JPH0317535Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317535Y2 JPH0317535Y2 JP1985029309U JP2930985U JPH0317535Y2 JP H0317535 Y2 JPH0317535 Y2 JP H0317535Y2 JP 1985029309 U JP1985029309 U JP 1985029309U JP 2930985 U JP2930985 U JP 2930985U JP H0317535 Y2 JPH0317535 Y2 JP H0317535Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- cap
- wire clamping
- clamping pieces
- washer
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、被覆電線の端部被覆を剥離した裸導
線部分の複数本を主としてスリーブ型圧縮端子の
スリーブ内に挿入し圧着して複数本の電線を電気
的、物理的に接続するに先立つて、その複数本の
裸導線部分を燃り結束する場合に用いられるもの
で、そのほか複数本の裸導線部分を、半田付け、
ロー付け、溶接、ねじ止め、巻付け等の手段によ
つて各種電気機器の部品や素子等に接続するに際
してそれらを燃り結束する場合に用いられるもの
で、詳しくは、筒状の握りカバーの先端部に、該
カバーに内装の回転駆動源としてのエアーモータ
の駆動回転軸と一体回転可能な状態で筒状部材を
ベアリングを介して支承させ、この駆動回転筒状
部材の周部で回転周方向に等間隔又はほぼ等間隔
を隔てた複数箇所には、回転遠心力により付勢力
に抗して複数本の電線を挟持する方向に揺動移動
自在な線挟持片が設けられ、これら線挟持片群及
び前記駆動回転筒状部材を囲繞する筒状キヤツプ
を前記握りカバーに対して着脱自在に設けてある
電線撚り機に関する。
線部分の複数本を主としてスリーブ型圧縮端子の
スリーブ内に挿入し圧着して複数本の電線を電気
的、物理的に接続するに先立つて、その複数本の
裸導線部分を燃り結束する場合に用いられるもの
で、そのほか複数本の裸導線部分を、半田付け、
ロー付け、溶接、ねじ止め、巻付け等の手段によ
つて各種電気機器の部品や素子等に接続するに際
してそれらを燃り結束する場合に用いられるもの
で、詳しくは、筒状の握りカバーの先端部に、該
カバーに内装の回転駆動源としてのエアーモータ
の駆動回転軸と一体回転可能な状態で筒状部材を
ベアリングを介して支承させ、この駆動回転筒状
部材の周部で回転周方向に等間隔又はほぼ等間隔
を隔てた複数箇所には、回転遠心力により付勢力
に抗して複数本の電線を挟持する方向に揺動移動
自在な線挟持片が設けられ、これら線挟持片群及
び前記駆動回転筒状部材を囲繞する筒状キヤツプ
を前記握りカバーに対して着脱自在に設けてある
電線撚り機に関する。
〈従来の技術とその問題点〉
上記構成の電線撚り機においては、使用中に高
速回転している線挟持片群に手指等を誤つて接触
させて負傷するといつた危険を防止する上から前
記筒状キヤツプは必須不可欠なものであり、その
上、この筒状キヤツプは、撚り作業に伴なつて発
生する裸導線の切端などの所謂かすが筒状キヤツ
プ内に溜まり、これをそのまま放置しておくこと
に伴なう線挟持片の動作障害等の所期撚り性能の
低下現象を回避する意味から筒状握りカバーに対
して着脱自在であることが必要である。
速回転している線挟持片群に手指等を誤つて接触
させて負傷するといつた危険を防止する上から前
記筒状キヤツプは必須不可欠なものであり、その
上、この筒状キヤツプは、撚り作業に伴なつて発
生する裸導線の切端などの所謂かすが筒状キヤツ
プ内に溜まり、これをそのまま放置しておくこと
に伴なう線挟持片の動作障害等の所期撚り性能の
低下現象を回避する意味から筒状握りカバーに対
して着脱自在であることが必要である。
更に、撚り作業中に筒状キヤツプ内に発生した
前述のかす等が前記駆動回転筒状部材を支承する
ベアリングのインナーレイス・アウターレイス間
に侵入すること、及び、このベアリングの潤滑性
能を維持するオイルが筒状キヤツプ内に漏れ出る
ことを防止することも円滑確実な燃り作用を行な
わせる上で肝要な事項である。
前述のかす等が前記駆動回転筒状部材を支承する
ベアリングのインナーレイス・アウターレイス間
に侵入すること、及び、このベアリングの潤滑性
能を維持するオイルが筒状キヤツプ内に漏れ出る
ことを防止することも円滑確実な燃り作用を行な
わせる上で肝要な事項である。
しかし、例えば特公昭54−7348号公報に記載さ
れている従来公知のエアーモータ式の電線撚り機
兼電線被覆除去機にあつては、比較的大きい被覆
切断屑を機外へ排出するための屑孔は備えられて
いるが、電線の撚り作業により発生する細かい
「かす」によつて生じる上述の不都合に対する対
策や、ベアリングのオイルが筒状キヤツプ内に漏
れ出るのを防ぐ対策は、未だなされていないのが
一般である。このように、メンテナンス性、並び
に動作の円滑性保持に関して従来のものでは相互
に関連した構成が採られておらず、従つて、上記
の各要求に応えるためには多くの構成部品等を要
し、構造が複雑で組付けに手数を要するものにな
りかねず、また、筒状キヤツプの必要径が大きく
なつて取扱い面でも不利なものになる難点があつ
た。
れている従来公知のエアーモータ式の電線撚り機
兼電線被覆除去機にあつては、比較的大きい被覆
切断屑を機外へ排出するための屑孔は備えられて
いるが、電線の撚り作業により発生する細かい
「かす」によつて生じる上述の不都合に対する対
策や、ベアリングのオイルが筒状キヤツプ内に漏
れ出るのを防ぐ対策は、未だなされていないのが
一般である。このように、メンテナンス性、並び
に動作の円滑性保持に関して従来のものでは相互
に関連した構成が採られておらず、従つて、上記
の各要求に応えるためには多くの構成部品等を要
し、構造が複雑で組付けに手数を要するものにな
りかねず、また、筒状キヤツプの必要径が大きく
なつて取扱い面でも不利なものになる難点があつ
た。
〈問題点を解決するため手段〉
本考案は、エアーモータから排出される高圧エ
アーが筒状キヤツプ内にブリードされ撚線の際に
発生する微細な「かす」が該高圧エアーに随伴し
て機外に放出される型式のものにおいて、構成部
材の簡単なかつ合理的な改良によつて全体を小形
に抑えながら、上記の各要求に応え得る電線撚り
機を提供する点に目的を有し、かかる目的を達成
するために本考案に係る電線撚り機は、冒頭詳記
の構成を有するものにおいて、前記ベアリングの
露出面を遮蔽する塵埃侵入及びオイル漏れ防止兼
用のワツシヤーを前記の露出面に押圧密接状態に
固定するワツシヤー押えを前記筒状キヤツプの内
面側に一体連設するとともに、このワツシヤー押
えには、前記筒状キヤツプの前記線挟持片群及び
それと一体部分に対する通過移動用の切欠部が形
成されているという構成に特徴を有するものであ
る。
アーが筒状キヤツプ内にブリードされ撚線の際に
発生する微細な「かす」が該高圧エアーに随伴し
て機外に放出される型式のものにおいて、構成部
材の簡単なかつ合理的な改良によつて全体を小形
に抑えながら、上記の各要求に応え得る電線撚り
機を提供する点に目的を有し、かかる目的を達成
するために本考案に係る電線撚り機は、冒頭詳記
の構成を有するものにおいて、前記ベアリングの
露出面を遮蔽する塵埃侵入及びオイル漏れ防止兼
用のワツシヤーを前記の露出面に押圧密接状態に
固定するワツシヤー押えを前記筒状キヤツプの内
面側に一体連設するとともに、このワツシヤー押
えには、前記筒状キヤツプの前記線挟持片群及び
それと一体部分に対する通過移動用の切欠部が形
成されているという構成に特徴を有するものであ
る。
〈作用〉
上記の如き特徴構成を有する本考案に係る電線
撚り機によれば、駆動回転筒状部材の回転停止時
には前記複数個の線挟持片が前記回転筒状部材の
延長軸線から遠ざかる側に揺動付勢されていて、
該挟持片群が形成する所の、電線挿入用開口が開
放状態にあるため、撚り結束すべき複数本の裸導
線部分をその非被覆剥離端部付近が線挟持片の存
在位置に達する深さまで機前方からのワンハンド
操作にて容易に挿入することができるのである。
このような挿入状態において駆動回転軸及び筒状
部材を一体に駆動回転させると、回転遠心力によ
つて各線挟持片が回転軸の延長軸線側に揺動移動
して前述の如くに挿入保持されている複数本の裸
導線部分の基端部付近を前記遠心力に相当する力
で外方から挟持する。この挟持状態で複数本の電
線を前述の挿入方向とは逆方向に引抜き移動操作
することにより、前記複数本の裸導線部分に撚回
力を作用させてそれらが撚り結束させられるに至
るのである。そして、このような電線撚り作業後
においては、前記筒状キヤツプを前記握りカバー
から離脱して、前方に引抜くことにより、前記線
挾持片群を露出させて撚り作業時に発生したかす
を除去し、次回の撚り作用を円滑に行なえるよう
なメンテナンスを行なう。また、かかるメンテナ
ンス終了後は前記筒状キヤツプを再び前記握りカ
バーに連結装着するのであるが、このとき、該カ
バーの内面側に一体連設のワツシヤー押えが前記
ワツシヤーを前記ベアリングの露出面に押圧密接
固定することとなり、撚り作業中に筒状キヤツプ
内で発生したかすがベアリングのインナー・アウ
ターレイス間に侵入すること及びベアリングに注
入のオイルが筒状キヤツプ内に漏れ出ることが防
止されるに至るのである。
撚り機によれば、駆動回転筒状部材の回転停止時
には前記複数個の線挟持片が前記回転筒状部材の
延長軸線から遠ざかる側に揺動付勢されていて、
該挟持片群が形成する所の、電線挿入用開口が開
放状態にあるため、撚り結束すべき複数本の裸導
線部分をその非被覆剥離端部付近が線挟持片の存
在位置に達する深さまで機前方からのワンハンド
操作にて容易に挿入することができるのである。
このような挿入状態において駆動回転軸及び筒状
部材を一体に駆動回転させると、回転遠心力によ
つて各線挟持片が回転軸の延長軸線側に揺動移動
して前述の如くに挿入保持されている複数本の裸
導線部分の基端部付近を前記遠心力に相当する力
で外方から挟持する。この挟持状態で複数本の電
線を前述の挿入方向とは逆方向に引抜き移動操作
することにより、前記複数本の裸導線部分に撚回
力を作用させてそれらが撚り結束させられるに至
るのである。そして、このような電線撚り作業後
においては、前記筒状キヤツプを前記握りカバー
から離脱して、前方に引抜くことにより、前記線
挾持片群を露出させて撚り作業時に発生したかす
を除去し、次回の撚り作用を円滑に行なえるよう
なメンテナンスを行なう。また、かかるメンテナ
ンス終了後は前記筒状キヤツプを再び前記握りカ
バーに連結装着するのであるが、このとき、該カ
バーの内面側に一体連設のワツシヤー押えが前記
ワツシヤーを前記ベアリングの露出面に押圧密接
固定することとなり、撚り作業中に筒状キヤツプ
内で発生したかすがベアリングのインナー・アウ
ターレイス間に侵入すること及びベアリングに注
入のオイルが筒状キヤツプ内に漏れ出ることが防
止されるに至るのである。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図乃至第9図において、1は、円筒状の握
りカバー8の先端部分の嵌着の有底円筒状ホルダ
ー15に内嵌保持させたベアリング10を介して
回転のみ自在に支承させた駆動回転軸であつて、
これは回転駆動源の一例で前記握りカバー8の基
端部に内蔵のエアーモータ6に連結連動されてい
るとともに、前記握りカバー8が約30mmの外径で
片手で強く握持できるように構成されている。1
1は前記回転軸1の先端部にベアリング16及び
ロツクボルト12を介して同芯状に固定連結して
該回転軸1と一体回転可能に構成した筒状部材の
一例であるアームホルダーであつて、その筒軸線
方向の先端近傍とそれより適当距離後方位置には
肉厚が相異する環状部材11A,11Bが一体連
設されているとともに、これら両環状部材11
A,11Bの周壁で回転周方向に中心角で120度
の等間隔を隔てた三箇所には夫々正面視(回転軸
線方向視)において略角U字形の切込み11a,
11bが形成されている。2は前記ホルダー11
の先端側の各切込み11aに嵌入保持させる状態
で回転周方向に等間隔で配置された三個のアーム
であつて、これら各アーム2はそれらの先端部が
前記ホルダー11の先端縁よりも前記回転軸1の
軸線延長方向に向かつて比較的長く突出する長さ
を有するとともに、前記各切込み11a内に嵌入
された基端部において、これら各切込み11aを
横断するように前記環状部材11Aに挿通保持さ
せた所の、前記回転軸1軸線に対して略直交する
軸芯をもつピン13を介して枢支され、もつて、
各アーム2が前記ピン13の軸芯周りに揺動自在
に構成されている。而して、前記各アーム2の詳
細構造について説明すると、第7図及び第8図で
明示の如く、その基端部側には、前記回転軸1の
回転遠心力により前記回転軸1の軸線から遠ざか
る側に移動して前記各アーム2先端部を前記の延
長軸線側に揺動移動させれるように作用する重錘
部3がアーム2先端側とは反対方向に向けて直線
状に一体連設され、この重錘部3が前記の後端側
切込み11b内に嵌合保持されるようになつてい
るとともに前記各アーム2の先端部には、前記の
回転遠心力による延長軸線側への揺動移動時に第
5図で示すように互いに接当して、常時(回転停
止時)には各アーム2の基端近傍と前記ホルダー
11との間に介在のスプリング14を介して第4
図で示すような開放状態に付勢維持されている撚
り電線挿入用開口4を第5図の如く閉塞する線挟
持片5が連設されていて、このような構造のもの
を炭素工具鋼などの素材の切削加工をもつて一連
一体で全体的に略直線状に構成してある。また前
記各線挟持片5は、前記アーム2の揺動軸芯方向
に沿つて比較的広幅な長方形板状で、かつその幅
方向において一端側ほど前記揺動軸芯に近づくよ
うな傾斜姿勢のものに構成されている。9は前記
ホルダー11、アーム2群を内装するように前記
握りカバー8の先端部にねじ部17を介して着脱
自在に連設された筒状キヤツプであつて、この筒
状キヤツプ9の詳細について説明すると、第9図
で明示の如くその先端部には前記の開口4に同芯
接続される状態で電線挿入案内口9Aが形成さ
れ、この案内口9Aは前記の開口4に近い側ほど
漸次小径の内窄りテーパー状のものに形成されて
いるとともに、該キヤツプ9の基端寄り位置に
は、前記ベアリング16及び10における内外レ
ース間への塵埃等侵入防止並びにベアリング用潤
滑オイルの漏れ出し防止のための円環状ワツシヤ
ー18を、前記握りカバー8に対する該キヤツプ
9のねじ込み連結は伴なつて、前記ホルダー1
5、ベアリング16の外面に押圧固定するワツシ
ヤー押え19が内方に突出する状態で環状に一体
形成され、このワツシヤー押え19には、前記キ
ヤツプ9を握りカバー8から離脱して前方に抜出
す際に前記各アーム2に一体連設の重錘部3の通
過移動を許す切欠部19Aが形成され、更に、前
記キヤツプ9の周壁で前記線挟持片5群の存在位
置近くの部分には、作動時にエアーモータ6から
該キヤツプ9内にブリードされる高圧エアーをキ
ヤツプ9外周にエスケープさせるとともに、その
エスケープエアー流にのせて撚り時に発生する線
の切れつ端の如き所謂かすをキヤツプ9外に排出
除去するスリツト状の孔20A及び単円孔20B
が形成されている。7は前記エアーモータ6の回
転及び回転停止用操作レバーであつて、エアーモ
ータ6を内装の筒状握りカバー8に枢着されてい
る。21はエアーモータ6に対する回転コントロ
ーラーである。
りカバー8の先端部分の嵌着の有底円筒状ホルダ
ー15に内嵌保持させたベアリング10を介して
回転のみ自在に支承させた駆動回転軸であつて、
これは回転駆動源の一例で前記握りカバー8の基
端部に内蔵のエアーモータ6に連結連動されてい
るとともに、前記握りカバー8が約30mmの外径で
片手で強く握持できるように構成されている。1
1は前記回転軸1の先端部にベアリング16及び
ロツクボルト12を介して同芯状に固定連結して
該回転軸1と一体回転可能に構成した筒状部材の
一例であるアームホルダーであつて、その筒軸線
方向の先端近傍とそれより適当距離後方位置には
肉厚が相異する環状部材11A,11Bが一体連
設されているとともに、これら両環状部材11
A,11Bの周壁で回転周方向に中心角で120度
の等間隔を隔てた三箇所には夫々正面視(回転軸
線方向視)において略角U字形の切込み11a,
11bが形成されている。2は前記ホルダー11
の先端側の各切込み11aに嵌入保持させる状態
で回転周方向に等間隔で配置された三個のアーム
であつて、これら各アーム2はそれらの先端部が
前記ホルダー11の先端縁よりも前記回転軸1の
軸線延長方向に向かつて比較的長く突出する長さ
を有するとともに、前記各切込み11a内に嵌入
された基端部において、これら各切込み11aを
横断するように前記環状部材11Aに挿通保持さ
せた所の、前記回転軸1軸線に対して略直交する
軸芯をもつピン13を介して枢支され、もつて、
各アーム2が前記ピン13の軸芯周りに揺動自在
に構成されている。而して、前記各アーム2の詳
細構造について説明すると、第7図及び第8図で
明示の如く、その基端部側には、前記回転軸1の
回転遠心力により前記回転軸1の軸線から遠ざか
る側に移動して前記各アーム2先端部を前記の延
長軸線側に揺動移動させれるように作用する重錘
部3がアーム2先端側とは反対方向に向けて直線
状に一体連設され、この重錘部3が前記の後端側
切込み11b内に嵌合保持されるようになつてい
るとともに前記各アーム2の先端部には、前記の
回転遠心力による延長軸線側への揺動移動時に第
5図で示すように互いに接当して、常時(回転停
止時)には各アーム2の基端近傍と前記ホルダー
11との間に介在のスプリング14を介して第4
図で示すような開放状態に付勢維持されている撚
り電線挿入用開口4を第5図の如く閉塞する線挟
持片5が連設されていて、このような構造のもの
を炭素工具鋼などの素材の切削加工をもつて一連
一体で全体的に略直線状に構成してある。また前
記各線挟持片5は、前記アーム2の揺動軸芯方向
に沿つて比較的広幅な長方形板状で、かつその幅
方向において一端側ほど前記揺動軸芯に近づくよ
うな傾斜姿勢のものに構成されている。9は前記
ホルダー11、アーム2群を内装するように前記
握りカバー8の先端部にねじ部17を介して着脱
自在に連設された筒状キヤツプであつて、この筒
状キヤツプ9の詳細について説明すると、第9図
で明示の如くその先端部には前記の開口4に同芯
接続される状態で電線挿入案内口9Aが形成さ
れ、この案内口9Aは前記の開口4に近い側ほど
漸次小径の内窄りテーパー状のものに形成されて
いるとともに、該キヤツプ9の基端寄り位置に
は、前記ベアリング16及び10における内外レ
ース間への塵埃等侵入防止並びにベアリング用潤
滑オイルの漏れ出し防止のための円環状ワツシヤ
ー18を、前記握りカバー8に対する該キヤツプ
9のねじ込み連結は伴なつて、前記ホルダー1
5、ベアリング16の外面に押圧固定するワツシ
ヤー押え19が内方に突出する状態で環状に一体
形成され、このワツシヤー押え19には、前記キ
ヤツプ9を握りカバー8から離脱して前方に抜出
す際に前記各アーム2に一体連設の重錘部3の通
過移動を許す切欠部19Aが形成され、更に、前
記キヤツプ9の周壁で前記線挟持片5群の存在位
置近くの部分には、作動時にエアーモータ6から
該キヤツプ9内にブリードされる高圧エアーをキ
ヤツプ9外周にエスケープさせるとともに、その
エスケープエアー流にのせて撚り時に発生する線
の切れつ端の如き所謂かすをキヤツプ9外に排出
除去するスリツト状の孔20A及び単円孔20B
が形成されている。7は前記エアーモータ6の回
転及び回転停止用操作レバーであつて、エアーモ
ータ6を内装の筒状握りカバー8に枢着されてい
る。21はエアーモータ6に対する回転コントロ
ーラーである。
上記の如く手持型に構成された電線撚り機は作
業者が片手で握りカバー8を握持し、他方の片手
で電線Aの被覆部aを掴んで複数本の端部裸導線
部分bを、前記筒状キヤツプ9の先端挿入案内口
9Aによる中心ガイド作用を介して前記の開口4
に挿入したのち、レバー7操作によりエアーモー
タ6を作動させて回転軸1、ホルダー11を駆動
回転させることによつて、既述の作用の項で説明
した通りの捻り作業を行なわせるのであり、この
捻り作業時においてエアーモータ6から筒状キヤ
ツプ9内にブリードされるエアーの大部分は前記
キヤツプ9周壁に形成の孔20から外部側方にエ
スケープされるとともに、キヤツプ9内に発生す
るかすがそのエスケープエアーとともに、外部に
排出されるので、前記挿入案内口9Aからの吹返
しが抑制されると同時に、キヤツプ9内の空気密
度が比較的低い状態に維持されるため、線挟持片
5、アーム2、及び重錘部3群の高速回転に伴な
ういわゆる風切り音が少なくなるといつた消音作
用が発揮される。そして、撚り作業後は必要に応
じて前記キヤツプ9を握りカバー8からねじ解除
して前方に抜出すことにより、アーム2群を露出
させてきれいに清掃することができるものであ
る。
業者が片手で握りカバー8を握持し、他方の片手
で電線Aの被覆部aを掴んで複数本の端部裸導線
部分bを、前記筒状キヤツプ9の先端挿入案内口
9Aによる中心ガイド作用を介して前記の開口4
に挿入したのち、レバー7操作によりエアーモー
タ6を作動させて回転軸1、ホルダー11を駆動
回転させることによつて、既述の作用の項で説明
した通りの捻り作業を行なわせるのであり、この
捻り作業時においてエアーモータ6から筒状キヤ
ツプ9内にブリードされるエアーの大部分は前記
キヤツプ9周壁に形成の孔20から外部側方にエ
スケープされるとともに、キヤツプ9内に発生す
るかすがそのエスケープエアーとともに、外部に
排出されるので、前記挿入案内口9Aからの吹返
しが抑制されると同時に、キヤツプ9内の空気密
度が比較的低い状態に維持されるため、線挟持片
5、アーム2、及び重錘部3群の高速回転に伴な
ういわゆる風切り音が少なくなるといつた消音作
用が発揮される。そして、撚り作業後は必要に応
じて前記キヤツプ9を握りカバー8からねじ解除
して前方に抜出すことにより、アーム2群を露出
させてきれいに清掃することができるものであ
る。
以下別の実施例について列記する。
〓〓 機全体を上記実施例の如く手持型に構成
するも、また作業台や床などに固定設置して用
いる定置型に構成するも良い。
するも、また作業台や床などに固定設置して用
いる定置型に構成するも良い。
〓〓 前記線挟持片5の形状において第10図
で示すように、それの線挟持縁5aの中央部分
を円弧状に形成することにより、挟持撚回時に
複数本の裸導線部分がばらけず中央に集まり易
くなり、所期の撚り結束を一層確実、強力に行
なわせ得るのである。
で示すように、それの線挟持縁5aの中央部分
を円弧状に形成することにより、挟持撚回時に
複数本の裸導線部分がばらけず中央に集まり易
くなり、所期の撚り結束を一層確実、強力に行
なわせ得るのである。
〓〓 前記線挟持片5の対裸線部分b接触挟持
縁がナイフエツジにならないようにするため
に、第11図イ〜ハで示すように、該線挟持片
5の接触挟持縁5aを全体的に丸味をつけると
か、両角部のみ丸味をつけるとか、或いはコー
テイング又は着脱カバー式の被覆5aを設け
て、この挟持片5の耐摩耗処理と線切れ防止処
理とを兼用して行なうも良い。
縁がナイフエツジにならないようにするため
に、第11図イ〜ハで示すように、該線挟持片
5の接触挟持縁5aを全体的に丸味をつけると
か、両角部のみ丸味をつけるとか、或いはコー
テイング又は着脱カバー式の被覆5aを設け
て、この挟持片5の耐摩耗処理と線切れ防止処
理とを兼用して行なうも良い。
〓〓 図示省略するが、前記線挟持片5を回転
軸芯と平行な軸芯周りで揺動自在に構成するも
良く、この場合、線挟持片5及び重錘部3を全
体として正面視で勾玉形状に構成して実質半径
を小さくすることが望ましい。
軸芯と平行な軸芯周りで揺動自在に構成するも
良く、この場合、線挟持片5及び重錘部3を全
体として正面視で勾玉形状に構成して実質半径
を小さくすることが望ましい。
〈考案の効果〉
以上詳述したことからも明らかなように、本考
案による時は、 (1) 筒状キヤツプ9の存在により使用時の安全性
を確保することができるとともに、 (2) 該キヤツプ9を必要に応じて握りカバー8か
ら離脱することにより、撚り作業時に前記筒状
キヤツプ9内に発生しそこに堆積している線の
切端などのかすを、残すことなく確実、完全に
除去して次々の撚り作業を常に円滑、確実に行
なえる。
案による時は、 (1) 筒状キヤツプ9の存在により使用時の安全性
を確保することができるとともに、 (2) 該キヤツプ9を必要に応じて握りカバー8か
ら離脱することにより、撚り作業時に前記筒状
キヤツプ9内に発生しそこに堆積している線の
切端などのかすを、残すことなく確実、完全に
除去して次々の撚り作業を常に円滑、確実に行
なえる。
(3) しかも、ベアリング16のインナー・アウタ
ーレイス間への塵埃の侵入防止及びベアリング
からのオイル漏れ防止を兼用するワツシヤー1
8を、前記ベアリング16の露出面に押圧密接
固定するワツシヤー押え19が前記筒状キヤツ
プ9に一体連設されていて、該キヤツプ9を握
りカバー8に連結することによりワツシヤー1
8を所期通りの作用姿勢に固定できるから、キ
ヤツプ9とは別個にワツシヤー押えを設ける場
合に比して部品点数が少なくて済み、構造を簡
単なものにできるとともに、前述2項で説明し
たメンテナンス時における組付けも容易であ
る。
ーレイス間への塵埃の侵入防止及びベアリング
からのオイル漏れ防止を兼用するワツシヤー1
8を、前記ベアリング16の露出面に押圧密接
固定するワツシヤー押え19が前記筒状キヤツ
プ9に一体連設されていて、該キヤツプ9を握
りカバー8に連結することによりワツシヤー1
8を所期通りの作用姿勢に固定できるから、キ
ヤツプ9とは別個にワツシヤー押えを設ける場
合に比して部品点数が少なくて済み、構造を簡
単なものにできるとともに、前述2項で説明し
たメンテナンス時における組付けも容易であ
る。
(4) 加えて、メンテナンス時における筒状キヤツ
プ9の対線挟持片5群等の通過移動用切欠部1
9Aを前記ワツシヤー押え19に形成すること
により、筒状キヤツプ9を必要以上に大径化す
る要なく、可及的に小径にして取扱い易いもの
としながらも、メンテナンス作業性に優れたも
のに構成できるに至つたのである。
プ9の対線挟持片5群等の通過移動用切欠部1
9Aを前記ワツシヤー押え19に形成すること
により、筒状キヤツプ9を必要以上に大径化す
る要なく、可及的に小径にして取扱い易いもの
としながらも、メンテナンス作業性に優れたも
のに構成できるに至つたのである。
第1図乃至第9図は本考案の一実施例を示し第
1図及び第2図は一部切除した斜視図、第3図は
一部切欠き側面図、第4図及び第5図は第1図及
び第2図に対応する要部の拡大縦断正面図、第6
図は第3図−線での縦断正面図、第7図及び
第8図は構成要素の拡大側面図及び同平面図、第
9図は筒状キヤツプの半縦断側面図、第10図及
び第11図イ,ロ,ハは夫々別の実施例を示すも
ので、第10図は構成要素の拡大斜視図、第11
図イ,ロ,ハは要部の拡大断面図である。 1は駆動回転軸、2はアーム、3は重錘部、4
は撚り電線挿入用開口、5は線挟持片、6は回転
駆動源(エアーモータ)、7は操作レバー、8は
握りカバー、9は筒状キヤツプ、11は駆動回転
筒状部材、16はベアリング、18はワツシヤ
ー、19はワツシヤー押えである。
1図及び第2図は一部切除した斜視図、第3図は
一部切欠き側面図、第4図及び第5図は第1図及
び第2図に対応する要部の拡大縦断正面図、第6
図は第3図−線での縦断正面図、第7図及び
第8図は構成要素の拡大側面図及び同平面図、第
9図は筒状キヤツプの半縦断側面図、第10図及
び第11図イ,ロ,ハは夫々別の実施例を示すも
ので、第10図は構成要素の拡大斜視図、第11
図イ,ロ,ハは要部の拡大断面図である。 1は駆動回転軸、2はアーム、3は重錘部、4
は撚り電線挿入用開口、5は線挟持片、6は回転
駆動源(エアーモータ)、7は操作レバー、8は
握りカバー、9は筒状キヤツプ、11は駆動回転
筒状部材、16はベアリング、18はワツシヤ
ー、19はワツシヤー押えである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の握りカバー8の先端部に、該カバー8
に内装のエアーモータ6の駆動回転軸1と一体
回転可能な状態で筒状部材11をベアリング1
6を介して支承させ、この駆動回転筒状部財1
1の周部で回転周方向に等間隔又はほぼ等間隔
を隔てた複数箇所には、回転遠心力により付勢
力に抗して複数本の電線を挟持する方向に揺動
移動自在な線挟持片5が設けられ、これら線挟
持片5群及び前記駆動回転筒状部材11を囲繞
する筒状キヤツプ9を前記握りカバー8に対し
て着脱自在に設けてあり、前記ベアリング16
の露出面を遮蔽する塵埃侵入防止及びオイル漏
れ防止兼用のワツシヤー18がワツシヤー押え
19により前記の露出面へ押圧密接状態に固定
されている電線撚り機において、前記エアーモ
ータ6の排出エアーが前記握りカバー8の側か
らブリードされる前記筒状キヤツプ9の内面側
に一体連接されているとともに、このワツシヤ
ー押え19には、前記筒状キヤツプ9の前記線
挟持片5群及びそれと一体部分3に対する通過
移動用の切欠部19Aが形成されていることを
特徴とする電線撚り機。 前記線挟持片5群が前記筒状部部材11の回
転軸芯に対して略直交する軸芯周りに揺動自在
なアーム2の各先端部に連設されている実用新
案登録請求の範囲第項に記載の電線撚り機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029309U JPH0317535Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029309U JPH0317535Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61147520U JPS61147520U (ja) | 1986-09-11 |
| JPH0317535Y2 true JPH0317535Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30528000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985029309U Expired JPH0317535Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317535Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547348A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Canon Inc | Recorder |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP1985029309U patent/JPH0317535Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61147520U (ja) | 1986-09-11 |
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