JPH0313247B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313247B2 JPH0313247B2 JP524782A JP524782A JPH0313247B2 JP H0313247 B2 JPH0313247 B2 JP H0313247B2 JP 524782 A JP524782 A JP 524782A JP 524782 A JP524782 A JP 524782A JP H0313247 B2 JPH0313247 B2 JP H0313247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- block copolymer
- metal
- copolymer
- isoprene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、イソプレンとブタジエンを原料と
し、金属と炭素の結合を分子鎖中に持つ重合体を
含有するブロツク共重合体に関する。 近年省資源の観点からヒステリシスロスの小さ
いゴム素材の開発が強く要求されている。本発明
者らは、従来のポリマーの組み合せでは不可能な
ヒステリシスロスの要求水準に対して鋭意検討し
た結果、イソプレンとブタジエンからなる重合体
において、ポリイソプレンブロツクとポリブタジ
エンブロツクとをそれぞれ10%以上含ませ、かつ
金属と炭素との結合を分子鎖中にもつ重合体を含
有させることにより、従来のゴム素材ではえられ
なかつた水準の、ヒステリシスロスの著しく小さ
い、高反撥弾性の重合体を見出し、本発明に到達
した。 すなわち本発明は、ポリイソプレンブロツク(A)
とポリブタジエンブロツク(B)からなるブロツク共
重合体であつて、 (i) ブロツク(A)とブロツク(B)をそれぞれ10%量%
以上含むこと、および (ii) 上記ブロツク共重合体が金属と炭素との結合
を分子鎖中に有する下記式()で表される重
合体を20%以上含有しており、 (A−B)−oMXlまたは(B−A)−oMXl
…() 〔ただし、Aはポリイソプレンブロツク(A)、
Bはポリブタジエンブロツク(B)、Xはカツプリ
ング剤残基、Mは金属、nは2〜4、lは0〜
3である。〕 (iii) 上記ブロツク共重合体中のビニル結合含量が
60%以下であり、 (iv) 上記ブロツク共重合体のムーニー粘度ML1+4
(100℃)が20〜150である、 ことを特徴とするブロツク共重合体を提供するこ
とにある。 上記の分子鎖中に金属−炭素結合を有するブロ
ツク共重合体含量は、ゲルパーミエーシヨンクロ
マトグラフ(GPC)によつて測定される(高分
子側のピーク面積から求めることができる)。こ
の値が20%以上になるとヒステリシスロスが改善
される。好ましくは40〜70%である。また本発明
のブロツク共重合体のムーニー粘度ML1+4(100
℃)は20〜150である。 本発明のブロツク共重合体は以下の製造方法で
好適につくられる。すなわち、炭化水素溶媒中で
エーテルの存在下で有機リチウム化合物を用いて
所望するA又はBブロツクを重合したのち、他方
のモノマーを添加して重合する。次いで金属ハラ
イドを添加し、カツプリング反応せしめることに
よつて得られる。 ブロツク(A)、ブロツク(B)の含量はそれぞれ少な
くとも10重量%、すなわち、重量比10/90〜90/
10であることが必要で、10%未満ではヒステリシ
スロスの改善が、要求水準に達しない。 上記有機リチウム開始剤としては、n−ブチル
リチウム、sec−ブチルリチウム、テトラメチレ
ンジリチウムなどを用いることができる。 ミクロ構造に関してはビニル結合含量とTgの
関係が深いためビニル結合含量は60%以下であ
り、好ましくは10〜50%である。60%を越えると
ヒステリシス特性が悪くなる。 重合溶媒としてはベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素、シクロヘキサン、シクロオクタン等
の脂環式炭化水素、n−ヘキサン、n−ヘプタン
等の脂肪族炭化水素が用いられる。 重合温度は通常0℃〜150℃の範囲にすること
が好ましく、温度を一定にコントロールするか、
あるいはとくに熱除去しないで上昇温度下で重合
する。さらに生産性を上げるためモノマー濃度を
あげ、セルフフラツシユによりコントロールする
ことができる。 金属と炭素の結合を分子鎖に含有させる方法と
しては、カツプリング反応を利用することができ
る。カツプリング剤としては通常金属ハライドが
用いられ、具体的には二塩化錫、四塩化錫、四塩
化ケイ素、などがあげられる。このうち特にスズ
化合物が好ましい。 本発明のブロツク共重合体は、バツチ重合又
は、槽型反応器、塔型反応器、あるいは管型反応
器を用いて連続重合によつて得られる。 本発明のブロツク共重合体は、優れたヒステリ
シスロスを活かして、単独又は天然ゴムや合成ゴ
ムとブレンドし、通常の加硫ゴム用配合剤を加
え、加硫して、タイヤ用途をはじめ各種工業品用
途に利用できる。 以下本発明を実施例をあげてさらに説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、これらの
実施例によつて制限されるものではない。 この実施例において、共重合体のミクロ構造は
赤外分光光度計により、ヒステリシスロスは粘弾
性スペクトロメーター(レオメトリツクス社製
RMS型)により、反撥弾性はダンロツプトリプ
ソメーターにより、金属−炭素結合鎖含量はゲル
パーミエーシヨンクロマトグラフ(GPC)によ
り求めた。 〔実施例1〜9、比較例1〜4、参考例1〜2〕 表−1のサンプル(実施例1〜9、比較例1〜
4)を表−2の重合処方により得た。溶媒として
シクロヘキサンを用い、重合開始剤にはn−ブチ
ルリチウムを使用してまずAブロツクの重合条件
下で重合を実施した。重合転化率が100%に達し
たのち、さらに所定量のモノマーを仕込みBブロ
ツク重合条件下で重合した。重合が終了したの
ち、所定量のカツプリング剤を添加した。これら
の各種サンプルを使用して表−3の配合処方によ
り配合物を調整した。加硫条件は145℃−30分と
した。加硫物のヒステリシスロス、反撥弾性を測
定しその結果も表−1に示した。 本発明のブロツク共重合体は、金属−炭素結合
含有重合体を含まない重合体(比較例2)、ビニ
ル結合含量が60%を越えた重合体(比較例1)、
ポリイソプレンブロツク含量が本発明の範囲を外
れた重合体(比較例4,5)と較べて、ヒステリ
シスロスに優れ(ヒステリシスロス小)高反撥弾
性を示すことがわかる。また市販のボリブタジエ
ンゴム(JSRBR01)(参考例1)ポリイソプレン
ゴム(JSRIR2200)(参考例2)と較べても、ヒ
ステリシスロス高反撥弾性において優れているこ
とは明らかである。
し、金属と炭素の結合を分子鎖中に持つ重合体を
含有するブロツク共重合体に関する。 近年省資源の観点からヒステリシスロスの小さ
いゴム素材の開発が強く要求されている。本発明
者らは、従来のポリマーの組み合せでは不可能な
ヒステリシスロスの要求水準に対して鋭意検討し
た結果、イソプレンとブタジエンからなる重合体
において、ポリイソプレンブロツクとポリブタジ
エンブロツクとをそれぞれ10%以上含ませ、かつ
金属と炭素との結合を分子鎖中にもつ重合体を含
有させることにより、従来のゴム素材ではえられ
なかつた水準の、ヒステリシスロスの著しく小さ
い、高反撥弾性の重合体を見出し、本発明に到達
した。 すなわち本発明は、ポリイソプレンブロツク(A)
とポリブタジエンブロツク(B)からなるブロツク共
重合体であつて、 (i) ブロツク(A)とブロツク(B)をそれぞれ10%量%
以上含むこと、および (ii) 上記ブロツク共重合体が金属と炭素との結合
を分子鎖中に有する下記式()で表される重
合体を20%以上含有しており、 (A−B)−oMXlまたは(B−A)−oMXl
…() 〔ただし、Aはポリイソプレンブロツク(A)、
Bはポリブタジエンブロツク(B)、Xはカツプリ
ング剤残基、Mは金属、nは2〜4、lは0〜
3である。〕 (iii) 上記ブロツク共重合体中のビニル結合含量が
60%以下であり、 (iv) 上記ブロツク共重合体のムーニー粘度ML1+4
(100℃)が20〜150である、 ことを特徴とするブロツク共重合体を提供するこ
とにある。 上記の分子鎖中に金属−炭素結合を有するブロ
ツク共重合体含量は、ゲルパーミエーシヨンクロ
マトグラフ(GPC)によつて測定される(高分
子側のピーク面積から求めることができる)。こ
の値が20%以上になるとヒステリシスロスが改善
される。好ましくは40〜70%である。また本発明
のブロツク共重合体のムーニー粘度ML1+4(100
℃)は20〜150である。 本発明のブロツク共重合体は以下の製造方法で
好適につくられる。すなわち、炭化水素溶媒中で
エーテルの存在下で有機リチウム化合物を用いて
所望するA又はBブロツクを重合したのち、他方
のモノマーを添加して重合する。次いで金属ハラ
イドを添加し、カツプリング反応せしめることに
よつて得られる。 ブロツク(A)、ブロツク(B)の含量はそれぞれ少な
くとも10重量%、すなわち、重量比10/90〜90/
10であることが必要で、10%未満ではヒステリシ
スロスの改善が、要求水準に達しない。 上記有機リチウム開始剤としては、n−ブチル
リチウム、sec−ブチルリチウム、テトラメチレ
ンジリチウムなどを用いることができる。 ミクロ構造に関してはビニル結合含量とTgの
関係が深いためビニル結合含量は60%以下であ
り、好ましくは10〜50%である。60%を越えると
ヒステリシス特性が悪くなる。 重合溶媒としてはベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素、シクロヘキサン、シクロオクタン等
の脂環式炭化水素、n−ヘキサン、n−ヘプタン
等の脂肪族炭化水素が用いられる。 重合温度は通常0℃〜150℃の範囲にすること
が好ましく、温度を一定にコントロールするか、
あるいはとくに熱除去しないで上昇温度下で重合
する。さらに生産性を上げるためモノマー濃度を
あげ、セルフフラツシユによりコントロールする
ことができる。 金属と炭素の結合を分子鎖に含有させる方法と
しては、カツプリング反応を利用することができ
る。カツプリング剤としては通常金属ハライドが
用いられ、具体的には二塩化錫、四塩化錫、四塩
化ケイ素、などがあげられる。このうち特にスズ
化合物が好ましい。 本発明のブロツク共重合体は、バツチ重合又
は、槽型反応器、塔型反応器、あるいは管型反応
器を用いて連続重合によつて得られる。 本発明のブロツク共重合体は、優れたヒステリ
シスロスを活かして、単独又は天然ゴムや合成ゴ
ムとブレンドし、通常の加硫ゴム用配合剤を加
え、加硫して、タイヤ用途をはじめ各種工業品用
途に利用できる。 以下本発明を実施例をあげてさらに説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、これらの
実施例によつて制限されるものではない。 この実施例において、共重合体のミクロ構造は
赤外分光光度計により、ヒステリシスロスは粘弾
性スペクトロメーター(レオメトリツクス社製
RMS型)により、反撥弾性はダンロツプトリプ
ソメーターにより、金属−炭素結合鎖含量はゲル
パーミエーシヨンクロマトグラフ(GPC)によ
り求めた。 〔実施例1〜9、比較例1〜4、参考例1〜2〕 表−1のサンプル(実施例1〜9、比較例1〜
4)を表−2の重合処方により得た。溶媒として
シクロヘキサンを用い、重合開始剤にはn−ブチ
ルリチウムを使用してまずAブロツクの重合条件
下で重合を実施した。重合転化率が100%に達し
たのち、さらに所定量のモノマーを仕込みBブロ
ツク重合条件下で重合した。重合が終了したの
ち、所定量のカツプリング剤を添加した。これら
の各種サンプルを使用して表−3の配合処方によ
り配合物を調整した。加硫条件は145℃−30分と
した。加硫物のヒステリシスロス、反撥弾性を測
定しその結果も表−1に示した。 本発明のブロツク共重合体は、金属−炭素結合
含有重合体を含まない重合体(比較例2)、ビニ
ル結合含量が60%を越えた重合体(比較例1)、
ポリイソプレンブロツク含量が本発明の範囲を外
れた重合体(比較例4,5)と較べて、ヒステリ
シスロスに優れ(ヒステリシスロス小)高反撥弾
性を示すことがわかる。また市販のボリブタジエ
ンゴム(JSRBR01)(参考例1)ポリイソプレン
ゴム(JSRIR2200)(参考例2)と較べても、ヒ
ステリシスロス高反撥弾性において優れているこ
とは明らかである。
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イソプレンを重合して得られたポリイソプレ
ンブロツク(A)とブタジエンを重合して得られたポ
リブタジエンブロツク(B)よりなるブロツク共重合
体であつて、 (i) ブロツク(A)とブロツク(B)のそれぞれのブロツ
クを10重量%以上含み、 (ii) 上記ブロツク共重合体が金属と炭素との結合
を分子鎖中に有する下記式()で表される重
合体を20%以上含有しており、 (A−B)−oMXlまたは(B−A)−oMXl
…() 〔ただし、Aはポリイソプレンブロツク(A)、
Bはポリブタジエンブロツク(B)、Xはカツプリ
ング剤残基、Mは金属、nは2〜4、lは0〜
3である。〕 (iii) 上記ブロツク共重合体中のビニル結合含量が
60%以下であり、 (iv) 上記ブロツク共重合体のムーニー粘度ML1+4
(100℃)が20〜150である、 ことを特徴とするイソプレン−ブタジエンブロツ
ク共重合体。 2 炭素と結合する金属が、ケイ素、ゲルマニウ
ム、錫、および鉛の群から選ばれた少なくとも1
種の金属である特許請求の範囲第1項記載のイソ
プレン−ブタジエンブロツク共重合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP524782A JPS58122907A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | イソプレン−ブタジエンブロツク共重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP524782A JPS58122907A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | イソプレン−ブタジエンブロツク共重合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122907A JPS58122907A (ja) | 1983-07-21 |
| JPH0313247B2 true JPH0313247B2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=11605869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP524782A Granted JPS58122907A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | イソプレン−ブタジエンブロツク共重合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122907A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3424732C1 (de) * | 1984-07-05 | 1985-11-21 | Hüls AG, 4370 Marl | In der Waerme vulkanisierbare Laufstreifen fuer die Herstellung der Laufflaechen von Kraftfahrzeug-Luftreifen |
| JP7370734B2 (ja) * | 2019-06-04 | 2023-10-30 | 日本ゼオン株式会社 | ポリブタジエンゴムの製造方法 |
-
1982
- 1982-01-16 JP JP524782A patent/JPS58122907A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122907A (ja) | 1983-07-21 |
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