JPH031620Y2 - - Google Patents

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JPH031620Y2
JPH031620Y2 JP1984170907U JP17090784U JPH031620Y2 JP H031620 Y2 JPH031620 Y2 JP H031620Y2 JP 1984170907 U JP1984170907 U JP 1984170907U JP 17090784 U JP17090784 U JP 17090784U JP H031620 Y2 JPH031620 Y2 JP H031620Y2
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JP
Japan
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outer race
recess
groove
joint
present
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JP1984170907U
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JPS6185724U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はレブロジヨイントのアウタレースに関
するものである。
(従来の技術) 自動車工業等において使用される伸縮型の等速
ジヨイントであるレブロジヨイントは、複数個通
常6個のボール、ボールを保持するケージ、及び
アウターレースとインナレースとより構成され、
上記アウターレースとインナーレースにはボール
溝がV字型すなわち互いに回転軸に対して等角度
だけ対称に傾けて配設されている。
このボール溝はボールと激しく摩擦するので十
分な耐摩耗性が必要とされ、アウターレースやイ
ンナーレース特に外輪であるアウターレースは機
械加工及び塑性加工によつて成形された後、従来
ボールの当接する溝部を含む内面全体に例えば高
周波加熱等の手段により焼入れを行つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかして、アウターレースは通常鋼材を用いて
製作される。この場合使用される鋼材の組織はフ
エライトとパーライトの混合組織であるが、高周
波加熱による焼入れを行うとマルテンサイトへと
組織が変化し、このとき体積が膨張する。この体
積膨張は焼入れ部分すなわちアウターレース内表
面部のみに生じるため、該内表面部が変形して湾
曲しアウターレースの軸方向両端部の内径や溝部
B.B.D(Between Ball Diameter)が軸中央部の
それよりも大となる。特にボール溝が前述のV字
型である場合には歪による変形が複雑となるため
例えば焼入れ後切削加工等により修正することは
非常に難しい。
このため従来のレブロジヨイント用アウターレ
ースは溝部の中央部が両端部に比べて隆起してい
たため真円筒からのずれ(隆起の高さ)すなわち
円筒度が0.10〜0.15mm程度あり溝精度が低下し、
この焼入れ歪によつて生じる騒音や耐久性の低下
が問題となつていた。
本考案は上記従来技術における問題点を解決す
るためのものであり、その目的とするところは溝
精度が向上し且つ騒音が少なく耐久性に優れたレ
ブロジヨイントのアウターレースを提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案のレブロジヨイントのアウタ
ーレースは外周面の軸方向央部に軸方向に中点に
対して対称に、断面の深さが軸方向の中点部分で
最も深く両端部側に向かうに従つて次第に残くな
るように少なくとも1つの凹所が、円周方向全周
にわたつて形成されてなることを特徴とする。
央部に形成する凹所の大きさ、形状、位置等の
性状はアウターレースの大きさ、形状、肉厚、熱
処理条件等に応じて熱処理後の溝精度が所定の範
囲内となるように選択する。
凹所の数は全周にわたる溝1つとするのが加工
し易いが複数形成してもよい。又、その断面形状
は溝1つとする場合には半円形、半楕円形、三角
形等するのがよく、溝2つ以上とする場合には前
記形状に加えて矩形、台形等も使用できる。又、
凹所を複数形成する場合には種々の大きさ、形状
等を有する凹所を組合せて形成してもよい。
凹所を形成する方法は削切加工又は塑性加工等
の通常使用される方法を用いることができる。
(作用) 本考案のアウターレースは熱処理歪によつて開
口端が更に広がり易い軸方向端面側の肉厚を央部
よりも大きくして拘束力を増したために歪が抑え
られる。又、少なくとも1つの凹所が、断面の深
さが軸方向の中点部分で最も深く両端部側に向か
うに従つて次第に浅くなるように形成されている
ため、凹所の形状や数を最適に選択することによ
り凹所の角部における応力集中を無くすか又は低
減することができるので、アウターレース全体の
剛性をあまり低下させることなく充分な程度に維
持することができる。
(実施例) 以下の実施例において本考案を図面に基づいて
更に詳細に説明する。なお、本考案は下記実施例
に限定されるものではない。
実施例 1 第1図に本考案の実施例1のアウターレース1
の軸方向から見た正面図を示す。図中、2はクロ
ス溝、3は連結用穴である。又、第2図は第1図
の−線に沿つた断面図である。第2図から明
らかなように、本実施例は幅及び深さの異なる3
本の溝状の凹所4を形成した例である。又、第3
図に第2図の一点鎖線で囲んだA部分の拡大断面
図を示す。
実施例 2 第4図に本考案の実施例2の第3図と同様の拡
大断面図を示す。本実施例は円弧状の凹所5を形
成した例である。
比較例: 第5図に従来のアウターレースの一例の第2図
に相当する断面図を示す。従来は円周部の肉厚が
均一であつたため熱処理後の歪が大きかつた。
熱処理後の精度の比較: 第6図に熱処理前後の従来及び本考案のアウタ
ーレースの軸方向の精度変化を示す。図より明ら
かなように、本考案のアウターレースは従来のも
のに比べて熱処理後の歪が少さく、精度が非常に
向上しており、歪による変化量は従来の約1/3程
度となつた。
耐久性比較試験: 本考案のアウターレースを使用したレブロジヨ
イントと従来のアウターレースを使用したレブロ
ジヨイントを試験機に取り付けて同一条件で耐久
性(耐久時間)を比較したところ本考案のものは
従来のものに比べて約1〜3割耐久性が向上し、
又、試験時における騒音も大幅に低下した。
(考案の効果) 上述のように、本考案のレブロジヨイントのア
ウターレースは外周面の軸方向央部に所定性状の
凹所を形成して他の部分よりも肉厚を薄くしたた
め端面側の拘束力が増し熱処理歪が抑えられるの
でボール溝の精度が向上した。
又、これにより溝にかかる荷重の軸方向の各場
所による偏りが小さくなつたため製品であるレブ
ロジヨイントの耐久性が向上するとともに騒音も
減少した。
更にレブロジヨイントの軽量化も計れるためレ
ブロジヨイントを使用する車両等の製品の信頼性
や商品価値を高める効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアウターレースの実施例1の
軸方向から見た正面図、第2図は第1図の−
線に沿つた断面図、第3図は第2図の一点鎖線で
囲んだA部分の拡大断面図、第4図は本考案の実
施例2の第3図と同様の拡大断面図、第5図は従
来のアウターレースの一例の第2図に相当する断
面図、第6図は熱処理前後の従来及び本考案のア
ウターレースの軸方向の精度変化を示すグラフで
ある。 図中、1……アウターレース、2……クロス
溝、3……連結用穴、4,5……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面の軸方向央部に軸方向の中点に対して対
    称に、断面の深さが軸方向の中点部分で最も深く
    両端部側に向かうに従つて次第に浅くなるように
    少なくとも1つの凹所が、円周方向全周にわたつ
    て形成されてなることを特徴とするレブロジヨイ
    ントのアウターレース。
JP1984170907U 1984-11-10 1984-11-10 Expired JPH031620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984170907U JPH031620Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984170907U JPH031620Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185724U JPS6185724U (ja) 1986-06-05
JPH031620Y2 true JPH031620Y2 (ja) 1991-01-18

Family

ID=30728614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984170907U Expired JPH031620Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

Country Status (1)

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JP (1) JPH031620Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2430027C2 (de) * 1974-06-22 1976-01-08 Loehr & Bromkamp Gmbh, 6050 Offenbach Gleichlaufdrehgelenk
JPS5316859A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Nichicon Capacitor Ltd Electrolytic capacitor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6185724U (ja) 1986-06-05

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