JPH03281336A - 塑性加工用金属板及び加熱調理器用器体 - Google Patents

塑性加工用金属板及び加熱調理器用器体

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JPH03281336A
JPH03281336A JP8470390A JP8470390A JPH03281336A JP H03281336 A JPH03281336 A JP H03281336A JP 8470390 A JP8470390 A JP 8470390A JP 8470390 A JP8470390 A JP 8470390A JP H03281336 A JPH03281336 A JP H03281336A
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JP
Japan
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metal plate
fluororesin
coloring
plastic working
colored
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Application number
JP8470390A
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English (en)
Inventor
Asaji Hayashi
浅次 林
Masaru Kagitani
鍵谷 勝
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Kasei Naoetsu Industries Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al  発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、各種厨房器類(特に加熱調理器用器体)、各
種建材類(たとえば屋根材)等の製造に用いられる塑性
加工用フッ素樹脂被覆金属板、及び同金属板を塑性加工
してなる加熱調理器用器体に関する。
(従来技術) フッ素樹脂は、優れた耐熱性、耐薬品性、耐候性、非粘
着性及び摺動性を有するものであり、従来、各種厨房器
類、建材、シーリング材等の製造、その他種々の用途に
用いられている。
フッ素樹脂を利用した厨房器類を製造するには、粗面化
した金属平板にフッ素樹脂を塗布してから焼付けて、フ
ッ素樹脂塗布金属平板とし、これを所定形状に塑性加工
して製品にする方法が、−船釣に用いられている。
かかる厨房器類(たとえば加熱調理器用内釜)等の製造
時の塑性加工は、金属板の変形が大きいので、金属板と
フッ素樹脂との充分な密着性を保持させるために、金属
板は予め粗面化しておくのが一般的である。
また、厨房器類等は、使用上の便利さ等の面からして、
たとえば米等の食品材料や水等を入れる目安としての目
盛や文字等を表示しておくのが望まれる。そのため従来
、プレス機械等を用いる衝撃力によって刻印を打って、
塑性加工された後のフッ素樹脂塗布金属板に前記の目盛
や文字等を表示しておくことが、一般的に行なわれてい
る。しかし、この場合には、その刻印して得られる目盛
や文字等が不鮮明である欠点があったし、かつ打刻の際
の金型によってフッ素樹脂皮膜が傷つけられ、フン素樹
脂塗膜の本来有する性質が損なわれ、その刻印部分のフ
ッ素樹脂塗膜の性能が著しく低下する欠点があった。
また、屋根材等の建材を製造するには、コイル状に巻き
取られた金属板を、連続的に巻き出しながら脱脂及び化
成処理等をしたのち、フン素樹脂を塗布、焼付けて一部
巻き取り、それを再び巻き戻して所定の形状及び寸法に
裁断し、得られたフッ素樹脂塗布金属板を塑性加工して
屋根材等に仕上げる方法が、一般的に用いられている。
(発明の課題) 本発明は、塑性加工をするだけで、所望の印、文字、図
形又は模様等の表示が施されたフッ素樹脂被覆金属製品
が容易に得られる塑性加工用金属板を提供すること、及
び同金属板を塑性加工してなる加熱調理器用器体を提供
することを目的とするものである。
(bJ  発明の構成 (課題の解決手段) 本発明の塑性加工用金属板は、まず、金属板を酸化処理
法を用いて着色し、次に該着色とは異なる色の印、文字
、図形、模様等の表示層を形成し、更に該表示層の上に
クリヤー系フッ素樹脂被覆層を設けてなる金属板である
。
また、本発明の加熱調理器用器体は、前記の本発明の塑
性加工用金属板を所定の形状にヤ性加工してなるもので
ある。
本発明における金属板は、格別の制限がなく、種々の金
属板を用いることができる。たとえば、アルミニウム板
、アルミニウム合金板、ステンレススチール板、これら
金属の積層体(すなわちタラワト板)等を用いることが
できる。その金属板は、通常、平板状のもの(コイル状
巻取物を含む)が好ましい。
本発明の塑性加工用金属板を製造するには、原料の金属
板(コイル状金属板を含む)は、必要ムこ応して予め脱
脂、化成処理、粗面化処理等の処理を施しておく。その
粗面化処理方法としては、たとえばエツチング法、バレ
ル研削法、ヘヤーライン法、ショツトブラスト法等の機
械的粗面化加工法、又はこれらの方法を適宜に組合わせ
た方法等が用いられる。その粗面化の程度は、フッ素樹
脂との密着性を高めるうえで重要であり、通常、平均粗
さ(Ra)で0.5〜5μ、好ましくは1〜3μ程度に
粗面化しておくのが望ましい。
次いで、かかる金属板上に酸化処理法を用いて、着色を
施すが、その酸化処理法には、通常、陽極酸化処理法と
化学酸化処理法がある。
陽極酸化処理法を用いて種々の色に着色する方法として
は、金属板に種々の合金成分を含む合金を用いたり、若
しくは電解液に種々の添加成分を含む電解液を用いるこ
とによって、その合金や電解液↓こそれぞれ特有の色に
発色をさせる自然発色法、浅田法やアデカ法等として知
られる種々の波形等の直流や交流を用いて発色させる方
法、又は直流や交流による陽極酸化処理と同時に、若し
くは陽極酸化処理後に、ポーラスな生成陽極酸化皮膜を
有機染帽や無機顔料等で着色する染色法等の種々の方法
があるが、これらの方法はすべて本発明において使用す
ることができる。
次に各方法による代表的な色彩を例示すると、自然発色
法の合金成分と色の組合せは、A7!−8i系合金では
グレー色、Al2−Cr系合金では黄色、Al−Mn系
合金では紅褐色〜黒色、A/−M n −Cr系合金で
はホワイトブラウン、黄、ライトブラウン、ブラウン色
、本合金を熱処理すれば更にダルライトブラウン、ダル
イエロー、グレ、黒、暗灰色等が、Al−Fe系合金で
乳白色が、何れも硫酸浴での直流陽極酸化処理によって
得られる。自然発色法の電解浴と色の組合せとしては、
芳香族スルホン酸系浴では、KA、L  C0LORプ
ロセスのスルホサリチル酸−硫酸によるアンバー、ライ
トブラウン、グレー、黒色等、DURANOD I C
300プロセスのスルホフタル酸−硫酸によるゴールド
、ブロンズ、黒色等、スカノカラー・プロセスのナフタ
レンジスルホン酸硫酸やスミトーン・プロセスのフェノ
ールスルホン酸−硫酸による何れもブロンズ、ゴールド
色等が挙げられる。又、カルボン酸系浴では、シュウ酸
によるゴールド色等、ショーワカラー・プロセスのマレ
イン酸−硫酸によるゴールド、アンバ、グレー、黒色等
、VEROXALプロセスのマレイン酸−シュウ酸−硫
酸によるグレー、ブラウン、黒色等、ACORN  A
NODIZINGC○、プロセスの2〜多塩基有機酸−
シュウ酸によるブラウン、緑黄色等、その他系としてス
ルファミン酸−硫酸によるブラウン−ブロンズ、グレー
−黒色等が挙げられる。
次に電解着色法について、2次着色浴と色の組合せとし
ては、(1)硫酸ニツケルーホウ酸他添加剤によるブロ
ンズ色、(2)硫酸アンモニウムニッケルホウ酸化添加
剤によるフロンズ〜黒色、(3) 硫IIIニフケルー
硫酸スズー硫酸アンモニウム−硫酸他クレゾールスルホ
ン酸、硫酸ヒドラジン等の酸化防止剤添加によるブロン
ズ−黒色、(4)硫酸銅−硫酸による赤銅〜栗〜黒色、
(5)セレン酸ナトリウム−硫酸による黄色等が挙げら
れ、(4)の交流2次電解のみを除いて何れも2次電解
は交流、直流及び交直混合渡河れを適用してもよい。
又、染色法としては陽極酸化皮膜の多孔質層の孔中に吸
着させる有機染料としては、市販品では奥野製薬のT、
A、C,、Black−41,5による黒色、T、A、
C,Red−102による赤色、T、A、C,Blue
−502による青色、T。
A、、C,○range−301によるオレンジ色等が
挙げられる。吸着させる無機化合物としては、シュウ酸
第2鉄アンモニウムによる黄褐色等がある。この他、染
色法でも電解着色法でも電解と染色又は着色を同時に行
なう方法や、陽極酸化皮膜に電気泳動法により顔料や顔
料を含む電着塗料を充てんさせる方法、又、電解法自体
を交直重畳させたり、周期的に極性を反転させたり、電
流波形を変えたり、電圧を変える電流回復法によったり
、以上Gこ述べた方法の組合せによったり、陽極酸化法
に伴なう色彩付けについては全て適用できる。
金属板の形状により、陽極酸化処理は、ハツチ処理とし
ても、連続処理としてもよいが、金属板が帯状である場
合、連続処理法が効果的である。
(特開昭58−25495参照)連続式陽極酸化電解着
色装置の1例の模式図を第1図にあられす。
また、化学酸化処理法を用いて種々の色に着色する方法
にも種々の方法がある。たとえば硫化カリウム−アリザ
リンによる赤色着色法、硫化力リウムーモリンによるゴ
ールド色着色法、硫化カリウムーアリザリンーモリンに
よる橙色着色法、過マンガン酸カリウム−硫酸マンガン
による褐色〜黒褐色着色法、モリブデン酸アンモニウム
−塩化カリウムによる黒色着色法、過マンガン酸カリウ
ム−硫酸−硝酸銅による褐色〜赤褐色着色法、過マンガ
ン酸カリウム−重クロム酸カリウム−塩化第二鉄−硫酸
による褐色着色法、過マンガン酸カリウム−硝酸−硝酸
銅による暗褐色着色法、モリブデン酸アンモニウム−チ
オ硫酸ナトリウム(又は酢酸ナトリウム)による黒褐色
着色法、モリフデン酸アンモニウムー硫酸亜鉛−フソ化
ナトリウムによる黒色着色法等の種々の方法が知られて
いるが、これらの種々の方法は、すべて本発明において
使用することができる。
次いで、かかる酸化処理法を用いて着色された金属板に
、該着色とは異なる色の印、文字、図形、模様等(以下
、単に「模様等」と略称することがある)の表示層を形
成する。かかる表示層は、着色剤の塗布により形成して
もよいし、着色された耐熱性樹脂フィルムの貼付により
形成してもよい。
その着色剤は、金属との密着性及び耐熱性を与える極性
基を持つ耐熱性高分子物を溶媒に熔解したものを単独で
、又はこれにフッ素樹脂、無機系若しくは有機系の着色
成分やフィラー等を適宜に配合したものが好適に使用さ
れる。なお、着色剤として、耐熱性高分子物を単独使用
した場合でも同高分子物の熱劣化による黒色化によって
成る程度の着色を行なわせることができる。
その耐熱性高分子物としては、たとえばポリイミド、ポ
リアミドイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリフェニ
レンサルファイド、ボリアリレート、ポリスルフィド、
ポリアリールスルホン、ポリスルホン、ポリエーテルイ
ミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンエ
ーテル、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂等があげられる。また、その無機系若しくは
有機系の着色成分としては、たとえば銅フタロシアニン
ブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッド
、カーボンブランク、各種蛍光色顔料等があげられる。
さらに、その無機系若しくは有機系のフィラーとしては
、たとえば酸化第一鉄、酸化チタン等があげられる。
着色剤の塗布方法としては、種々の方法を用いることが
できるが、コイル状金属板の場合にはグラビアコート法
が、また切り板状金属板の場合にはスクリーン法が望ま
しい。グラビアコート法ではグラビアロールの選択が、
またスクリーン印刷法では版の選択が重要である。また
、両方法とも、着色剤の粘度及び濃度も重要であり、そ
の粘度が低すぎるとタレを生じるし、高すぎると印刷が
困難になる。その粘度は、通常、10〜200ポイズ、
好ましくは20〜100ポイズである。粘度の調整は、
溶媒に溶解した前記の耐熱性高分子物の濃度をコントロ
ールすることにより容易に行なうことができる。着色剤
の塗膜厚さは、なるべく薄い方が望ましく、通常、乾燥
塗布厚さで1〜5μ程度にする。
着色された耐熱性樹脂フィルムを得るには、耐熱性樹脂
フィルムに上述の着色剤を塗布するか、または、フィル
ムへの成型の工程において、樹脂を加熱して軟化あるい
は溶融して流動性のある状態で着色剤を混練して行われ
る。着色には、ドライカラー、カラーコンパウンド、マ
スターハツチ等の方法が用いられる。ここで耐熱性樹脂
フィルムに用らいれる耐熱性樹脂としては、フン素樹脂
が好ましく、たとえばポリテトラフルオロエチレン(P
TFE) 、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(P
FA)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(
ETFE)などがあげられる。フッ素樹脂以外には、た
とえばポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルス
ルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレト
、ポリスルフィド、ポリアリールスルホン、ポリスルホ
ン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン
、ポリフェニレンエーテル等が使用できる。かかる耐熱
性樹脂を単独または混合して使用し、必要に応して着色
剤を混練し、常法に従い、通常10〜200μ、好まし
くは20〜100μの厚さを有するフィルムに成形する
。
上述のフィルムは、部分的に着色されたクリヤー系フィ
ルムであってもよいし、全体的に着色されたものであっ
てもよい。これらの着色された耐熱性樹脂フィルムを貼
付することにより、模様等の表示層を金属板上の所望の
位置に形成するが、上述のフィルムは適宜、所望のかた
ちで、所望の場所に貼付することが8来る。
次いで、かかる酸化処理法を用いて着色され、その上に
該着色とは異なる色の模様等の表示層が形成された金属
板上に、クリヤー系フッ素樹脂被覆層を設ける。クリヤ
ー系フッ素樹脂被覆層は、通常、金属板の、少なくとも
模様等が表示された片面を被覆するように設けるが、場
合によっては部分被覆も用いることが可能である。
クリヤー系フッ素樹脂被覆層を設ける方法としては、通
常、フッ素樹脂を塗布する方法と、フッ素樹脂フィルム
を貼付する方法とがある。
そのクリヤー系にフッ素樹脂被覆層に用いられるフン素
樹脂としては、■ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E) 、■テトラフルオロエチレンーヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体(FEP)、■テトラフルオロエチレ
ンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(P
FA)、■エチレンーテトラフルオロエチレン共重合体
(ETFE)■ポリフッ化ビニル(PVF)、■常温反
応硬化型フルオロエチレン−炭化水素系ビニルエーテル
共重合体などが用いられる。
これらのフッ素樹脂は、たとえばそれを適当な液状媒体
(たとえば水及び界面液性剤の混合液、又は水、トルエ
ン及び界面活性剤の混合液等)に分散させた分散液とし
て金属板に塗布されるが、その分散液には必要に応じて
クリヤー系の性能を損なわない範囲内において、無機若
しくは有機フィラーを混合することができる。そのフィ
ラーとしては、たとえば着色マイカ、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッド、
酸化第一鉄、酸化チタン、カーボンブラックなどがあげ
られる。
本明細書に記載した「クリヤー系フッ素樹脂」とは、模
様等の表示された金属板上に塗布又は貼付して形成され
た所定の厚さにおいて、JISK−7105で規定され
た全光線透過率(ヘーズメータで測定)が40〜100
%であるフッ素樹脂被覆層を与えるフッ素樹脂(フィラ
ー等を含有するフッ素樹脂を含む、)をいう。
クリヤー系フッ素樹脂を塗布する方法としては、前記の
フッ素樹脂を適当な方法で分散液等の形態に塗料化した
ものをスプレー法、フローコート法、ロールコート法、
ダイコート法等の方法で塗布する。そして、フッ素樹脂
の塗膜化方法は、金属板の形状等に応じて適宜の方法が
用いられる。塗布するクリヤー系フッ素樹脂の塗膜厚さ
は、乾燥又は焼付は塗膜として通常、5〜100μ、好
ましくは20〜60μの範囲から選択される。
クリヤー系フッ素樹脂塗膜は、次いで室温程度の低温で
硬化させるか、又は適当な温度で加熱して焼付けるとく
ただし、コイル状金属板の場合には、その後さらに所定
の形状及び寸法に裁断する。)、目的の塑性加工用金属
板となる。
クリヤー系フッ素樹脂塗膜の硬化又は焼付は時の温度条
件は、フッ素樹脂の種類に応じて変化し、その温度は通
常、下記の温度が用いられる。
■ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)350〜4
50℃ ■テトラフルオロエチレンーヘキサフルオロプロピレン
共重合体(FEP) 350〜450℃ ■テトラフルオロエチレンーパーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体(PFA)350〜450℃ ■エチレンーテトラフルオロエチレン 共重合体(ETFE)    250〜350℃■ポリ
フッ素化ビニル(P V F) 200〜300℃ ■フルオロエチレンー炭化水素系 ビニルエーテル共重合体  常温〜250℃なお、■フ
ルオロエチレンー炭化水素系ビニルエーテル共重合体塗
膜は、炭化水素系ビニルエーテルに由来して共重合体中
に導入されたカルボキシル基、水酸基、アミノ基等にも
とづき、常温でも反応して硬化が可能である。しかし、
常温での硬化に時間がかかりすぎれば、加熱すると硬化
反応を促進でき、たとえば140℃では30分間で、1
80℃では10分間で硬化させることができる。
クリヤー系フッ素樹脂被覆層は、前述のフッ素樹脂を塗
布して硬化させて形成する方法のほかに、予めフッ素樹
脂をフィルム状に加工しておき、それを貼付することに
よって形成させることができる。前述の■〜■のフッ素
樹脂は、常法にしたがって、いずれもフィルムに加工で
きるが、■の樹脂は、フィルムに加工できないので、前
記のフィルム貼付法には好ましくない。
これらのフッ素樹脂フィルムは、前記の所定温度で加熱
圧着することにより、容易に貼付・固定することができ
る。
以上のようにして得られる本発明の塑性加工用金属板は
、これを塑性加工すれば容易に最終製品に仕上げること
ができ、その最終製品は、フッ素樹脂被覆層の下に所要
の印、文字、図形又は模様等の表示が設けられていて、
その表示は鮮明であるとともに、その表示は製品の使用
中も、フッ素樹脂層で保護されているので剥離等を起す
ようなことがない。
かかる最終製品としては、炊飯器内釜、ホットプレート
、電気釜、もちつき器、保温ジャー、パン焼器内筒など
各種の厨房器具、屋根材、壁材、看板、標識板などの建
材類等があげられる。
前記の塑性加工用金属板の塑性加工方法としては、たと
えば曲げ成形、スピニング成形、絞り成形、ロール成形
等の方法がある。
(実施例等) 以下に実施例をあげて詳述する。
実施例1 金属板として、アルミニウム合金(JIS−A3003
)の直径430fi、厚さ1鶴の円板を用い、これを予
めショツトブラスト及び塩化第二鉄を用いる化学エツチ
ング処理で片面を梨地状に粗面化した。次いで、以下の
二次電解着色法を用いて、陽極酸化処理した。
すなわち、前記の金属板を陽極として、25℃の15重
量%硫酸浴中で、電圧15V、電流密度1、OA/al
lの直流で10分間第一次の電解処理をした。次いで、
再びその金属板を陽極として、硫酸ニッケル’l Og
 / l、硫酸アンモニウム15g/l、及びホウ酸2
5 g / l!の混合水溶液からなる30℃の電解浴
中で、電圧20V、電流密度0゜2A/dm”で2分間
、50サイクルの交流を用いて電解処理したのち水洗し
た。以上の如く操作することにより、ブロンズ色に着色
したアルミニウム合金板が得られた。
次いでこの陽極酸化処理を施した金属板上に、下記の組
成の着色剤(粘度30ボイズ)を用い、スクリーン印刷
法で目盛を乾燥膜厚約1μとなるように塗布し、その後
、温度180℃で30分間乾燥した。
着色剤の組成 ポリイミド ポリテトラフルオロエチレン N−メチルピロリドン 着色成分(カーボンブランク) 次いで、この乾燥面上にポリ 30重量部 70重量部 50重量部 0.5重量部 テトラフルオロエ チレンの水分散液(樹脂濃度60重量部%ンをエアスプ
レー法で塗布し、その塗膜の乾燥後、380℃で10分
間加熱して焼付け、フッ素樹脂を被覆した。クリヤー系
フッ素樹脂の乾燥膜厚は15μであった。
このフッ素樹脂被覆円板を、円筒深絞りプレス法で底面
直径200m、高さが150mの容器に成形した。得ら
れた容器はブロンズ色の梨地に側面の所定の位置に鮮明
な黒色の目盛が形成されていて、その目盛は容器の使用
中剥離することがなかった。
実施例2 金属板として、アルミニウム帯板(アルミニウム純度9
9.5%、幅300鶴、厚さ0.6m)を用い、これを
連続的に巻き出しながら、脱脂処理及び化学エツチング
処理で片面を平均粗さ(Ra)2.0μになるように、
連続的に粗面化した0次いで第1図に示したと同じ槽配
列および結線の装置を用いて、このアルミニウム帯板を
0.3m/分で移動させ、連続的に陽極酸化−電解着色
を行なった。
第1給電p#3には30%硫酸水溶液を入れ、25℃、
電流密度6A/dm2で4.5分間給電した。
第2給電槽5にも30%硫酸水溶液を入れ、25℃、電
流密度2A/dm”で1,6分間給電した。
陽極酸化槽7には20%硫酸水溶液を入れ、30℃、電
流密度4.5 A / d、 m 2で6分間陽極酸化
した。電解着色槽9には硫酸ニッケル30 g / 1
.、硫酸第一錫Jog/lの水溶液を入れ、25℃、電
流密度0.8A/dm”で4分間電解着色した。
各種の電極としては、電解着色槽に炭素板を用いた以外
はすべて鉛板を用いた。
以上の如(操作することにより、ブロンズ色に着色した
アルミニウム板が得られた。
次いで、この陽極酸化処理を施した金属板上に下記の組
成の着色剤(粘度30ボイズ)を用い、グラビアコータ
ー法で連続的に印刷(塗布)して模様を形成させ、乾燥
後コイル状に巻き取った。
着色剤の組成 エポキシ樹脂(エピコート1001“1)30重量部 エチルメチルイミダゾール     2重量部ポリテト
ラフルオロエチレン   70重量部着色成分(銅フタ
ロシアニンブルー) 0.5重量部 ブチルセロソルブ        50重量部*l・・
・油化シェルエポキシ株式会社商品名次いで、この乾燥
面上に常温硬化型のフルオロエチレン−炭化水素系ビニ
ルエーテル共重合体の水/トルエン(9515重量比)
分散液(樹脂濃度40重量%)を、ロールコータ−法で
連続的に塗布し、140℃で30分加熱して焼付けた。
得られたコイルを巻き戻して裁断し、実施例1と同様の
方法で容器に成形した。得られた容器は、ブロンズ色地
に鮮明な青色の模様を有しており、その模様は容器の使
用中剥離することがなかった。
実施例3 金属板として、アルミニウム合金(JIS−A3003
)の直径400鶴、厚さ1.ONの円板を用い、これに
粒径#150のアルミナ砂粒を圧力5 kg、/+!の
圧縮空気圧で、板に対し10cmの距離から均一に吹付
け、板の片面を梨地状に粗面化した。次いで、塩化第2
鉄を用いる化学エツチング処理により、片面を平均粗さ
Raが2.0μとなる様に、2段階粗面化処理を行った
。次いで以下の化学酸化を行って着色処理を行った。即
ち、モリブデン酸アンモニウム15g/l及び酢酸ナト
リウム13g/lの常温浴にて着色し、黒褐色のアルミ
合金板が得られた。
一方、厚さ50μのエチレン−テトラフルオロエチレン
共重合体フィルムを用い、これに下記の組成の着色剤(
粘度30ボイズ)を用いてスクリーン印刷法で目盛を塗
布し、その後、この着色剤塗布層(乾燥膜要約1μ)を
180℃、30分間乾燥し、着色された目盛が形成され
た耐熱性樹脂フィルムを得た。
着色剤の組成 テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体450重量
部 プロピレングリコール      210 〃アクリル
コポリマー        315 〃酸化チタン顔料
水性分散体    225〜この目盛が形成された耐熱
性樹脂フィルムを所定の大きさに切り抜き、着色剤の塗
布面を金属板側に向けて330℃に予熱されたアルミニ
ウム円板の所定の位置に耐熱ゴムロールを用いて圧着し
、更に300℃で10分間再加熱して融着を完全にした
。
次いで、その金属板を乾燥してから、目盛の表示された
側の金属板上に、厚さ50μのETFEフィルムを35
0℃で熱圧着して、ETFE被覆層を形成させた。
得られたETFE被覆円板を、円筒深絞りプレス法で、
底面直径200fl、高さ150flの炊飯器用内釜に
成形した。この内釜は、黒褐色の地に白色の目盛が側面
の所定の位置に鮮明に表示されていた。そのフン素樹脂
被覆層及び表示の耐久、耐食性を試験するために、この
内釜に「おでんの素」液(ハウス食品社製)を入れ、9
6時間連続煮沸したところ、フッ素樹脂被覆及び着色表
示には、しみや腐食や剥離等の異常が認められなかった
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で用いることのできる、連続式陽極
酸化−電解着色装置の1例の模式図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化処理法を用いて着色された金属板に、該着色
    とは異なる色の印、文字、図形、模様等の表示層が形成
    され、更に該表示層の上にクリヤー系フッ素樹脂被覆層
    を設けてなる塑性加工用金属板。
  2. (2)酸化処理法が、陽極酸化処理法である特許請求の
    範囲第(1)項記載の塑性加工用金属板。
  3. (3)着色剤の塗布により表示層を形成する特許請求の
    範囲第(1)項記載の塑性加工用金属板。
  4. (4)着色された耐熱性樹脂フィルムの貼付により表示
    層を形成する特許請求の範囲第(1)項記載の塑性加工
    用金属板。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項ないし第(4)項記載
    の塑性加工用金属板を塑性加工してなる加熱調理器用器
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007131906A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Nippon Steel Corp Zn系合金めっき鋼材

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JP2007131906A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Nippon Steel Corp Zn系合金めっき鋼材

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