JPH032465B2 - - Google Patents
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- JPH032465B2 JPH032465B2 JP61047507A JP4750786A JPH032465B2 JP H032465 B2 JPH032465 B2 JP H032465B2 JP 61047507 A JP61047507 A JP 61047507A JP 4750786 A JP4750786 A JP 4750786A JP H032465 B2 JPH032465 B2 JP H032465B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- acrylate
- weight
- meth
- adhesive
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、不飽和ポリエステルとアクリレート
を主成分とする接着剤組成物に関する。更に詳し
くは、光と熱の両作用により短時間で硬化するチ
ツプ部品の固定などの用途に適した接着剤組成物
に関する。 (従来の技術、及びその問題点) 近年、電子機器の小型、軽量化が進展するなか
で、リード線のない小型電子部品、すなわちチツ
プ部品の需要は急増している。これに伴ないチツ
プ部品を配線基板に固定するための接着剤の需要
も年々増大している。 従来、チツプ部品を固定するための接着剤とし
ては、熱硬化性の接着剤が知られている。例えば
特公昭56−11238号公報にはエポキシ樹脂系又は
フエノール樹脂系の接着剤を用いて配線基板上に
チツプ部品を固定する方法が開示されている。し
かし乍ら上記の熱硬化性接着剤は通常、高温で長
時間の硬化を必要とするため、チツプ部品の固定
に熱硬化性接着剤を用いることは、チツプ部品の
装着作業の自動化が困難であり、又、基板、チツ
プ部品及び基板裏面に搭載するデイスクリート部
品などが熱により悪影響を受けるなどの欠点を有
していた。 又、紫外線(光)の照射により硬化する光硬化
性接着剤も知られている。光硬化性接着剤は、重
合性のモノマーやプレポリマーと光重合開始剤な
どからなるものであり、光の照射により短時間で
硬化するため、前記の熱硬化性接着剤の欠点を解
消するものであるが、光の当らない影の部分は硬
化しないため、チツプ部品の固定にこれらの接着
剤を使用することは多くの場合、実用的でない。 そこで最近、光と熱の両作用で短時間で硬化す
る接着剤がチツプ部品の固定に使用されるように
なつてきた。 これらの接着剤としてはポリアクリレート系プ
レポリマーを主成分とし、光重合開始剤及び熱重
合開始剤を含有するものが知られている。例え
ば、特開昭57−16083号公報にはウレタンアクリ
レート、エポキシアクリレート、アクリル変性ポ
リブタジエン等のポリアクリレート系のプレポリ
マーと光及び熱重合開始剤等からなる接着剤が、
また特開昭59−223775号公報には、エポキシアク
リレート系プレポリマー、反応性希釈剤(脂肪族
ポリエステルジアクリレート)、光及び熱重合開
始剤等からなる接着剤がそれぞれ開示されてい
る。 これらの接着剤は、光と熱の両作用で短時間で
硬化するため、前述の熱硬化性接着剤の欠点を解
消するものであるが、接着の信頼性の面で十分で
ない場合が多い。すなわちポリアクリレート系プ
レポリマーを主成分とする上述の接着剤は、通
常、硬化物が脆く、係る接着剤を用いて基板にチ
ツプ部品を接着した場合、接着後の工程で外部応
力より接着されたチツプ部品が基板から脱落する
恐れがある。更に近年、チツプ部品の多品種化が
進み、その形状、材質等も多岐にわたり、これに
伴ない上述のポリアクリレート系プレポリマーを
主成分とする接着剤では実質的に接着が困難な場
合がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの点に鑑み、鋭意検討の
結果、後述する特定の成分を組合せて使用するこ
とにより、光と熱の両作用より短時間で硬化し、
種々の材質、形状のチツプ部品に対する接着性に
優れた接着剤組成物が得られることを見出し本発
明に至つた。 すなわち本発明は、 (A) 不飽和ポリエステル樹脂、 (B) 下記一般式で示されるテトラヒドロフラン環
含有モノマー、 一般式; 〔但し式中、nは0〜4の整数、R1及びR2は
水素又はメチル基を表わす。〕 (C) ヒドロキシアルキルアクリレート及び/又は
ヒドロキシアルキルメタクリレート、 (D) 光重合開始剤、 (E) 熱重合開始剤。 上記の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を必須成分として
含む接着剤組成物に関する。 本発明で使用する(A)不飽和ポリエステル樹脂は
マレイン酸、フマール酸等の不飽和二塩基酸、及
び必要に応じてアジピン酸、フタル酸等の飽和二
塩基酸とエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ビスフエノールA等の多価アルコールとを
触媒の存在下でエステル化して得られる。通常市
販されている不飽和ポリエステル樹脂はスチレン
モノマー等の反応性希釈剤で希釈されているが本
発明の場合、硬化速度、臭気等の面からスチレン
モノマー等の希釈剤を含まないものが好ましい。 本発明で使用する(B)テトラヒドロフラン環含有
モノマーは、前記の一般式で示されるアクリレー
ト及び/又はメタクリレート(以下、しばしばこ
れらを「(メタ)アクリレート」と総称する)で
あり、代表的なものとしてはこれらに限定されな
いが、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルオキシエチル(メ
タ)アクリレート、テトラヒドロフリルオキシプ
ロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。 本発明で使用する(C)ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレート等が代表的なものとして挙
げられるがこれらに限定されるものではない。 本発明の接着剤組成物に於ける(A)、(B)及び(C)各
成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し、(B)及
び(C)成分の使用量の合計が20〜200重量部である
ことが好ましく、そして(B)成分と(C)成分の比が重
量基準で1:9〜9:1の範囲であることが好ま
しい。 (A)成分100重量部に対し、(B)成分と(C)成分の使
用量の合計が、20重量部未満の場合、チツプ部品
に対する接着性の低下や組成物の粘度が高くなり
過ぎるため接着剤の塗布作業性が悪くなるなどの
問題を生じる恐れがあり、逆に200重量部を越え
る場合、樹脂の強度が低下するため接着力が低下
する恐れがある。又、(B)成分と(C)成分の使用量の
比が上記範囲以外の場合、それぞれチツプ部品に
対する接着性が低下する恐れがある。 本発明の場合、前述の(A)、(B)及び(C)各成分の使
用量の合計100重量部に対し、150重量部を越えな
い範囲でこれら以外のラジカル重合性のプレポリ
マーや反応性希釈剤を使用することが出来る。例
として挙げれば、プレポリマーとしては、各種の
ウレタン(メタ)アリルレート、エポキシ(メ
タ)アリルレート、(メタ)アクリレート変性液
状ポリブタジエン等であり、反応性希釈剤として
は、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アリルレート、ペンタエリスリトールテ
トラ(メタ)アリルレート、メチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート
等の(メタ)アクリレートやスチレン、ジビニル
ベンゼンなどが挙げられる。 本発明で使用する(D)光重合開始剤としては、こ
れに限定されないが、ベンジル及びその誘導体、
ベンゾフエノン及びその誘導体、アントラキノン
及びその誘導体、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル、アセトフエノン及びその誘導体、2−
ジエチルアミノエチルベンゾエート、p−ジエチ
ルアミノエチルベンゾエート、ジフエニルジスル
フイド、チオキサントン及びその誘導体等が挙げ
られ、これらの一種又は、二種以上を併用して用
いる。これらの光重合開始剤の使用量としては、
前記の(A)、(B)、(C)及びこれら以外の重合性プレポ
リマーや反応性希釈剤の使用量の合計100重量部
に対し0.01〜10重量部が好ましく、0.01重量部未
満の場合は硬化速度が遅く、10重量部を越える場
合は硬化物の強度が低下する恐れがある。 本発明で使用する熱重合開始剤としては、ベン
ゾイルパーオキサイド、ターシヤリーブチルパー
オキシアリルカーボネート、メチルエチルケトン
パーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイ
ド、1,1−ビス(ターシヤリーブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ビス(ターシヤリーブチルパーオキシ)
シクロヘキサン、ターシヤリーブチルハイドロパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、
ジターシヤリーブチルパーオキサイド、ターシヤ
リーブチルクミルパーオキサイド、ターシヤリー
ブチルパーオキシ3,5,5−トリメチルヘキサ
ノエート、ターシヤリーブチルパーオキシベンゾ
エート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサン、特の有機過酸化物
や、アゾビスイソブチロニトリル等が代表的なも
のとして挙げられるが、組成物の貯蔵安定性、硬
化速度、接着強度等の面から、半減期が10時間と
なる温度が70〜170℃、好ましくは80〜140℃であ
る有機過酸化物が特に好ましい。 熱重合開始剤の使用量としては、前記の(A)、
(B)、(C)及びこれら以外の重合性プレポリマーや反
応性希釈剤の使用量の合計100重量部に対し0.1〜
10重量部が好ましい。0.1重量部未満の場合は光
の当らない影の部分の硬化が遅くなり、10重量部
を越えると組成物の貯蔵安定性が悪くなる。 なお本発明の組成物では、粘性の付与、増量な
どを目的とし、タルク、アルミナ、シリカ、酸化
チタン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、
ガラス粉末等の無機充填剤や、ヒユームドシリカ
等のチキソトレピー剤を組成物に使用される。前
述の(A)、(B)、(C)各成分、及びこれら以外の重合性
プレポリマー、反応性希釈剤の使用量の合計100
重量部に対して、無機充填剤の場合は300重量部
以内、チキソトロピー剤の場合は10重量部以内の
範囲で添加してもよい。無機充填剤やチキソトロ
ピー剤を上記の範囲で使用することにより、組成
物の塗布作業性は改善されるが、上記の範囲以上
用いることは組成物の粘度が高くなり過ぎ、かえ
つて塗布作業性が悪くなるので好ましくない。 更に組成物の貯蔵安定性を改良するために、ハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−タ
ーシヤリーブチルフエノール)、フエノチアジン
等の重合禁止剤を、着色のための各種の染料、顔
料をそれぞれ組成物の性能(光重合性、熱重合
性、接着強度等)を損なわない範囲で添加しても
よい。 (実施例) 以下本発明を実施例により説明するが、明細書
中の部又は%はいずれも重量基準で示す。 実施例 1〜3 第1表に掲げる不飽和ポリエステル樹脂100重
量部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート
(THFMA)50部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート(2−HEMA)50部、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート30部、ベンゾインエチ
ルエーテル(BEE)3部、ターシヤリーブチル
パーベンゾエート(TBPB)5部、平均粒径4μ
のシリカ粉末130部を配合して本発明の接着剤組
成物を作製し、それぞれ接着力を測定した。接着
力の測定は、紙フエノール基板上に接着剤を1チ
ツプ当り約2mg塗布し、第2表に掲げる各種のチ
ツプ部品をこの上にのせた後、高圧水銀ランプ
(トスキユア400HC 0411型〔KK東芝製〕)で60
秒間照射し接着剤を硬化させ、プツシユプルゲー
ジにより1チツプ当りの接着力を測定した。結果
を第2表に示す。
を主成分とする接着剤組成物に関する。更に詳し
くは、光と熱の両作用により短時間で硬化するチ
ツプ部品の固定などの用途に適した接着剤組成物
に関する。 (従来の技術、及びその問題点) 近年、電子機器の小型、軽量化が進展するなか
で、リード線のない小型電子部品、すなわちチツ
プ部品の需要は急増している。これに伴ないチツ
プ部品を配線基板に固定するための接着剤の需要
も年々増大している。 従来、チツプ部品を固定するための接着剤とし
ては、熱硬化性の接着剤が知られている。例えば
特公昭56−11238号公報にはエポキシ樹脂系又は
フエノール樹脂系の接着剤を用いて配線基板上に
チツプ部品を固定する方法が開示されている。し
かし乍ら上記の熱硬化性接着剤は通常、高温で長
時間の硬化を必要とするため、チツプ部品の固定
に熱硬化性接着剤を用いることは、チツプ部品の
装着作業の自動化が困難であり、又、基板、チツ
プ部品及び基板裏面に搭載するデイスクリート部
品などが熱により悪影響を受けるなどの欠点を有
していた。 又、紫外線(光)の照射により硬化する光硬化
性接着剤も知られている。光硬化性接着剤は、重
合性のモノマーやプレポリマーと光重合開始剤な
どからなるものであり、光の照射により短時間で
硬化するため、前記の熱硬化性接着剤の欠点を解
消するものであるが、光の当らない影の部分は硬
化しないため、チツプ部品の固定にこれらの接着
剤を使用することは多くの場合、実用的でない。 そこで最近、光と熱の両作用で短時間で硬化す
る接着剤がチツプ部品の固定に使用されるように
なつてきた。 これらの接着剤としてはポリアクリレート系プ
レポリマーを主成分とし、光重合開始剤及び熱重
合開始剤を含有するものが知られている。例え
ば、特開昭57−16083号公報にはウレタンアクリ
レート、エポキシアクリレート、アクリル変性ポ
リブタジエン等のポリアクリレート系のプレポリ
マーと光及び熱重合開始剤等からなる接着剤が、
また特開昭59−223775号公報には、エポキシアク
リレート系プレポリマー、反応性希釈剤(脂肪族
ポリエステルジアクリレート)、光及び熱重合開
始剤等からなる接着剤がそれぞれ開示されてい
る。 これらの接着剤は、光と熱の両作用で短時間で
硬化するため、前述の熱硬化性接着剤の欠点を解
消するものであるが、接着の信頼性の面で十分で
ない場合が多い。すなわちポリアクリレート系プ
レポリマーを主成分とする上述の接着剤は、通
常、硬化物が脆く、係る接着剤を用いて基板にチ
ツプ部品を接着した場合、接着後の工程で外部応
力より接着されたチツプ部品が基板から脱落する
恐れがある。更に近年、チツプ部品の多品種化が
進み、その形状、材質等も多岐にわたり、これに
伴ない上述のポリアクリレート系プレポリマーを
主成分とする接着剤では実質的に接着が困難な場
合がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの点に鑑み、鋭意検討の
結果、後述する特定の成分を組合せて使用するこ
とにより、光と熱の両作用より短時間で硬化し、
種々の材質、形状のチツプ部品に対する接着性に
優れた接着剤組成物が得られることを見出し本発
明に至つた。 すなわち本発明は、 (A) 不飽和ポリエステル樹脂、 (B) 下記一般式で示されるテトラヒドロフラン環
含有モノマー、 一般式; 〔但し式中、nは0〜4の整数、R1及びR2は
水素又はメチル基を表わす。〕 (C) ヒドロキシアルキルアクリレート及び/又は
ヒドロキシアルキルメタクリレート、 (D) 光重合開始剤、 (E) 熱重合開始剤。 上記の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を必須成分として
含む接着剤組成物に関する。 本発明で使用する(A)不飽和ポリエステル樹脂は
マレイン酸、フマール酸等の不飽和二塩基酸、及
び必要に応じてアジピン酸、フタル酸等の飽和二
塩基酸とエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ビスフエノールA等の多価アルコールとを
触媒の存在下でエステル化して得られる。通常市
販されている不飽和ポリエステル樹脂はスチレン
モノマー等の反応性希釈剤で希釈されているが本
発明の場合、硬化速度、臭気等の面からスチレン
モノマー等の希釈剤を含まないものが好ましい。 本発明で使用する(B)テトラヒドロフラン環含有
モノマーは、前記の一般式で示されるアクリレー
ト及び/又はメタクリレート(以下、しばしばこ
れらを「(メタ)アクリレート」と総称する)で
あり、代表的なものとしてはこれらに限定されな
いが、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルオキシエチル(メ
タ)アクリレート、テトラヒドロフリルオキシプ
ロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。 本発明で使用する(C)ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレート等が代表的なものとして挙
げられるがこれらに限定されるものではない。 本発明の接着剤組成物に於ける(A)、(B)及び(C)各
成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し、(B)及
び(C)成分の使用量の合計が20〜200重量部である
ことが好ましく、そして(B)成分と(C)成分の比が重
量基準で1:9〜9:1の範囲であることが好ま
しい。 (A)成分100重量部に対し、(B)成分と(C)成分の使
用量の合計が、20重量部未満の場合、チツプ部品
に対する接着性の低下や組成物の粘度が高くなり
過ぎるため接着剤の塗布作業性が悪くなるなどの
問題を生じる恐れがあり、逆に200重量部を越え
る場合、樹脂の強度が低下するため接着力が低下
する恐れがある。又、(B)成分と(C)成分の使用量の
比が上記範囲以外の場合、それぞれチツプ部品に
対する接着性が低下する恐れがある。 本発明の場合、前述の(A)、(B)及び(C)各成分の使
用量の合計100重量部に対し、150重量部を越えな
い範囲でこれら以外のラジカル重合性のプレポリ
マーや反応性希釈剤を使用することが出来る。例
として挙げれば、プレポリマーとしては、各種の
ウレタン(メタ)アリルレート、エポキシ(メ
タ)アリルレート、(メタ)アクリレート変性液
状ポリブタジエン等であり、反応性希釈剤として
は、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アリルレート、ペンタエリスリトールテ
トラ(メタ)アリルレート、メチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート
等の(メタ)アクリレートやスチレン、ジビニル
ベンゼンなどが挙げられる。 本発明で使用する(D)光重合開始剤としては、こ
れに限定されないが、ベンジル及びその誘導体、
ベンゾフエノン及びその誘導体、アントラキノン
及びその誘導体、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル、アセトフエノン及びその誘導体、2−
ジエチルアミノエチルベンゾエート、p−ジエチ
ルアミノエチルベンゾエート、ジフエニルジスル
フイド、チオキサントン及びその誘導体等が挙げ
られ、これらの一種又は、二種以上を併用して用
いる。これらの光重合開始剤の使用量としては、
前記の(A)、(B)、(C)及びこれら以外の重合性プレポ
リマーや反応性希釈剤の使用量の合計100重量部
に対し0.01〜10重量部が好ましく、0.01重量部未
満の場合は硬化速度が遅く、10重量部を越える場
合は硬化物の強度が低下する恐れがある。 本発明で使用する熱重合開始剤としては、ベン
ゾイルパーオキサイド、ターシヤリーブチルパー
オキシアリルカーボネート、メチルエチルケトン
パーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイ
ド、1,1−ビス(ターシヤリーブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ビス(ターシヤリーブチルパーオキシ)
シクロヘキサン、ターシヤリーブチルハイドロパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、
ジターシヤリーブチルパーオキサイド、ターシヤ
リーブチルクミルパーオキサイド、ターシヤリー
ブチルパーオキシ3,5,5−トリメチルヘキサ
ノエート、ターシヤリーブチルパーオキシベンゾ
エート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサン、特の有機過酸化物
や、アゾビスイソブチロニトリル等が代表的なも
のとして挙げられるが、組成物の貯蔵安定性、硬
化速度、接着強度等の面から、半減期が10時間と
なる温度が70〜170℃、好ましくは80〜140℃であ
る有機過酸化物が特に好ましい。 熱重合開始剤の使用量としては、前記の(A)、
(B)、(C)及びこれら以外の重合性プレポリマーや反
応性希釈剤の使用量の合計100重量部に対し0.1〜
10重量部が好ましい。0.1重量部未満の場合は光
の当らない影の部分の硬化が遅くなり、10重量部
を越えると組成物の貯蔵安定性が悪くなる。 なお本発明の組成物では、粘性の付与、増量な
どを目的とし、タルク、アルミナ、シリカ、酸化
チタン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、
ガラス粉末等の無機充填剤や、ヒユームドシリカ
等のチキソトレピー剤を組成物に使用される。前
述の(A)、(B)、(C)各成分、及びこれら以外の重合性
プレポリマー、反応性希釈剤の使用量の合計100
重量部に対して、無機充填剤の場合は300重量部
以内、チキソトロピー剤の場合は10重量部以内の
範囲で添加してもよい。無機充填剤やチキソトロ
ピー剤を上記の範囲で使用することにより、組成
物の塗布作業性は改善されるが、上記の範囲以上
用いることは組成物の粘度が高くなり過ぎ、かえ
つて塗布作業性が悪くなるので好ましくない。 更に組成物の貯蔵安定性を改良するために、ハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−タ
ーシヤリーブチルフエノール)、フエノチアジン
等の重合禁止剤を、着色のための各種の染料、顔
料をそれぞれ組成物の性能(光重合性、熱重合
性、接着強度等)を損なわない範囲で添加しても
よい。 (実施例) 以下本発明を実施例により説明するが、明細書
中の部又は%はいずれも重量基準で示す。 実施例 1〜3 第1表に掲げる不飽和ポリエステル樹脂100重
量部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート
(THFMA)50部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート(2−HEMA)50部、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート30部、ベンゾインエチ
ルエーテル(BEE)3部、ターシヤリーブチル
パーベンゾエート(TBPB)5部、平均粒径4μ
のシリカ粉末130部を配合して本発明の接着剤組
成物を作製し、それぞれ接着力を測定した。接着
力の測定は、紙フエノール基板上に接着剤を1チ
ツプ当り約2mg塗布し、第2表に掲げる各種のチ
ツプ部品をこの上にのせた後、高圧水銀ランプ
(トスキユア400HC 0411型〔KK東芝製〕)で60
秒間照射し接着剤を硬化させ、プツシユプルゲー
ジにより1チツプ当りの接着力を測定した。結果
を第2表に示す。
【表】
【表】
*印 チツプ部品の破壊
比較例 1 不飽和ポリエステル樹脂の代りにエポキシアク
リレート樹脂(エポキシエステル3002A〔共栄社
油脂化学工業(株)製〕)を使用したこと以外は、実
施例1〜3と同様にして接着剤組成物を作製し、
実施例1〜3と同一条件で接着力の測定を行なつ
た。結果を第2表に示す。 比較例 2 不飽和ポリエステル樹脂の代りにウレタンアク
リレート樹脂(ゴーセラツク7000B〔日本合成化
学工業(株)製〕)を使用したこと以外は、実施例1
〜3と同様にして接着剤組成物を作製し、実施例
1〜3と同一条件で接着力の測定を行なつた。結
果を第2表に示す。 実施例4〜6、比較例7〜8 第3表に示す接着剤組成物を作製し、実施例1
〜3と同様にして接着力の測定した。なおチツプ
部品としては円筒形(1/4ワツト)チツプ抵抗
器を使用した。結果も第3表に示す。
比較例 1 不飽和ポリエステル樹脂の代りにエポキシアク
リレート樹脂(エポキシエステル3002A〔共栄社
油脂化学工業(株)製〕)を使用したこと以外は、実
施例1〜3と同様にして接着剤組成物を作製し、
実施例1〜3と同一条件で接着力の測定を行なつ
た。結果を第2表に示す。 比較例 2 不飽和ポリエステル樹脂の代りにウレタンアク
リレート樹脂(ゴーセラツク7000B〔日本合成化
学工業(株)製〕)を使用したこと以外は、実施例1
〜3と同様にして接着剤組成物を作製し、実施例
1〜3と同一条件で接着力の測定を行なつた。結
果を第2表に示す。 実施例4〜6、比較例7〜8 第3表に示す接着剤組成物を作製し、実施例1
〜3と同様にして接着力の測定した。なおチツプ
部品としては円筒形(1/4ワツト)チツプ抵抗
器を使用した。結果も第3表に示す。
【表】
【表】
(注) 配合表中の数字は部を表わす。
* シリカ粉末は実施例1〜3で使用したの
と同じものである。
(発明の効果) 以上述べたように本発明組成物は、光と熱の両
作用で速かに硬化し、種々の被着体に対し優れた
接着性を有するため、チツプ部品の固定などの用
途に於いて接着の作業性を改善し生産ラインの自
動化を容易ならしめ、極めて有用なものである。
* シリカ粉末は実施例1〜3で使用したの
と同じものである。
(発明の効果) 以上述べたように本発明組成物は、光と熱の両
作用で速かに硬化し、種々の被着体に対し優れた
接着性を有するため、チツプ部品の固定などの用
途に於いて接着の作業性を改善し生産ラインの自
動化を容易ならしめ、極めて有用なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 不飽和ポリエステル樹脂、 (B) 下記一般式で示されるテトラヒドロフラン環
含有モノマー、 一般式; 〔但し式中、nは0〜4の整数、R1及びR2は
水素又はメチル基を表わす。〕 (C) ヒドロキシアルキルアクリレート及び/又は
ヒドロキシアルキルメタクリレート、 (D) 光重合開始剤、 (E) 熱重合開始剤。 上記の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含むことを特徴
とする接着剤組成物。 2 (A)不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し、
(B)テトラヒドロフラン環含有モノマーと(C)ヒドロ
キシアルキルアクリレート及び/又はヒドロキシ
アルキルメタクリレートの使用量の合計が20〜
200重量部である特許請求の範囲第1項記載の接
着剤組成物。 3 (B)テトラヒドロフラン環含有モノマーと(C)ヒ
ドロキシアルキルアクリレート及び/又はヒドロ
キシアルキルメタクリレートの使用量が重量比で
1:9〜9:1である特許請求の範囲第1項記載
の接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4750786A JPS62207379A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4750786A JPS62207379A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62207379A JPS62207379A (ja) | 1987-09-11 |
| JPH032465B2 true JPH032465B2 (ja) | 1991-01-16 |
Family
ID=12777023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4750786A Granted JPS62207379A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62207379A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH055014A (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 光重合性組成物およびその重合架橋方法 |
| JP3484985B2 (ja) * | 1998-08-17 | 2004-01-06 | 東亞合成株式会社 | 光硬化型接着剤組成物 |
| JP2006089680A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びパテ塗料 |
| JP2008195790A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Bridgestone Corp | 光硬化性液状ゴム組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3987127A (en) * | 1974-01-08 | 1976-10-19 | Ford Motor Company | Radiation polymerizable coating composition containing an unsaturated phosphoric ester |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP4750786A patent/JPS62207379A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62207379A (ja) | 1987-09-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |