JPH03179748A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合バイポーラトランジスタInfo
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- JPH03179748A JPH03179748A JP2340416A JP34041690A JPH03179748A JP H03179748 A JPH03179748 A JP H03179748A JP 2340416 A JP2340416 A JP 2340416A JP 34041690 A JP34041690 A JP 34041690A JP H03179748 A JPH03179748 A JP H03179748A
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- JP
- Japan
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- layer
- emitter
- impurity concentration
- emitter layer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、エミッタ・ベース接合にヘテロ接合を用いた
バイポーラトランジスタに関する。
バイポーラトランジスタに関する。
従来のバイポーラトランジスタは、エミッタ、ベースお
よびコレクタの各層に同一半導体材料を用いたnpn又
はpnp構造となっている。この場合、エミッタ接合、
コレクタ接合共にホモ接合である。
よびコレクタの各層に同一半導体材料を用いたnpn又
はpnp構造となっている。この場合、エミッタ接合、
コレクタ接合共にホモ接合である。
最近、エミッタ接合、コレクタ接合の一方又は両方をヘ
テロ接合としたバイポーラトランジスタが注目され、研
究開発の対象となりつつある。ヘテロ接合バイポーラト
ランジスタのひとつの利点は、エミッタ層をベース層よ
りバンドギャップの広い半導体材料で構成することによ
り、エミッタ注入効率を高めることができることにある
。エミッタ層とベース層のバンドギャップの差により、
エミッタ接合に順方向バイアスしたときにエミッタから
ベースへのキャリア注入が容易におこるのに対し、ベー
スからエミッタへのキャリア注入が抑制されるからであ
る。従って通常のホモ接合バイポーラトランジスタに比
べて高い電流利得を得ることができる。
テロ接合としたバイポーラトランジスタが注目され、研
究開発の対象となりつつある。ヘテロ接合バイポーラト
ランジスタのひとつの利点は、エミッタ層をベース層よ
りバンドギャップの広い半導体材料で構成することによ
り、エミッタ注入効率を高めることができることにある
。エミッタ層とベース層のバンドギャップの差により、
エミッタ接合に順方向バイアスしたときにエミッタから
ベースへのキャリア注入が容易におこるのに対し、ベー
スからエミッタへのキャリア注入が抑制されるからであ
る。従って通常のホモ接合バイポーラトランジスタに比
べて高い電流利得を得ることができる。
このようなヘテロ接合バイポーラトランジスタは、その
基本概念は古くから知られており、最近においてもいく
つかの発表例がある。エミッタ接合にヘテロ接合を用い
た場合の従来の基本構造を示すと第1図の如くである。
基本概念は古くから知られており、最近においてもいく
つかの発表例がある。エミッタ接合にヘテロ接合を用い
た場合の従来の基本構造を示すと第1図の如くである。
図はGaAs−GaA I As系を用いた例で、n゛
型GaAs基板1を用い、この上にn型GaAsコレク
タ層2、p型GaAsベース層3、n型Ga+ −11
A f XAS工QツタN4を順次積層した構造となっ
ている。5はコレクタ電極、6はベース電極、7はエミ
ッタ電極である。工逅ツタ層4は、エミッタ電極7側を
高不純物濃度(n゛)の第−工くツタ層4.により構成
し、ベース層3側をこれより低不純物濃度(n−)の第
二エミッタ層42により構成している。従来発表されて
いる多くのものは、第二二くツタ層4□に十分な厚みを
持たせている点で共通している。このように、エミッタ
層を高不純物濃度層と低不純物濃度の二層構造とし、か
つ低不純物濃度の第二エミッタ層の厚みを十分大きくす
る理由は、エミッタ接合容量CJ Eを小さくしてスイ
ッチング速度の向上を図るためであるとされている(例
えば、H,Kroemer 。
型GaAs基板1を用い、この上にn型GaAsコレク
タ層2、p型GaAsベース層3、n型Ga+ −11
A f XAS工QツタN4を順次積層した構造となっ
ている。5はコレクタ電極、6はベース電極、7はエミ
ッタ電極である。工逅ツタ層4は、エミッタ電極7側を
高不純物濃度(n゛)の第−工くツタ層4.により構成
し、ベース層3側をこれより低不純物濃度(n−)の第
二エミッタ層42により構成している。従来発表されて
いる多くのものは、第二二くツタ層4□に十分な厚みを
持たせている点で共通している。このように、エミッタ
層を高不純物濃度層と低不純物濃度の二層構造とし、か
つ低不純物濃度の第二エミッタ層の厚みを十分大きくす
る理由は、エミッタ接合容量CJ Eを小さくしてスイ
ッチング速度の向上を図るためであるとされている(例
えば、H,Kroemer 。
“1leterostructure Bipolar
Transistors andItegrated
C1rcuits” 、Proc、 IEEE、 V
ol、 7ONa 1 、 pp、 13−25 、
January 1982) 、事実、不純物濃度が接
合面を境として大幅に異なる片側階段接合において、低
不純物濃度層の厚みが十分大きい場合、その接合容量C
J!が低不純物濃度層の不純物濃度Ntを用いて CJ!cCNEl/2 と表わされることは周知のとおりである。
Transistors andItegrated
C1rcuits” 、Proc、 IEEE、 V
ol、 7ONa 1 、 pp、 13−25 、
January 1982) 、事実、不純物濃度が接
合面を境として大幅に異なる片側階段接合において、低
不純物濃度層の厚みが十分大きい場合、その接合容量C
J!が低不純物濃度層の不純物濃度Ntを用いて CJ!cCNEl/2 と表わされることは周知のとおりである。
ここで以下の議論を明確にするため、トランジスタのス
イッチング速度という概念を明確にしておく。一般にト
ランジスタのスイッチング動作にはターンオンとターン
オフとがあり、ターンオン時間t onとターンオフ時
間L offを平均した伝播遅延時間t□をスイッチン
グ速度の基準とする。
イッチング速度という概念を明確にしておく。一般にト
ランジスタのスイッチング動作にはターンオンとターン
オフとがあり、ターンオン時間t onとターンオフ時
間L offを平均した伝播遅延時間t□をスイッチン
グ速度の基準とする。
ターンオン時間t。7は出力電流が0%から50%まで
立上る時間、ターンオフ時間t ottは出力電流が1
00%から50%まで降下する時間とする。
立上る時間、ターンオフ時間t ottは出力電流が1
00%から50%まで降下する時間とする。
以上の関係を第2図に示す。
本発明者らはこの程、第1図に示すようなヘテロ接合バ
イポーラトランジスタについて、各層の厚み、不純物濃
度とスイッチング速度の関係を数値解析モデルにより詳
細に検討した(例えば、倉出、「バイポーラトランジス
タの動作理論」昭和55年近代科学社、M、Kurat
a+ ” Nun+ericalAnalysis f
or Sem1conductor Devices
、1982+Lexington Books D、
C,Heath and Company、等)その結
果、従来説とは相反する結論が得られた。
イポーラトランジスタについて、各層の厚み、不純物濃
度とスイッチング速度の関係を数値解析モデルにより詳
細に検討した(例えば、倉出、「バイポーラトランジス
タの動作理論」昭和55年近代科学社、M、Kurat
a+ ” Nun+ericalAnalysis f
or Sem1conductor Devices
、1982+Lexington Books D、
C,Heath and Company、等)その結
果、従来説とは相反する結論が得られた。
即ち数値解析モデルによれば、従来例のように低不純物
濃度の厚い第二エミッタ層をもつトランジスタ(以下タ
イプAと呼ぶ)のスイッチング速度は、このような第二
エミッタ層をもたずエミッタが高不純物濃度層−層のみ
からなるトランジスタ(以下タイプBと呼ぶ)のそれに
比べて大幅に劣っている。その解析結果を第1表に示す
。
濃度の厚い第二エミッタ層をもつトランジスタ(以下タ
イプAと呼ぶ)のスイッチング速度は、このような第二
エミッタ層をもたずエミッタが高不純物濃度層−層のみ
からなるトランジスタ(以下タイプBと呼ぶ)のそれに
比べて大幅に劣っている。その解析結果を第1表に示す
。
この数値解析に与えた条件は、第3図の回路において、
コレクタ電源EC=2〔■〕、負荷抵抗RL=200(
Ω〕、トランジスタQをオフにする入力信号電圧■。t
t =0.5 (V:l 、オンにする人力信号電圧V
。nは表に示す値である。またタイプAでは、第二二く
ツタ層が不純物濃度NE=3XIO1&C11−’
、その厚みw=1μmである。
コレクタ電源EC=2〔■〕、負荷抵抗RL=200(
Ω〕、トランジスタQをオフにする入力信号電圧■。t
t =0.5 (V:l 、オンにする人力信号電圧V
。nは表に示す値である。またタイプAでは、第二二く
ツタ層が不純物濃度NE=3XIO1&C11−’
、その厚みw=1μmである。
第1表のJt、Jcはそれぞれエミッタ、コレクタの電
流密度である。
流密度である。
このように従来の常識と相反する結果となった理由は次
のとおりである。一般にバイポーラトランジスタを高速
でスイッチング動作させるには、エミッタ、コレクタ各
電流密度を103〜10’A / c−ないしこれ以上
の値に設定する必要がある。このことはバイポーラ論理
集積回路の実例や数値解析モデルを用いた解析結果から
明らかである。タイプAのように低不純物濃度の厚い第
二エミッタ層をもつ場合、タイプBに比べてエミッタか
らベースへのキャリア供給能力が低いため、所定の工藁
ツタおよびコレクタ電流密度を得るためには、エミッタ
・ベース間接合に深い順方向バイアス電圧を印加しなけ
ればならない。このような動作条件では、上記の厚い第
二エミッタ層およびコレクタ層に過剰キャリアが蓄積さ
れ、ターンオフ時間が増大して伝播遅延時間が増大する
結果となるのである。
のとおりである。一般にバイポーラトランジスタを高速
でスイッチング動作させるには、エミッタ、コレクタ各
電流密度を103〜10’A / c−ないしこれ以上
の値に設定する必要がある。このことはバイポーラ論理
集積回路の実例や数値解析モデルを用いた解析結果から
明らかである。タイプAのように低不純物濃度の厚い第
二エミッタ層をもつ場合、タイプBに比べてエミッタか
らベースへのキャリア供給能力が低いため、所定の工藁
ツタおよびコレクタ電流密度を得るためには、エミッタ
・ベース間接合に深い順方向バイアス電圧を印加しなけ
ればならない。このような動作条件では、上記の厚い第
二エミッタ層およびコレクタ層に過剰キャリアが蓄積さ
れ、ターンオフ時間が増大して伝播遅延時間が増大する
結果となるのである。
以上の結果を要約すれば、エミッタ接合容量CJEはタ
イプAの方がタイプBより小さいにも拘らず、スイッチ
ング速度はタイプBの方が優れているということである
。これは、トランジスタのスイッチング速度を決める要
因として、エミッタ接合容量CJ!だけでなく、全エミ
ッタ容量CE=CJE十CDIを考慮しなければならな
いことを意味する。C0は過剰キャリア蓄積量によって
決まるエミッタ拡散容量として知られているものである
。
イプAの方がタイプBより小さいにも拘らず、スイッチ
ング速度はタイプBの方が優れているということである
。これは、トランジスタのスイッチング速度を決める要
因として、エミッタ接合容量CJ!だけでなく、全エミ
ッタ容量CE=CJE十CDIを考慮しなければならな
いことを意味する。C0は過剰キャリア蓄積量によって
決まるエミッタ拡散容量として知られているものである
。
そして従来のへテロ接合バイポーラトランジスタでは、
低不純物濃度の厚い第二工旦ツタ層を設けているために
CDIがCJEに比べてはるかに大きく、CJKを小さ
くしたことによるスイッチング速度への影響がCDIの
それにかくれて全く観測されないのである。
低不純物濃度の厚い第二工旦ツタ層を設けているために
CDIがCJEに比べてはるかに大きく、CJKを小さ
くしたことによるスイッチング速度への影響がCDIの
それにかくれて全く観測されないのである。
以上により、スイッチング速度の点ではタイプAよりも
タイプBを採用した方が有利であることが明らかとなっ
た。ところが、タイプBは高不純物濃度の工ごツタ層が
直接ベース層と接合を形成しているため、工2ツタ接合
の降服電圧が非常に低いという難点がある。通常のpn
接合での降服の主要因はアバランシェ現象であるが、ア
バランシェ現象を回避できたとしてもトンネル効果によ
る降服がある。特にヘテロ接合の場合、トンネル効果に
基づく電流はキャリアのバンド間直接遷移により決まる
成分に加えて、ヘテロ接合界面に多数存在する界面準位
により支配される成分が多い。
タイプBを採用した方が有利であることが明らかとなっ
た。ところが、タイプBは高不純物濃度の工ごツタ層が
直接ベース層と接合を形成しているため、工2ツタ接合
の降服電圧が非常に低いという難点がある。通常のpn
接合での降服の主要因はアバランシェ現象であるが、ア
バランシェ現象を回避できたとしてもトンネル効果によ
る降服がある。特にヘテロ接合の場合、トンネル効果に
基づく電流はキャリアのバンド間直接遷移により決まる
成分に加えて、ヘテロ接合界面に多数存在する界面準位
により支配される成分が多い。
このため実際のトンネル電流は単純な理論値よりはるか
に大きくなることが珍らしくなく、エミッタ接合耐圧が
非常に小さいものとなってしまう。
に大きくなることが珍らしくなく、エミッタ接合耐圧が
非常に小さいものとなってしまう。
本発明は以上の考察に基づいてなされたもので、スイッ
チング速度と耐圧に関して最適設計基準を与えたヘテロ
接合バイポーラトランジスタを提供することを目的とす
る。
チング速度と耐圧に関して最適設計基準を与えたヘテロ
接合バイポーラトランジスタを提供することを目的とす
る。
本発明に係るトランジスタは、エミッタ層をベース層よ
りバンドギャップの広い半導体材料により構成すること
、工旦ツタ層を高不純物濃度の第−工ごツタ層とこれよ
り低不純物濃度の第二エミッタ層とから構成すること、
およびベース層を第二1575層より高不純物濃度層と
することを基本とする。この点で本発明に係るトランジ
スタは前述のタイプAに属する。本発明はこのような基
本構造において、第二1575層の不純物濃度N。
りバンドギャップの広い半導体材料により構成すること
、工旦ツタ層を高不純物濃度の第−工ごツタ層とこれよ
り低不純物濃度の第二エミッタ層とから構成すること、
およびベース層を第二1575層より高不純物濃度層と
することを基本とする。この点で本発明に係るトランジ
スタは前述のタイプAに属する。本発明はこのような基
本構造において、第二1575層の不純物濃度N。
とその厚みWとの関係を、印加電圧ゼロ状態での第二エ
ミッタ層内の最大電界が許容最大電界を越えない範囲で
、スイッチング速度を十分高速にする条件として、 2ε$εO NEw2≦ Vbi ・(1)を満たす
ように設定したことを特徴とする。(1)式において、
qは電子電荷絶対値(= 1.6 X 10””クーロ
ン)、ε。は真空の誘電率(=8.86X10−1ファ
ラッド/cm)、ε、は第二エミッタ層の比誘電率、V
l、4は第二エミッタ層とベース層が形成するヘテロ接
合のビルトインポテンシャルである。
ミッタ層内の最大電界が許容最大電界を越えない範囲で
、スイッチング速度を十分高速にする条件として、 2ε$εO NEw2≦ Vbi ・(1)を満たす
ように設定したことを特徴とする。(1)式において、
qは電子電荷絶対値(= 1.6 X 10””クーロ
ン)、ε。は真空の誘電率(=8.86X10−1ファ
ラッド/cm)、ε、は第二エミッタ層の比誘電率、V
l、4は第二エミッタ層とベース層が形成するヘテロ接
合のビルトインポテンシャルである。
このような設計基準を与えた理由を次に説明する。エミ
ッタ・ベース間のへテロ接合に印加される電圧がゼロの
とき接合両端に生ずる内部電位差はVbiである。この
電位差によりヘテロ接合部に生じる電界分布は第4図の
ようになる。第4図(a)は第二エミッタ層の厚みWが
十分大の場合、同図(b)は第二二ごツタ層の厚みWが
内部電位差により伸びる空乏層の厚みW。pと等しい場
合、同図(C)はWがwd、、より小さい場合である。
ッタ・ベース間のへテロ接合に印加される電圧がゼロの
とき接合両端に生ずる内部電位差はVbiである。この
電位差によりヘテロ接合部に生じる電界分布は第4図の
ようになる。第4図(a)は第二エミッタ層の厚みWが
十分大の場合、同図(b)は第二二ごツタ層の厚みWが
内部電位差により伸びる空乏層の厚みW。pと等しい場
合、同図(C)はWがwd、、より小さい場合である。
いま、第二エミッタ層の不純物濃度NEがベース層の不
純物濃度NEよりはるかに低いものとすると、周知の理
論により第4図(a)、 (b)の場合についてそれぞ
れ下記式が成立する。
純物濃度NEよりはるかに低いものとすると、周知の理
論により第4図(a)、 (b)の場合についてそれぞ
れ下記式が成立する。
N E
E□、”” wd、p ・・・ (2)ε
S ε 0 この両式からE IIIIX を消去すると、 となる。同様にして第4図(C)の場合は下記式が成立
する。
S ε 0 この両式からE IIIIX を消去すると、 となる。同様にして第4図(C)の場合は下記式が成立
する。
E IIIIM
E m i n
NEW
(5)
ε Sε O
E耐。
W+
(E□5
−E5i、1) W = V47
・・・(6)
この両式からE□8を求めると、
となる。ただし上記において第二エミック層内の電界最
大値をEraK、電界最小値をE、、7としている。
大値をEraK、電界最小値をE、、7としている。
以上の関係を踏まえて、第二エミッタ層の不純物濃度N
Eと厚みWを、(7)式に示す最大電界が許容最大電界
を越えない範囲で(1)式の関係を満たすように設定す
ることにより、耐圧を確保しながら十分高速のスイッチ
ング速度を実現したものである。
Eと厚みWを、(7)式に示す最大電界が許容最大電界
を越えない範囲で(1)式の関係を満たすように設定す
ることにより、耐圧を確保しながら十分高速のスイッチ
ング速度を実現したものである。
なお、第二エミッタ層とベース層の間のへテロ接合のビ
ルトインポテンシャルvbtは下記式(8)で表わされ
る。
ルトインポテンシャルvbtは下記式(8)で表わされ
る。
ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、Nlはベ
ース層の不純物濃度、nム(T)はベース層の真性電子
密度、XIはベース層の電子親和力、Xlは第二エミッ
タ層の電子親和力である。(8)式において、右辺第一
項は通常のホモ接合におけるのと同一であり、第二項か
へテロ接合に個有の項である。
ース層の不純物濃度、nム(T)はベース層の真性電子
密度、XIはベース層の電子親和力、Xlは第二エミッ
タ層の電子親和力である。(8)式において、右辺第一
項は通常のホモ接合におけるのと同一であり、第二項か
へテロ接合に個有の項である。
具体的に、第二エミッタ層としてN型
Gas、 ? A l o、 3 As、ベース層とし
てp型GaAsを選んだ場合の代表的な不純物濃度の組
合せについてVI、iの数値例を示すと下表のとおりで
ある。
てp型GaAsを選んだ場合の代表的な不純物濃度の組
合せについてVI、iの数値例を示すと下表のとおりで
ある。
第
2
表
(発明の効果〕
本発明によれば、NEw2を必要最小限の値に設定する
ことによって、エミッタ・ベース間耐圧を確保しながら
高速スイッチング動作が可能なヘテロ接合バイポーラト
ランジスタを実現することができる。
ことによって、エミッタ・ベース間耐圧を確保しながら
高速スイッチング動作が可能なヘテロ接合バイポーラト
ランジスタを実現することができる。
以下本発明の詳細な説明する。GaA I As−Ga
As系を用いた一実施例の構造を第5図に示す。
As系を用いた一実施例の構造を第5図に示す。
これを製造工程に従って説明すれば、まず高不純物濃度
のn゛型GaAs基Fillを出発基板とし、この上に
不純物として例えばSiをドープした低不純物濃度のn
型GaAsコレクタ層12をエピタキシャル成長させる
。これはコレクタ・ベース間接合をホモ接合とする場合
であり、この接合にもヘテロ接合を導入する場合にはn
型Ga1−XAi、XA3層をエピタキシャル成長させ
ればよい。いずれの場合モエビタキシャル成長にはMB
E法又はMOCVD法を用いることが好ましい。以下の
工程でも同しである。
のn゛型GaAs基Fillを出発基板とし、この上に
不純物として例えばSiをドープした低不純物濃度のn
型GaAsコレクタ層12をエピタキシャル成長させる
。これはコレクタ・ベース間接合をホモ接合とする場合
であり、この接合にもヘテロ接合を導入する場合にはn
型Ga1−XAi、XA3層をエピタキシャル成長させ
ればよい。いずれの場合モエビタキシャル成長にはMB
E法又はMOCVD法を用いることが好ましい。以下の
工程でも同しである。
この後、コレクタ層12上に不純物として例えばBeを
ドープした比較的高不純物濃度のp型GaAsヘース層
13をエピタキシャル成長させる。ベース層13の厚み
は高速スイッチング動作を実現するため1000λない
しそれ以下とすることが好ましい。この後ベース層13
上に、低不純物濃度のn−型Ga+−xA 42 XA
Sからなる第二エミッタ層14□、続いて高不純物濃度
のn゛型Ga、□A I XAsからなる第一エミッタ
層14.をエピタキシャル成長させる。いずれも不純物
は例えばS、とする。このとき第二エミッタN14□の
濃度と厚みの関係を(1)式を満たすように設定する。
ドープした比較的高不純物濃度のp型GaAsヘース層
13をエピタキシャル成長させる。ベース層13の厚み
は高速スイッチング動作を実現するため1000λない
しそれ以下とすることが好ましい。この後ベース層13
上に、低不純物濃度のn−型Ga+−xA 42 XA
Sからなる第二エミッタ層14□、続いて高不純物濃度
のn゛型Ga、□A I XAsからなる第一エミッタ
層14.をエピタキシャル成長させる。いずれも不純物
は例えばS、とする。このとき第二エミッタN14□の
濃度と厚みの関係を(1)式を満たすように設定する。
最後にエツチングにより工ごツタ中心部を残して周辺部
を除去し、ベース層13の表面を露出させて、コレクタ
、ベース、エミッタの各電極15.16.17を形成し
て完成する。
を除去し、ベース層13の表面を露出させて、コレクタ
、ベース、エミッタの各電極15.16.17を形成し
て完成する。
より具体的な数値例を挙げて説明する。第二二くツタ層
14□としてバンドギャップエネルギ1.80eνのG
ao、 7A 10.3AS層を用い、そのドナー不純
物濃度をNE=3X 10I6c13、厚みをW=0.
1μmとする。一方、ベース層13としてアクセプタ濃
度N a =10 ” cm −’ 、バンドギャップ
エネルギが1.42eVであるGaAsを用いる。この
とき、常温T=300 Kでのビルトインポテンシャ
ルV b iは、〔8)式においてx、=3.77eV
、 x 。
14□としてバンドギャップエネルギ1.80eνのG
ao、 7A 10.3AS層を用い、そのドナー不純
物濃度をNE=3X 10I6c13、厚みをW=0.
1μmとする。一方、ベース層13としてアクセプタ濃
度N a =10 ” cm −’ 、バンドギャップ
エネルギが1.42eVであるGaAsを用いる。この
とき、常温T=300 Kでのビルトインポテンシャ
ルV b iは、〔8)式においてx、=3.77eV
、 x 。
−4,07eV、nt(T)=1.101X10’cm
−3として、Vl、l=1.52vとなる。
−3として、Vl、l=1.52vとなる。
そこでエミッタ・ベース間の印加電圧がゼロのとき、も
し仮に、低濃度第二エミッタ層が十分に厚い場合に広が
るべき空乏層の厚みW48.および最大電界E wax
を(2)、 (3)式より求めると、ε1=12.0と
して、w、、、 =0.260μm、EIIIIIK=
1.17 X 10’ V/cmとなる。ところがいま
の場合、w=0.1μmであるからW<Wd、pとなる
。
し仮に、低濃度第二エミッタ層が十分に厚い場合に広が
るべき空乏層の厚みW48.および最大電界E wax
を(2)、 (3)式より求めると、ε1=12.0と
して、w、、、 =0.260μm、EIIIIIK=
1.17 X 10’ V/cmとなる。ところがいま
の場合、w=0.1μmであるからW<Wd、pとなる
。
このとき最大電界E。Xは(7)式から、Esax=1
.75XIO’ V/cmとなる。不純物濃度NE=3
XlO”c+r’に対して接合降服を生じることなく許
容し得る最大電界値は約5.lX105V/cmである
から(例えば、S0M、Sge 、 ” Physi
csof Sem1conductor Device
s 、 1969 、 WileyIntersci
ence参照)、上記E0、はこれより低く、上記設計
例を現実に採用することができる。
.75XIO’ V/cmとなる。不純物濃度NE=3
XlO”c+r’に対して接合降服を生じることなく許
容し得る最大電界値は約5.lX105V/cmである
から(例えば、S0M、Sge 、 ” Physi
csof Sem1conductor Device
s 、 1969 、 WileyIntersci
ence参照)、上記E0、はこれより低く、上記設計
例を現実に採用することができる。
参考のため、最大電界E IIIIIXが丁度上述の許
容最大電界になるような印加電圧を求めると、その値は
約3.3Vとなり、実用上十分な耐圧が確保される。
容最大電界になるような印加電圧を求めると、その値は
約3.3Vとなり、実用上十分な耐圧が確保される。
次に別の設計例として、上記と同じ材料を用い、NE
−10” ctn−”、w=0.1 μm、、N++
=10111c+++−’とした場合を挙げる。このと
き、Vbi””1.55V、 Waap =0.1
441!m、’Emhx −2、16X 10’ V
/cmを得る。このときW < W d*9となってい
る。またEIIax =2.30 x 10’ V/備
であるが、l Q ” cm−’の不純物濃度に対応す
る許容最大電界は約6.4 X 10’ V/cmであ
るから、この設計例も現実に採用し得る。先の設計例と
同様、許容される印加電圧を求めると、その値は約4.
OVとなり、実用上十分である。
−10” ctn−”、w=0.1 μm、、N++
=10111c+++−’とした場合を挙げる。このと
き、Vbi””1.55V、 Waap =0.1
441!m、’Emhx −2、16X 10’ V
/cmを得る。このときW < W d*9となってい
る。またEIIax =2.30 x 10’ V/備
であるが、l Q ” cm−’の不純物濃度に対応す
る許容最大電界は約6.4 X 10’ V/cmであ
るから、この設計例も現実に採用し得る。先の設計例と
同様、許容される印加電圧を求めると、その値は約4.
OVとなり、実用上十分である。
以上の二つの設計例を適用したときの数値解析モデルに
より求めたスイッチング特性を第3表に示す。回路条件
は第1表の場合と同じである。
より求めたスイッチング特性を第3表に示す。回路条件
は第1表の場合と同じである。
これらの結果を先の第1表と比較すれば明らかなように
、スイッチング速度は、タイプBに比べて若干劣るがタ
イプAよりはるかに優れたものとなっている。しかもタ
イプBではエミッタ・ベース間耐圧の確保が困難である
のに対し、本実施例では実用上十分な耐圧確保が容易で
ある。
、スイッチング速度は、タイプBに比べて若干劣るがタ
イプAよりはるかに優れたものとなっている。しかもタ
イプBではエミッタ・ベース間耐圧の確保が困難である
のに対し、本実施例では実用上十分な耐圧確保が容易で
ある。
なお本発明は上記実施例に限られるものではない。例え
ば半導体材料の組合せとして、広バンドギャップのエミ
ッタ層にGaP 、狭バンドギャップのベース層にSi
を用いてもよいし、また広バンドギャップのエミッタ層
にGaAs5狭バンドギヤツプのベース層にGeを用い
ることもできる。
ば半導体材料の組合せとして、広バンドギャップのエミ
ッタ層にGaP 、狭バンドギャップのベース層にSi
を用いてもよいし、また広バンドギャップのエミッタ層
にGaAs5狭バンドギヤツプのベース層にGeを用い
ることもできる。
第1図は従来のへテロ接合バイポーラトランジスタの一
例を示す図、第2図はトランジスタのスイッチ、′グ特
性を説明するための図、第3図は同じくスイッフ゛・グ
特性を>i″:Sるための回路図、第4図(a)〜(C
)は本発明の特徴をNNするための不純物濃度分布と電
界分布を示す図、′1°5図は本発明の一実施例のへテ
ロ接合バイポーラ;)ンジスタを示す図である。 11−n+型GaAs基板、12−n型GaAsコレク
タ層、13 ・p型GaAsベース層、14+””n”
型GaI−xA1xAs第−エミッタ層、14z”’n
−型Ga1− XA 1xAs第二工ミツタ層、15〜
17・・・電極。
例を示す図、第2図はトランジスタのスイッチ、′グ特
性を説明するための図、第3図は同じくスイッフ゛・グ
特性を>i″:Sるための回路図、第4図(a)〜(C
)は本発明の特徴をNNするための不純物濃度分布と電
界分布を示す図、′1°5図は本発明の一実施例のへテ
ロ接合バイポーラ;)ンジスタを示す図である。 11−n+型GaAs基板、12−n型GaAsコレク
タ層、13 ・p型GaAsベース層、14+””n”
型GaI−xA1xAs第−エミッタ層、14z”’n
−型Ga1− XA 1xAs第二工ミツタ層、15〜
17・・・電極。
Claims (2)
- (1)エミッタ層がベース層よりバンドギャップの広い
半導体材料により、電極側にある高不純物濃度の第一エ
ミッタ層とベース側にある低不純物濃度の第二エミッタ
層とから構成されており、かつベース層の不純物濃度が
第二エミッタ層のそれより高いヘテロ接合バイポーラト
ランジスタにおいて、前記第二エミッタ層の不純物濃度
N_Eと厚みwの関係を、印加電圧ゼロの状態での第二
エミッタ層内の最大電界 E_m_a_x=(qN_E)/(2ε_zε_0)w
+(V_b_i)/wが許容最大電界を越えない範囲で
、 N_zw^2≦(2ε_zε_0)/qV_b_iを満
たすように設定したことを特徴とするヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタ。 ただし上式において、 q:電子電荷絶対値 ε_0:真空の誘電率 ε_z:第二エミッタ層の比誘電率 V_b_i:第二エミッタ層とベース層が形成するヘテ
ロ接合のビルトインポテンシャル - (2)エミッタ層がGa_1_−_xAl_xAs、ベ
ース層がGaAs、コレクタ層がGaAs又はGaAl
Asである特許請求の範囲第1項記載のヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340416A JPH03179748A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340416A JPH03179748A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03179748A true JPH03179748A (ja) | 1991-08-05 |
| JPH0572101B2 JPH0572101B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=18336742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2340416A Granted JPH03179748A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03179748A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2340416A patent/JPH03179748A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0572101B2 (ja) | 1993-10-08 |
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