JPH0338642B2 - - Google Patents
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- JPH0338642B2 JPH0338642B2 JP56088133A JP8813381A JPH0338642B2 JP H0338642 B2 JPH0338642 B2 JP H0338642B2 JP 56088133 A JP56088133 A JP 56088133A JP 8813381 A JP8813381 A JP 8813381A JP H0338642 B2 JPH0338642 B2 JP H0338642B2
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- rotary transformer
- windings
- winding
- inductance
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/02—Analogue recording or reproducing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
- H04N5/931—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal
- H04N5/9315—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal the level control being frequency dependent
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/14—Inductive couplings
- H01F2038/143—Inductive couplings for signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
本発明は巻線数の少ないビデオヘツドを用いる
磁気記録再生装置に関する。 磁気記録再生装置の一例として家庭用ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称する)があるが、
これに用いているビデオヘツドの巻線数は15ター
ンから20ターンを必要としており、巻線数の多い
ことがビデオヘツド生産性向上のネツクになつて
いた。第1図はビデオヘツドの構造の一例を示
す。図から解るようにビデオヘツドの巻線は針の
穴のようなヘツドの窓3に銅線2を20回も通すも
のであり、作業に時間がかかるだけでなく、作業
者にとつてもつらい仕事であつた。以下に従来の
VTRを例にとつてビデオヘツドの巻線数が何故
20ターンに選ばれているかを説明する。 第2図に2ヘツドヘリカルスキヤン形VTRの
概要を示すブロツク図を示す。 先ず記録時について説明する。入力端子12に
印加されたビデオ信号は記録回路10を通り、記
録信号に変換され、書込みアンプ7で増幅されビ
デオヘツド1,1′に記録電流として流れる。第
2図のビデオヘツド1の巻線数は20ターンでイン
ダクタンス値が約2μHに選ばれている。ロータリ
トランス5a,5bの巻上げ比は1:2に設定さ
れており、一次側(ヘツド側)の巻線数は5aが
4ターン、5bが3ターンに、二次側(ヘツドア
ンプ側)の巻線数は5aが8ターン、5bが6タ
ーンに夫々選ばれている。 上記の条件において必要な記録電流を流すに要
する書込みアンプ7の出力信号電圧(P−P値)
は酸化物テープに対して3〜4VPPとなる。この
3〜4VPPという値は書込みアンプ7の電源電圧
が9〜12Vであることから考えると適切な値とな
つている。即ち、ヘツド1,1′の巻線数を減ら
すか、ロータリトランス5a,5bの巻上げ比を
変えて書込みアンプ7から見たヘツドインピーダ
ンスを上記より下げると記録電流が増加し、消費
電力増加となり好ましくない。 一方、逆にヘツドインピーダンスを上げると、
書込みアンプ7の出力信号電圧が大きくなり、信
号波形に歪を生じ特性劣化を招く。 次に再生時について説明する。ビデオヘツド1
で読み出された信号はロータリトランス5a,5
bでステツプアツプされヘツドアンプ8a,8b
に入力される。コンデンサ9a,9bはそれぞれ
ヘツドアンプ8a,8bからヘツド側を見たイン
ダクタンス値と共振させるためのものであり、共
振周波数を再生FM信号の最高キヤリア周波数近
傍に選んでいる。上記共振周波数の選定はインピ
ーダンスノイズの抑圧とヘツドアンプ8a,8b
とビデオヘツド1,1′のノイズマツチングの役
割も果している。 即ち、ヘツドの巻数を減らすかロータリトラン
スの巻上げ比を変えて信号源インピーダンスを下
げると上記共振特性を確保することは問題ない
が、アンプ8a,8bとヘツド1,1′のノイズ
マツチングが悪化する。 逆に信号源インピーダンスを高めることは、上
記ノイズマツチングを取り易くするが、上記共振
特性が取れなくなるという問題点を発生する。上
記共振周波数がヘツドインダクタンスと浮遊容
量、アンプ入力容量、コンデンサ9a,9bの容
量の合計容量で決定されるので、ヘツドインダク
タンスが大きくなりすぎると、コンデンサ9a,
9bを除去しても共振周波数が必要周波数まで上
がらないことになる。 次にロータリトランスのターン数が5aと5b
で異なる理由を説明する。第3図に第2に用いて
いるロータリトランス5の構造図を示す。Aが平
面図、Bが断面図である。家庭用VTRに用いる
ロータリトランスは第3図A,Bのようにロータ
コア14とステータコア15が平面対向してお
り、第1チヤンネルの巻線16,18と第2チヤ
ンネルの巻線17,19が同心円状に配置されて
いる。 ここで問題となるのは第1チヤンネル用巻線1
6と第2チヤンネル用巻線17の直径が異ること
である。すなわち、巻線16と巻線17の巻線数
を同一にすれば、直径の大きい第2チヤンネルの
一次側インダクタンスが第1チヤンネルのそれよ
り大きくなり、チヤンネル間に不揃いを生じる。 したがつて、この直径の違いを巻線数を変える
ことで補正するため、たとえば第1チヤンネル1
6の巻線数を4ターン、第2チヤンネル17の巻
線数を3ターンとしている。 次にロータリトランス5の一次側インダクタン
スとビデオヘツドのインダクタンスの関係につい
て述べる。もしロータリトランス5が結合係数=
1の理想トランスであれば、ロータリトランスの
インダクタンスとヘツドインダクタンスに特定の
関係を持たせる必要はない。しかし、ロータリト
ランス5は第3図Bに示すようにエヤギヤツプ2
0を持ち、結合係数(K)は0.95近傍の値となつてい
る。K≠1の時のビデオヘツド1,1′のインダ
クタンス(Lh)とロータリトランスの一次側イ
ンダクタンス(LRP)のマツチング条件は次式と
なる。 上式は再生時のロータリトランス5の2次側か
らヘツド側を見たインダクタンスをL0、無負荷
出力をl0としたときl0/√0が最大となる条件で
ある。すなわち、再生FM信号帯域(VHS方式の
場合3〜5MHz)においてはl0/√0が性能指数
となる。ただし
磁気記録再生装置に関する。 磁気記録再生装置の一例として家庭用ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称する)があるが、
これに用いているビデオヘツドの巻線数は15ター
ンから20ターンを必要としており、巻線数の多い
ことがビデオヘツド生産性向上のネツクになつて
いた。第1図はビデオヘツドの構造の一例を示
す。図から解るようにビデオヘツドの巻線は針の
穴のようなヘツドの窓3に銅線2を20回も通すも
のであり、作業に時間がかかるだけでなく、作業
者にとつてもつらい仕事であつた。以下に従来の
VTRを例にとつてビデオヘツドの巻線数が何故
20ターンに選ばれているかを説明する。 第2図に2ヘツドヘリカルスキヤン形VTRの
概要を示すブロツク図を示す。 先ず記録時について説明する。入力端子12に
印加されたビデオ信号は記録回路10を通り、記
録信号に変換され、書込みアンプ7で増幅されビ
デオヘツド1,1′に記録電流として流れる。第
2図のビデオヘツド1の巻線数は20ターンでイン
ダクタンス値が約2μHに選ばれている。ロータリ
トランス5a,5bの巻上げ比は1:2に設定さ
れており、一次側(ヘツド側)の巻線数は5aが
4ターン、5bが3ターンに、二次側(ヘツドア
ンプ側)の巻線数は5aが8ターン、5bが6タ
ーンに夫々選ばれている。 上記の条件において必要な記録電流を流すに要
する書込みアンプ7の出力信号電圧(P−P値)
は酸化物テープに対して3〜4VPPとなる。この
3〜4VPPという値は書込みアンプ7の電源電圧
が9〜12Vであることから考えると適切な値とな
つている。即ち、ヘツド1,1′の巻線数を減ら
すか、ロータリトランス5a,5bの巻上げ比を
変えて書込みアンプ7から見たヘツドインピーダ
ンスを上記より下げると記録電流が増加し、消費
電力増加となり好ましくない。 一方、逆にヘツドインピーダンスを上げると、
書込みアンプ7の出力信号電圧が大きくなり、信
号波形に歪を生じ特性劣化を招く。 次に再生時について説明する。ビデオヘツド1
で読み出された信号はロータリトランス5a,5
bでステツプアツプされヘツドアンプ8a,8b
に入力される。コンデンサ9a,9bはそれぞれ
ヘツドアンプ8a,8bからヘツド側を見たイン
ダクタンス値と共振させるためのものであり、共
振周波数を再生FM信号の最高キヤリア周波数近
傍に選んでいる。上記共振周波数の選定はインピ
ーダンスノイズの抑圧とヘツドアンプ8a,8b
とビデオヘツド1,1′のノイズマツチングの役
割も果している。 即ち、ヘツドの巻数を減らすかロータリトラン
スの巻上げ比を変えて信号源インピーダンスを下
げると上記共振特性を確保することは問題ない
が、アンプ8a,8bとヘツド1,1′のノイズ
マツチングが悪化する。 逆に信号源インピーダンスを高めることは、上
記ノイズマツチングを取り易くするが、上記共振
特性が取れなくなるという問題点を発生する。上
記共振周波数がヘツドインダクタンスと浮遊容
量、アンプ入力容量、コンデンサ9a,9bの容
量の合計容量で決定されるので、ヘツドインダク
タンスが大きくなりすぎると、コンデンサ9a,
9bを除去しても共振周波数が必要周波数まで上
がらないことになる。 次にロータリトランスのターン数が5aと5b
で異なる理由を説明する。第3図に第2に用いて
いるロータリトランス5の構造図を示す。Aが平
面図、Bが断面図である。家庭用VTRに用いる
ロータリトランスは第3図A,Bのようにロータ
コア14とステータコア15が平面対向してお
り、第1チヤンネルの巻線16,18と第2チヤ
ンネルの巻線17,19が同心円状に配置されて
いる。 ここで問題となるのは第1チヤンネル用巻線1
6と第2チヤンネル用巻線17の直径が異ること
である。すなわち、巻線16と巻線17の巻線数
を同一にすれば、直径の大きい第2チヤンネルの
一次側インダクタンスが第1チヤンネルのそれよ
り大きくなり、チヤンネル間に不揃いを生じる。 したがつて、この直径の違いを巻線数を変える
ことで補正するため、たとえば第1チヤンネル1
6の巻線数を4ターン、第2チヤンネル17の巻
線数を3ターンとしている。 次にロータリトランス5の一次側インダクタン
スとビデオヘツドのインダクタンスの関係につい
て述べる。もしロータリトランス5が結合係数=
1の理想トランスであれば、ロータリトランスの
インダクタンスとヘツドインダクタンスに特定の
関係を持たせる必要はない。しかし、ロータリト
ランス5は第3図Bに示すようにエヤギヤツプ2
0を持ち、結合係数(K)は0.95近傍の値となつてい
る。K≠1の時のビデオヘツド1,1′のインダ
クタンス(Lh)とロータリトランスの一次側イ
ンダクタンス(LRP)のマツチング条件は次式と
なる。 上式は再生時のロータリトランス5の2次側か
らヘツド側を見たインダクタンスをL0、無負荷
出力をl0としたときl0/√0が最大となる条件で
ある。すなわち、再生FM信号帯域(VHS方式の
場合3〜5MHz)においてはl0/√0が性能指数
となる。ただし
【式】となることは
l0が変らず√0が大きくなることであり、これに
よる不都合はインピーダンスノイズの増加であ
る。したがつて、テープから生ずるノイズがイン
ピーダンスノイズより大きいシステムにおいては
よる不都合はインピーダンスノイズの増加であ
る。したがつて、テープから生ずるノイズがイン
ピーダンスノイズより大きいシステムにおいては
【式】でもよいことになる。
またFM信号の下側の周波数帯に多重されたク
ロマ信号の読み出しに着目すると、この周波数帯
における信号源インピーダンスは極めて小さく、
無視できる。したがつてクロマ信号に対する性能
指数はl0そのものでありLRP≫Lhであればよい。 以上のことから、現状の家庭用VTRではLRPと
Lhは次式のように設計することが好ましい。 γ=1.0〜1.5 γを大きくしすぎるとインダクタンスL0と浮
遊容量、コンデンサ9a,9b、アンプ8a,8
bの入力容量で生じる共振周波数が低くなり、再
生FM等化特性を確保しにくくなる。したがつ
て、γとしては上記共振周波数が再生FMキヤリ
ア周波数より高くなる範囲で選べばよい。 しかし、従来のVTRにおいてはヘツドの巻数
を減らす努力を全くしておらず、上記LRPを小さ
くすること、Kを大きくすること、γを大きめに
選ぶといつた考慮がされていない。 以上のことから、従来のVTRではビデオヘツ
ドの巻線数20ターン(Lh=2μH)ロータリトラン
スの一次側巻線数3ターン、4ターン(LRP=
10μH〜12μH、K=0.97)ロータリトランスの巻
上げ比1:2、記録に必要な信号電圧3〜4VPP、
ノイズマツチングインピーダンス200Ω〜1KΩの
ヘツドアンプを使用していた。 もう一度、従来技術の問題点を整理すると、(1)
ロータリトランスのチヤンネル毎のインダクタン
スを揃えるために必要な最小ターン数は内側4タ
ーン、外側3ターンである。(2)上記ロータリトラ
ンスにマツチングさせるためにはビデオヘツドの
巻線数を20ターンとする必要がある。(3)以上の条
件下で記録信号出力が大きくなりすぎず、かつヘ
ツドアンプのNFを劣化させないようロータリト
ランスの巻上げ比を1:2に選んでいる。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、巻線数の少ないヘツドを使用しても性能劣
化のないヘリカルスキヤン形VTRを提供するこ
とにある。 本発明では、ロータリトランスの一次側の巻線
数を1ターンとし、このロータリトランスにマツ
チングするようビデオヘツドの巻線数を減らすも
のである。又、ロータリトランスのインダクタン
スのチヤンネル間不揃いについてはロータリトラ
ンスのコアの溝形を工夫することで解決するもの
である。 第2図と第3図を用いて、本発明の基本的構成
を説明する。本発明ではロータリトランス5のロ
ータ側巻線(第3図の16,17)を夫々1ター
ンとし、ステータ側巻線(第3図18,19)を
例えば夫々8ターンとする。ビデオヘツド(第2
図の1,1′)の巻線は夫々5ターンとする。こ
のような設定においては、ロータリトランス5の
2次側からヘツドを見たインピーダンスは従来と
同じになり、従来通りの書き込みアンプ、プリア
ンプを使用できる。 ここで多少問題となるのは、ヘツドインダクタ
ンスLhとロータリトランスの第2チヤンネルの
一次側インダクタンスがマツチングしないことで
ある。この問題はプリアンプ回路の定数を変える
ことでほぼ吸収できる。すなわち、ロータリトラ
ンスの第一チヤンネルと第2チヤンネルの巻線数
を同じにすると、第2チヤンネルのインダクタン
スが第1チヤンネルより大きくなる。このためヘ
ツドアンプからヘツド側を見たインダクタンスも
第2チヤンネルが第1チヤンネルよりも大きくな
り、コンデンサ9a,9bとで生じる共振周波数
がチヤンネル間で異なる。したがつて、第2チヤ
ンネルに設けるコンデンサの値を第1チヤンネル
のコンデンサより小さく選ぶことで問題を解決で
きる。 もう一つの解決策はロータリトランスのコア構
造を工夫することで得られる。第4図は改良され
たロータリトランスの構造を説明するための、第
3図の点数で囲んだ部分に相当する部分を拡大し
た図である。 第4図では第2チヤンネル巻線溝22の幅を拡
げてl1を第3図のものより小さくするとともに、
第2チヤンネルと第1チヤンネルの間に溝21を
設けることでl2<l3としている。これにより、巻
線17から生じる磁束の通る磁路の抵抗を巻線1
6に対する磁路の抵抗より高くすることで、ロー
タリトランスの第1チヤンネルのインダクタンス
と第2チヤンネルのそれをバランスさせることが
できる。 第5図に本発明の別の一実施例を示す。第5図
ではロータリトランスのロータ巻線、ステータ巻
線を夫々1ターンとするとともに、アンプ7,8
a,8bとのマツチングを取るため、ステツプア
ツプトランス23a,23bを設けている。ロー
タリトランス5′の特性は結合係数K=0.97、イ
ンダクタンスLR=0.5μ〜0.7μH(通常の努力でこ
の程度)となり、ビデオヘツドのインダクタンス
は(2)式からLhはLRの1/4〜1/6が望ましくターン
数は5ターンとなる。ロータリトランス5′の巻
上げ比が1:1なのでこのままではインピーダン
スが低すぎる。したがつてステツプアツプトラン
ス23a,23bにより8倍に巻上げることで、
従来並みインピーダンスに上げている。したがつ
て第5図のアンプ7,8a,8bはそれぞれ第2
図のアンプ7,8a,8bと同じものを使用でき
る。 第5図に用いるロータリトランス5′は巻線が
全て1ターンなので構造を工夫することで結合係
数を大幅に改善できる。第6図は結合係数を改善
したロータリトランスの構造を説明するための、
第3図の点線で囲んだ部分に相当する部分の拡大
図である。 第6図の特徴は巻線溝22の深さを従来の半分
以下(300μm)程度とし、巻線16,17,1
8,19の全てを平角線としたことである。第6
図に示す構造とすることで、インダクタンスLP
を変えることなく、漏洩磁束を従来比1/3以下と
することができる。第6図ではエアギヤツプ70μ
mにおいて結合係数K=0.99程度、LP=0.5μHを
得ることができ、ヘツドのインダクタンスはLP
の1/10〜1/15程度が適当となる。この条件ではヘ
ツドの巻線は2〜3ターンまで減らせることにな
る。 第6図に示す巻線の製造方法は、溝に溶融した
導体を流し込んだ後コアと一緒に表面研摩する方
法、溝の部分だけに導体を蒸着する方法、形どら
れた薄い導体巻線を溝内にはりつける方法などが
考えられる。 第6図においてインダクタンスLPを減らすに
は第6図のl5を大きくするか、巻線の直径を小さ
くすればよい。結合係数を高くし、巻線直径を小
さくすることでビデオヘツドのマツチングインダ
クタンスを十分低下させることができ、ヘツド巻
線を1〜2ターンまで実用化することができる。 第5図のもう一つの特長は(2)式で示したγを大
きく選びやすくヘツドの巻線をさらに減らしやす
いことである。第5図の場合、前述のアンプ入力
部における共振周波数を決める浮遊容量が等化的
に小さくなり、その分γを大きくできる。浮遊容
量の大部分はロータリトランス5′とヘツドアン
プ8a,8bを接続する部分(普通シールド線で
構成されている。)で発生している。第5図では、
ロータリトランス5′とステツプアツプトランス
23a,23bの間をシールド線で接続してい
る。ロータリトランス5′の出力はインピーダン
スが極めて低く、したがつてシールド線の容量は
全く影響しない。このため、ヘツドの巻数を1タ
ーンとし、ステツプアツプトランス23a,23
bの巻上げ比を1:40(このとき従来方式でヘツ
ド巻線20ターンとしたのとインピーダンスがほぼ
同じになる)程度とすることも可能である。 第7図は第5図に示したシステムに用いる巻線
2ターンのビデオヘツドの巻線構造の一例を示す
図である。第7図ではヘツドベース27に取付け
られたビデオヘツドの窓3に2本の巻線を通し、
夫々Cコア28に1ターン、Iコア29に1ター
ン巻付け、その線端は端子24,25,26に接
続する。第7図のようにIコア29とCコア29
に同数巻くことは妨害排除の点から望ましい。
又、2本の線で2ターンを構成する理由は巻線の
自動化をしやすくするためである。 第8図は第7図のヘツドの等価回路図である。
端子24,26はヘツドの両端子であり、ロータ
リトランスに接続される。端子25はヘツド巻線
のセンタータツプとなり、特に他と接続する必要
はない。ただし、妨害排除能力を向上させるた
め、第8図の端子25を回転上シリンダの金属部
と接続することでアースすることも可能である。
端子25とアースする効果はヘツド巻線に飛び込
んだ不平衡成分を除去することができ、妨害排除
能力を向上できる。 以上述べたように本発明を用いることでビデオ
ヘツドの巻線数を従来の15〜20ターンから5〜1
ターンに減らすことができ、ヘツドの生産性を大
幅に向上できる。さらに、ロータリヘツドの結合
係数を上げることもでき、ロータリトランスの小
形化、高性能化も図れる。
ロマ信号の読み出しに着目すると、この周波数帯
における信号源インピーダンスは極めて小さく、
無視できる。したがつてクロマ信号に対する性能
指数はl0そのものでありLRP≫Lhであればよい。 以上のことから、現状の家庭用VTRではLRPと
Lhは次式のように設計することが好ましい。 γ=1.0〜1.5 γを大きくしすぎるとインダクタンスL0と浮
遊容量、コンデンサ9a,9b、アンプ8a,8
bの入力容量で生じる共振周波数が低くなり、再
生FM等化特性を確保しにくくなる。したがつ
て、γとしては上記共振周波数が再生FMキヤリ
ア周波数より高くなる範囲で選べばよい。 しかし、従来のVTRにおいてはヘツドの巻数
を減らす努力を全くしておらず、上記LRPを小さ
くすること、Kを大きくすること、γを大きめに
選ぶといつた考慮がされていない。 以上のことから、従来のVTRではビデオヘツ
ドの巻線数20ターン(Lh=2μH)ロータリトラン
スの一次側巻線数3ターン、4ターン(LRP=
10μH〜12μH、K=0.97)ロータリトランスの巻
上げ比1:2、記録に必要な信号電圧3〜4VPP、
ノイズマツチングインピーダンス200Ω〜1KΩの
ヘツドアンプを使用していた。 もう一度、従来技術の問題点を整理すると、(1)
ロータリトランスのチヤンネル毎のインダクタン
スを揃えるために必要な最小ターン数は内側4タ
ーン、外側3ターンである。(2)上記ロータリトラ
ンスにマツチングさせるためにはビデオヘツドの
巻線数を20ターンとする必要がある。(3)以上の条
件下で記録信号出力が大きくなりすぎず、かつヘ
ツドアンプのNFを劣化させないようロータリト
ランスの巻上げ比を1:2に選んでいる。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、巻線数の少ないヘツドを使用しても性能劣
化のないヘリカルスキヤン形VTRを提供するこ
とにある。 本発明では、ロータリトランスの一次側の巻線
数を1ターンとし、このロータリトランスにマツ
チングするようビデオヘツドの巻線数を減らすも
のである。又、ロータリトランスのインダクタン
スのチヤンネル間不揃いについてはロータリトラ
ンスのコアの溝形を工夫することで解決するもの
である。 第2図と第3図を用いて、本発明の基本的構成
を説明する。本発明ではロータリトランス5のロ
ータ側巻線(第3図の16,17)を夫々1ター
ンとし、ステータ側巻線(第3図18,19)を
例えば夫々8ターンとする。ビデオヘツド(第2
図の1,1′)の巻線は夫々5ターンとする。こ
のような設定においては、ロータリトランス5の
2次側からヘツドを見たインピーダンスは従来と
同じになり、従来通りの書き込みアンプ、プリア
ンプを使用できる。 ここで多少問題となるのは、ヘツドインダクタ
ンスLhとロータリトランスの第2チヤンネルの
一次側インダクタンスがマツチングしないことで
ある。この問題はプリアンプ回路の定数を変える
ことでほぼ吸収できる。すなわち、ロータリトラ
ンスの第一チヤンネルと第2チヤンネルの巻線数
を同じにすると、第2チヤンネルのインダクタン
スが第1チヤンネルより大きくなる。このためヘ
ツドアンプからヘツド側を見たインダクタンスも
第2チヤンネルが第1チヤンネルよりも大きくな
り、コンデンサ9a,9bとで生じる共振周波数
がチヤンネル間で異なる。したがつて、第2チヤ
ンネルに設けるコンデンサの値を第1チヤンネル
のコンデンサより小さく選ぶことで問題を解決で
きる。 もう一つの解決策はロータリトランスのコア構
造を工夫することで得られる。第4図は改良され
たロータリトランスの構造を説明するための、第
3図の点数で囲んだ部分に相当する部分を拡大し
た図である。 第4図では第2チヤンネル巻線溝22の幅を拡
げてl1を第3図のものより小さくするとともに、
第2チヤンネルと第1チヤンネルの間に溝21を
設けることでl2<l3としている。これにより、巻
線17から生じる磁束の通る磁路の抵抗を巻線1
6に対する磁路の抵抗より高くすることで、ロー
タリトランスの第1チヤンネルのインダクタンス
と第2チヤンネルのそれをバランスさせることが
できる。 第5図に本発明の別の一実施例を示す。第5図
ではロータリトランスのロータ巻線、ステータ巻
線を夫々1ターンとするとともに、アンプ7,8
a,8bとのマツチングを取るため、ステツプア
ツプトランス23a,23bを設けている。ロー
タリトランス5′の特性は結合係数K=0.97、イ
ンダクタンスLR=0.5μ〜0.7μH(通常の努力でこ
の程度)となり、ビデオヘツドのインダクタンス
は(2)式からLhはLRの1/4〜1/6が望ましくターン
数は5ターンとなる。ロータリトランス5′の巻
上げ比が1:1なのでこのままではインピーダン
スが低すぎる。したがつてステツプアツプトラン
ス23a,23bにより8倍に巻上げることで、
従来並みインピーダンスに上げている。したがつ
て第5図のアンプ7,8a,8bはそれぞれ第2
図のアンプ7,8a,8bと同じものを使用でき
る。 第5図に用いるロータリトランス5′は巻線が
全て1ターンなので構造を工夫することで結合係
数を大幅に改善できる。第6図は結合係数を改善
したロータリトランスの構造を説明するための、
第3図の点線で囲んだ部分に相当する部分の拡大
図である。 第6図の特徴は巻線溝22の深さを従来の半分
以下(300μm)程度とし、巻線16,17,1
8,19の全てを平角線としたことである。第6
図に示す構造とすることで、インダクタンスLP
を変えることなく、漏洩磁束を従来比1/3以下と
することができる。第6図ではエアギヤツプ70μ
mにおいて結合係数K=0.99程度、LP=0.5μHを
得ることができ、ヘツドのインダクタンスはLP
の1/10〜1/15程度が適当となる。この条件ではヘ
ツドの巻線は2〜3ターンまで減らせることにな
る。 第6図に示す巻線の製造方法は、溝に溶融した
導体を流し込んだ後コアと一緒に表面研摩する方
法、溝の部分だけに導体を蒸着する方法、形どら
れた薄い導体巻線を溝内にはりつける方法などが
考えられる。 第6図においてインダクタンスLPを減らすに
は第6図のl5を大きくするか、巻線の直径を小さ
くすればよい。結合係数を高くし、巻線直径を小
さくすることでビデオヘツドのマツチングインダ
クタンスを十分低下させることができ、ヘツド巻
線を1〜2ターンまで実用化することができる。 第5図のもう一つの特長は(2)式で示したγを大
きく選びやすくヘツドの巻線をさらに減らしやす
いことである。第5図の場合、前述のアンプ入力
部における共振周波数を決める浮遊容量が等化的
に小さくなり、その分γを大きくできる。浮遊容
量の大部分はロータリトランス5′とヘツドアン
プ8a,8bを接続する部分(普通シールド線で
構成されている。)で発生している。第5図では、
ロータリトランス5′とステツプアツプトランス
23a,23bの間をシールド線で接続してい
る。ロータリトランス5′の出力はインピーダン
スが極めて低く、したがつてシールド線の容量は
全く影響しない。このため、ヘツドの巻数を1タ
ーンとし、ステツプアツプトランス23a,23
bの巻上げ比を1:40(このとき従来方式でヘツ
ド巻線20ターンとしたのとインピーダンスがほぼ
同じになる)程度とすることも可能である。 第7図は第5図に示したシステムに用いる巻線
2ターンのビデオヘツドの巻線構造の一例を示す
図である。第7図ではヘツドベース27に取付け
られたビデオヘツドの窓3に2本の巻線を通し、
夫々Cコア28に1ターン、Iコア29に1ター
ン巻付け、その線端は端子24,25,26に接
続する。第7図のようにIコア29とCコア29
に同数巻くことは妨害排除の点から望ましい。
又、2本の線で2ターンを構成する理由は巻線の
自動化をしやすくするためである。 第8図は第7図のヘツドの等価回路図である。
端子24,26はヘツドの両端子であり、ロータ
リトランスに接続される。端子25はヘツド巻線
のセンタータツプとなり、特に他と接続する必要
はない。ただし、妨害排除能力を向上させるた
め、第8図の端子25を回転上シリンダの金属部
と接続することでアースすることも可能である。
端子25とアースする効果はヘツド巻線に飛び込
んだ不平衡成分を除去することができ、妨害排除
能力を向上できる。 以上述べたように本発明を用いることでビデオ
ヘツドの巻線数を従来の15〜20ターンから5〜1
ターンに減らすことができ、ヘツドの生産性を大
幅に向上できる。さらに、ロータリヘツドの結合
係数を上げることもでき、ロータリトランスの小
形化、高性能化も図れる。
第1図はビデオヘツドの構造の例を示す平面
図、第2図は、2ヘツドヘリカルスキヤン形
VTRの記録再生系の要部を示すブロツク図、第
3図A,Bはロータリトランスの構成の一例を示
す平面図及び断面図、第4図は本発明に使用する
ロータリトランスの一例の要部を示す断面図、第
5図は本発明の一実施例の要部を示すブロツク
図、第6図は本発明に使用するロータリトランス
の他の一例の要部を示す断面図、第7図は本発明
に使用するビデオヘツドの構造の一例を示す平面
図、第8図は第7図に示したビデオヘツドの等価
回路図である。 1,1′……ビデオヘツド、2……巻線、5,
5′……ロータリトランス、16,17,18,
19……ロータリトランスの巻線、7……書込み
アンプ、8a,8b……ヘツドアンプ。
図、第2図は、2ヘツドヘリカルスキヤン形
VTRの記録再生系の要部を示すブロツク図、第
3図A,Bはロータリトランスの構成の一例を示
す平面図及び断面図、第4図は本発明に使用する
ロータリトランスの一例の要部を示す断面図、第
5図は本発明の一実施例の要部を示すブロツク
図、第6図は本発明に使用するロータリトランス
の他の一例の要部を示す断面図、第7図は本発明
に使用するビデオヘツドの構造の一例を示す平面
図、第8図は第7図に示したビデオヘツドの等価
回路図である。 1,1′……ビデオヘツド、2……巻線、5,
5′……ロータリトランス、16,17,18,
19……ロータリトランスの巻線、7……書込み
アンプ、8a,8b……ヘツドアンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転シリンダと固定シリンダとから成るヘツ
ドドラムと、回転シリンダ上に搭載されたビデオ
ヘツドと、回転シリンダに搭載されたローターと
固定シリンダにローターと平面対向するよう取り
付けられたステータから成るロータリトランスと
を具備するヘリカルスキヤン形ビデオテープレコ
ーダにおいて、ローター内に設けられたローター
巻線はビデオヘツドに直接接続され、その巻数が
1ターンに定められ、ビデオヘツドの巻線の数は
ビデオヘツドのインダクタンス値LhがLh=
LRP√/γ (ただし、LRPはロータ巻線のインダクタンス、
Kはロータリトランスの結合係数、1.0≦γ≦
1.5) を満足する数に選択されていることを特徴とする
ヘリカルスキヤン形ビデオテープレコーダ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56088133A JPS57203208A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Helical scanning type video tape recorder |
| US06/384,742 US4497004A (en) | 1981-06-10 | 1982-06-02 | Picture reproducing apparatus in a helical scanning video tape recorder |
| DE3221858A DE3221858C2 (de) | 1981-06-10 | 1982-06-09 | Bildwiedergabegerät für ein Bildbandgerät mit Wendelabtastung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56088133A JPS57203208A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Helical scanning type video tape recorder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57203208A JPS57203208A (en) | 1982-12-13 |
| JPH0338642B2 true JPH0338642B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=13934422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56088133A Granted JPS57203208A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Helical scanning type video tape recorder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57203208A (ja) |
-
1981
- 1981-06-10 JP JP56088133A patent/JPS57203208A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57203208A (en) | 1982-12-13 |
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