JPH0330357A - 半導体チップの製造方法 - Google Patents

半導体チップの製造方法

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JPH0330357A
JPH0330357A JP1164720A JP16472089A JPH0330357A JP H0330357 A JPH0330357 A JP H0330357A JP 1164720 A JP1164720 A JP 1164720A JP 16472089 A JP16472089 A JP 16472089A JP H0330357 A JPH0330357 A JP H0330357A
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cavities
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体チップとその製造方法とに関するもの
で、特に、半導体ウェハをダイシング工程によって切分
けて複数の半導体チップを得る際に、各半導体チップ上
の電子素子領域の内部に達するような割れが半導体チッ
プ内に生じないようにするための改良に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置の製造技術において周知のように、電子素子
領域の配列が形成された半導体ウェハをダイシングによ
って切分けることにより、それぞ′れが電子素子領域を
有する複数の半導体チップが得られる。第6A図は、半
導体基板1の一主面上に電子素子領域20の配列が形成
された状態での半導体ウェハの部分断面図であり、この
半導体ウェハの部分平面図である第7A図の6A−6A
断面図に相当する。各電子素子領域20は、少なくとも
ひとつの電子素子を含んだ活性領域2と、この活性領域
2を覆うシリコン酸化膜4を有している。なお、この明
細書における「活性領域」とは、電子素子の動作に関与
する構造を総称する用語であって、pn接合構造のほか
、M OS 構造などの種々の構造を含んでいてもよい
。そして、図面中では、それらの細部を区別せずに活性
領域2として示しである。
各シリコン酸化膜4の上面には、パッシベーション膜と
してシリコン窒化膜10が形成されている。そして、互
いに隣接するシリコン酸化膜4の間には、電子素子領域
20を相互に分離するとともに、ダイシングのための空
間を規定するための分離帯すなわちダイシングライン(
ストリートライン)5が設けられている。
この+、!+−導体ウエバのつイシング工程では、この
工程1における半導体ウェハの部分平面図である第7B
図とその6B−6B断面図である第6B図に示すように
、ダイシングライン5に沿って半導体基板1に切断溝1
4を形成する。そして、この切断溝14を境界として各
電子素子領域20をI1互に引離し、それによって半導
体ウェハを複数の半導体チップへと分離する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようなダイシング工程において、回転ブ
レードやダイアモンドスクライバを用いる機械的ダイシ
ング法と、レーザスクライバなどを用いる非機械的ダイ
シング法とが知られている。
このうち、特に機械的ダイシング法を用いた場合には、
機械的振動や切削応力が半導体ウェハに加わるため、切
断溝14から電子素子領域2oへと伸びる割れ50が、
半導体基板1に発生することがある。そして、この割れ
50が活性領域2に達する場合には、ダイシングによっ
て得られた半導体チップは不良品となる場合がある。そ
の結果、ダイシング工程における歩留まりを向上させる
ことが困難となって、半導体チップ、ひいてはそれを搭
載して得られる半導体装置のコストアップにもつながる
という問題がある。また、割れによって半導体装置の信
頼性が低下してしまうという問題もある。
この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、半導体ウェハを切分けることによって製造され
る半導体チップであって、その切分は時に電子素子領域
の内部に達する割れを防止可能で、歩留まりや信頼性が
高い半導体チップを提供することを第1の目的とする。
また、第2の目的は、半導体ウェハの切分は時に電子素
子領域の内部に達する割れを防止することができるよう
な半導体チップの製造方法を提供することである。
さらに、第3の目的は、上記第2の目的を達成するにあ
たって、新たな問題を生じさせることなく、製造プロセ
スがあまり複雑化しない方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の第1の目的を達成するため、この発明の第1の構
成においては、電子素子領域の配列を含んだ半導体ウェ
ハを切分けて得られた半導体チップとして、(a)  
少なくともひとつの凹溝が一主面上の周縁部分に沿って
形成された半導体基板と、(b)  少なくともひとつ
の電子素子を含み、前記N14.導体基板の前記一主面
のうち前記少なくともひとつの凹溝によって取囲まれた
部分に形成された電子素子領域とを備える半導体チップ
を提供する。
また、第2の[!的を達成するため、この発明の第2の
構成では、電子素子領域の配列を含んた半導体ウェハを
切分けて複数の半導体チップを製造するにあたって、 
(a)  それぞれが少なくともひとつの電子素子を含
んだ複数の電子素子領域を、所定の幅を有する分離帯に
よって互いに空間的に分離しつつ前記半導体ウェハの一
主面上に形成し、それによって前記一主面上に前記複数
の電子素子領域の配列を得る工程と、(b)  前記分
離帯のに、前記分離帯の長手方向に沿ってN本(N≧2
)の凹溝を平行に形成し、それによって(N−1)本の
配列間隔スペースと交互に前記N本の第1の凹溝が配列
した凹溝平行配列を得る二[程と、(c)前記(N−1
)本の配列間隔スペースのうちのひとつを通り、かつ前
記分離帯の長手方向に沿って伸びる切断線に沿って前記
半導体ウェハを切分け、それによって、それぞれが電子
素子領域を有する複数の半導体チップを得る工程とを備
える方法を提供する。
さらに、第3の目的に対応する第3の構成では、上記第
2の方法による製造方法において、まず、前記工程(a
)が、(a−1)それぞれが少なくともひとつの電子素
子を含んだ複数の活性領域の配列を前記一主面に形成す
る工程と、(a−2)前記複数の活性領域のそれぞれの
上に第1の絶縁層を設けることにより複数の第1の絶縁
層を得る工程とを含むよう、にする。
また、工程(b)が、(b−1)前記分離帯の中央部に
、前記分離帯の前記長手方向に沿って伸びる帯状の第2
の絶縁層を形成する工程と、(b−2)前記分離帯のう
ち、互いに隣接する2つの第1の絶縁層と前記第2の絶
縁層との間に存在する一対のエリアの上に、前記第1と
第2の絶縁層のうち少なくとも前記第2の絶縁層に対し
てそれぞれギャップを隔てて、前記長手方向に伸びる帯
状の第1と第2の耐エツチング層をそれぞれ形成する工
程と、(b−3)前記第1と第2の耐エツチング層をマ
スクとして用いつつ、前記ギャップを介して前記半導体
ウェハを選択的にエツチングし、それによって、前記半
導体ウェハのうち前記ギャップの下に存在する各部分に
帯状の空洞をそれぞれ形成して複数の空洞を得る工程と
を含むようにする。これによって、前記N本の凹溝は前
記複数の空洞として得られる。また、前記切断線は前記
第2の絶縁層の上に設定される。
[作用〕 第1の構成による半導体チップにおいては、゛ト導体ウ
ェハを切分けてこの半導体チップをiする際に切断部位
から割れが生じたとしても、この割れは凹溝に向って走
るため、電子素子領域の内部にまで割れが達する可能性
を低減できる。
また、第2の構成による製造方法では、電子素子領域の
分離帯中に複数の凹溝を形成し、それらの間の位置で半
導体ウェハを切分けるため、分離溝をはさんで互いに隣
接する電子素子領域のいずれにおいても、割れを凹溝の
位置で止めることができる。
さらに、第3の構成では、分離帯の中に設けた耐エツチ
ング層をマスクとして用いつつ半導体ウェハのエンチン
グを行い、それによって得られた空洞を上記凹溝として
用いるため、分離帯の中での凹溝の位置決めが容易であ
り、複雑なプロセスを要しない。また、切断線は第2の
絶縁層の上に設定されるため、切り分けによって耐エツ
チング層が飛散って半導体チップ上を汚染するなどの新
たな間;jは生じない。
〔実施例〕
第1A図〜第1L図は、この発明の一実施例による半導
体チップの製造方法を、主要な製造段階における断面図
として示す図である。まず、第1A図に示すように、ウ
ェハ状態のシリコン基板1を準備する。そして、第1B
図に示すように、シリコン基!21の一主面上に、活性
領域2の配列を形成する。この活性領域2のそれぞれの
中には少なくともひとつの電子素子が形成されているが
、既述した第6A図と同様に、活性領域2の内部構成は
省略して描かれている。また、第1B図中には示されて
いないが、活性領域2はシリコン基板1上においてマト
リクス状に配列されている。そして、互いに隣接する活
性領域2の間には、それらを互いに分離するエリア3が
設けられている。
次の製造工程を示す第1C図において、各活性領域1を
個別に覆うように、シリコン酸化膜4aが形成される。
シリコン酸化膜4aのIvさは、たとえば3000〜3
500人である。活性領域2のそれぞれが電子素子領域
20のひとつずつに割当てられることにより、シリコン
酸化膜4aのそれぞれの広がりが、電子素子6r1域2
0のそれぞれの広がりを規定する。また、互いに隣接す
る電子素子−6J!i域20の間には、所定の幅を有す
る分離帯5が存在している。
第2A図は、第1C図に対応する平面図であって、第2
A図のC−C断面が第1C図で表現されている。電子素
子領域20がマトリクス状に配列していることに対応し
て、分離帯5はラティス状に配列している。分離帯5は
後のダイシング−[、程においてダイシングラインとな
る領域である。
そして、その後に、シリコン基板1の上面の全域にわた
って、シリコンIf!ll4b(第1D図)をCVD法
によって堆積させる。このシリコン酸化膜4bの厚さは
、たとえば4000〜4500人である。次に、写真製
版法を用いてシリコン酸化1fi4bを選択的に取除き
、第1E図に示すように、分離帯5の中央部のシリコン
酸化11i4dと、電子素子領域20上のシリコン酸化
@4Cとを残す。シリコン酸化膜4aと40とは同一の
材料で形成されているため、これらは全体として、厚さ
7000〜9000人のシリコン酸化膜4となる。した
がって、後述する第1F図〜第1L図および第3A図、
第3B図では、シリコン酸化II!4a、4cの境界線
は示されていない。分離帯5の中央部に残ったシリコン
酸化膜4dの厚さDは、4000〜4500人である。
第1E図に対応する平面図が第2B図に示されており、
第2B図のE−E断面が第1E図で表現されている。酸
化シリコン膜4dは分離帯5の中央部のみに形成されて
分離帯5の長手方向に沿って伸びているため、第1E図
かられかるように、酸化シリコン膜4dと4との間には
ギャップスペース7が存在する。
次の工程(第1F図)では、シリコン基板1上面の全域
にわたって、スパッタリング法により白金It!II 
8を形成する。この白金膜8の形成は、電子素子領域2
0における配線工程との関連で行ってもよい。そして、
第1F図の状態となっているウェハを加熱炉に入れ、所
定の時間だけこのウェハを加熱して白金シンターを行う
。すると、第1G図に示すように、白金膜8のうちギャ
ップスペース7の底面エリアに存在する部分が、シリコ
ン基板1から拡散してきたシリコン原子を受入れて、白
金シリサイド膜9となる。白金膜8の残りの部分はシリ
コン酸化膜4dまたは4と接触しており、白金と酸化シ
リコンとは熱反応しないため、これらの部分は白金のま
まである。また、白金シリサイド膜9の両側面9aには
白金の薄い層(第1G図には図示せず。)が残る。それ
は、この両側面Q aがシリコン基板1に接触しておら
ず、シリコンと白金との反応が実質的に生じないためで
ある。
次に、第1G図の状態のウェハを王水に浸漬させ、それ
によって白金1II8を取除く。さらに、電子素子領域
20上にアルミ配線(図示せず)などを設ける。これら
の工程を経たウェハの断面が第1H図に、また、その部
分拡大図が第3A図に示されている。第1H図において
、分離帯すなわちダイシングライン5の幅Wは約60μ
m1シリコン酸化膜4dの幅W。は約50μm1そして
、ギャップスペース70幅Wlは約5μmである。また
、白金シリサイド膜9の両側面9a(第3A図)とシリ
コン酸化膜4d、4との間の白金は王水によって除去さ
れるため、白金シリサイド膜9とシリコン酸化$4d、
4との間にはギャップ7a。
7bが形成される。そして、このギャップ7a。
7b底面は、シリコン基板1の露出面1a、lbとなっ
ている。
次の工程(第1夏図)では、シリコン基板1の上面の全
域にわたって、パッシベーション膜としての窒化シリコ
ン11110を、プラズマCVD法を用いて形成する。
そして、窒化シリコン膜10のうち、シリコン酸化II
![4の上に存在する部分を覆うように、レジスト膜1
1を形成する。次に、CF4−O2系ガスを用いたプラ
ズマエツチングにより、窒化シリコンM10を選択的に
除去する。
この除去処理におけるエツチング時間を、窒化シリコン
1II110のうちレジストll!111に覆われてい
ない部分が完全に除去されるためたの時間よりも、約1
0%(たとえば30秒から1分程度)長い時間に設定す
る。すると、プラズマ状態のガスがギャップ7a、7b
 (第3A図)を通ってシリコン基板1の露出面1a、
lbに到達し、この露出面1a、lbの下部に存在する
シリコン基板1の部分がエツチングされる。その結果、
第1J図および第3B図に示すように、ギャップ7a、
7bの下に空洞12.13が形成される。この空洞12
.13の形成において、白金シリサイドis 9はマス
クとして機能する。空洞12.13のそれぞれの深さH
(第3B図)は、約1μmが望ましい。
一方、エツチング時のアンダーカットによって、空洞1
2.13は横方向にも伸びる。その結果、空洞12.1
3の断面形状は円弧または楕円弧に近い形状となり、深
さHを深くとろうとすると、空洞12.13の横方向の
サイズも増加する。これら2つの空洞12.13が互い
に連通してしまわないためには、空洞12.13の横方
向(つまり、シリコン基板1の主面に平行な方向)の幅
の1/2に相当する長さdtが、白金シリサイド膜9の
横方向の幅の1/2に相当する長さd2よりも小さいこ
とが必要である。白金シリサイド膜9の横方向の幅W1
 (第1H図)が約5μmであるときには、長さdlが
約2.5μm以下となるようにエツチング時間を定める
。深さHに対する上述の数値例すなわち1μmは、この
条件を満足しつつ、後のダイシングニし程での割れのコ
ントロール能力を十分に発揮し得る空洞12.13を与
える。
第3B図かられかるように、空洞12.13は閉鎖空洞
ではなく、ギャップスペース7a、7bへ連通する開口
を持った凹溝と見なすことができる。jfllJ図に対
応した平面図である第2C図では、空洞12.13は描
かれていないが、その部分拡大図である第2D図には、
白金シリサイド膜9の両エツジE、E2を軸線とする空
洞12゜■ 13が破線によって示されている。ただし、第2C図の
J−J断面が第1J図に相当する。
第2D図かられかるように、互いに隣接する2つの電子
素子領域20の間には、2つの空洞12と2つの空洞1
3との、合計4つの空洞が存在する。すなわち、互いに
隣接する2つの電子素子領域20の間に存在する空洞(
凹溝)の数をNとしたとき、この実施例ではN−4とな
っている。また、空洞12.13の各々は、電子素子領
域20を取囲むように伸びている。
第1K図はダイシング工程を示している。シリコン酸化
膜4dの上面中心部に、分離溝5の長手方向(つまり第
1K図の紙面に垂直な方向)に伸びる切断線(図示せず
)が設定され、この切断線に沿って切断溝14が1ヒ成
される。切断溝14は、たとえばシリコン基板1の1v
さの約半分に相当すル深さを有し、ブレードスクライバ
を用いて形成される。この切断溝14の形成を通じて、
シリコン酸化膜4dは一対のシリコン酸化膜4eへと分
離される。このダイシング工程において、切断溝14か
ら伸びる割れ15が、シリコン基板1に発生することが
ある。しかしながら、はとんどの場合、この割れ15は
空洞12に向かって伸びて、この空洞12で止まる。そ
の結果、割れが電子素子領域20の内部、とくに活性領
域2に及ぶことはほとんどない。割れを空洞12におい
て止めることができない場合でも、第1K図中に仮想線
の割れ16で示すように、この割れは他方の空洞13に
おいて止めることができる。
空洞12.13のうち、切断溝14により近い側に位置
する空洞12が特に重要である。それは、空洞12は活
性領域2から比較的遠い位置にあるため、割れを活性領
域2から遠い位置で止めることができるからである。
互いに隣接する2つの電子素子領域200間には、合計
4本の空at2.13が存在する。そして、これら4本
の空洞は、3つの配列間隔スペース、すなわち、第1K
図の左側に存在する空洞]−2,13の間の第1のスペ
ース、2つの空洞12の間の第2のスペース、そして、
第1K図の右側にa存する空洞12.13の間の第3の
スペースと、交−Uに配列している。切断線14がこれ
らの3つの配列間隔スペースのうちのひとつ、すなわち
第2のスペース中に設定されているため、切断線14は
、4本の空洞12..13を第1K図の左側に存在する
第1の空洞グループG1と、第1K図の右側に存在する
第2の空洞グループG2とに分類する境界線となってい
る。一般に、Nを2以上の整数として、N本の空洞(凹
溝)は(N−1)個の配列間隔スペースと交互に配列す
るように形成され、これらの配列間隔スペースのうちの
ひとつの中に切断溝が形成される。その結果、N1゜N
2を、 N、+N2−N           ・・・(1)を
満足する正整数としたとき、N本の空洞は、方の電子素
子領域側のN1本の空洞と、他方の電子素子領域側のN
2本の空洞とに分離される。
この発明の原理を満足するための基本条件はN≧2. 
 N  ≧1.N2≧1     ・・・(2)! であり、望ましくは、 N≧4.  N  ≧2.N2≧2     ・・・(
3)が満足されるように、N、N、N2を決定する。
第1K図に示す実施例においては、 N−4,N  −N2−2       ・・・(4)
となっている。
第1K図に対応する平面図が第2E図に示されているが
、第2E図では空洞12.13は白金シリサイド膜9の
両エツジE、E2の位置付近に存在することのみが示さ
れており、空洞12.13の詳細は示されていない。第
2E図のK −K 断面が第1K図に相当する。
第1に図および第2E図で示される状態となったウェハ
が、第4図にウェハ40として示されている。ウェハ4
0はその裏面がビニールシート41に貼付けられ、ビニ
ールシート41は、第4図に矢印で示すように放射状に
引張られる。それによって、ビニールシート41は放射
状外向きに伸長し、ウェハ40は切断溝14のそれぞれ
において半導体チップ30へと分離する(ブレークエキ
スバンド工程)。
第2F図は、このブレーキエキスバンドニし程における
ウェハの部分平面図であり、そのL−L断面図が第1L
図に示されている。ブレーク而42(第1L図)は切断
溝14の下面から伸びてシリコン基板1の裏面にまで達
し、それによって、電子素子領域20を含んだ半導体チ
ップ3oが複数個得られる。割れ15または16が生じ
ていたとしても、この割れ15.16は活性領域2へ達
していないため、これらの半導体チップ30を不良品と
して廃棄する必要はない。その結果、半導体チップ30
の製造における歩留まりゃ、半導体チップ30の電気的
特性における信頼性が向上する。
また、切断線14は、白金シリサイド膜9の中ではなく
、シリコン酸化1114dの中に設けられるため、ダイ
シング工程において白金シリサイドの切削飛沫が半導体
チップ30に付着し、半導体チツブ30の電気的特性に
影響を与えることはない。
シリコン酸化膜4dの切削飛沫は電気的絶縁物であるた
め、仮にそれが半導体チップ30に付むしてもその電気
的特性に対する影響はほとんどない。
このようにして得られた半導体チップ30は、ボンディ
ング工程やパッケージング工程などに送られ、゛I6導
体装置として完成する。第5図はボンディング工程にお
ける半導体チップ30の平面図である。電子素子領域2
0の端部に所要数のポンディングパッド34か設けられ
、このポンディングパッド34に外部配線35が接続さ
れている。
第5図では、ポンディングパッド34および外部配線3
5の一部分のみが示されている。また、第5図の3B−
3B断面は、実質的に第3B図に対応する。
第5図の半導体チップ30の構造は次のように表現する
ことができる。すなわち、まず、半導体チップ30の周
縁部33上にはシリコン酸化ll!1I4eからなる矩
形の絶縁リング32が存在する。また、その内側には、
白金シリサイド1119からなる矩形の金属/半導体+
326材料リング31が存在する。金属/゛16導体複
合材料リング31の両エツジE、E2に対応する位置に
は、シリコン基板111に、空洞12.13が存在する
(第5図においてもまた、空洞12.13の詳細は示さ
れていない。)そして、これらの絶縁リング32.複合
材料リング31および空洞12.13によって取囲まれ
ている゛1′導体基板1の中央部には電子素子領域20
が存在する。
そして、空洞12.13が周縁部33に設けられている
ことにより、この半導体チップ30をウェハの切分けに
よって製造する場合において、割れが電子素子領域20
の内部に侵入することを防11できる。このため、第5
図の半導体チップ30は、その製造を高い歩留まりで行
うことができるとともに、信頼性も高い好ましいチップ
となっている。空洞12.13を形成するための上程は
71i子素子領域20を構成するための工程との関連で
行うことができるため、半導体装置製造のための全工程
の数をあまり増加させる必要もない。
なお、この発明は、たとえば以下のような変形を加えて
実施することも可能である。
白金シリサイド膜9を設ける目的は、これをマスクとし
て用いつつ空洞(凹溝)12.13を形成することであ
る。このため、一般には、白金シリサイド膜9は他の種
類の耐エツチング層であってしよい。たとえば、白金膜
8のかわりに、タングステンやモリブデンなどを用いる
ときには、白金シリサイド膜9のかわりにタングステン
シリサイド膜やモリブデンシリサイド膜が得られる。
この発明は電子素子領域20の内部構造を制限するもの
ではないから、個別半導体素子と集積回路との双方に適
用+17能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の第1の構成によれば、
電子素子領域を取囲む凹溝を半導体チップに形成してお
くことにより、ウェハを切分けてこの半導体チップを得
る際の割れが電子素子領域の内部に侵入することを防止
できる。このため、半導体チップの歩留まりと信頼性と
が向上する。
また、第2の構成による製造方法では、電子素子領域の
分離帯中に複数の凹溝を形成し、それらの間の位置で半
導体ウェハを切分けるため、分離溝をはさんで互いに隣
接する電子素子領域のいずれにおいても、割れを凹溝の
位置で11:、めることかできる。このため、この方法
によって製造される半導体チップの信頼性と歩留まりと
が向上する。
さらに、第3の構成では、分離帯の中に設けた耐エツチ
ング層をマスクとして用いっつ半導体ウェハのエツチン
グを行い、それによって得られた空洞を上記凹溝として
用いるため、分離帯の中での凹溝の位置決めが容易であ
り、複雑なプロセスを要しない。また、切断線は第2の
絶縁層の上に設定されるため、切り分けによって耐エツ
チング層が飛散って半導体チップ上を汚染するなとの新
たな問題は生じないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1A図から第1L図はこの発明の一実施例を示す断面
図、第2A図から第2F図は実施例中の各−に程におけ
る部分平面図、第3A図および第3B図はそれぞれ第1
H図および第1J図に示す状態の部分拡大図、第4図は
ブレークエキスバンド工程の説明図、第5図は実施例の
半導体チップの31乏面図、第6A図および第6B図は
従来方法を示す断面図、第7A図および第7B図はそれ
ぞれ第6A図におよび第6B図に対応する部分甲面図で
ある。 図において、1はシリコン基板、2は活性領域、4.4
a〜4eはシリコン酸化膜、5は分離帯(ダイシングラ
イン)、8は白金膜、9は白金シリサイド膜(耐エツチ
ング層)、12.13は空洞(凹溝)、20は電子素子
領域、30は半導体チップである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 20:電子素子領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子素子領域の配列を含んだ半導体ウェハを切分
    けて得られた半導体チップであって、(a)少なくとも
    ひとつの凹溝が一主面上の周縁部分に沿って形成された
    半導体基板と、 (b)少なくともひとつの電子素子を含み、前記半導体
    基板の前記一主面のうち前記少なくともひとつの凹溝に
    よって取囲まれた部分に形成された電子素子領域とを備
    える半導体チップ。
  2. (2)電子素子領域の配列を含んだ半導体ウェハを切分
    けて複数の半導体チップを製造する方法であって、 (a)それぞれが少なくともひとつの電子素子を含んだ
    複数の電子素子領域を、所定の幅を有する分離帯によっ
    て互いに空間的に分離しつつ前記半導体ウェハの一主面
    上に形成し、それによって前記一主面上に前記複数の電
    子素子領域の配列を得る工程と、 (b)前記分離帯の中に、前記分離帯の長手方向に沿っ
    てN本(N≧2)の凹溝を平行に形成し、それによって
    (N−1)本の配列間隔スペースと交互に前記N本の第
    1の凹溝が配列した凹溝平行配列を得る工程と、 (c)前記(N−1)本の配列間隔スペースのうちのひ
    とつを通り、かつ前記分離帯の長手方向に沿って伸びる
    切断線に沿って前記半導体ウェハを切分け、それによっ
    て、それぞれが電子素子領域を有する複数の半導体チッ
    プを得る工程とを備える、半導体チップの製造方法。
  3. (3)請求項2の製造方法において、 前記工程(a)が、 (a−1)それぞれが少なくともひとつの電子素子を含
    んだ複数の活性領域の配列を前記一主面に形成する工程
    と、 (a−2)前記複数の活性領域のそれぞれの上に第1の
    絶縁層を設けることにより複数の第1の絶縁層を得る工
    程とを含み、 工程(b)が、 (b−1)前記分離帯の中央部に、前記分離帯の前記長
    手方向に沿って伸びる帯状の第2の絶縁層を形成する工
    程と、 (b−2)前記分離帯のうち、互いに隣接する2つの第
    1の絶縁層と前記第2の絶縁層との間に存在する一対の
    エリアの上に、前記第1と第2の絶縁層のうち少なくと
    も前記第2の絶縁層に対してそれぞれギャップを隔てて
    、前記長手方向に伸びる帯状の第1と第2の耐エッチン
    グ層をそれぞれ形成する工程と、 (b−3)前記第1と第2の耐エッチング層をマスクと
    して用いつつ、前記ギャップを介して前記半導体ウェハ
    を選択的にエッチングし、それによって、前記半導体ウ
    ェハのうち前記ギャップの下に存在する各部分に帯状の
    空洞をそれぞれ形成して複数の空洞を得る工程とを含み
    、 前記N本の凹溝は前記複数の空洞として得られるととも
    に、 前記切断線は前記第2の絶縁層の上に設定されることを
    特徴する、半導体チップの製造方法。
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