JPH0317181B2 - - Google Patents
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- JPH0317181B2 JPH0317181B2 JP57181432A JP18143282A JPH0317181B2 JP H0317181 B2 JPH0317181 B2 JP H0317181B2 JP 57181432 A JP57181432 A JP 57181432A JP 18143282 A JP18143282 A JP 18143282A JP H0317181 B2 JPH0317181 B2 JP H0317181B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
- H01M4/42—Alloys based on zinc
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はアルカリ電池およびその製造方法に関
し、詳しくは鉛とインジウムを一定量含有するア
マルガム化亜鉛粉末を電池用陰極物質として用い
たアルカリ電池およびその製造方法に関する。 [従来の技術および発明が解決しようとする課
題] 亜鉛を陰極物質として用いたアルカリ電池等に
おいては、水酸化カリウム水溶液等の強アルカリ
性電解液を用いるため、電池を密閉しなければな
らない。この電池の密閉は、電池の小型化をはか
る際には特に重要であるが、同時に電池保存中の
亜鉛の腐食により発生する水素ガスを閉じ込める
ことになる。従つて長期保存中に電池内部のガス
圧が高まり、密閉が完全なほど爆発等の危険が伴
なう。その対策として、電池の構造に工夫をこら
し発生ガスを選択的に電池外部へ導くことも種々
行なわれているが、未だ完全なものではない。そ
こで、亜鉛陰極物質の腐食そのものを防止して電
池内部のガス発生を少なくすることが研究され、
水銀の水素過電圧を利用したアマルガム化亜鉛を
陰極活物質として用いることが専ら行なわれてい
る。しかしながら、今日市販されているアルカリ
電池の陰極活物質は、5.0〜15重量%程度の多量
の水銀を含有しており、人体や他の生物体に危険
を与え、環境汚染を起こす恐れが大きい。 そこで、水銀を用いず、代わりに鉛等を添加し
た亜鉛電極を用いてガス発生を抑制する方法も提
案されている。しかしながら、そのような元素は
ある程度のガス発生抑制効果を奏するが、水銀と
置換されるにはほど遠いのが現状である。また、
鉛イオンやカドミウムイオン等を添加した水銀イ
オンを含む酸性溶液に亜鉛粉末を浸漬して置換法
によりアマルガメーシヨンを行なうと同時に鉛や
カドミウムを亜鉛粉末に添加させる方法も提案さ
れているが、この方法によつても、ガス発生を効
果的に抑制しつつ、水銀の含有量を低下させるこ
とはできない。 本発明は、以上のような現状を鑑み、陰極活物
質からの水素ガス発生を抑制するために必要な水
銀の含有率を著しく減少させ得る陰極活物質を用
いたアルカリ電池およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。 [課題を解決するための手段] 本発明者らはこの目的に沿つて鋭意研究の結
果、亜鉛からなる陰極活物質において、水銀に加
えてインジウムを含有させると、水銀とインジウ
ムの相乗効果により、水銀を従来のものより減少
させてもガス発生を低下させることができるが、
しかし時間が経過するにつれて徐々にガス発生が
増大するという欠点を見出した。 一方、水銀に加えて鉛を含有させると、水銀と
の相乗効果は大きく現れないが、長期経過後のガ
ス発生速度の増大がないことを見出した。 そして、水銀に加えて、鉛とインジウムを含有
させると、これら両元素の効果が複合的なものと
なり、従来より用いられているアマルガム化亜鉛
からなる陰極活物質における場合よりも水銀量を
著しく減少させても、アマルガム化亜鉛を陰極活
物質として用いた場合と比較して同等以上のガス
発生抑制効果並びに電池性能効果を奏するに至る
ことを知見して本発明に至つてた。 すなわち本発明のアルカリ電池は、鉛0.005〜
0.1重量%未満とインジウム0.005〜1.0重量%とを
含有するアマルガム化亜鉛粉末を電池用陰極活物
質として用いることを特徴とする。 従来の単なるアマルガム化亜鉛粉末からなる陰
極活物質が5.0〜15重量%の水銀含有率を有する
のに対して、本発明のアルカリ電池に使用される
陰極活物質は、5.0重量%以下、さらには、1.0重
量%以下になつても従来のものと比較して同等以
上にガス発生を抑制することができる。もちろ
ん、水銀の含有率を大きくし、それに応じてガス
発生抑制機能を高めることもできる。本発明にお
ける陰極活物質の好ましい水銀含有率は、実用的
には、5.0重量%以下で従来のアマルガム化亜鉛
粉末からなる陰極活物質よりも充分に大きい抑制
効果を有する。 また、鉛の含有率は0.005〜0.1重量%未満、イ
ンジウムの含有率は0.005〜1.0重量%と少量で配
合効果が発揮され、それを超えて含有しても効果
が少ない。 本発明のアルカリ電池は、種々ほ方法で得られ
るが、好ましい製造方法とは、 (1) 所定量の鉛とインジウムと水銀を合金化さ
せ、該合金を用いて亜鉛粉末をアマルガム化さ
せて得られるアマルガム化亜鉛粉末を電池用陰
極活物質として用いることを特徴とするアルカ
リ電池の製造方法(製造法(1))と、 (2) 亜鉛と所定量の鉛とインジウムの合金粉末を
水銀でアマルガム化させて得られるアマルガム
化合金粉末を電池用陰極活物質として用いるこ
とを特徴とするアルカリ電池の製造方法(製造
法(2))である。 第1の製造方法は、例えば次のようにして実施
される。 先ず水酸化カリム水溶液のようなアルカリ液に
亜鉛粉末を投入し、1〜30分間予備攪拌を行な
う。次いで、予め鉛とインジウムと水銀を混合し
て合金化させたものを細穴より徐々に上記の液に
滴下しつつ30〜120分間攪拌後、水洗し、30〜60
℃の低温で乾燥することによつて、亜鉛−鉛−イ
ンジウム−水銀合金粉末を得る。水銀は亜鉛のみ
ならず鉛やインジウムとも常温下において合金を
作る性質を有し、合金中の鉛/水銀あるいはイン
ジウム/水銀の比率がそのまま保持されつつ該合
金が亜鉛粉末中に含有される。従つて合金中の鉛
並びにインジウムの含有率を変えることによつ
て、亜鉛粉末中の鉛、インジウムそして水銀の含
有率を自由に変えることができる。 また第2の製造方法として、先ず、溶融亜鉛に
鉛とインジウムを添加し、合金粉末化させたもの
を、上述の方法と同様な方法、すなわち亜鉛−鉛
−インジウム合金粉末を含有するアルカリ液に水
銀を添加することにより亜鉛−鉛−インジウム−
水銀粉末を得る。 [発明の効果] このようにして得られた亜鉛−鉛−インジウム
−水銀粉末を陰極活物質として用いることによつ
て、ガス発生が抑制され、しかも電池性能に優れ
たアルカリ電池が提供される。 [実施例] 以下、実施例および比較例に基づいて本発明を
具体的に説明する。 実施例1〜9および比較例1〜2 先ず、1:3塩酸浴にて鉛とインジウムと水銀
を最終的に第1表の含有率となるように混合して
鉛−インジウムアマルガムを調製した。 次いで、予め調製していた10重量%の水酸化カ
リウム溶液0.5に35〜100メツシユの市販の電池
用亜鉛粉末を投入し、20℃で5分間予備攪拌を行
なつた。次に、前記鉛−インジウムアマルガムの
所定量を細孔から徐々に滴下しながら20℃で60分
間攪拌することによつてアマルガメーシヨンを行
なつた。アマルガメーシヨン終了後、水洗を行な
い45℃で一昼夜乾燥させた。このようにして鉛、
インジウム、水銀の含有率がそれぞれ第1表の割
合となる各種の亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金
粉末を得た。 このようにして得られた亜鉛−鉛−インジウム
−水銀合金粉末を陰極活物質として水素ガス発生
試験を行なつた。結果を第1表に示す。なお、ガ
ス発生試験は、電解液として濃度40重量%の水酸
化カリウム水溶液に酸化亜鉛を飽和させたもの5
mlを用い、亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉末
からなる陰極活物質をそれぞれ10g用いて45℃で
ガス発生速度(mg/g・日)を測定した。 また、この亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉
末からなる陰極活物質について、第1図に示すア
ルカリマンガン電池を用いて電池性能を評価し
た。第1図のアルカリマンガン電池は、正極缶
1、正極2、セパレーター3、アマルガム化亜鉛
粉末をカルボキシメチルセルロースでゲル化した
負極4、負極集電体5、ゴムパツキン6、押さえ
板7で構成されている。 このアルカリマンガン電池を用いて放電負荷
4Ω、20℃の放電条件により終止電圧0.9Vまでの
放電持続時間測定し、後述の従来の陰極活物質を
用いた比較例12の測定値を100とした指数で示し
た。結果を第1表に示す。 比較例 3〜4 実施例1と同様な方法(製造法(1))で、鉛−ア
マルガム、インジウムアマルガムをそれぞれ調製
後、アマルガメーシヨンして、鉛、インジウム、
水銀含有率が第1表の割合の亜鉛−鉛−水銀合金
粉末、亜鉛−インジウム−水銀合金粉末をそれぞ
れ得た。 この亜鉛−鉛−水銀合金粉末および亜鉛−イン
ジウム−水銀合金粉末を陰極活物質として実施例
1と同様の方法によつて、ガス発生試験と電池性
能試験を行ない、その結果を第1表に示した。 実施例10〜12および比較例5〜6 溶融亜鉛に鉛とインジウムを投入して約430℃
の温度で攪拌し、鉛、インジウムの含有率が最終
的に第1表の割合となるように亜鉛−鉛−インジ
ウム合金を調製し、これを粉末化させた。この亜
鉛−鉛−インジウム合金粉末を水銀を用いて、実
施例1と同様な方法でアマルガメーシヨンして、
鉛、インジウム、水銀含有率がそれぞれ第1表の
割合となる各種の亜鉛−鉛−インジウム−水銀合
金粉末を得た。 この亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉末を陰
極活物質として実施例1と同様な方法によつて、
ガス発生試験と電池性能試験を行ない、その結果
を第1表に示した。 比較例 7〜8 実施例10と同様な方法(製造法(2))で、亜鉛−
鉛合金、または亜鉛−インジウム合金を調製し、
これを粉末化させた。この亜鉛−鉛合金粉末、亜
鉛−インジウム合金粉末を水銀を用いて、実施例
1と同様な方法でアマルガメーシヨンして、鉛、
インジウム、水銀含有率が第1表の割合の亜鉛−
鉛−水銀合金粉末、亜鉛−インジウム−水銀合金
粉末をそれぞれ得た。 この亜鉛−鉛−水銀合金粉末および亜鉛−イン
ジウム−水銀合金粉末を陰極活物質として実施例
1と同様な方法によつて、ガス発生試験と電池性
能試験を行ない、その結果を第1表に示した。 比較例 9〜13 従来から用いられている水銀含有率0.9重量%
(比較例9)、1.5重量%(比較例10)、3.0重量%
(比較例11)、5.0重量%(比較例12)および7.0重
量%(比較例13)の亜鉛−水銀合金粉末を陰極活
物質とし、実施例1と同様の方法によつて、ガス
発生試験と電池性能試験を行ない、その結果を第
1表に示した。 また、製造法(1)において、鉛含有率の変量に伴
なうガス発生速度の関係を評価すべく、実施例
1、実施例6〜7および比較例1〜3の値を第2
図に図示する。 同様に、製造法(2)において、鉛含有率の変量に
伴なうガス発生速度の関係を評価すべく、実施例
10〜12および比較例5〜7の値を第2図に図示す
る。
し、詳しくは鉛とインジウムを一定量含有するア
マルガム化亜鉛粉末を電池用陰極物質として用い
たアルカリ電池およびその製造方法に関する。 [従来の技術および発明が解決しようとする課
題] 亜鉛を陰極物質として用いたアルカリ電池等に
おいては、水酸化カリウム水溶液等の強アルカリ
性電解液を用いるため、電池を密閉しなければな
らない。この電池の密閉は、電池の小型化をはか
る際には特に重要であるが、同時に電池保存中の
亜鉛の腐食により発生する水素ガスを閉じ込める
ことになる。従つて長期保存中に電池内部のガス
圧が高まり、密閉が完全なほど爆発等の危険が伴
なう。その対策として、電池の構造に工夫をこら
し発生ガスを選択的に電池外部へ導くことも種々
行なわれているが、未だ完全なものではない。そ
こで、亜鉛陰極物質の腐食そのものを防止して電
池内部のガス発生を少なくすることが研究され、
水銀の水素過電圧を利用したアマルガム化亜鉛を
陰極活物質として用いることが専ら行なわれてい
る。しかしながら、今日市販されているアルカリ
電池の陰極活物質は、5.0〜15重量%程度の多量
の水銀を含有しており、人体や他の生物体に危険
を与え、環境汚染を起こす恐れが大きい。 そこで、水銀を用いず、代わりに鉛等を添加し
た亜鉛電極を用いてガス発生を抑制する方法も提
案されている。しかしながら、そのような元素は
ある程度のガス発生抑制効果を奏するが、水銀と
置換されるにはほど遠いのが現状である。また、
鉛イオンやカドミウムイオン等を添加した水銀イ
オンを含む酸性溶液に亜鉛粉末を浸漬して置換法
によりアマルガメーシヨンを行なうと同時に鉛や
カドミウムを亜鉛粉末に添加させる方法も提案さ
れているが、この方法によつても、ガス発生を効
果的に抑制しつつ、水銀の含有量を低下させるこ
とはできない。 本発明は、以上のような現状を鑑み、陰極活物
質からの水素ガス発生を抑制するために必要な水
銀の含有率を著しく減少させ得る陰極活物質を用
いたアルカリ電池およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。 [課題を解決するための手段] 本発明者らはこの目的に沿つて鋭意研究の結
果、亜鉛からなる陰極活物質において、水銀に加
えてインジウムを含有させると、水銀とインジウ
ムの相乗効果により、水銀を従来のものより減少
させてもガス発生を低下させることができるが、
しかし時間が経過するにつれて徐々にガス発生が
増大するという欠点を見出した。 一方、水銀に加えて鉛を含有させると、水銀と
の相乗効果は大きく現れないが、長期経過後のガ
ス発生速度の増大がないことを見出した。 そして、水銀に加えて、鉛とインジウムを含有
させると、これら両元素の効果が複合的なものと
なり、従来より用いられているアマルガム化亜鉛
からなる陰極活物質における場合よりも水銀量を
著しく減少させても、アマルガム化亜鉛を陰極活
物質として用いた場合と比較して同等以上のガス
発生抑制効果並びに電池性能効果を奏するに至る
ことを知見して本発明に至つてた。 すなわち本発明のアルカリ電池は、鉛0.005〜
0.1重量%未満とインジウム0.005〜1.0重量%とを
含有するアマルガム化亜鉛粉末を電池用陰極活物
質として用いることを特徴とする。 従来の単なるアマルガム化亜鉛粉末からなる陰
極活物質が5.0〜15重量%の水銀含有率を有する
のに対して、本発明のアルカリ電池に使用される
陰極活物質は、5.0重量%以下、さらには、1.0重
量%以下になつても従来のものと比較して同等以
上にガス発生を抑制することができる。もちろ
ん、水銀の含有率を大きくし、それに応じてガス
発生抑制機能を高めることもできる。本発明にお
ける陰極活物質の好ましい水銀含有率は、実用的
には、5.0重量%以下で従来のアマルガム化亜鉛
粉末からなる陰極活物質よりも充分に大きい抑制
効果を有する。 また、鉛の含有率は0.005〜0.1重量%未満、イ
ンジウムの含有率は0.005〜1.0重量%と少量で配
合効果が発揮され、それを超えて含有しても効果
が少ない。 本発明のアルカリ電池は、種々ほ方法で得られ
るが、好ましい製造方法とは、 (1) 所定量の鉛とインジウムと水銀を合金化さ
せ、該合金を用いて亜鉛粉末をアマルガム化さ
せて得られるアマルガム化亜鉛粉末を電池用陰
極活物質として用いることを特徴とするアルカ
リ電池の製造方法(製造法(1))と、 (2) 亜鉛と所定量の鉛とインジウムの合金粉末を
水銀でアマルガム化させて得られるアマルガム
化合金粉末を電池用陰極活物質として用いるこ
とを特徴とするアルカリ電池の製造方法(製造
法(2))である。 第1の製造方法は、例えば次のようにして実施
される。 先ず水酸化カリム水溶液のようなアルカリ液に
亜鉛粉末を投入し、1〜30分間予備攪拌を行な
う。次いで、予め鉛とインジウムと水銀を混合し
て合金化させたものを細穴より徐々に上記の液に
滴下しつつ30〜120分間攪拌後、水洗し、30〜60
℃の低温で乾燥することによつて、亜鉛−鉛−イ
ンジウム−水銀合金粉末を得る。水銀は亜鉛のみ
ならず鉛やインジウムとも常温下において合金を
作る性質を有し、合金中の鉛/水銀あるいはイン
ジウム/水銀の比率がそのまま保持されつつ該合
金が亜鉛粉末中に含有される。従つて合金中の鉛
並びにインジウムの含有率を変えることによつ
て、亜鉛粉末中の鉛、インジウムそして水銀の含
有率を自由に変えることができる。 また第2の製造方法として、先ず、溶融亜鉛に
鉛とインジウムを添加し、合金粉末化させたもの
を、上述の方法と同様な方法、すなわち亜鉛−鉛
−インジウム合金粉末を含有するアルカリ液に水
銀を添加することにより亜鉛−鉛−インジウム−
水銀粉末を得る。 [発明の効果] このようにして得られた亜鉛−鉛−インジウム
−水銀粉末を陰極活物質として用いることによつ
て、ガス発生が抑制され、しかも電池性能に優れ
たアルカリ電池が提供される。 [実施例] 以下、実施例および比較例に基づいて本発明を
具体的に説明する。 実施例1〜9および比較例1〜2 先ず、1:3塩酸浴にて鉛とインジウムと水銀
を最終的に第1表の含有率となるように混合して
鉛−インジウムアマルガムを調製した。 次いで、予め調製していた10重量%の水酸化カ
リウム溶液0.5に35〜100メツシユの市販の電池
用亜鉛粉末を投入し、20℃で5分間予備攪拌を行
なつた。次に、前記鉛−インジウムアマルガムの
所定量を細孔から徐々に滴下しながら20℃で60分
間攪拌することによつてアマルガメーシヨンを行
なつた。アマルガメーシヨン終了後、水洗を行な
い45℃で一昼夜乾燥させた。このようにして鉛、
インジウム、水銀の含有率がそれぞれ第1表の割
合となる各種の亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金
粉末を得た。 このようにして得られた亜鉛−鉛−インジウム
−水銀合金粉末を陰極活物質として水素ガス発生
試験を行なつた。結果を第1表に示す。なお、ガ
ス発生試験は、電解液として濃度40重量%の水酸
化カリウム水溶液に酸化亜鉛を飽和させたもの5
mlを用い、亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉末
からなる陰極活物質をそれぞれ10g用いて45℃で
ガス発生速度(mg/g・日)を測定した。 また、この亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉
末からなる陰極活物質について、第1図に示すア
ルカリマンガン電池を用いて電池性能を評価し
た。第1図のアルカリマンガン電池は、正極缶
1、正極2、セパレーター3、アマルガム化亜鉛
粉末をカルボキシメチルセルロースでゲル化した
負極4、負極集電体5、ゴムパツキン6、押さえ
板7で構成されている。 このアルカリマンガン電池を用いて放電負荷
4Ω、20℃の放電条件により終止電圧0.9Vまでの
放電持続時間測定し、後述の従来の陰極活物質を
用いた比較例12の測定値を100とした指数で示し
た。結果を第1表に示す。 比較例 3〜4 実施例1と同様な方法(製造法(1))で、鉛−ア
マルガム、インジウムアマルガムをそれぞれ調製
後、アマルガメーシヨンして、鉛、インジウム、
水銀含有率が第1表の割合の亜鉛−鉛−水銀合金
粉末、亜鉛−インジウム−水銀合金粉末をそれぞ
れ得た。 この亜鉛−鉛−水銀合金粉末および亜鉛−イン
ジウム−水銀合金粉末を陰極活物質として実施例
1と同様の方法によつて、ガス発生試験と電池性
能試験を行ない、その結果を第1表に示した。 実施例10〜12および比較例5〜6 溶融亜鉛に鉛とインジウムを投入して約430℃
の温度で攪拌し、鉛、インジウムの含有率が最終
的に第1表の割合となるように亜鉛−鉛−インジ
ウム合金を調製し、これを粉末化させた。この亜
鉛−鉛−インジウム合金粉末を水銀を用いて、実
施例1と同様な方法でアマルガメーシヨンして、
鉛、インジウム、水銀含有率がそれぞれ第1表の
割合となる各種の亜鉛−鉛−インジウム−水銀合
金粉末を得た。 この亜鉛−鉛−インジウム−水銀合金粉末を陰
極活物質として実施例1と同様な方法によつて、
ガス発生試験と電池性能試験を行ない、その結果
を第1表に示した。 比較例 7〜8 実施例10と同様な方法(製造法(2))で、亜鉛−
鉛合金、または亜鉛−インジウム合金を調製し、
これを粉末化させた。この亜鉛−鉛合金粉末、亜
鉛−インジウム合金粉末を水銀を用いて、実施例
1と同様な方法でアマルガメーシヨンして、鉛、
インジウム、水銀含有率が第1表の割合の亜鉛−
鉛−水銀合金粉末、亜鉛−インジウム−水銀合金
粉末をそれぞれ得た。 この亜鉛−鉛−水銀合金粉末および亜鉛−イン
ジウム−水銀合金粉末を陰極活物質として実施例
1と同様な方法によつて、ガス発生試験と電池性
能試験を行ない、その結果を第1表に示した。 比較例 9〜13 従来から用いられている水銀含有率0.9重量%
(比較例9)、1.5重量%(比較例10)、3.0重量%
(比較例11)、5.0重量%(比較例12)および7.0重
量%(比較例13)の亜鉛−水銀合金粉末を陰極活
物質とし、実施例1と同様の方法によつて、ガス
発生試験と電池性能試験を行ない、その結果を第
1表に示した。 また、製造法(1)において、鉛含有率の変量に伴
なうガス発生速度の関係を評価すべく、実施例
1、実施例6〜7および比較例1〜3の値を第2
図に図示する。 同様に、製造法(2)において、鉛含有率の変量に
伴なうガス発生速度の関係を評価すべく、実施例
10〜12および比較例5〜7の値を第2図に図示す
る。
【表】
第1表に示されるごとく、亜鉛−鉛−インジウ
ム−水銀合金粉末を陰極活物質として用いた実施
例1〜12は、水銀−亜鉛合金粉末を陰極活物質と
した比較例9〜13に比較してガス発生抑制効果が
高く、しかも水銀の量を著しく減少させることが
できる。 また、電池性能も水銀を5.0重量%含有する水
銀−亜鉛合金粉末を陰極活物質とした比較例12に
比べて優れていることが理解される。 また、製造法(1)において、実施例1〜9は、鉛
またはインジウムのみを含有させた比較例3〜4
と比較して、ガス発生抑制効果が高く、しかも電
池性能も高い水準にある。製造法(2)においても、
実施例10〜12は、比較例7〜8に対して同様な結
果が得られる。 さらに、第2図のデータから明らかなように、
製造法(1)において、鉛含有率が0.005重量%以上
でガス発生抑制効果が高いが、鉛含有率が0.1重
量%以上となるとガス発生抑制効果はそれ以上改
善されず、漸次その効果が低下する。製造法(2)に
おいても同様の結果が得られる。
ム−水銀合金粉末を陰極活物質として用いた実施
例1〜12は、水銀−亜鉛合金粉末を陰極活物質と
した比較例9〜13に比較してガス発生抑制効果が
高く、しかも水銀の量を著しく減少させることが
できる。 また、電池性能も水銀を5.0重量%含有する水
銀−亜鉛合金粉末を陰極活物質とした比較例12に
比べて優れていることが理解される。 また、製造法(1)において、実施例1〜9は、鉛
またはインジウムのみを含有させた比較例3〜4
と比較して、ガス発生抑制効果が高く、しかも電
池性能も高い水準にある。製造法(2)においても、
実施例10〜12は、比較例7〜8に対して同様な結
果が得られる。 さらに、第2図のデータから明らかなように、
製造法(1)において、鉛含有率が0.005重量%以上
でガス発生抑制効果が高いが、鉛含有率が0.1重
量%以上となるとガス発生抑制効果はそれ以上改
善されず、漸次その効果が低下する。製造法(2)に
おいても同様の結果が得られる。
第1図は本発明に係わるアルカリマンガン電池
の断面図、そして、第2図は鉛含有率とガス発生
速度の関係を示すグラフ。 1:正極缶、2:正極、3:セパレーター、
4:アマルガム化亜鉛粉末をカルボキシメチルセ
ルロースでゲル化した負極、5:負極集電体、
6:ゴムパツキン、7:押さえ板。
の断面図、そして、第2図は鉛含有率とガス発生
速度の関係を示すグラフ。 1:正極缶、2:正極、3:セパレーター、
4:アマルガム化亜鉛粉末をカルボキシメチルセ
ルロースでゲル化した負極、5:負極集電体、
6:ゴムパツキン、7:押さえ板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉛0.005〜0.1重量%未満とインジウム0.005〜
1.0重量%とを含有するアマルガム化亜鉛粉末を
電池用陰極活物質として用いることを特徴とする
アルカリ電池。 2 前記アマルガム化亜鉛粉末の水銀含有率が
5.0重量%以下である前記特許請求の範囲第1項
記載のアルカリ電池。 3 前記アマルガム化亜鉛粉末の水銀含有率が
1.0重量%以下である前記特許請求の範囲第2項
記載のアルカリ電池。 4 鉛とインジウムと水銀を合金化させ、該合金
を用いて亜鉛粉末をアマルガム化させて得られ、
鉛0.005〜0.1重量%未満とインジウム0.005〜1.0
重量%とを含有するアマルガム化亜鉛粉末を電池
用陰極活物質として用いることを特徴とするアル
カリ電池の製造方法。 5 亜鉛と鉛とインジウムの合金粉末を水銀でア
マルガム化させて得られ、鉛0.005〜0.1重量%未
満とインジウム0.005〜1.0重量%とを含有するア
マルガム化合金粉末を電池用陰極活物質として用
いることを特徴とするアルカリ電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57181432A JPS5971259A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | アルカリ電池およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57181432A JPS5971259A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | アルカリ電池およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5971259A JPS5971259A (ja) | 1984-04-21 |
| JPH0317181B2 true JPH0317181B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16100666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57181432A Granted JPS5971259A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | アルカリ電池およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5971259A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5973846A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | アルカリ電池の製造方法 |
| JPS6110860A (ja) * | 1984-05-25 | 1986-01-18 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ・亜鉛電池 |
| JPS6110861A (ja) * | 1984-05-25 | 1986-01-18 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ・亜鉛電池 |
| US5626988A (en) * | 1994-05-06 | 1997-05-06 | Battery Technologies Inc. | Sealed rechargeable cells containing mercury-free zinc anodes, and a method of manufacture |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325833A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-10 | Seiko Instr & Electronics | Alkaline battery |
| JPS53103127A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-08 | Seiko Instr & Electronics | Alkaline battery |
| JPS58225565A (ja) * | 1982-06-23 | 1983-12-27 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | アルカリ電池 |
| JPS58181266A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 電池用陰極活物質とその製造方法 |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP57181432A patent/JPS5971259A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5971259A (ja) | 1984-04-21 |
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