JPH0326016Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0326016Y2 JPH0326016Y2 JP1986005277U JP527786U JPH0326016Y2 JP H0326016 Y2 JPH0326016 Y2 JP H0326016Y2 JP 1986005277 U JP1986005277 U JP 1986005277U JP 527786 U JP527786 U JP 527786U JP H0326016 Y2 JPH0326016 Y2 JP H0326016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflector
- roof
- opening
- sliding roof
- wind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車体屋根部にスライデイングルーフ
(所謂サンルーフ)を有する自動車、特に該スラ
イデイングルーフにより開閉される開口部の前縁
に風避け用のデフレクタが設けられた自動車のス
ライデイングルーフのデフレクタ構造に関する。
(所謂サンルーフ)を有する自動車、特に該スラ
イデイングルーフにより開閉される開口部の前縁
に風避け用のデフレクタが設けられた自動車のス
ライデイングルーフのデフレクタ構造に関する。
(従来技術)
近年、車室内における居住性を向上させるため
に車体の屋根部に開口部を設けると共に、該開口
部に開閉自在なスライデイングルーフを配設した
自動車が実用化されているが、この種の自動車に
おいては、第5図に示すように、走行時において
スライデイングルーフAを開けた場合に、屋根部
における開口部B′の後部から車室C内に走行風
が巻込まれて、該走行風によつて車室内に共鳴現
象が起こり、低周波音(スロブ音)を発生すると
いう問題がある。これに対しては、例えば実開昭
58−93518号公報に示されているように、屋根部
の開口部の前縁に風避け用のデフレクタを設けて
上記の如き走行風の巻込みないしスロブ音の発生
を防止するようにした考案が提案されているが、
該屋根部の開口部をより大きく設けようとすると
上記デフレクタも大きくしなければならず、そう
すれば該デフレクタに走行風が多量に当たること
になつて該デフレクタが振動したり、また該デフ
レクタの後方部が車室内の乗員から見えて美感を
損う等の問題を生じることになる。
に車体の屋根部に開口部を設けると共に、該開口
部に開閉自在なスライデイングルーフを配設した
自動車が実用化されているが、この種の自動車に
おいては、第5図に示すように、走行時において
スライデイングルーフAを開けた場合に、屋根部
における開口部B′の後部から車室C内に走行風
が巻込まれて、該走行風によつて車室内に共鳴現
象が起こり、低周波音(スロブ音)を発生すると
いう問題がある。これに対しては、例えば実開昭
58−93518号公報に示されているように、屋根部
の開口部の前縁に風避け用のデフレクタを設けて
上記の如き走行風の巻込みないしスロブ音の発生
を防止するようにした考案が提案されているが、
該屋根部の開口部をより大きく設けようとすると
上記デフレクタも大きくしなければならず、そう
すれば該デフレクタに走行風が多量に当たること
になつて該デフレクタが振動したり、また該デフ
レクタの後方部が車室内の乗員から見えて美感を
損う等の問題を生じることになる。
(考案の目的)
本考案は、車両用スライデイングルーフのデフ
レクタ構造における上記のような問題に対処する
もので、スライデイングルーフによつて覆われる
ルーフの開口部を大きくした場合においても、デ
フレクタをコンパクトに形成しながらスロブ音の
発生を防止することを目的とする。
レクタ構造における上記のような問題に対処する
もので、スライデイングルーフによつて覆われる
ルーフの開口部を大きくした場合においても、デ
フレクタをコンパクトに形成しながらスロブ音の
発生を防止することを目的とする。
(考案の構成)
本考案に係る車両用のスライデイングルーフの
デフレクタ構造は、上記目的達成のため、次のよ
うに構成したことを特徴とする。
デフレクタ構造は、上記目的達成のため、次のよ
うに構成したことを特徴とする。
即ち、車体のルーフ(屋根部)に形成された開
口部を覆う開閉自在なスライデイングルーフを有
すると共に、上記開口部の前縁にデフレクタが設
けられる構造において、上記デフレクタをスライ
デイングルーフの開時に起立するようにルーフに
支持させる。そして、その起立時に、該デフレク
タの下縁部と上記ルーフにおける開口部の前縁と
の間に空気通路が形成されるように構成すると共
に、該デフレクタの起立時に上記空気通路を通過
する空気を後方に案内する整流部を該デフレクタ
の下縁部に設ける。このデフレクタの整流部は弾
性フインによつて構成され、且つ該デフレクタの
下縁部を覆うように設けられる。
口部を覆う開閉自在なスライデイングルーフを有
すると共に、上記開口部の前縁にデフレクタが設
けられる構造において、上記デフレクタをスライ
デイングルーフの開時に起立するようにルーフに
支持させる。そして、その起立時に、該デフレク
タの下縁部と上記ルーフにおける開口部の前縁と
の間に空気通路が形成されるように構成すると共
に、該デフレクタの起立時に上記空気通路を通過
する空気を後方に案内する整流部を該デフレクタ
の下縁部に設ける。このデフレクタの整流部は弾
性フインによつて構成され、且つ該デフレクタの
下縁部を覆うように設けられる。
上記の構成によれば、自動車の走行中において
スライデイングルーフを開いた時に、開口部の後
部から車室内に侵入しようとする走行風がデフレ
クタの下縁部と開口部の前縁との間に形成された
空気通路を通過して後方に流れる空気流によつて
乱されて該走行風の車室内への侵入が阻止される
ことになる。ところで、デフレクタを上記開口部
の前縁に設けて該デフレクタの下縁部と開口部の
前縁との間に空気通路を形成すると、デフレクタ
の下縁部のエツジで空気流が分散されることによ
つて風切音が発生することになるが、デフレクタ
の下縁部には該下縁部を覆うように弾性フインで
なる整流部が設けられているので、上記のような
エツジによる空気流の分散が抑制され且つ空気流
の衝撃力が吸収されることになり、上記の如き風
切音の発生が防止される。
スライデイングルーフを開いた時に、開口部の後
部から車室内に侵入しようとする走行風がデフレ
クタの下縁部と開口部の前縁との間に形成された
空気通路を通過して後方に流れる空気流によつて
乱されて該走行風の車室内への侵入が阻止される
ことになる。ところで、デフレクタを上記開口部
の前縁に設けて該デフレクタの下縁部と開口部の
前縁との間に空気通路を形成すると、デフレクタ
の下縁部のエツジで空気流が分散されることによ
つて風切音が発生することになるが、デフレクタ
の下縁部には該下縁部を覆うように弾性フインで
なる整流部が設けられているので、上記のような
エツジによる空気流の分散が抑制され且つ空気流
の衝撃力が吸収されることになり、上記の如き風
切音の発生が防止される。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、ルーフに形成さ
れた開口部を覆う開閉自在なスライデイングルー
フが備えられ、且つ上記開口部の前縁にデフレク
タが設けられた自動車において、上記デフレクタ
の下縁部と開口部の前縁との間に形成される空気
通路を通過する空気流によつて開口部の後部から
走行風が車室内に巻込まれるのを阻止するように
構成したから、ルーフの開口部を大きくした場合
においてもデフレクタをコンパクトにすることが
でき、これに伴い該デフレクタが走行風を受けて
がたついたり、車室内からみえて美感が損われる
といつた弊害が防止されると共に、走行風の巻込
みによるスロブ音の発生も防止されることにな
る。
れた開口部を覆う開閉自在なスライデイングルー
フが備えられ、且つ上記開口部の前縁にデフレク
タが設けられた自動車において、上記デフレクタ
の下縁部と開口部の前縁との間に形成される空気
通路を通過する空気流によつて開口部の後部から
走行風が車室内に巻込まれるのを阻止するように
構成したから、ルーフの開口部を大きくした場合
においてもデフレクタをコンパクトにすることが
でき、これに伴い該デフレクタが走行風を受けて
がたついたり、車室内からみえて美感が損われる
といつた弊害が防止されると共に、走行風の巻込
みによるスロブ音の発生も防止されることにな
る。
また、デフレクタの下縁部に該下縁部を覆うよ
うに弾性フインでなる整流部を設けたので、上記
空気通路を通過する空気流による風切音の発生が
防止される。
うに弾性フインでなる整流部を設けたので、上記
空気通路を通過する空気流による風切音の発生が
防止される。
(実施例)
以下、本考案の実施例について説明する。
第1図に示すように、自動車の屋根部1を構成
するルーフパネル2の下方にはスライデイングル
ーフフレーム3が固設されていると共に、該屋根
部1には上記ルーフパネル2に設けられた開口と
スライデイングルーフフレーム3に設けられた開
口とからなる開口部4が形成されている。そし
て、この開口部4を開閉するスライデイングルー
フ5が上記ルーフパネル2とスライデイングルー
フフレーム3との間に前後方向へ移動可能な状態
で配設されている。また、上記開口部4の前縁、
即ち上記スライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aには略一定幅で車幅方向に延びる板状のデ
フレクタ6が支持されている。
するルーフパネル2の下方にはスライデイングル
ーフフレーム3が固設されていると共に、該屋根
部1には上記ルーフパネル2に設けられた開口と
スライデイングルーフフレーム3に設けられた開
口とからなる開口部4が形成されている。そし
て、この開口部4を開閉するスライデイングルー
フ5が上記ルーフパネル2とスライデイングルー
フフレーム3との間に前後方向へ移動可能な状態
で配設されている。また、上記開口部4の前縁、
即ち上記スライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aには略一定幅で車幅方向に延びる板状のデ
フレクタ6が支持されている。
上記スライデイングルーフ5は、第2図に示す
ように、該ルーフ5の上面を形成する例えばガラ
ス製のアツパパネル7と、該ルーフ5の下面を形
成するロアパネル8と、両パネル7,8の間に介
在されたフレーム部材9,9とから構成されてい
る。
ように、該ルーフ5の上面を形成する例えばガラ
ス製のアツパパネル7と、該ルーフ5の下面を形
成するロアパネル8と、両パネル7,8の間に介
在されたフレーム部材9,9とから構成されてい
る。
一方、上記デフレクタ6には、第1,2図に示
すように裏面の左右2箇所前部寄りの位置に第1
ブラケツト10,10が夫々固着されていると共
に、上記スライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aにおける上記第1ブラケツト10,10の
下方位置には第2ブラケツト11,11が固定さ
れ、上記各第1ブラケツト10,10と各第2ブ
ラケツト11,11とが第1リンク部材12,1
2を介して夫々連結されている。また、上記デフ
レクタ6の左右端における後部寄りの位置には
夫々取付部材13,13が固着されていると共
に、上記スライデイングルーフフレーム3の両側
辺部3b,3b(第1図参照)における上記取付
部材13,13の後方位置には第3ブラケツト1
4,14が固着され、該第3ブラケツト14,1
4と上記各取付部材13,13とが前後方向に長
く延びる第2リンク部材15,15を介して夫々
連結されている。ここで、上記デフレクタ6に固
着された各第1ブラケツト10と第1リンク部材
12との枢着部にはスプリング16が装着されて
おり、該スプリング16により第1ブラケツト1
0ないしデフレクタ6の後部と第1リンク部材1
2の後部とが開く方向に付勢されている。そし
て、上記スライデイングルーフ5を閉じた時に
は、該ルーフ5内の左右両側寄りの位置に夫々設
けられた押圧部材17(第2図参照)が上記第2
リリンク部材15を上方から押圧して、上記デフ
レクタ6と第1リンク部材12とを上記スプリン
グ16の付勢力に抗して閉じるようになつてお
り、また、該スライデイングルーフ5を開けた時
には、第3図に示すように、押圧部材17が該ル
ーフ5と共に後方に移動するので、上記スプリン
グ16の付勢力により、上記デフレクタ6の後部
と第1リンク部材12の後部とが開かれ、この時
第1リンク部材12、デフレクタ6及び第2リン
ク部材15が夫々a,b,c方向に回動する。そ
の結果、該デフレクタ6が後上りに起立する。ま
た、この時、該デフレクタ6の下縁部(前端部)
と上記ルーフパネル2における開口部の前縁2a
ないしスライデイングルーフフレーム3の前辺部
3aとの間に空気通路Xが形成されるようになつ
ている。
すように裏面の左右2箇所前部寄りの位置に第1
ブラケツト10,10が夫々固着されていると共
に、上記スライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aにおける上記第1ブラケツト10,10の
下方位置には第2ブラケツト11,11が固定さ
れ、上記各第1ブラケツト10,10と各第2ブ
ラケツト11,11とが第1リンク部材12,1
2を介して夫々連結されている。また、上記デフ
レクタ6の左右端における後部寄りの位置には
夫々取付部材13,13が固着されていると共
に、上記スライデイングルーフフレーム3の両側
辺部3b,3b(第1図参照)における上記取付
部材13,13の後方位置には第3ブラケツト1
4,14が固着され、該第3ブラケツト14,1
4と上記各取付部材13,13とが前後方向に長
く延びる第2リンク部材15,15を介して夫々
連結されている。ここで、上記デフレクタ6に固
着された各第1ブラケツト10と第1リンク部材
12との枢着部にはスプリング16が装着されて
おり、該スプリング16により第1ブラケツト1
0ないしデフレクタ6の後部と第1リンク部材1
2の後部とが開く方向に付勢されている。そし
て、上記スライデイングルーフ5を閉じた時に
は、該ルーフ5内の左右両側寄りの位置に夫々設
けられた押圧部材17(第2図参照)が上記第2
リリンク部材15を上方から押圧して、上記デフ
レクタ6と第1リンク部材12とを上記スプリン
グ16の付勢力に抗して閉じるようになつてお
り、また、該スライデイングルーフ5を開けた時
には、第3図に示すように、押圧部材17が該ル
ーフ5と共に後方に移動するので、上記スプリン
グ16の付勢力により、上記デフレクタ6の後部
と第1リンク部材12の後部とが開かれ、この時
第1リンク部材12、デフレクタ6及び第2リン
ク部材15が夫々a,b,c方向に回動する。そ
の結果、該デフレクタ6が後上りに起立する。ま
た、この時、該デフレクタ6の下縁部(前端部)
と上記ルーフパネル2における開口部の前縁2a
ないしスライデイングルーフフレーム3の前辺部
3aとの間に空気通路Xが形成されるようになつ
ている。
ところで、上記デフレクタ6の前端部は下方に
折曲され、該折曲部6aの先端に、該先端部を覆
うように弾性フイン18が固着されている。この
弾性フイン18は、当該デフレクタ6が起立した
時に上記空気通路X(デフレクタ6とスライデイ
ングルーフフレーム3の前辺部3aとの間の箇
所)に対して斜後方に突出するように設けられて
いる。
折曲され、該折曲部6aの先端に、該先端部を覆
うように弾性フイン18が固着されている。この
弾性フイン18は、当該デフレクタ6が起立した
時に上記空気通路X(デフレクタ6とスライデイ
ングルーフフレーム3の前辺部3aとの間の箇
所)に対して斜後方に突出するように設けられて
いる。
尚、上記スライデイングルーフフレーム3の前
辺部3aの端部には車幅方向に延びる断面略コ字
状のモール19が取付けられ、上記スライデイン
グルーフ5を閉じた時に上記ロアパネル8の前縁
部下面に密接するようになつている。
辺部3aの端部には車幅方向に延びる断面略コ字
状のモール19が取付けられ、上記スライデイン
グルーフ5を閉じた時に上記ロアパネル8の前縁
部下面に密接するようになつている。
上記の構成によれば、第2図に示すようにスラ
イデイングルーフ5を閉じている時には、該ルー
フ5内に設けられた押圧部材17により第2リン
ク部材15が下方に押圧されることによりデフレ
クタ6がスライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aとスライデイングルーフ5の前部との間の
空間に折り畳まれて収納されることになる。
イデイングルーフ5を閉じている時には、該ルー
フ5内に設けられた押圧部材17により第2リン
ク部材15が下方に押圧されることによりデフレ
クタ6がスライデイングルーフフレーム3の前辺
部3aとスライデイングルーフ5の前部との間の
空間に折り畳まれて収納されることになる。
一方、スライデイングルーフ5を開けた時に
は、上記押圧部材17による第2リンク部材15
に対する押圧力が解除されるので、スプリング1
6の付勢力によりデフレクタ6が後上りに延びる
姿勢で起立する。また、この時、該デフレクタ6
の下縁部とルーフパネル2における開口部の前縁
2aないしスライデイングルーフフレーム3の前
辺部3aとの間に空気通路Xが形成されることに
なる。従つて、走行時に走行風は、第3図に矢印
イで示すように、デフレクタ6に当接或いは近接
した後、大部分は上方へ流れるが、一部は矢印ロ
で示すように下方に流れて上記空気通路Xを通過
することになる。その場合、デフレクタ6が開口
部4に対して相対的に小さい場合は上方に流れた
走行風が開口部4の後部側から車室内に侵入しよ
うとする。しかし、上記の構成によれば、車室内
に侵入しようとする走行風に対して、空気通路X
を通過して後方に流れる空気流が衝突することに
なり、そのため開口部4の後部上方において走行
風が乱流状態となる。これにより、車室内に侵入
しようとする走行風の勢いが弱められ、デフレク
タ6が相対的に小さい場合にも走行風の車室内へ
の巻込みやこれに伴うスロブ音の発生が防止され
ることになる。この場合に、デフレクタ6の下方
に空気通路Xが設けられることにより、該通路X
を通過する空気流がデフレクタ6の下縁部のエツ
ジで分散されて風切音が発生するという問題が生
じるが、上記デフレクタ6の下縁部には空気流の
整流部として該下縁部を覆うように弾性フイン1
8が設けられているので、該弾性フイン18によ
り上記のようなエツジによる空気流の分散が抑制
され、且つ空気流の衝撃力が吸収されることにな
り、これにより上記空気通路Xを通過する走行風
がスムーズに流れ、風切音の発生が防止される。
は、上記押圧部材17による第2リンク部材15
に対する押圧力が解除されるので、スプリング1
6の付勢力によりデフレクタ6が後上りに延びる
姿勢で起立する。また、この時、該デフレクタ6
の下縁部とルーフパネル2における開口部の前縁
2aないしスライデイングルーフフレーム3の前
辺部3aとの間に空気通路Xが形成されることに
なる。従つて、走行時に走行風は、第3図に矢印
イで示すように、デフレクタ6に当接或いは近接
した後、大部分は上方へ流れるが、一部は矢印ロ
で示すように下方に流れて上記空気通路Xを通過
することになる。その場合、デフレクタ6が開口
部4に対して相対的に小さい場合は上方に流れた
走行風が開口部4の後部側から車室内に侵入しよ
うとする。しかし、上記の構成によれば、車室内
に侵入しようとする走行風に対して、空気通路X
を通過して後方に流れる空気流が衝突することに
なり、そのため開口部4の後部上方において走行
風が乱流状態となる。これにより、車室内に侵入
しようとする走行風の勢いが弱められ、デフレク
タ6が相対的に小さい場合にも走行風の車室内へ
の巻込みやこれに伴うスロブ音の発生が防止され
ることになる。この場合に、デフレクタ6の下方
に空気通路Xが設けられることにより、該通路X
を通過する空気流がデフレクタ6の下縁部のエツ
ジで分散されて風切音が発生するという問題が生
じるが、上記デフレクタ6の下縁部には空気流の
整流部として該下縁部を覆うように弾性フイン1
8が設けられているので、該弾性フイン18によ
り上記のようなエツジによる空気流の分散が抑制
され、且つ空気流の衝撃力が吸収されることにな
り、これにより上記空気通路Xを通過する走行風
がスムーズに流れ、風切音の発生が防止される。
尚、風切音の発生を防止するための整流部とし
ては、上記のような形状の弾性フイン18を設け
る構成のほか、第4図に示すようにデフレクタ
6′の下縁部に空気流の衝撃力によつて弾性変形
する樹脂部材でなる弾性フイン18′を固着して
もよく、この場合も、エツジによる空気流の分散
が抑制され、且つ空気流の衝撃力が吸収されて、
空気通路X′を通過する空気流による風切音が防
止される。
ては、上記のような形状の弾性フイン18を設け
る構成のほか、第4図に示すようにデフレクタ
6′の下縁部に空気流の衝撃力によつて弾性変形
する樹脂部材でなる弾性フイン18′を固着して
もよく、この場合も、エツジによる空気流の分散
が抑制され、且つ空気流の衝撃力が吸収されて、
空気通路X′を通過する空気流による風切音が防
止される。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は自動車の屋根部を後方より見た斜視
図、第2図は該屋根部の縦断拡大側面図、第3図
はスライデイングルーフを開けた時の状態を示す
同縦断拡大側面図、第4図はデフレクタにおける
整流部の他の実施例を示す要部縦断側面図であ
る。また、第5図は従来の問題点を示す図であ
る。 1……ルーフ(屋根部)、4……開口部、5…
…スライデイングルーフ、6……デフレクタ、1
8,18′……整流部(弾性フイン)。
で、第1図は自動車の屋根部を後方より見た斜視
図、第2図は該屋根部の縦断拡大側面図、第3図
はスライデイングルーフを開けた時の状態を示す
同縦断拡大側面図、第4図はデフレクタにおける
整流部の他の実施例を示す要部縦断側面図であ
る。また、第5図は従来の問題点を示す図であ
る。 1……ルーフ(屋根部)、4……開口部、5…
…スライデイングルーフ、6……デフレクタ、1
8,18′……整流部(弾性フイン)。
Claims (1)
- ルーフに形成された開口部を覆う開閉自在なス
ライデイングルーフを有すると共に、上記開口部
の前縁にデフレクタが設けられた自動車のスライ
デイングルーフのデフレクタ構造であつて、上記
デフレクタが、スライデイングルーフの開時に起
立されると共にその起立時に該デフレクタの下縁
部と上記ルーフの開口部の前縁との間に空気通路
が形成されるように支持されており、且つ該デフ
レクタの起立時に上記空気通路を通過する空気を
後方に案内する整流部が該デフレクタの下縁部に
配置されていると共に、該整流部は弾性フインで
構成され且つ上記デフレクタの下縁部を覆うよう
に設けられていることを特徴とする車両用スライ
デイングルーフのデフレクタ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986005277U JPH0326016Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986005277U JPH0326016Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62117121U JPS62117121U (ja) | 1987-07-25 |
| JPH0326016Y2 true JPH0326016Y2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=30786709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986005277U Expired JPH0326016Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0326016Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0356415Y2 (ja) * | 1985-09-11 | 1991-12-18 |
-
1986
- 1986-01-18 JP JP1986005277U patent/JPH0326016Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62117121U (ja) | 1987-07-25 |
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