JPH0332314B2 - - Google Patents
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- JPH0332314B2 JPH0332314B2 JP57190605A JP19060582A JPH0332314B2 JP H0332314 B2 JPH0332314 B2 JP H0332314B2 JP 57190605 A JP57190605 A JP 57190605A JP 19060582 A JP19060582 A JP 19060582A JP H0332314 B2 JPH0332314 B2 JP H0332314B2
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- signal
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/06—Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子整流子型の電動機(モータ)に関
するものである。
するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、電子整流子型の電動機では、出力電圧の
一定な直流電源からトランジスタ等を用いて減
圧・制御し、たとえば電動機の速度に対応した駆
動電圧を供給していた。しかし、この様な構成で
は、駆動トランジスタにおけるコレクタ損失がか
なり大きく、電源の供給電力に対する有効消費電
力の比(電力効率)は小さく、10〜30%程度であ
つた。
一定な直流電源からトランジスタ等を用いて減
圧・制御し、たとえば電動機の速度に対応した駆
動電圧を供給していた。しかし、この様な構成で
は、駆動トランジスタにおけるコレクタ損失がか
なり大きく、電源の供給電力に対する有効消費電
力の比(電力効率)は小さく、10〜30%程度であ
つた。
本出願人は、特願昭57−34564号において、オ
ン・オフ動作するスイツチングトランジスタを含
んで構成されをスイツチング方式の電圧変換器を
使用し、駆動トランジスタの動作電圧が所定の値
となるように電圧変換器の出力電圧を制御する電
子整流子型の電動機を提案している。このような
構成の電動機では、駆動トランジスタのコレクタ
損失が小さく、かつ電圧変換器での変換効率も良
いために、その電力効率は著しく改善されてい
る。ところで、この電動機では、駆動トランジス
タの動作電圧を検出し、その検出信号に応じて電
圧変換器の出力電圧を制御しているために、電動
機の停止動作時においてその出力電圧が零となつ
ており、起動・加速指令入力時点より過渡的に電
圧変換器の出力電圧を零から最大値または所定の
値に大きくしなければならない。そのため、起動
時間が少し大きくなつていた。
ン・オフ動作するスイツチングトランジスタを含
んで構成されをスイツチング方式の電圧変換器を
使用し、駆動トランジスタの動作電圧が所定の値
となるように電圧変換器の出力電圧を制御する電
子整流子型の電動機を提案している。このような
構成の電動機では、駆動トランジスタのコレクタ
損失が小さく、かつ電圧変換器での変換効率も良
いために、その電力効率は著しく改善されてい
る。ところで、この電動機では、駆動トランジス
タの動作電圧を検出し、その検出信号に応じて電
圧変換器の出力電圧を制御しているために、電動
機の停止動作時においてその出力電圧が零となつ
ており、起動・加速指令入力時点より過渡的に電
圧変換器の出力電圧を零から最大値または所定の
値に大きくしなければならない。そのため、起動
時間が少し大きくなつていた。
また、特願昭57−34564号に記載された電動機
を速度制御する場合には、加速トルクによりモー
タ可動部を所定の速度まで加速すると共に、その
速度が大きくなりすぎると(オーバーシユート
時)減速トルクを発生させ、速度制御への引込み
時間を短かくするようになす方法が使用される。
しかし、この様な方法を用いると、減速トルクの
発生時に電圧変換器の出力電圧が小さくなりす
ぎ、加速トルク側に切り換つた時に一時的に駆動
トランジスタが飽和してしまい、すみやかな起
動・整定特性を得ることができなくなつていた。
を速度制御する場合には、加速トルクによりモー
タ可動部を所定の速度まで加速すると共に、その
速度が大きくなりすぎると(オーバーシユート
時)減速トルクを発生させ、速度制御への引込み
時間を短かくするようになす方法が使用される。
しかし、この様な方法を用いると、減速トルクの
発生時に電圧変換器の出力電圧が小さくなりす
ぎ、加速トルク側に切り換つた時に一時的に駆動
トランジスタが飽和してしまい、すみやかな起
動・整定特性を得ることができなくなつていた。
これについて、第1図の動作説明図の波形図を
用いて説明する。第1図aは正常な速度制御時の
1相のコイルの端子電圧波形を表わしており、
VMは電圧変換器の出力電圧、縦線部分は電流に
よる電圧降下部分を示している。駆動トランジス
タは少しの動作電圧で能動的に動作している。第
1図bにモータ可動部の回転速度が所定値より大
きくなり、減速トルクを発生している場合のコイ
ルの端子電圧波形を示す。減速トルク発生時に
は、コイルへの電流が流れるタイミングが電気的
に180゜ずらされ、その値は回路的に制限されてい
る。従つて、電圧変換器の出力電圧VMはコイル
の逆起電圧に対応する値まで小さくなる。このよ
うな状態から、モータ可動部の回転速度が所定値
より小さくなると(アンダーシユート)、駆動ト
ランジスタは指令信号に応じた電流を流すように
動作するが、VMが小さくなつているために十分
な電流が供給しきれなくなる。
用いて説明する。第1図aは正常な速度制御時の
1相のコイルの端子電圧波形を表わしており、
VMは電圧変換器の出力電圧、縦線部分は電流に
よる電圧降下部分を示している。駆動トランジス
タは少しの動作電圧で能動的に動作している。第
1図bにモータ可動部の回転速度が所定値より大
きくなり、減速トルクを発生している場合のコイ
ルの端子電圧波形を示す。減速トルク発生時に
は、コイルへの電流が流れるタイミングが電気的
に180゜ずらされ、その値は回路的に制限されてい
る。従つて、電圧変換器の出力電圧VMはコイル
の逆起電圧に対応する値まで小さくなる。このよ
うな状態から、モータ可動部の回転速度が所定値
より小さくなると(アンダーシユート)、駆動ト
ランジスタは指令信号に応じた電流を流すように
動作するが、VMが小さくなつているために十分
な電流が供給しきれなくなる。
さらに、駆動トランジスタの動作電圧を検出し
て電圧変換器の出力電圧VMを制御する帰還ルー
プの動作がオーバーシユートやアンダーシユート
を有する場合には、減速トルクの発生時にVMが
一時的に小さくなりすぎ(アンダーシユート)、
コイルの端子電圧が負になる瞬間が生じていた
(逆起電圧が大きい場合であり、第1図dに示
す)。このような負電圧になる瞬間の存在は、駆
動トランジスタとその周辺回路のトランジスタや
抵抗を単一のシリコンチツプ上に集積化した時
に、駆動トランジスタのコレクタ(n形)とシリ
コンチツプ基板(p形)および他のトランジスタ
のコレクタ(n形)による寄生npnトランジスタ
を活性化し、その回路動作を大幅に乱し、動作不
安定や速度制御の引込特性の悪化を招き、大きな
問題となつていた。
て電圧変換器の出力電圧VMを制御する帰還ルー
プの動作がオーバーシユートやアンダーシユート
を有する場合には、減速トルクの発生時にVMが
一時的に小さくなりすぎ(アンダーシユート)、
コイルの端子電圧が負になる瞬間が生じていた
(逆起電圧が大きい場合であり、第1図dに示
す)。このような負電圧になる瞬間の存在は、駆
動トランジスタとその周辺回路のトランジスタや
抵抗を単一のシリコンチツプ上に集積化した時
に、駆動トランジスタのコレクタ(n形)とシリ
コンチツプ基板(p形)および他のトランジスタ
のコレクタ(n形)による寄生npnトランジスタ
を活性化し、その回路動作を大幅に乱し、動作不
安定や速度制御の引込特性の悪化を招き、大きな
問題となつていた。
発明の目的
本発明はそのような点を考慮し、可変出力の直
流電圧を取り出すことのできるスイツチング方式
の電圧変換手段を使用した電力効率の良い、起
動・加速、速度制御の引込特性の改善された電子
整流子型の電動機を提供することを目的とするも
のである。
流電圧を取り出すことのできるスイツチング方式
の電圧変換手段を使用した電力効率の良い、起
動・加速、速度制御の引込特性の改善された電子
整流子型の電動機を提供することを目的とするも
のである。
発明の構成
本発明は、界磁手段と、複数相のコイルと、モ
ータ可動部の位置を検出する位置検出手段と、前
記モータ可動部の速度を検出し、速度に応動した
電圧信号とデイジタル信号を出力する速度検出手
段と、前記コイルと直流電源の間に挿入され、オ
ン・オフ動作するスイツチングトランジスタのオ
ン時間比率に比例もしくは略比例した出力電圧を
得る電圧変換手段と、前記電圧変換手段の出力端
子から前記コイルへの電流路を切換える複数個の
トランジスタからなる駆動トランジスタ群と、前
記速度検出手段の前記電圧信号に応動した電流
を、前記位置検出手段の出力信号に対応した前記
駆動トランジスタに電流分配制御する分配手段
と、通電時に前記駆動トランジスタの動作電圧と
所定の基準電圧との比較結果に応動する出力信号
を得て、その出力信号に応じて前記電圧変換手段
の前記スイツチングトランジスタのオン時間比率
を変化させる動作制御手段と、前記速度検出手段
の前記デイジタル信号の状態に応じて前記分配手
段の動作を切換え、前記位置検出手段の出力信号
に対する前記駆動トランジスタへの電流分配路を
変更する分配切換手段と、前記速度検出手段の前
記デイジタル信号の状態に応じて前記動作制御手
段の出力信号を変化させる信号変化手段を具備
し、前記速度検出手段の前記デイジタル信号が第
1の状態の時には、前記分配手段は前記位置検出
手段の出力信号に対応した前記駆動トランジスタ
への電流分配路を形成し、前記動作制御手段と前
記電圧変換手段は通電状態にある前記駆動トラン
ジスタの動作電圧を前記基準電圧に対応した所定
の電圧になるように前記電圧変換手段の出力電圧
を制御し、さらに、前記速度検出手段の前記デイ
ジタル信号が第2の状態に変化した場合には、前
記分配切換手段と前記信号変化手段を動作させ、
前記分配切換手段が前記分配手段の動作を切換
え、前記位置検出手段の出力信号の対する前記駆
動トランジスタへの電流分配路を変更し、かつ、
前記信号変化手段が前記動作制御手段の出力信号
を変化させ、前記電圧変換手段の出力電圧を所定
値もしくは最大値にするようにしたことを特徴と
するものであり、これにより所期の目的を達成し
たものである。
ータ可動部の位置を検出する位置検出手段と、前
記モータ可動部の速度を検出し、速度に応動した
電圧信号とデイジタル信号を出力する速度検出手
段と、前記コイルと直流電源の間に挿入され、オ
ン・オフ動作するスイツチングトランジスタのオ
ン時間比率に比例もしくは略比例した出力電圧を
得る電圧変換手段と、前記電圧変換手段の出力端
子から前記コイルへの電流路を切換える複数個の
トランジスタからなる駆動トランジスタ群と、前
記速度検出手段の前記電圧信号に応動した電流
を、前記位置検出手段の出力信号に対応した前記
駆動トランジスタに電流分配制御する分配手段
と、通電時に前記駆動トランジスタの動作電圧と
所定の基準電圧との比較結果に応動する出力信号
を得て、その出力信号に応じて前記電圧変換手段
の前記スイツチングトランジスタのオン時間比率
を変化させる動作制御手段と、前記速度検出手段
の前記デイジタル信号の状態に応じて前記分配手
段の動作を切換え、前記位置検出手段の出力信号
に対する前記駆動トランジスタへの電流分配路を
変更する分配切換手段と、前記速度検出手段の前
記デイジタル信号の状態に応じて前記動作制御手
段の出力信号を変化させる信号変化手段を具備
し、前記速度検出手段の前記デイジタル信号が第
1の状態の時には、前記分配手段は前記位置検出
手段の出力信号に対応した前記駆動トランジスタ
への電流分配路を形成し、前記動作制御手段と前
記電圧変換手段は通電状態にある前記駆動トラン
ジスタの動作電圧を前記基準電圧に対応した所定
の電圧になるように前記電圧変換手段の出力電圧
を制御し、さらに、前記速度検出手段の前記デイ
ジタル信号が第2の状態に変化した場合には、前
記分配切換手段と前記信号変化手段を動作させ、
前記分配切換手段が前記分配手段の動作を切換
え、前記位置検出手段の出力信号の対する前記駆
動トランジスタへの電流分配路を変更し、かつ、
前記信号変化手段が前記動作制御手段の出力信号
を変化させ、前記電圧変換手段の出力電圧を所定
値もしくは最大値にするようにしたことを特徴と
するものであり、これにより所期の目的を達成し
たものである。
実施例の説明
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図は本発明の一実施例を表わす電気回路
図である。第2図において、1は直流電源、2は
複数個の磁極を有する界磁用のマグネツト(界磁
手段)、3,4,5は3相のコイル、6,7,8
は駆動トランジスタ、9はモータ可動部(マグネ
ツト2)の位置を検出する位置検出器、10は位
置検出器9の出力に応動して駆動トランジスタ
6,7,8の通電を分配制御する分配器、11は
駆動トランジスタ6,7,8のうち最低の動作電
圧の値を検出する動作制御器、12は動作制御器
11の出力に応じて出力電圧VMを変化させるス
イツチング方式の電圧変換器である。また、13
はモータ可動部(マグネツト2)の回転速度を検
出する速度検出器である。
る。第2図は本発明の一実施例を表わす電気回路
図である。第2図において、1は直流電源、2は
複数個の磁極を有する界磁用のマグネツト(界磁
手段)、3,4,5は3相のコイル、6,7,8
は駆動トランジスタ、9はモータ可動部(マグネ
ツト2)の位置を検出する位置検出器、10は位
置検出器9の出力に応動して駆動トランジスタ
6,7,8の通電を分配制御する分配器、11は
駆動トランジスタ6,7,8のうち最低の動作電
圧の値を検出する動作制御器、12は動作制御器
11の出力に応じて出力電圧VMを変化させるス
イツチング方式の電圧変換器である。また、13
はモータ可動部(マグネツト2)の回転速度を検
出する速度検出器である。
速度検出器13の具体的な構成例を第3図に示
す。モータ可動部の回転速度に比例する周波数の
交流信号を周波数発生部91にて得て、周期検出
部92によりその交流信号の周期に対応した電圧
信号を得る。周波数発生部91の交流信号(また
はその分周信号)は、基準周波数発生部93の基
準周波数信号と共に位相差検出部94に入力さ
れ、その両者の位相差に対応した電圧信号を得て
いる。周期検出部92の出力と位相差検出部94
の出力は合成部95にて加算合成される。合成部
95の出力は基準電圧部96の基準電圧信号と共
に絶対値検出部97およびコンパレータ部98に
入力され、絶対値検出部97では両入力信号の差
電圧の絶対値に比例した電圧を出力し、コンパレ
ータ部98ではその差電圧の符号に応じたデイジ
タル的な信号Bを得ている。絶対値検出部97の
出力はレベルシフト部99によつて直流レベルを
シフトされ、零ボルトを基準とする電圧信号Aを
出力する。
す。モータ可動部の回転速度に比例する周波数の
交流信号を周波数発生部91にて得て、周期検出
部92によりその交流信号の周期に対応した電圧
信号を得る。周波数発生部91の交流信号(また
はその分周信号)は、基準周波数発生部93の基
準周波数信号と共に位相差検出部94に入力さ
れ、その両者の位相差に対応した電圧信号を得て
いる。周期検出部92の出力と位相差検出部94
の出力は合成部95にて加算合成される。合成部
95の出力は基準電圧部96の基準電圧信号と共
に絶対値検出部97およびコンパレータ部98に
入力され、絶対値検出部97では両入力信号の差
電圧の絶対値に比例した電圧を出力し、コンパレ
ータ部98ではその差電圧の符号に応じたデイジ
タル的な信号Bを得ている。絶対値検出部97の
出力はレベルシフト部99によつて直流レベルを
シフトされ、零ボルトを基準とする電圧信号Aを
出力する。
速度検出器13の電圧信号Aは指令信号V1と
して分配器10の電流制御器31に入力され、電
流検出器35の出力V2と比較され、その両者の
差に応じた電流i1を出力する。第4図に電流制御
器31の具体的な構成例を示す。差動トランジス
タ102,103,104,105のベース側に
入力された電圧V1とV2の差に応じて電流源10
1の電流はコレクタ側に分配され、そのコレクタ
電流はトランジスタ106,107のカレントミ
ラーによつて比較され、差電流はトランジスタ1
08にて増幅され、トランジスタ109,110
のカレントミラーを介して出力される。
して分配器10の電流制御器31に入力され、電
流検出器35の出力V2と比較され、その両者の
差に応じた電流i1を出力する。第4図に電流制御
器31の具体的な構成例を示す。差動トランジス
タ102,103,104,105のベース側に
入力された電圧V1とV2の差に応じて電流源10
1の電流はコレクタ側に分配され、そのコレクタ
電流はトランジスタ106,107のカレントミ
ラーによつて比較され、差電流はトランジスタ1
08にて増幅され、トランジスタ109,110
のカレントミラーを介して出力される。
電流制御器31の出力i1は、電子的なスイツチ
回路にて構成される分配切換器32に入力され
る。分配切換器32の具体的な構成例を第5図に
示す。速度検出器13のデイジタル信号Bが低電
位(零ボルト)のときには、差動トランジスタ1
27のベース電圧がトランジスタ126のベース
電圧よりも十分に低くなり、a端子に入力された
電流はb端子に出力される。また、デイジタル信
号Bが高電位(電源電圧Vs)になるとトランジ
スタ128がオンとなり、差動トランジスタ12
6のベース電圧がトランジスタ127のベース電
圧よりも十分に低くなり、入力電流はc端子に出
力される。
回路にて構成される分配切換器32に入力され
る。分配切換器32の具体的な構成例を第5図に
示す。速度検出器13のデイジタル信号Bが低電
位(零ボルト)のときには、差動トランジスタ1
27のベース電圧がトランジスタ126のベース
電圧よりも十分に低くなり、a端子に入力された
電流はb端子に出力される。また、デイジタル信
号Bが高電位(電源電圧Vs)になるとトランジ
スタ128がオンとなり、差動トランジスタ12
6のベース電圧がトランジスタ127のベース電
圧よりも十分に低くなり、入力電流はc端子に出
力される。
分配切換器32のb端子側の出力は第1の選択
器33のトランジスタ36,37,38の共通エ
ミツタ電流となり、また、c端子側の出力は第2
の選択器34のトランジスタ39,40,41の
共通エミツタ電流となつている。すなわち、速度
検出器13のデイジタル信号Bに応じて、電流制
御器31の出力i1の通路を切換えて、第1の選択
器33と第2の選択器34を相補的に動作させて
いる。
器33のトランジスタ36,37,38の共通エ
ミツタ電流となり、また、c端子側の出力は第2
の選択器34のトランジスタ39,40,41の
共通エミツタ電流となつている。すなわち、速度
検出器13のデイジタル信号Bに応じて、電流制
御器31の出力i1の通路を切換えて、第1の選択
器33と第2の選択器34を相補的に動作させて
いる。
第1の選択器33のトランジスタ36,37,
38の各ベース端子には位置検出器9のホール素
子21,22,23の一方(正相出力側)の出力
電圧がそれぞれ印加されている。ホール素子2
1,22,23はマグネツト2の磁束を感知し、
その回転位置に応じたアナログ電圧信号を発生す
る。トランジスタ36,37,38はそのベース
電圧の差に応じて共通エミツタ電流を各コレクタ
電流に分配し、ベース電圧の最も低いトランジス
タのコレクタ電流が最も大きくなり、他のトラン
ジスタのコレクタ電流は零となる。
38の各ベース端子には位置検出器9のホール素
子21,22,23の一方(正相出力側)の出力
電圧がそれぞれ印加されている。ホール素子2
1,22,23はマグネツト2の磁束を感知し、
その回転位置に応じたアナログ電圧信号を発生す
る。トランジスタ36,37,38はそのベース
電圧の差に応じて共通エミツタ電流を各コレクタ
電流に分配し、ベース電圧の最も低いトランジス
タのコレクタ電流が最も大きくなり、他のトラン
ジスタのコレクタ電流は零となる。
同様に、第2の選択器34のトランジスタ3
9,40,41の各ベース端子には位置検出器9
のホール素子21,22,23の他方(逆相出力
側)の出力電圧がそれぞれ印加されている。従つ
て、トランジスタ39,40,41はそのベース
電圧の差に応じて共通エミツタ電流を各コレクタ
電流に分配し、ベース電圧の最も低いトランジス
タのコレクタ電流が最も大きくなり、他のトラン
ジスタのコレクタ電流は零となる。
9,40,41の各ベース端子には位置検出器9
のホール素子21,22,23の他方(逆相出力
側)の出力電圧がそれぞれ印加されている。従つ
て、トランジスタ39,40,41はそのベース
電圧の差に応じて共通エミツタ電流を各コレクタ
電流に分配し、ベース電圧の最も低いトランジス
タのコレクタ電流が最も大きくなり、他のトラン
ジスタのコレクタ電流は零となる。
第1の選択器33のトランジスタ36,37,
38の各コレクタ電流または第2の選択器34の
トランジスタ39,40,41の各コレクタ電流
は、駆動トランジスタ6,7,8の各ベース電流
となり、電流増幅されてコイル3,4,5に供給
される(第1の選択器33と第2の選択器34の
いずれが活性となるかは、分配切換器32によつ
て切換えられている)。コイル3,4,5への供
給電流は抵抗42の電圧降下V2として検出され、
電流制御器31に入力される。
38の各コレクタ電流または第2の選択器34の
トランジスタ39,40,41の各コレクタ電流
は、駆動トランジスタ6,7,8の各ベース電流
となり、電流増幅されてコイル3,4,5に供給
される(第1の選択器33と第2の選択器34の
いずれが活性となるかは、分配切換器32によつ
て切換えられている)。コイル3,4,5への供
給電流は抵抗42の電圧降下V2として検出され、
電流制御器31に入力される。
これにより、電流制御器31、分配切換器3
2、第1の選択器33または第2の選択器34、
駆動トランジスタ6,7,8および電流検出器3
5によつて第1の帰還ループが構成され、コイル
3,4,5への供給電流は確実に速度検出器13
の出力Aの値V1に対応した電流値となしている。
その結果、トランジスタ6,7,8のhFEバラツ
キ等の影響は著しく小さくなる。また、マグネツ
ト2の回転に伴つてホール素子21,22,23
の出力電圧が変化し、対応するコイルに電流を供
給するように、駆動トランジスタ6,7,8の通
電を制御し、切換えてゆく。
2、第1の選択器33または第2の選択器34、
駆動トランジスタ6,7,8および電流検出器3
5によつて第1の帰還ループが構成され、コイル
3,4,5への供給電流は確実に速度検出器13
の出力Aの値V1に対応した電流値となしている。
その結果、トランジスタ6,7,8のhFEバラツ
キ等の影響は著しく小さくなる。また、マグネツ
ト2の回転に伴つてホール素子21,22,23
の出力電圧が変化し、対応するコイルに電流を供
給するように、駆動トランジスタ6,7,8の通
電を制御し、切換えてゆく。
なお、コンデンサ43は上述の帰還ループの位
相補償(発振防止)のためにつけている。また、
コイル3,4,5に並列に接続されている抵抗5
1,53,55とコンデンサ52,54,56の
直列回路は通電路の切換えに伴うスパイク電圧を
低減するものである。
相補償(発振防止)のためにつけている。また、
コイル3,4,5に並列に接続されている抵抗5
1,53,55とコンデンサ52,54,56の
直列回路は通電路の切換えに伴うスパイク電圧を
低減するものである。
次に、動作制御器11および電圧変換器12の
動作について説明する。電圧変換器12は、直流
電源1の正極端子(VS=12V)からコイル3,
4,5の共通接続端子へ至る給電回路中にエミツ
タ・コレクタ路を直列にして挿入された給電制御
用半導体スイツチング素子を構成するところのス
イツチングトランジスタ81と、フライホイール
ダイオード82とインダクタンス素子83とコレ
デンサ84からなる平滑器と、動作制御器11の
出力電流を電圧に変換する抵抗71と、所定周波
数(94.4KHz程度)の三角波信号を発生する発振
器72と、コンパレータ73と、抵抗75,76
とトランジスタ77からなる電圧制限器74と、
コンデンサ78によつて構成されている。
動作について説明する。電圧変換器12は、直流
電源1の正極端子(VS=12V)からコイル3,
4,5の共通接続端子へ至る給電回路中にエミツ
タ・コレクタ路を直列にして挿入された給電制御
用半導体スイツチング素子を構成するところのス
イツチングトランジスタ81と、フライホイール
ダイオード82とインダクタンス素子83とコレ
デンサ84からなる平滑器と、動作制御器11の
出力電流を電圧に変換する抵抗71と、所定周波
数(94.4KHz程度)の三角波信号を発生する発振
器72と、コンパレータ73と、抵抗75,76
とトランジスタ77からなる電圧制限器74と、
コンデンサ78によつて構成されている。
動作制御器11は、基準となる電圧信号をつく
る定電流源57、抵抗58、ダイオード59,6
0,61と、駆動トランジスタ6,7,8の動作
電圧の最低値を取り出す検出トランジスタ63,
64,65と、比較トランジスタ62と、比較ト
ランジスタ62の出力電流を反転増幅するダイオ
ード66、トランジスタ68、抵抗67,69か
らなるカレントミラー回路により構成されてい
る。
る定電流源57、抵抗58、ダイオード59,6
0,61と、駆動トランジスタ6,7,8の動作
電圧の最低値を取り出す検出トランジスタ63,
64,65と、比較トランジスタ62と、比較ト
ランジスタ62の出力電流を反転増幅するダイオ
ード66、トランジスタ68、抵抗67,69か
らなるカレントミラー回路により構成されてい
る。
電圧変換器12の出力電圧VMはスイツチング
トランジスタ81のオン時間とオフ時間の比率
(実質的なデユテイ比率)に関係して変化する。
このスイツチングトランジスタ81がオンの時に
はViVsとなり、直流電源1はインダクタンス
素子83を通して負荷側に電流を供給する。スイ
ツチングトランジスタ81がオフの時には、フラ
イホイールダイオード82がオンとなり、インダ
クタンス素子83に蓄えられたエネルギーを負荷
側に供給する。その結果、電圧変換器12の出力
電圧VMはトランジスタ81のオン時間のデユテ
イに対応した値となる。
トランジスタ81のオン時間とオフ時間の比率
(実質的なデユテイ比率)に関係して変化する。
このスイツチングトランジスタ81がオンの時に
はViVsとなり、直流電源1はインダクタンス
素子83を通して負荷側に電流を供給する。スイ
ツチングトランジスタ81がオフの時には、フラ
イホイールダイオード82がオンとなり、インダ
クタンス素子83に蓄えられたエネルギーを負荷
側に供給する。その結果、電圧変換器12の出力
電圧VMはトランジスタ81のオン時間のデユテ
イに対応した値となる。
電圧変換器12の出力電圧VMは3相のコイル
3,4,5および駆動トランジスタ6,7,8に
供給され、前述の分配器10の動作に従つて順次
活性となる駆動トランジスタが切り換つてゆく。
3,4,5および駆動トランジスタ6,7,8に
供給され、前述の分配器10の動作に従つて順次
活性となる駆動トランジスタが切り換つてゆく。
動作制御器11は駆動トランジスタ6,7,8
の動作電圧(ここではコレクタ・エミツタ間電圧
VCE)を検出しており、このことについて更に説
明する。電流源57の電流I2は抵抗58およびダ
イオード59,60,61に入力され(比較トラ
ンジスタ62の出力電流i3が零の場合)、駆動ト
ランジスタ6,7,8の共通接続端子(本実施例
ではエミツタ端子)から所定電圧値 V3r=R58・I2+3VD ……(1) の基準電圧信号を発生する。ここに、R58は抵抗
58の値、VDはダイオードの順方向電圧降下
(約0.7V)である。検出トランジスタ63,6
4,65の各ベース端子は駆動トランジスタ6,
7,8の各出力端子に接続され、各エミツタ端子
は比較トランジスタ62のベース端子に接続さ
れ、各コレクタ端子は最低電位点(アース電位)
に接続されている。さらに、比較トランジスタ6
2のエミツタ端子は上述の基準電位点(信号V3
の点)に接続されている。その結果、駆動トラン
ジスタ6,7,8の動作電圧が上述の基準電圧
V3rよりもエミツタ・ベース間順方向電圧の2ケ
分(2VD)小さくなると、比較トランジスタ62
が活性となり、コレクタ側に電流i3を出力する。
比較トランジスタ62の出力電流i3は、ダイオー
ド66、トランジスタ68、抵抗67,69のカ
レントミラーによつて反転増幅され、動作検出信
号i4として出力される。
の動作電圧(ここではコレクタ・エミツタ間電圧
VCE)を検出しており、このことについて更に説
明する。電流源57の電流I2は抵抗58およびダ
イオード59,60,61に入力され(比較トラ
ンジスタ62の出力電流i3が零の場合)、駆動ト
ランジスタ6,7,8の共通接続端子(本実施例
ではエミツタ端子)から所定電圧値 V3r=R58・I2+3VD ……(1) の基準電圧信号を発生する。ここに、R58は抵抗
58の値、VDはダイオードの順方向電圧降下
(約0.7V)である。検出トランジスタ63,6
4,65の各ベース端子は駆動トランジスタ6,
7,8の各出力端子に接続され、各エミツタ端子
は比較トランジスタ62のベース端子に接続さ
れ、各コレクタ端子は最低電位点(アース電位)
に接続されている。さらに、比較トランジスタ6
2のエミツタ端子は上述の基準電位点(信号V3
の点)に接続されている。その結果、駆動トラン
ジスタ6,7,8の動作電圧が上述の基準電圧
V3rよりもエミツタ・ベース間順方向電圧の2ケ
分(2VD)小さくなると、比較トランジスタ62
が活性となり、コレクタ側に電流i3を出力する。
比較トランジスタ62の出力電流i3は、ダイオー
ド66、トランジスタ68、抵抗67,69のカ
レントミラーによつて反転増幅され、動作検出信
号i4として出力される。
動作制御器11の出力電流i4は電圧変換器12
の抵抗71によつて電圧V4に変換される。電圧
V4と発振器72の三角波信号とはコレパレータ
73にて比較され、電圧V4に応じたデユテイの
パルス信号を得ている。そのパルス信号によつ
て、スイツチングトランジスタ81をオン・オフ
動作させ、電圧変換器12の出力電圧VMを可変
制御している。
の抵抗71によつて電圧V4に変換される。電圧
V4と発振器72の三角波信号とはコレパレータ
73にて比較され、電圧V4に応じたデユテイの
パルス信号を得ている。そのパルス信号によつ
て、スイツチングトランジスタ81をオン・オフ
動作させ、電圧変換器12の出力電圧VMを可変
制御している。
これにより、動作制御器11、電圧変換器1
2、およびコイル3,4,5によつて第2の帰還
ループが構成され、前述の駆動トランジスタの動
作電圧を検出し、その動作電圧が所定値に等しく
もしくはほぼ等しくなるようにしている。
2、およびコイル3,4,5によつて第2の帰還
ループが構成され、前述の駆動トランジスタの動
作電圧を検出し、その動作電圧が所定値に等しく
もしくはほぼ等しくなるようにしている。
これについて更に説明する。速度検出器13の
出力A(V1)が大きくなると、第1の帰還ループ
の動作によりコイルへの供給電流Iaが大きくな
り、駆動トランジスタの動作電圧が小さくなり、
比較トランジスタ62の出力電流i3、従つて動作
検出信号i4が大きくなり、電圧V4が大きくなり、
従つて、スイツチングトランジスタ81のオン時
間比率が大きくなつて、電圧変換器12の出力電
圧VMが大きくなり、駆動トランジスタの動作電
圧が大きくなる。逆の場合も同様である。
出力A(V1)が大きくなると、第1の帰還ループ
の動作によりコイルへの供給電流Iaが大きくな
り、駆動トランジスタの動作電圧が小さくなり、
比較トランジスタ62の出力電流i3、従つて動作
検出信号i4が大きくなり、電圧V4が大きくなり、
従つて、スイツチングトランジスタ81のオン時
間比率が大きくなつて、電圧変換器12の出力電
圧VMが大きくなり、駆動トランジスタの動作電
圧が大きくなる。逆の場合も同様である。
なお、電圧変換器12のコンデンサ78は、第
2の帰還ループの位相補償(発振止め)のために
つけられている。
2の帰還ループの位相補償(発振止め)のために
つけられている。
このように、駆動トランジスタの動作電圧を検
出して、その値が所定の小さな値となるように電
圧変換器12の出力電圧VMを可変制御するなら
ば、駆動トランジスタにおけるコレクタ損失は著
しく小さくなる。また、スイツチングトランジス
タ81をオン・オフ動作させて、そのオン時間比
率を変化させることによつて所要の出力電圧VM
を得ているために、電圧変換器12の電圧変換に
伴う損失は極めて小さい。その結果、電力効率は
大幅に改善される。
出して、その値が所定の小さな値となるように電
圧変換器12の出力電圧VMを可変制御するなら
ば、駆動トランジスタにおけるコレクタ損失は著
しく小さくなる。また、スイツチングトランジス
タ81をオン・オフ動作させて、そのオン時間比
率を変化させることによつて所要の出力電圧VM
を得ているために、電圧変換器12の電圧変換に
伴う損失は極めて小さい。その結果、電力効率は
大幅に改善される。
次に、本実施例の電動機の速度制御における過
渡的な動作について説明する。電圧変換器12の
電圧制限器74は、電圧信号V4の最低値を制限
し(抵抗75と76の分割電位とトランジスタ7
7のベース・エミツタ電圧VDによつて決まる)、
発振器72とコンパレータ73によるパルス信号
のデユテイ、従つて、スイツチングトランジスタ
81のオン時間比率の最低値を制限することによ
り、電圧変換器12の出力電圧VMの最低値を制
限している。通常、オン時間比率の最低値は25%
になされ、VMの最低値をVS/4となしている。
渡的な動作について説明する。電圧変換器12の
電圧制限器74は、電圧信号V4の最低値を制限
し(抵抗75と76の分割電位とトランジスタ7
7のベース・エミツタ電圧VDによつて決まる)、
発振器72とコンパレータ73によるパルス信号
のデユテイ、従つて、スイツチングトランジスタ
81のオン時間比率の最低値を制限することによ
り、電圧変換器12の出力電圧VMの最低値を制
限している。通常、オン時間比率の最低値は25%
になされ、VMの最低値をVS/4となしている。
このような状態から電動機が起動・加速される
場合には、速度検出器13の出力A(V1)が大き
くなり、第1の帰還ループの動作によつてコイル
への供給電流Iaが大きくなる。Iaの増加は駆動ト
ランジスタの動作電圧を小さくするため、動作制
御器11の出力i4が大きくなり、電圧変換器12
の抵抗71の電圧降下V4が大きくなり、スイツ
チングトランジスタ81のオン時間比率を大きく
し、出力電圧VMを大きくする(第2の帰還ルー
プの動作)。
場合には、速度検出器13の出力A(V1)が大き
くなり、第1の帰還ループの動作によつてコイル
への供給電流Iaが大きくなる。Iaの増加は駆動ト
ランジスタの動作電圧を小さくするため、動作制
御器11の出力i4が大きくなり、電圧変換器12
の抵抗71の電圧降下V4が大きくなり、スイツ
チングトランジスタ81のオン時間比率を大きく
し、出力電圧VMを大きくする(第2の帰還ルー
プの動作)。
モータ可動部(マグネツト2)が加速され、そ
の回転速度が所定値にいたると、速度検出器13
の出力Aが減少し、コイルへの電流Iaが小さくな
り、また、電圧変換器12の出力電圧VMも小さ
くなる。
の回転速度が所定値にいたると、速度検出器13
の出力Aが減少し、コイルへの電流Iaが小さくな
り、また、電圧変換器12の出力電圧VMも小さ
くなる。
速度制御(および位相制御)の引込のために、
モータ可動部は目的の回転速度よりも過渡的に速
くなる(オーバーシユート)。このとき、速度検
出器13の出力Bが変化し(OVからVS)、分配
切換器32のスイツチが切換わり、電流制御器3
1の出力i1は第2の選択器34に供給される。第
2の選択器34のトランジスタ39,40,41
の各ベースに印加された電圧(ホール素子21,
22,23の逆相出力)は、第1の選択器33の
トランジスタ36,37,38の各ベースに印加
された電圧(ホール素子21,22,23の正相
出力)と電気的に180゜の位相差を有している。そ
の結果、第2の選択器34は減速トルクを発生す
るように駆動トランジスタ6,7,8の通電を分
配制御する。
モータ可動部は目的の回転速度よりも過渡的に速
くなる(オーバーシユート)。このとき、速度検
出器13の出力Bが変化し(OVからVS)、分配
切換器32のスイツチが切換わり、電流制御器3
1の出力i1は第2の選択器34に供給される。第
2の選択器34のトランジスタ39,40,41
の各ベースに印加された電圧(ホール素子21,
22,23の逆相出力)は、第1の選択器33の
トランジスタ36,37,38の各ベースに印加
された電圧(ホール素子21,22,23の正相
出力)と電気的に180゜の位相差を有している。そ
の結果、第2の選択器34は減速トルクを発生す
るように駆動トランジスタ6,7,8の通電を分
配制御する。
減速トルクを発生している時のコイルの端子電
圧は、第1図bのようになり、電圧変換器12の
出力電圧VMは小さくなつていく(第2の帰還ル
ープ)。本実施例では、電圧変換器12の出力電
圧VMの最低値が制限されているために、第2の
帰還ループの動作のオーバーシユート(またはア
ンダーシユート)によつてVMが過度に小さくな
ることは防止される。
圧は、第1図bのようになり、電圧変換器12の
出力電圧VMは小さくなつていく(第2の帰還ル
ープ)。本実施例では、電圧変換器12の出力電
圧VMの最低値が制限されているために、第2の
帰還ループの動作のオーバーシユート(またはア
ンダーシユート)によつてVMが過度に小さくな
ることは防止される。
モータ可動部が減速されるにつれてV1が小さ
くなり、V1=0において速度検出器13のデイ
ジタル信号Bが変化(VSからOV)し、分配切換
器32は電流制御器31の出力i1を第1の選択器
33に供給し、加速トルクを発生するように駆動
トランジスタ6,7,8の通電を分配制御する。
モータ可動部の回転速度(および回転位相)が目
的の値となり、速度制御(および位相制御)の整
定状態にいたる。
くなり、V1=0において速度検出器13のデイ
ジタル信号Bが変化(VSからOV)し、分配切換
器32は電流制御器31の出力i1を第1の選択器
33に供給し、加速トルクを発生するように駆動
トランジスタ6,7,8の通電を分配制御する。
モータ可動部の回転速度(および回転位相)が目
的の値となり、速度制御(および位相制御)の整
定状態にいたる。
このように、電圧変換器12の出力電圧VMの
最低値を制限すれば、VMが過度に小さくなるこ
とが防止されるために、コイルに生じる逆起電圧
によつてコイルの端子電圧(駆動トランジスタの
出力端子の電圧)が負電圧になることもなくな
る。
最低値を制限すれば、VMが過度に小さくなるこ
とが防止されるために、コイルに生じる逆起電圧
によつてコイルの端子電圧(駆動トランジスタの
出力端子の電圧)が負電圧になることもなくな
る。
従つて、第1図の実施例の駆動トランジスタ
6,7,8および分配器10、動作制御器11、
電圧変換器12の主要部のトランジスタや抵抗を
単一のシリコンチツプ上に集積化して形成して
も、寄生npnトランジスタが活性となることもな
く、安定な動作を得ることができる。
6,7,8および分配器10、動作制御器11、
電圧変換器12の主要部のトランジスタや抵抗を
単一のシリコンチツプ上に集積化して形成して
も、寄生npnトランジスタが活性となることもな
く、安定な動作を得ることができる。
第6図は本発明の他の実施例を表わす電気回路
図を示す。本実施例では、前述の第2図の実施例
の動作制御器11にトランジスタ132と抵抗1
31,133を加え、速度検出器13のデイジタ
ル信号BがVSとなつたときに(分配切換器32
により第2の選択器34を活性化し、減圧トルク
を発生させるときに)、トランジスタ132をオ
ンにして電気変換器12の抵抗71の電圧V4を
大きくし、スイツチングトランジスタ81のオン
時間比率を大きくし(オン状態が続く場合も含
む)、電圧変換器12の出力電圧VMを最大値もし
くは所定の大きな値となしている。このように、
減速トルクの発生時に、駆動トランジスタ6,
7,8の動作電圧に無関係に電圧変換器12の出
力電圧VMを大きくするならば、減速トルクの発
生から再度加速トルクの発生に変化した時に速度
検出器13の出力A(V1)が急激に大きくなつて
も駆動トランジスタ6,7,8は飽和することな
く、V1に対応する電流Iaをコイル3,4,5に供
給することができる。その結果、速度制御(およ
び位相制御)の引込整定が容易になる。
図を示す。本実施例では、前述の第2図の実施例
の動作制御器11にトランジスタ132と抵抗1
31,133を加え、速度検出器13のデイジタ
ル信号BがVSとなつたときに(分配切換器32
により第2の選択器34を活性化し、減圧トルク
を発生させるときに)、トランジスタ132をオ
ンにして電気変換器12の抵抗71の電圧V4を
大きくし、スイツチングトランジスタ81のオン
時間比率を大きくし(オン状態が続く場合も含
む)、電圧変換器12の出力電圧VMを最大値もし
くは所定の大きな値となしている。このように、
減速トルクの発生時に、駆動トランジスタ6,
7,8の動作電圧に無関係に電圧変換器12の出
力電圧VMを大きくするならば、減速トルクの発
生から再度加速トルクの発生に変化した時に速度
検出器13の出力A(V1)が急激に大きくなつて
も駆動トランジスタ6,7,8は飽和することな
く、V1に対応する電流Iaをコイル3,4,5に供
給することができる。その結果、速度制御(およ
び位相制御)の引込整定が容易になる。
その他の部分の構成および動作は、第2図の実
施例と同様であり、説明を省略する。
施例と同様であり、説明を省略する。
なお、本発明は回転運動する回転型電動機に限
らず、界磁部とコイルが直進的に相対移動する、
いわゆる直進電動機の場合も同様に実施できるこ
とはいうまでもない。またコイルの相数も3相に
限らず、一般に、多相のコイルを有する電動機を
構成できる。さらに、コイルに片方向の電流を供
給する場合に限らず、駆動トランジスタによつて
両方向の電流を供給することも可能である(たと
えば、特公昭55−6938号公報に記載の方法)。ま
た、位置検出器の構成はホール素子等の磁電変換
素子に限らず、たとえば高周波結合を利用する方
法を用いても良い。その他、本発明の主旨を変え
ずして種々の変形が可能である。
らず、界磁部とコイルが直進的に相対移動する、
いわゆる直進電動機の場合も同様に実施できるこ
とはいうまでもない。またコイルの相数も3相に
限らず、一般に、多相のコイルを有する電動機を
構成できる。さらに、コイルに片方向の電流を供
給する場合に限らず、駆動トランジスタによつて
両方向の電流を供給することも可能である(たと
えば、特公昭55−6938号公報に記載の方法)。ま
た、位置検出器の構成はホール素子等の磁電変換
素子に限らず、たとえば高周波結合を利用する方
法を用いても良い。その他、本発明の主旨を変え
ずして種々の変形が可能である。
発明の効果
以上本発明の電動機によれば、電力効率を著し
く改善できるものであり、さらに、速度制御時に
おける制御の引込・整定を改善できるものであ
る。従つて、本発明に基づき、たとえば音響機器
や映像機器に使用する電子整流子型の直流電動機
を構成するならば、消費電力が極めて小さく、高
性能なものにし得る。
く改善できるものであり、さらに、速度制御時に
おける制御の引込・整定を改善できるものであ
る。従つて、本発明に基づき、たとえば音響機器
や映像機器に使用する電子整流子型の直流電動機
を構成するならば、消費電力が極めて小さく、高
性能なものにし得る。
第1図は動作説明用の波形図、第2図は本発明
の一実施例を表わす電気回路図、第3図は速度検
出器の具体的な構成例を表わす図、第4図は電流
制御器の具体的な構成を表わす図、第5図は分配
切換器の具体的な構成を表わす図、第6図は本発
明の他の実施例を表わす電気回路図である。 1…直流電源、2…界磁用マグネツト、3,
4,5…コイル、6,7,8…駆動トランジス
タ、9…位置検出器、10…分配器、11…動作
制御器、12…電圧変換器、13…速度検出器、
21,22,23…ホール素子、31…電流制御
器、32…分配切換器、33…第1の選択器、3
4…第2の選択器、35…電流検出器、72…発
振器、73…コンパレータ、74…電圧制限器、
81…スイツチングトランジスタ。
の一実施例を表わす電気回路図、第3図は速度検
出器の具体的な構成例を表わす図、第4図は電流
制御器の具体的な構成を表わす図、第5図は分配
切換器の具体的な構成を表わす図、第6図は本発
明の他の実施例を表わす電気回路図である。 1…直流電源、2…界磁用マグネツト、3,
4,5…コイル、6,7,8…駆動トランジス
タ、9…位置検出器、10…分配器、11…動作
制御器、12…電圧変換器、13…速度検出器、
21,22,23…ホール素子、31…電流制御
器、32…分配切換器、33…第1の選択器、3
4…第2の選択器、35…電流検出器、72…発
振器、73…コンパレータ、74…電圧制限器、
81…スイツチングトランジスタ。
Claims (1)
- 1 界磁手段と、複数相のコイルと、モータ可動
部の位置を検出する位置検出手段と、前記モータ
可動部の速度を検出し、速度に応動した電圧信号
とデイジタル信号を出力する速度検出手段と、前
記コイルと直流電源の間に挿入され、オン・オフ
動作するスイツチングトランジスタのオン時間比
率に比例もしくは略比例した出力電圧を得る電圧
変換手段と、前記電圧変換手段の出力端子から前
記コイルへの電流路を切換える複数個のトランジ
スタからなる駆動トランジスタ群と、前記速度検
出手段の前記電圧信号に応動した電流を、前記位
置検出手段の出力信号に対応した前記駆動トラン
ジスタに電流分配制御する分配手段と、通電時の
前記駆動トランジスタの動作電圧と所定の基準電
圧との比較結果に応動する出力信号を得て、その
出力信号に応じて前記電圧変換手段の前記スイツ
チングトランジスタのオン時間比率を変化させる
動作制御手段と、前記速度検出手段の前記デイジ
タル信号の状態に応じて前記分配手段の動作を切
換え、前記位置検出手段の出力信号に対する前記
駆動トランジスタへの電流分配路を変更する分配
切換手段と、前記速度検出手段の前記デイジタル
信号の状態に応じて前記動作制御手段の出力信号
を変化させる信号変化手段を具備し、前記速度検
出手段の前記デイジタル信号が第1の状態の時に
は、前記分配手段は前記位置検出手段の出力信号
に対応した前記駆動トランジスタへの電流分配路
を形成し、前記動作制御手段と前記電圧変換手段
は通電状態にある前記駆動トランジスタの動作電
圧を前記基準電圧に対応した所定の電圧になるよ
うに前記電圧変換手段の出力電圧を制御し、さら
に、前記速度検出手段の前記デイジタル信号が第
2の状態に変化した場合には、前記分配切換手段
と前記信号変化手段を動作させ、前記分配切換手
段が前記分配手段の動作を切換え、前記位置検出
手段の出力信号に対する前記駆動トランジスタへ
の電流分配路を変更し、かつ、前記信号変化手段
が前記動作制御手段の出力信号を変化させ、前記
電圧変換手段の出力電圧を所定値もしくは最大値
にしたことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57190605A JPS5980180A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57190605A JPS5980180A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980180A JPS5980180A (ja) | 1984-05-09 |
| JPH0332314B2 true JPH0332314B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=16260846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57190605A Granted JPS5980180A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980180A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3065098B2 (ja) * | 1990-11-30 | 2000-07-12 | 日本ビクター株式会社 | ブラシレス直流モータ駆動回路 |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP57190605A patent/JPS5980180A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980180A (ja) | 1984-05-09 |
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