JPH0314954Y2 - - Google Patents

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JPH0314954Y2
JPH0314954Y2 JP8363281U JP8363281U JPH0314954Y2 JP H0314954 Y2 JPH0314954 Y2 JP H0314954Y2 JP 8363281 U JP8363281 U JP 8363281U JP 8363281 U JP8363281 U JP 8363281U JP H0314954 Y2 JPH0314954 Y2 JP H0314954Y2
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thyristor
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、略倍圧関係にある高低二種の交流電
源電圧を識別して検出し、その検出出力に応じて
半波整流動作と倍電圧整流動作に選択的に切換わ
ることにより一定の直流出力電圧を導出すべく構
成した電源回路に関する。
序述の如き電源回路は、例えば中近東のように
電源電圧が略倍圧関係にある高低二種の商用交流
電源が混在する地域で使用される電気機器に内蔵
されている。このような電源回路に於いて、電源
回路を半波整流動作と倍電圧整流動作に切換える
切換回路は従来より種々提案されており、とりわ
け斯る切換回路のスイツチング素子として、大電
流の断続制御に適している等の点から、サイリス
タ(シリコン制御整流器)を使用したものが多く
見受けられる。
ところが、サイリスタは周知のように一旦オン
すると、その導通電流を遮断しない限り、オン状
態を保持すると云う性質があるため、例えばサイ
リスタがオフ状態になつて電源回路が半波整流動
作している場合即ち高低二種の電源電圧のうち高
い方の電圧が供給されている場合に、ノイズ等に
よる誤動作によつてサイリスタがオンすると、以
後は電源回路が倍電圧整流動作し、このため非常
に高い直流出力電圧が発生して機器が破壊すると
云う欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
切り替え動作が正確に行われ、誤動作の少ない電
源回路を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、略倍圧関係にある高低二種の交流電
源電圧を検出し、この検出出力に応答してオン、
オフするスイツチング素子SCによつて半波整流
動作と倍電圧整流動作に選択的に切り換わること
により、一定の直流出力電圧を導出するようにし
た電源回路において、 前記交流電源を得て前記スイツチング素子のト
リガ用の直流電圧発生回路2と、 前記交流電源電圧を検出する電圧検出部4と、 この電圧検出部出力に応答してオン、オフする
第1、第2のスイツチングトランジスタQ3,Q
4を有するスイツチング制御回路5を備えてな
る。
(ホ) 作用 本考案は、第1のスイツチングトランジスタは
オン時に前記トリガ用の直流電圧を前記スイツチ
ング素子に供給し、第2のスイツチングトランジ
スタはオン時に上記直流電圧を消滅せしめ、且
つ、その第1第2のスイツチングトランジスタは
一方がオンの時に他方がオフとなるように動作す
る。
(ヘ) 実施例 図面は本考案の自動切換回路を採用した電源回
路の一実施例を示しており、この実施例は大別す
ると、電源入力部1と、直流電圧発生回路2と、
整流回路部3と、電圧検出回路4と、スイツチン
グ制御回路5から構成されている。
前記電源入力部1は110Vと220Vの交流電源が
供給される入力端子I1,I2、ヒユーズF、電源ス
イツチSW、及びラインフイルタを構成するコン
デンサC0、抵抗R0、インダクタンス素子LT等か
ら構成されるが、斯る点は従来回路と同様であつ
て特記すべき特徴はない。
前記電圧発生回路2は、電源入力ラインL1,
L2間に接続された限流抵抗R1、ダイオードD1、
コンデンサC1からなる第1の電圧発生部2aと、
限流抵抗R3,R4、ダイオードD2、コンデンサC2、
放電抵抗R5からなる第2の電圧発生部2bから
構成されており、ここでは次の点に注意すべきで
ある。即ち、第1の電圧発生部2aでは、コンデ
ンサC1の充電が急速に行なわれるように、限流
抵抗R1の抵抗値を小さく選定し、他方、第2の
電圧発生部2bでは、コンデンサC2はその充電
が上記C1の充電よりもゆつくりと行なわれ、放
電が比較的速く行なわれるように、限流抵抗R3,
R4の抵抗値を比較的大きく選定し、放電抵抗R5
の抵抗値を小さく選定している点である。
前記整流回路部3は整流用ダイオードD3,D4,
D6、平滑用コンデンサC3,C4、半波整流時に導
通するダイオードD5、及び半波整流・倍電圧整
流切換用のスイツチング素子としてのサイリスタ
SC等を主要素として構成されている。即ち、こ
こではサイリスタSCがオフの時に上記ダイオー
ドD4,D6とコンデンサC4によつて半波整流回路
が構成され、サイリスタSCがオンの時にダイオ
ードD3,D4,D6とコンデンサC3,C4によつて倍
電圧整流回路が構成される点に注意すべきであ
る。なお、上記サイリスタSCのアノード・カソ
ード間に接続されたコンデンサC5と抵抗R9並び
に上記サイリスタのゲート・カソード間に接続さ
れた抵抗R10とコンデンサC6は、何れも上記サイ
リスタの誤動作(自己点弧)防止用のものである
が、これらは本実施例の基本動作に直接関係しな
いため、詳細な説明は省略する。
前記電圧検出回路4は、前記第1電圧発生部2
aから抵抗R2を介して取り出されるA点の直流
電圧を得て動作する差動対トランジスタQ1,Q2
と、このトランジスタの一方Q1のベース・エミ
ツタ間に一定の基準電圧を与えるためのツエナー
ダイオードZ2と、上記トランジスタの他方Q2の
ベース・エミツタ間にA点の電圧に比例した電圧
を与えるための分圧抵抗R11,R12,R13等を主要
素として構成されている。そして、ここでは次の
点に注意すべきである。即ち、先ず第1に、上記
ツエナーダイオードZ2が、入力端子I1,I2間に
1110V,220Vの何れの交流電源が供給された場
合でも、定常状態に於いては、A点の電圧を得て
導通するようになつている点である。次に第2の
点は、入力端子I1,I2間に110Vの交流電源が供給
された場合の定常状態では、トランジスタQ2の
ベース・エミツタ間に上記ツエナーダイオードZ2
のツエナー電圧よりも低い電圧を与え、220Vの
交流電源が供給された場合の定常状態では、上記
Q2のベース・エミツタ間に上記ツエナー電圧よ
りも高い電圧を与えるように、前記分圧抵抗R11
〜R13がA点の電圧を分圧している点である。
なお、上記電圧検出回路4内の他の一つのツエ
ナーダイオードZ1は、A点の電圧が異常に高くな
つた場合にのみオンとなり、それによつて所定値
以上の高電圧がトランジスタQ1,Q2に印加され
ないようにするためのものである。
前記スイツチング制御回路5は、前記電圧検出
回路4のトランジスタQ1,Q2の各コレクタから
取り出される電圧をそれぞれスイツチング信号と
し、直流電圧発生回路2内の第2電圧発生部2b
のB点に得る直流電圧を動作電源として動作する
スイツチングトランジスタQ3,Q4と、その一方
のトランジスタQ4に応答して動作するスイツチ
ングトランジスタQ5と、そのQ5がオンの時にC
点に発生する電圧を前記整流回路部3内のサイリ
スタSCのゲートに導くツエナーダイオードZ3等
から構成されている。
次に斯る実施例の動作を、110V入力時と220V
入力時について説明する。
() 220V入力時 今、入力端子I1,I2間に220Vの交流電源が印加
されると、ラインL1,L2のL1側が正でL2側が負
の期間に、直流電圧発生回路2内のコンデンサ
C1,C2が夫々充電されることになる。その際、
上記コンデンサC1は前述の如く急速に充電され、
しかも、今は220V入力時であるから、電源スイ
ツチSWの投入後から短時間のうちに、トランジ
スタQ2のベース・エミツタ間にはツエナーダイ
オードZ2の電圧よりも高い電圧が印加される。
一方、トランジスタQ1のベース・エミツタ間
にはツエナーダイオードZ2と共にコンデンサC7
が接続されているから、上記ツエナーダイオード
Z2はQ2が充分にバイアスされた後にオンになり、
このZ2で決まる一定電圧がQ1のベース・エミツ
タ間に印加される。
したがつて、電源スイツチSWの投入から一定
時間経過後の定常状態ではQ1がオフでQ2がオン
となり、これによつてスイツチング制御回路4内
のスイツチングトランジスタQ3はベース・エミ
ツタ間が順方向バイアスされてオンとなり、Q4
はベース・エミツタ間がバイアスされずにオフと
なる。
前記スイツチングトランジスタQ4がオフの時
は次のトランジスタQ5もオフとなるため、C点
には電圧が現われず、従つて、ツエナーダイオー
ドZ3がオフであり、サイリスタSCはゲートにト
リガ電圧が印加されずオフとなつている。また、
この時、スイツチングトランジスタのQ3がオン
となつているので、このQ3及びR16を介して直流
電圧発生回路2内のC2が急速放電されることに
なり、従つて、B点の電圧も略零になる。
このようにして220V入力時はサイリスタSCが
オフとなつているので、ラインL1,L2のL1側が
正でL2側が負となる期間では、整流回路部3内
の整流用ダイオードD3と平滑用コンデンサC3に
対する電流路が形成されない。このため、上記ラ
インのL2側が正でL1側が負となる期間のみ、ラ
インL2→ラインL3→ダイオードD6→平滑用コン
デンサC4→整流用ダイオードD4→抵抗R6,R7→
ラインL1の系路で電流が流れ、この電流によつ
て上記コンデンサC4が充電される。即ち、この
場合は電源回路が半波整流動作を行うことにな
る。そして、この時、上記平滑用コンデンサC4
の両端間には実効値220Vの交流電圧のピーク値
に近い略300Vの直流電圧が得られ、この電圧が
ダイオードD5によつて出力端子O1,O2間に導出
されることになる。
() 110V入力時 入力端子I1,I2間に110Vの交流電源が供給され
た場合も、前述と同様にラインL1,L2のL1側が
正でL2側が負の期間に、直流電圧発生回路2内
のコンデンサC1,C2が夫々充電される。しかし、
今は110V入力時であるから、電源投入から一定
時間経過後の定常状態では、電圧検出回路4内の
Q2のベース・エミツタ間電圧はQ1のベース・エ
ミツタ間電圧よりも低くなつており、従つて、
Q1がオンでQ2がオフとなる。そして、これによ
つてスイツチング制御回路5内のQ3がオフでQ4
がオンになる。
前記トランジスタのQ4がオンになると、次の
Q5もオンになり、また、Q3がオフとなつている
から、C点には直流電圧が発生する。そして、こ
の電圧によつてツエナーダイオードZ3が導通して
サイリスタSCのゲートにトリガ電圧が印加され
るため、このサイリスタSCがオンになる。
このようにして110V入力時はサイリスタSCが
オンとなるので、ラインL1,L2のL1側が正でL2
側が負となる期間では、ラインL1→抵抗R6,R7
→整流用ダイオードD3→平滑用コンデンサC3→
サイリスタSCのアノード・カソード間→ライン
L3→ラインL2の系路で電流が流れる。また、L2
側が正でL1側が負の期間では、前述した220V入
力時と同一系路で電流が流れる。即ち、この場合
は電源回路が倍電圧整流動作を行つていることに
なる。そして、この時、整流回路部3内のC3,
C4の各両端間にはそれぞれ実効値110Vの交流電
源電圧のピーク値に近い略150Vの電圧が得られ、
従つて、出力端子O1,O2間には略300Vの直流出
力電圧が得られる訳である。
次に斯る実施例の誤動作防止対策について説明
する。
() 直流電圧発生回路2について ここでは、先ず、第1電圧発生部2aの充電速
度を速くするのに対して、第2電圧発生部2bの
充電速度を充分遅く選定している点が挙げられ
る。即ち、これにより電圧検出回路4が動作した
後に、スイツチング制御回路5が動作状態になる
ようにすることができ、従つて、上記電圧検出回
路4が動作する前に、スイツチング制御回路5が
誤動作をするのを防止できる訳である。
次に、第2電圧発生部2bの放電速度を第1電
圧発生部2aの放電速度よりも充分速く選定して
いる点である。即ち、今、半波整流動作(220V
入力)時に電源スイツチSWを切つた場合を想定
すると、第1電圧発生部2aのC1の放電中に電
圧検出回路4内のQ2が一旦オンからオフ即ちQ1
がオフからオンに反転する期間がある。その結
果、スイツチング制御回路5内のQ4,Q5がオン
になる。しかし、この時、上述により第2電圧発
生部2bのC2が既に放電しているから、サイリ
スタSCがトリガされることはない。従つて、上
記電源スイツチSWの遮断直後に再投入した場合
に、瞬間的に倍電圧整流モードとなるのを解消で
きる訳である。
() 電圧検出回路4について ここでは、ツエナーダイオードZ2にコンデンサ
C7を並列接続した点が挙げられる。即ち、この
C7を接続したことにより、Q1のベース・エミツ
タ間電圧の立上りをQ2のベース・エミツタ間電
圧の立上りよりも遅らせることができる。従つ
て、電源スイツチSWの投入直後は必ずQ1がオフ
でQ2がオン、即ち半波整流モードで動作するこ
とになる。このことは220V入力時に於いて、電
源スイツチSWの投入直後に倍電圧整流モードで
動作する誤動作を解消できることを意味する。
() スイツチング制御回路5について ここではスイツチングトランジスタQ4,Q5に
よつて直流電圧発生回路2内のB点とサイリスタ
SC間のトリガ電圧路を開閉すると共に、他一つ
のトランジスタQ3によつて上記B点の電圧に対
する放電路を開閉するようにしている点である。
これによりサイリスタSCがノイズや過大なサー
ジ電圧によつて簡単にトリガされないことにな
る。即ち、半波整流動作(220V入力)時は、Q3
がオンとなつているから、D点の電位は略0Vに
なつている。従つて、ノイズによつてQ4がオン
となりQ5がオンしても、C点の電圧は依然とし
て略0Vであるから、サイリスタSCがトリガされ
ることはない。また、Q4がオンになつた時にQ3
が同時にオフした(このような可能性は極めて少
ない)としても、D点の電圧は直流電圧発生回路
2内のC2の充電(比較的遅い)につれて徐々に
上昇し、この電圧がD7の立上り電圧とZ3のツエ
ナー電圧とSCのゲート・カソード間立上り電圧
の和を越えるまで、サイリスタSCがトリガされ
ない。したがつて、瞬間的にノイズや交流電源入
力中の過大なサージ電圧が印加されたとしても、
これによる誤動作は皆無に等しいことになる。
更に、スイツチング制御回路5は整流回路部3
の平滑用コンデンサC4と独立して構成されてい
るから、瞬間的に過大な負荷電流が流れて上記コ
ンデンサC4の両端間の電圧が下つても、これに
よつて誤動作することはない。
また、電圧検出回路4が故障した場合にQ3が
オフでQ4がオンすることはまずないと考えられ
るから、この場合はサイリスタSCがトリガされ
ず、従つて、半波整流モードで動作することにな
る。このため、220V入力時に異常に高い直流出
力電圧が発生する虞れもない訳である。
(ト) 考案の効果 以上の如く本考案回路は、切換動作が確実且つ
正確でノイズや交流電源の過大なサージ電圧によ
つて誤動作せず、しかも故障時に負荷回路を保護
する機能も有し、電源回路の自動切換回路として
優れたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案回路の一実施例を示す回路図であ
る。 2……直流電圧発生回路、3……整流回路部、
4……電圧検出回路、5……スイツチング制御回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 整流回路部を構成する複数の整流素子のうち少
    なくとも1つを略倍圧関係にある高低二種の交流
    電源電圧の検出出力により制御されるサイリスタ
    SCで構成し、前記整流回路部は前記サイリスタ
    が導通状態にあるとき倍電圧整流動作を為し、前
    記サイリスタが非導通状態にあるとき半波整流動
    作を為すようにした電源回路において、 前記交流電源電圧を得て前記サイリスタのトリ
    ガ用の直流電圧を発生させる直流電圧発生回路2
    と、 前記交流電源電圧を検出して、立上りの遅い定
    電圧出力と立上りの早い前記交流電源電圧に応じ
    た出力を出力し、両出力を比較する電圧検出部4
    と、 前記定電圧出力が前記交流電源電圧に応じた出
    力より高い時オンとなり前記トリガ用の直流電圧
    を前記サイリスタに供給する第1スイツチングト
    ランジスタQ4と、前記交流電源電圧に応じた出
    力が前記定電圧出力より高い時オンとなり前記ト
    リガ用の直流電圧の前記サイリスタへの供給をし
    や断する第2スイツチングトランジスタQ3を有
    するスイツチング制御回路5を備える電源回路。
JP8363281U 1981-06-05 1981-06-05 Expired JPH0314954Y2 (ja)

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