JPH0318726Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318726Y2 JPH0318726Y2 JP1985146382U JP14638285U JPH0318726Y2 JP H0318726 Y2 JPH0318726 Y2 JP H0318726Y2 JP 1985146382 U JP1985146382 U JP 1985146382U JP 14638285 U JP14638285 U JP 14638285U JP H0318726 Y2 JPH0318726 Y2 JP H0318726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- members
- bulge
- mounting
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、熱膨張差の存する二つの部材の締着
装置に関する。
装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、熱膨張量の相異なる二つの部材、例えば
内燃機関の排気系に固着されるブラケツト(一方
の部材)と遮熱板(他方の部材)間を、それらの
熱膨張差を吸収してそれらに熱応力が生じないよ
うに結合したものは公知である(例えば実公昭56
−46028号公報参照)。
内燃機関の排気系に固着されるブラケツト(一方
の部材)と遮熱板(他方の部材)間を、それらの
熱膨張差を吸収してそれらに熱応力が生じないよ
うに結合したものは公知である(例えば実公昭56
−46028号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする課題
ところが前記従来のものでは、ボルト孔を穿設
した一方の部材と、長孔を穿設した他方の部材の
取付面相互を衝合させた状態で、段部に皿バネを
取着した段付きボルトを挿通し、このボルトにナ
ツトを螺合して前記二部材間を締着するようにし
ていたので、二部材間の摺動部の平行度が出し
にくく、段付きボルトの倒れにより片当りを生
じ、二部材の円滑な相対摺動が得られない、二
部材の相対摺動時には、皿バネのエツジが一方の
部材に引つ掛かつて、該部材が傷付き易く、クラ
ツクの発生原因となる、等の問題があつた。
した一方の部材と、長孔を穿設した他方の部材の
取付面相互を衝合させた状態で、段部に皿バネを
取着した段付きボルトを挿通し、このボルトにナ
ツトを螺合して前記二部材間を締着するようにし
ていたので、二部材間の摺動部の平行度が出し
にくく、段付きボルトの倒れにより片当りを生
じ、二部材の円滑な相対摺動が得られない、二
部材の相対摺動時には、皿バネのエツジが一方の
部材に引つ掛かつて、該部材が傷付き易く、クラ
ツクの発生原因となる、等の問題があつた。
本考案は、上記に鑑み提案されたもので、従来
装置の上記問題を解決することができる構造簡単
な、二つの部材の締着装置を提供することを目的
とする。
装置の上記問題を解決することができる構造簡単
な、二つの部材の締着装置を提供することを目的
とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案は、ボルト孔
を穿設した一方の部材と、長孔を穿設した他方の
部材間を、その両部材の取付面相互を衝合させた
状態で、前記両孔を貫通するボルト、及び該ボル
トに螺合されるナツトにより結合するようにし
た、二つの部材の締着装置において、前記他方の
部材には、前記一方の部材より離れる側に膨出し
てその頂面が前記取付面と平行な平坦面に形成さ
れ且つその膨出方向に弾性を有する膨出部を成形
し、この膨出部に前記長孔を設け、その長孔を貫
通して一方の部材の前記取付面に一端面が衝合す
る筒部と、この筒部の他端に一体に連設されて前
記膨出部の頂面に圧接させるフランジ部とより、
前記ボルトの軸部に嵌合されるカラーを構成する
と共に、このカラーを前記ボルト及びナツトを以
て前記一方の部材に締着し、前記フランジ部の前
記膨出部に対する圧接面と、前記筒部の前記一端
面とが互いに平行に形成されたことを特徴とす
る。
を穿設した一方の部材と、長孔を穿設した他方の
部材間を、その両部材の取付面相互を衝合させた
状態で、前記両孔を貫通するボルト、及び該ボル
トに螺合されるナツトにより結合するようにし
た、二つの部材の締着装置において、前記他方の
部材には、前記一方の部材より離れる側に膨出し
てその頂面が前記取付面と平行な平坦面に形成さ
れ且つその膨出方向に弾性を有する膨出部を成形
し、この膨出部に前記長孔を設け、その長孔を貫
通して一方の部材の前記取付面に一端面が衝合す
る筒部と、この筒部の他端に一体に連設されて前
記膨出部の頂面に圧接させるフランジ部とより、
前記ボルトの軸部に嵌合されるカラーを構成する
と共に、このカラーを前記ボルト及びナツトを以
て前記一方の部材に締着し、前記フランジ部の前
記膨出部に対する圧接面と、前記筒部の前記一端
面とが互いに平行に形成されたことを特徴とす
る。
(2) 作用
カラーは、それがボルト、ナツトにより一方の
部材に締着された状態では一方の部材に締着され
て該部材に対し倒れを起こすことなく不動であ
り、斯かる状態では、そのフランジ部の前記膨出
部との圧接面が、一方の部材の前記取付面と常に
平行な摺動支持面となつて、該膨出部の頂面を該
取付面と平行となるよう摺接支持することができ
るから、上記圧接面と取付面との二面間に比較的
広範囲に亘つて挟持されることになる他方の部材
の、一方の部材に対する平行度が常に正しく保た
れることとなり、従つてその両部材が熱膨張差に
より相互に膨縮してもその両者間の相対摺動が常
に円滑に行われて、その熱膨張差が無理なく吸収
される。
部材に締着された状態では一方の部材に締着され
て該部材に対し倒れを起こすことなく不動であ
り、斯かる状態では、そのフランジ部の前記膨出
部との圧接面が、一方の部材の前記取付面と常に
平行な摺動支持面となつて、該膨出部の頂面を該
取付面と平行となるよう摺接支持することができ
るから、上記圧接面と取付面との二面間に比較的
広範囲に亘つて挟持されることになる他方の部材
の、一方の部材に対する平行度が常に正しく保た
れることとなり、従つてその両部材が熱膨張差に
より相互に膨縮してもその両者間の相対摺動が常
に円滑に行われて、その熱膨張差が無理なく吸収
される。
しかもフランジ部の膨出部圧接面と、一方の部
材の前記取付面との間の対向間隔は、一端面が該
一方の部材に衝合するカラー筒部によつて常に一
定に規制されるから、その対向面間で挟圧される
膨出部の弾性変形量、延いては該膨出部が2つの
部材の摺動面間に及ぼす弾性力が一定に設定され
る。またカラーのフランジ部はボルト又はナツト
に対する座金としても機能し得る。
材の前記取付面との間の対向間隔は、一端面が該
一方の部材に衝合するカラー筒部によつて常に一
定に規制されるから、その対向面間で挟圧される
膨出部の弾性変形量、延いては該膨出部が2つの
部材の摺動面間に及ぼす弾性力が一定に設定され
る。またカラーのフランジ部はボルト又はナツト
に対する座金としても機能し得る。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
明する。
この実施例では本考案を内燃機関用触媒コンバ
ータとそこに取付けられる遮熱カバー間に実施し
た場合であつて、筒状に形成される触媒コンバー
タ1は、内燃機関の排気系Exに介装され、該排
気系Ex中を流れる排ガス中に含まれるHC,
NOx等の有害成分を反応消去する。
ータとそこに取付けられる遮熱カバー間に実施し
た場合であつて、筒状に形成される触媒コンバー
タ1は、内燃機関の排気系Exに介装され、該排
気系Ex中を流れる排ガス中に含まれるHC,
NOx等の有害成分を反応消去する。
触媒コンバータ1の一側には、遮熱カバー2が
取付けられる。触媒コンバータ1の両端の取付フ
ランジ11,11にはそれぞれステー3,3が溶接
等により固着され、それらのステー3,3に前記
遮熱カバー2が締着される。
取付けられる。触媒コンバータ1の両端の取付フ
ランジ11,11にはそれぞれステー3,3が溶接
等により固着され、それらのステー3,3に前記
遮熱カバー2が締着される。
次に一方の部材としてのステー3と他方の部材
としての遮熱カバー2との締着構造を第2,3図
を参照して詳細に説明すると、前記ステー3の取
付部31外面に設けた平坦な取付面3aと、遮熱
板2の取付部21内面に設けた平坦な取付面2a
とは、それらを衝合させた状態で、それらを貫通
する通常のボルト4、及び該ボルト4に螺合した
ナツト5によりカラー6を介して締着される。ス
テー3の取付部31には、通常のボルト孔7が穿
設され、一方遮熱カバー2の取付部21には、頂
面81が前記取付面2a,3aと平行な平坦面と
される断面台形状の膨出部8が成形され、この膨
出部8には、遮熱カバー2の長手方向に沿つて長
い長孔9が穿設される。而して前記膨出部8はそ
の膨出方向に弾性を保有する。
としての遮熱カバー2との締着構造を第2,3図
を参照して詳細に説明すると、前記ステー3の取
付部31外面に設けた平坦な取付面3aと、遮熱
板2の取付部21内面に設けた平坦な取付面2a
とは、それらを衝合させた状態で、それらを貫通
する通常のボルト4、及び該ボルト4に螺合した
ナツト5によりカラー6を介して締着される。ス
テー3の取付部31には、通常のボルト孔7が穿
設され、一方遮熱カバー2の取付部21には、頂
面81が前記取付面2a,3aと平行な平坦面と
される断面台形状の膨出部8が成形され、この膨
出部8には、遮熱カバー2の長手方向に沿つて長
い長孔9が穿設される。而して前記膨出部8はそ
の膨出方向に弾性を保有する。
前記カラー6は、前記長孔9を貫通してステー
3の前記取付面3aに一端面10aが衝合する筒
部10と、この筒部10る他端に一体に連設され
て前記膨出部8の頂面81に圧接させるフランジ
部11とを有して段付に形成され、前記筒部10
は前記長孔9内に挿入できるようにその横幅より
も小径に形成され、またフランジ部11は、前記
膨出部8の頂面81よりも大きく且つ前記長孔9
の長さと略等しく形成される。更に前記フランジ
部11の膨出部8に対する圧接面11aは、筒部
10の一端面10aと平行に形成される。
3の前記取付面3aに一端面10aが衝合する筒
部10と、この筒部10る他端に一体に連設され
て前記膨出部8の頂面81に圧接させるフランジ
部11とを有して段付に形成され、前記筒部10
は前記長孔9内に挿入できるようにその横幅より
も小径に形成され、またフランジ部11は、前記
膨出部8の頂面81よりも大きく且つ前記長孔9
の長さと略等しく形成される。更に前記フランジ
部11の膨出部8に対する圧接面11aは、筒部
10の一端面10aと平行に形成される。
前記ステー3の取付部31外面の取付面3aに
は、遮熱カバー2の取付部21内面の取付面2a
を重合させる。この場合ボルト孔7と長孔9の中
心を略一致させるとともに膨出部8の頂面81を
外側、即ちステー3より離れる側に向ける。次に
カラー6の筒部10を長孔9に挿入して、その端
面10aをステー3の取付部31外面の取付面3
aに衝合させると共にフランジ部11を膨出部8
の頂面81に衝合させ、この状態で、フランジ部
11の外方よりボルト4をカラー6、および取付
部31のボルト孔7を挿通してステー3の内側よ
り、ボルト4にナツト5を螺着すれば、膨出部8
は内方に押圧されて若干弾性変形し、ステー3と
遮熱カバー2とはボルト4およびナツト5により
前記カラー6を介して締着される。
は、遮熱カバー2の取付部21内面の取付面2a
を重合させる。この場合ボルト孔7と長孔9の中
心を略一致させるとともに膨出部8の頂面81を
外側、即ちステー3より離れる側に向ける。次に
カラー6の筒部10を長孔9に挿入して、その端
面10aをステー3の取付部31外面の取付面3
aに衝合させると共にフランジ部11を膨出部8
の頂面81に衝合させ、この状態で、フランジ部
11の外方よりボルト4をカラー6、および取付
部31のボルト孔7を挿通してステー3の内側よ
り、ボルト4にナツト5を螺着すれば、膨出部8
は内方に押圧されて若干弾性変形し、ステー3と
遮熱カバー2とはボルト4およびナツト5により
前記カラー6を介して締着される。
今、触媒コンバータ1が、そこを流れる高温の
排ガスによつて加熱されて、ステー3と遮熱カバ
ー2との間に温度差を生じ、それらが熱膨脹する
ときは、それらは長孔9の長さ範囲で相互に摺動
してそれらの熱膨張差を吸収しそれらに熱応力が
発生することがない。この場合において、ボルト
4、ナツト5によりステー3に強固に締着されて
該ステー3に対し倒れを起こすことなく不動であ
る前記カラー6は、そのフランジ部11の前記膨
出部8との圧接面11aが、ステー3の前記取付
面3aと常に平行な摺動支持面となつて、該膨出
部8の頂面81を該取付面3aと平行となるよう
摺接支持することができるから、上記圧接面11
aと取付面3aとの二面間に比較的広範囲に亘つ
て挟持されることになる遮熱板2の取付部21は、
ステー3の取付部31に対する平行度が常に正し
く保たれるから、その両者2,3が熱膨張差によ
り相互に膨縮してもその両者2,3間の相対摺動
が常に円滑に行われ、その熱膨張差を無理なく吸
収することができるのである。
排ガスによつて加熱されて、ステー3と遮熱カバ
ー2との間に温度差を生じ、それらが熱膨脹する
ときは、それらは長孔9の長さ範囲で相互に摺動
してそれらの熱膨張差を吸収しそれらに熱応力が
発生することがない。この場合において、ボルト
4、ナツト5によりステー3に強固に締着されて
該ステー3に対し倒れを起こすことなく不動であ
る前記カラー6は、そのフランジ部11の前記膨
出部8との圧接面11aが、ステー3の前記取付
面3aと常に平行な摺動支持面となつて、該膨出
部8の頂面81を該取付面3aと平行となるよう
摺接支持することができるから、上記圧接面11
aと取付面3aとの二面間に比較的広範囲に亘つ
て挟持されることになる遮熱板2の取付部21は、
ステー3の取付部31に対する平行度が常に正し
く保たれるから、その両者2,3が熱膨張差によ
り相互に膨縮してもその両者2,3間の相対摺動
が常に円滑に行われ、その熱膨張差を無理なく吸
収することができるのである。
また膨出部8はその膨出方向に弾性を保有して
ステー3と遮熱カバー2との間に緩みを生じるこ
とがない。
ステー3と遮熱カバー2との間に緩みを生じるこ
とがない。
なお、前記実施例においてステー3に長孔9を
有する膨出部8を形成し、遮熱カバー2にボルト
孔7を穿設するようにしてもよい。
有する膨出部8を形成し、遮熱カバー2にボルト
孔7を穿設するようにしてもよい。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、ボルト孔を穿設
した一方の部材と、長孔を穿設した他方の部材間
を、その両部材の取付面相互を衝合させた状態
で、前記両孔を貫通するボルト、及び該ボルトに
螺合されるナツトにより結合するようにした、二
つの部材の締着装置において、前記他方の部材に
は、前記一方の部材より離れる側に膨出してその
頂面が前記取付面と平行な平坦面に形成され且つ
その膨出方向に弾性を有する膨出部を成形し、こ
の膨出部に前記長孔を設け、その長孔を貫通して
一方の部材の前記取付面に一端面が衝合する筒部
と、この筒部の他端に一体に連設されて前記膨出
部の頂面に圧接させるフランジ部とより、前記ボ
ルトの軸部に嵌合されるカラーを構成すると共
に、このカラーを前記ボルト及びナツトを以て前
記一方の部材に締着し、前記フランジ部の前記膨
出部に対する圧接面と、前記筒部の前記一端面と
が互いに平行に形成されるので、ボルト、ナツト
により一方の部材に締着されて該部材に対し倒れ
を起こすことなく不動である前記カラーは、その
フランジ部の前記膨出部との圧接面が、一方の部
材の前記取付面と常に平行な摺動支持面となつ
て、該膨出部の頂面を該取付面と平行となるよう
摺接支持することができ、従つて上記圧接面と取
付面との二面間に比較的広範囲に亘つて挟持され
ることになる他方の部材の、一方の部材に対する
平行度が常に正しく保たれるから、その両部材が
熱膨張差により相互に膨縮してもその両者間の相
対摺動が常に円滑に行われ、その熱膨張差を無理
なく吸収してその両部材の熱応力発生を有効に防
止することができ、その上、前記二つの部材は、
その相互間、或いはカラーに対して面接触するこ
とができるから、それらの接触面の傷損やクラツ
クの発生防止に効果的である。しかもフランジ部
の膨出部圧接面と、一方の部材の前記取付面との
間の対向間隔は、一端面が該一方の部材に衝合す
るカラー筒部によつて常に一定に規制されるか
ら、その対向面間で挟圧される膨出部の弾性変形
量、延いては該膨出部が2つの部材の摺動面間に
及ぼす弾性力を一定に設定することができ、組立
精度の向上に寄与し得ると共に両部材間の相対摺
動を常に的確に行わせることができる。またカラ
ーはそのフランジ部をボルト又はナツトに対する
座金としても機能させることができるから、該カ
ラー自体を、前述のように二つの部材の平行度を
正しく保つための手段と、膨出部の弾性変形量
(弾性力)を一定に設定するための手段とに兼用
し得る効果と相俟つて、装置の構造簡素化に大い
に寄与することができる。更に斯かる構造簡単な
カラーと、通常のボルト、ナツトとで前記二つの
部材間を前述のように結合することができるか
ら、全体として装置の構成が簡単でコストダウン
に大いに寄与し得るものである。
した一方の部材と、長孔を穿設した他方の部材間
を、その両部材の取付面相互を衝合させた状態
で、前記両孔を貫通するボルト、及び該ボルトに
螺合されるナツトにより結合するようにした、二
つの部材の締着装置において、前記他方の部材に
は、前記一方の部材より離れる側に膨出してその
頂面が前記取付面と平行な平坦面に形成され且つ
その膨出方向に弾性を有する膨出部を成形し、こ
の膨出部に前記長孔を設け、その長孔を貫通して
一方の部材の前記取付面に一端面が衝合する筒部
と、この筒部の他端に一体に連設されて前記膨出
部の頂面に圧接させるフランジ部とより、前記ボ
ルトの軸部に嵌合されるカラーを構成すると共
に、このカラーを前記ボルト及びナツトを以て前
記一方の部材に締着し、前記フランジ部の前記膨
出部に対する圧接面と、前記筒部の前記一端面と
が互いに平行に形成されるので、ボルト、ナツト
により一方の部材に締着されて該部材に対し倒れ
を起こすことなく不動である前記カラーは、その
フランジ部の前記膨出部との圧接面が、一方の部
材の前記取付面と常に平行な摺動支持面となつ
て、該膨出部の頂面を該取付面と平行となるよう
摺接支持することができ、従つて上記圧接面と取
付面との二面間に比較的広範囲に亘つて挟持され
ることになる他方の部材の、一方の部材に対する
平行度が常に正しく保たれるから、その両部材が
熱膨張差により相互に膨縮してもその両者間の相
対摺動が常に円滑に行われ、その熱膨張差を無理
なく吸収してその両部材の熱応力発生を有効に防
止することができ、その上、前記二つの部材は、
その相互間、或いはカラーに対して面接触するこ
とができるから、それらの接触面の傷損やクラツ
クの発生防止に効果的である。しかもフランジ部
の膨出部圧接面と、一方の部材の前記取付面との
間の対向間隔は、一端面が該一方の部材に衝合す
るカラー筒部によつて常に一定に規制されるか
ら、その対向面間で挟圧される膨出部の弾性変形
量、延いては該膨出部が2つの部材の摺動面間に
及ぼす弾性力を一定に設定することができ、組立
精度の向上に寄与し得ると共に両部材間の相対摺
動を常に的確に行わせることができる。またカラ
ーはそのフランジ部をボルト又はナツトに対する
座金としても機能させることができるから、該カ
ラー自体を、前述のように二つの部材の平行度を
正しく保つための手段と、膨出部の弾性変形量
(弾性力)を一定に設定するための手段とに兼用
し得る効果と相俟つて、装置の構造簡素化に大い
に寄与することができる。更に斯かる構造簡単な
カラーと、通常のボルト、ナツトとで前記二つの
部材間を前述のように結合することができるか
ら、全体として装置の構成が簡単でコストダウン
に大いに寄与し得るものである。
第1図は、本考案を触媒コンバータと遮熱板と
の締着に適用した場合の一実施例の平面図、第2
図は第1図の一部の拡大断面図、第3図は、第2
図−線断面図である。 2……他方の部材としての遮熱カバー、3……
一方の部材としてのステー、2a,3a……取付
面、4……ボルト、5……ナツト、6……カラ
ー、7……ボルト孔、8……膨出部、81……頂
面、9……長孔、10……筒部、10a……一端
面、11……フランジ部、11a……圧接面。
の締着に適用した場合の一実施例の平面図、第2
図は第1図の一部の拡大断面図、第3図は、第2
図−線断面図である。 2……他方の部材としての遮熱カバー、3……
一方の部材としてのステー、2a,3a……取付
面、4……ボルト、5……ナツト、6……カラ
ー、7……ボルト孔、8……膨出部、81……頂
面、9……長孔、10……筒部、10a……一端
面、11……フランジ部、11a……圧接面。
Claims (1)
- ボルト孔7を穿設した一方の部材3と、長孔9
を穿設した他方の部材2間を、その両部材3,2
の取付面3a,2a相互を衝合させた状態で、前
記両孔7,9を貫通するボルト4、及び該ボルト
4に螺合されるナツト5により結合するようにし
た、二つの部材の締着装置において、前記他方の
部材2には、前記一方の部材3より離れる側に膨
出してその頂面81が前記取付面3a,2aと平
行な平坦面に形成され且つその膨出方向に弾性を
有する膨出部8を成形し、この膨出部8に前記長
孔9を設け、その長孔9を貫通して一方の部材3
の前記取付面3aに一端面10aが衝合する筒部
10と、この筒部10の他端に一体に連設されて
前記膨出部8の頂面81に圧接させるフランジ部
11とより、前記ボルト4の軸部に嵌合されるカ
ラー6を構成すると共に、このカラー6を前記ボ
ルト4及びナツト5を以て前記一方の部材3に締
着し、前記フランジ部11の前記膨出部8に対す
る圧接面11aと、前記筒部10の前記一端面1
0aとが互いに平行に形成されたことを特徴とす
る、二つの部材の締着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985146382U JPH0318726Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985146382U JPH0318726Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254307U JPS6254307U (ja) | 1987-04-04 |
| JPH0318726Y2 true JPH0318726Y2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=31058795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985146382U Expired JPH0318726Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0318726Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5018253U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-28 | ||
| JPS5912775U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | 日産自動車株式会社 | フエンダ−プロテクタの取付構造 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP1985146382U patent/JPH0318726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254307U (ja) | 1987-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08200059A (ja) | 排気マニホルドジョイント | |
| JPH0414689Y2 (ja) | ||
| JPH0629549B2 (ja) | エンジンの排気管連結装置 | |
| JPH0130578Y2 (ja) | ||
| JPH0544508Y2 (ja) | ||
| JPH0249513Y2 (ja) | ||
| JP2534381B2 (ja) | 排気管支持装置 | |
| JP2516106Y2 (ja) | エキゾーストマニホールド取付け装置 | |
| JP3006394B2 (ja) | 内燃機関の排気マニホルド | |
| JP2540987Y2 (ja) | エンジンの排気ガス還流装置 | |
| JPS6233965Y2 (ja) | ||
| JPH0226686B2 (ja) | ||
| JPH0114737Y2 (ja) | ||
| JPH0523777Y2 (ja) | ||
| JPH0118802Y2 (ja) | ||
| JPH0219546Y2 (ja) | ||
| JPS626285Y2 (ja) | ||
| JPS6321697Y2 (ja) | ||
| JPH0137150Y2 (ja) | ||
| JP2560955Y2 (ja) | 内燃機関の排気マニホールド取付構造 | |
| JPS5867921U (ja) | 遮熱形二股排気管 | |
| JPH0444812Y2 (ja) | ||
| JPH0245464Y2 (ja) | ||
| JPS628676Y2 (ja) | ||
| JPH0229219Y2 (ja) |