JPH0332843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332843B2 JPH0332843B2 JP58071172A JP7117283A JPH0332843B2 JP H0332843 B2 JPH0332843 B2 JP H0332843B2 JP 58071172 A JP58071172 A JP 58071172A JP 7117283 A JP7117283 A JP 7117283A JP H0332843 B2 JPH0332843 B2 JP H0332843B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peroxide
- copper
- oxide film
- wire
- stranded wire
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、酸化銅皮膜の素線絶縁体を施したケ
ーブル導体の製造方法に関するものである。
ーブル導体の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
銅素線を撚り合わせた導体を加湿雰囲気中
(150〜200℃、空気中または微量のイオウあるい
はイオウ化合物を加えた雰囲気中)に、保持し
て、酸化皮膜を形成する。
(150〜200℃、空気中または微量のイオウあるい
はイオウ化合物を加えた雰囲気中)に、保持し
て、酸化皮膜を形成する。
[発明が解決しようとする課題]
この方法では、実用化に必要な皮膜厚として、
0.5μm以上望ましくは1.0〜1.5μmの皮膜厚を形成
するのに、48〜100h/mの時間が必要であつた。
0.5μm以上望ましくは1.0〜1.5μmの皮膜厚を形成
するのに、48〜100h/mの時間が必要であつた。
また、最大厚/最小厚は2(μm)/0.5(μm)
で、皮膜厚の均一性が良くなかつた。
で、皮膜厚の均一性が良くなかつた。
[課題を解決するための手段]
(1) 走行する銅撚り線を液状過酸化物に浸した
後、 (2) 前記過酸化物のガス雰囲気中で、前記過酸化
物が熱分解を起こす温度以上に加熱する、 という方法をとる。
後、 (2) 前記過酸化物のガス雰囲気中で、前記過酸化
物が熱分解を起こす温度以上に加熱する、 という方法をとる。
なお、過酸化物としては、主に有機のものを用
いる。その中でも沸点が低くてガス化し易いもの
が良い。そのような有機の過酸化物の中には、過
酸化ジクミルなどのようにCVケーブルの架橋剤
に使われるものもあるが、そのようなものが特に
適している。
いる。その中でも沸点が低くてガス化し易いもの
が良い。そのような有機の過酸化物の中には、過
酸化ジクミルなどのようにCVケーブルの架橋剤
に使われるものもあるが、そのようなものが特に
適している。
[作用]
上記の液状過酸化物は加熱すると容易にガス化
して、酸素が遊離し、周囲雰囲気の酸素濃度が上
昇する。
して、酸素が遊離し、周囲雰囲気の酸素濃度が上
昇する。
また加熱により酸素分子が活性化し、導線の表
面に容易に酸化銅皮膜が生成する。
面に容易に酸化銅皮膜が生成する。
さらに、撚り線の内部に侵入していた液状過酸
化物も、その場所(撚り線内部)で加熱によりガ
ス化するので、撚り線内外における酸素濃度が余
り違わなくなり、酸化銅皮膜の生成も撚り線内外
で大差が無くなる。すなわち、酸化銅皮膜生成の
均一性が良くなる。
化物も、その場所(撚り線内部)で加熱によりガ
ス化するので、撚り線内外における酸素濃度が余
り違わなくなり、酸化銅皮膜の生成も撚り線内外
で大差が無くなる。すなわち、酸化銅皮膜生成の
均一性が良くなる。
[実施例]
第1図において、10は銅撚り線である。これ
はチヤンバ12内において、液状過酸化物14
(たとえば過酸化ジクミル)内に浸され、それか
ら酸化チヤンバ16内にはいる。
はチヤンバ12内において、液状過酸化物14
(たとえば過酸化ジクミル)内に浸され、それか
ら酸化チヤンバ16内にはいる。
酸化チヤンバ16内には高温(150℃程度)の
ガス状過酸化物18(たとえば過酸化ジクミルガ
ス)が入つていて、そのような雰囲気の中で銅撚
り線10は高周波誘導コイル20によつて150℃
程度(液状過酸化物が熱分解を起こす温度以上)
に加熱される。
ガス状過酸化物18(たとえば過酸化ジクミルガ
ス)が入つていて、そのような雰囲気の中で銅撚
り線10は高周波誘導コイル20によつて150℃
程度(液状過酸化物が熱分解を起こす温度以上)
に加熱される。
すると、銅撚り線10に付着していた液状過酸
化物が分解して、銅撚り線10の周囲だけでなく
内部にも、活性化した酸素ガスが、高濃度で、か
つほぼ均一に存在するようになる。
化物が分解して、銅撚り線10の周囲だけでなく
内部にも、活性化した酸素ガスが、高濃度で、か
つほぼ均一に存在するようになる。
そのため、銅撚り線10の各素線の表面に酸化
銅皮膜が、早くかつほぼ均一に生成する。
銅皮膜が、早くかつほぼ均一に生成する。
なお、実用化に必要な皮膜厚として0.5μm以上
望ましくは1.0〜1.5μmの皮膜厚を形成するのに、
12〜30h/mの時間で済み(従来は48〜100h/
m)、また、生成された酸化銅皮膜の最大厚/最
小厚は1.2(μm)/0.5(μm)であつた(従来は
2(μm)/0.5(μm))。
望ましくは1.0〜1.5μmの皮膜厚を形成するのに、
12〜30h/mの時間で済み(従来は48〜100h/
m)、また、生成された酸化銅皮膜の最大厚/最
小厚は1.2(μm)/0.5(μm)であつた(従来は
2(μm)/0.5(μm))。
過酸化物に架橋剤を使用するときは、以上のよ
うにして素線絶縁した銅撚り線10をそのまま押
出し機22のところに導いてゴムまたはプラスチ
ツク絶縁体を被覆し、かつ架橋筒24内において
架橋を行うことができる。
うにして素線絶縁した銅撚り線10をそのまま押
出し機22のところに導いてゴムまたはプラスチ
ツク絶縁体を被覆し、かつ架橋筒24内において
架橋を行うことができる。
その訳は、銅撚り線10内にガス状過酸化物が
残つていても、それはもともと架橋剤として使わ
れるものであるから絶縁体に悪い影響を与えない
ためである。
残つていても、それはもともと架橋剤として使わ
れるものであるから絶縁体に悪い影響を与えない
ためである。
[発明の効果]
走行する銅撚り線を液状過酸化物に浸した後、
加熱するので、銅撚り線に付着していた液状過酸
化物が分解して、銅撚り線の外側だけでなく内側
においても、素線の周りに活性化したガス状の酸
素が、連続的に、高濃度で、かつほぼ均一に存在
するようになる。
加熱するので、銅撚り線に付着していた液状過酸
化物が分解して、銅撚り線の外側だけでなく内側
においても、素線の周りに活性化したガス状の酸
素が、連続的に、高濃度で、かつほぼ均一に存在
するようになる。
そのため、酸化銅皮膜の生成が、撚り線の外側
の素線においても内側の素線においても、ほぼ同
様に早く行われ、かつ生成する酸化銅皮膜の厚さ
もほぼ同程度になり、均一性が良くなる。
の素線においても内側の素線においても、ほぼ同
様に早く行われ、かつ生成する酸化銅皮膜の厚さ
もほぼ同程度になり、均一性が良くなる。
第1図は本発明の説明図。
10:銅撚り線、14:液状過酸化物、16:
酸化チヤンバ、18:ガス状過酸化物、20:高
周波誘導加熱コイル、22:押出し機、24:架
橋筒。
酸化チヤンバ、18:ガス状過酸化物、20:高
周波誘導加熱コイル、22:押出し機、24:架
橋筒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 走行する銅撚り線を液状過酸化物に浸した
後、前記過酸化物のガス雰囲気中で、前記過酸化
物が熱分解を起こす温度以上に加熱することによ
り、前記銅線の表面に連続して酸化銅皮膜を生成
するようにしたことを特徴とする、素線絶縁ケー
ブル導体の製造方法。 2 過酸化物がゴム・プラスチツク電力ケーブル
用の架橋剤であることを特徴とする、特許請求の
範囲第1項に記載の素線絶縁ケーブル導体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7117283A JPS59196513A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 素線絶縁ケ−ブル導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7117283A JPS59196513A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 素線絶縁ケ−ブル導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196513A JPS59196513A (ja) | 1984-11-07 |
| JPH0332843B2 true JPH0332843B2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=13452969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7117283A Granted JPS59196513A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 素線絶縁ケ−ブル導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196513A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914845B2 (ja) * | 1979-03-01 | 1984-04-06 | 株式会社フジクラ | 素線絶縁被膜形成方法 |
| JPS6014451B2 (ja) * | 1979-06-26 | 1985-04-13 | 株式会社フジクラ | 銅線に絶縁皮膜を作る方法 |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP7117283A patent/JPS59196513A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196513A (ja) | 1984-11-07 |
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