JPH03230948A - 積層板及びその製法 - Google Patents

積層板及びその製法

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JPH03230948A
JPH03230948A JP2024410A JP2441090A JPH03230948A JP H03230948 A JPH03230948 A JP H03230948A JP 2024410 A JP2024410 A JP 2024410A JP 2441090 A JP2441090 A JP 2441090A JP H03230948 A JPH03230948 A JP H03230948A
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JP
Japan
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resin
resin composition
laminate
base material
epoxy resin
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Application number
JP2024410A
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English (en)
Inventor
Riichi Otake
利一 大竹
Munekazu Hayashi
宗和 林
Satoshi Demura
智 出村
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント回路基板等に有用な積層板であって
、特にその金属箔の接着強度を向上させた積層板及びそ
の製法に関する。
〔従来の技術〕 プリント回路用基板として使用される積層板は、エポキ
シ樹脂と多塩基酸無水物等を含有する樹脂組成物を繊維
質基材に含浸させて樹脂含浸基材を得て、これらの所定
枚数を重ね合わせ、その重ね合わせ体の両面又は片面に
金属箔を貼り合わせ、片面にのみ金属箔を貼り合わせる
ときは必要に応じて他の面にカバーフィルムを貼り合わ
せて積層体を作製し、これを加熱硬化させることにより
製造されており、これは例えば特願平1−184994
号公報に記載されている。
〔本発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の方法で得られた積層板の金属箔の
接着強度は、金属箔として35μM厚さの銅箔を用いた
場合、JIS C−6481に準じて測定すると、1.
90〜2.10 Kg/c+nであり、最近要望されて
いる100〜150 μl線幅の配線の回路パターンを
得るために必要とされる接着強度2.20 Kg/cm
に比べて低いので、その接着強度の向上が望まれていた
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、この様な状況に鑑みて鋭意研究した結果
、エポキシ樹脂と多塩基酸無水物等を含有する樹脂組成
物の硬化物層と金属箔の間にエポキシ樹脂と潜在性硬化
剤を含有する樹脂組成物の硬化物層を介在させるように
すると、金属箔の接着強度が2.20 Kg/cmを超
えると同時に、耐塩化メチレン性も改良されることを見
い出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、繊維質基材にエポキシ樹脂(A1
)と多塩基酸無水物(B1)を含有する樹脂組成物(I
1)を含浸させた樹脂含浸基材を複数積層して得た樹脂
含浸基材積層体と、該積層体の片面又は両面に貼着され
る金属箔と、該積層体と金属箔を接着させるエポキシ樹
脂(A2)と潜在性硬化剤(B2)を含有する樹脂組成
物(I2)を用いた構成体の硬化物からなる積層板を提
供するものである。
この際、樹脂組成物(I1)には重合性不飽和基を有す
る樹脂系を併用すること、また、樹脂組成物(I2)に
はジシアンジアミド系潜在性硬化剤を用い名ことも好ま
しい。
また、本発明は、上記積層板を得るに際し、繊維質基材
に樹脂組成物(I2)を含浸させた含浸体のプリプレグ
を用いて金属箔を貼着させる積層板め製法、また、金属
箔に樹脂組成物(I2)を塗布しB−ステージ化したも
のを用いて樹脂含浸基材積層体に貼着させる積層板の製
法を提供するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明における樹脂組成物(I1)は、エポキシ樹脂(
A1)と多塩基酸無水物(B1)を含有するが、エポキ
シ樹脂(A1)として代表的なものを挙げれば、エピク
ロルヒドリン又はβ−メチルエピクロルヒドリンとビス
フェノールA、ビスフェノールF又はビスフェノールS
とから得られるエポキシ樹脂;フェノール又はアルキル
フェノール・ノボラック樹脂のポリグリシジルエーテル
類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン又はビスフェノールAのエ
チレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドの付加
物の如き多価アルコールのポリグリシジルエーテル類;
アジピン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサ
ヒドロフタル酸又はダイマー酸の如きポリカルボン酸の
ボリグリシジルエステル類;シクロヘキセン又はその誘
導体を過酢酸などでエポキシ化させるごとにより得られ
るシクロヘキセン系のエポキシ化合物Iff (3,4
エポキシ−6−メチル−シクロへキシル−3,4−エポ
キシ−6−メチル−シクロヘキサンカルボキシレート、
34〜エポキシシクロへキシルメチル−3,4−シクロ
ヘキサンカルボキシレート、1−エポキシエチル−3,
4−エポキシシクロヘキサンなど)ニジクロペンタジェ
ンもしくはジシクロペンタジェン又はそれらの誘導体を
過酢酸などでエポキシ化させることにより得られるシク
ロペンタジェン系のエポキシ化合物類(シクロペンタジ
エンオキサイト、ジシクロペンタジェンオキサイト、2
.3−エポキシシクロペンチルエーテルなど);リモネ
ンジオキサイド;あるいはヒドロキシ安息香酸のグリシ
ジルエーテルエステルなどがあり、単独あるいは二種以
上を混合して用いられる。
上記エポキシ樹脂(A1)としては、常温液状のもの、
例えば平均エポキシ当量が100〜400の液状エポキ
シ樹脂が好ましい。
ものを挙げれば、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ
無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水
ナジック酸、無水メチルナジック酸、無水トリメリット
酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、無水コハク
酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、ドデセニル無
水コハク酸、無水クロレンデインク酸、無水ヘンシフエ
ノンテトラカルボン酸、無水シクロペンタテトラカルボ
ン酸、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフリル)3
−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸
、エチレングリコールビストリメリテート無水物又はグ
リセリントリメリテート無水物などがあり、これらは単
独あるいは二種以上混合して用いられる。なかでも好ま
しいものとしては、液状のものが挙げられ、例えばメチ
ルへキサヒドロ無水フタル酸、無水ナジック酸、無水メ
チルナジック酸等の液状の酸無水物が挙げられる。また
、5−(25−ジオキソテトラヒドロフリル)−3=メ
チル−3ンク口ヘキセン−1,2−ジカルボン酸等の固
形の酸無水物を液状の酸無水物で熔解したものも好まし
く用いられる。
上記樹脂組成物(■1)に重合性不飽和基を有する樹脂
(C) と重合開始材(D) と重合性ビニル七ツマ−
(E)とを添加して重合性ビニル七ツマー以外の熔剤を
含まない常温液状の樹脂組成物とすると、成形性が向上
し、更に好ましい。この重合性不飽和基を有する樹脂(
以下不飽和樹脂という)(C)とは、ラジカル重合可能
な炭素−炭素二重結合を有し、この二重結合をラジカル
重合反応により硬化する樹脂を言い、その代表例を挙げ
ると、エポキシビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレ
−1−樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂、スピラン樹脂、付加重合型ポリイミド等があ
る。ムかでもエポキシビニルエステル樹脂及び/又は不
飽和ポリエステル樹脂が好ましい。
エポキシビニルエステル樹脂としては、エポキシ樹脂と
して上記した如き各種のエポキシ樹脂の好ましくはビス
フェノール・タイプ又はノボラック・タイプのエポキシ
樹脂のそれぞれ又はこれらの混合物と、下記の如き不飽
和−塩基酸とをエステル化触媒存在下で反応させて得ら
れる樹脂が挙げられる。不飽和−塩基酸として代表的な
ものはアクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、クロトン酸
、モノメチルマレート、モツプビルマレート、モノブチ
ルマレート、ソルビン酸又はモノ(2−エチルヘキシル
)マレートなどがあるが、これらは単独でも二種以上混
合しても用いられる。
これらの樹脂はケトン類、エステル類の熔剤に溶解して
用いても良いし、エポキシ樹脂等の他の原料と同時に溶
解させて用いても良いが、重合性ビニルモノマー(E)
のみを用いることが好ましい。
この場合の重合性ビニルモノマーとしては、例えばスチ
レン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、クロルス
チレンもしくはジビニルベンゼンの如きスチレン及びそ
の誘導体:エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート
、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ
)アクリレト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートもしくは2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレートの如き(メタ)アクリル酸の
低沸点エステルモノマー類;又はトリメチロールプロパ
ントリ(メタ)アクリレート、ジプロレングリコールジ
(メタ)アクリレート、14−ブタンジオールジ(メタ
)アクリレートもしくは1.6−ヘキサンシオールジ(
メタ)アクリレートの如き多価アルコールの(メタ)ア
クリレート類などが挙げられ、なかでも揮発性に優れる
点でスチレン、ビニルトルエン、(メタ)アクリル酸の
低沸点エステルモノマー類が好ましい。
また、不飽和ポリエステル樹脂としては、不飽和二塩基
酸を含む二坦基酸類と多価アルコーノに@との反応で得
られるものが挙げられる。不飽和ポリエステル樹脂の熔
解には、上記したエポキシビニルエステル樹脂に用いた
重合性ビニルモノマー(E)や熔剤が使用でき、これら
は単独あるは二種以上混合して任意に添加することがで
きるが、重合性ビニル七ツマ−(E)のみを用いること
が好ましい。
不飽和ポリエステル樹脂を得るための不飽和−塩基酸と
して代表的なものは、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、ハロゲン化無水マレイン酸あどがあり、これら
以外の飽和二塩基酸も併用でき、これらの代表的なもの
はフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸な
とがあり、他方多価アルコール類として代表的なものに
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1.3−フ
チレンゲリコール、■、4−ブチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、水添ビスフェノール^とエチレン
オキサイドもしくはプロピレンオキサイドとの付加物、
グリセリン、トリメチロールプロパンなどがある。
エポキシビニルエステル樹脂又は不飽和ポリエステル樹
脂を得るには、従来公知の方法に従えば良く、反応中の
ゲル化を防止する目的や生成物の保存安定性あるいは硬
化性の調整の目的でそれぞれ重合禁止剤を使用すること
が推奨される。
かかる重合禁止剤として代表的なものを挙げれば、ハイ
ドロキノン、p−t−ブチルカテコール、モノ−t−ブ
チルハイドロキノンの如きハイドロキノン類;ハイドロ
キノンモノメチルエーテル、ジ−t−p−クレゾールの
如きフェノール類;p−ベンゾキノン、ナフトキノン、
P−)ルキノンの如きキノン類;またはナフテンM銅の
如き銅塩などがある。
本発明で樹脂組成物(I1)に不飽和樹脂を添加する場
合に用いる重合開始剤(D )としては、加熱加圧成形
温度よりも低い温度で分解するものが好ましく、例えば
シクロヘキサノンパーオキサイド、3.3.5−トリメ
チルシクロヘキサノンパーオキサイド、メチロネキサノ
ンパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3.5−  )リメチルシクロヘキ号ン、クメ
ンハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
ラウロイルパーオキサイド、3,5.5−  )リメチ
ルヘキサノイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサ
イド、ジ−ミリスチルパーオキシジカーボネート、t−
ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)、t−
ブチルパーオキシ−3,5,5−)リメチルヘキサノエ
ート、t−フチルバーオキシベンゾエート、クミルパー
オキシオクトエートなどの有機過酸化物が挙げられる。
上記樹脂組成物(I1)には更に必要により硬化促進剤
、内部離型剤、顔料、充填剤その他の添加剤等を加える
ことができる。
樹脂組成物(I1)に用いられる不飽和樹脂(C)と重
合開始剤(D)と重合性ビニルモノマー(E)の添加量
((C)+(D)  +(E) )のエポキシ樹脂(A
1)と多塩基酸無水物(B1)の合計((A1) + 
(B1))に対する重量比((C)+(D)  +(E
) ) /  ((7h)+(B1))は通常2/98
〜60/40であり、好ましくは5/95〜40/60
である。
本発明においては樹脂組成物(I2)が用いられるが、
これはエポキシ樹脂(A2)と潜在性硬化剤(B2)を
含有する。エポキシ樹脂(A2)としては上記エポキシ
樹脂(A1)と同様のものを用いることができるが、な
かでも平均エポキシ当量が300〜800のものが好ま
しい。潜在性硬化剤(B2)とは、エポキシ樹脂(A2
)とともに配合されても室温では硬化反応を起こさず、
好ましくは80℃以上、特に120°C以上に加熱した
ときに硬化反応を起こさせるものを言い、具体的には酸
フッ化ホウ素−アミン錯体、ジシアンジアミド及びその
誘導体、有機酸ヒドラジド及びその誘導体、メラミンと
その誘導体、ジアミノマレオニトリルとその誘導体、ア
ミンイミド′、ポリアミンの塩等が挙げられ、なかでも
ジシアンジアミド及びその誘導体が安価であり、プリプ
レグの安定性に優れることから好ましい。
ジシアンジアミド誘導体としては、0−トリルビグアニ
ド、α−2,5−ジメチルビグアニド、α、ωジフェニ
ルビグアニド、5−ヒドロキシナフチル1−ビグアニド
、α α1−ビスグアニルグアニジノジフェニルエーテ
ル、フェニルビグアニ「、pクロルフェニルビグアニド
、α−ペンジルビグアニト、α、ω−ジメチルビグアニ
ド、α、α1−ヘキサメチレンビス〔ω−(p−クロル
フェニル)〕ビグアニド及び上記ビアニド化合物の金属
塩などが挙げられる。このうち、ジシアンジアミドが特
に好ましい。
上記エポキシ樹脂(A2)と潜在性硬化剤(B2)の使
用割合は、潜在性硬化剤としてジシアンジアミド又はそ
の誘導体を用いた場合、エポキシ樹脂(A2)中のエポ
キシ基1個に対し、通常ジシアンジアミド又はその誘導
体中の活性水素の数が0.2〜1.0となる範囲である
上記エポキシ樹脂(A2)と潜在性硬化剤(B2)を含
有する樹脂組成物(I2)としては、通常熔剤に熔解さ
せたものを用いる。ここで熔剤としは通常メチルエチル
ケトン、アセトン等のケトン類を用いる。ただし、ジシ
アンジアミドは熔剤への熔解性に乏しいため、ジメチル
ホルムアミド、メチルセロソルブ、メチルエチルケトン
、アセトン等の混合熔剤に予め均一に熔解させて用いる
のが好ましい。
上記樹脂組成物(I2)には更に必要により硬化促進剤
、顔料、充填剤その他の添加剤等を加えることができる
本発明で用いる繊維質基材として代表的なものを挙げれ
ば、ガラス繊維、炭素繊維または芳香族ポリアミド系繊
維などであり、なかでもガラス繊維が好ましい。これら
のうちまずガラス繊維としては、その原料面から、E−
グラス、C−グラス、A−グラス及びS−グラスなどが
存在しているが、本発明においてはいずれの種類のもの
も適用できる。
これらの繊維質基材は、その形状によりロービング、チ
ョツプドストランドマット、コンティニアスマント、ク
ロス、不織布、ロービングクロス、サーフエシングマン
ト及びチョツプドストランドがあるが、上記した如き種
類や形状は、目的とする成形物の用途および性能により
適宜選択されるものであって、必要によっては二辺上の
種類又は形状からの混合使用であっても良い、なかでも
クロス、不織布が好ましい。
また、本発明に用いられる金属箔としては、銅箔、アル
ミニウム箔等が挙げられ、金属箔を用いない場合に用い
るカバーフィルムとしてはポリエステルフィルム、ポリ
イミド等のプラスチックフィルムが挙げられる。
上記樹脂組成物(I1)の使用方法としては例えば次の
方法がある。
■ 樹脂組成物(I1)を重合性ビニルモノマー(E)
以外の熔剤を含まない常温液状の組成物とし、これを上
記繊維質基材に含浸させた樹脂含浸基材を所定枚数重ね
、適宜樹脂組成物量を調整して樹脂含浸基材積層体〔以
下、樹脂含浸基材積層体(I)と称する〕とする方法。
■ 樹脂組成物(I1)を重合性ビニルモノマー(E)
以外の熔剤を含まない常温液状の樹脂組成物又は熔剤に
熔解した含浸可能な樹脂組成物とし、これを上記繊維質
基材に含浸させた樹脂含浸基材を得、次いでこれを予備
加熱して重合性ビニルモノマー(E)を揮散させたもの
を所定枚数重ね合わせて樹脂含浸基材積層体〔以下、樹
脂含浸基材積層体(2)と称する〕とする方法。この際
、通常70〜180℃、好ましくは100〜170℃の
加熱乾燥炉中、平板上で170℃、20 Kg/a+1
の条件で加熱加圧したときの繊維質基材外に流出した樹
脂組成物の割合(流出率)が1〜35重量%となるまで
硬化を進めることが好ましい。
また、上記樹脂組成物(I2)の使用方法としては例え
ば次の方法がある。
■゛繊維質基材に上記樹脂組成物(I2)を含浸させ、
加熱乾燥炉で熔剤を揮散させ、B−ステージ化してプリ
プレグとし、これを上記樹脂含浸基材積層体(I)又は
(2)の上下の片面又は両面に重ね、更にそのプリプレ
グの上に金属箔を重ねるとともに、プリプレグのない積
層体の片面にはカバーフィルムを重ね、加熱硬化させる
方法。ここで得られたプリプレグは平板上で170℃、
20 Kg/−の条件で加熱加圧した時、繊維質基材外
に流出した樹脂組成物の割合(流出率)が1〜35重量
%となる範囲まで硬化を進めることが好ましい。
■°上記樹脂含浸基材積層体(I)又は(2)の上下の
片面又は両面に重ねられる金属箔に上記樹脂組成物(I
2)を塗布し、加熱乾燥炉で熔剤を揮散させ、B−ステ
ージ化したものを上記積層体(I)又は(2)のそれぞ
れ該当する片面又は両面に重ね、加熱硬化させる方法。
ここで、樹脂組成物(I2)を含浸又は塗布したものの
B−ステージ化とは、含浸樹脂組成物又は塗膜の樹脂組
成物の反応が進み、常温無圧下では実質的に流動性を失
う程、樹脂組成物の粘度が高くなっているが、140℃
以上に加熱されると再度流動性を示したのち、硬化する
状態にまで反応を進めることができる状態を言い、なか
でもB−ステージ化は、この範囲内で更に樹脂含浸基材
又は塗膜の表面がベトッキのないタックフリーの状態、
あるいはこれに近い状態にまで反応を進めることをを言
う。
また、上記■°及び■°において加熱による熔剤又はB
−ステージ化の温度は通常70〜180℃、好ましくは
100〜170℃である。70℃以下では熔剤は揮散し
にくいし、180℃以上では加熱成形時に樹脂の流動が
少な過ぎてできあがった積層板中にボイドが発注し易く
好ましくない。
熔剤を効率良く揮散させる方法としては、例えば熱風を
吹きつける方法、加熱と吸引又は減圧を同時又は別に行
う方法、赤外線や遠赤外線を用いる方法、高周波加熱を
用いる方法などが挙げられる。これらの方法は不活性ガ
ス、好ましくは窒素ガス雰囲気下で行っても良い。
上記■、■、■゛、■″、金属箔、カバーフィルムを用
いて積層板を製造するには、■の樹脂含浸基材積層体(
I)を用いた場合、(1)この積層体(I)上に■゛の
プリプレグを重ね、さらにその上下片面又は両面に金属
箔を重ね、この金属箔が重られない片面にはカバーフィ
ルムを重ねたもの、(I1)上記積層体(I)の上下片
面又は両面に■゛のB−ステージ化した樹脂付金属箔を
重ねたもののそれぞれを予め加熱炉で予備硬化させた後
に加熱硬化させる。
この際の予備硬化は、170℃、20 Kg/−の条件
で加熱加圧成形した時の樹脂組成物の流出率が1〜15
重量%となる条件で行われるのが好ましく、なかでも1
〜10重量%が特に好ましい。通常80〜160℃で1
5分間以下、好ましい90〜140℃で10分間である
樹脂組成物の流出率(%) =W+/Wox 、□10
0(ただし、Noは所定面積の積層体から金属箔やカバ
ーフィルムを除いた重量、脚1は成形特所定面積からは
み出した部分の重量) また、上記樹脂含浸基材積層体(2)を用いる場合には
、■゛のプリプレグを介してそれぞれ該当する金属箔を
重ねたり、■゛のそれぞれ該当する金属箔を重ねた後、
必要に応じて予備硬化を行い、次いで加熱硬化させる。
加熱硬化としては、処理対象物からボイドを抜くという
点で加熱加圧硬化が好ましく、通常100〜240℃、
5〜50Kg/nK”、好ましくは120〜200°C
110〜40Kg/−の条件で行われる。
上記加熱加圧硬化は、バッチプレス、エンドレスダブル
プレス等により行われるが、生産性向上という点からエ
ンドレスダブルベルトプレスが好ましく、ロール加圧、
空気加圧、油加圧方式等のものが挙げられる。
上記いずれの場合も加熱硬化後、必要により後硬化させ
ても良い。
〔実施例〕
次に本発明を実施例及び比較例を挙げて更に具体的に説
明する。
尚、例中の部及び%は特に断りのない限りすべて重量基
準である。
実施例1 ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応により
得られたエポキシ当量が190なる無熔剤液状エポキシ
樹脂(AI−1)、12.8部、メチルテトラヒドロ無
水フタル酸(B+−1)37.2部、ベンジルジメチル
アミン0.26部、エポキシ当量が184なフェノール
ノボラック型エポキシ樹脂のメタアクリレート(70%
)とスチレンモノマー(30%)とよりなるエポキシビ
ニルエステル樹脂(C−1)20部及びヘンソイルパー
オキシド(D −1)0.42部を混合せしめて固形分
に対してブロム含有量19.0%の樹脂組成物(I−1
)を調製した。
次いで長尺の厚さ0.18m、幅1020mのガラスク
ロス6枚に個別に樹脂組成物(I−1)を含浸させ、得
られた樹脂含浸基材をスクィーズロールで重ね合わせる
と同時に樹脂組成物/ガラスクロスの重量比が4315
7になるように過剰の樹脂組成物を絞り出し、樹脂含浸
基材積層体(I−1)を得た。
一方、テトラブロモヒスフェノール^とじスフエノール
八とエピクロルヒドリンとの反応により得られたエポキ
シ当量が685であるエポキシ樹脂85部と、クレゾー
ルノボラックとエピクロルヒドリンとの反応により得ら
れたエポキシ当量212のエポキシ樹脂15部をメチル
エチルケトン33部に溶解させたエポキシ樹脂混合物(
A2) 133部と、ジシアンジアミド3.3部をジメ
チルホルムアミド10部メチルセロソルブ30部、メチ
ルエチルケトン21部に溶解させたジシアンジアミド溶
液(B2)43.3部と、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール0,2部とを混合し、固形分に対しブロム含有
量19.5%の樹脂組成物(I2−1)を調整した。
この樹脂組成物(I2−1)を長尺の0.18mm厚さ
の幅102Onのガラスクロスに含浸させ、160“C
の竪型熱風乾燥炉内を3.5分間で通過させ、樹脂組成
物含有量43%でタックフリーのプリプレグを得た。
この長尺プリプレグを一枚づつ上記の樹脂含浸基材積層
体(I−−1)の上、下それぞれの面に重ね、更にその
上下両面に35μm厚さの電解銅箔を重ね、120°C
の横型加熱炉に搬送し、4分間で通過させた後、170
℃、20 Kg/cnlの条件で5分間エンドレスダブ
ルベルトプレスで加熱加圧成形し、トリミングとカノテ
ングを行い、1000罷X100(l11x1.6 t
xの積層板を得た。さらに170℃の加熱炉中で60分
間後硬化させた。得れた積層板の銅箔接着強度、耐塩化
メチレン性を以下の方法で測定した。
結果を第1表に示す。
〔銅箔接着強度〕
JISC−6481に準じて測定した。
〔耐塩化メチレン性〕
積層板の片面の銅箔を塩化第二鉄水溶液を用いてエツチ
ングして除き、40℃の塩化メチレンに15分間浸漬し
て表面の状態を観察した。評価は以下の通り。
○: 変化なし。
△: ガラスクロスの織り目が浮き出ている。
実施例2 実施例1の樹脂組成物(I−1)を用い、実施例1と同
様のガラスクロス8枚を用いて実施例1と同様にして樹
脂組成物/ガラスクロスの重量比43157の樹脂含浸
基材積層体(I−2)を得た。
一方、実施例1で得た樹脂組成物(I2)を35μmの
電解銅箔のマント面に塗布し、160°Cの加熱炉内を
3.5分間通過させ、50μm厚さの8−ステージ化さ
れた樹脂組成物付銅箔を得た。
これを上記樹脂含浸基材積層体(I−2)の上下両面に
重ね合わせ、以下実施例1と同様にして同じ寸法の積層
板を得た。これについても実施例1と同様に測定した結
果を第1表に示す。
実施例3 ビスフェノールAとエピクロルヒドリンの反応により得
られたエポキシ当量が190なる當温液状エポキシ樹脂
16.9部にテトラブロモビスフェノール八とエピクロ
ルヒドリンとの反応により得られたエポキシ当量が37
0なるエポキシ樹脂26.5部を熔解せしめたエポキシ
樹脂混合物43.4部、メチルテトラヒドロ無水フタル
酸26.4部、ベンジルジメチルアミン0.7部、テト
ラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反
応により得られたエポキシ当量が370なるエポキシ樹
脂のメタクリレート(60%)とスチレンモノマー(4
0%)とよりなるエポキシビニルエステル樹脂組成物3
0部、バーロイルMSP  C日本油脂■製重合開始剤
、シミリスチルパーオキシジカーボネート)0.3部及
びパーミクルH〔日本油脂■製重合開始剤、クメンハイ
ドロパーオキサイド〕0.2部を混合せしめて、均一な
樹脂組成物(It−3)を調製した。
この樹脂組成物(ll−3)を長尺の厚さ0.18m、
幅1020mmのガラスクロスに含浸させ、120℃の
竪型熱風乾燥炉内を6分間通過させ、樹脂組成物含有量
43%でタンクフリーのプリプレグを得た。
このプリプレグ8枚を重ね合わせた上下の両面に実施例
2で用いた樹脂組成物(I2)のB−ステージ化した樹
脂付銅箔を重ね、実施例1と同じ条件でエンドレスダブ
ルへルトブレスで加熱加圧成形し、後硬化させて同様の
寸法の積層板を得た。これについても実施例1と同様に
測定した結果を第1表に示す。
比較例1 実施例2で得られた樹脂含浸基剤積層体(I−2)の上
下両面に35μm厚さの電解銅箔を重ね合わせ、以下実
施例1と同様にして予備硬化及び加熱加圧成形、後硬化
して同様の寸法の積層板を得た。これについても実施例
1と同様に測定した結果を第1表に示す。
第1表 (この頁以下余白) 〔発明の効果〕 本発明によれば、酸無水物硬化型エポキシ系樹脂を繊維
質基材に含浸させて得た樹脂含浸基材を用いて積層した
樹脂含浸基材積層体と金属箔の間にエポキシ樹脂と潜在
性硬化剤を含有する樹脂組成物を介在させて硬化させた
ので、金属箔の接着強度を向上することができるととも
に、耐塩化メチレン性を向上させることができる。
平成2年2月5日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.繊維質基材にエポキシ樹脂(A_1)と多塩基酸無
    水物(B_1)を含有する樹脂組成物(I_1)を含浸
    させた樹脂含浸基材を複数積層して得た樹脂含浸基材積
    層体と、該積層体の片面又は両面に貼着される金属箔と
    、該積層体と金属箔を接着させるエポキシ樹脂(A_2
    )と潜在性硬化剤(B_2)を含有する樹脂組成物(I
    _2)を用いた構成体の硬化物からなる積層板。
  2. 2.樹脂組成物(I_1)が常温液状のエポキシ樹脂(
    a_1)と多塩基酸無水物(B_1)のほかに重合性不
    飽和基を有する樹脂(C)と重合開始剤(D)と重合性
    ビニルモノマー(E)を含有する常温液状の樹脂組成物
    である請求項1記載の積層板。
  3. 3.樹脂組成物(I_2)がエポキシ樹脂(A_2)と
    ジシアンジアミド及び/又はその誘導体(b_2)を含
    有する樹脂組成物である請求項1又は2記載の積層板。
  4. 4.繊維質基材にエポキシ樹脂(A_1)と多塩基酸無
    水物(B_1)を含有する樹脂組成物(I_1)を含浸
    させた樹脂含浸基材の複数枚を重ね合わせて得られる樹
    脂含浸基材積層体の片面又は両面に金属箔を貼着させて
    加熱硬化させる積層板の製法において、該積層体と該金
    属箔の間に、繊維質基材にエポキシ樹脂(A_2)と潜
    在性硬化剤(B_2)を含有する樹脂組成物(I_2)
    を含浸させ予備加熱して得られたプリプレグを配するこ
    とを特徴とする積層板の製法。
  5. 5.繊維質基材にエポキシ樹脂(A_1)と多塩基酸無
    水物(B_2)を含有する樹脂組成物(I_1)を含浸
    させた樹脂含浸基材の複数枚を重ね合わせて得られる樹
    脂含浸基材積層体の片面又は両面に金属箔を貼着させて
    加熱硬化させる積層板の製法において、金属箔の樹脂含
    浸基材積層体と接する面にエポキシ樹脂(A_2)と潜
    在性硬化剤(B_2)を含有する樹脂組成物(I_2)
    を塗布し、予備加熱してB−ステージ化して得た樹脂組
    成物塗膜付金属箔を上記樹脂含浸基材積層体に直接貼着
    させる積層板の製法。
  6. 6.樹脂組成物(I_1)が常温液状のエポキシ樹脂(
    a_1)と多塩基酸無水物(B_1)のほかに重合性不
    飽和基を有する樹脂(C)と重合開始剤(D)と重合性
    ビニルモノマー(E)とを含有する常温液状の樹脂組成
    物である請求項4又は5記載の積層板の製法。
  7. 7.樹脂組成物(I_2)がエポキシ樹脂(A_2)と
    ジシアンジアミド及び/又はその誘導体(b_2)とを
    熔剤に熔解させてなる常温液状の樹脂組成物である請求
    項4、5又は6記載の積層板の製法。
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