JPH0610231B2 - ブタジエン−イソプレンブロツク共重合体 - Google Patents

ブタジエン−イソプレンブロツク共重合体

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JPH0610231B2
JPH0610231B2 JP58056743A JP5674383A JPH0610231B2 JP H0610231 B2 JPH0610231 B2 JP H0610231B2 JP 58056743 A JP58056743 A JP 58056743A JP 5674383 A JP5674383 A JP 5674383A JP H0610231 B2 JPH0610231 B2 JP H0610231B2
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butadiene
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isoprene
metal
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文雄 堤
昭夫 高嶋
満彦 ▲榊▼原
勝 織田
雅樹 小川
明 土倉
達雄 藤巻
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Bridgestone Corp
Mitsubishi Chemical Corp
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Bridgestone Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に破壊特性、耐繰り返し疲労特性に優れ、ヒ
ステリシスロスの大きいブタジエン−イソプレンブロッ
ク共重合体に関する。
近年、自動車、オートバイ等の交通手段、更には産業機
械等の騒音や振動を防止する上から防振あるいは制振特
性の優れたゴム材料が要求されている。これら防振ある
いは制振材料は極めて過酷な条件下で使用されるので、
ヒステリシスロスが大きい上に破壊特性特に耐繰り返し
疲労特性に優れたいわゆるタフな材料が要求される。従
来、これらの材料としては、天然ゴムや合成ゴムに、
油、カーボンブラックを混合して使用されていたが、一
般に油を混合した場合、反撥弾性は低下するものの圧縮
永久歪、引張特性が著しく低下し、またカーボンブラッ
クを混合すると耐繰り返し疲労特性が低下するといった
問題点があった。
本発明者らは、従来のポリマーでは不可能であった、耐
繰り返し疲労特性、ヒステリシスロス特性の要求水準に
応じるべく鋭意検討した結果、ブタジエンとイソプレン
からなる重合体において、ポリブタジエンブロックとポ
リイソプレンブロックとをそれぞれ10%以上含ませ、か
つ一定以上のビニル基を含有させることにより、従来の
ゴム素材では得られない、優れた耐疲労特性、高いヒス
テリシスロスの重合体を見出し、本発明に到達した。す
なわち本発明は1)ポリブタジエンブロック(A)とポリイ
ソプレンブロック(B)からなるブロック共重合体であっ
て、 i)ブロック(A)とブロック(B)のそれぞれのブロックを10
重量%以上含み、 ii)ブタジエン部の1,2結合含有量が65%以上であ
り、 iii)イソプレン部の1,2結合及び3,4結合の合計含
有量が55%以上であり、 iv)該ブロック共重合体のムーニー粘度(ML
1+4,100℃)が20〜150であり、 v)該ブロック共重合体がケイ素および錫から選ばれた金
属と炭素とのブタジエニル−金属および/またはイソプ
レニル−金属結合を分子鎖中に有する重合体を少なくと
も20%含有していることを特徴とするブタジエン−イ
ソプレンブロック共重合体を提供するものである。
本発明によれば、リチウム系触媒下での重合体により得
られたブタジエン−イソプレンブロック共重合体におい
てブタジエンブロック/イソプレンブロックの組成比と
そのミクロ構造を適度にコントロールすることにより、
耐繰り返し疲労特性に優れ、ヒステリシスロスの大きい
ブロック共重合体が得られる。
本発明の共重合体ゴムは、不活性溶媒下、有機リチウム
開始剤を用いてアニオン重合により得られる。
重合開始剤としては、アルキルリチウム、助触媒として
エーテル、三級アミン等のルイス塩基を用いることがで
きる。アルキルリチウムとしては、n−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、ア
ミルリチウム等のモノリチウム化合物およびテトラメチ
レンジリチウム等のジリチウム化合物が好適に用いられ
る。ルイス塩基としてはテトラヒドロフラン、ジエチレ
ングリコール、ジメチルエーテル等のモノエーテルやポ
リエーテルさらにN,N,N′,N′−テトラメチルエ
チレンジアミン等の第3級アミンが使用される。ルイス
塩基の量は所望のブロック共重合体のミクロ構造によっ
て変る。
溶媒としては有機リチウム不活性な溶剤が用いられ、た
とえば、n−ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、ベ
ンゼン、トルエンなどが好適に用いられる。
重合温度は通常0℃〜150℃の範囲にすることが好まし
く、温度を一定にコントロールするか、あるいはとくに
熱除去しないで上昇温度下で重合する。さらに生産性を
上げるためモノマー濃度をあげセルフフラッシュにより
コントロールすることができる。
本発明のブタジエン−イソプレンブロック共重合体に
は、炭素と金属との結合を分子鎖中に有する重合体を20
%以上含有させる。
金属としては、錫またはケイ素を用いる。
金属と炭素の結合を分子鎖に含有させる方法としてはカ
ップリング反応を利用することができる。カップリング
剤としては通常金属ハライドが用いられ、具体的には二
塩化錫、四塩化錫、二ブチル二塩化錫、三ブチル−塩化
錫、四塩化ケイ素、四塩化ゲルマニウム、二塩化鉛など
があげられる。
本発明のブロック共重合体は、バッチ重合または槽型反
応器、塔型反応器、あるいは管型反応器を用いて連続重
合によって得られる。
ブタジエン−イソプレンブロック共重合体中のブタジエ
ンブロック(A)、イソプレンブロック(B)の含量はそれぞ
れ少なくとも10重量%、すなわち重量比10/90〜90/10
であることが必要で10%未満では優れた破壊特性、耐繰
り返し疲労特性が得られない。
ミクロ構造に関しては、ブタジエン部分の1,2結合含
有量が65%以上、好ましくは70〜95%である。1,2結
合含有量が65%未満では、ヒステリシスロスが大きく、
引張強度、繰り返し疲労特性の優れた素材を得ることが
できない。また1,2結合含有量が95%以上であると、
重合体の製造が困難になる。
イソプレン部の1,2結合及び3,4結合の合計含有量
は55%以上、好ましくは60%以上である。上限はとくに
限定されないが好ましくは85%である。1,2結合及び
3,4結合の合計含有量が55%未満であるとヒステリシ
スロスが大きく、引張強度、繰り返し疲労特性の優れた
素材を得ることはできない。
本発明のブロック共重合体の分子鎖中に金属一炭素結合
を導入すると、破壊特性、耐繰り返し疲労特性が改良さ
れ好ましい。金属と炭素の結合を分子鎖中に有するブロ
ック共重合体は、20%以上、好ましくは40%〜70%含ま
せる。この分子鎖中に金属と炭素の結合を有するブロッ
ク共重合体の含有量は、ゲルパーミエーションクロマト
グラフ(GPC)によって測定される。
本発明のブロック共重合体の分子量は特に限定されない
が、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)で20〜150
のものである。
ブロック共重合体のタイプとしては、(A)又は(B)を重合
したのち、他方のブロックを重合するという(A)−(B)タ
イプが通常用いられるが、(A)−(B)−(A)、(B)−(A)−
(B)あるいはマルチブロックタイプでも同等の物性が得
られる。
本発明のブタジエン−イソプレンブロック共重合体は、
単独もしくは天然ゴム、合成ゴム等とブレンドして、さ
らに既知の添加剤、たとえば、カーボンブラックあるい
はシリカ系白色充填剤をゴム100部に対して10〜120部、
伸展油たとえばアロマテイックオイル、ナフテンオイル
をゴム100部に対して0〜80部配合した加硫物として高
ロス材料用途、具体的には各種防振材料、防音材料に使
用できる。天然ゴム、合成ゴムとブレンドする際には、
本発明のブロック共重合体を10重量%以上好ましくは20
重量%以上用いると優れた耐繰り返し疲労特性、大きな
ヒステリシスロスを示し、防振材料として好適である。
10重量%未満ではヒステリシスロスが小さくて不満足で
ある。
以下に本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
その主旨をこえないかぎり、本実施例に限定されるもの
ではない。なお、破壊特性は引張り強さ(TB)によっ
て、またヒステリシスロスは反撥弾性、耐繰り返し疲労
特性については一定伸張下での亀裂成長性により評価し
た。
実施例1〜4、比較例1〜5 十分乾燥した窒素で置換された5オートクレーブを用
いて、表−1の重合処方で、表−2のサンプルを得た。
溶媒としてシクロヘキサンを用い、重合開始剤にはn−
ブチルリチウムを使用してまず第1段目の重合を行なっ
た。重合転化率が100%に達したのち、さらに所定量の
モノマーを仕込み第2段目の重合を実施した。重合が終
了したのち、カップリングするものは所定量のカップリ
ング剤を添加した。
これらの各種サンプル(P−1〜P−8)を使用して、
表−3の配合処方によりポリマー配合物を調製した。加
硫条件は145℃−30分であった(比較例5は145℃−15分
とした)。
加硫物の物性測定結果を表−4に示す。
実施例1〜4は比較例3,4に比べて引張り強度、繰り
返し疲労特性が優れている。比較例2は反撥弾性が大き
くヒステリシスロスの小さいことがわかる。
実施例5,6、比較例6 ポリマー(P−1、P−2)と天然ゴム(NR)を表−
5のブレンド比で表−3の配合処方により配合物を調整
した。加硫条件は145℃−15分とした。
比較例6に比べて実施例5,6は反撥弾性が小さく、耐
繰り返し疲労特性も良好であり、防振用途に適してい
る。
フロントページの続き (72)発明者 ▲榊▼原 満彦 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 織田 勝 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 小川 雅樹 東京都小平市小川東町2800−1 (72)発明者 土倉 明 東京都調布市若葉町1−34−5 (72)発明者 藤巻 達雄 東京都東村山市富士見町3−2−3 (56)参考文献 特開 昭57−92014(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブタジエンを重合して得られたポリブタジ
    エンブロック(A)とイソプレンを重合して得られたポ
    リイソプレンブロック(B)よりなるブロック共重合体
    であって、 i)ブロック(A)とブロック(B)のそれぞれのブロッ
    クを10重量%以上含み、 ii)ブタジエン部の1,2結合含有量が65%以上であ
    り、 iii)イソプレン部の1,2結合及び3,4結合の合計含
    有量が55%以上であり、 iv)該ブロック共重合体のムーニー粘度(ML
    1+4,100℃)が20〜150であり、 v)該ブロック共重合体がケイ素および錫から選ばれた金
    属と炭素とのブタジエニル−金属および/またはイソプ
    レニル−金属結合を分子鎖中に有する重合体を少なくと
    も20%含有していることを特徴とするブタジエン−イ
    ソプレンブロック共重合体。
JP58056743A 1983-03-31 1983-03-31 ブタジエン−イソプレンブロツク共重合体 Expired - Lifetime JPH0610231B2 (ja)

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JP58056743A JPH0610231B2 (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブタジエン−イソプレンブロツク共重合体

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JPS59206423A JPS59206423A (ja) 1984-11-22
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JP58056743A Expired - Lifetime JPH0610231B2 (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブタジエン−イソプレンブロツク共重合体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6362282B1 (en) * 2000-09-29 2002-03-26 Firestone Polymers, Llc Polymers with high vinyl end segments
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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