JPH032940Y2 - - Google Patents

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JPH032940Y2
JPH032940Y2 JP1984175266U JP17526684U JPH032940Y2 JP H032940 Y2 JPH032940 Y2 JP H032940Y2 JP 1984175266 U JP1984175266 U JP 1984175266U JP 17526684 U JP17526684 U JP 17526684U JP H032940 Y2 JPH032940 Y2 JP H032940Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、本出願人が先に実願昭59−57550号
において提案した折曲可能な発光表示体の改良に
関するものである。
従来の技術 本出願人が、実願昭59−57550号において提案
した発光表示体は、列状に配列された発光ダイオ
ードなどの発光体素子を、発光面側を透光性素材
で形成した可撓性合成樹脂被包体内に封入して成
るもので、任意の長さ、任意の形状の発光表示体
が得られ、しかも所謂デイスプレイの装飾灯やネ
オンサインなどに使用するのに取付工数が少な
く、消費電力も少なく寿命も長く、トータルコス
トも安いなどの利点を有したものであつた。
しかし、このような発光表示体においては、可
撓性合成樹脂被包体内に封入された発光体素子を
通電するために使用されるリードワイヤが、被包
体内で上下、あるいは水平のいずれかの方向に配
列され貫通して封入されているために、配列され
たリードワイヤの曲率に差異を生じたような状態
で可撓性合成樹脂被包体を折曲するなどした時に
はリードワイヤを折損しやすくするばかりでな
く、可撓性合成樹脂被包体の折曲点に歪を生じた
りして被包体の寿命を縮めてしまうなどの問題が
あり、この点で改善の余地があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は叙上の問題点を解決するために開発さ
れたもので、特に折曲に対して丈夫な構造の発光
表示体を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決するための提供される本考案の
折曲可能な発光表示体は、可撓性絶縁素材により
形成された棒状の芯材の外周に、少なくとも2本
以上の連続した線状導体を、同数の連続した線状
絶縁スペーサを介在させて撚線状に巻付けるとと
もに、これらの線状導体の各々には線状絶縁スペ
ーサ側に設けた発光体素子より導出させた2本の
リードを接続させ、その全体を、発光体素子の発
光面側を少なくとも透光性素材で形成した可撓性
合成樹脂被包体内に封入させて成ることを要旨と
したものである。
考案の作用及び効果 本考案の発光表示体は、可撓性絶縁素材により
形成された棒状の芯材の外周に、少なくとも2本
以上の連続した線状導体を、同数の連続した線状
絶縁スペーサを介在させて熱線状に巻付けるとと
もに、これらの線状導体の各々には線状絶縁スペ
ーサ側に設けた発光体素子より導出させた2本の
リードを接続させ、その全体を、発光体素子の発
光面側を少なくとも透光性素材で形成した可撓性
合成樹脂被包体内に封入させて、構成された構造
なので、その構造上の特徴から次のような特有の
作用、効果が奏される。
(1) 折曲や捩じりに対して特に強い構造となり、
しかも折曲時や捩じり時には通電部材となる線
状導体が平均化されて折曲されるので、被包体
自体にも歪を生じにくい。
(2) 通電部材となる線状導体は折曲げや捩じり時
にも、折損しにくく、また同数の絶縁スペーサ
で互いに分離されているので、折曲げや捩じり
時にも通電部材となる線状導体間のピツチに変
化を生じにくく、通電部材となる線状導体が接
触して無用な接触事故を起こす虞が少ない (3) 通電部材となる線状導体が絶縁層を被覆しな
い裸導体によつて構成されているので、発光体
素子の取付時に絶縁層を剥脱する手間を要せず
直接取付けでき、製造も容易となる。
特に通電部材となる線状導体に絶縁層を被覆
したものを用いた場合に比べて、取付手間が簡
単になり、しかもその導体幅の範囲内で発光体
素子の取付位置及び取付ピツチ等の選択を任意
に設定できるので頗る便利である。
(4) 折曲や捩じり時に、発光体素子に無用なスト
レスを与えにくく、したがつて発光体素子の破
壊の虞が少ない。
考案の実施例 以下に、添付図とともに、本考案の一実施例を
説明する。
第1図は、発光表示体の第一の実施例を示し、
第2図はその横断面図である。
棒状の芯材1は可撓性絶縁素材によつて形成さ
れており、その外周には、固体ランプ4(第1図
においては示されていないが、その具体的な構造
は第3図イ,ロに示す)によつて構成された発光
体素子の通電部材となる3本の連続した線状導体
21〜23が同数の連続した線状の絶縁スペーサ
31〜33により互いに絶縁されるようにして撚
線状に巻付けられており、さらに巻付けたこれら
の導体21〜23間には、発光体素子を構成する
固体ランプ4が接続されている。
実施例では第2図に良く示されているように、
固体ランプ4を絶縁スペーサ31〜33に設けた
凹所31a〜33a内に嵌入させ、その固体ラン
プ4の各々より導出した2本のリード41,42
のうち、カソード側リード41を導体21に共通
に接続させ、アノード側リード42を他の導体2
2,23に接続してある。
そして、このようにして形成された構造体は透
光性の可撓性合成樹脂(絶縁性素材)で被覆され
て、全体として透光性の可撓性合成樹脂被包体5
に封入された構造をなしている。
ここに、導体21〜23と絶縁スペーサ31〜
33を巻付けるに際しては、芯材1の外周に隙間
のないよう緊密に巻付けることが望ましく、その
場合導体21〜23同士が交叉しないようにする
ことが必要である。
スペーサ31〜33は一般に、芯材1と同様に
連続した可撓性絶縁素材、例えばシリコンゴム系
の樹脂などで製されるが、導体を絶縁できるもの
であれば銅線に絶縁層を被覆したものであつても
よく、その構造や断面形状は任意である。
そして、この場合において、芯材1及び絶縁ス
ペーサ31〜33を透光性素材で構成すれば発光
輝度効果が発光表示体Aの全面に及び一層効果的
なものになる。
また、導体21〜33は銅線、アルミ線などの
電気導電率の高い素材によつて製され、実施例の
ような円形断面の線状体に限定されず角形、偏平
形などの断面形状であつてもよい。
さらに、被包体5を形成する可撓性合成樹脂
は、透光性のある素材、例えばシリコンゴム、可
撓性エポキシ樹脂等が好適に採用されるが、少な
くとも発光体素子の発光面側が透光性を有する素
材で構成されておればよい。
このような発光表示体Aは、通常はその外径が
5〜20mm程度になるように形成されるが、このよ
うな寸法に限定されるべきではなく、使用目的に
応じて任意の寸法に形成される。
発光体素子として上述例のように、固体ランプ
を用いた場合には、発光表示体Aの発光部は被包
体5と透光性の熱硬化性樹脂40によつて二重に
保護されているので、発光表示体の折曲時にも発
光部は破損しにくい構造となる。
また、このような固体ランプを用いて発光体素
子を構成した場合には、発光表示体を市販の固体
ランプを用いて簡単に構成することができるの
で、半導体チツプを逐一ボンデイング処理により
通電部材に取り付ける手間が省けるばかりでな
く、半導体チツプが予め透光性の熱硬化性樹脂内
に封入され、強化化されているために半導体チツ
プを取扱うときのようにデリーケートな取扱が不
要となり、製造が容易になるという利点がある。
発光体素子としては、上述例のように半導体チ
ツプを予め透光性の熱硬化性樹脂内40内に封入
した固体ランプ4を使用するもの(この具体例に
ついては第3図イ,ロに示す)以外に、発光ダイ
オードなどの半導体チツプ、例えばガリウム砒素
(GaAs)、ガリウムりん(Cap)、ガリウムアルミ
砒素(GaAlAs)などのpn接合チツプ(ここで
は、半導体チツプという)をそのまま使用しても
よい。
第4図、第5図に、発光体素子を半導体チツプ
で構成した場合の実施例を示す。
図に見るように、発光表示体Aは芯材1の外周
に3本の導体21〜23と3本の絶縁スペーサ3
1〜33を撚線状に巻付けて構成されており、半
導体チツプ4′は3本の導体21〜23のうちの
1本、つまり23の上面に銀スペース8などを用
いて固着されており、その上部よりボンデイング
ワイヤ6を介して別の導体21,22に接続し、
更にその全体を透光性の熱硬化性樹脂で形成した
封止膜7内に封入してある。5は可撓性合成樹脂
で形成された被包体である。半導体チツプ4′の
配列構成は、図示のようなものに限定はされない
が、半導体チツプ4′、ボンデイングワイヤ6を
含む発光部を上記したような封止膜7内に封入し
て保護しておくと発光表示体Aの折曲げや捩じり
の際に発光部の破損を効果的に防止できるもので
ある。
次に、発光体素子の取付を省略した本考案の他
例を第6図,第7図に示す。
第6図に示したものは、芯材1の外周に2本の
線状導体21′,22′と、2本の線状スペーサ3
1′,32′を巻付けたもので、発光体素子は省略
されている。芯材1は導体21′,22′とスペー
サ31′,32′との間に隙間を生じないようにす
るため、その外径を線状導体21′,22′やスペ
ーサ31′,32′の外径よりも小さくしてある。
第7図に示したものは、芯材1の外周に4本の
線状導体21″〜24″と、線状スペーサ31″〜
34″を巻付けたもので、第6図に示したものと
同様に発光体素子を省略してある。
この場合にも芯材1の外径は、線状導体21″
〜24″やスペーサ31″〜34″の外径に比べて
大きくして、やはり線状導体21″〜24″とスペ
ーサ31″〜34″との間に隙間を生じない構造に
してある。
本考案の発光表示体Aにおいて使用される導体
やスペーサの数は任意でよく、通常は2〜8本位
の範囲で任意に選択される。
以上のような構造の発光表示体Aは、所定寸法
の棒状体や連続した棒体などに形成され、特に後
者のように形成した場合には電線コードのように
不図示のドラムなどに巻回され、使用時には任意
の長さに切断され、任意の形状に湾曲あるいは折
曲されて使用される。
また、このような構造の発光表示体Aは、通電
部材となる導体間の通電を制御回路により選択的
に行うようにすれば、被包体5内に配置された発
光体素子4の任意のものを点灯して任意の点灯パ
ターンを実現できることは説明するまでもない。
以上の構造の本考案によれば、作用及び効果の
欄において説明したような特有の作用、効果が奏
されるものであるが、実願昭59−57550号におい
て提案された発光表示体と同様に次の(1)〜(5)で示
すような効果が奏されるものである。
(1) 折曲したり、湾曲したりするだけで任意の形
状の発光表示体が得られる。
(2) 接着材やビス等を用いれば簡単に取付けでき
るので、各々の発光体を半田付けなどにより逐
一実装する面倒さはなく、取付が極めて便利で
ある。
(3) 発光表示体の点灯、点滅動作に必要な通電部
材はすべて被包体内に封入されるので、リード
ワイヤの配線手間は不要である。
(4) 発光体素子の各々は、合成樹脂被包体により
水密封止されているので屋外に使用するには好
都合である。このような利点のため、特にネオ
ンサインの代用として広告用の文字灯やデイス
プレイの装飾灯、トラツク等の巻き込み事故防
止ガイドなどに取付けて好適に使用できる。
(5) 発光体素子として発光ダイオードが用いられ
る場合には、その材料に特有な単色光に近い美
しい光を放射するのでデイスプレイ用の装飾灯
として使用するには特に好適であるうえに、球
切れがなく、消費電力も少ないので、寿命が長
く、トータルコストが安いなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す斜視図、
第2図はその横断面構造図、第3図イ及びロは発
光体素子として使用される固体ランプの一例を示
す縦断面、第4図は本考案の第二の実施例を示す
斜視図、第5図はその縦断面構造図、第6図,第
7図は発光体素子を省略した本考案の他例の横断
面構造を示す図である。 符号の説明、Aは本考案の発光表示体、1は透
光性の可撓性絶縁素材で形成された芯材、21〜
23,21′〜22′,21″〜24″は通電部材を
構成する連続した導体、31〜33,31′〜3
2′,31″〜34″は連続したスペーサ、4,
4′は発光体素子を構成する固体ランプ及び半導
体チツプ、5は透光性の可撓性合成樹脂被包体で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 可撓性絶縁素材により形成された棒状の芯線
    部の外周に、少なくとも2本以上の連続した線
    状導体を、同数の連続した線状絶縁スペーサを
    介在させて撚線状に巻付けるとともに、これら
    の線状導体の各々には線状絶縁スペーサ側に設
    けた発光体素子より導出させた2本のリードを
    接続させ、その全体を、発光体素子の発光面側
    を少なくとも透光性素材で形成した可撓性合成
    樹脂被包体内に封入させて成る折曲可能な発光
    表示体。 (2) 上記発光体素子が、半導体チツプによつて構
    成されたものである実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の発光表示体。 (3) 上記発光体素子が、半導体チツプを予め透光
    性の熱硬化性樹脂内に封入された固体ランプに
    よつて構成されたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の発光表示体。
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