JPH0323636B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0323636B2 JPH0323636B2 JP57113553A JP11355382A JPH0323636B2 JP H0323636 B2 JPH0323636 B2 JP H0323636B2 JP 57113553 A JP57113553 A JP 57113553A JP 11355382 A JP11355382 A JP 11355382A JP H0323636 B2 JPH0323636 B2 JP H0323636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- contact
- commutator
- thickness
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、円筒状の整流子の外周面に固着して
櫛歯状の摺動用刷子と接触させる接触片を作る材
料の改良に関するものである。
櫛歯状の摺動用刷子と接触させる接触片を作る材
料の改良に関するものである。
従来、この種の整流子用接触片材料には、Cu、
Cu−Zn等のCu合金が用いられてきたが、これら
の材料で作つた接触片を円筒状の整流子の外周面
に固着し、これに櫛歯状の摺動用刷子を接触させ
て使用すると、整流子の回転による接触片の摺動
時、接触片は電気的、機械的侵蝕により大幅に摩
耗し、摺動用刷子の接触圧が低くなり、接触抵抗
が大幅に増大し、整流子の回転にむらが生じるも
のである。この為予め摺動用刷子の接触圧を高め
にすることが考えられるが、このようにすると
益々接触片が電気的、機械的浸蝕により摩耗し、
短期間に使用不能となつて寿命が著しく短くなる
ものである。また前記の材料で作つた接触片は化
学的に不安定である為、摺動用刷子との摺動開始
直後、初期溶着を生起することがあつた。
Cu−Zn等のCu合金が用いられてきたが、これら
の材料で作つた接触片を円筒状の整流子の外周面
に固着し、これに櫛歯状の摺動用刷子を接触させ
て使用すると、整流子の回転による接触片の摺動
時、接触片は電気的、機械的侵蝕により大幅に摩
耗し、摺動用刷子の接触圧が低くなり、接触抵抗
が大幅に増大し、整流子の回転にむらが生じるも
のである。この為予め摺動用刷子の接触圧を高め
にすることが考えられるが、このようにすると
益々接触片が電気的、機械的浸蝕により摩耗し、
短期間に使用不能となつて寿命が著しく短くなる
ものである。また前記の材料で作つた接触片は化
学的に不安定である為、摺動用刷子との摺動開始
直後、初期溶着を生起することがあつた。
本発明は斯かる問題点を解決すべくなされたも
のであり、摩耗しにくく、初期溶着を起すことの
無い接触片材料を提供せんとするものである。
のであり、摩耗しにくく、初期溶着を起すことの
無い接触片材料を提供せんとするものである。
本発明の整流子用接触片材料は、Cu又はCu合
金の表面に2層の被覆が施され、第1層はCr、
Reのいずれかが厚さ1〜30μm、第2層はAu、
Ag、Au−Ag、Ag−Pdのいずれかが厚さ0.1〜
20μmの被覆であることを特徴とするものであ
る。
金の表面に2層の被覆が施され、第1層はCr、
Reのいずれかが厚さ1〜30μm、第2層はAu、
Ag、Au−Ag、Ag−Pdのいずれかが厚さ0.1〜
20μmの被覆であることを特徴とするものであ
る。
このようにCu又はCu合金の表面に、Cr、Reの
いずれかを厚さ1〜30μm被覆した理由は、Cu又
はCu合金より成る接触片材料に機械的な硬さを
付与する為で、厚さ1μm未満ではその効果が無
く、厚さ30μmを超えると接触する相手側の摺動
用刷子を機械的に侵蝕して摩耗を早めるからであ
る。また、このCr、Reのいずれの被覆の表面に、
Au、Ag、Au−Ag、Ag−Pdのいずれかを厚さ
0.1〜20μm被覆した理由は、前記第1層の被覆の
表面を更に化学的に安定させ電気的侵蝕を防止さ
せ且つ摺動開始直後の初期溶着を防止する為で、
厚さ0.1μm未満ではその効果が無く、厚さ20μm
を超えると表面の化学的安定度がそれ以上向上す
ることが無く、高価な貴金属が無駄に消費される
だけであるからである。
いずれかを厚さ1〜30μm被覆した理由は、Cu又
はCu合金より成る接触片材料に機械的な硬さを
付与する為で、厚さ1μm未満ではその効果が無
く、厚さ30μmを超えると接触する相手側の摺動
用刷子を機械的に侵蝕して摩耗を早めるからであ
る。また、このCr、Reのいずれの被覆の表面に、
Au、Ag、Au−Ag、Ag−Pdのいずれかを厚さ
0.1〜20μm被覆した理由は、前記第1層の被覆の
表面を更に化学的に安定させ電気的侵蝕を防止さ
せ且つ摺動開始直後の初期溶着を防止する為で、
厚さ0.1μm未満ではその効果が無く、厚さ20μm
を超えると表面の化学的安定度がそれ以上向上す
ることが無く、高価な貴金属が無駄に消費される
だけであるからである。
次に本発明による整流子用接触片材料の効果を
明瞭にする為にその具体的な実施例と従来例につ
いて説明する。
明瞭にする為にその具体的な実施例と従来例につ
いて説明する。
実施例 1
厚さ1mmのCu板の表面に厚さ10μmのCrめつき
を施し、そのCrめつきの表面に厚さ10μmのAu
めつきを施して接触片材料を得た。
を施し、そのCrめつきの表面に厚さ10μmのAu
めつきを施して接触片材料を得た。
実施例 2
厚さ1mmのCu−Ni30重量%板の表面に厚さ15μ
mのReめつきを施し、そのReめつきの表面に厚
さ10μmのAg−Pd30重量%めつきを施して接触
片材料を得た。
mのReめつきを施し、そのReめつきの表面に厚
さ10μmのAg−Pd30重量%めつきを施して接触
片材料を得た。
実施例 3
厚さ1mmのCu−Zn20重量%板の表面に厚さ10μ
mのReめつきを施し、そのReめつきの表面に厚
さ2μmのAu−Ag10重量%めつきを施して接触片
材料を得た。
mのReめつきを施し、そのReめつきの表面に厚
さ2μmのAu−Ag10重量%めつきを施して接触片
材料を得た。
従来例1、2、3
厚さ1mmのCu板、厚さ1mmのCu−Zn20重量%
板、厚さ1mmのCu−Ni30重量%より成る接触片
材料。
板、厚さ1mmのCu−Ni30重量%より成る接触片
材料。
さて、これら実施例1〜3及び従来例1〜3の
接触片材料にて幅7mm、長さ10mmの接触片を作
り、これらを直径7mm、長さ10mmの整流子の外周
面に等間隔に3枚固着し、これにりん青銅より成
る櫛歯状の摺動用刷子(厚さ0.2mm、幅8mm、長
さ10mmで、幅2mm、長さ8mmの刷子帯材が1mm間
隔に3枚有する)を接触力15gで接触させて接触
抵抗20mΩで摺動試験を行つた処、従来例1〜3
の接触片材料にて作つた接触片を有する整流子は
10時間の継続試験により厚さ1mmの接触片が0.2
mm乃至0.24mmまで大量に摩耗し、接触抵抗が110
〜340mΩとなつて大幅に増大し、整流子の回転
にはむらが生じた。また、さらに引き続き摺動試
験を継続した処、25時間乃至30時間で全て使用不
能となつた。これに対し実施例1〜3の接触片材
料にて作つた接触片を有する整流子は10時間の継
続試験により厚さ1mmの接触片が0.05mm乃至0.1
mmと僅かしか摩耗せず、接触抵抗は40〜50mΩと
極く僅かしか増大せず、整流子の回転にはむらが
生じなかつた。また、さらに引き続き摺動試験を
25時間継続した処、その摩耗量は僅かで使用不能
となるものは皆無であつた。
接触片材料にて幅7mm、長さ10mmの接触片を作
り、これらを直径7mm、長さ10mmの整流子の外周
面に等間隔に3枚固着し、これにりん青銅より成
る櫛歯状の摺動用刷子(厚さ0.2mm、幅8mm、長
さ10mmで、幅2mm、長さ8mmの刷子帯材が1mm間
隔に3枚有する)を接触力15gで接触させて接触
抵抗20mΩで摺動試験を行つた処、従来例1〜3
の接触片材料にて作つた接触片を有する整流子は
10時間の継続試験により厚さ1mmの接触片が0.2
mm乃至0.24mmまで大量に摩耗し、接触抵抗が110
〜340mΩとなつて大幅に増大し、整流子の回転
にはむらが生じた。また、さらに引き続き摺動試
験を継続した処、25時間乃至30時間で全て使用不
能となつた。これに対し実施例1〜3の接触片材
料にて作つた接触片を有する整流子は10時間の継
続試験により厚さ1mmの接触片が0.05mm乃至0.1
mmと僅かしか摩耗せず、接触抵抗は40〜50mΩと
極く僅かしか増大せず、整流子の回転にはむらが
生じなかつた。また、さらに引き続き摺動試験を
25時間継続した処、その摩耗量は僅かで使用不能
となるものは皆無であつた。
また摺動試験開始直後に摺動用刷子と初期溶着
するものが、従来例1〜3接触片材料にて作つた
接触片を有する整流子では100個中3個もあつた
のに対し、実施例1〜3の接触片材料にて作つた
接触片を有する整流子では100個中皆無であつた。
するものが、従来例1〜3接触片材料にて作つた
接触片を有する整流子では100個中3個もあつた
のに対し、実施例1〜3の接触片材料にて作つた
接触片を有する整流子では100個中皆無であつた。
尚、本発明の実施例では接触片材料の被覆をめ
つきにより施しているが、これに限るものではな
く、スパツタリング、イオンプレーテイング、溶
射、蒸着等の手段で施しても良いものである。
つきにより施しているが、これに限るものではな
く、スパツタリング、イオンプレーテイング、溶
射、蒸着等の手段で施しても良いものである。
以上詳記した通り本発明の整流子用接触片材料
は、Cu又はCu合金の表面にCr、Reのいずれかの
被覆が施され、その表面にAu、Ag、Au−Ag、
Ag−Pdのいずれかの被覆が施されて構成されて
いるので、表面層は機械的な硬さが高く、且つ化
学的に安定しているので、この接触片材料にて作
つた整流子の接触片は、摺動用刷子との回転摺動
時、電気的、機械的浸蝕により摩耗する量が極め
て僅かである。従つて摺動用刷子の接触圧は殆ん
ど変りなく、接触抵抗が大幅に増大することがな
いので、整流子の回転にむらが生じることが無
く、整流子の寿命も増長するものである。また表
面層が前記の如く化学的に安定しているので、摺
動用刷子との回転摺動開始直後の初期溶着を防止
できるものである等の優れた効果がある。
は、Cu又はCu合金の表面にCr、Reのいずれかの
被覆が施され、その表面にAu、Ag、Au−Ag、
Ag−Pdのいずれかの被覆が施されて構成されて
いるので、表面層は機械的な硬さが高く、且つ化
学的に安定しているので、この接触片材料にて作
つた整流子の接触片は、摺動用刷子との回転摺動
時、電気的、機械的浸蝕により摩耗する量が極め
て僅かである。従つて摺動用刷子の接触圧は殆ん
ど変りなく、接触抵抗が大幅に増大することがな
いので、整流子の回転にむらが生じることが無
く、整流子の寿命も増長するものである。また表
面層が前記の如く化学的に安定しているので、摺
動用刷子との回転摺動開始直後の初期溶着を防止
できるものである等の優れた効果がある。
Claims (1)
- 1 Cu又はCu合金より成る整流子用接触片材料
に於いて、該接触片材料の表面に2層の被覆が施
され、第1層はCr、Reのいずれかが厚さ1〜30μ
m、第2層はAu、Ag、Au−Ag、Ag−Pdのい
ずれかが厚さ0.1〜20μmの被覆であることを特徴
とする整流子用接触片材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11355382A JPS595581A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 整流子用接触片材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11355382A JPS595581A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 整流子用接触片材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS595581A JPS595581A (ja) | 1984-01-12 |
| JPH0323636B2 true JPH0323636B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=14615206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11355382A Granted JPS595581A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 整流子用接触片材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595581A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0288793A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-28 | Nec Kansai Ltd | 気密端子のメッキ方法 |
| US5139890A (en) * | 1991-09-30 | 1992-08-18 | Olin Corporation | Silver-coated electrical components |
| DE102005047799A1 (de) * | 2005-10-05 | 2007-05-24 | W.C. Heraeus Gmbh | Schleifringkörper zur kontinuierlichen Stromübertragung |
| JP2008133533A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-06-12 | Ne Chemcat Corp | 金−銀合金めっき液 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53139173A (en) * | 1977-05-11 | 1978-12-05 | Alps Electric Co Ltd | Composite contact material |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11355382A patent/JPS595581A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS595581A (ja) | 1984-01-12 |
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