JPH0329389Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0329389Y2 JPH0329389Y2 JP19366884U JP19366884U JPH0329389Y2 JP H0329389 Y2 JPH0329389 Y2 JP H0329389Y2 JP 19366884 U JP19366884 U JP 19366884U JP 19366884 U JP19366884 U JP 19366884U JP H0329389 Y2 JPH0329389 Y2 JP H0329389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- piston
- press
- clamping plate
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 17
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 16
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、地中に埋設された既設杭上を自走移
動しながら杭の圧入乃至引抜を行う杭圧入乃至引
抜機の基台下部に設けた杭挾持用クランプ機構に
関するもので、特に、杭の圧入乃至引抜時の反力
に対して十分な抗力を有し、杭圧入引抜機を安定
して既設杭に設置できると共に、杭圧入引抜機を
支持固定している既設杭の埋設状態を乱すことの
ない杭挾持用クランプ機構に関するものである。
動しながら杭の圧入乃至引抜を行う杭圧入乃至引
抜機の基台下部に設けた杭挾持用クランプ機構に
関するもので、特に、杭の圧入乃至引抜時の反力
に対して十分な抗力を有し、杭圧入引抜機を安定
して既設杭に設置できると共に、杭圧入引抜機を
支持固定している既設杭の埋設状態を乱すことの
ない杭挾持用クランプ機構に関するものである。
(従来の技術)
杭圧入引抜機は線状に地中埋設された既設杭の
上端を自走移動しながら鋼矢板等の杭を地中に順
次圧入乃至引抜く機能を有する。
上端を自走移動しながら鋼矢板等の杭を地中に順
次圧入乃至引抜く機能を有する。
この杭圧入引抜機を既設杭上に安定した状態で
支持させるためには杭圧入引抜機が有する複数の
杭挾持用クランプの杭挾持力を高めればよいこと
は当然であるが、十分な挾持力を得るためには挾
持圧発生駆動系が大型化し、それを稼動させる動
力も大きくなる。そこで、一般に適当な杭挾持力
を生む比較的小型の駆動系が杭圧入引抜機のクラ
ンプ機構に組み込まれている。
支持させるためには杭圧入引抜機が有する複数の
杭挾持用クランプの杭挾持力を高めればよいこと
は当然であるが、十分な挾持力を得るためには挾
持圧発生駆動系が大型化し、それを稼動させる動
力も大きくなる。そこで、一般に適当な杭挾持力
を生む比較的小型の駆動系が杭圧入引抜機のクラ
ンプ機構に組み込まれている。
しかし、杭の圧入乃至引抜作業に伴う反力が過
大になつた場合、杭圧入引抜機が反力方向、つま
り圧入時には上方に、引抜時には下方移動しよう
とする。たとえば、上記のように複数のクランプ
機構が既設杭を十分に強い力で挾着していると、
杭圧入引抜機はこれを支持する複数の既設杭の
夫々と直交性を確保しようと抗するため特定の杭
だけに反力方向の圧入乃至引抜力を与えることは
なく、結果として、杭圧入引抜機は水平性を維持
し、既設杭も不用意に引き上げられたり引き下げ
られたりすることがない。
大になつた場合、杭圧入引抜機が反力方向、つま
り圧入時には上方に、引抜時には下方移動しよう
とする。たとえば、上記のように複数のクランプ
機構が既設杭を十分に強い力で挾着していると、
杭圧入引抜機はこれを支持する複数の既設杭の
夫々と直交性を確保しようと抗するため特定の杭
だけに反力方向の圧入乃至引抜力を与えることは
なく、結果として、杭圧入引抜機は水平性を維持
し、既設杭も不用意に引き上げられたり引き下げ
られたりすることがない。
ところが、杭に対する挾持力が不十分であつた
場合、特に杭の圧入引抜を行う主体となる昇降チ
ヤツクに最も近接する第1のクランプに反力が集
中し圧入乃至引抜に際して浮上乃至沈下する作用
が働き、最後端のクランプを支点に杭圧入引抜機
が前後に傾斜する。即ち、この場合の杭圧入引抜
機の傾斜はクランプの挾持位置が上下いずれかに
ずれるか、或いは、杭自体を引き上げ乃至引き下
げることが原因となつて起こる。
場合、特に杭の圧入引抜を行う主体となる昇降チ
ヤツクに最も近接する第1のクランプに反力が集
中し圧入乃至引抜に際して浮上乃至沈下する作用
が働き、最後端のクランプを支点に杭圧入引抜機
が前後に傾斜する。即ち、この場合の杭圧入引抜
機の傾斜はクランプの挾持位置が上下いずれかに
ずれるか、或いは、杭自体を引き上げ乃至引き下
げることが原因となつて起こる。
こうした不都合を解決する一方法としては、上
述したように杭への挾持固定力を強化すればよい
のであるが、クランプ部の大きさ、動力に制約が
あるため、これまでに好適な改善策はなかつた。
述したように杭への挾持固定力を強化すればよい
のであるが、クランプ部の大きさ、動力に制約が
あるため、これまでに好適な改善策はなかつた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のように従来の杭圧入引抜機では、杭の圧
入乃至引抜による反力が過大になつた場合、杭を
挾持するクランプがずれ、回動を起こしたり、或
いは、特定の杭を移動させる等の不都合な問題が
あつた。本考案は、上述従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、従来のクランプ機構を大型化
することなく、また、比較的小さな動力で強力な
杭挾持固定力を得ることができると共に、既設杭
に加わる杭圧入乃至引抜による反力の影響を軽減
することによつて、安定した杭圧入引抜機の自走
移動及び杭圧入乃至引抜を可能にできる杭挾持用
クランプ機構を提供することを目的とする。
入乃至引抜による反力が過大になつた場合、杭を
挾持するクランプがずれ、回動を起こしたり、或
いは、特定の杭を移動させる等の不都合な問題が
あつた。本考案は、上述従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、従来のクランプ機構を大型化
することなく、また、比較的小さな動力で強力な
杭挾持固定力を得ることができると共に、既設杭
に加わる杭圧入乃至引抜による反力の影響を軽減
することによつて、安定した杭圧入引抜機の自走
移動及び杭圧入乃至引抜を可能にできる杭挾持用
クランプ機構を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案によるクラン
プ機構は、二股状のクランプ本体の咬合空間を画
する1対の側壁部の一方に筒状の主ピストンで進
退駆動せられる可動挾持板を設け、上記主ピスト
ン内部に副ピストンを収納し、この副ピストンで
押圧部材を駆動させることを特徴とする。可動挾
持板を貫通して進退するよう押圧部材を設ける。
押圧部材の前端の接圧面を可動挾持板の挾持面よ
り面積を小さくして部分集中的に杭を挾持するよ
う構成する。
プ機構は、二股状のクランプ本体の咬合空間を画
する1対の側壁部の一方に筒状の主ピストンで進
退駆動せられる可動挾持板を設け、上記主ピスト
ン内部に副ピストンを収納し、この副ピストンで
押圧部材を駆動させることを特徴とする。可動挾
持板を貫通して進退するよう押圧部材を設ける。
押圧部材の前端の接圧面を可動挾持板の挾持面よ
り面積を小さくして部分集中的に杭を挾持するよ
う構成する。
(作用)
杭圧入乃至引抜に並行して既設杭上を自走移動
する際に圧入引抜機の下部に設けたクランプ本体
の咬合空間に既設杭を受け入れたあと、可動チヤ
ツク部材を駆動させ既設杭を挾持固定する。
する際に圧入引抜機の下部に設けたクランプ本体
の咬合空間に既設杭を受け入れたあと、可動チヤ
ツク部材を駆動させ既設杭を挾持固定する。
この時、主ピストンで押圧される可動挾持板は
全面に亘つて杭と摩擦接触し杭を挾着固定する。
これと同時に、主ピストン内部に油圧等を導入す
ることで副ピストンが前方に押し出され押圧部材
を杭に向つて押圧させる。主ピストンに油圧が作
用する有効面積に比べて副ピストンのそれは小さ
いが、押圧部材前面の面積が可動挾持板の摩擦接
触面積よりかなり小さいため単位面積当りの杭に
対する押圧力は押圧部材による方が遥かに大きく
なる。このため可動挾持板による摩擦接面挾持作
用に相乗して押圧部材の部分集中的な押圧力が杭
を強力に保斗持固定する。夫々に少なくとも1つ
主、副ピストンによる可動挾持板及び押圧部材を
有するクランプを複数具えた杭圧入引抜機は、杭
圧入乃至引抜に伴う反力に対して十分な抗力を示
すため、装置の傾動、或いは、不用意な杭のずれ
などの不都合を解消できる。
全面に亘つて杭と摩擦接触し杭を挾着固定する。
これと同時に、主ピストン内部に油圧等を導入す
ることで副ピストンが前方に押し出され押圧部材
を杭に向つて押圧させる。主ピストンに油圧が作
用する有効面積に比べて副ピストンのそれは小さ
いが、押圧部材前面の面積が可動挾持板の摩擦接
触面積よりかなり小さいため単位面積当りの杭に
対する押圧力は押圧部材による方が遥かに大きく
なる。このため可動挾持板による摩擦接面挾持作
用に相乗して押圧部材の部分集中的な押圧力が杭
を強力に保斗持固定する。夫々に少なくとも1つ
主、副ピストンによる可動挾持板及び押圧部材を
有するクランプを複数具えた杭圧入引抜機は、杭
圧入乃至引抜に伴う反力に対して十分な抗力を示
すため、装置の傾動、或いは、不用意な杭のずれ
などの不都合を解消できる。
(実施例)
第1図及び第2図は本考案によるクランプ機構
の一実施例である。この実施例を第3図に示す杭
圧入引抜機を参照して以下に説明する。
の一実施例である。この実施例を第3図に示す杭
圧入引抜機を参照して以下に説明する。
図中、1は杭圧入引抜機の基台部Bの下部に設
けた複数のクランプ本体である。クランプ本体
1,1a,1b……が夫々基台部Bに対して左右
方向(杭の整列方向に対して直交する方向)に移
動可能で、第2図に示すように交互に向きを変え
て地中に打設された溝形鋼矢板Pの上端に挾着す
る場合、挾持すべき杭に容易に嵌合できるように
なつている。
けた複数のクランプ本体である。クランプ本体
1,1a,1b……が夫々基台部Bに対して左右
方向(杭の整列方向に対して直交する方向)に移
動可能で、第2図に示すように交互に向きを変え
て地中に打設された溝形鋼矢板Pの上端に挾着す
る場合、挾持すべき杭に容易に嵌合できるように
なつている。
クランプ本体1は二股状に形成され杭Pを受け
入れる咬合空間2を有している。この咬合空間2
を画すクランプの一方の側壁部3aには、表面に
多数の細条溝4,4……を有する固定挾持板5a
が固設されている。
入れる咬合空間2を有している。この咬合空間2
を画すクランプの一方の側壁部3aには、表面に
多数の細条溝4,4……を有する固定挾持板5a
が固設されている。
他方の側壁部3bには、表面に多数の細条溝
4,4……を有する可動挾持板5bが進退可能に
設けられている。この可動挾持板5bは、クラン
プ本体1の一方の側壁部3bに固定保持された主
シリンダ6及びこれの内部空孔6′に内蔵された
往復運動可能な主ピストンより成る駆動系によつ
て前後に駆動される。上記内部空孔6′は軸蓋体
6aによつて閉塞された空間である。
4,4……を有する可動挾持板5bが進退可能に
設けられている。この可動挾持板5bは、クラン
プ本体1の一方の側壁部3bに固定保持された主
シリンダ6及びこれの内部空孔6′に内蔵された
往復運動可能な主ピストンより成る駆動系によつ
て前後に駆動される。上記内部空孔6′は軸蓋体
6aによつて閉塞された空間である。
主ピストン7は内部に軸蓋体7aで閉塞された
空孔7′を持つ筒状を呈し、主シリンダ6の内部
空孔6′とこの主ピストン7の内部空孔7′は、主
ピストン7に穿設した通路8を介して連通してい
る。
空孔7′を持つ筒状を呈し、主シリンダ6の内部
空孔6′とこの主ピストン7の内部空孔7′は、主
ピストン7に穿設した通路8を介して連通してい
る。
主ピストンの内部空孔7′には副ピストン9が
往復運動可能に内蔵されている。この副ピストン
9のロツドの先端には押圧部材10を設けてお
り、可動挾持板5bを貫通して前方に繰り出し可
能になつている。即ち、主ピストン6の内部に主
ピストン7及び副ピストン9を二重構造に収めて
成る。
往復運動可能に内蔵されている。この副ピストン
9のロツドの先端には押圧部材10を設けてお
り、可動挾持板5bを貫通して前方に繰り出し可
能になつている。即ち、主ピストン6の内部に主
ピストン7及び副ピストン9を二重構造に収めて
成る。
主シリンダ6に設けた圧力流体供給口11から
油圧等の駆動源を導入することで、主シリンダ6
の内部空孔6′に流体が送り込まれ主ピストン7
を前方に押圧付勢すると同時に、通路8を通つて
一部の流体が主ピストン7の内部空孔7′に導入
され副ピストン9を前方に押圧付勢する。
油圧等の駆動源を導入することで、主シリンダ6
の内部空孔6′に流体が送り込まれ主ピストン7
を前方に押圧付勢すると同時に、通路8を通つて
一部の流体が主ピストン7の内部空孔7′に導入
され副ピストン9を前方に押圧付勢する。
この実施例では好ましい態様として上記構成の
駆動機構を上下に2台備えているが、1台でもよ
く、また3台以上でもよい。
駆動機構を上下に2台備えているが、1台でもよ
く、また3台以上でもよい。
上記構成の杭クランプ機構で既設杭Pを挾着す
る場合、主シリンダ6及び主ピストン7の内部か
ら圧力流体を抜き取つた状態にして主副ピストン
を最後端位置に退避させておく。この状態では、
可動挾持板5bが固定挾持板5aから大きく離れ
て杭Pを受け入れる咬合空間を最大限に広げてい
る。
る場合、主シリンダ6及び主ピストン7の内部か
ら圧力流体を抜き取つた状態にして主副ピストン
を最後端位置に退避させておく。この状態では、
可動挾持板5bが固定挾持板5aから大きく離れ
て杭Pを受け入れる咬合空間を最大限に広げてい
る。
そこで、杭Pを咬合空間に差し入れ、圧力流体
を主シリンダ6の内部空孔6′に導入する。流体
圧によつて主ピストン7及び可動挾持板5bは前
方に押し出され杭Pに接面押圧する。杭Pは可動
挾持板5bの摩擦作用により離脱できなくなる主
ピストン7が前進不能になつても更に主シリンダ
6の空孔6′に流体圧を導入すると主ピストン7
に設けた通路8を通つて内部空孔7′に流体圧が
入り込む。これにより副ピストン9が前進する。
この状態では押圧部材10が杭Pに当接している
ので副ピストン9は顕著な動きを見せないが可動
挾持板5bの杭Pへの押圧力に比べてこの押圧部
材10の押圧力のほうが遥かに強くなる。これ
は、副ピストン9より主ピストン7の径が大きく
て流体圧をより強く受けるにも拘らず、杭への能
動面である可動挾持板5bの接触面積より押圧部
材10の前端面積の方が大幅に小さいためであ
る。
を主シリンダ6の内部空孔6′に導入する。流体
圧によつて主ピストン7及び可動挾持板5bは前
方に押し出され杭Pに接面押圧する。杭Pは可動
挾持板5bの摩擦作用により離脱できなくなる主
ピストン7が前進不能になつても更に主シリンダ
6の空孔6′に流体圧を導入すると主ピストン7
に設けた通路8を通つて内部空孔7′に流体圧が
入り込む。これにより副ピストン9が前進する。
この状態では押圧部材10が杭Pに当接している
ので副ピストン9は顕著な動きを見せないが可動
挾持板5bの杭Pへの押圧力に比べてこの押圧部
材10の押圧力のほうが遥かに強くなる。これ
は、副ピストン9より主ピストン7の径が大きく
て流体圧をより強く受けるにも拘らず、杭への能
動面である可動挾持板5bの接触面積より押圧部
材10の前端面積の方が大幅に小さいためであ
る。
このように、杭Pは挾持板5a,5b間に挾着
されると共に、副ピストン7の先端の押圧部材1
0が杭を部分集中的に押圧するために、杭の圧入
乃至引抜に伴う反力でずれたり移動を起こすこと
はない。
されると共に、副ピストン7の先端の押圧部材1
0が杭を部分集中的に押圧するために、杭の圧入
乃至引抜に伴う反力でずれたり移動を起こすこと
はない。
また、図示のように上下2つ押圧部材10,1
0で挾着固定するため杭Pがクランプ本体1に相
対的に回転変位を起こすようなこともない。即
ち、第3図に示すように杭圧入引抜機AがPoを
新規に地中圧入する場合、杭圧入引抜機Aはその
反作用として、上方に浮き上がる。通常、既設杭
群Pにクランプ1が挾持固定しているため浮き上
がりは阻止されるが、反力が過大になつた場合、
特に最前端のクランプ1aが最も大きい反力を受
ける。この時全てのクランプが既設杭に対してず
れや回転変位を起こさない程度に強固に固定して
おれば、装置Aは反力に十分抗する。
0で挾着固定するため杭Pがクランプ本体1に相
対的に回転変位を起こすようなこともない。即
ち、第3図に示すように杭圧入引抜機AがPoを
新規に地中圧入する場合、杭圧入引抜機Aはその
反作用として、上方に浮き上がる。通常、既設杭
群Pにクランプ1が挾持固定しているため浮き上
がりは阻止されるが、反力が過大になつた場合、
特に最前端のクランプ1aが最も大きい反力を受
ける。この時全てのクランプが既設杭に対してず
れや回転変位を起こさない程度に強固に固定して
おれば、装置Aは反力に十分抗する。
しかし、従来のように挾持固定力が多少不十分
であれば、第3図鎖線で示すように最後端のクラ
ンプ1dを中心に基台部Bを傾かせて前端のクラ
ンプ1aが杭を引き抜きながら上昇する。つま
り、従来ではクランプの回動に対する挾持力が不
足していたので反力によつて基台部Bが既設杭に
対して直交性を失うことがあつた。
であれば、第3図鎖線で示すように最後端のクラ
ンプ1dを中心に基台部Bを傾かせて前端のクラ
ンプ1aが杭を引き抜きながら上昇する。つま
り、従来ではクランプの回動に対する挾持力が不
足していたので反力によつて基台部Bが既設杭に
対して直交性を失うことがあつた。
しかし、本考案のクランプ機構では、各クラン
プ本体1に部分集中的に強力な挾持力を生む補助
的な押圧部材2つずつ設けているため、いかに反
力が強くてもずれや回動を起生して基台部Bを既
設杭Pに対して傾動させることはない。従つて、
安定した杭の圧入乃至引抜が可能となり、既設杭
に沿つての移動にも支障を来たすことはない。
プ本体1に部分集中的に強力な挾持力を生む補助
的な押圧部材2つずつ設けているため、いかに反
力が強くてもずれや回動を起生して基台部Bを既
設杭Pに対して傾動させることはない。従つて、
安定した杭の圧入乃至引抜が可能となり、既設杭
に沿つての移動にも支障を来たすことはない。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、杭圧入
引抜機の杭挾持用クランプに部分集中的に杭を挾
着固定保持できる補助的な押圧部材を設けたこと
によつて、杭の圧入乃至引抜に伴う反力が、不測
に過大になつても杭の挾持状態を安定且つ確実に
維持することが可能であり、杭圧入引抜機が傾動
したり、既設杭を用意に引き上げ乃至引き下げる
ような不都合を招来することはない。また、補助
的な押圧部材の駆動動力源を主たる可動挾持板を
駆動する主ピストンの駆動動力源と共用できるた
め効率よく運転でき、且つ、配管等の付加手段を
最小限にできる。更に、主シリンダの大きさが従
来の駆動系と略々同じ大きさであるため、従来の
クランプ機構に簡単に適用できる等の効果を奏す
る。
引抜機の杭挾持用クランプに部分集中的に杭を挾
着固定保持できる補助的な押圧部材を設けたこと
によつて、杭の圧入乃至引抜に伴う反力が、不測
に過大になつても杭の挾持状態を安定且つ確実に
維持することが可能であり、杭圧入引抜機が傾動
したり、既設杭を用意に引き上げ乃至引き下げる
ような不都合を招来することはない。また、補助
的な押圧部材の駆動動力源を主たる可動挾持板を
駆動する主ピストンの駆動動力源と共用できるた
め効率よく運転でき、且つ、配管等の付加手段を
最小限にできる。更に、主シリンダの大きさが従
来の駆動系と略々同じ大きさであるため、従来の
クランプ機構に簡単に適用できる等の効果を奏す
る。
図面第1図は本考案に係る杭圧入引抜機のクラ
ンプ機構の一実施例を示す側面断面図、第2図は
同じくその平面断面図、第3図は杭圧入機に適用
した場合の概略説明図である。 1……クランプ本体、2……咬合空間、5a…
…可動挾持板、6……主シリンダ、7……主ピス
トン、9……副ピストン、10……押圧部材、P
……杭。
ンプ機構の一実施例を示す側面断面図、第2図は
同じくその平面断面図、第3図は杭圧入機に適用
した場合の概略説明図である。 1……クランプ本体、2……咬合空間、5a…
…可動挾持板、6……主シリンダ、7……主ピス
トン、9……副ピストン、10……押圧部材、P
……杭。
Claims (1)
- 既設杭に挾着固定して杭の圧入乃至引抜を行う
杭圧入引抜機において、二股状のクランプ本体の
咬合空間を画す1対の側壁部の一方に進退自在な
可動挾持板を設け、クランプ本体に固定した主シ
リンダの内部に該可動挾持板を進退駆動させる筒
状の主ピストンを内蔵し、該主ピストンの内部空
孔に進退駆動可能に副ピストンを収納し、該副ピ
ストンによつて押圧部材を該可動挾持板を貫通さ
せて進退駆動させることを特徴とする杭圧入引抜
機のクランプ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19366884U JPH0329389Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19366884U JPH0329389Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61112050U JPS61112050U (ja) | 1986-07-15 |
| JPH0329389Y2 true JPH0329389Y2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=30751092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19366884U Expired JPH0329389Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0329389Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD510906S1 (en) | 2000-10-27 | 2005-10-25 | Vlt, Inc. | Power converter |
| USD520947S1 (en) | 2001-11-01 | 2006-05-16 | Vlt, Inc. | Power converter body |
-
1984
- 1984-12-22 JP JP19366884U patent/JPH0329389Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD510906S1 (en) | 2000-10-27 | 2005-10-25 | Vlt, Inc. | Power converter |
| USD520947S1 (en) | 2001-11-01 | 2006-05-16 | Vlt, Inc. | Power converter body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61112050U (ja) | 1986-07-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR920701587A (ko) | 관 부설방법 및 그장치 | |
| US6073704A (en) | Machine support including means for angular control of a supported device | |
| JPH0355631Y2 (ja) | ||
| JPH0352264Y2 (ja) | ||
| CN119110864A (zh) | 用于在土地中构建槽的墙开槽设备和方法 | |
| KR900016550A (ko) | 파일박음장치 | |
| JPH0643226Y2 (ja) | 杭打引抜機のクランプ用アタッチメント | |
| CN221118482U (zh) | 一种挖机打木桩施工机械 | |
| JP4949735B2 (ja) | 杭保持装置および杭保持方法 | |
| JPH0538126Y2 (ja) | ||
| JPH0348263Y2 (ja) | ||
| JPH0519380Y2 (ja) | ||
| JPS6011959Y2 (ja) | 矢板杭打機 | |
| JPH053547Y2 (ja) | ||
| JPH0621962Y2 (ja) | 杭圧入引抜機のクランプ装置 | |
| DK129691D0 (da) | Maskine til nedbringning af en pael | |
| JPS5976328A (ja) | 杭打機 | |
| CN210852802U (zh) | 压桩式平台定位装置 | |
| JPH0772419B2 (ja) | 鋼管杭用杭圧入引抜機のクランプ機構 | |
| JPS5928700B2 (ja) | くい圧入装置 | |
| JP7182987B2 (ja) | 杭圧入装置 | |
| JPS5929091Y2 (ja) | レ−ルクランプ | |
| JPS6414239U (ja) | ||
| JPH0619636Y2 (ja) | 鋼管杭圧入引抜機のチャック装置 | |
| JP2515414Y2 (ja) | 杭圧入引抜機 |