JPH03135005A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JPH03135005A
JPH03135005A JP27172189A JP27172189A JPH03135005A JP H03135005 A JPH03135005 A JP H03135005A JP 27172189 A JP27172189 A JP 27172189A JP 27172189 A JP27172189 A JP 27172189A JP H03135005 A JPH03135005 A JP H03135005A
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gas
transformer
pressure
coil
capacity
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JP27172189A
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Katsutoshi Toda
戸田 克敏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は鉄心、及びこの鉄心に巻回されたコイルより成
る変圧器中身を絶縁ガスと共にタンク内に封入したガス
絶縁変圧器に関するものであり。
特に1相当りの定格容量が5OMVA以上の容量の大き
いガス絶縁変圧器に関する。
(従来の技術) 近年変圧器は都市近郊、あるいは大規模ビル地下変電室
に設置される場合が多くなっており、不燃化、防爆化の
要請がより一層高まっている。
このため可燃性の絶縁油を使った油入変圧器に代わり絶
縁冷却媒体としてSF、ガス等の無毒、無臭で物理的、
化学的に安定な絶縁ガスを使用したガス絶縁変圧器が多
く採用される様になってきている。
第4図にSF、ガス絶縁、SFsガス強制循環冷却とい
う最も一般的な従来のガス絶縁変圧器の構成を示す、鉄
心1のまわりに高圧及び低圧から成るコイル2を巻回し
た変圧器中身をSF、ガス3と共にタンク4内に収納す
る。タンク4外部にはガス冷却器5、ガス送風機6を取
付はタンク4内に封入されたSF、ガス3を循環させる
ことによってコイル2および鉄心1から発生する熱を冷
却する構造となっている。また、コイル2内部において
はコイル2が巻回された絶縁筒7とコイル2との間に閉
塞部材8を配置し絶縁ガス3を矢印のごとくジグザグに
流動させることによって冷却効率の向上及び冷却の均一
化を計っている。また絶縁ガス3のガス圧力としては、
温度上昇を考慮しても労働安全衛生法に規定される第2
種圧力容器の適用外となる様、20℃に換算した封入圧
力が1.2kgf/cnfg(ゲージ圧)程度に選定さ
れる。
このような構造のガス絶縁変圧器は従来の油入変圧器の
絶縁油が絶縁ガスに置き変わっただけの単純な構造のた
め現在では大形ビルの受電用変圧器を始めとして、不燃
性、防災性を要求される用途から徐々に普及してきてい
て、 77KV 3OMVA級まで実用化が進んでいる
しかし、一方、このような単純構造のガス絶縁変圧器に
は次のような欠点がある。すなわち表に示すように従来
の絶縁油に比べて絶縁ガスとしてのSF、ガスは比熱、
比重が小さく、冷却性能が油入変圧器に比べて著しく劣
り、変圧器の大容量化が困難であるということである。
冷却性能を向上させるためにはガス送風機を強化しガス
循環量を増加させるという手段が考えられるが、熱容量
が絶縁油に比べ200倍も小さいため、ガス送風機の大
形化9台数増加によるコスト増加、据付スペース増加、
補機損失の増加が膨大なものとなり、大容量化には一定
の限度が有る。このため、絶縁ガス強制循環冷却方式に
よるガス絶縁変圧器の容量の適用範囲としては3相変圧
器1台当り30MVA〜50MVAが上限と考えられて
いる。
表 SF、ガスと絶縁油の物性比較 一方、変圧器の不燃化の要求は数10MVA級の小容量
変圧器にとどまらず、都心の基幹系統をになう数100
MVA級の大容量器についても強くなっている。
よって前記した単純構造のガス絶縁変圧器に代わり大容
量化が可能な種々のガス絶縁変圧器の構造が検討されて
いる。それらについて以下に説明する。
ガス絶縁変圧器大容量化の中で最も単純なものとして、
絶縁ガスのガス圧力を上げることが考えられる。絶縁ガ
スのガス圧力を上げればガス密度が増し動粘度が低くな
るため、冷却性能が向上する訳である。
ところが、ガス圧力を上げることは運転時の最高圧力が
2kgf/aI?gを超えることにつながり、労働安全
衛生法の第2種圧力容器の認定を受けることが必要とな
ってくる。この場合、タンクのみならずガス冷却器等、
差圧力のかかるすべての構成部材が使用材料の材質、構
造、製造方法から圧力試験までのあらゆる分野で厳しい
規制を受けるためタンクおよびガス冷却器等の製作コス
トが大幅に高くなり変圧器全体としてもコストが高くな
って不利とされている。 この関係を20MVA級のガ
ス絶縁変圧器の例について試算し模式的に図示したもの
が第5図である。横軸は定格ガス圧力、縦軸はコストで
あり変圧器中身のコスト、タンクおよび冷却器等のコス
トそれらを総合した変圧器全体のコストが図示されてい
る。変圧器の中身コストはガス圧力の増加と共に絶縁距
離縮小、冷却性能向上のため徐々に低下する。一方、タ
ンクや冷却器等についてはガス圧力の増加と共に板厚を
厚くする、補強を追加する等の必要が有るためコストが
徐々に増加する。定格ガス圧1.2kgf/ cogを
わずかに超えた点に不連続点が有るが、この部分が最高
使用圧力2.0kgf/cnfgすなわち第2種圧力容
器の規制を受けるか否かの境界となっている。
そして変圧器全体の総合コストを見ると定格ガス圧力を
1.2kgL’ c+#g程度に選択するのが最も安価
であり、SF、ガス絶縁、SF、ガス強制循環冷却方式
によるガス絶縁変圧器のガス圧力は、運転時に2.0k
gf/a1gを超えない範囲で、できるだけ高い圧力に
選択するのが最も合理的であるという従来の論理を裏付
けていることがわかる。
ガス圧力を高める手段が否定される第2の理由としては
、圧力を高めても大幅な大容量化は達成できないと考え
られたことである。
日本国内における変圧器の使用温度は規格上−20℃〜
40℃と規定されている。ガス圧とし、では−20℃で
も液化しない範囲に選定する必要が有りSF、ガスの場
合最高でも6 kgf/a#g、実用上は5kg f 
/ ci g程度が最高となる。
また、冷却性能の指標となる熱伝達率は絶対ガス圧(k
gf/ aIYgabs)の0.8乗に略比例、熱容量
は絶対ガス圧に略比例という関係が有るので、ガス圧が
1.2kgfZa#g(2,2kgf/ cigabs
)から5.0kgf/dg(6,0kgf/ aJga
bs)と絶対ガス圧が2.7倍高くなっても、冷却性能
は2.5倍程度にしか向上しない。
この程度の向上率では従来の絶縁油と比べるとまだ大幅
に劣っていることになり、大容量化といってもせいぜい
100MVA程度まで、需要の中心となる200〜30
0MVAクラスはとても無理と考えられたからである。
以上の2つの理由によりSFGガス絶縁、SF6ガス強
制循環冷却方式で高ガス圧のガス絶縁変圧器は否定され
て今日に至っており、最高使用圧力が2、Okgf/ 
cdg以上のSFGガス絶縁、SFGガス強制循環冷却
方式のガス絶縁変圧器は過去実用化されたことはない。
上述の様に絶縁ガス単独での冷却では限界が有ると考え
られたため、ガス絶縁変圧器大容量化の手段としては冷
却媒体として冷却性能の高い不燃性の液体を使用する手
段が種々検討された。
その第1の手段は第6図に示す蒸発冷却式ガス絶縁変圧
器である。
鉄心1のまわりにコイル2を巻回した変圧器中身をタン
ク4内に絶縁ガス3およびパーフロロカーボン等の冷却
液9と共に封入する。封入圧力は絶縁ガス圧力とパーフ
ロロカーボン蒸気圧の合計が2.Okgf/alTgを
超えない様に選定する。 タンク4の下部には液溜12
が設けられここに溜った冷却液9はポンプ10でくみ上
げられ散布装置11によって矢印のごとく鉄心1および
コイル2に霧状にして散布する。
コイル2および鉄心1に散布された冷却液9は変圧器本
体の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷却液9の蒸気は
ガス送風機6によって循環している絶縁ガス3と混ざり
合いガス冷却器5に導かれ凝縮して液化し、ガス冷却器
5内を下降して液溜12にもどる。
この散布方式のガス絶縁変圧器は冷却に冷却性能の良い
パーフロロカーボン等の冷却液体9を使うことから、S
F、ガス強制循環冷却方式のガス絶縁変圧器に比べ大容
量化が可能であるとされ、77KV 30MVA級のも
のは実用化されている。
一方、この方式の欠点としては散布した霧状の冷却液9
を鉄心1.コイル2のすみずみまで到達させるのが難し
レマため冷却が不均一となり、冷却に不安定さが有るこ
とである。このため、発熱量の大きい大容量器ではコイ
ル2の温度が部分的に高くなる危険性が有り、大容量化
の障害となっている。また、冷却液9に使用されるパー
フロロカーボン液は絶縁油の50倍以上も高価な液体で
あるため、コストが高くなることは避けられないという
欠点も有る。
この散布方式の類似のものとしては第7図に示すものも
有る。鉄心1、コイル2より成る変圧器中身を絶縁ガス
3、パーフロロカーボン液9と共にタンク4内に封入す
る。封入圧力は絶縁ガス圧力とパーフロロカーボン蒸気
圧の合計が2.0kgf/aJgを超えない様に選ばれ
るが、絶縁ガス3の封入圧力をできるだけ高くし絶縁耐
力を高めるため、圧力調整装置13を取り付は高温時に
パーフロロカーボンの蒸気圧が増すのを防いでいる。
タンク4の下部の液溜12に溜った液はポンプ10によ
り液冷却器14で冷却されながら散布装置11から鉄心
1およびコイル2に液体のまま散布される。
鉄心1およびコイル2の熱は冷却液9によって吸収され
液冷却器14によって放熱される。
この方式では、冷却液9も液体のままコイル2および鉄
心1内部に導くので前述の散布方式に比べてより大容量
化が可能である。既に275KV 300MVA級のも
のがプロトタイプ器ではあるが実現している。
一方この方式の欠点としては、前述のものと同様に鉄心
1.コイル2のすみずみまで冷却液9を到達させるのが
難しく冷却が不均一となり冷却に不安定さがあること、
パーフロロカーボン液9によるコストの上昇があげられ
る。また、その他に圧力調整装置13が必要なことも信
頼性の低下やコストの上昇につながると考えられる。
液による冷却方式の第2のものは第8図に示すセパレー
ト式ガス絶縁変圧器である。
鉄心1の周囲に金属シートと絶縁シートを重ねて巻回し
たコイル2を巻回しタンク4に絶縁ガス3と共に収納す
る。コイル2の内部には冷却パネル15が内蔵されてい
て、絶縁ホース16、集液管17を介して液冷却器14
に接続されている。冷却液にはパーフロロカーボンが使
用されポンプ10により冷却パネル15、絶縁ホース1
6、集液管17、液冷却器I4という経路を液体のまま
流れ、コイル12の熱をうぼって冷却器工4から外部へ
放熱する。
この方式は、絶縁ガスと冷却液が完全に分離されている
ため、絶縁ガスの優れた絶縁性能とパーフロロカーボン
液の優れた冷却性能を引き出すことが可能な優れた手段
と考えられている。本方式のガス絶縁変圧器については
既に154KV 200MVA級のものが実用化されて
いる。
一方、この方式の欠点としてはシート状のコイル2の端
部に大きな渦電流損失が発生するのを防゛止するため、
もれ磁束制御を適切に行う必要が有り構造が複雑化する
こと、パーフロロカーボン液の価格が高いため変圧器全
体の価格も高くなる等があげられる。
液冷却による第3の手段としては第9図に示す液漬方式
がある。
鉄心1のまわりにコイル2を巻回した変圧器中身を絶縁
筒18の中に収納しそれら全体をさらにタンク4の中に
収納する。絶縁筒18の内部にはパーフロロカーボン液
等の冷却液9を満たし、ポンプ10によって液冷却器1
4を介して循環させることによってコイル2の冷却を行
う。タンク4の内部には引出しリード等の絶縁のため絶
縁ガス3を封入し、鉄心1上部に設けられたセパレータ
19によって冷却液9と絶縁ガス3の圧力が同圧に保た
れる。
また封入ガス圧は、パーフロロカーボン液9の絶縁耐力
に圧力依頼性が有るため3〜4kgf/+a+!g(2
0°C換算)に選定されるのが一般的である。
このガス絶縁変圧器の特長は冷却構造が油入変圧器とほ
ぼ同様に液を循環させる方式のため良好な冷却性能が期
待できることにある。この方式のガス絶縁変圧器として
は275KV 100MVA級の実規模試作器が完成し
ている。
一方、欠点としては大形の絶縁筒18で冷却液9と絶縁
ガス3のシールをする構造のため信頼性上の問題が有る
こと、他の液冷却方式に比べて液漬のためさらに大量の
パーフロロカーボン液9を使用するためさらに膨大なコ
ストの上昇が見込まれることがあげられる。
なお、本方式は液漬のため正確にはガス絶縁変圧器とい
う分類に入らないが、変圧器の不燃化という目的は同じ
であり、SF、ガス絶縁変圧器大容量化のため一つの手
段として考えられる。
さて以上述べてきた様にガス絶縁変圧器の大容量化につ
いては様々な方式が検討されてきているが、従来の油入
変圧器と比べると不燃性、防爆性。
低騒音といった優れた特長はあるものの信頼性、あるい
は価格の点で完全に対抗できるものはなかった。この点
が大容量ガス絶縁変圧器が強いニズはあるものの、広く
普及するに至っていない最大の原因であると思われる。
本発明は上記欠点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、信頼性が高く安価で大容量化を計った
ガス絶縁変圧器各提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のガス絶縁変圧器は、コイルを鉄心に巻回した変
圧器中身を絶縁ガスと共にタンク内に封入し、絶縁ガス
をコイル間のダクト内をコイルの軸方向に強制的に循環
してコイルの冷却を行うガス絶縁変圧器において、絶縁
ガスの封入圧力が20℃換算で2.5kgf/ cog
乃至6kgf/a&g、かつ高圧、低圧各コイルの発生
損失pw (Kw)と各コイルの軸方向ダクトの最小断
面部分の断面積S (a#)の比Pw/Sが0.3以下
であることを特徴としたものである。
(作用) 本発明のガス絶縁変圧器によれば、絶縁ガスの封入圧力
を20℃換算で2.5kgf/ajg乃至5kgf/a
#gと従来のガス強制循環冷却式のガス絶縁変圧器の2
倍以上としたため、絶縁耐力および冷却性能がガス圧力
に略比例して大幅に向上し、変圧器中身をコンパクトに
でき、変圧器の大容量化が可能となる。
さらに、各コイルの発生損失pw (Kw)と各コイル
の軸方向ダクトの最小断面部分の断面積S (ait)
の比PV/ Sが0.3以下となる様発生損失に合せて
軸方向ダクトを拡大することによって、ガス循環時の圧
力損失が減り、ガス送風機を大形化することなく大量の
絶縁ガスを流すことが可能となり冷却性能がさらに向上
し変圧器の大幅な大容量化が可能となる。
また、変圧器の容量を1相当り50MVA以上(3相当
り150にVA以上)と従来検討されていた容量に比べ
て大幅に大容量化することによって、高ガス圧化は変圧
器のコストアップにつながるという従来の理論が成り立
たず、逆に高ガス圧化した方が大幅なコスト低減につな
がるものである。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して説明
する。
鉄心1の周りに高圧及び低圧から成るコイル2を円板巻
線状に巻回した変圧器中身を20℃換算で2.5kgf
/dg乃至6 kgf/dgの圧力のSF、ガス等の絶
縁ガス3と共にタンク4内に封入する。タンク4の外部
にはガス冷却器5を設はガス送風機6によって絶縁ガス
を矢印で示すように循環させることによってコイル2お
よび鉄心1から発生する熱を冷却する。コイル内部にお
いては、コイル2が巻回された絶縁筒7とコイル2との
間に閉塞部材8を配置し、絶縁ガス3を矢印のごとく冷
却ダクト内をジグザグに導くことによって冷却効率を高
める。また、コイル2内の垂直ダクト20は高圧、低圧
各コイル2の発生損失P、(Klil)と軸方向ダクト
の最小断面部分の断面積S (a#)の比PwlSが0
.3以下となる様な寸法に拡大されている。軸方向ダク
トの最小断面部分としては、最も絶縁ガス3の流れがし
ぼられ流速が早くなる部分の断面積をとる。
従って第1図の例の場合には閉塞部材8の反対側に当る
A部が最小断面部分となる。
さて、このPw/Sという数値は絶縁ガスの流路面積当
りの通過熱量を示す量で、油に比べて熱容量が小さい絶
縁ガスによる冷却の冷却性能を示す一つの指標になるも
のである。
本発明が対象とする様な3相当り150MVA以上とい
う従来の3倍以上の大容量ガス絶縁変圧器では容量の増
加につれて発生損失pvが増えているため、Pw/Sは
ダクト寸法の拡大等の配慮をしない通常の場合には0.
3を超すことになる。過去にこれ程大容量のガス強制循
環方式のガス絶縁変圧器は実現されたことはないので試
算の範囲ではあるが、3相当り150MVA級のガス絶
縁変圧器でPw/Sは約0.35,300MVA級のガ
ス絶縁変圧器で約0.5となる。
また、容量が増加すればPw/Sはさらに増加する。
Pw/Sを低減する手段としては、Pすを小さくする手
段とSを大きくする手段が考えられる。損失PVを小さ
くするためにはコイルの銅線の断面積を増し電流密度を
下げれば良いが、これは寸法が大きくなることにつなが
る。通常防災性という特長を持つガス絶縁変圧器の需要
が強いのは都市部あるいはビル内地下変電室なので、据
付スペースの制約、搬入スペースの制約、輸送の制約か
ら、損失をある程度犠牲にしてでもコンパクトなものを
要求される場合が多い。従って、P、/Sを低減するた
めにはガス絶縁変圧器の場合1発生損失に合せてダクト
を拡げ面積Sを大きくしてやることが必要となるのであ
る。
さてこの様な構成のガス絶縁変圧器においては、絶縁ガ
スの封入圧力を20℃換算で2.5kgf/dg乃至6
kgf/cnfgと従来のガス絶縁変圧器の封入ガス圧
約1 、2 kg f / cJ gに比べて大幅に高
くしたため、絶縁耐力および冷却性能が大幅に向上する
。向上率としては、絶縁耐力は絶対ガス圧力(kgf/
 c+#abs)に略比例、冷却性能のうち熱伝達率は
絶対ガス圧力の0.8乗に熱容量は絶対ガス圧力に略比
例となる。
また、各コイルの発生損失Pw(KW)と各コイルの軸
方向ダクトの最小断面部分の断面積S (a+f)の比
Pw/ Sが0.3以下になる様に発生損失に合せて軸
方向を拡大したため、ガス循環時の圧力損失を大幅に低
減できる。圧力損失Hは V:流速 ζ:損失係数 g二重力加速度 なる式で表わされるため、一般にコイル全体の圧力損失
は最も流速の速い軸方向ダクトの最小断面部の面積で支
配されている。従ってその部分のダクト寸法をm倍に拡
大し流速を1 / mにすれば圧力損失は略1/m2と
なり、コイル全体としても大幅圧力損失低減となる。そ
してこれによってガス送風機を大形化することなく大量
の絶縁ガスをコイル内に流すことが可能になり、冷却性
能が大幅に向上するためガス絶縁変圧器の飛妬的な大容
量化が可能となる。
さて、封入ガス圧力を2 、5 kg f / ci 
g乃至6kgf/Jgとし、さらに軸方向ガス道を発生
損失に応じて拡大することによって大幅な大容量化が達
成可能であることがわかったが、最高使用圧力が2.0
kgf/dg以上とするのはコスト的に不利であるとい
う従来の理論に反していることになるので、コストとガ
ス圧力の関係について再検討を行った。
そしてその結果わかったことは下記の通りである。
■ 変圧器の1相当りの容量がIOMVA程度までは最
高使用圧力を2.0kgf/dg以上とすると、従来の
理論通り明らかにコスト的に不利となる。
■ 逆に1相当りの容量が50MVA程度以上の大容量
となると、最高使用圧力を2 、0 kg f / c
d g以上とした方がコスト的に有利となる。
この逆転現象は発明者の膨大なフィシビリティスタデイ
とコストスタデイによって明らかになったものである。
定性的に説明すると、変圧器の容量の増加と共に変圧器
中身、タンク共大形化しコストが増すが、その増加率は
異なっている。変圧器中身のコストは中身重量に略比例
するので、寸法の増加率をkとすると中身コストはkの
3乗に比例する。一方、タンクのコストはタンクの表面
積に略比例するので1寸法の増加率にの2乗に比例する
。従って容量が増し変圧器が大形化していくと、コスト
中にタンクが占める割合が低下するため、第2図に示す
ように高ガス圧化によるタンクのコストアップ分が減り
変圧器中身のコストダウン分が大きくきき、大容量器に
おいては全体としても高ガス圧化した方が有利になるの
である。
以上述べたように、本発明の実施例によれば、封入ガス
圧力を20℃換算で2.5kgf/cfg乃至6 kg
f/dg、かつ各コイルの発生損失pw (xw)と軸
方向ダクトの最小断面部分の断面積s (cny)の比
Pw/ Sが0.3以下となる様にしたため、従来3相
当り30〜60MVAが限界といわれていたガス強制循
環冷却方式のガス絶縁変圧器をガス送風機等の外部冷却
系を大形化することなく、大幅な大容量化が可能となっ
た。また、大幅な大容量化が可能となった副次的効果と
して最高使用圧力を2.0kgf/Jg乃至6 kgf
/a(gとすることは変圧器のコストを押し上げること
になるという従来の理論とは全く逆で、ある容量(3相
当り150MVA程度)以上となると圧力を高めた方が
低コストになる。
このため、本発明によるガス絶縁変圧器は従来技術で述
べた液冷却方式のガス絶縁変圧器に比べて安価なものと
なるのは明らかであり、また、絶縁ガスを循環するとい
う単純な構成のため1巻線構造の簡素化、安定した冷却
液系が不要となり信頼性が向上するといった効果も得ら
れる。また、構成の単純化は保守の容易さにつながる。
次に本発明の第2の実施例を第3図を参照して説明する
第3図においては、全体構成は第1図の実施例と同じな
ので説明は省略するが、閉塞部材を配置して冷却ダクト
内のガスをジグザグに流す代りに。
垂直ダクト20と中間垂直ダクト21を設けてガスを垂
直に流す構成となっている。この様な構成としても封入
ガス圧を20℃換算で2 、5 kg f/ al g
乃至6kgf/a&g、 かつ各コイルの発生損失Pw
(KW)と軸方向ダクトの断面積S (a#)の比Pw
/ Sが0.3以下となっていれば、第1の実施例の場
合と同じ効果が得られることは明白である。但し、この
場合の軸方向ダクトの断面積Sは、コイル両側の垂直ダ
クト17と中間ダクト18の断面積の合計とする必要が
有る。
なお、上記実施例の説明においては円板巻線の場合につ
いて説明したが、円板巻線と円筒巻線の組み合わせ、あ
るいは円筒巻線単独や他の形態の巻線の場合にも本発明
を実施することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、鉄心及びこの鉄心に巻回
されたコイルより成る変圧器中身を絶縁ガスと共にタン
ク内に封入し、絶縁ガスをコイル間のダクト内をコイル
の軸方向に強制的に循環してコイルの冷却を行うガス絶
縁変圧器において、絶縁ガスの封入圧力が20℃換算で
2.5kgf/aJg乃至6ICgf/dg、 かつ各
コイルの発生損失pv (Kv)と各コイルの軸方向ダ
クトの最小断面部分の面積S Cai>の比Pw/ S
が0.3以下であり、1相当りの定格容量が50MVA
以上であるようにしたので信頼性が高く、安価で大容量
化を計ったガス絶縁変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁変圧器の一実施例を示す断面
図、第2図はその効果を説明するためのグラフ、第3図
は本発明のガス絶縁変圧器の他の実施例を示す断面図、
第4図、第6図乃至第9図は従来のガス絶縁変圧器の構
成を示す断面図、第5図は第4図の従来のガス絶縁変圧
器の説明を補足するためのグラフである。 1・・・鉄心      2・・・コイル3・・・絶縁
ガス    4・・・タンク5・・・冷却器     
6・・・ガス送風機8・・・閉塞部材    20・・
・垂直ダクト21・・・中間垂直ダクト 第2図 第1図 第 5 図 :◇ 混合ガスの流れ 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄心及びこの鉄心に巻回されたコイルより成る変圧器中
    身を絶縁ガスと共にタンク内に封入し、絶縁ガスをコイ
    ル間のダクト内をコイルの軸方向に強制的に循環してコ
    イルの冷却を行うガス絶縁変圧器において、絶縁ガスの
    封入圧力が20℃換算で2.5kgf/cm^2g乃至
    6.0kgf/cm^2g、かつ各コイルの発生損失P
    w(KW)と各コイルの軸方向ダクトの最小断面部分の
    面積S(cm^2)の比Pw/Sが0.3以下である1
    相当りの定格容量が50MVA以上であることを特徴と
    するガス絶縁変圧器。
JP27172189A 1989-10-20 1989-10-20 ガス絶縁変圧器 Pending JPH03135005A (ja)

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