JPH0312592B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312592B2 JPH0312592B2 JP7732986A JP7732986A JPH0312592B2 JP H0312592 B2 JPH0312592 B2 JP H0312592B2 JP 7732986 A JP7732986 A JP 7732986A JP 7732986 A JP7732986 A JP 7732986A JP H0312592 B2 JPH0312592 B2 JP H0312592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- polyimide
- polymaleimide
- bismaleimide
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は可撓性、耐熱性に優れた熱硬化性接着
フイルムに関する。 〔従来の技術〕 従来、電気絶縁材料、構造材料等に用いられて
いるポリイミド接着剤としては、N,N′−(4,
4−ジフエニルメタン)ビスマレイミドと4,
4′−ジアミノジフエニルメタンからなる予備縮合
物が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上記の予備縮合物自体は、固くて
脆いため流延してフイルムとすることができなか
つた。また積層材等の接着シートとして用いる場
合には、その溶液をガラス布などの基材に含浸し
た後溶剤を除去しプレプレグとしなければならな
いため基材の厚さに限定され、したがつて薄いも
のを得ることができなかつた。 本発明はかゝる状況に鑑みなされたものであつ
て、可撓性、耐熱性に優れた熱硬化性接着フイル
ムを提供せんとするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は一般式 〔式中Arは、式(a) 又は式(b) である2価の基を示す〕で表わされる繰り返し単
位を有し、式(a)の基と式(b)の基を後者/前者がモ
ル比で0/100〜90/10の割合で含むポリイミド
(A)及び 一般式 (式中mは2以上の整数であり、Rは炭素数2以
上のm価の基を示す)で表わされるポリマレイミ
ド(B) を含む樹脂組成物を流延成形してなる熱硬化性接
着フイルムに関する。 本発明においてポリイミド(A)はクレゾール、フ
エノール等の溶媒中でエチレンビストリメリテー
ト二無水物(以下EBTAと略す)とビス(4−
(3−アミノフエノキシ)フエニル)スルホン
(以下m−APPSと略す)と2,4−ジアミノト
ルエン(以下2,4−DATと略す)とを加熱撹
拌することによつて得られるが、ジメチルアセト
アミド、ジメチルホルムアミド等の非プロトン性
極性溶媒中で室温以下の温度で反応させ、対応す
るポリアミド酸を合成し、無水酢酸−ピリジン等
の脱水剤を用いて脱水閉環させることによつて得
ることもできる。 ポリイミド(A)中、m−APPS成分と2,4−
DAT成分は後者/前者がモル比で0/100〜90/
10の割合で含まれる。2,4−DAT成分が90モ
ル%を越えるとポリイミド(A)が固くなり、成形性
が悪くなる。 本発明に用いることのできるポリマレイミド(B)
の具体例としてはN,N′−(4,4′−ジフエニル
メタン)ビスマレイミド、N,N′−(4,4′−ジ
フエニルオキシ)ビスマレイミド、N,N′−p
−フエニレンビスマレイミド、N,N′−m−フ
エニレンビスマレイミド、N,N′−2,4−ト
リレンビスマレイミド、N,N′−2,6−トリ
レンビスマレイミド、N,N′−エチレンビスマ
レイミド、N,N′−ヘキサメチレンビスマレイ
ミド、あるいは
フイルムに関する。 〔従来の技術〕 従来、電気絶縁材料、構造材料等に用いられて
いるポリイミド接着剤としては、N,N′−(4,
4−ジフエニルメタン)ビスマレイミドと4,
4′−ジアミノジフエニルメタンからなる予備縮合
物が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上記の予備縮合物自体は、固くて
脆いため流延してフイルムとすることができなか
つた。また積層材等の接着シートとして用いる場
合には、その溶液をガラス布などの基材に含浸し
た後溶剤を除去しプレプレグとしなければならな
いため基材の厚さに限定され、したがつて薄いも
のを得ることができなかつた。 本発明はかゝる状況に鑑みなされたものであつ
て、可撓性、耐熱性に優れた熱硬化性接着フイル
ムを提供せんとするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は一般式 〔式中Arは、式(a) 又は式(b) である2価の基を示す〕で表わされる繰り返し単
位を有し、式(a)の基と式(b)の基を後者/前者がモ
ル比で0/100〜90/10の割合で含むポリイミド
(A)及び 一般式 (式中mは2以上の整数であり、Rは炭素数2以
上のm価の基を示す)で表わされるポリマレイミ
ド(B) を含む樹脂組成物を流延成形してなる熱硬化性接
着フイルムに関する。 本発明においてポリイミド(A)はクレゾール、フ
エノール等の溶媒中でエチレンビストリメリテー
ト二無水物(以下EBTAと略す)とビス(4−
(3−アミノフエノキシ)フエニル)スルホン
(以下m−APPSと略す)と2,4−ジアミノト
ルエン(以下2,4−DATと略す)とを加熱撹
拌することによつて得られるが、ジメチルアセト
アミド、ジメチルホルムアミド等の非プロトン性
極性溶媒中で室温以下の温度で反応させ、対応す
るポリアミド酸を合成し、無水酢酸−ピリジン等
の脱水剤を用いて脱水閉環させることによつて得
ることもできる。 ポリイミド(A)中、m−APPS成分と2,4−
DAT成分は後者/前者がモル比で0/100〜90/
10の割合で含まれる。2,4−DAT成分が90モ
ル%を越えるとポリイミド(A)が固くなり、成形性
が悪くなる。 本発明に用いることのできるポリマレイミド(B)
の具体例としてはN,N′−(4,4′−ジフエニル
メタン)ビスマレイミド、N,N′−(4,4′−ジ
フエニルオキシ)ビスマレイミド、N,N′−p
−フエニレンビスマレイミド、N,N′−m−フ
エニレンビスマレイミド、N,N′−2,4−ト
リレンビスマレイミド、N,N′−2,6−トリ
レンビスマレイミド、N,N′−エチレンビスマ
レイミド、N,N′−ヘキサメチレンビスマレイ
ミド、あるいは
といつた構造式で表わされるポリマレイミドがあ
り、これらを単独あるいは二種以上混合して用い
ることができる。 ポリイミド(A)とポリマレイミド(B)の混合は、ポ
リマレイミド(B)とポリイミド(A)に対して10〜50重
量%で用いるのが好ましく、さらに好ましくは15
〜30重量%である。ポリマレイミド(B)が10重量%
より少ないと硬化が十分でなく50重量%より多い
と樹脂組成物がもろく成形性がなくなる。 ポリイミドとポリマレイミドの混合は粉状で行
なつてもよいが、通常はDMFのような溶剤に溶
解したポリイミドワニスにポリマレイミドを添加
溶解することによつて行なわれる。 このようにして得たポリイミドとポリマレイミ
ドとの混合ワニスをガラス板、ステンレス板等に
流延、乾燥することにより接着フイルムを得る。
乾燥温度と時間は用いる溶剤、ポリマレイミドの
種類によつて異なるが、温度はポリマレイミドの
反応が顕著になる温度よりも低く保つ必要があ
り、時間は残存溶剤量が約1%以下になるように
しなければならない。 得られた接着フイルムは被着体と重ねた後、軟
化点以上の温度で加熱加圧することによつて耐熱
性に優れ、良好な接着力を有する成形品を得るこ
とができる。 本発明に係る接着フイルムは可撓性に富んでい
るため、フレキシブル配線板の銅箔と耐熱フイル
ム性の接着剤として適している。 以下実施例によつて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例 1 EBTA41.0g、m−APPS21.6g、2,4−
DAT6.1gを撹拌機、温度計、窒素ガス導入管、
冷却管を備えた四つ口フラスコに入れ、m−クレ
ゾール618g、トルエン108gを添加し、窒素ガス
を流しながら加熱撹拌した。150〜160℃で16時間
反応させて、樹脂分19.2%、粘度16Pのポリイミ
ドワニスを得た。このポリイミドワニスをアセト
ン中に注いで再沈し、粉砕、洗浄、乾燥すること
によつてポリイミド粉末を得た。ポリイミド粉末
の還元粘度(濃度0.1g/dl、溶媒N,N−ジメ
チルホルムアミド(DMF)、温度30.0℃)は0.65
dl/gであつた。得られたポリイミド粉末100g
とN,N′−(4,4′−ジフエニルメタン)ビスマ
レイミド(BMI)10gをDMF400gに溶解して
ワニスを得た。このワニスをガラス板上に流延
し、130℃10分乾燥した後、剥離し鉄枠に止めて
200℃1時間乾燥して接着フイルムを得た。得ら
れた接着フイルムは厚さ25μm、残存溶媒量1
%、軟化点220℃であり、180℃に折曲げても割れ
ず可撓性に優れたものであつた。 実施例 2 N,N′−(4,4′−ジフエニルメタン)ビスマ
レイミドのかわりにBMI−M(三井東圧化学(株)製
ポリマレイミド)20gを添加する以外は実施例1
と同様にして接着フイルムを得た。得られた接着
フイルムは厚さ25μm、残存溶媒量1.1%、軟化点
225℃であり、180゜に折曲げても割れず可撓性に
優れたものであつた。 比較例 1 ケルイミド601(日本ポリイミド(株)製ポリアミノ
ビスマレイミド樹脂)100gをDMF100gに溶解
したワニスをガラス板上に流延後130℃10分、つ
いで170℃20分乾燥したが、もろくてフイルムと
ならなかつた。 実施例3〜5及び比較例2 実施例1のBMI量を表1のように変更する以
外は実施例1と同様にして得た接着フイルムと1
mm厚のアルミ板と35μm厚の片面粗化銅箔の間に
はさんで50Kgf/cm2、275℃、30分の条件で積層
して銅張基板を得た。基板の特性を表1に示す。
り、これらを単独あるいは二種以上混合して用い
ることができる。 ポリイミド(A)とポリマレイミド(B)の混合は、ポ
リマレイミド(B)とポリイミド(A)に対して10〜50重
量%で用いるのが好ましく、さらに好ましくは15
〜30重量%である。ポリマレイミド(B)が10重量%
より少ないと硬化が十分でなく50重量%より多い
と樹脂組成物がもろく成形性がなくなる。 ポリイミドとポリマレイミドの混合は粉状で行
なつてもよいが、通常はDMFのような溶剤に溶
解したポリイミドワニスにポリマレイミドを添加
溶解することによつて行なわれる。 このようにして得たポリイミドとポリマレイミ
ドとの混合ワニスをガラス板、ステンレス板等に
流延、乾燥することにより接着フイルムを得る。
乾燥温度と時間は用いる溶剤、ポリマレイミドの
種類によつて異なるが、温度はポリマレイミドの
反応が顕著になる温度よりも低く保つ必要があ
り、時間は残存溶剤量が約1%以下になるように
しなければならない。 得られた接着フイルムは被着体と重ねた後、軟
化点以上の温度で加熱加圧することによつて耐熱
性に優れ、良好な接着力を有する成形品を得るこ
とができる。 本発明に係る接着フイルムは可撓性に富んでい
るため、フレキシブル配線板の銅箔と耐熱フイル
ム性の接着剤として適している。 以下実施例によつて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例 1 EBTA41.0g、m−APPS21.6g、2,4−
DAT6.1gを撹拌機、温度計、窒素ガス導入管、
冷却管を備えた四つ口フラスコに入れ、m−クレ
ゾール618g、トルエン108gを添加し、窒素ガス
を流しながら加熱撹拌した。150〜160℃で16時間
反応させて、樹脂分19.2%、粘度16Pのポリイミ
ドワニスを得た。このポリイミドワニスをアセト
ン中に注いで再沈し、粉砕、洗浄、乾燥すること
によつてポリイミド粉末を得た。ポリイミド粉末
の還元粘度(濃度0.1g/dl、溶媒N,N−ジメ
チルホルムアミド(DMF)、温度30.0℃)は0.65
dl/gであつた。得られたポリイミド粉末100g
とN,N′−(4,4′−ジフエニルメタン)ビスマ
レイミド(BMI)10gをDMF400gに溶解して
ワニスを得た。このワニスをガラス板上に流延
し、130℃10分乾燥した後、剥離し鉄枠に止めて
200℃1時間乾燥して接着フイルムを得た。得ら
れた接着フイルムは厚さ25μm、残存溶媒量1
%、軟化点220℃であり、180℃に折曲げても割れ
ず可撓性に優れたものであつた。 実施例 2 N,N′−(4,4′−ジフエニルメタン)ビスマ
レイミドのかわりにBMI−M(三井東圧化学(株)製
ポリマレイミド)20gを添加する以外は実施例1
と同様にして接着フイルムを得た。得られた接着
フイルムは厚さ25μm、残存溶媒量1.1%、軟化点
225℃であり、180゜に折曲げても割れず可撓性に
優れたものであつた。 比較例 1 ケルイミド601(日本ポリイミド(株)製ポリアミノ
ビスマレイミド樹脂)100gをDMF100gに溶解
したワニスをガラス板上に流延後130℃10分、つ
いで170℃20分乾燥したが、もろくてフイルムと
ならなかつた。 実施例3〜5及び比較例2 実施例1のBMI量を表1のように変更する以
外は実施例1と同様にして得た接着フイルムと1
mm厚のアルミ板と35μm厚の片面粗化銅箔の間に
はさんで50Kgf/cm2、275℃、30分の条件で積層
して銅張基板を得た。基板の特性を表1に示す。
【表】
以上の説明から明らかなように、本発明になる
接着フイルムは成膜性、可撓性ならびに耐熱性に
すぐれ各種接着用途に適用が可能であり、その工
業的価値は大きいものである。
接着フイルムは成膜性、可撓性ならびに耐熱性に
すぐれ各種接着用途に適用が可能であり、その工
業的価値は大きいものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中Arは、式(a) 又は式(b) である2価の基を示す〕で表わされる繰り返し単
位を有し、式(a)の基と式(b)の基を後者/前者がモ
ル比で0/100〜90/10の割合で含むポリイミド
(A)及び 一般式 (式中mは2以上の整数であり、Rは炭素数2以
上のm価の基を示す)で表わされるポリマレイミ
ド(B) を含む樹脂組成物を流延成形してなる熱硬化性接
着フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7732986A JPS62235383A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 熱硬化性接着フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7732986A JPS62235383A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 熱硬化性接着フイルム |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322389A Division JPH0671138B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 印刷配線板用基板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62235383A JPS62235383A (ja) | 1987-10-15 |
| JPH0312592B2 true JPH0312592B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=13630891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7732986A Granted JPS62235383A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 熱硬化性接着フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62235383A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0552984A3 (ja) * | 1992-01-22 | 1994-01-19 | Hitachi Ltd |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10183079A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-07 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 電子部品用接着テープ |
| JP3347632B2 (ja) * | 1997-01-30 | 2002-11-20 | 株式会社巴川製紙所 | 電子部品用接着テープ |
| JP3347026B2 (ja) * | 1997-07-23 | 2002-11-20 | 株式会社巴川製紙所 | 電子部品用接着テープ |
| KR100335663B1 (ko) | 1999-10-19 | 2002-05-06 | 윤종용 | 테입리스 loc 패키징용 폴리(이미드-실록산) 화합물 |
| JP2012116954A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Hitachi Cable Ltd | 接着剤組成物、それを用いた接着フィルムおよび配線フィルム |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP7732986A patent/JPS62235383A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0552984A3 (ja) * | 1992-01-22 | 1994-01-19 | Hitachi Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62235383A (ja) | 1987-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |