JPH03241013A - 耐光性の改善された耐熱複合弾性糸 - Google Patents

耐光性の改善された耐熱複合弾性糸

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JPH03241013A
JPH03241013A JP3237990A JP3237990A JPH03241013A JP H03241013 A JPH03241013 A JP H03241013A JP 3237990 A JP3237990 A JP 3237990A JP 3237990 A JP3237990 A JP 3237990A JP H03241013 A JPH03241013 A JP H03241013A
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JP
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elastic yarn
polyurethane elastomer
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polyisocyanate compound
heat
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JP3237990A
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Yasuo Muramoto
村元 康男
Soichi Murakami
村上 荘一
Sei Yoshimoto
吉本 聖
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐光性に優れ、かつ機械的性質と熱的性質の
改善されたポリウレタン系弾性複合繊維に関する。
(従来の技術) 従来より、ポリウレタン系弾性糸は、その優れた特性か
ら種々の用途に用いられている。しかし、これらの骨格
には機械的強度、耐熱性の面から芳香族基を含有するジ
イソシアネート、例えばジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)
等が用いられているため上記の点では優れる反面、光に
曝された場合の変色が大きく、また機械的性質の劣化が
著しいという欠点がある。
この対策として従来より、 ■添加剤による改良:例えばベンゾトリアゾール系の紫
外線吸収剤、ヒンダードアミン系の紫外線安定剤等の添
加による改良、 ■ポリマー骨格の改良:例えばヘキサメチレンジイソシ
アネート等の無黄変型ジイソシアネートからなるポリマ
ーの採用による改良、 ■複合化による改良:例えば鞘成分側に無黄変性ポリウ
レタンを、芯成分側に通常の芳香環を有するポリウレタ
ンを用いる方法(例えば、特公昭50−7167号公報
)、あるいは鞘成分側にポリオレフィンを用いる方法(
特開昭61−194221号公報)、 等種々のアプローチがなされてきた。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、■の添加剤による改良では、短期間の射
光テストでは効果が認められるものの、試験条件がきび
しくなると殆ど効果がなくなり限界がある。■の方向で
は、このポリマーを用いて乾式、湿式、溶融紡糸したの
みでは強度、回復性、耐熱性等の面で不満足なものしか
得られない。
また、■のうち、前者の糸では、黄変性はよいものの、
機械的強度が約0.6g/d程度と不十分であり、しか
もこの糸を得る方法がコーティング法、乾・湿式紡糸で
あり生産性の面で不利な点を持つ。
一方後者の場合、耐熱性の面で不十分であるという欠点
を有する。
本発明の目的は、耐光性に優れ、かつ機械的性質と熱的
性質に優れ、更に工業生産的にも有利な新しいポリウレ
タン系複合弾性糸を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、かかる現状に鑑み上記目的を達成せんと
鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明にかかる耐光性の改善された耐熱複合弾性
糸は熱可塑性でかつ無黄変性のポIJ r’7レタン弾
性体を鞘とし、熱可塑性のポリウレタン弾性体とポリイ
ソシアネート化合物との反応生成物を芯としてなり、上
記ポリイソシアネート化合物が2官能ポリオール戒分と
3官能ポリオール成分及びイソシアネート成分との重合
物であり、かつ該重合物中のイソシアネートNCO含量
が2〜15重量%の範囲であることを特徴とする。
好ましい態様における本発明耐熱複合弾性糸は、JIS
 L−0842による40時間照射テスト後の変退色が
4級以上であり、また、糸を30%伸長した状態で19
0℃の空気雰囲気下に置いた際に1分以内で溶融切断す
ることなく、かつ鎖糸を室温下に緩和させたときの回復
率が3%以上であり、更にまた、温度−延びのクリープ
曲線において40%クリープ時の温度が130℃以上で
ある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の鞘成分に用いられる熱可塑性でかつ、無黄変性
のポリウレタン弾性体としては、ジイソシアネート成分
が例えばテトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート(HMDI)、該HMD Iの誘
導体、ドデカメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、水添加MDI。
水添加TDI等であり、またポリオール成分がポリテト
ラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リカーボネートジオール、ポリカプロラクトンジオール
、ポリへキサメチレングリコール等であり、また鎖延長
剤成分がエチレングリコール、プロピレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール
、ビスヒドロキシエトキシベンゼン等の3成分からなる
ものが挙げられる。このようなポリマーとして好適なも
のは例えば、“バンデックスT −R3080” (大
日本インキ化学工業社製)、“ミラクトランE 785
PSDI(″ (日本ミラクトラン社製)等がある。
この鞘成分である無黄変性ポリウレタン弾性体に酸化防
止剤、滑剤、抗菌剤、耐カビ剤等の添加剤を含有せしめ
ることも好適である。
他方、本発明の芯成分の一つに用いられる熱可塑性ポリ
ウレタン弾性体としては、上記ジイソシアネート成分が
芳香族ジイソシアネートであることが機械的、熱的性質
を与える上で大事であり、例えば、MDI 、TDI 
、1,5−ナフチレンジイソシアネート、フェニレンジ
イソシアネート等が挙げられ、特に、p、p’  −ジ
フェニルメタンジイソシアネートが好ましい。他の2成
分、ポリオール成分、鎖延長剤の成分は上記無黄変性ポ
リウレタン弾性体に用いられる化合物を好適に用いるこ
とができる。
芯成分の一方の反応成分であるポリイソシアネート化合
物を構成する2官能ポリオール成分としてはポリテトラ
メチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
ブチレンアジペート、ポリカプロラクトンジオール、ポ
リカーボネートジオール等少なくとも1ケを含むジオー
ルが好適に使用できる。
この2官能の分子量としては400以上、特に500〜
3000が、得られる該化合物の物性上、取扱上好まし
い。
一方、3官能ポリオール成分としては、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール等の開始剤
の存在下、アルキレンオキシド(例えばエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド等)を付加重合したポリエーテ
ル系トリオール、あるいはトリメチロールプロパン等を
開始剤としてε−カプロラクトン等を重合させたポリカ
プロラクトン系トリオール〔例えば、プラクセル(PL
ACCEL )300シリーズ:ダイセル化学工業社製
〕等も好適に使用できる。
上記2官能と3官能ポリオール成分との使用比率は任意
であるが、97/3〜20/80、特に9515〜50
150の範囲が好ましい。この3官能系ポリオール成分
が少なすぎると、得られる糸の耐熱性が劣るし、また該
成分が多くなりすぎると、重合系の粘度が高くなり、取
扱性などの操業性に問題が出てくるので好ましくない。
また、2官能と3官能ポリオールの別の例としては、低
分子量ジオール成分(例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール)等と上記低
分子量トリオール(例えばヘキサントリオール、トリメ
チロールプロパン、グリセリン等)と低分子量2塩基酸
(例えば、アジピン酸、琥珀酸、マレイン酸等)とから
なる重縮合系ポリエステルポリオール〔例えば、デズモ
フエン(Desmophen)2200 :バイエル社
製〕等を好適に用いることができる。
次に、該ポリイソシアネート化合物を構成するイソシア
ネート成分としては、有機ジイソシアネートのうち無黄
変型のジイソシアネートではなく芳香族系のジイソシア
ネート、例えばp、p’ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、トリレンジイソシアネート、■、5−ナフチレン
ジイソシアネート等を好適に用いることができる。この
うち、好ましくはp、  p’  −ジフェニルメタン
ジイソシアネートである。
上記ポリオール成分とイソシアネート成分とからポリイ
ソシアネート化合物を重合する方法としては、公知の方
法でできるが、この際イソシアネート基含量が過剰とな
るように、即ち、重合物中のNCO基量が2〜15重量
%となるように反応させれば良い。この時、系の粘度が
上昇して脱泡が困難となる場合には、系内にあらかじめ
脱泡剤を添加しても良い。
本発明の芯成分中のポリイソシアネート化合物の添加量
は、紡糸に供する熱可塑性ポリウレタン弾性体と該ポリ
イソシアネート化合物との混合物に対して5〜40重量
%である。添加量は使用するポリイソシアネート化合物
の種類により異なるが、添加量が少ない場合は目的とす
るウレタン糸の熱的性能の改良が不十分である。また、
添加量が多すぎると、混合不均一で紡糸が不安定となっ
たり、糸の機械的性質も不満足なものしか得られず、好
ましくない。
以上、芯鞘芯成分の構成について説明したが、次に芯鞘
の複合比率について述べる。この芯鞘成分の複合比は繊
維の断面積比で75/25以上、特に85/15〜95
15の範囲が好ましい。鞘成分の比率が25%以上にな
ると、得られる糸の弾性回復性、高温下からの回復性、
耐熱性が不足するし、逆に芯成分が95%以上になると
、鞘成分が破れ芯成分が糸表面に露出し易く紡糸性、耐
光性に悪影響を及ぼすので好ましくない。
次に、本発明糸の製造方法について説明する。
熱可塑性ポリウレタン弾性体を溶融押出しする部分にポ
リイソシアネート化合物を添加し混合する部分と鞘成分
を溶融押出しする部分と公知の芯鞘型複合紡糸口金を有
する紡糸ヘッドとを備えた溶融複合紡糸装置により実施
することが好適である。紡糸中にポリイソシアネート化
合物を添加するために用いられる装置としては、公知の
装置を使用することができる。ポリイソシアネート化合
物を溶融状態のポリウレタンに添加・混合する部分には
、回転部を有する混練装置を使用する事も可能であるが
、より好ましいのは、静止型混練素子を有する混合装置
を用いることである。静止型混練素子を有する混合装置
としては公知のものを用いることができる。静止型混練
素子の形状及びエレメント数は、使用する条件により異
なるが、熱可塑性ポリウレタン弾性体とポリイソシアネ
ート化合物とが複合紡糸口金から吐出される前に充分に
混合が完了しているように選定することが肝要であり、
通常20〜90エレメント設ける。
以下、本発明の実施態様の一例を説明する。
ホッパーから熱可塑性ポリウレタン弾性体のペレットを
供給し、押出機で加熱溶融する。溶融温度は190〜2
30℃の範囲が好適である。
一方、ポリイソシアネート化合物は供給タンク内で10
0℃以下の温度で溶融し、あらかじめ脱泡しておく。溶
融温度が高すぎるとポリイソシアネート化合物の変質を
生じ易いため、溶融可能な範囲で低い方が望ましく、室
温から100℃の間の温度が適宜用いられる。溶融した
ポリイソシアネート化合物を計量ポンプにより計量し、
必要に応じてフィルターにより濾過し、押出機先端に設
けられた会合部で溶融ポリウレタンに添加する。ポリイ
ソシアネート化合物とポリウレタンとは静止型混練素子
を有する混練装置によって混練される。
この混合物は計量ポンプにより計量され、紡糸ヘッドに
導入される。紡糸ヘッドは、できるだけ該混合物の滞留
部の少ない形状に設計することが好ましい。必要により
紡糸ヘッド内に設けた濾過層で金網あるいはガラスピー
ズ等の濾材により異物を除去した後、該混合物は鞘成分
の熱可塑性でかつ無黄変性のポリウレタン弾性体と芯鞘
型に接合され、ついで口金から吐出され、空冷され、油
剤付与された後捲き取られる。捲き取り速度は、通常4
00〜1500m/分が用いられる。
紡糸ボビンに捲き取られた耐熱弾性糸は、紡糸直後には
強度が劣る場合もあるが、室温に放置する間(例えば2
時間〜6日間)に強度が向上し、また高温度での伸長か
らの回復特性も向上する。
また紡糸後適当な方法で熱処理を施すことにより、糸質
及び熱特性の向上が促進される。このように紡糸された
耐熱弾性糸が、経時により糸質及び熱的性能が変化する
のは、紡糸原料として用いた熱可塑性ポリウレタン弾性
体と混合されたポリイソシアネート化合物との反応が紡
糸中には完結せずに、紡糸後にも進行するためと推定さ
れる。この反応はポリウレタンとポリイソシアネート化
合物とのアロファネート結合による分岐あるいは架橋ポ
リマーの生成であると考えられる。
以下、本発明の好適な実施態様を整理して記しておく。
(イ)熱可塑性ポリウレタン弾性体及びポリイソシアネ
ート化合物に使用する有機ジイソシアネートがp、p 
 −ジフェニルメタンジイソシアネートである特許請求
の範囲の請求項1記載の複合弾性糸。
(ロ)ポリイソシアネート化合物を構成する2官能ポリ
オール成分が、分子量500〜5000のポリテトラメ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブ
チレンアジペート、ポリカプロラクトンジオール、ポリ
カーボネートジオールからなる群より選ばれた少なくと
も1種を含むジオールであり、3官能ポリオール成分が
ε−カプロラクトンとトリメチロールプロパンとからな
るポリエステル系トリオールである請求項1記載の複合
弾性糸。
(ハ)ポリイソシアネート化合物を構成する上記2官能
ポリオールと3官能ポリオール成分とのモル比率が97
/3〜20/80である請求項1記載の複合弾性糸。
(ニ)芯成分中のポリイソシアネート化合物の割合が、
芯成分総重量に対して、5〜40重量%である請求項1
記載の複合弾性糸。
(ホ)芯鞘の断面積比が80/20〜9515である請
求項1記載の複合弾性糸。
(へ)芯成分と鞘成分との接着性が芯成分中のポリイソ
シアネート化合物によって強化されている請求項1記載
の複合弾性糸。
(ト)芯鞘のセクションが同心あるいは、偏心している
請求項1記載の複合弾性糸。
(発明の効果) 本発明の糸は、鞘成分が無黄変性ポリウレタン弾性体で
あり、芯成分が架橋されたポリウレタン弾性体であるた
め、耐光性は勿論の事、熱的、機械的物性は非常に良好
である。即ち、本発明糸は、その好適な態様において、 ・耐光性: JIS L−0842による40時間照射
テスト後の変退色が4級以上である。
・耐熱性 ■190℃回復率:糸を30%伸長した状態で190℃
の熱風循環式乾燥機中に置いたときに、1分以内で溶融
切断する事なく且つ、鎖糸を室温下に緩和させたときの
回復率が約3%以上である。但し回復率は下記によって
定義される。
■クリープ温度:荷重10■/d、昇温速度70°C/
min下の温度−伸びのクリープ曲線において40%ク
リープ時の温度が約150°C以上である。
・機械的性質: JIS L−1013による引っ張り
試験テストで強度が約1.0g/d以上である。
・膠着性:膠着がなく解舒性良好。
・芯/鞘成分の接着性:芯鞘芯成分の界面で反応するた
め、接着性は良好。
・生産性:溶融紡糸法により得られるため、工業生産上
有利。
など優れた性質を有する。
以上のように、耐光性は勿論の事耐熱性にも優れている
ため、例えばソックス、水着、ファンデーション、ブラ
ジャー等の分野に適用することができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はかか
る実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 芯成分 ■熱可塑性ポリウレタン弾性体 脱水した水酸基価58.0のポリテトラメチレングリコ
ール9855部と1.4−ブタンジオール993部とを
ジャケット付きのニーダ−に仕込み、撹拌しながら充分
に溶解した後85℃の温度に保ち、これにp、p’  
−ジフェニルメタンジイソシアネート4152部を反応
させた。得られた反応物を、ニーダ−から取り出し、こ
れを押出機によりペレット状に成形した。この成形体は
、25℃でジメチルホルムアミド中の相対粘度が2.1
6であった。
■ポリイソシアネート化合物 ポリオール成分の2官能/3官能のモル比を75/25
にし、脱水した水酸基価89.4のポリブチレンアジペ
ート9152部と、脱水した水酸基価3027の3官能
ポリカプロラクトントリオール(大日本インキ工業社製
:プラクセル350)1352部とを撹拌機を備えた重
合釜中で80℃の温度でp、  p’  −ジフェニル
メタンジイソシアネート5496部と反応させ、粘ちょ
うなポリイソシアネート化合物を得た。この物のNCO
含量は、5.8%であった。
狙塁公 硬度90の熱可塑性の無黄変性ポリウレタン弾性体“T
−R3080” (大日本インキ社製)を用いた。
芯成分の一成分の前記熱可塑性ポリウレタン弾性体の溶
融時に、ポリイソシアネート化合物を公知の供給装置に
より注入し、静止型混練素子15エレメントを有する混
線装置にて芯成分を混練して芯成分とし、他方、上記鞘
成分を押出機により溶融し、同心円状の芯鞘複合口金(
ノズル径0.5mm)に導き、捲き取り速度700m/
分にて40デニールフイラメントの複合弾性糸を得た。
この場合の芯鞘断面積比は92/8とした。
第1表に芯成分に添加するポリイソシアネート化合物の
量を変えて紡糸した結果を示す。なお、芯成分中のポリ
イソシアネート化合物の量を45%にして紡糸したとこ
ろ、曳糸性がなく、捲き取り不能であった(比較例2)
第1表 糸質及び耐熱性などの物性は、紡糸したウレタン糸のボ
ビンを室温で5日間放置した後に測定した値である。な
お、190℃回復率及びクリープ温度は、この値の大き
い方が耐熱性が良好であることを意味する。
第1表より、ポリイソシアネート化合物を添加しない場
合は、測定中に溶融してしまい測定不可であるが、ポリ
イソシアネート化合物を添加して紡糸することにより1
90℃での回復率が大きくなり、また、クリープ温度も
上昇し、従って、耐熱性が大幅に改良されることがわか
る。一方、耐光性も良好であることがわかる。
実施例2 実施例1において、ポリイソシアネート化合物(NCO
含量=4.8%)の芯成分中への添加量は19%、芯鞘
複合比は87/13に固定し、ポリオール成分中の2官
能と3官能酸分の比率を第2表のように変化させる以外
は実施例1と同様に紡糸した。この結果を第2表に示し
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性でかつ無黄変性のポリウレタン弾性体を鞘
    とし、熱可塑性のポリウレタン弾性体とポリイソシアネ
    ート化合物との反応生成物を芯としてなり、上記ポリイ
    ソシアネート化合物が2官能ポリオール成分と3官能ポ
    リオール成分及びイソシアネート成分との重合物であり
    、かつ該重合物中のイソシアネートNCO含量が2〜1
    5重量%の範囲であることを特徴とする耐光性の改善さ
    れた耐熱複合弾性糸。 2、JISL−0842による40時間照射テスト後の
    変退色が4級以上である請求項1記載の耐熱複合弾性糸
    。 3、糸を30%伸長した状態で190℃の空気雰囲気下
    に置いた際に1分以内で溶融切断することなく、かつ該
    糸を室温下に緩和させたときの回復率が3%以上である
    請求項1記載の耐熱複合弾性糸。 4、温度−延びのクリープ曲線において40%クリープ
    時の温度が130℃以上である請求項1記載の耐熱複合
    弾性糸。
JP3237990A 1990-02-15 1990-02-15 耐光性の改善された耐熱複合弾性糸 Pending JPH03241013A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535685A (ja) * 2005-03-22 2008-09-04 フィルトロナ・リッチモンド・インコーポレイテッド インク貯蔵器として用いるエラストマー成分を有する多元繊維から形成された結合構造体

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JP2008535685A (ja) * 2005-03-22 2008-09-04 フィルトロナ・リッチモンド・インコーポレイテッド インク貯蔵器として用いるエラストマー成分を有する多元繊維から形成された結合構造体

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