JPH0324638Y2 - - Google Patents

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JPH0324638Y2
JPH0324638Y2 JP20153786U JP20153786U JPH0324638Y2 JP H0324638 Y2 JPH0324638 Y2 JP H0324638Y2 JP 20153786 U JP20153786 U JP 20153786U JP 20153786 U JP20153786 U JP 20153786U JP H0324638 Y2 JPH0324638 Y2 JP H0324638Y2
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bobbin
cone
wire
fixed cone
shaft
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、撚線機のボビン装架機構に関し、詳
しくは、ボビンから素線を繰出す際、ボビンに安
定した均一の制動力を付与し得る撚線機のボビン
装架機構に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
撚線機、例えば、リジツト型撚線機は、第2図
に示すように、モータMにより回転されるケージ
18のクレードル1に周方向等間隔及び所要列
(図においては、周方向3個で4列)にボビンB
(同:計12個)を装架したものであり、クレード
ル1を回転させながら各ボビンBから素線10を
繰出して目板Cを介し収斂したのちダイスDによ
り撚合せ、この撚線はキヤプスタンEを経て巻取
られる。
この撚線機において、第1図乃至第3図に示す
ように、前記ボビンBのクレードル1への装架
は、クレードル1に固定コーン2と押しコーン3
を対向して設け、押しコーン3を固定コーン2に
対し後退させた状態(両コーン2,3間にボビン
Bが入り得る状態)で、このコーン2,3間にボ
ビンBをその芯管がコーン2,3と同一軸上とな
るように位置し、そののち、押しコーン3を前進
させて両コーン2,3をボビンBの芯管両端に嵌
入して支持する。この状態で、コーン2,3とと
もにボビンBを回転させて素線10を繰出す。
この素線10の繰出しは、前記撚線の巻取り力
によつてなされるが、ボビンBが自由に回転する
と、その慣性力によつて素線10が不必要に繰出
されて収斂した各素線10に緩みが生じ、すなわ
ち、各素線10の張力に差が生じて撚線が均一に
なされない。このため、ボビンBに所要の制動力
(ブレーキ)を付与して、常時、素線10を所要
の張力で繰出す必要があり、従来では、第3図に
示すようにしてそのブレーキ手段を構成してい
る。
すなわち、前記固定コーン2の軸4にキー及び
その溝20を介してギヤー5を嵌着し、このギヤ
ー5を、中間ギヤー9を介しトルクモータ6の出
力軸のピニオン8に噛合するとともに、前記ギヤ
ー5に出没可能に突設したケリピンPをボビンB
のフランジ孔Hに嵌入可能として構成している。
このブレーキ手段は、押しコーン3の進行によ
り、ボビンBを両コーン2,3間に支持するとと
もに、同図にごとく、ケリピンPをフランジ孔H
に嵌入してボビンBとギヤー5を一体とし、トル
クモータ6によりボビンBの回転力に制動力を付
与して繰出される素線10に所要の張力を付与す
る。
ところで、今日、生産機械の一般的傾向とし
て、その生産性を向上させるため、機械が大型化
及び高速化している。このため、この種の撚線機
においても例外でなく、高速化に進んでいる。
この高速化が進むと、前記従来のブレーキ手段
においては、前記ケリピンPがスプリングSによ
り押出されてフランジ孔Hに嵌入しているため、
クレードル1が高速回転すると、それによつて生
ずる遠心力により、前記ケリピンPがスプリング
Sに抗して引込む場合が生じ、ケリピンPが孔H
から抜け出ると、ギヤー5とボビンBの縁が切れ
てボビンBに制動力が働らかなくなり、素線10
に所要の張力が付与されない状態となつて円滑な
撚りがなされず、その撚線は不良品となる。
また、ケリピンPが中途半端な嵌入状態(ケリ
ピンPが孔Hに嵌つたり出たりする状態)である
と、ケリピンPはボビンBの孔H周縁で横叩きを
受けることになり、これが繰返されると、ケリピ
ンP又はフランジ孔H周縁の損傷につながり、ボ
ビンBのフランジ孔HとケリピンPの滑嵌状態が
不良となり、最早や正常なブレーキ機能を得にく
くなり、製品不良につながる。
〔考案の目的〕
本考案は、以上の点に鑑み、大型化した撚線機
の高速運転において生じる遠心力の影響を受けな
いブレーキ手段を有する撚線機のボビン装架機構
を提供することを目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案にあつて
は、撚線機のクレードルに押しコーンと固定コー
ンを対向して設け、前記押しコーンを固定コーン
に対し進退させて両コーン間にボビンを装架し、
前記クレードルに設けたブレーキ手段によりボビ
ンに所定の制動力を与えて素線を繰出す前記周知
の機構において、前記固定コーンとボビンの間に
両者が圧接するブレーキパツトを介在するととも
に、固定コーンに前記ブレーキ手段を連結したの
である。
〔作用〕
この様に構成されるボビン装架機構は、押しコ
ーンを前進させて両コーン間にボビンを装架する
と、その推進力によつてボビンがブレーキパツト
を介して固定コーンに圧接されて一体となる。こ
のため、ボビンから素線が繰出されると、ボビン
は回転するが、その回転力はブレーキパツトを介
して固定コーンに伝達され、このコーンに連結さ
れたブレーキ手段によつて前記ボビンに制動力が
付与され、前記素線は、所要の張力をもつて繰出
される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面第1図及び第
2図と共に説明する。なお、前記と同一符号は同
一物を示す。
図において、18はリジツト型撚線機のケージ
で、円周方向に三等分位に各4個のボビンB、合
計12ボビンを装架できるようにクレードル1が設
けられ、該クレードル1には、押しコーン3と固
定コーン2が互いに対向して設けられ、固定コー
ン軸4にはギヤー5がキー、キー溝20を介して
嵌着され、ギヤー5は、クレードル1に付設され
たカムクラツチ軸11に嵌着された中間ギヤー9
を介してクレードル1に付設したトルクモータ6
の出力軸7にキー、キー溝21を介して嵌着した
ピニオン8に噛合している。
第2図に示すように、ケージ18には各押しコ
ーン3に沿つてラインシヤフト22が装設され、
このシヤフト22の左端には、モータM等の駆動
部からの伝達軸22′が進退(同図において左右)
することにより嵌着・離脱し、この伝達軸22′
を介し、図示しない駆動源によりシヤフト22が
正逆転する。このシヤフト22には、ギヤー23
が適宜配置されて嵌着され、このギヤー23と従
動ギヤー24を介して駆動軸25に前記シヤフト
22の正逆転が伝達される。駆動軸25はウオー
ム・ギヤ26を介して押しコーン3に連結されて
おり、駆動軸25の回転により、ウオーム・ギヤ
26を介して押しコーン3が前進・後進して両コ
ーン2,3間にボビンBを着脱する。
前記固定コーン2のボビン軸孔27に臨む部分
にフランジ13がキー・キー溝28を介して固着
され、該フランジ13のボビン鍔14に対向する
面には環状のブレーキパツト14bが固着してあ
り、前記押しコーン3の前進によりブレーキパツ
ト14bを介してボビン鍔14と環状フランジ1
3が圧接して一体化する。この圧接によるブレー
キパツト14bの制動力(摩擦力)は、後述のト
ルクモータ6によるボビンBへの制動力以上とな
るようにすることが好ましい。
前記カムクラツチ軸11の中軸15には羽根1
6が固設され、この羽根16の回転域にはリミツ
トスイツチ17が配設されている。この中軸15
は、素線繰出し方向と反対方向の回転力、すなわ
ちトルクモータ6の制動方向(回転方向)の回転
力のみ伝達されるようになつており、素線10が
断線して巻取り力が消滅し、トルクモータ6の回
転力によりボビンBが逆転すると、中軸15も回
転して羽根16が回転し、リミツトスイツチ17
を叩いて撚線機を停止させる。
この実施例は以上のように構成されており、両
コーン2,3間を開いてボビンBを挿入し、押し
コーン3を前進させて両コーン2,3間にボビン
Bを装架すると、その前進力によつてボビンBが
ブレーキパツト14bを介して固定コーン2のフ
ランジ13に圧接されて一体となる。このため、
ボビンBから素線10が繰出されると、ボビンB
は回転するが、その回転力はブレーキパツト14
b、ギヤー5等を介してトルクモータ6に伝達さ
れ、このトルクモータ6にはその回転力とは反対
方向の回転力が付与されているため、その回転力
がボビンBへの制動力として働き、すなわち、ボ
ビンBに制動力が付与されて、素線10は所要の
張力をもつて繰出される。
このブレーキ作用時、素線10の繰出し速度が
速く、すなわち、ケージ18の回転が高速となつ
ても、その遠心力はブレーキパツト14bへのボ
ビンBの鍔14及びフランジ13の圧接力には影
響が及ばないため、ブレーキパツト14bを介し
てのトルクモータ6の制動力はボビンBに確実に
伝達されて、常時素線10には所要の張力が付与
される。
また、繰出し素線10が断線すると、トルクモ
ータ6により羽根16が回転されてリミツトスイ
ツチ17が作動し、撚線機を停止させて、断線を
指示するとともに、素線10の接続作業を促す。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、ブレーキ
パツトで制動力を伝達するようにしたので、ケリ
ピンによりボビンとブレーキ機構とを係合させる
従来例の如き遠心力により生ずる諸問題が解決
し、各ボビンに均一に且つ安定した制動力が掛け
られる。
したがつて、本考案によれば、高速作業におい
ても、撚りの安定した高品質の撚線を確実に得る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボビン装架機構の一実施
例の要部拡大図、第2図は、本考案に係る撚線機
の配置図、第3図は従来のボビン装架機構の一例
図である。 1……クレードル、2……固定コーン、3……
押しコーン、4……固定コーン軸、5……ギヤ
ー、6……トルクモータ、7……出力軸、8……
ピニオン、9……中間ギヤー、10……素線、1
1……カムクラツチ軸、S……スプリング、13
……フランジ、14b……ブレーキパツト、15
……カムクラツチ中軸、14……ボビン鍔、16
……羽根、17……リミツトスイツチ、18……
ケージ、20……キー・キー溝、21……キー・
キー溝、22……ラインシヤフト、23……ギヤ
ー、24……従動ギヤー、25……駆動軸、26
……ウオームギヤー、27……ボビン軸孔、28
……キー・キー溝、P……ケリピン、B……ボビ
ン、H……フランジ孔、M……モータ、C……目
板、D……ダイス、E……キヤプスタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撚線機のクレードルに押しコーンと固定コーン
    を対向して設け、前記押しコーンを固定コーンに
    対し進退させて両コーン間にボビンを装架し、前
    記クレードルに設けたブレーキ手段によりボビン
    に所定の制動力を与えて素線を繰出す機構におい
    て、前記固定コーンとボビンの間に両者が圧接す
    るブレーキパツトを介在するとともに、固定コー
    ンに前記ブレーキ手段を連結したことを特徴とす
    る撚線機のボビン装架機構。
JP20153786U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0324638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20153786U JPH0324638Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP20153786U JPH0324638Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63106794U JPS63106794U (ja) 1988-07-09
JPH0324638Y2 true JPH0324638Y2 (ja) 1991-05-29

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