JPH03360Y2 - - Google Patents
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- JPH03360Y2 JPH03360Y2 JP1985134263U JP13426385U JPH03360Y2 JP H03360 Y2 JPH03360 Y2 JP H03360Y2 JP 1985134263 U JP1985134263 U JP 1985134263U JP 13426385 U JP13426385 U JP 13426385U JP H03360 Y2 JPH03360 Y2 JP H03360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- belt
- synthetic resin
- thermoplastic synthetic
- resin sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、熱可塑性合成樹脂シートの連続真
空エンボス装置に関するもので、さらに詳しくは
同装置に使用される成形ベルトの改良に係わるも
のである。
空エンボス装置に関するもので、さらに詳しくは
同装置に使用される成形ベルトの改良に係わるも
のである。
従来技術
連続真空エンボス装置として、空気吸引機構を
内蔵する円筒ロールの外周にエンボス成形用の透
孔を設けた成形ロール装置が公知である。また特
公昭49−2977号公報に開示されているように、表
面に多数のエンボス用透孔を形成し、かつ該透孔
に連通する逃気機構を配してなるエンボス用回転
ドラムと、ドラムの外周面上に設けた圧空室とか
らなる装置や、特公昭52−40666号公報に開示さ
れているようにエンボスの凹み深さに相当する厚
さの合成ゴムまたは合成樹脂シート製の無端成形
ベルトに、貫通孔より成る透孔をあけ、このベル
トの裏面部分に空気吸引機構を備えた装置などが
知られている。またそれらの装置で製造された熱
可塑性合成樹脂製のエンボスシートは、引続きそ
の成形ロールもしくはエンボス用回転ドラムまた
は成形ベルト上で、第2の熱可塑性合成樹脂シー
トと貼合わされて中空室を有するプラスチツク片
段ボールが、さらに次工程で反対側に第3の熱可
塑性合成樹脂シートが貼合わされて3層の中空室
を有するハニカム状プラスチツク段ボールが製造
される。
内蔵する円筒ロールの外周にエンボス成形用の透
孔を設けた成形ロール装置が公知である。また特
公昭49−2977号公報に開示されているように、表
面に多数のエンボス用透孔を形成し、かつ該透孔
に連通する逃気機構を配してなるエンボス用回転
ドラムと、ドラムの外周面上に設けた圧空室とか
らなる装置や、特公昭52−40666号公報に開示さ
れているようにエンボスの凹み深さに相当する厚
さの合成ゴムまたは合成樹脂シート製の無端成形
ベルトに、貫通孔より成る透孔をあけ、このベル
トの裏面部分に空気吸引機構を備えた装置などが
知られている。またそれらの装置で製造された熱
可塑性合成樹脂製のエンボスシートは、引続きそ
の成形ロールもしくはエンボス用回転ドラムまた
は成形ベルト上で、第2の熱可塑性合成樹脂シー
トと貼合わされて中空室を有するプラスチツク片
段ボールが、さらに次工程で反対側に第3の熱可
塑性合成樹脂シートが貼合わされて3層の中空室
を有するハニカム状プラスチツク段ボールが製造
される。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら従来の成形ロールまたはエンボス
用回転ドラムからなる装置においては、外筒周面
に多数のエンボス成形用透孔を形成する必要があ
るため、この透孔形成作業に多大な手間がかか
り、特に微細な排気孔または逃気用の細孔より成
る透孔を削設するのは極めて煩雑な作業であつ
た。またエンボス加工中に成形材料が排気孔内ま
たは逃気用の細孔内に入り込み、排気孔または細
孔を閉鎖することがあり、その除去は困難な作業
であつた。さらに3層のプラスチツク段ボールを
製造するにあたり、エンボス加工され成形ロール
または回転ドラムの外周面に担持された第1の熱
可塑性合成樹脂シート上に、第2の熱可塑性合成
樹脂シートを貼合わせたのち、次工程で第1の熱
可塑性合成樹脂シートの凹部底側に第3の熱可塑
性合成樹脂シートを貼合わせるが、第2の熱可塑
性合成樹脂シートが成形ロールの周面上で、第3
の熱可塑性合成樹脂シートが平面上でそれぞれ第
1の熱可塑性合成樹脂シートと貼着されるため、
完成したプラスチツク段ボールは反り曲がる傾向
があり、その後の工程での矯正は困難であつた。
用回転ドラムからなる装置においては、外筒周面
に多数のエンボス成形用透孔を形成する必要があ
るため、この透孔形成作業に多大な手間がかか
り、特に微細な排気孔または逃気用の細孔より成
る透孔を削設するのは極めて煩雑な作業であつ
た。またエンボス加工中に成形材料が排気孔内ま
たは逃気用の細孔内に入り込み、排気孔または細
孔を閉鎖することがあり、その除去は困難な作業
であつた。さらに3層のプラスチツク段ボールを
製造するにあたり、エンボス加工され成形ロール
または回転ドラムの外周面に担持された第1の熱
可塑性合成樹脂シート上に、第2の熱可塑性合成
樹脂シートを貼合わせたのち、次工程で第1の熱
可塑性合成樹脂シートの凹部底側に第3の熱可塑
性合成樹脂シートを貼合わせるが、第2の熱可塑
性合成樹脂シートが成形ロールの周面上で、第3
の熱可塑性合成樹脂シートが平面上でそれぞれ第
1の熱可塑性合成樹脂シートと貼着されるため、
完成したプラスチツク段ボールは反り曲がる傾向
があり、その後の工程での矯正は困難であつた。
また従来の成形ベルトを使用する装置におい
て、ベルトは所望のエンボス深さに相当する厚さ
を有する耐熱性のゴムまたは合成樹脂で作られて
いる。このためエンボス加工が長時間にわたると
ベルトが高温となりシートのエンボス成形が不可
能となるほか、ゴムまたは合成樹脂の摩耗により
透孔が変形するため、しばしば新品と交換する必
要があつた。さらにエンボス成形された第1の熱
可塑性合成樹脂シートの冷却に長時間を要し、そ
れを短縮するために直接冷却水などに浸すと、水
分付着による第3の熱可塑性合成樹脂シートとの
貼り合わせに不具合が発生し易く、あるいは表装
材をすぐに貼り合わすことができないなどの問題
があつた。
て、ベルトは所望のエンボス深さに相当する厚さ
を有する耐熱性のゴムまたは合成樹脂で作られて
いる。このためエンボス加工が長時間にわたると
ベルトが高温となりシートのエンボス成形が不可
能となるほか、ゴムまたは合成樹脂の摩耗により
透孔が変形するため、しばしば新品と交換する必
要があつた。さらにエンボス成形された第1の熱
可塑性合成樹脂シートの冷却に長時間を要し、そ
れを短縮するために直接冷却水などに浸すと、水
分付着による第3の熱可塑性合成樹脂シートとの
貼り合わせに不具合が発生し易く、あるいは表装
材をすぐに貼り合わすことができないなどの問題
があつた。
この考案は、従来の連続真空エンボス装置がも
つ、以上のような問題点を解消することを目的と
するものである。
つ、以上のような問題点を解消することを目的と
するものである。
問題点を解消するための手段
この目的を達成するため、この考案はつぎのよ
うな構成としている。すなわち、両側の案内車で
張持されて回転移行する、多数の透孔を備えた成
形ベルトの表面側平面部に、軟化状態にある熱可
塑性合成樹脂シートを供給して、成形ベルト表面
上に保持させた状態で真空成形領域に導き、該領
域において成形ベルト裏面側に設けられた空気吸
引機構により、前記透孔を通して前記合成樹脂シ
ートを吸引し、該シートをエンボス加工する連続
真空エンボス装置において、前記成形ベルトを、
無端の金属シートと、該シートに一体に付設さ
れ、かつ金属シートの裏面側に突出してその内側
に前記各透孔を区画している多数の筒部とにより
構成したことを特徴とする。
うな構成としている。すなわち、両側の案内車で
張持されて回転移行する、多数の透孔を備えた成
形ベルトの表面側平面部に、軟化状態にある熱可
塑性合成樹脂シートを供給して、成形ベルト表面
上に保持させた状態で真空成形領域に導き、該領
域において成形ベルト裏面側に設けられた空気吸
引機構により、前記透孔を通して前記合成樹脂シ
ートを吸引し、該シートをエンボス加工する連続
真空エンボス装置において、前記成形ベルトを、
無端の金属シートと、該シートに一体に付設さ
れ、かつ金属シートの裏面側に突出してその内側
に前記各透孔を区画している多数の筒部とにより
構成したことを特徴とする。
また、上記筒部の先端に底壁を一体に付設する
と共に、該底壁に通気孔を形成し、該通気孔と、
前記筒部の内側空間とにより前記透孔を構成する
こともできる。
と共に、該底壁に通気孔を形成し、該通気孔と、
前記筒部の内側空間とにより前記透孔を構成する
こともできる。
作 用
成形ベルトを金属シートと、その裏側に突出し
た筒部とにより構成したため、耐摩耗性に優れ、
冷却効率が良く、高速の連続成形が可能となる。
また成形ベルトが回転移行中に、真空成形領域、
成形ベルトの駆動部および案内部以外では成形ベ
ルトに設けられたエンボス成形用透孔の裏側を目
視することができ、これにより、透孔に成形材料
が入り込んでも容易に除去することができる。さ
らに成形ベルトを使用する装置であるから、ベル
トの平面部でエンボスされた第1の熱可塑性合成
樹脂シートに第2の熱可塑性合成樹脂シートを貼
り合わすことができるため、完成した3層のプラ
スチツク段ボールは成形ロール装置で製造された
もののように反り曲がることはない。
た筒部とにより構成したため、耐摩耗性に優れ、
冷却効率が良く、高速の連続成形が可能となる。
また成形ベルトが回転移行中に、真空成形領域、
成形ベルトの駆動部および案内部以外では成形ベ
ルトに設けられたエンボス成形用透孔の裏側を目
視することができ、これにより、透孔に成形材料
が入り込んでも容易に除去することができる。さ
らに成形ベルトを使用する装置であるから、ベル
トの平面部でエンボスされた第1の熱可塑性合成
樹脂シートに第2の熱可塑性合成樹脂シートを貼
り合わすことができるため、完成した3層のプラ
スチツク段ボールは成形ロール装置で製造された
もののように反り曲がることはない。
実施例
この考案の実施例を、図面を参照しながらその
詳細を説明する。
詳細を説明する。
第1図はこの考案の連続真空エンボス装置の一
例を示す概略図である。無端の成形ベルト1は2
個の案内車2,2′で張持されており、駆動ロー
ル3,4により定速で回転移行する。成形ベルト
1の裏面側には、そのベルト1の下部に部分的に
接して多孔性シート6が、駆動ロール7およびガ
イドロール8,9により張設され、成形ベルトと
ほぼ等速で同一方向に駆動されている。この駆動
ロール7とガイドロール8の間に、多孔性シート
6の下面に接して空気吸引機構5が設けられてい
る。
例を示す概略図である。無端の成形ベルト1は2
個の案内車2,2′で張持されており、駆動ロー
ル3,4により定速で回転移行する。成形ベルト
1の裏面側には、そのベルト1の下部に部分的に
接して多孔性シート6が、駆動ロール7およびガ
イドロール8,9により張設され、成形ベルトと
ほぼ等速で同一方向に駆動されている。この駆動
ロール7とガイドロール8の間に、多孔性シート
6の下面に接して空気吸引機構5が設けられてい
る。
第2図は第1図の連続真空エンボス装置のA−
A矢示要部断面を示す。空気吸引機構5は、内部
に中空室24を有する減圧箱21と排気管22と
からなり、排気管22は図示していない真空ポン
プに接続されている。減圧箱21の上板には多数
の排気孔23が削孔されていてその減圧箱21の
上板面上には多孔性シート6が摺動している。成
形ベルト1の全周両縁には、駆動ロール3のスプ
ロケツトの突起に対応する孔が設けられており、
両側の孔の内側で成形ベルト1の下面には弾性体
26が接着され、その弾性体26の多孔性シート
6側の面には潤滑シート27が接着されている。
弾性体26と潤滑シート27は成形ベルト1の全
周にわたつて延びている。
A矢示要部断面を示す。空気吸引機構5は、内部
に中空室24を有する減圧箱21と排気管22と
からなり、排気管22は図示していない真空ポン
プに接続されている。減圧箱21の上板には多数
の排気孔23が削孔されていてその減圧箱21の
上板面上には多孔性シート6が摺動している。成
形ベルト1の全周両縁には、駆動ロール3のスプ
ロケツトの突起に対応する孔が設けられており、
両側の孔の内側で成形ベルト1の下面には弾性体
26が接着され、その弾性体26の多孔性シート
6側の面には潤滑シート27が接着されている。
弾性体26と潤滑シート27は成形ベルト1の全
周にわたつて延びている。
第3図乃至第6図は成形ベルト1の詳細を示す
拡大断面図であり、第3図に示した成形ベルト1
は、無端の薄い金属シート1aと、該シート1a
に一体に付設され、かつ金属シート1aの裏面側
に突出してその内側に透孔30を区画している多
数の筒部25とにより構成されている。第3図の
例では、金属シート1aに多数の孔を打ち抜き、
その各孔の外周に円筒状部材を溶接し、これを筒
部25としたものである。
拡大断面図であり、第3図に示した成形ベルト1
は、無端の薄い金属シート1aと、該シート1a
に一体に付設され、かつ金属シート1aの裏面側
に突出してその内側に透孔30を区画している多
数の筒部25とにより構成されている。第3図の
例では、金属シート1aに多数の孔を打ち抜き、
その各孔の外周に円筒状部材を溶接し、これを筒
部25としたものである。
第7図は、この考案の装置を使用して製造され
た中空室を有するハニカム状プラスチツク段ボー
ル18の一例を示す斜視図であつて、図を判りや
すくするため、各シートの一部を分離して示す。
た中空室を有するハニカム状プラスチツク段ボー
ル18の一例を示す斜視図であつて、図を判りや
すくするため、各シートの一部を分離して示す。
つぎにこの考案の連続真空エンボス装置により
表層材付きの3層のプラスチツク段ボール18を
製造する工程を説明する。
表層材付きの3層のプラスチツク段ボール18を
製造する工程を説明する。
まず押出成形やカレンダー成形された溶融軟化
状態にある第1の熱可塑性合成樹脂シートS1を
回転移行する無端のエンボス成形ベルト1の表面
側平面部に連続的に供給する。成形ベルト1の回
転移行は、第1図の例においては駆動ロール3,
4の回転により行われるが、案内車2,2′で成
形ベルト1を移行させてもよい。
状態にある第1の熱可塑性合成樹脂シートS1を
回転移行する無端のエンボス成形ベルト1の表面
側平面部に連続的に供給する。成形ベルト1の回
転移行は、第1図の例においては駆動ロール3,
4の回転により行われるが、案内車2,2′で成
形ベルト1を移行させてもよい。
成形ベルト1上に供給された第1の熱可塑性合
成樹脂シートS1は成形ベルト1上に保持され、
該ベルト1の移動により空気吸引機構5の減圧箱
21上に、すなわち真空成形領域に導びかれる。
このとき、成形ベルト1の透孔30上に位置する
第1の熱可塑性合成樹脂シートS1の部分は、減
圧箱21の上板の排気孔23および多孔性シート
6の小孔を通じての排気により、成形ベルト1の
筒部25の内面によつて側面が、多孔性シート6
により底面が形成されたエンボス体に連続して成
形される。成形ベルト1の透孔30のない平坦な
部分、すなわち金属シート1a(第3図)は空気
吸引機構5により多孔性シート6を介して減圧箱
21側に吸引されているので、筒部25の先端面
と多孔性シート6は密接し、その間に第1の熱可
塑性合成樹脂シートS1が侵入することはない。
また成形ベルト1の両縁下面に接着された弾性体
26は潤滑シート27と多孔性シート6を介して
減圧箱21の上板に接しているから、成形ベルト
1の両縁側の気密性が保持される。成形ベルト1
の移動方向またはそれと逆方向における気密性
は、多数の筒部25に空気が当たりその流れが妨
げられて真空成形するのに充分な減圧度を得るこ
とにより維持されるが、さらに筒部25間を閉塞
するための細くかつ長い毛を密植したブラシ状の
遮蔽機構10,10′を、多孔性シート6用のガ
イドロール8の手前および駆動ロール7の後方に
設け、かつ空気吸引機構5の前縁および後縁にも
駆動ロール7またはガイドロール8のそれぞれの
ロール面に接触する同様の遮蔽機構10″,10
を設けておくと、エンボス成形に要する第1の
熱可塑性合成樹脂シートS1と減圧箱21の上板
との気密性はより確実に達成される。
成樹脂シートS1は成形ベルト1上に保持され、
該ベルト1の移動により空気吸引機構5の減圧箱
21上に、すなわち真空成形領域に導びかれる。
このとき、成形ベルト1の透孔30上に位置する
第1の熱可塑性合成樹脂シートS1の部分は、減
圧箱21の上板の排気孔23および多孔性シート
6の小孔を通じての排気により、成形ベルト1の
筒部25の内面によつて側面が、多孔性シート6
により底面が形成されたエンボス体に連続して成
形される。成形ベルト1の透孔30のない平坦な
部分、すなわち金属シート1a(第3図)は空気
吸引機構5により多孔性シート6を介して減圧箱
21側に吸引されているので、筒部25の先端面
と多孔性シート6は密接し、その間に第1の熱可
塑性合成樹脂シートS1が侵入することはない。
また成形ベルト1の両縁下面に接着された弾性体
26は潤滑シート27と多孔性シート6を介して
減圧箱21の上板に接しているから、成形ベルト
1の両縁側の気密性が保持される。成形ベルト1
の移動方向またはそれと逆方向における気密性
は、多数の筒部25に空気が当たりその流れが妨
げられて真空成形するのに充分な減圧度を得るこ
とにより維持されるが、さらに筒部25間を閉塞
するための細くかつ長い毛を密植したブラシ状の
遮蔽機構10,10′を、多孔性シート6用のガ
イドロール8の手前および駆動ロール7の後方に
設け、かつ空気吸引機構5の前縁および後縁にも
駆動ロール7またはガイドロール8のそれぞれの
ロール面に接触する同様の遮蔽機構10″,10
を設けておくと、エンボス成形に要する第1の
熱可塑性合成樹脂シートS1と減圧箱21の上板
との気密性はより確実に達成される。
上述のように第1の熱可塑性合成樹脂シートS
1は、真空成形領域において、成形ベルト1の裏
面側に設けられた空気吸引機構5により成形ベル
ト1の透孔30を通して吸引され、連続的にエン
ボス加工される。このようにエンボス成形された
第1の熱可塑性合成樹脂シートS1の上に、軟化
状態の第2の熱可塑性合成樹脂シートS2を導
き、これらを圧着ロール11で貼合わす。引続き
本例では、プラスチツクフイルム、織布、不織
布、編布等の表装材S3を第2の熱可塑性合成樹
脂シートS2上に圧着ロール12により貼合わす
が、表層材を省略してもよい。この後冷却装置1
6により貼合せ体は冷風により冷却され、中空室
を有するプラスチツク片段ボール17が製造され
る。さらにこの片段ボール17の下面のエンボス
突出側に軟化状態の第3の熱可塑性合成樹脂シー
トS4を2本の圧着ロール13,14間で貼合わ
すことにより、第7図に示したような中空室を有
するハニカム状プラスチツク段ボール18が完成
する。
1は、真空成形領域において、成形ベルト1の裏
面側に設けられた空気吸引機構5により成形ベル
ト1の透孔30を通して吸引され、連続的にエン
ボス加工される。このようにエンボス成形された
第1の熱可塑性合成樹脂シートS1の上に、軟化
状態の第2の熱可塑性合成樹脂シートS2を導
き、これらを圧着ロール11で貼合わす。引続き
本例では、プラスチツクフイルム、織布、不織
布、編布等の表装材S3を第2の熱可塑性合成樹
脂シートS2上に圧着ロール12により貼合わす
が、表層材を省略してもよい。この後冷却装置1
6により貼合せ体は冷風により冷却され、中空室
を有するプラスチツク片段ボール17が製造され
る。さらにこの片段ボール17の下面のエンボス
突出側に軟化状態の第3の熱可塑性合成樹脂シー
トS4を2本の圧着ロール13,14間で貼合わ
すことにより、第7図に示したような中空室を有
するハニカム状プラスチツク段ボール18が完成
する。
本考案に使用される成形ベルト1の金属シート
1aは、たとえば黄銅、青銅、りん青鋼、軟鋼、
ステンレス鋼など金属により構成される。またこ
の金属シート1aの裏面側に突出する筒部25
は、第3図の如く金属シート1aの所定位置に孔
をあけ、この孔に筒部25となる金属製の円筒状
部材を挿入し溶接するほか、該円筒状部材を熱硬
化性接着剤で金属シート1aに固着してもよい。
筒状部材としては金属のほか、耐熱性の合成樹脂
や合成ゴムを使用することもできる。
1aは、たとえば黄銅、青銅、りん青鋼、軟鋼、
ステンレス鋼など金属により構成される。またこ
の金属シート1aの裏面側に突出する筒部25
は、第3図の如く金属シート1aの所定位置に孔
をあけ、この孔に筒部25となる金属製の円筒状
部材を挿入し溶接するほか、該円筒状部材を熱硬
化性接着剤で金属シート1aに固着してもよい。
筒状部材としては金属のほか、耐熱性の合成樹脂
や合成ゴムを使用することもできる。
そのほか、形成すべきエンボスの凹部の深さが
浅いときは、金属シート1aそのものに、第4図
のように絞り加工を施すことによつて、筒部31
とその先端の底壁31aを一体に形成し、該底壁
31aに通気孔32を削孔し、該通気孔32と、
筒部31の内側空間とにより、透孔30を構成し
てもよい。
浅いときは、金属シート1aそのものに、第4図
のように絞り加工を施すことによつて、筒部31
とその先端の底壁31aを一体に形成し、該底壁
31aに通気孔32を削孔し、該通気孔32と、
筒部31の内側空間とにより、透孔30を構成し
てもよい。
あるいは、第5図のように金属シート1aに孔
をあけ、その孔の縁にバーリング加工により筒部
33を一体に形成するか、または第6図のように
金属シート1aに絞り加工でつば34を形成し、
そのつば34に、外周にらせん溝を設けた筒部3
5を金属シート1aの表側上面と同一面になるま
で嵌め込み、隙間36を接着剤やパテ状充填剤で
埋めるなどして、各筒部33,35の内側に透孔
30を区画形成することもできる。
をあけ、その孔の縁にバーリング加工により筒部
33を一体に形成するか、または第6図のように
金属シート1aに絞り加工でつば34を形成し、
そのつば34に、外周にらせん溝を設けた筒部3
5を金属シート1aの表側上面と同一面になるま
で嵌め込み、隙間36を接着剤やパテ状充填剤で
埋めるなどして、各筒部33,35の内側に透孔
30を区画形成することもできる。
筒部としては、円筒状のみならず半球状、角筒
状、角錐台状など各種形状が採用される。
状、角錐台状など各種形状が採用される。
多孔性シート6としては、金網、合成樹脂製
網、繊維製網、布などが使用され、第1の熱可塑
性合成樹脂シートS1との剥離性を良くするため
に、たとえば金網の場合は弗素樹脂を焼き付ける
とよい。なおこの多孔性シート6が耐摩耗性と潤
滑性の良い材料の場合走行移動させなくてもよ
い。またこの多孔性シート6は駆動ロール7とガ
イドロール9の間では、成形材料が詰まつても目
視できるので、詰まつた材料の除去が容易であ
る。
網、繊維製網、布などが使用され、第1の熱可塑
性合成樹脂シートS1との剥離性を良くするため
に、たとえば金網の場合は弗素樹脂を焼き付ける
とよい。なおこの多孔性シート6が耐摩耗性と潤
滑性の良い材料の場合走行移動させなくてもよ
い。またこの多孔性シート6は駆動ロール7とガ
イドロール9の間では、成形材料が詰まつても目
視できるので、詰まつた材料の除去が容易であ
る。
図示した連続真空エンボス装置において、溶融
樹脂シートの連続エンボス加工により、該シート
は、成形ベルト1の表面、筒部25,31,3
3,35の内面、および多孔性シート6に接触す
るが、接触時間は極めて短く、いずれも肉薄であ
るので、非接触時間内に放熱し、特に冷却装置を
設けなくても長時間運転が可能である。しかし前
記溶融樹脂シートの厚さが厚く、成形速度が速い
場合は、成形ベルト1と多孔性シート6を冷却装
置40,41によりそれぞれ冷風で冷却すればよ
く、さらに成形ベルト1を強制的に冷却する必要
があるときは、成形ベルト1がエンボス成形領域
の下側を裏向きに移行する間に成形ベルト1の裏
面側に注水すればよい。注入された水は、弾性体
26により床に漏れることもなく、かつ筒部2
5,31,33,35により成形ベルト1の成形
面を濡らすこともない。また成形ベルト1の駆動
ロール4の前後で水分を圧縮空気で飛ばしたり、
吸水性スポンジや布でふきとるようにすればさら
によい。
樹脂シートの連続エンボス加工により、該シート
は、成形ベルト1の表面、筒部25,31,3
3,35の内面、および多孔性シート6に接触す
るが、接触時間は極めて短く、いずれも肉薄であ
るので、非接触時間内に放熱し、特に冷却装置を
設けなくても長時間運転が可能である。しかし前
記溶融樹脂シートの厚さが厚く、成形速度が速い
場合は、成形ベルト1と多孔性シート6を冷却装
置40,41によりそれぞれ冷風で冷却すればよ
く、さらに成形ベルト1を強制的に冷却する必要
があるときは、成形ベルト1がエンボス成形領域
の下側を裏向きに移行する間に成形ベルト1の裏
面側に注水すればよい。注入された水は、弾性体
26により床に漏れることもなく、かつ筒部2
5,31,33,35により成形ベルト1の成形
面を濡らすこともない。また成形ベルト1の駆動
ロール4の前後で水分を圧縮空気で飛ばしたり、
吸水性スポンジや布でふきとるようにすればさら
によい。
第1乃至第3の熱可塑性合成樹脂シートS1,
S2,S4としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、EVA樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、
スチレン樹脂などや、そらの樹脂にタルクや炭酸
カルシウム等の充填剤を混練配合した材料が使用
される。
S2,S4としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、EVA樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、
スチレン樹脂などや、そらの樹脂にタルクや炭酸
カルシウム等の充填剤を混練配合した材料が使用
される。
このように製造された中空室を有するプラスチ
ツク段ボールは、車両用内装材、建築用資材など
として広い用途を有する。
ツク段ボールは、車両用内装材、建築用資材など
として広い用途を有する。
考案の効果
この考案の連続真空エンボス装置は、成形ベル
トを、金属シートと、その裏面側に突出する筒部
とにより構成したので、冷却効率が高く、エンボ
ス加工する溶融シートの熱により、従来のゴム製
の成形ベルトのように蓄熱することなく、摩耗に
よりエンボス加工用の透孔が変形することがな
い。
トを、金属シートと、その裏面側に突出する筒部
とにより構成したので、冷却効率が高く、エンボ
ス加工する溶融シートの熱により、従来のゴム製
の成形ベルトのように蓄熱することなく、摩耗に
よりエンボス加工用の透孔が変形することがな
い。
したがつて、成形シートも速やかに冷却される
ので高速の連続運転が可能となり、従来の合成ゴ
ムまたは合成樹脂製の成形ベルトに比べてベルト
の長さを短縮することができるとともに、冷却が
間に合わず、エンボス成形品に直接水などの冷媒
で急冷するための歪の発生もない。
ので高速の連続運転が可能となり、従来の合成ゴ
ムまたは合成樹脂製の成形ベルトに比べてベルト
の長さを短縮することができるとともに、冷却が
間に合わず、エンボス成形品に直接水などの冷媒
で急冷するための歪の発生もない。
また成形ベルトを使用する装置であるから、ベ
ルトの平面部分でエンボスされた第1の熱可塑性
合成樹脂シートに第2の熱可塑性合成樹脂シート
を貼り合わすことができ、成形ロール装置におけ
るように成形ロールの周面でエンボスされた第1
の熱可塑性合成樹脂シートに第2の熱可塑性合成
樹脂シートを貼り合わすのと異なり、次工程で第
1の熱可塑性合成樹脂シートのエンボス凹部底側
に平面状に第3の熱可塑性合成樹脂シートを貼り
合わせても、完成した中空室を有するプラスチツ
ク段ボールが、使用中、ことに昇温時に反り曲る
ことはない。
ルトの平面部分でエンボスされた第1の熱可塑性
合成樹脂シートに第2の熱可塑性合成樹脂シート
を貼り合わすことができ、成形ロール装置におけ
るように成形ロールの周面でエンボスされた第1
の熱可塑性合成樹脂シートに第2の熱可塑性合成
樹脂シートを貼り合わすのと異なり、次工程で第
1の熱可塑性合成樹脂シートのエンボス凹部底側
に平面状に第3の熱可塑性合成樹脂シートを貼り
合わせても、完成した中空室を有するプラスチツ
ク段ボールが、使用中、ことに昇温時に反り曲る
ことはない。
第1図はこの考案の連続真空エンボス装置の概
略を示す側面図、第2図は第1図のA−A線要部
断面図、第3図乃至第6図は成形ベルトの詳細を
示す断面図、第7図は表層材を有する3層のハニ
カム状プラスチツク段ボールの一例を示す斜視図
である。 1……成形ベルト、1a……金属シート、2,
2′……案内車、5……空気吸引機構、25,3
1,33,35……筒部、30……透孔、31a
……底壁、32……通気孔、S1……熱可塑性合
成樹脂シート。
略を示す側面図、第2図は第1図のA−A線要部
断面図、第3図乃至第6図は成形ベルトの詳細を
示す断面図、第7図は表層材を有する3層のハニ
カム状プラスチツク段ボールの一例を示す斜視図
である。 1……成形ベルト、1a……金属シート、2,
2′……案内車、5……空気吸引機構、25,3
1,33,35……筒部、30……透孔、31a
……底壁、32……通気孔、S1……熱可塑性合
成樹脂シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側の案内車で張持されて回転移行する、多
数の透孔を備えた成形ベルトの表面側平面部
に、軟化状態にある熱可塑性合成樹脂シートを
供給して、成形ベルト表面上に保持させた状態
で真空成形領域に導き、該領域において成形ベ
ルト裏面側に設けられた空気吸引機構により、
前記透孔を通して前記合成樹脂シートを吸引
し、該シートをエンボス加工する連続真空エン
ボス装置において、 前記成形ベルトを、無端の金属シートと、該
シートに一体に付設され、かつ金属シートの裏
面側に突出してその内側に前記各透孔を区画し
ている多数の筒部とにより構成したことを特徴
とする連続真空エンボス装置。 (2) 前記筒部の先端に底壁を一体に付設すると共
に、該底壁に通気孔を形成し、該通気孔と、前
記筒部の内側空間とにより前記透孔を構成した
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の連続真
空エンボス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985134263U JPH03360Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985134263U JPH03360Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243722U JPS6243722U (ja) | 1987-03-16 |
| JPH03360Y2 true JPH03360Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=31035343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985134263U Expired JPH03360Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03360Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS559110B2 (ja) * | 1972-05-08 | 1980-03-07 | ||
| DE2541672A1 (de) * | 1974-09-19 | 1977-03-24 | Wira Leeds Fa | Verfahren zur formung von stoffteilen, insbesondere fuer kleidungsstuecke |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP1985134263U patent/JPH03360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243722U (ja) | 1987-03-16 |
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