JPH0326728Y2 - - Google Patents

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JPH0326728Y2
JPH0326728Y2 JP12695786U JP12695786U JPH0326728Y2 JP H0326728 Y2 JPH0326728 Y2 JP H0326728Y2 JP 12695786 U JP12695786 U JP 12695786U JP 12695786 U JP12695786 U JP 12695786U JP H0326728 Y2 JPH0326728 Y2 JP H0326728Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気車用の集電装置にかかり、特に集
電部の電車線に対する追随性を高め、且つ耐アー
ク性および異物当接時の防護をするためすり板支
持部および舟体の両側部までも耐熱、可撓性のよ
い部材で被い、舟体の両側部の強度メンバー(上
方向の力を受けもつ強度部材)をすり板支持部の
デツドスペースを利用して形成し、高速時におけ
る空気流による抗力、騒音などを減じるように一
体形成した集電舟装置に関するものである。
〔従来の技術〕
電気車用の集電装置(以下パンタグラフと称
す)は、電車線から車両内に電力を円滑に集電す
るために用いられるものであり、舟体に取り付け
られたすり板を電車線に摺動させるため、舟体を
支持するパンタグラフのわく組をばね力などによ
り付与し、舟体を介してすり板を電車線に一定の
力で押し付ける構成となつている。
車両の走行速度が速かつたり、電車線の施工精
度が悪いなどの場合には、電車線からパンタグラ
フの摺動部が離間してアークを発生することがあ
る。このアークの発生は電車線およびパンタグラ
フの摺動部の寿命を縮めるばかりでなく、場合に
よつてはすり板支持部のばね、舟体などを溶損さ
せ、破壊することもあるのでアークの発生を極力
抑制し、且つ発生したアークが他に溶損を与えな
いようにしなくてはならない。
アークの発生を抑制するためには、パンタグラ
フの摺動部が電車線から離間しないよう、追随性
の向上を図ればよく、運動質量をできるだけ小さ
くする努力がなされ且つアークガードとして舟体
などの側部を利用して防護するようにしてきた。
以下に、先に出願した実願昭61−57314号に関
し説明する。
第4図〜第6図はその従来のすり板支持構造体
を示すものであり、第4図は舟体部の平面図、第
5図は舟体要部正面図、第6図は第4図および第
5図のイ−イ矢視方向断面図である。
第4図〜第5図において、通常2本の舟体4′
(図では片側が省略されている)を連結アーム
8′などにより一体化した舟体組立品をわく組管
部(図示せず)へばねなどを介して取着してい
る。
すり板小片1′aの下面部、例えば第6図に示
すすり板小片1′aの下面部にて可撓性を有する
と共に、耐アーク性の被覆用シート材(以下被い
材と呼称する)3′が、第4図、第5図に示す列
状のすり板小片1′a,1′bの下部全面域に備え
られている。そして、この被い材3′はすり板小
片1′a,1′bの下部に配設されている板ばね体
2′および弾性体としてのばね7′の車両進行方向
両側面部3′aを被つている。
更にこれらを舟体4′の上部へ被着させ、ボル
トなどにより固定してすり板支持部を一体形成し
ている。
ここで、被い材3′としては、一般にカーボン
繊維布、セラミツク繊維布などの可撓性で且つ耐
アーク性の繊維布あるいは、この繊維布に耐熱性
を有し且つ柔軟なシリコンゴム、フツ素ゴムなど
をラミネートさせたものなどである。また、舟体
4′上への被い材3′の固定に際し、被い材3′の
材質は一般に絶縁性で且つ断熱機能を有する材料
特性が殆んどであるために、すり板小片1′a,
1′bばね7′、舟体4′などの導電をよくするた
めに、すり板小片1′a,1′bの取着ボルト部分
に凸部1′a′を設け、この凸部1′a′が被い材3′
を貫通して、板ばね体2′に当接させ、ばね7′と
舟体4′間でも同様にして被い材3′を貫通して導
電性の座9を挿着すると共に、ばね7′と舟体
4′に接設させ、導電と熱の伝導が良好となるよ
うに形成されている。また6′は補助すり板であ
る。
以上のように構成された舟体組立品が、図示し
てない枠組管部に取着され、図示してない主ばね
などによつてすり板表面が電車線5に押し付けら
れる。
このような構造におけるすり板小片1′a,
1′bと電車線5との動的挙動について説明する。
電車線5は一般に走行方向に対して一直線に張架
すると、すり板の同一箇所を摺動し集中的な溝磨
耗を生じるので、走行方向に対してジグザグに設
置され、そのレール面からの距離は極力一定に保
つように張架されているが、完全に一定距離に保
つことは不可能である。
従つて、パンタグラフが走行すると、電車線5
は舟体4′の長手方向で往復運動をしながら、電
車線5のレール面からの距離に応じてすり板面は
電車線に接触し、走行摺動して集電を行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら高速時における電車線5とすり板
小片1′a,1′bの摺接状態を常時完全に離間し
ないようにすることは不可能で、どうしても離間
しアークが発生することになる。このアークの発
生量は、この近傍に放電のターゲツトとして導電
性の物体の有無、更には距離により大きく左右さ
れることは周知の事象である。すなわち、従来例
では舟体4′の両側部がそのターゲツトになり大
きく放電を引き寄せアークの発生を誘引してい
る。この熱により舟体4′が溶損し問題となつて
くる。舟体4′の材質が絶縁性で且つ耐熱性のも
のであれば問題はないが、舟体としての機能は強
度メンバー、導電性、熱伝導性、軽量化などを必
要とするので、一般にはアルミ材を使用してい
る。
次に高速時における大きな問題点は、空気流に
よる抗力が増大し、舟体4′の運動を阻害する点
である。抗力は対向する面積に比例するので面積
を極力小さくする必要があるが、すり板小片1′
a、被い材3′、舟体4′の所要の高さ(第6図に
示す高さH1+H2)が累積されるので大きくな
り、このために抗力が増大し運動を阻害させるの
で問題となる。更に走行時における微振動は弾性
体である舟体4′を励振させその面が空気に触れ、
面積に相応して騒音源となるので従来例ではほと
んどが直接外気に触れているため騒音が増大し問
題になつている。
本考案は上述のような問題点に鑑み創案された
もので、その目的とするところは、アークの発生
を抑止し、空気流による抗力を減じ、舟体4′部
の運動挙動を円滑になし、更に騒音発生を減じ、
異物当接による損傷を完全に防護する優れた集電
舟装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕 その目的を達成するための手段は、舟体の長手
方向両側部分を、ばねの密着長さおよび取着ボル
トなどで決定される最小間隔高さ以下に上方向へ
付肉させて強度メンバーとして形成し、前記被い
材を前記すり板小片の下面全域と舟体の付肉部分
を包含するように被い、更に舟体の底部の長手方
向両端部分までも被い且つボルトなどにより舟体
に被着せしめて一体形成するよう構成したもので
ある。
なお、被い材をすり板小片の下面全域と舟体の
両側部の付肉部分を包含するように被に且つボル
トなどにより舟体に被着せしめて一体形成するこ
ともある。また、被い材として例えばカーボン繊
維布、セラミツク繊維布などの可撓性で且つ耐ア
ーク性の繊維布あるいはこの繊維布に耐熱性を有
し且つ柔軟なシリコンゴム、フツ素ゴムなどをラ
ミネートさせたものなどが使用される。
以下本考案のすり板支持構造体を、第1図〜第
3図に基づき説明すると共に、併せて作用も詳述
する。
〔実施例〕
第1図は本考案の集電舟装置の一実施例を示す
要部平面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図、第2図に示すア〜ア矢視方向断面図で、中心
線の右側は電車線5の押圧力が付与されない無負
荷の状態、左側は押圧力が付与され最大にたわん
だ状態のそれぞれを示し、図中、第4〜第6図と
同符号のものは同じ構成、機能を有する部分を示
す。
第1図〜第3図において、舟体4の両側部に強
度メンバーとしての付肉部分4aを上方向に成
し、その高さ寸法をばね7の密着長さ、取着ボル
トおよび板ばね体2の厚さなどにより決定され
る。この高さを最小間隔高さつまり所定の高さ
(第3図に示すHD寸法)以下にして舟体4の付肉
部分4aを形成し、すり板小片1a,1b,1
c,1xの下面部にて可撓性で耐アーク性を有す
る被い材3を第1図、第2図に示すすり板1を多
数に分割した列状のすり板小片1a,1b,1
c,1xの下面全域に挿設し、板ばね体2、ばね
7および前記舟体4の付肉部分4aまでも包含す
るように被い、更に舟体4の底部の長手方向両端
まで伸ばし、ボルトなどにより舟体4へ被着させ
すり板支持部を一体形成している。ここで6は補
助すり板、8は連結アームである。なお舟体4の
底部全面を被い材3で被うと、放熱、質量増加な
どで問題となる。なお、1′b′は第6図に類した
凸部1′a′であり、各すり板小片に設けられてい
る。
このような構造において高速走行した場合、ま
ず電車線5とすり板小片1a,1bの摺接が離間
したと想定すると放電は当然アークを発生させる
が、従来例のように舟体4′の両側部がすり板小
片1′a側部と直線で導通するようになつておら
ず、絶縁性である被い材3で舟体4の底部両端ま
で被われているのでアーク発生誘引となるターゲ
ツトは遠のき、アークは抑制される。次に空気流
による抗力は速度の2乗および対向面積に比例し
て発生し、すり板部の運動挙動に大きく関与す
る。従つて、空気流が変化しても安定して集電を
行うためにはこの値を小さくすることが高速走行
には特に重要となつてくる。
いま、舟体4,4′の長さおよび抗力係数など
を一定とすれば、空気流に対向する舟体部の側部
の高さを小さくした分、抗力は減じることにな
る。すなわち、第6図に示す従来例ではすり板小
片1′a,1′bと、ばね7′、板ばね体2′所要の
可動量δ(第3図に示す)などから決定される高
さH1と舟体4′の両側部の強度メンバーの高さ
H2との合算したものとなるが、本考案では第3
図に示すすり板小片1bにおいて、舟体4の両側
の付肉部分4aの強度メンバーをばね7の密着長
さ、取着ボルトなどの所定の高さHD内に形成し
ているので、この分下方へ伸長することなく舟体
4の両側部の高さはH1の高さに包含されH2分の
抗力は発生しない。更にこの舟体4の付肉部分4
aは被い材3に被れているのでこの面より発生し
た騒音は被い材3により遮断され減じることにな
る。なお、このことはすり板小片1a,1cなど
の部分においても同様の構成であるため、その説
明を省略する。
更に氷、雪、異物などが被い材3の側部に衝突
する環境下において、従来例では被い材3′の高
さ方向の支持間隔は板ばね体2′の上面と舟体
4′の上面までの距離となるが、本考案では前記
の舟体4の付肉部分4aが被い材3の内側に形成
されているのでこの高さの分は被い材3を内側よ
りガードし、結局支持間隔は板ばね体2から舟体
4の付肉部分4aの上端部までの距慮(第3図中
のHe寸法)となる。すなわち、従来例に比べほ
ぼHD寸法分小さくなるので相応して衝突時の被
い材3の強度的な面も有利となる。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案によれば、電車線5
に対応して運動するパンタグラフ側のすり板小片
部の運動質量を僅少にして追随性能を高め、高速
時に極めて問題となる空気流による抗力および騒
音を減じ、更に氷、雪、異物などの当接による幣
害を完全に防護することが可能となるので、本考
案の集電舟装置は、実用上極めて有用性の高いも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる集電舟装置の一実施例
を示す要部平面図、第2図はその正面図、第3図
は第1図、第2図のア−ア矢視断面図で、図中右
側は電車線の押圧力が付与されない無負荷時の状
態、左側は押圧力が付与され最大にたわんだとき
の状態を各々示し、第4〜6図は従来の一例を示
し、第4図はその平面図、第5図は正面図、第6
図は第4図および第5図のイ〜イ矢視断面図であ
る。 1……すり板、1a,1′,1b,1b,1c,
1′c,1x……すり板小片、1′a′,1′b′……
凸部、2,2′……板ばね体、3,3′……被覆用
シート材、4,4′……舟体、5……電車線、6,
6′……補助すり板、7,7′……ばね、8,8′
……連結アーム、9……座、HD……所定の高さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 すり板1と、板ばね体2と、被覆用シート材3
    と、舟体4と、ばね7とを有する集電舟装置であ
    つて、 すり板1は、すり板小片1a,1b,1cを有
    し、それらが舟体4の長手方向に対し、列状に配
    列されたものであり、 板ばね体2は、その上にすり板1のすり板小片
    1a,1b,1cが配列されて固着されたもので
    あり、 被覆用シート材3は、耐アーク性の材料からな
    り、 舟体4は、走行方向に対し、前縁および後縁上
    に所定の高さHDの付肉部分4aが強度部材とし
    て形成されたものであり、上面に板ばね体2がば
    ね7によつて固着され、且つ被覆用シート材3が
    板ばね体2とすり板小片1a,1b,1cの挟着
    面から前後縁の付肉部分4aの外側を覆つて舟体
    4の底面に固着されたものである 集電舟装置。
JP12695786U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH0326728Y2 (ja)

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JPS6333302U JPS6333302U (ja) 1988-03-03
JPH0326728Y2 true JPH0326728Y2 (ja) 1991-06-10

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ID=31021249

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