー原稿を複写し、得られた
複写物の反射濃度を反射濃度計によって測定した後、 再現性が70%以下のものを×、70−100%の範囲
内のものをΔ、100%以上のものを○として評価した
上記実施例および比較例で得られた各電子写真感光体の
帯電特性、感光特性等の結果を表1に示す。
を算出することで赤色再現性を調べた。上記赤色表1か
ら明らかなように、実施例1乃至実施例6の電子写真感
光体は、いずれも帯電特性に優れ、感度が高く、残留電
位が小さいと共に、繰り返し特性や赤色再現性が良好で
あることが判明した。
これに対して、比較例1乃至比較例3の電子写真感光体
は、いずれも赤色再現性には優れているものの、比較例
2乃至比較例3の電子写真感光体は感度が低く残留電位
が高いものであり、さらに比較例1乃至比較例3の電子
写真感光体は繰り返し特性が不十分なものであった。
(発明の効果) 以上のように、本発明の電子写真感光体によれば、帯電
特性に優れ、感度が裔く、残留電位が小さいと共に、さ
らに繰り返し特性や赤色再現性にも優れている。また、
単層型の感光体であるため、正帯電性に優れるだけでな
く、歩留り良く容易に製造することができ安価であると
いう特有の効果を奏する。
特許出願人    三田工業株式会社 日本蒸溜工業株式会社 日本触媒化学工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結着樹脂中に、電荷発生材料として下記一般式〔
    I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1、R^2、R^3、およびR^4は、ア
    ルキル基を示す)で表されるペリレン系化合物と、電荷
    輸送材料として下記一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で表されるジアミン誘導体と、 さらに、下記一般式〔III〕で表されるヒドラゾン系化
    合物、下記一般式〔IV〕で表されるフルオレン系化合物
    、下記一般式〔V〕で表されるm−フェニレンジアミン
    系化合物よりなる群の中から少なくとも一種を選択して
    含有する感光層を、導電性基体上に形成することを特徴
    とする電子写真感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R^5は水素原子またはアルキル基を示す) ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、R^6、R^7、R^8およびR^9は、水素
    原子またはアルキル基を示す) ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 (式中、R^1^0、R^1^1、R^1^2、R^1
    ^3、R^1^4は、アルキル基、アルコキシル基、ハ
    ロゲン原子を示し、それぞれフェニル基に置換しなくて
    もまた、置換し得る限り何個置換してもよく、またすべ
    ての置換基は同一でも、それぞれ互いに異なっていても
    よい)。
  2. (2)感光層が、X型メタルフリーフタロシアニンを含
    有する上記請求項1記載の電子写真感光体。
  3. (3)感光層が、酸化防止剤を含有する上記請求項1又
    は2記載の電子写真感光体。
  4. (4)ペリレン系化合物が、N、N’−ビス(3、5−
    ジメチルフェニル)ペリレン−3、4、9、10−テト
    ラカルボキシジイミドである上記請求項1記載の電子写
    真感光体。
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