JPH0315949B2 - - Google Patents
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- JPH0315949B2 JPH0315949B2 JP18400586A JP18400586A JPH0315949B2 JP H0315949 B2 JPH0315949 B2 JP H0315949B2 JP 18400586 A JP18400586 A JP 18400586A JP 18400586 A JP18400586 A JP 18400586A JP H0315949 B2 JPH0315949 B2 JP H0315949B2
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Landscapes
- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はエポキシ樹脂系接着剤組成物に関し、
更に詳しくはシート状のものを貼り合せる際に使
用するエポキシ樹脂系接着剤組成物に関する。 従来技術 貼り合せた後定着性が必要な接着剤、例えば、
屋上防水シート用接着剤などは、そのシートと、
被着体との接着性が良好であることが必須条件で
あるが、さらに貼り合せた直後に被着体から浮上
がつたり、ずれたりしないことが必要である。 例えば、防水用途に使用されるゴムシートや塩
化ビニルシートを屋上やあるいは外壁に貼り合せ
た後接着剤が硬化するまでの間、ゴムシートや塩
化ビニルシートをコンクリート、モルタルまた
は、スレートに圧着させておくことは、部分的な
補修であれば不可能ではないが広範囲な防水工事
では、不可能であり、従つて硬化するまで圧着し
なくても被着体に貼着している必要がある。 そのためにエポキシ樹脂系の接着剤では粘着性
を加味して、粘着力で貼り合せ、その直後の接着
力(以後「初期接着性」と呼ぶ)を出しており、
一般的にはコストの点や相溶性が良好なことから
固形のアクリルニトリルブタジエンゴム(NBR)
を適当量加えている。 しかしながらNBRを加えた接着剤は必ずしも
初期接着性の点で十分ではなく、その改良が望ま
れていた。 発明の目的 本発明の目的は、硬化後の接着力のみならず、
初期接着性を改善し、特にシート状のものの接着
剤、例えば、屋上防水シートの接着剤、フイルム
状接着剤等に利用して有効なエポキシ樹脂接着剤
組成物を提供することにある。 発明の具体的構成 本発明は、エポキシ樹脂および硬化剤100重量
部に対し、エポキシ化率が20%以上のエポキシ化
天然ゴムを2重量部から1000重量部までの範囲で
添加してなることを特徴とするエポキシ樹脂接着
剤組成物を提供する。 以下、本発明の構成について詳しく説明する。 本発明において、エポキシ樹脂および硬化剤
は、被着体の種類により選択されるため特に限定
されないで種々のエポキシ樹脂および硬化剤を用
いることができる。 例えば、エポキシ樹脂としては、ビスフエノー
ルA,ビスフエノールF、ビスフエノールAD等
とエピクロールヒドリンを反応させて得られるビ
スフエノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノール
F型エポキシ樹脂、ビスフエノールAD型エポキ
シ樹脂等や、これらを水添化したエポキシ樹脂、
グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ノボラツク
型エポキシ樹脂、ウレタン結合を有するウレタン
変性エポキシ樹脂、メタキシレンジアミンやヒダ
ントインなどをエポキシ化した含窒素エポキシ樹
脂、ポリブタジエンあるいは、NBRを含有する
ゴム変性エポキシ樹脂など、脂環式エポキシ樹脂
以外のエポキシ樹脂が好ましく使用できる。 硬化剤としては種々の硬化剤が使用でき、特に
限定されない。例えば、脂肪族ポリアミン、芳香
族ポリアミン、変性脂肪族ポリアミン、ポリアミ
ドアミン、種々のメルカブタン系硬化剤、末端に
アミノ基を有する液状NBR、酸無水物、潜在性
硬化剤、第3アミンなどの1種または2種以上が
使用される。 エポキシ化天然ゴムとは、天然ゴムの二重結合
の1部を酸化してエポキシ化したものである。 酸化に際しては、例えば過酢酸を用いたものが
市販されているが、これらを用いればよい。 このようなエポキシ化天然ゴムは、エポキシ樹
脂と相溶することができ、エポキシ樹脂と混合す
るとエポキシ樹脂組成物にすぐれた粘着性を付与
することが可能となる。従来、天然ゴムは良好な
粘着付与剤となることが知られているが、エポキ
シ樹脂とは相溶性がないため、そのままでエポキ
シ樹脂と併用することはほとんど不可能とされて
いたので、この点を解決するものである。 本発明における天然ゴムの酸化によるエポキシ
化率は、天然ゴムに存在する二重結合の20%以
上、好ましくは30%以上とするのがよい。 20%未満となるとエポキシ樹脂との相溶性に劣
り、かえつて粘着性は、低下するためである。 エポキシ化天然ゴムの添加量は、エポキシ樹脂
および硬化剤組成物100重量に対し、2重量部〜
1000重量部の範囲とするのがよく、好ましくは20
〜600重量部とするのがよい。 2重量部未満では、硬化後の接着力および初期
接着性が十分に得られないからであり、2重量部
以上とすると、従来のNBRを添加して粘着性を
付与したものより硬化後の接着力および初期接着
性の点で良好となるからである。 また、1000重量部を超えると、初期接着性は良
好であるが、硬化後の接着力が低下するからであ
る。 本発明においては、さらにエポキシ樹脂、硬化
剤、エポキシ化天然ゴム以外に必要に応じて各種
の材料を加えることができる。 例えば、溶剤、タレ止め剤、充填剤、硬化促進
剤、顔料、接着付与剤、消泡剤、レベリング剤、
重合剤、ゴム、可塑剤、その他の添加剤である。 本発明においては、例えば硬化剤に常温硬化型
の硬化剤を用いて使用する場合は、エポキシ樹脂
あるいは硬化剤の片方のみを含有する二成分型と
し、エポキシ化天然ゴムのエポキシ基は、酸無水
物を硬化剤とする加熱硬化でしか反応しないた
め、片方あるいは両方の成分にエポキシ化天然ゴ
ムを所定量加えることができ、また必要に応じ
て、溶剤、その他添加剤等を加えて二液常温硬化
型接着剤とすることもできる。 実施例 以下に実施例、比較例を挙げて本発明を具体的
に説明する。 実施例、比較例は、表1に示されている配合剤
を用いて所定の配合部数で作製した。 実施例は、エポキシ化天然ゴムをロールで素練
りした後トルエンに溶解し、更にエポキシ樹脂、
その他所定の原料を加えて混合してA液とした。
また、比較例のA液はエポキシ化天然ゴムのかわ
りにNBRを用いて同様にして得た。 次にB液は硬化剤、溶剤、その他所定の原料を
加えて混合して得た。 接着する被着体としては、屋上防水用シートと
して一般に使用されているEPT系ゴムシート、
軟質塩化ビニル系シートを用い、これらに対する
被着体としては、モルタル板、スレート板を用い
た。EPT系ゴムシート、軟質塩化ビニル系シー
トは、幅25mm、長さ180mmの短ざく状の試験片を
用い、モルタル板は、幅120mm、長さ180mm、厚さ
10mmの試験片、またスレート板は、幅50mm、長さ
150mm、厚さ3mmの試験片を用いた。 接着剤は、A液、B液、を混合して得られ、そ
れぞれの試験片の表面に接着面積が25mm×75mmに
なるように接着剤を接着面積に対し、0.7gの塗布
重量(370g/m2)になるように均一に塗布しそ
のまま1時間溶剤を乾燥した。 次に、接着剤を塗布したモルタル板あるいはス
レート板にやはり接着剤を塗布したEPT系ゴム
シート、あるいは、軟質塩化ビニル系シートを接
着剤同志が合わさる様に貼り合せ各々シートの上
から、ゴムロールで貼着し、直後に200mm/分の
引つ張り速度で90゜剥離試験を行い、初期接着力
を評価した。 また、別に同様の張り合せを行い2日後に200
mm/分の引つ張り速度で180゜剥離試験を行い、硬
化後の接着力を求めた。 比較例として、アクリルニトリル含有量が34%
であるNBRを用いて、メチルエチルケトンに溶
解させた後は実施例と同様にA液、およびB液を
作成し、同様の試験を行つた。 結果を表1に示す。
更に詳しくはシート状のものを貼り合せる際に使
用するエポキシ樹脂系接着剤組成物に関する。 従来技術 貼り合せた後定着性が必要な接着剤、例えば、
屋上防水シート用接着剤などは、そのシートと、
被着体との接着性が良好であることが必須条件で
あるが、さらに貼り合せた直後に被着体から浮上
がつたり、ずれたりしないことが必要である。 例えば、防水用途に使用されるゴムシートや塩
化ビニルシートを屋上やあるいは外壁に貼り合せ
た後接着剤が硬化するまでの間、ゴムシートや塩
化ビニルシートをコンクリート、モルタルまた
は、スレートに圧着させておくことは、部分的な
補修であれば不可能ではないが広範囲な防水工事
では、不可能であり、従つて硬化するまで圧着し
なくても被着体に貼着している必要がある。 そのためにエポキシ樹脂系の接着剤では粘着性
を加味して、粘着力で貼り合せ、その直後の接着
力(以後「初期接着性」と呼ぶ)を出しており、
一般的にはコストの点や相溶性が良好なことから
固形のアクリルニトリルブタジエンゴム(NBR)
を適当量加えている。 しかしながらNBRを加えた接着剤は必ずしも
初期接着性の点で十分ではなく、その改良が望ま
れていた。 発明の目的 本発明の目的は、硬化後の接着力のみならず、
初期接着性を改善し、特にシート状のものの接着
剤、例えば、屋上防水シートの接着剤、フイルム
状接着剤等に利用して有効なエポキシ樹脂接着剤
組成物を提供することにある。 発明の具体的構成 本発明は、エポキシ樹脂および硬化剤100重量
部に対し、エポキシ化率が20%以上のエポキシ化
天然ゴムを2重量部から1000重量部までの範囲で
添加してなることを特徴とするエポキシ樹脂接着
剤組成物を提供する。 以下、本発明の構成について詳しく説明する。 本発明において、エポキシ樹脂および硬化剤
は、被着体の種類により選択されるため特に限定
されないで種々のエポキシ樹脂および硬化剤を用
いることができる。 例えば、エポキシ樹脂としては、ビスフエノー
ルA,ビスフエノールF、ビスフエノールAD等
とエピクロールヒドリンを反応させて得られるビ
スフエノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノール
F型エポキシ樹脂、ビスフエノールAD型エポキ
シ樹脂等や、これらを水添化したエポキシ樹脂、
グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ノボラツク
型エポキシ樹脂、ウレタン結合を有するウレタン
変性エポキシ樹脂、メタキシレンジアミンやヒダ
ントインなどをエポキシ化した含窒素エポキシ樹
脂、ポリブタジエンあるいは、NBRを含有する
ゴム変性エポキシ樹脂など、脂環式エポキシ樹脂
以外のエポキシ樹脂が好ましく使用できる。 硬化剤としては種々の硬化剤が使用でき、特に
限定されない。例えば、脂肪族ポリアミン、芳香
族ポリアミン、変性脂肪族ポリアミン、ポリアミ
ドアミン、種々のメルカブタン系硬化剤、末端に
アミノ基を有する液状NBR、酸無水物、潜在性
硬化剤、第3アミンなどの1種または2種以上が
使用される。 エポキシ化天然ゴムとは、天然ゴムの二重結合
の1部を酸化してエポキシ化したものである。 酸化に際しては、例えば過酢酸を用いたものが
市販されているが、これらを用いればよい。 このようなエポキシ化天然ゴムは、エポキシ樹
脂と相溶することができ、エポキシ樹脂と混合す
るとエポキシ樹脂組成物にすぐれた粘着性を付与
することが可能となる。従来、天然ゴムは良好な
粘着付与剤となることが知られているが、エポキ
シ樹脂とは相溶性がないため、そのままでエポキ
シ樹脂と併用することはほとんど不可能とされて
いたので、この点を解決するものである。 本発明における天然ゴムの酸化によるエポキシ
化率は、天然ゴムに存在する二重結合の20%以
上、好ましくは30%以上とするのがよい。 20%未満となるとエポキシ樹脂との相溶性に劣
り、かえつて粘着性は、低下するためである。 エポキシ化天然ゴムの添加量は、エポキシ樹脂
および硬化剤組成物100重量に対し、2重量部〜
1000重量部の範囲とするのがよく、好ましくは20
〜600重量部とするのがよい。 2重量部未満では、硬化後の接着力および初期
接着性が十分に得られないからであり、2重量部
以上とすると、従来のNBRを添加して粘着性を
付与したものより硬化後の接着力および初期接着
性の点で良好となるからである。 また、1000重量部を超えると、初期接着性は良
好であるが、硬化後の接着力が低下するからであ
る。 本発明においては、さらにエポキシ樹脂、硬化
剤、エポキシ化天然ゴム以外に必要に応じて各種
の材料を加えることができる。 例えば、溶剤、タレ止め剤、充填剤、硬化促進
剤、顔料、接着付与剤、消泡剤、レベリング剤、
重合剤、ゴム、可塑剤、その他の添加剤である。 本発明においては、例えば硬化剤に常温硬化型
の硬化剤を用いて使用する場合は、エポキシ樹脂
あるいは硬化剤の片方のみを含有する二成分型と
し、エポキシ化天然ゴムのエポキシ基は、酸無水
物を硬化剤とする加熱硬化でしか反応しないた
め、片方あるいは両方の成分にエポキシ化天然ゴ
ムを所定量加えることができ、また必要に応じ
て、溶剤、その他添加剤等を加えて二液常温硬化
型接着剤とすることもできる。 実施例 以下に実施例、比較例を挙げて本発明を具体的
に説明する。 実施例、比較例は、表1に示されている配合剤
を用いて所定の配合部数で作製した。 実施例は、エポキシ化天然ゴムをロールで素練
りした後トルエンに溶解し、更にエポキシ樹脂、
その他所定の原料を加えて混合してA液とした。
また、比較例のA液はエポキシ化天然ゴムのかわ
りにNBRを用いて同様にして得た。 次にB液は硬化剤、溶剤、その他所定の原料を
加えて混合して得た。 接着する被着体としては、屋上防水用シートと
して一般に使用されているEPT系ゴムシート、
軟質塩化ビニル系シートを用い、これらに対する
被着体としては、モルタル板、スレート板を用い
た。EPT系ゴムシート、軟質塩化ビニル系シー
トは、幅25mm、長さ180mmの短ざく状の試験片を
用い、モルタル板は、幅120mm、長さ180mm、厚さ
10mmの試験片、またスレート板は、幅50mm、長さ
150mm、厚さ3mmの試験片を用いた。 接着剤は、A液、B液、を混合して得られ、そ
れぞれの試験片の表面に接着面積が25mm×75mmに
なるように接着剤を接着面積に対し、0.7gの塗布
重量(370g/m2)になるように均一に塗布しそ
のまま1時間溶剤を乾燥した。 次に、接着剤を塗布したモルタル板あるいはス
レート板にやはり接着剤を塗布したEPT系ゴム
シート、あるいは、軟質塩化ビニル系シートを接
着剤同志が合わさる様に貼り合せ各々シートの上
から、ゴムロールで貼着し、直後に200mm/分の
引つ張り速度で90゜剥離試験を行い、初期接着力
を評価した。 また、別に同様の張り合せを行い2日後に200
mm/分の引つ張り速度で180゜剥離試験を行い、硬
化後の接着力を求めた。 比較例として、アクリルニトリル含有量が34%
であるNBRを用いて、メチルエチルケトンに溶
解させた後は実施例と同様にA液、およびB液を
作成し、同様の試験を行つた。 結果を表1に示す。
【表】
実施例および比較例から明らかな様にエポキシ
化天然ゴムを使用するNBRを使用した場合と比
較して初期接着性は著しく向上することがわか
る。 エポキシ化天然ゴムの配合量はエポキシ樹脂お
よび硬化剤100重量部に対し2重量部以上でNBR
を100重量部加えた場合(比較例2)よりも良好
な初期接着力を示す。 NBRを加える場合エポキシ樹脂および硬化剤
100重量部に対し100重量部以上加えてもほとんど
初期接着力は増加しないが、エポキシ化天然ゴム
は多く加えれば初期接着力も上昇し、エポキシ樹
脂および硬化剤100重量部に対し800重量部程度ま
では初期接着力が増加する。 さらに800重量部以上になると初期接着力はほ
とんど増加せず、また、1000重量部をこえると反
対に硬化後の接着力が低下する。 発明の効果 本発明のエポキシ樹脂接着剤組成物は、エポキ
シ樹脂系接着剤にエポキシ化天然ゴムを配合する
ことにより、従来の接着剤よりも良好な初期接着
性を示し、そのため、貼り合せた後、接着剤が硬
化するまで被着体同志がずれたり、浮上がつたり
することがないため定着性にすぐれる利点があ
る。 そして、特にシート状のものの接着剤、例え
ば、屋上防水シートの接着剤、フイルム状接着剤
等に利用して有効である。
化天然ゴムを使用するNBRを使用した場合と比
較して初期接着性は著しく向上することがわか
る。 エポキシ化天然ゴムの配合量はエポキシ樹脂お
よび硬化剤100重量部に対し2重量部以上でNBR
を100重量部加えた場合(比較例2)よりも良好
な初期接着力を示す。 NBRを加える場合エポキシ樹脂および硬化剤
100重量部に対し100重量部以上加えてもほとんど
初期接着力は増加しないが、エポキシ化天然ゴム
は多く加えれば初期接着力も上昇し、エポキシ樹
脂および硬化剤100重量部に対し800重量部程度ま
では初期接着力が増加する。 さらに800重量部以上になると初期接着力はほ
とんど増加せず、また、1000重量部をこえると反
対に硬化後の接着力が低下する。 発明の効果 本発明のエポキシ樹脂接着剤組成物は、エポキ
シ樹脂系接着剤にエポキシ化天然ゴムを配合する
ことにより、従来の接着剤よりも良好な初期接着
性を示し、そのため、貼り合せた後、接着剤が硬
化するまで被着体同志がずれたり、浮上がつたり
することがないため定着性にすぐれる利点があ
る。 そして、特にシート状のものの接着剤、例え
ば、屋上防水シートの接着剤、フイルム状接着剤
等に利用して有効である。
Claims (1)
- 1 エポキシ樹脂および硬化剤100重量部に対し、
エポキシ化率が20%以上のエポキシ化天然ゴムを
2重量部から1000重量部までの範囲で添加してな
ることを特徴とするエポキシ樹脂接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18400586A JPS6339975A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | エポキシ樹脂接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18400586A JPS6339975A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | エポキシ樹脂接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6339975A JPS6339975A (ja) | 1988-02-20 |
| JPH0315949B2 true JPH0315949B2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16145655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18400586A Granted JPS6339975A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | エポキシ樹脂接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6339975A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101300917B1 (ko) | 2009-04-15 | 2013-08-27 | 가부시키가이샤 브리지스톤 | 점접착제 조성물 및 접착 방법, 및 적층체 및 타이어 |
| EP2700689B1 (en) * | 2011-04-18 | 2017-05-31 | Bridgestone Corporation | Adhesive composition, bonding method using same, laminate and tire |
| KR101300460B1 (ko) * | 2011-09-21 | 2013-08-27 | 삼성전기주식회사 | Hdd 모터용 접착수지 조성물 및 이를 이용한 hdd용 모터 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP18400586A patent/JPS6339975A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6339975A (ja) | 1988-02-20 |
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