JPH03153357A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタヘッドInfo
- Publication number
- JPH03153357A JPH03153357A JP29424189A JP29424189A JPH03153357A JP H03153357 A JPH03153357 A JP H03153357A JP 29424189 A JP29424189 A JP 29424189A JP 29424189 A JP29424189 A JP 29424189A JP H03153357 A JPH03153357 A JP H03153357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- orifice
- pressure chamber
- ink
- printer head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はバブルジェット方式のインクジェットプリンタ
ヘッドに関するものである。
ヘッドに関するものである。
従来の技術
近年、インクジェットプリンタヘッドの一つとして、オ
リフィス後方の圧力室内に充填したインクの一部を瞬間
的に加熱して蒸発させ、形成される気泡の体積変化によ
る圧力でインク滴をオリフイスから噴射するバブルジェ
ット方式のものが開発された。これは、サーマルヘッド
に関する既存の技術を応用することができるため、簡易
に高性能なインクジェットプリンタヘッドを得られる方
式として期待されている。
リフィス後方の圧力室内に充填したインクの一部を瞬間
的に加熱して蒸発させ、形成される気泡の体積変化によ
る圧力でインク滴をオリフイスから噴射するバブルジェ
ット方式のものが開発された。これは、サーマルヘッド
に関する既存の技術を応用することができるため、簡易
に高性能なインクジェットプリンタヘッドを得られる方
式として期待されている。
このようなバブルジェット方式のインクジェットプリン
タヘッドとしては、特公昭63−59911号公報や特
公昭63−59914号公報などに開示されている装置
が存する。このインクジェットプリンタヘッドlは、第
12図及び第13図に例示するように、下面に長溝が連
設された溝蓋2が平坦な基板3上に固定されてオリフィ
ス4がアレイ状に形成され、このアレイ方向に長溝が形
成された供給室蓋5が前記溝蓋2の後部に取付けられて
前記各オリフィス4に連通した供給室6が形成されてい
る。ここで、この供給室6にはインク槽(図示せず)に
連結される補給管7が取付けられており、前記基板3の
上面には各オリフィス4毎に発熱抵抗体8が共通電極9
と個別電極lOとを介して形成されている。なお、これ
らの部材8〜10は既存のサーマルヘッドと略同様な構
造に形成されている。
タヘッドとしては、特公昭63−59911号公報や特
公昭63−59914号公報などに開示されている装置
が存する。このインクジェットプリンタヘッドlは、第
12図及び第13図に例示するように、下面に長溝が連
設された溝蓋2が平坦な基板3上に固定されてオリフィ
ス4がアレイ状に形成され、このアレイ方向に長溝が形
成された供給室蓋5が前記溝蓋2の後部に取付けられて
前記各オリフィス4に連通した供給室6が形成されてい
る。ここで、この供給室6にはインク槽(図示せず)に
連結される補給管7が取付けられており、前記基板3の
上面には各オリフィス4毎に発熱抵抗体8が共通電極9
と個別電極lOとを介して形成されている。なお、これ
らの部材8〜10は既存のサーマルヘッドと略同様な構
造に形成されている。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッドlでは、インク槽から補給管7を経て供給された
インク11が供給室6を介して各オリフィス4内に充填
される。そこで、各電極9゜10から供給される電力で
発熱抵抗体8が選択的に発熱駆動されることで所定のオ
リフィス4内のインク11に気泡が生じてインク滴(共
に図示せず)が噴射される。なお、このような気泡の発
生及び消失はμs程度の微小時間で行なわれ、この微小
時間内でインク11の圧力が急激に上下することでオリ
フィス4先端から吐出されたインク11がインク滴とな
って飛翔する。
ヘッドlでは、インク槽から補給管7を経て供給された
インク11が供給室6を介して各オリフィス4内に充填
される。そこで、各電極9゜10から供給される電力で
発熱抵抗体8が選択的に発熱駆動されることで所定のオ
リフィス4内のインク11に気泡が生じてインク滴(共
に図示せず)が噴射される。なお、このような気泡の発
生及び消失はμs程度の微小時間で行なわれ、この微小
時間内でインク11の圧力が急激に上下することでオリ
フィス4先端から吐出されたインク11がインク滴とな
って飛翔する。
だが、上述のインクジェットブ1〕ンタヘッドlでは、
オリフィス4の形状が直管状なのでインク11の圧力変
化は前後方向に作用することになって圧力効率が低い。
オリフィス4の形状が直管状なのでインク11の圧力変
化は前後方向に作用することになって圧力効率が低い。
そこで、このような課題を解決したものとしては特公昭
63−6356号公報と特公昭63−6357号公報及
び特公昭63−6358号公報に開示されている装置が
存する。例えば、特公昭63−6356号公報に開示さ
れたインクジェットプリンタヘッド12では、第14図
及び第15図に例示するように、後面に長溝が連設され
た流路部材13を溝蓋2の前面に取付けることで発熱抵
抗体8の部分で略直角に曲折した流路14を形成し、こ
の流路14毎にオリフィス15が形成されたオリフィス
板16が前記流路部材13の上面に取付けられている。
63−6356号公報と特公昭63−6357号公報及
び特公昭63−6358号公報に開示されている装置が
存する。例えば、特公昭63−6356号公報に開示さ
れたインクジェットプリンタヘッド12では、第14図
及び第15図に例示するように、後面に長溝が連設され
た流路部材13を溝蓋2の前面に取付けることで発熱抵
抗体8の部分で略直角に曲折した流路14を形成し、こ
の流路14毎にオリフィス15が形成されたオリフィス
板16が前記流路部材13の上面に取付けられている。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッド12は、流路14を発熱抵抗体8の部分で略直角
に曲折した形状とすることで、気泡の発生消失時に発生
するインク11の圧力変化がインク滴の噴射方向に良好
に作用するようにして圧力効率を向上させている。なお
、例示した図面ではインク滴は上方に噴射されることに
なる。
ヘッド12は、流路14を発熱抵抗体8の部分で略直角
に曲折した形状とすることで、気泡の発生消失時に発生
するインク11の圧力変化がインク滴の噴射方向に良好
に作用するようにして圧力効率を向上させている。なお
、例示した図面ではインク滴は上方に噴射されることに
なる。
だが、それでもインク11の圧力変化が供給室6内に伝
導されるため、この供給室6を介して連通された各オリ
フィス4間に相互干渉が発生しやすく、画像品質が低下
しがちである。
導されるため、この供給室6を介して連通された各オリ
フィス4間に相互干渉が発生しやすく、画像品質が低下
しがちである。
そこで、第16図に例示するように、上記公報には流路
14を形成する溝蓋2の長溝内に凸部17を形成するこ
とで、発熱抵抗体8から供給室6に伝達される圧力変化
を低減するようにしたインクジェットプリンタへラド1
8も開示されている。
14を形成する溝蓋2の長溝内に凸部17を形成するこ
とで、発熱抵抗体8から供給室6に伝達される圧力変化
を低減するようにしたインクジェットプリンタへラド1
8も開示されている。
だが、数10(μm)程度に形成される流路14内に上
述のような凸部17を形成することは実際には困難であ
り、装置の生産性が極度に低下するなどして実用的でな
い。
述のような凸部17を形成することは実際には困難であ
り、装置の生産性が極度に低下するなどして実用的でな
い。
そして、上述のように流路14が曲折したインクジェッ
トプリンタヘッド12.18では、オリフィス15の軸
心に対して圧力変化の作用方向や連続吐出時のりフィー
ル方向が非対称であるため、このオリフィス15から吐
出されるインク滴の飛翔方向が曲がってしまう。
トプリンタヘッド12.18では、オリフィス15の軸
心に対して圧力変化の作用方向や連続吐出時のりフィー
ル方向が非対称であるため、このオリフィス15から吐
出されるインク滴の飛翔方向が曲がってしまう。
このような課題に対する対策としては、オリフィスに対
する発熱手段の相対的位置を変位させることが提案され
ているが、この変位量の最適値は温度変化や経年変化に
よるインクの粘性の変化などによって異なるものであり
、正確な流体解析を実施することも困難なので実用的で
ない。
する発熱手段の相対的位置を変位させることが提案され
ているが、この変位量の最適値は温度変化や経年変化に
よるインクの粘性の変化などによって異なるものであり
、正確な流体解析を実施することも困難なので実用的で
ない。
さらに、特開昭58−8659号公報に開示されている
インクジェットプリンタヘッド19や特開昭59−20
7261号公報に開示されているインクジェットプリン
タヘッド20では、第17図及び第18図に例示するよ
うに、基板3上に形成された発熱抵抗体8を囲む形状の
隔壁21の上にオリフィス板22を取付け、−個のオリ
フィス23に対して複数の流路24を形成した装置が開
示されている。
インクジェットプリンタヘッド19や特開昭59−20
7261号公報に開示されているインクジェットプリン
タヘッド20では、第17図及び第18図に例示するよ
うに、基板3上に形成された発熱抵抗体8を囲む形状の
隔壁21の上にオリフィス板22を取付け、−個のオリ
フィス23に対して複数の流路24を形成した装置が開
示されている。
たが、これらのインクジェットプリンタヘッド19.2
0も前述の装置と同様にインク滴の吐出方向が曲がると
云う課題を有している。
0も前述の装置と同様にインク滴の吐出方向が曲がると
云う課題を有している。
発明が解決しようとする課題
上述のように、従来のバブルジェット方式のインクジェ
ットプリンタヘッド12,18,19゜20は、オリフ
ィス15.23の軸心に対する圧力変化の作用方向やり
フィール方向が流路14゜24の配置等のために非対称
になってインク滴の飛翔方向が曲がってしまう。
ットプリンタヘッド12,18,19゜20は、オリフ
ィス15.23の軸心に対する圧力変化の作用方向やり
フィール方向が流路14゜24の配置等のために非対称
になってインク滴の飛翔方向が曲がってしまう。
このような課題を解決した装置としては、特開昭48−
9622号公報に開示されているインクジェットプリン
タヘッド25が存する。第19図に例示するように、上
記公報ではインク滴を吐出させる機構としてピエゾ素子
26が取付けられた金属ダイアフラム27を採用したも
のが例示されているが、これを加熱コイル(図示せず)
と交換することも提示さ、れている。
9622号公報に開示されているインクジェットプリン
タヘッド25が存する。第19図に例示するように、上
記公報ではインク滴を吐出させる機構としてピエゾ素子
26が取付けられた金属ダイアフラム27を採用したも
のが例示されているが、これを加熱コイル(図示せず)
と交換することも提示さ、れている。
このインクジェットプリンタヘッド25は、オリフィス
28を略中心とする凹部がオリフィス板29の後面に形
成され、このオリフィス板29が基材30の前面に固定
されることで前記オリフィス28に対して全周方向に開
口した液室31が形成されている。そして、前記基材3
0の後面に形成された凹部の上に前記ピエゾ素子26が
前記金属ダイアフラム27を介して取付けられることで
圧力室32が形成されており、この圧力室32と前記液
室31とは前記基材30内に形成された連通孔33で連
通されている。また、前記基材30内には前記液室31
に連通した補給路34が形成され、この補給路34に連
結された導通管35は液槽36に連結されている。
28を略中心とする凹部がオリフィス板29の後面に形
成され、このオリフィス板29が基材30の前面に固定
されることで前記オリフィス28に対して全周方向に開
口した液室31が形成されている。そして、前記基材3
0の後面に形成された凹部の上に前記ピエゾ素子26が
前記金属ダイアフラム27を介して取付けられることで
圧力室32が形成されており、この圧力室32と前記液
室31とは前記基材30内に形成された連通孔33で連
通されている。また、前記基材30内には前記液室31
に連通した補給路34が形成され、この補給路34に連
結された導通管35は液槽36に連結されている。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッド25は、電気的にピエゾ素子26を駆動すること
で、金属ダイアフラム27から圧力室32内のインク1
1に加えられた圧力変化が連通孔33を介して液室31
内に至り、オリフィス28からインク滴が吐出する。こ
の時、このインクジェットプリンタヘッド25では、オ
リフィス28の軸心に対して液室31が全周方向に開口
しているので、この部分での圧力変化の作用方向やりフ
ィール方向が対称なのでインク滴はオリフィス28の軸
心方向に飛翔することになる。
ヘッド25は、電気的にピエゾ素子26を駆動すること
で、金属ダイアフラム27から圧力室32内のインク1
1に加えられた圧力変化が連通孔33を介して液室31
内に至り、オリフィス28からインク滴が吐出する。こ
の時、このインクジェットプリンタヘッド25では、オ
リフィス28の軸心に対して液室31が全周方向に開口
しているので、この部分での圧力変化の作用方向やりフ
ィール方向が対称なのでインク滴はオリフィス28の軸
心方向に飛翔することになる。
上述したインクジェットプリンタヘッド25のピエゾ素
子26や金属ダイアフラム27に替えて加熱コイルを取
付けることで、インク滴の飛翔方向がオリフィス28の
軸心と一致したバブルジェット方式のインクジェットプ
リンタヘッド(図示せず)を形成することは可能である
が、上述のような構造では圧力室32からオリフィス2
8に至る流体抵抗が大きく圧力効率が低いので実用的な
装置を実現することは困難である。しがも、第20図に
例示するように、実際的な製品としては複数のオリフィ
ス28を備えたインクジェットプリンタヘッド37が要
望されることになるが、この場合はオリフィス28の間
隔に比してピエゾ素子26や加熱コイルの径が大きいた
め、基材38内に形成する連通孔39を曲折した形状と
する必要があり、さらに圧力効率が低下することになっ
て実用的でない。
子26や金属ダイアフラム27に替えて加熱コイルを取
付けることで、インク滴の飛翔方向がオリフィス28の
軸心と一致したバブルジェット方式のインクジェットプ
リンタヘッド(図示せず)を形成することは可能である
が、上述のような構造では圧力室32からオリフィス2
8に至る流体抵抗が大きく圧力効率が低いので実用的な
装置を実現することは困難である。しがも、第20図に
例示するように、実際的な製品としては複数のオリフィ
ス28を備えたインクジェットプリンタヘッド37が要
望されることになるが、この場合はオリフィス28の間
隔に比してピエゾ素子26や加熱コイルの径が大きいた
め、基材38内に形成する連通孔39を曲折した形状と
する必要があり、さらに圧力効率が低下することになっ
て実用的でない。
課題を解決するための手段
請求項1記載の発明は、基板の表面に発熱手段をアレイ
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、発熱手段と
圧力室とに各々対応する位置にオリフィスが形成された
オリフィス層を供給路層上に形成する。
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、発熱手段と
圧力室とに各々対応する位置にオリフィスが形成された
オリフィス層を供給路層上に形成する。
請求項2記載の発明は、基板の表面に圧力室層を形成し
た第一のプレートを設け、オリフィス層の裏面に供給路
層を形成した第二のプレートを設け、第一のプレートと
第二のプレートとを一体的に接合する。
た第一のプレートを設け、オリフィス層の裏面に供給路
層を形成した第二のプレートを設け、第一のプレートと
第二のプレートとを一体的に接合する。
請求項3記載の発明は、圧力室層の発熱手段を囲む隔壁
間にインク貯蔵室を特徴する 請求項4記載の発明は、供給路層とオリフィス層とを一
体的に形成する。
間にインク貯蔵室を特徴する 請求項4記載の発明は、供給路層とオリフィス層とを一
体的に形成する。
作用
請求項1記載の発明は、基板の表面に発熱手段をアレイ
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、各々発熱手
段と圧力室とに対応した位置にオリフィスがアレイ状に
連続形成されたオリフィス層を供給路層上に形成するこ
とにより、各層に形成された機能部品は形状が簡易で位
置も近接しているので圧力効率が良好で、オリフィス等
を高密度に配置することが可能である。
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、各々発熱手
段と圧力室とに対応した位置にオリフィスがアレイ状に
連続形成されたオリフィス層を供給路層上に形成するこ
とにより、各層に形成された機能部品は形状が簡易で位
置も近接しているので圧力効率が良好で、オリフィス等
を高密度に配置することが可能である。
さらに、請求項2記載の発明のように、基板の表面に圧
力室層を形成した第一のプレートを設け、オリフィス層
の裏面に供給路層を形成した第二のプレートを設け、第
一のプレートと第二のプレートとを一体的に接合したり
、請求項3記載の発明のように、圧力室層の発熱手段を
囲む隔壁間にインク貯蔵室を形成したり、請求項4記載
の発明のように、供給路層とオリフィス層とを一体的に
形成することにより、構造を簡゛略化して装置の生産性
を向上させることができる。
力室層を形成した第一のプレートを設け、オリフィス層
の裏面に供給路層を形成した第二のプレートを設け、第
一のプレートと第二のプレートとを一体的に接合したり
、請求項3記載の発明のように、圧力室層の発熱手段を
囲む隔壁間にインク貯蔵室を形成したり、請求項4記載
の発明のように、供給路層とオリフィス層とを一体的に
形成することにより、構造を簡゛略化して装置の生産性
を向上させることができる。
実施例
請求項1,2.3記載の発明の実施例を第1図ないし第
6図に基づいて説明する。まず、本実施例のインクジェ
ットプリンタヘッド40の主要構造としては、第3図に
例示するように、基板41と圧力室層42と供給路層4
3及びオリフィス層であるオリフィス板44が順次積層
された構造となっている。そして、第1図及び第2図に
例示するように、このオリフィス板44にアレイ状に連
続形成されたオリフィス45と前記基板41の表面に形
成された発熱手段である発熱抵抗体46とが各々同軸上
に位置しており、この発熱抵抗体46を略中心とする矩
形環状の隔壁47が形成された前記圧力室層42により
前記オリフィス45の軸心に対して対称形の圧力室48
が形成され、この圧力室48と対向する部分が開口した
前記供給路層43により前記オリフィスの軸心に対して
全周方向に開口したインク供給路49が形成されている
。なお、このインクジェットプリンタヘッド40では、
前記圧力室層42の隔壁47間にインク貯蔵室50が形
成されており、このインク貯蔵室50に連通したインク
補給孔51が前記基板41に形成されている。
6図に基づいて説明する。まず、本実施例のインクジェ
ットプリンタヘッド40の主要構造としては、第3図に
例示するように、基板41と圧力室層42と供給路層4
3及びオリフィス層であるオリフィス板44が順次積層
された構造となっている。そして、第1図及び第2図に
例示するように、このオリフィス板44にアレイ状に連
続形成されたオリフィス45と前記基板41の表面に形
成された発熱手段である発熱抵抗体46とが各々同軸上
に位置しており、この発熱抵抗体46を略中心とする矩
形環状の隔壁47が形成された前記圧力室層42により
前記オリフィス45の軸心に対して対称形の圧力室48
が形成され、この圧力室48と対向する部分が開口した
前記供給路層43により前記オリフィスの軸心に対して
全周方向に開口したインク供給路49が形成されている
。なお、このインクジェットプリンタヘッド40では、
前記圧力室層42の隔壁47間にインク貯蔵室50が形
成されており、このインク貯蔵室50に連通したインク
補給孔51が前記基板41に形成されている。
つぎに、上述のような構造のインクジェットプリンタヘ
ッド40の各部の構造を製造方法と共に以下に詳述する
。まず、第5図に例示するように、前記基板41は、こ
れを熱酸化加工して表面に厚さ2(μm)のSin、か
らなる蓄熱層52を形成する。つぎに、この上にTaA
Qをスパッタリングしてエツチングでパターニングする
ことで前記発熱抵抗体46となる厚さ0.4(μm)の
抵抗層53を形成し、同様にして厚さ0.5(μm)の
AQからなる共通電極54と個別電極55とを形成する
。
ッド40の各部の構造を製造方法と共に以下に詳述する
。まず、第5図に例示するように、前記基板41は、こ
れを熱酸化加工して表面に厚さ2(μm)のSin、か
らなる蓄熱層52を形成する。つぎに、この上にTaA
Qをスパッタリングしてエツチングでパターニングする
ことで前記発熱抵抗体46となる厚さ0.4(μm)の
抵抗層53を形成し、同様にして厚さ0.5(μm)の
AQからなる共通電極54と個別電極55とを形成する
。
そして、これらの上にプラズマCVD法で厚さ0.3(
μm)のシリコンナイトライドからなる第一の保護膜5
6を形成し、さらに、スパッタリング法で厚さ0.2(
μm)のTaからなる第二の保護膜57を積層形成する
。
μm)のシリコンナイトライドからなる第一の保護膜5
6を形成し、さらに、スパッタリング法で厚さ0.2(
μm)のTaからなる第二の保護膜57を積層形成する
。
なお、上述のようにして形成された発熱抵抗体46の形
状は、例えば、60 X 60 (μm)の正方形にな
っている。また、以下の説明では、前記基板41とは上
述の各部材52〜57が形成された状態のものを意味す
る。
状は、例えば、60 X 60 (μm)の正方形にな
っている。また、以下の説明では、前記基板41とは上
述の各部材52〜57が形成された状態のものを意味す
る。
そして、上述のようにして発熱抵抗体46等が形成され
た基板41上に、前記圧力室層42が形成される。この
圧力室層42は、第6図(a)に例示するように、前記
基板41上に未硬化の感光性ポリイミド58を厚さ30
(μm)に塗布して半キユア(乾燥)させ、第6図(b
)に例示するように、これをフォトリソグラフィ法でバ
ターニングして前記隔壁47と外枠59とを形成するこ
とで前記圧力室48と前記インク貯蔵室50とを設ける
。そこで、このインク貯蔵室50を介して前記基板41
にレーザ加工で前記インク補給孔51を形成する。例え
ば、上述のようにして形成された圧力室48の形状とし
ては前記発熱抵抗体46を中心とする70 X 70
(μm)の正方形で、前記隔壁47の幅は30(μm)
になっている。
た基板41上に、前記圧力室層42が形成される。この
圧力室層42は、第6図(a)に例示するように、前記
基板41上に未硬化の感光性ポリイミド58を厚さ30
(μm)に塗布して半キユア(乾燥)させ、第6図(b
)に例示するように、これをフォトリソグラフィ法でバ
ターニングして前記隔壁47と外枠59とを形成するこ
とで前記圧力室48と前記インク貯蔵室50とを設ける
。そこで、このインク貯蔵室50を介して前記基板41
にレーザ加工で前記インク補給孔51を形成する。例え
ば、上述のようにして形成された圧力室48の形状とし
ては前記発熱抵抗体46を中心とする70 X 70
(μm)の正方形で、前記隔壁47の幅は30(μm)
になっている。
ここでは上述のようにして前記基板41上に圧力室層4
2を形成したものを第一のプレート60と称し、前記供
給路層43と前記オリフィス板44とで形成されて前記
第一のプレート60に接合される第二のプレート61の
構造を以下に説明する。
2を形成したものを第一のプレート60と称し、前記供
給路層43と前記オリフィス板44とで形成されて前記
第一のプレート60に接合される第二のプレート61の
構造を以下に説明する。
まず、第6図(C)に例示するように、SUS基板62
上に所定パターンのマスク63を取付けてNiを厚さ4
0(μm)に電鋳することで最小径が50(μm)の前
記オリフィス45を備えたオリフィス板44を形成し、
これを前記SUS基板62上から剥離させて前記マスク
63を取外した後に厚さ0.1(μm)のAuメツキ(
図示せず)を行なって前記SUS基板62上に再度固着
させる。そiで、第6図(d)に例示するように、前記
オリフィス板44の上に未硬化の感光性ポリイミド64
を厚さlO(μm)に塗布し、第6図(e)に例示する
ように、これを前述の圧力室層42と同様に加工して前
記オリフィス45を中心とする前記インク供給路49を
形成する。このようにして前記供給路層43が一体的に
形成された前記オリフィス板44を前記SUS基板62
上から取外して所定形状に切断することで、前記第二の
プレート61が形成される。
上に所定パターンのマスク63を取付けてNiを厚さ4
0(μm)に電鋳することで最小径が50(μm)の前
記オリフィス45を備えたオリフィス板44を形成し、
これを前記SUS基板62上から剥離させて前記マスク
63を取外した後に厚さ0.1(μm)のAuメツキ(
図示せず)を行なって前記SUS基板62上に再度固着
させる。そiで、第6図(d)に例示するように、前記
オリフィス板44の上に未硬化の感光性ポリイミド64
を厚さlO(μm)に塗布し、第6図(e)に例示する
ように、これを前述の圧力室層42と同様に加工して前
記オリフィス45を中心とする前記インク供給路49を
形成する。このようにして前記供給路層43が一体的に
形成された前記オリフィス板44を前記SUS基板62
上から取外して所定形状に切断することで、前記第二の
プレート61が形成される。
そして、第6図(f)、(g)に例示するように、前述
のようにして製作した第一第二のプレート60.61を
、前記オリフィス45や前記発熱抵抗体46の軸心が一
致した状態で接合し、加圧加熱して感光性ポリイミドか
らなる前記圧力室層42と供給路層43とをキュア(硬
化)させることで、接着材等を要することなく各層41
〜44が固着してインクジェットプリンタヘッド40の
製作が完了する。なお、このインクジェットプリンタヘ
ッド40では、前記圧力室48の隔壁47と前記オリフ
ィス板44の裏面との間に形成された前記インク供給路
49は前記供給路層43の厚さに対応するので、ここで
は前記隔壁47上の全周方向に開口した幅10(μm)
のスリット状に形成されている。
のようにして製作した第一第二のプレート60.61を
、前記オリフィス45や前記発熱抵抗体46の軸心が一
致した状態で接合し、加圧加熱して感光性ポリイミドか
らなる前記圧力室層42と供給路層43とをキュア(硬
化)させることで、接着材等を要することなく各層41
〜44が固着してインクジェットプリンタヘッド40の
製作が完了する。なお、このインクジェットプリンタヘ
ッド40では、前記圧力室48の隔壁47と前記オリフ
ィス板44の裏面との間に形成された前記インク供給路
49は前記供給路層43の厚さに対応するので、ここで
は前記隔壁47上の全周方向に開口した幅10(μm)
のスリット状に形成されている。
なお、実際に第一第二のプレート60.61を接合する
場合、オリフィス45や前記発熱抵抗体46等の軸心を
一致させることが困難であることが予想されるが、本出
願人が製作した供試材では、基板41に二個の基準パタ
ーン(図示せず)を印刷して他の三層42〜44に対応
する基準孔(図示せず)を形成し、この基準孔から前記
基準パターンを確認しつつ作業を行なうことでインクジ
ェットプリンタヘッド40を製作することができた。
場合、オリフィス45や前記発熱抵抗体46等の軸心を
一致させることが困難であることが予想されるが、本出
願人が製作した供試材では、基板41に二個の基準パタ
ーン(図示せず)を印刷して他の三層42〜44に対応
する基準孔(図示せず)を形成し、この基準孔から前記
基準パターンを確認しつつ作業を行なうことでインクジ
ェットプリンタヘッド40を製作することができた。
また、上述のように装置を薄膜技術で製作する場合、通
常は大型の基板上に複数を同時に製作するなどして生産
性を向上させているが、上述のようなインクジェットプ
リンタヘッド40では、連設された第一第二のプレート
60.61を接合した後に切断することで生産性を向上
させることと、第一第二のプレート60.61を個々に
切断した後に各々接合させることで精度を向上させるこ
とが可能である。
常は大型の基板上に複数を同時に製作するなどして生産
性を向上させているが、上述のようなインクジェットプ
リンタヘッド40では、連設された第一第二のプレート
60.61を接合した後に切断することで生産性を向上
させることと、第一第二のプレート60.61を個々に
切断した後に各々接合させることで精度を向上させるこ
とが可能である。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッド40は、各電極54.55に駆動回路(図示せず
)が接続されてインク補給孔51に連通管等でインク槽
(共に図示せず)が連結され、第1図に例示するように
、相対的に副走査移動する印刷用紙65に対向配置され
る。そこで、このインクジェットプリンタヘッド40は
、各電極54.55から電力が印加されて発熱抵抗体4
6が発熱すると、これに接触しているインク11が蒸発
して気泡66が発生する。この時、この気泡66の発生
によるインク11の圧力変化の伝播方向は、圧力室48
に規制されてオリフィス45に向かうことになる。そこ
で、このオリフィス45がらインク11が突出するタイ
ミングに同期して電極54.55からの電力供給が停止
され、発熱抵抗体46の温度が低下して気泡66が収縮
する。
ヘッド40は、各電極54.55に駆動回路(図示せず
)が接続されてインク補給孔51に連通管等でインク槽
(共に図示せず)が連結され、第1図に例示するように
、相対的に副走査移動する印刷用紙65に対向配置され
る。そこで、このインクジェットプリンタヘッド40は
、各電極54.55から電力が印加されて発熱抵抗体4
6が発熱すると、これに接触しているインク11が蒸発
して気泡66が発生する。この時、この気泡66の発生
によるインク11の圧力変化の伝播方向は、圧力室48
に規制されてオリフィス45に向かうことになる。そこ
で、このオリフィス45がらインク11が突出するタイ
ミングに同期して電極54.55からの電力供給が停止
され、発熱抵抗体46の温度が低下して気泡66が収縮
する。
すると、この気泡66の収縮によるインク11の圧力変
化によってオリフィス45から突出していたインク11
の一部が切断され、これがインク滴11aとなって飛翔
する。そこで、発熱抵抗体46を選択的に発熱駆動して
所定のオリフィス45からインク滴11aを飛翔させる
ことで、相対的に副走査移動する印刷用紙65の表面に
画像を形成することができる。なお、各圧力室48には
、インク補給孔51から順次補給されるインク11がイ
ンク貯蔵室50からインク供給路49を経て供給される
ことになる。
化によってオリフィス45から突出していたインク11
の一部が切断され、これがインク滴11aとなって飛翔
する。そこで、発熱抵抗体46を選択的に発熱駆動して
所定のオリフィス45からインク滴11aを飛翔させる
ことで、相対的に副走査移動する印刷用紙65の表面に
画像を形成することができる。なお、各圧力室48には
、インク補給孔51から順次補給されるインク11がイ
ンク貯蔵室50からインク供給路49を経て供給される
ことになる。
そして、このインクジェットプリンタヘッド40では、
インク供給路49と圧力室48との形状や発熱抵抗体4
6の位置がオリフィス45の軸心に対して対称になって
いるので、この部分での圧力変化の作用方向やりフィー
ル方向が対称であり、インク滴11aはオリフィス45
の細心方向に飛翔することになる。さらに、本実施例の
インクジェットプリンタヘッド40では、各層41〜4
4に形成された機能部品は形状が簡易で各々同軸上に位
置すると共に近接しているので、圧力効率が極めて良好
である。しかも、インク11に圧力を加える手段が微小
形成が容易な発熱抵抗体46なので、オリフィス45等
を高密度に配置することが可能であり、例えば、52個
のオリフィス45を千鳥配置で四列に形成することで3
20(DPI)の解像度を実現できることが確認された
。
インク供給路49と圧力室48との形状や発熱抵抗体4
6の位置がオリフィス45の軸心に対して対称になって
いるので、この部分での圧力変化の作用方向やりフィー
ル方向が対称であり、インク滴11aはオリフィス45
の細心方向に飛翔することになる。さらに、本実施例の
インクジェットプリンタヘッド40では、各層41〜4
4に形成された機能部品は形状が簡易で各々同軸上に位
置すると共に近接しているので、圧力効率が極めて良好
である。しかも、インク11に圧力を加える手段が微小
形成が容易な発熱抵抗体46なので、オリフィス45等
を高密度に配置することが可能であり、例えば、52個
のオリフィス45を千鳥配置で四列に形成することで3
20(DPI)の解像度を実現できることが確認された
。
つぎに、請求項4記載の発明の第一の実施例を第7図に
基づいて説明する。まず、このインクジェットプリンタ
ヘッド67は、第一のプレート60の構造は上述のイン
クジェットプリンタヘッド40と同様になっている。そ
こで、この第一のプレートに接合される第二のプレート
68の構造及び製造方法を以下に説明する。
基づいて説明する。まず、このインクジェットプリンタ
ヘッド67は、第一のプレート60の構造は上述のイン
クジェットプリンタヘッド40と同様になっている。そ
こで、この第一のプレートに接合される第二のプレート
68の構造及び製造方法を以下に説明する。
まず、第7図(a)に例示するように、SOS基板62
上に厚さ2(μm)の第一のマスク69をレジストで所
定パターンに形成し、第7図(b)に例示するように、
この上にNiを厚さ40(μm)に電鋳することでオリ
フィス70を備えたオリフィス層71を形成する。ここ
で、前記第一のマスク69は、この上に厚さ40(μm
)のNi膜を電鋳した時にオリフィス70の最小径が5
0(μm)となる大きさに設定されている。そこで、第
7図(C)に例示するように、第二のマスク72を厚さ
20(μm)のレジストで後述するインク供給路73に
対応したパターンに形成し、第7図(d)に例示するよ
うに、再度Niを厚さ10(μm)に電鋳することで前
記インク供給路73を備えた供給路層74を形成する。
上に厚さ2(μm)の第一のマスク69をレジストで所
定パターンに形成し、第7図(b)に例示するように、
この上にNiを厚さ40(μm)に電鋳することでオリ
フィス70を備えたオリフィス層71を形成する。ここ
で、前記第一のマスク69は、この上に厚さ40(μm
)のNi膜を電鋳した時にオリフィス70の最小径が5
0(μm)となる大きさに設定されている。そこで、第
7図(C)に例示するように、第二のマスク72を厚さ
20(μm)のレジストで後述するインク供給路73に
対応したパターンに形成し、第7図(d)に例示するよ
うに、再度Niを厚さ10(μm)に電鋳することで前
記インク供給路73を備えた供給路層74を形成する。
そして、第7図(e)に例示するように、この供給路層
74が一体的に形成されたオリフィス層71を、前記S
US基板62上から剥離させて前記マスク69.72
を取外し、厚さ0.1(μm)のAuメツキ(図示せず
)を行なって所定形状に切断することで、前記第二のプ
レート68が形成される。なお、前記第二のマスク72
の厚さは形成する供給路層74より厚ければよく、また
、最終工程でAuメツキを施すことで信頼性を向上させ
ている。
74が一体的に形成されたオリフィス層71を、前記S
US基板62上から剥離させて前記マスク69.72
を取外し、厚さ0.1(μm)のAuメツキ(図示せず
)を行なって所定形状に切断することで、前記第二のプ
レート68が形成される。なお、前記第二のマスク72
の厚さは形成する供給路層74より厚ければよく、また
、最終工程でAuメツキを施すことで信頼性を向上させ
ている。
そして、このようにして製作した第二のプレート68を
、感光性ポリイミドを用いるなどして第一のプレート6
0に接合することでインクジェットプリンタヘッド67
が製作される。
、感光性ポリイミドを用いるなどして第一のプレート6
0に接合することでインクジェットプリンタヘッド67
が製作される。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッド67は前述のインクジェットプリンタヘッド40
と同様に機能する。ここで、このインクジェットプリン
タヘッド67は、オリフィス層71と供給路層74とが
同一素材で一体的に形成されているので、これらの製造
設備を共通化するなどして生産性を向上させることがで
きる。
ヘッド67は前述のインクジェットプリンタヘッド40
と同様に機能する。ここで、このインクジェットプリン
タヘッド67は、オリフィス層71と供給路層74とが
同一素材で一体的に形成されているので、これらの製造
設備を共通化するなどして生産性を向上させることがで
きる。
さらに、請求項4記載の発明の第二の実施例を第8図及
び第9図に基づいて説明する。このインクジェットプリ
ンタヘッド75も、第一のプレート60の構造は上述の
インクジェットプリンタヘッド40等と同様で第二のプ
レート76の構造及び製造方法に関するものである。
び第9図に基づいて説明する。このインクジェットプリ
ンタヘッド75も、第一のプレート60の構造は上述の
インクジェットプリンタヘッド40等と同様で第二のプ
レート76の構造及び製造方法に関するものである。
まず、第8図(a)に例示するように、厚さが50(μ
m)のSi材77上に所定パターンの第一のマスク78
を形成し、第8図(b)に例示するように、この上から
深さ10(μm)のエツチングを行なうことでインク供
給路79を形成する。そこで、第8図(C)に例示する
ように、前記第一のマスク78を取外した前記Si材7
7に所定パターンの第二のマスク80を形成し、第8図
(d)に例示するように、この上から再度エツチングを
行なって貫通させることでオリフィス81を形成する。
m)のSi材77上に所定パターンの第一のマスク78
を形成し、第8図(b)に例示するように、この上から
深さ10(μm)のエツチングを行なうことでインク供
給路79を形成する。そこで、第8図(C)に例示する
ように、前記第一のマスク78を取外した前記Si材7
7に所定パターンの第二のマスク80を形成し、第8図
(d)に例示するように、この上から再度エツチングを
行なって貫通させることでオリフィス81を形成する。
そして、第8図(e)に例示するように、このエツチン
グ後に第二のマスク80を取外すことで、供給路層とオ
リフィス層とが一体成形された第二のプレート76が得
られることになる。
グ後に第二のマスク80を取外すことで、供給路層とオ
リフィス層とが一体成形された第二のプレート76が得
られることになる。
なお、前記第一第二のマスク78.80の形状は、この
上から所定深さのエツチングを行なった時に所望形状の
インク供給路79やオリフィス81が形成されるよう設
定されている。
上から所定深さのエツチングを行なった時に所望形状の
インク供給路79やオリフィス81が形成されるよう設
定されている。
このような構成において、このインクジェットプリンタ
ヘッド75は前述のインクジェットプリンタヘッド40
.67と同様に機能する。ここで、このインクジェット
プリンタヘッド75は、オリフィス層と供給路層とが完
全に一体化された第二のプレート76を製作するので生
産性が極めて良好である。
ヘッド75は前述のインクジェットプリンタヘッド40
.67と同様に機能する。ここで、このインクジェット
プリンタヘッド75は、オリフィス層と供給路層とが完
全に一体化された第二のプレート76を製作するので生
産性が極めて良好である。
なお、第9図に例示するように、−枚の基材82にイン
ク供給路83とオリフィス84とを兼用する円錐状の貫
通孔を形成した第二のプレート85を製作することも可
能であり、この場合、さらに生産性が向上することにな
る。なお、円錐状の貫通孔は大径部がインク供給路83
で小径部がオリフィス84になるので、これらの寸法が
所望値となるように基材82の厚さやエツチング条件等
を設定することが望ましい。
ク供給路83とオリフィス84とを兼用する円錐状の貫
通孔を形成した第二のプレート85を製作することも可
能であり、この場合、さらに生産性が向上することにな
る。なお、円錐状の貫通孔は大径部がインク供給路83
で小径部がオリフィス84になるので、これらの寸法が
所望値となるように基材82の厚さやエツチング条件等
を設定することが望ましい。
なお、上述の実施例では圧力室48を形成する隔壁47
が矩形環状に成形されたものを例示したが、本発明は上
記構造に限定されるものではなく、例えば、第10図に
例示するように、大型環状の隔壁86で圧力室87が形
成された圧力室層88も実施可能である。また、上述の
実施例では各オリフィス45,70,81.84毎にイ
ンク供給路49,73,78,83を形成したものを例
示したが、本発明は上記構造に限定されるものでもなく
、例えば、第11図に例示するように、所定数のオリフ
ィス45に共通に連通するインク供給路89が形成され
た供給路層90を製作することなども可能である。逆に
、インク貯蔵室50が一つである必要もなく、数個に分
断された構造とすることもできる。そして、インク貯蔵
室50等にインク11を補給するインク補給孔51も基
板40に形成する必要はなく、インク貯蔵室51に連通
ずるものであれば機能する。また、上述の各実施例では
各種の寸法や材質を提示したが、これらは装置の仕様や
必要な性能等を考慮して最適な形態に設計されるもので
あり、例えば、金属やガラス及び樹脂等のエツチングや
金属のプレス加工や電鋳、或は、樹脂の型成形等でも各
層を製作することができる。さらに、上述の実施例では
、オリフィスの軸心に対して圧力室の形状やインク供給
路が対称とすることでインク滴の飛翔方向がオリフィス
の軸心方向と一致するものを例示したが、本発明は上記
構造に限定されるものでもない。
が矩形環状に成形されたものを例示したが、本発明は上
記構造に限定されるものではなく、例えば、第10図に
例示するように、大型環状の隔壁86で圧力室87が形
成された圧力室層88も実施可能である。また、上述の
実施例では各オリフィス45,70,81.84毎にイ
ンク供給路49,73,78,83を形成したものを例
示したが、本発明は上記構造に限定されるものでもなく
、例えば、第11図に例示するように、所定数のオリフ
ィス45に共通に連通するインク供給路89が形成され
た供給路層90を製作することなども可能である。逆に
、インク貯蔵室50が一つである必要もなく、数個に分
断された構造とすることもできる。そして、インク貯蔵
室50等にインク11を補給するインク補給孔51も基
板40に形成する必要はなく、インク貯蔵室51に連通
ずるものであれば機能する。また、上述の各実施例では
各種の寸法や材質を提示したが、これらは装置の仕様や
必要な性能等を考慮して最適な形態に設計されるもので
あり、例えば、金属やガラス及び樹脂等のエツチングや
金属のプレス加工や電鋳、或は、樹脂の型成形等でも各
層を製作することができる。さらに、上述の実施例では
、オリフィスの軸心に対して圧力室の形状やインク供給
路が対称とすることでインク滴の飛翔方向がオリフィス
の軸心方向と一致するものを例示したが、本発明は上記
構造に限定されるものでもない。
発明の効果
請求項1記載の発明は、基板の表面に発熱手段をアレイ
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、発熱手段と
圧力室とに各々対応する位置にオリフィスがアレイ状に
連続形成されたオリフィス層を供給路層上に形成するこ
とにより、各層に形成された機能部品は形状が簡易で位
置も近接しているので圧力効率が良好であり、オリフィ
ス等を高密度に配置することが可能であり、簡易な構造
で高性能なバブルジェット方式のインクジェットプリン
タヘッドを製作することができ、さらに、請求項2記載
の発明のように、基板の表面に圧力室層を形成した第一
のプレートを設け、オリフィス層の裏面に供給路層を形
成した第二のプレートを設け、第一のプレートと第二の
プレートとを一体的に接合したり、請求項3記載の発明
のように、圧力室層の発熱手段を囲む隔壁間にインク貯
蔵室を形成したり、請求項4記載の発明のように、供給
路層とオリフィス層とを一体的に形成することにより、
構造を簡略化して装置の生産性を向上させることができ
る等の効果を有するものである。
状に連続形成し、各発熱手段を囲む隔壁を備えた圧力室
層を基板上に形成し、各圧力室に連通したインク供給路
を形成する供給路層を圧力室層上に形成し、発熱手段と
圧力室とに各々対応する位置にオリフィスがアレイ状に
連続形成されたオリフィス層を供給路層上に形成するこ
とにより、各層に形成された機能部品は形状が簡易で位
置も近接しているので圧力効率が良好であり、オリフィ
ス等を高密度に配置することが可能であり、簡易な構造
で高性能なバブルジェット方式のインクジェットプリン
タヘッドを製作することができ、さらに、請求項2記載
の発明のように、基板の表面に圧力室層を形成した第一
のプレートを設け、オリフィス層の裏面に供給路層を形
成した第二のプレートを設け、第一のプレートと第二の
プレートとを一体的に接合したり、請求項3記載の発明
のように、圧力室層の発熱手段を囲む隔壁間にインク貯
蔵室を形成したり、請求項4記載の発明のように、供給
路層とオリフィス層とを一体的に形成することにより、
構造を簡略化して装置の生産性を向上させることができ
る等の効果を有するものである。
第1図は請求項1〜3記載の発明の実施例を示す縦断側
面図、第2図は各層の平面図、第3図は分解斜視図、第
4図は斜視図、第5図は要部の縦断側面図、第6図は製
造工程の説明図、第7図は請求項4記載の発明の第一の
実施例を示す製造工程の説明図、第8図は請求項4記載
の発明の第二の実施例を示す製造工程の説明図、第9図
は他の実施例を示す縦断側面図、第1O図及び第11図
は本発明の他の実施例を示す要部の斜視図、第12図は
第一の従来例を示す正面図、第13図は縦断側面図、第
14図は第二の従来例を−示す縦断側面図、第15図は
分解斜視図、第16図は第三の従来例を示す縦断側面図
、第17図は第四の従来例を示す分解斜視図、第18図
は第五の従来例を示す斜視図、第19図及び第20図は
第六の従来例を示す縦断側面図である。 40.67.75・・・インクジェットプリンタヘッド
、41・・・基板、42.88・・・圧力室層、43゜
74・・・供給路層、44.71・・・オリフィス層、
45.70,81.84・・・オリフィス、46・・・
発熱手段、47.86・・・隔壁、48.87・・・圧
力室、49.73,79,83,89・・・インク供給
路、50・・・インク貯蔵室、60・・・第一のプレー
ト、61.68,76.85・・・第二のプレート1 7図 (a) (b) 」 (5逸(麟」)
面図、第2図は各層の平面図、第3図は分解斜視図、第
4図は斜視図、第5図は要部の縦断側面図、第6図は製
造工程の説明図、第7図は請求項4記載の発明の第一の
実施例を示す製造工程の説明図、第8図は請求項4記載
の発明の第二の実施例を示す製造工程の説明図、第9図
は他の実施例を示す縦断側面図、第1O図及び第11図
は本発明の他の実施例を示す要部の斜視図、第12図は
第一の従来例を示す正面図、第13図は縦断側面図、第
14図は第二の従来例を−示す縦断側面図、第15図は
分解斜視図、第16図は第三の従来例を示す縦断側面図
、第17図は第四の従来例を示す分解斜視図、第18図
は第五の従来例を示す斜視図、第19図及び第20図は
第六の従来例を示す縦断側面図である。 40.67.75・・・インクジェットプリンタヘッド
、41・・・基板、42.88・・・圧力室層、43゜
74・・・供給路層、44.71・・・オリフィス層、
45.70,81.84・・・オリフィス、46・・・
発熱手段、47.86・・・隔壁、48.87・・・圧
力室、49.73,79,83,89・・・インク供給
路、50・・・インク貯蔵室、60・・・第一のプレー
ト、61.68,76.85・・・第二のプレート1 7図 (a) (b) 」 (5逸(麟」)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、表面に発熱手段がアレイ状に連続形成された基板と
、この基板上に形成されて前記各発熱手段を囲む隔壁を
備えた圧力室層と、この圧力室層上に形成されて前記各
圧力室に連通したインク供給路を形成する供給路層と、
この供給路層上に形成されて前記発熱手段と前記圧力室
とに各々対応する位置にオリフィスが形成されたオリフ
ィス層とからなることを特徴とするインクジェットプリ
ンタヘッド。 2、基板の表面に圧力室層を形成した第一のプレートを
設け、オリフィス層の裏面に供給路層を形成した第二の
プレートを設け、前記第一のプレートと第二のプレート
とを一体的に接合したことを特徴とする請求項1記載の
インクジェットプリンタヘッド。 3、圧力室層の発熱手段を囲む隔壁間にインク貯蔵室を
形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のインク
ジェットプリンタヘッド。 4、供給路層とオリフィス層とを一体的に形成したこと
を特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29424189A JPH03153357A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | インクジェットプリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29424189A JPH03153357A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | インクジェットプリンタヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03153357A true JPH03153357A (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=17805178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29424189A Pending JPH03153357A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | インクジェットプリンタヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03153357A (ja) |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP29424189A patent/JPH03153357A/ja active Pending
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