JPH0321884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321884Y2 JPH0321884Y2 JP1986136374U JP13637486U JPH0321884Y2 JP H0321884 Y2 JPH0321884 Y2 JP H0321884Y2 JP 1986136374 U JP1986136374 U JP 1986136374U JP 13637486 U JP13637486 U JP 13637486U JP H0321884 Y2 JPH0321884 Y2 JP H0321884Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- line
- hydraulic cylinder
- port
- control valve
- Prior art date
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- Expired
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- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は位置割出装置に関するものである。
(従来の技術)
従来より、工作機械の回転テーブル等の位置割
出を行なうための装置としては、種々の構造のも
のが用いられている。例えばその具体例として
は、本出願人の先の出願、実願昭59−60407号に
記載された装置がある。この装置においては、第
4図に示すように、回転テーブル等の被割出体8
0を駆動する駆動モータ81に接続された吐出ラ
イン82とタンクライン83とに流量方向制御弁
84を介設し、これに可変オリフイスを開閉する
スプール85を設けてある。そして上記駆動モー
タ81の回転に連動するカム86のカム面に上記
スプール85に連結された接触子87を当接させ
ることにより上記スプール85をカム形状に対応
して摺動させ、上記可変オリフイスの開度の調整
を行なう。一方上記カム面には凹部88を形成し
てあり、上記接触子87がこの凹部88内に嵌入
した際に、上記スプール85で上記可変オリフイ
スを閉じ、駆動モータ81への流体の供給を停止
させ、位置割出を行なうようなされている。
出を行なうための装置としては、種々の構造のも
のが用いられている。例えばその具体例として
は、本出願人の先の出願、実願昭59−60407号に
記載された装置がある。この装置においては、第
4図に示すように、回転テーブル等の被割出体8
0を駆動する駆動モータ81に接続された吐出ラ
イン82とタンクライン83とに流量方向制御弁
84を介設し、これに可変オリフイスを開閉する
スプール85を設けてある。そして上記駆動モー
タ81の回転に連動するカム86のカム面に上記
スプール85に連結された接触子87を当接させ
ることにより上記スプール85をカム形状に対応
して摺動させ、上記可変オリフイスの開度の調整
を行なう。一方上記カム面には凹部88を形成し
てあり、上記接触子87がこの凹部88内に嵌入
した際に、上記スプール85で上記可変オリフイ
スを閉じ、駆動モータ81への流体の供給を停止
させ、位置割出を行なうようなされている。
上記流量方向制御弁84はバネ室92とパイロ
ツト室93とを有しており、上記吐出ライン82
とタンクライン83とが正逆切換弁89を介して
上記バネ室92及びパイロツト室93にもそれぞ
れ接続されている。また、吐出ライン82及びタ
ンクライン83の各流体圧力は、上記流量方向制
御弁84を介して、ライン94,95により被割
出体80を上下動するための液圧シリンダ96に
も供給されている。上記被割出体80の下面と、
この被割出体80を支持しているベース97の上
面とには、それぞれリング98,99が取着され
ており、これらリング98,99の相対向する面
に互いにかみ合うカツプリング歯が形成されてい
る。上記液圧シリンダ96により上記被割出体8
0を下降し、上記リング98,99を咬合状態と
することにより、上記被割出体80が所定の割出
位置に機械的に固定された状態、すなわち位置止
定状態とし得るようになされているのである。な
お駆動モータ81への接続ラインには、この駆動
モータ81の正転、逆転を切換えるための電磁切
換弁100が介設されている。
ツト室93とを有しており、上記吐出ライン82
とタンクライン83とが正逆切換弁89を介して
上記バネ室92及びパイロツト室93にもそれぞ
れ接続されている。また、吐出ライン82及びタ
ンクライン83の各流体圧力は、上記流量方向制
御弁84を介して、ライン94,95により被割
出体80を上下動するための液圧シリンダ96に
も供給されている。上記被割出体80の下面と、
この被割出体80を支持しているベース97の上
面とには、それぞれリング98,99が取着され
ており、これらリング98,99の相対向する面
に互いにかみ合うカツプリング歯が形成されてい
る。上記液圧シリンダ96により上記被割出体8
0を下降し、上記リング98,99を咬合状態と
することにより、上記被割出体80が所定の割出
位置に機械的に固定された状態、すなわち位置止
定状態とし得るようになされているのである。な
お駆動モータ81への接続ラインには、この駆動
モータ81の正転、逆転を切換えるための電磁切
換弁100が介設されている。
上記装置において位置割出を行なう際には、ま
ず最初に切換弁89を切換位置に移動させる。そ
うすると流量方向制御弁84のパイロツト室93
に圧力流体が導かれることとなり、スプール85
が後方のバネ室92側へと押動され、接触子87
はカム面の凹部88から離脱する。また上記流量
方向制御弁84はシンボル位置S2に位置するこ
ととなり、入口側ポートP,Tと出口側ポート
A,Bとの連通状態が切換えられる。この結果、
吐出ライン82及びタンクライン83と液圧シリ
ンダ96の接続状態が反転し、それまで下降位置
に位置していた被割出体80が上昇され、リング
98と99の咬合いが外されて、位置止定状態が
解除される。その後、電磁切換弁100を中立位
置より、例えば正転側位置に切換えることによ
り、上記流量方向制御弁84を介して駆動モータ
81を作動流体が循環する回路が形成され、駆動
モータ81が回転駆動されて、被割出体80を駆
動する。そして上記から所定時間経過後に、切換
弁89を中立位置に戻すと、今後は吐出ライン8
2の流体が流量方向制御弁84のバネ室92に導
かれることになり、スプール85はこの流体圧力
とバネ力とによつて先端のカム86側へと押動さ
れ、接触子87はこの力でもつてカム面に押圧、
接触することになる。この状態においては、流量
方向制御弁84はシンボル位置S3に位置するこ
とになり、可変オリフイスがやや絞られた状態と
なつて駆動モータ81は減速される。そして、ス
プール85の接触子87がカム面の凹部88の位
置に達し、この凹部88内に嵌入した際に、流量
方向制御弁84はシンボル位置S1に位置し、駆
動モータ81へ通ずるラインをタンクライン83
へと開放することによつて駆動モータ81を停止
し、被割出体80の位置割出を完了する。また、
このとき上記液圧シリンダ96への液圧供給状態
が再度逆転することとなり、上記液圧シリンダ9
6により被割出体80は下降され、リング98,
99が咬合状態となされて、被割出体80は上記
割出位置に止定されることとなる。
ず最初に切換弁89を切換位置に移動させる。そ
うすると流量方向制御弁84のパイロツト室93
に圧力流体が導かれることとなり、スプール85
が後方のバネ室92側へと押動され、接触子87
はカム面の凹部88から離脱する。また上記流量
方向制御弁84はシンボル位置S2に位置するこ
ととなり、入口側ポートP,Tと出口側ポート
A,Bとの連通状態が切換えられる。この結果、
吐出ライン82及びタンクライン83と液圧シリ
ンダ96の接続状態が反転し、それまで下降位置
に位置していた被割出体80が上昇され、リング
98と99の咬合いが外されて、位置止定状態が
解除される。その後、電磁切換弁100を中立位
置より、例えば正転側位置に切換えることによ
り、上記流量方向制御弁84を介して駆動モータ
81を作動流体が循環する回路が形成され、駆動
モータ81が回転駆動されて、被割出体80を駆
動する。そして上記から所定時間経過後に、切換
弁89を中立位置に戻すと、今後は吐出ライン8
2の流体が流量方向制御弁84のバネ室92に導
かれることになり、スプール85はこの流体圧力
とバネ力とによつて先端のカム86側へと押動さ
れ、接触子87はこの力でもつてカム面に押圧、
接触することになる。この状態においては、流量
方向制御弁84はシンボル位置S3に位置するこ
とになり、可変オリフイスがやや絞られた状態と
なつて駆動モータ81は減速される。そして、ス
プール85の接触子87がカム面の凹部88の位
置に達し、この凹部88内に嵌入した際に、流量
方向制御弁84はシンボル位置S1に位置し、駆
動モータ81へ通ずるラインをタンクライン83
へと開放することによつて駆動モータ81を停止
し、被割出体80の位置割出を完了する。また、
このとき上記液圧シリンダ96への液圧供給状態
が再度逆転することとなり、上記液圧シリンダ9
6により被割出体80は下降され、リング98,
99が咬合状態となされて、被割出体80は上記
割出位置に止定されることとなる。
(考案が解決しようとする問題点)
上記説明のように、従来装置においては、割出
操作の開始時には、まず正逆切換弁89の切換え
がなされ、その後、流量方向制御弁84のパイロ
ツト室93への圧力導入、スプール85の移動に
よる流量方向制御弁84内の連通状態の切換わ
り、液圧シリンダ96への圧力供給状態の切換わ
り、液圧シリンダ96による被割出体80の上
昇、止定状態の解除、そして電磁切換弁100の
切換えという各ステツプを経て駆動モータ81に
よる被割出体80の駆動が開始される訳であり、
正逆切換弁89に与えた開始操作から、実際に駆
動モータ81による割出駆動が開始されるまで
に、上記各ステツプが逐次実行されていく時間を
必要とする。例えば流量方向制御弁84のスプー
ル85が移動後、液圧シリンダ96により被割出
体80が実際に上昇を開始する迄には、それまで
上記液圧シリンダ96内部のピストン上面を加圧
していた高圧流体が排出され、同時にシリンダ室
内のピストン下面側に高圧流体が流入してきて、
これが上記被割出体80の重量に打ち勝つ力とな
る迄充填されてくることが必要である。このよう
に、上記各ステツプにおいてそれぞれの作動に必
要な圧力状態に達するまでにも作動流体の流動に
伴う時間遅れが生じ、各ステツプでのアクチユエ
ータの移動に要する時間と共に、上記時間遅れが
上記各ステツプ毎に累積されていくので、起動時
の即応性に欠けるという問題があつた。
操作の開始時には、まず正逆切換弁89の切換え
がなされ、その後、流量方向制御弁84のパイロ
ツト室93への圧力導入、スプール85の移動に
よる流量方向制御弁84内の連通状態の切換わ
り、液圧シリンダ96への圧力供給状態の切換わ
り、液圧シリンダ96による被割出体80の上
昇、止定状態の解除、そして電磁切換弁100の
切換えという各ステツプを経て駆動モータ81に
よる被割出体80の駆動が開始される訳であり、
正逆切換弁89に与えた開始操作から、実際に駆
動モータ81による割出駆動が開始されるまで
に、上記各ステツプが逐次実行されていく時間を
必要とする。例えば流量方向制御弁84のスプー
ル85が移動後、液圧シリンダ96により被割出
体80が実際に上昇を開始する迄には、それまで
上記液圧シリンダ96内部のピストン上面を加圧
していた高圧流体が排出され、同時にシリンダ室
内のピストン下面側に高圧流体が流入してきて、
これが上記被割出体80の重量に打ち勝つ力とな
る迄充填されてくることが必要である。このよう
に、上記各ステツプにおいてそれぞれの作動に必
要な圧力状態に達するまでにも作動流体の流動に
伴う時間遅れが生じ、各ステツプでのアクチユエ
ータの移動に要する時間と共に、上記時間遅れが
上記各ステツプ毎に累積されていくので、起動時
の即応性に欠けるという問題があつた。
この考案は上記従来の問題点を解消するために
なされたものであつて、その目的は、液圧作動の
駆動モータにより被割出体を駆動すると共に、液
圧シリンダにより被割出体を割出位置に止定する
装置において、割出操作開始時の起動即応性を向
上し得る位置割出装置を提供することにある。
なされたものであつて、その目的は、液圧作動の
駆動モータにより被割出体を駆動すると共に、液
圧シリンダにより被割出体を割出位置に止定する
装置において、割出操作開始時の起動即応性を向
上し得る位置割出装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
そこでこの考案の位置割出装置は、被割出体6
を駆動する駆動モータ1に接続される吐出ライン
51とタンクライン52とにパイロツト形方向切
換弁24を介設すると共に、このパイロツト形方
向切換弁24の出口側ポートA,Bには、一対の
ライン63,64を介して、液圧シリンダ12の
位置止定ポート13と位置止定解除ポート14と
を、上記吐出ライン51とタンクライン52とに
切換連通可能に接続し、上記パイロツト形方向切
換弁24が中立位置S1に位置するときには、上
記一方のライン63から液圧シリンダ12の位置
止定ポート13に作動流体を供給して上記液圧シ
リンダ12により上記被割出体6の位置止定がな
されると共に、上記駆動モータ1への作動流体の
供給が停止され、一方上記パイロツト形方向切換
弁24が切換位置S2,S3に位置するときに
は、上記他方のライン64から液圧シリンダ12
の位置止定解除ポート14に作動流体を供給して
上記液圧シリンダ12による上記位置止定が解除
されると共に、上記駆動モータ1に作動流体が循
環すべく構成し、さらに上記パイロツト形方向切
換弁24のパイロツト室45に上記吐出ライン5
1から分岐する分岐ライン74を切換弁58を介
して接続し、上記切換弁58を第1切換位置C1
に切換えて上記パイロツト室45に上記吐出ライ
ン51の流体が導かれた際に、上記パイロツト形
方向切換弁24が上記切換位置S2,S3に切換
られ、上記切換弁58を第2切換位置C2に切換
後には、上記被割出体6が割出位置に達するまで
上記パイロツト形方向切換弁24の上記切換位置
状態が継続するようになされた位置割出装置であ
つて、上記切換弁58の出口側ポートを、上記液
圧シリンダ12の位置止定解除時に作動流体の供
給される位置止定解除ポート14にバイパスライ
ン76によつて接続する共に、上記バイパスライ
ン76に、位置止定解除ポート14方向への流体
流れを許容する逆止弁77を介設している。
を駆動する駆動モータ1に接続される吐出ライン
51とタンクライン52とにパイロツト形方向切
換弁24を介設すると共に、このパイロツト形方
向切換弁24の出口側ポートA,Bには、一対の
ライン63,64を介して、液圧シリンダ12の
位置止定ポート13と位置止定解除ポート14と
を、上記吐出ライン51とタンクライン52とに
切換連通可能に接続し、上記パイロツト形方向切
換弁24が中立位置S1に位置するときには、上
記一方のライン63から液圧シリンダ12の位置
止定ポート13に作動流体を供給して上記液圧シ
リンダ12により上記被割出体6の位置止定がな
されると共に、上記駆動モータ1への作動流体の
供給が停止され、一方上記パイロツト形方向切換
弁24が切換位置S2,S3に位置するときに
は、上記他方のライン64から液圧シリンダ12
の位置止定解除ポート14に作動流体を供給して
上記液圧シリンダ12による上記位置止定が解除
されると共に、上記駆動モータ1に作動流体が循
環すべく構成し、さらに上記パイロツト形方向切
換弁24のパイロツト室45に上記吐出ライン5
1から分岐する分岐ライン74を切換弁58を介
して接続し、上記切換弁58を第1切換位置C1
に切換えて上記パイロツト室45に上記吐出ライ
ン51の流体が導かれた際に、上記パイロツト形
方向切換弁24が上記切換位置S2,S3に切換
られ、上記切換弁58を第2切換位置C2に切換
後には、上記被割出体6が割出位置に達するまで
上記パイロツト形方向切換弁24の上記切換位置
状態が継続するようになされた位置割出装置であ
つて、上記切換弁58の出口側ポートを、上記液
圧シリンダ12の位置止定解除時に作動流体の供
給される位置止定解除ポート14にバイパスライ
ン76によつて接続する共に、上記バイパスライ
ン76に、位置止定解除ポート14方向への流体
流れを許容する逆止弁77を介設している。
(作用)
上記構成の位置割出装置においては、割出操作
を開始するために、切換弁58を第1切換位置C
1に切換えたときには、吐出ライン51の流体が
パイロツト室45に導かれると同時に、それまで
被割出体6を位置止定するために低圧状態であつ
た液圧シリンダ12の位置止定解除ポート14
に、バイパスライン76を通じて高圧流体が供給
される。従来装置ではパイロツト形方向切換弁1
2の切換作動がなされた後に、上記高圧流体の供
給が開始されるものであつたが、この装置におい
ては、上記パイロツト形方向切換弁24の切換作
動を待たずに、バイパスライン76を通じて上記
切換弁58の切換作動直後より高圧流体が供給さ
れるので、上記液圧シリンダ12の位置止定解除
動作が迅やかに行なわれることとなり、したがつ
て切換弁58への割出開始操作から実際に駆動モ
ータ1が駆動を開始する迄の時間が短縮され、起
動時の即応性を向上することができる。なお、起
動後、上記切換弁58が第2切換位置C2に切換
作動されたときに、バイパスライン76の上記切
換弁58側が低圧となる場合においては、逆止弁
77により、液圧シリンダ12側から上記切換弁
18側への流体の流れは遮断されるので、液圧シ
リンダ12の上記位置止定解除ポート14には上
記パイロツト形方向切換弁24より高圧流体が作
用し続け、したがつて位置止定解除状態が維持さ
れ、従来装置と同様の割出操作が継続される。
を開始するために、切換弁58を第1切換位置C
1に切換えたときには、吐出ライン51の流体が
パイロツト室45に導かれると同時に、それまで
被割出体6を位置止定するために低圧状態であつ
た液圧シリンダ12の位置止定解除ポート14
に、バイパスライン76を通じて高圧流体が供給
される。従来装置ではパイロツト形方向切換弁1
2の切換作動がなされた後に、上記高圧流体の供
給が開始されるものであつたが、この装置におい
ては、上記パイロツト形方向切換弁24の切換作
動を待たずに、バイパスライン76を通じて上記
切換弁58の切換作動直後より高圧流体が供給さ
れるので、上記液圧シリンダ12の位置止定解除
動作が迅やかに行なわれることとなり、したがつ
て切換弁58への割出開始操作から実際に駆動モ
ータ1が駆動を開始する迄の時間が短縮され、起
動時の即応性を向上することができる。なお、起
動後、上記切換弁58が第2切換位置C2に切換
作動されたときに、バイパスライン76の上記切
換弁58側が低圧となる場合においては、逆止弁
77により、液圧シリンダ12側から上記切換弁
18側への流体の流れは遮断されるので、液圧シ
リンダ12の上記位置止定解除ポート14には上
記パイロツト形方向切換弁24より高圧流体が作
用し続け、したがつて位置止定解除状態が維持さ
れ、従来装置と同様の割出操作が継続される。
(実施例)
次にこの考案の位置割出装置の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図はこの考案の一実施例における位置割出
装置の一部切欠正面図であり、同図において、1
はトロコイドモータあるいはギヤモータ等の低
速・高トルク特性を有する両軸駆動モータであつ
て、その上部主軸2には駆動ギヤ5が取着されて
いる。回転テーブル等の被割出体6は、回転軸7
と、この回転軸7に固着されると共に上記駆動ギ
ヤ5とかみ合うギヤ8とを有しており、上記上部
主軸2の回転によつて、駆動ギヤ5、ギヤ8、回
転軸7をそれぞれ介して被割出体6を回転駆動し
得るようなされている。また、上記回転軸7は、
これを支持するベース9に対して上下動し得るよ
うなされており、ベース9上面と被割出体6下面
とにそれぞれリング10,11が取着され、これ
らリング10,11の相対向する面に互いにかみ
合うカツプリング歯が形成されている。上記回転
軸7は、液圧シリンダ12によつて上下動される
ようになされている。
装置の一部切欠正面図であり、同図において、1
はトロコイドモータあるいはギヤモータ等の低
速・高トルク特性を有する両軸駆動モータであつ
て、その上部主軸2には駆動ギヤ5が取着されて
いる。回転テーブル等の被割出体6は、回転軸7
と、この回転軸7に固着されると共に上記駆動ギ
ヤ5とかみ合うギヤ8とを有しており、上記上部
主軸2の回転によつて、駆動ギヤ5、ギヤ8、回
転軸7をそれぞれ介して被割出体6を回転駆動し
得るようなされている。また、上記回転軸7は、
これを支持するベース9に対して上下動し得るよ
うなされており、ベース9上面と被割出体6下面
とにそれぞれリング10,11が取着され、これ
らリング10,11の相対向する面に互いにかみ
合うカツプリング歯が形成されている。上記回転
軸7は、液圧シリンダ12によつて上下動される
ようになされている。
上記駆動モータ1の下部主軸3には、カム22
が取着されている。そして第3図に示すように、
上記カム22と、このカム22の形状に対応して
揺動するく字状レバー23と、このレバー23の
揺動に応じて、上記駆動モータ1へ供給する流体
の流量及び方向を制御する流量方向制御弁24と
により位置割出機構を構成している。上記カム2
2は、第3図に示すように、下部主軸3の軸心と
同心上に配設された略円板状のもので、その周側
部は、下部主軸3と同心状の円弧状部32と、こ
の円弧状部32より次第にその中心方向に向かう
略テーパ部30と、略テーパ部30の中央に位置
する凹部31とを二箇所に有している。上記レバ
ー23は、その中途部をケーシング20に回動自
在に支持されており、上記回動点より図において
下方側に延びるアーム33の先端部には、ローラ
36が回転自在に支持されている。このローラ3
6が上記カム22の周側部上を転動し得るような
されている。なお、上記カム22に設けた凹部3
1は上記ローラ36が嵌入し得る形状である。ま
た、レバー23の、図において上方に延びるアー
ム34の先端部は、ピンを介して、流量方向制御
弁24のスプール先端部に一体的に形成されたロ
ツド37に枢着されている。
が取着されている。そして第3図に示すように、
上記カム22と、このカム22の形状に対応して
揺動するく字状レバー23と、このレバー23の
揺動に応じて、上記駆動モータ1へ供給する流体
の流量及び方向を制御する流量方向制御弁24と
により位置割出機構を構成している。上記カム2
2は、第3図に示すように、下部主軸3の軸心と
同心上に配設された略円板状のもので、その周側
部は、下部主軸3と同心状の円弧状部32と、こ
の円弧状部32より次第にその中心方向に向かう
略テーパ部30と、略テーパ部30の中央に位置
する凹部31とを二箇所に有している。上記レバ
ー23は、その中途部をケーシング20に回動自
在に支持されており、上記回動点より図において
下方側に延びるアーム33の先端部には、ローラ
36が回転自在に支持されている。このローラ3
6が上記カム22の周側部上を転動し得るような
されている。なお、上記カム22に設けた凹部3
1は上記ローラ36が嵌入し得る形状である。ま
た、レバー23の、図において上方に延びるアー
ム34の先端部は、ピンを介して、流量方向制御
弁24のスプール先端部に一体的に形成されたロ
ツド37に枢着されている。
次に上記流量方向制御弁24を、第1図を参照
して説明すると、この流量方向制御弁24は、本
体内へと延びたスプール42を摺動させることに
より、上記駆動モータ1へ供給する流体の制御を
行なうもので、液圧ポンプ(図示せず)に接続さ
れる吐出ライン51に接続されたポンプポートP
と、タンクライン52に接続されたタンクポート
Tとを有すると共に、さらに二次側に3つのポー
トA,B,Mを有している。また、スプール42
後端部(第1図右側)には、バネ43を有するバ
ネ室44が設けられている。またこのバネ室44
の反対側には、パイロツト室45が設けられてお
り、このパイロツト室45内に流体が導かれた際
に、このパイロツト室45内の流体圧力とバネ4
3のバネ力とが相対向するようなされている。そ
して、スプール42が最も先端側に移動した中立
状態においてはシンボル位置S1に位置し、ポン
プポートPはポートAに、タンクポートTはポー
トBにそれぞれ連通し、またポートMはブロツク
されている。そして切換状態においてはシンボル
位置S2,S3で図示した連通状態が与えられ、
まずスプール42が最も後退した状態において
は、シンボル位置S2に位置し、ポンプポートP
はポートBに、タンクポートTはポートA及びM
にそれぞれ連通する。またこの状態からスプール
42が徐々に先端側へと移動していく過程におい
ては、シンボル位置S3に位置し、流路が徐々に
絞られるようなされている。
して説明すると、この流量方向制御弁24は、本
体内へと延びたスプール42を摺動させることに
より、上記駆動モータ1へ供給する流体の制御を
行なうもので、液圧ポンプ(図示せず)に接続さ
れる吐出ライン51に接続されたポンプポートP
と、タンクライン52に接続されたタンクポート
Tとを有すると共に、さらに二次側に3つのポー
トA,B,Mを有している。また、スプール42
後端部(第1図右側)には、バネ43を有するバ
ネ室44が設けられている。またこのバネ室44
の反対側には、パイロツト室45が設けられてお
り、このパイロツト室45内に流体が導かれた際
に、このパイロツト室45内の流体圧力とバネ4
3のバネ力とが相対向するようなされている。そ
して、スプール42が最も先端側に移動した中立
状態においてはシンボル位置S1に位置し、ポン
プポートPはポートAに、タンクポートTはポー
トBにそれぞれ連通し、またポートMはブロツク
されている。そして切換状態においてはシンボル
位置S2,S3で図示した連通状態が与えられ、
まずスプール42が最も後退した状態において
は、シンボル位置S2に位置し、ポンプポートP
はポートBに、タンクポートTはポートA及びM
にそれぞれ連通する。またこの状態からスプール
42が徐々に先端側へと移動していく過程におい
ては、シンボル位置S3に位置し、流路が徐々に
絞られるようなされている。
上記流量方向制御弁24のポートAは上記した
被割出体6を上下動する液圧シリンダ12の位置
止定ポート(以下、下降時圧力供給ポートとい
う)13にライン63により接続されている。一
方ポートBは上記液圧シリンダ12の上昇時、す
なわち位置止定解除時に高圧側となる位置止定解
除ポート(以下、解除ポートという)14にライ
ン64により接続されている。また上記液圧シリ
ンダ12の、上記解除ポート14にシリンダ内で
内部連通する圧力流体出口ポート15と、上記流
量方向制御弁24のポートMとは、ライン65,
66を介して上記駆動モータ1に接続されてい
る。上記ライン65,66には、駆動モータ1の
正転、逆転を切り換えるための電磁切換弁67が
介設されている。また流量方向制御弁24のポー
トMとポートTとは、絞り72の介設されたバイ
パスライン71で接続されている。
被割出体6を上下動する液圧シリンダ12の位置
止定ポート(以下、下降時圧力供給ポートとい
う)13にライン63により接続されている。一
方ポートBは上記液圧シリンダ12の上昇時、す
なわち位置止定解除時に高圧側となる位置止定解
除ポート(以下、解除ポートという)14にライ
ン64により接続されている。また上記液圧シリ
ンダ12の、上記解除ポート14にシリンダ内で
内部連通する圧力流体出口ポート15と、上記流
量方向制御弁24のポートMとは、ライン65,
66を介して上記駆動モータ1に接続されてい
る。上記ライン65,66には、駆動モータ1の
正転、逆転を切り換えるための電磁切換弁67が
介設されている。また流量方向制御弁24のポー
トMとポートTとは、絞り72の介設されたバイ
パスライン71で接続されている。
一方、上記吐出ライン51及びタンクライン5
2から分岐した分岐ライン74,75に切換弁5
8の入口側ポートP,Tを接続しており、この切
換弁58の出口側ポートA,Bをパイロツトライ
ン56,57によつて上記流量方向制御弁24の
パイロツト室45及びバネ室44に接続してい
る。さらに、上記パイロツト室45に通ずるパイ
ロツトライン56と、前記液圧シリンダ12の解
除ポート14に通ずるライン64とをバイパスラ
イン76を介して接続すると共に、このバイパス
ライン76に、上記切換弁58側から上記解除ポ
ート14側へ向かう方向の流れを許容する逆止弁
77を介設している。
2から分岐した分岐ライン74,75に切換弁5
8の入口側ポートP,Tを接続しており、この切
換弁58の出口側ポートA,Bをパイロツトライ
ン56,57によつて上記流量方向制御弁24の
パイロツト室45及びバネ室44に接続してい
る。さらに、上記パイロツト室45に通ずるパイ
ロツトライン56と、前記液圧シリンダ12の解
除ポート14に通ずるライン64とをバイパスラ
イン76を介して接続すると共に、このバイパス
ライン76に、上記切換弁58側から上記解除ポ
ート14側へ向かう方向の流れを許容する逆止弁
77を介設している。
次に上記した位置割出装置の作動状態について
説明する。まず、レバー23に設けたローラ36
がカム22の凹部31内に嵌入し、駆動モータ1
が割出回転位置において停止している状態につい
て説明する。この場合、切換弁58は第1図にお
ける第2切換位置、すなわちシンボル位置C2に
位置し、吐出ライン51の流体圧力が、流量方向
制御弁24のバネ室44へと導かれているものと
し、また電磁切換弁67も中立位置に位置するも
のにする。この状態においては、スプール42
は、バネ43の力と、バネ室44内の流体圧力と
によつて先端側へと押圧されている。そしてこの
力がスプール42先端部のロツド37、及びレバ
ー23を介してローラ36へと伝えられ、ローラ
36はカム22の凹部31内に嵌入している。ま
たこのように、流量方向制御弁24が中立位置、
すなわちシンボル位置S1に位置するので、吐出
ライン51の流体は、ポートAからライン63を
介して液圧シリンダ12の圧降時圧力供給ポート
13へと伝えられ、また解除ポート14はライン
64を通じてタンクライン52に開放されてお
り、被割出体6は押し下げられ、被割出体6側と
ベース9側とに設けたカツプリング歯を互いにか
み合わせて、その割出位置に、機械的に位置固定
した状態、すなわち止定している。一方駆動モー
タ1に通ずるライン65,66は共にタンクライ
ン52へと開放しているので、駆動モータ1への
流体の供給はなく、この駆動モータ1は停止状態
に保持されている。
説明する。まず、レバー23に設けたローラ36
がカム22の凹部31内に嵌入し、駆動モータ1
が割出回転位置において停止している状態につい
て説明する。この場合、切換弁58は第1図にお
ける第2切換位置、すなわちシンボル位置C2に
位置し、吐出ライン51の流体圧力が、流量方向
制御弁24のバネ室44へと導かれているものと
し、また電磁切換弁67も中立位置に位置するも
のにする。この状態においては、スプール42
は、バネ43の力と、バネ室44内の流体圧力と
によつて先端側へと押圧されている。そしてこの
力がスプール42先端部のロツド37、及びレバ
ー23を介してローラ36へと伝えられ、ローラ
36はカム22の凹部31内に嵌入している。ま
たこのように、流量方向制御弁24が中立位置、
すなわちシンボル位置S1に位置するので、吐出
ライン51の流体は、ポートAからライン63を
介して液圧シリンダ12の圧降時圧力供給ポート
13へと伝えられ、また解除ポート14はライン
64を通じてタンクライン52に開放されてお
り、被割出体6は押し下げられ、被割出体6側と
ベース9側とに設けたカツプリング歯を互いにか
み合わせて、その割出位置に、機械的に位置固定
した状態、すなわち止定している。一方駆動モー
タ1に通ずるライン65,66は共にタンクライ
ン52へと開放しているので、駆動モータ1への
流体の供給はなく、この駆動モータ1は停止状態
に保持されている。
上記のような状態から位置割出を行なう場合に
は、まず切換弁58を第1図におけるシンボル位
置C1で示す第1切換位置へと切換える。このよ
うに切換弁58を第1切換位置に位置させると、
吐出ライン51の流体は、パイロツトライン56
を介してパイロツト室45へと導かれ、一方バネ
室44は、パイロツトライン57を介してタンク
ライン52へと開放される。このとき同時に、上
記吐出ライン51の高圧流体は液圧シリンダ12
の、それまで低圧圧力状態であつた解除ポート1
4へも供給され、液圧シリンダ12内のピストン
下面側、及びこれに連通するライン65内を高圧
圧力状態とする。したがつて、上記パイロツト室
45への高圧流体の供給により、スプール42が
移動を開始し、その移動の途中の、例えばシンボ
ル位置S3の位置においても、液圧シリンダ12
の下降時圧力供給ポート13がタンクポートTと
連通して、それまでの高圧流体圧力が開放されれ
ば、液圧シリンダ12の上昇作動が開始され、そ
の結果上記スプール42の切換移動の期間と並行
して上記液圧シリンダ12による被割出体6の位
置止定解除動作が迅速になされることとなる。
は、まず切換弁58を第1図におけるシンボル位
置C1で示す第1切換位置へと切換える。このよ
うに切換弁58を第1切換位置に位置させると、
吐出ライン51の流体は、パイロツトライン56
を介してパイロツト室45へと導かれ、一方バネ
室44は、パイロツトライン57を介してタンク
ライン52へと開放される。このとき同時に、上
記吐出ライン51の高圧流体は液圧シリンダ12
の、それまで低圧圧力状態であつた解除ポート1
4へも供給され、液圧シリンダ12内のピストン
下面側、及びこれに連通するライン65内を高圧
圧力状態とする。したがつて、上記パイロツト室
45への高圧流体の供給により、スプール42が
移動を開始し、その移動の途中の、例えばシンボ
ル位置S3の位置においても、液圧シリンダ12
の下降時圧力供給ポート13がタンクポートTと
連通して、それまでの高圧流体圧力が開放されれ
ば、液圧シリンダ12の上昇作動が開始され、そ
の結果上記スプール42の切換移動の期間と並行
して上記液圧シリンダ12による被割出体6の位
置止定解除動作が迅速になされることとなる。
一方、上記スプールの切換移動に伴つて、レバ
ー23が回動し、ローラ36は凹部31内から脱
出する。また、このようにスプール42が移動し
た結果、流量方向制御弁24はシンボル位置S2
に位置することとなり、吐出ライン51はポンプ
ポートPを介してポートBへと連通し、このとき
液圧シリンダ12の解除ポート14には、ライン
64を介しても吐出ライン51の流体が供給され
ることとなる。また上記下降時圧力ポート13は
ライン63を通じてタンクライン52に開放され
るので、上記止定解除動作が継続される。そして
上記止定解除動作の完了により発信されるアンク
ランプ完了信号で電磁切換弁67が正転位置とな
され、上記液圧シリンダ12の圧力流体出口ポー
ト15から流出する圧力流体が、ライン65を介
して駆動モータ1に伝えられると共に、他方のラ
イン66がポートMを介してタンクライン52へ
連通するので、駆動モータ1は急速に回転し、そ
の結果被割出体6は回転駆動される。
ー23が回動し、ローラ36は凹部31内から脱
出する。また、このようにスプール42が移動し
た結果、流量方向制御弁24はシンボル位置S2
に位置することとなり、吐出ライン51はポンプ
ポートPを介してポートBへと連通し、このとき
液圧シリンダ12の解除ポート14には、ライン
64を介しても吐出ライン51の流体が供給され
ることとなる。また上記下降時圧力ポート13は
ライン63を通じてタンクライン52に開放され
るので、上記止定解除動作が継続される。そして
上記止定解除動作の完了により発信されるアンク
ランプ完了信号で電磁切換弁67が正転位置とな
され、上記液圧シリンダ12の圧力流体出口ポー
ト15から流出する圧力流体が、ライン65を介
して駆動モータ1に伝えられると共に、他方のラ
イン66がポートMを介してタンクライン52へ
連通するので、駆動モータ1は急速に回転し、そ
の結果被割出体6は回転駆動される。
次いで所定時間経過した後に、切換弁58を再
度第2切換位置に復帰させる。この復帰操作は、
割出し位置の直前に角度検出器より出される信号
により切換弁58を切換えるか、またはタイマ等
を用いて行なうこともある。このように切換弁5
8を第2切換位置に位置させると、バネ室44内
には、再び吐出ライン51の流体が導かれ、パイ
ロツト室45はタンクライン52へと連通するの
で、スプール42はバネ室44内の流体圧力及び
バネ43力によつて先端側へ移動してレバー23
を回動させようとする。ところが、上記レバー2
3先端部のローラ36の位置にはカム22の円弧
状部32が位置することになるので、ローラ36
はこの円弧状部32に当接して転動する。この結
果、流量方向制御弁24のスプール42は、最先
端位置まで移動することなく、その中途部におい
て保持されることになる。このように流量方向制
御弁24がシンボル位置S3に位置する状態にお
いては、その流路は絞られており、そのため駆動
モータ1に送られる流体の流量は低下し、被割出
体6は、回転開始当初よりも低速で駆動される。
またこのときバイパスライン76は上記第2切換
位置に切換えられた切換弁58により、タンクラ
イン52に連通しているが、この低圧圧力は逆止
弁77により遮断され、液圧シリンダ12の解除
ポート14には作用しないようになされているの
で、被割出体6の止定解除状態が継続されてい
る。
度第2切換位置に復帰させる。この復帰操作は、
割出し位置の直前に角度検出器より出される信号
により切換弁58を切換えるか、またはタイマ等
を用いて行なうこともある。このように切換弁5
8を第2切換位置に位置させると、バネ室44内
には、再び吐出ライン51の流体が導かれ、パイ
ロツト室45はタンクライン52へと連通するの
で、スプール42はバネ室44内の流体圧力及び
バネ43力によつて先端側へ移動してレバー23
を回動させようとする。ところが、上記レバー2
3先端部のローラ36の位置にはカム22の円弧
状部32が位置することになるので、ローラ36
はこの円弧状部32に当接して転動する。この結
果、流量方向制御弁24のスプール42は、最先
端位置まで移動することなく、その中途部におい
て保持されることになる。このように流量方向制
御弁24がシンボル位置S3に位置する状態にお
いては、その流路は絞られており、そのため駆動
モータ1に送られる流体の流量は低下し、被割出
体6は、回転開始当初よりも低速で駆動される。
またこのときバイパスライン76は上記第2切換
位置に切換えられた切換弁58により、タンクラ
イン52に連通しているが、この低圧圧力は逆止
弁77により遮断され、液圧シリンダ12の解除
ポート14には作用しないようになされているの
で、被割出体6の止定解除状態が継続されてい
る。
そして駆動モータ1がさらに回転していくと、
カム22の略テーパ部30により流路はさらに絞
られ、駆動モータ1の回転速度が減速される。そ
の後、ローラ36の位置にカム22の凹部31が
位置する状態になると、ローラ36は凹部31内
に嵌入し、流量方向制御弁24は再び中立位置S
1に位置する。このとき、液圧シリンダ12への
流体圧力供給状態が反転し、被割出体6は押し下
げられ、被割出体6側とベース9側とに設けたカ
ツプリング歯を互いにかみ合わせて被割出体6を
割出位置に止定する。またこの際、上記のよう
に、駆動モータ1へ通じるライン66はバイパス
ライン71を通じてタンクライン52へと開放さ
れており、またライン65も液圧シリンダ12の
ポート15からポート14を通じて、ライン64
によりタンクライン52へと開放されているの
で、駆動モータ1の駆動は停止される。なお、本
願にいう位置止定とは、割出位置における位置決
め精度の確保、或いは被割出体の停止状態を確保
するために、前記のように、例えばカツプリング
歯を咬合状態とすることにより、被割出体の位置
を機械的に固定することをいう。
カム22の略テーパ部30により流路はさらに絞
られ、駆動モータ1の回転速度が減速される。そ
の後、ローラ36の位置にカム22の凹部31が
位置する状態になると、ローラ36は凹部31内
に嵌入し、流量方向制御弁24は再び中立位置S
1に位置する。このとき、液圧シリンダ12への
流体圧力供給状態が反転し、被割出体6は押し下
げられ、被割出体6側とベース9側とに設けたカ
ツプリング歯を互いにかみ合わせて被割出体6を
割出位置に止定する。またこの際、上記のよう
に、駆動モータ1へ通じるライン66はバイパス
ライン71を通じてタンクライン52へと開放さ
れており、またライン65も液圧シリンダ12の
ポート15からポート14を通じて、ライン64
によりタンクライン52へと開放されているの
で、駆動モータ1の駆動は停止される。なお、本
願にいう位置止定とは、割出位置における位置決
め精度の確保、或いは被割出体の停止状態を確保
するために、前記のように、例えばカツプリング
歯を咬合状態とすることにより、被割出体の位置
を機械的に固定することをいう。
以上の説明のように、上記実施例においては、
位置止定動作状態にある液圧シリンダ12の解除
ポート14はタンクライン52に連通して低圧圧
力状態となされているが、割出操作を開始するた
め切換弁58を第1切換位置へ切換えた時には、
パイロツト形流量方向制御弁24の切換作動の完
了を待たずに、バイパスライン76より高圧圧力
流体が上記解除ポート14へと供給される。した
がつて従来装置でパイロツト形流量方向制御弁の
切換作動後に上記ポート14への圧力流体供給が
なされていた場合に比べ、上記実施例では、パイ
ロツト形流量方向制御弁24の切換作動と同時に
上記供給ポート14への圧力流体供給がなされる
ものであるので、起動時の即応性を向上すること
ができる。
位置止定動作状態にある液圧シリンダ12の解除
ポート14はタンクライン52に連通して低圧圧
力状態となされているが、割出操作を開始するた
め切換弁58を第1切換位置へ切換えた時には、
パイロツト形流量方向制御弁24の切換作動の完
了を待たずに、バイパスライン76より高圧圧力
流体が上記解除ポート14へと供給される。した
がつて従来装置でパイロツト形流量方向制御弁の
切換作動後に上記ポート14への圧力流体供給が
なされていた場合に比べ、上記実施例では、パイ
ロツト形流量方向制御弁24の切換作動と同時に
上記供給ポート14への圧力流体供給がなされる
ものであるので、起動時の即応性を向上すること
ができる。
以上にこの考案の一実施例ついて説明したが、
この考案の位置割出装置は上記実施例に限られる
ものではなく、種々変更して実施することが可能
である。例えば上記実施例では、駆動モータ1の
回転を割出位置近辺で減速するために、可変オリ
フイスを有するパイロツト形流量方向制御弁24
を用いた例を示したが、慣性の小さな被割出体で
あつて、減速機能を必要としない場合には、パイ
ロツト形方向切換弁で構成することができる。ま
た上記した位置割出機構において、さらに多くの
多点位置割出を行なう必要がある場合には、カム
周側部に割出位置に対応した複数の凹部を設ける
こともある。また、駆動モータとしては上記のよ
うな両軸駆動モータのほか、1本の主軸を有する
駆動モータを用い、この主軸で被割出体を駆動す
ると共に、この主軸に直接あるいは他の部材を介
してカムを取着することもある。
この考案の位置割出装置は上記実施例に限られる
ものではなく、種々変更して実施することが可能
である。例えば上記実施例では、駆動モータ1の
回転を割出位置近辺で減速するために、可変オリ
フイスを有するパイロツト形流量方向制御弁24
を用いた例を示したが、慣性の小さな被割出体で
あつて、減速機能を必要としない場合には、パイ
ロツト形方向切換弁で構成することができる。ま
た上記した位置割出機構において、さらに多くの
多点位置割出を行なう必要がある場合には、カム
周側部に割出位置に対応した複数の凹部を設ける
こともある。また、駆動モータとしては上記のよ
うな両軸駆動モータのほか、1本の主軸を有する
駆動モータを用い、この主軸で被割出体を駆動す
ると共に、この主軸に直接あるいは他の部材を介
してカムを取着することもある。
(考案の効果)
以上の説明のように、この考案の位置割出装置
においては、割出操作を開始するために切換弁を
切換位置に切換えたときに、被割出体の位置止定
解除のための液圧シリンダへの高圧圧力流体の供
給が、上記切換弁の切換え後に生ずるパイロツト
形方向切換弁の切換え作動を待たずに行なわれる
ので、上記位置止定解除動作が迅速になされ、し
たがつて割出操作起動時の即応性を向上すること
ができる。
においては、割出操作を開始するために切換弁を
切換位置に切換えたときに、被割出体の位置止定
解除のための液圧シリンダへの高圧圧力流体の供
給が、上記切換弁の切換え後に生ずるパイロツト
形方向切換弁の切換え作動を待たずに行なわれる
ので、上記位置止定解除動作が迅速になされ、し
たがつて割出操作起動時の即応性を向上すること
ができる。
第1図はこの考案の位置割出装置の一例の回路
図、第2図は前記位置割出装置の一部切欠正面
図、第3図は第2図−線に沿う横断面図、第
4図は従来装置を説明するための回路図である。 1……駆動モータ、6……被割出体、12……
液圧シリンダ、13……下降時圧力供給ポート
(位置止定ポート)、14……解除ポート(位置止
定解除ポート)、24……流量方向制御弁(パイ
ロツト形方向切換弁)、45……パイロツト室、
51……吐出ライン、52……タンクライン、5
8……切換弁、74……分岐ライン、76……バ
イパスライン、77……逆止弁。
図、第2図は前記位置割出装置の一部切欠正面
図、第3図は第2図−線に沿う横断面図、第
4図は従来装置を説明するための回路図である。 1……駆動モータ、6……被割出体、12……
液圧シリンダ、13……下降時圧力供給ポート
(位置止定ポート)、14……解除ポート(位置止
定解除ポート)、24……流量方向制御弁(パイ
ロツト形方向切換弁)、45……パイロツト室、
51……吐出ライン、52……タンクライン、5
8……切換弁、74……分岐ライン、76……バ
イパスライン、77……逆止弁。
Claims (1)
- 被割出体6を駆動する駆動モータ1に接続され
る吐出ライン51とタンクライン52とにパイロ
ツト形方向切換弁24を介設すると共に、このパ
イロツト形方向切換弁24の出口側ポートA,B
には、一対のライン63,64を介して、液圧シ
リンダ12の位置止定ポート13と位置止定解除
ポート14とを、上記吐出ライン51とタンクラ
イン52とに切換連通可能に接続し、上記パイロ
ツト形方向切換弁24が中立位置S1に位置する
ときには、上記一方のライン63から液圧シリン
ダ12の位置止定ポート13に作動流体を供給し
て上記液圧シリンダ12により上記被割出体6の
位置止定がなされると共に、上記駆動モータ1へ
の作動流体の供給が停止され、一方上記パイロツ
ト形方向切換弁24が切換位置S2,S3に位置
するときには、上記他方のライン64から液圧シ
リンダ12の位置止定解除ポート14に作動流体
を供給して上記液圧シリンダ12による上記位置
止定が解除されると共に、上記駆動モータ1に作
動流体が循環すべく構成し、さらに上記パイロツ
ト形方向切換弁24のパイロツト室45に上記吐
出ライン51から分岐する分岐ライン74を切換
弁58を介して接続し、上記切換弁58を第1切
換位置C1に切換えて上記パイロツト室45に上
記吐出ライン51の流体が導かれた際に、上記パ
イロツト形方向切換弁24が上記切換位置S2,
S3に切換られ、上記切換弁58を第2切換位置
C2に切換後には、上記被割出体6が割出位置に
達するまで上記パイロツト形方向切換弁24の上
記切換位置状態が継続するようになされた位置割
出装置であつて、上記切換弁58の出口側ポート
を、上記液圧シリンダ12の位置止定解除時に作
動流体の供給される位置止定解除ポート14にバ
イパスライン76によつて接続する共に、上記バ
イパスライン76に、位置止定解除ポート14方
向への流体流れを許容する逆止弁77を介設して
いることを特徴とする位置割出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986136374U JPH0321884Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986136374U JPH0321884Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6341447U JPS6341447U (ja) | 1988-03-18 |
| JPH0321884Y2 true JPH0321884Y2 (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=31039424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986136374U Expired JPH0321884Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0321884Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856757A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-04 | Washino Kikai Kk | 割出装置 |
| JPS60172647U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-15 | ダイキン工業株式会社 | 位置割出装置 |
-
1986
- 1986-09-04 JP JP1986136374U patent/JPH0321884Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341447U (ja) | 1988-03-18 |
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