JPH0423322B2 - - Google Patents
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- JPH0423322B2 JPH0423322B2 JP57049073A JP4907382A JPH0423322B2 JP H0423322 B2 JPH0423322 B2 JP H0423322B2 JP 57049073 A JP57049073 A JP 57049073A JP 4907382 A JP4907382 A JP 4907382A JP H0423322 B2 JPH0423322 B2 JP H0423322B2
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- Japan
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- rotary transformer
- head
- turns
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- winding
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
- H04N5/931—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal
- H04N5/9315—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal the level control being frequency dependent
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/02—Analogue recording or reproducing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/14—Inductive couplings
- H01F2038/143—Inductive couplings for signals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
本発明は巻線数の少ないビデオヘツドを用いる
磁気記録再生装置に関する。 磁気記録再生装置の一例として家庭用ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称する)があるが、
これに用いているビデオヘツドの巻線数は15ター
ンから20ターンを必要としており、巻線数の多い
ことがビデオヘツド生産性向上のネツクになつて
いた。第1図にビデオヘツドの構造の一例を示
す。図から解るようにビデオヘツドの巻線は針の
穴のようなヘツドの窓3に銅線2を20回も通すも
のであり、作業に時間がかかるだけでなく、作業
者にとつてもつらい仕事であつた。以下に従来の
VTRを例にとつてビデオヘツドの巻線数が何故
20ターンに選ばれているかを説明する。 第2図に2ヘツドヘリカルスキヤン形VTRの
概要を示すブロツク図を示す。 先ず記録時について説明する。入力端子12に
印加されたビデオ信号は記録回路10を通り、記
録信号に変換され、書込みアンプ7で増幅されビ
デオヘツド1,1′に記録電流として流れる。第
2図のビデオヘツド1の巻線数は20ターンでイン
ダクタンス値が約2μHに選ばれている。ロータリ
トランス5a,5bの巻上げ比は1:2に設定され
ており、一次側(ヘツド側)の巻線数は5aが4
ターン、5bが3ターンに、二次側(ヘツドアン
プ側)の巻線数は5aが8ターン、5bが6ターン
に夫々選ばれている。 上記の条件において必要な記録電流を流すに要
する書込みアンプ7の出力信号電圧(P−P値)
は酸化物テープに対して3〜4Vppとなる。この
3〜4Vppという値は書込みアンプ7の電源電圧
が9〜12Vであることから考えると適切な値とな
つている。即ち、ヘツド1,1′の巻線数を減ら
すか、ロータリトランス5a,5bのの巻上げ比
を変えて書込みアンプ7から見たヘツドインピー
ダンスを上記より下げると記録電流が増加し、消
費電力増加となり好ましくない。 一方、逆にヘツドインピーダンスを上げると、
書込みアンプ7の出力信号電圧が大きくなり、信
号波形に歪を生じ特性劣化を招く。 次に再生時について説明する。ビデオヘツド1
で読み出された信号はロータリトランス5a,5
bでステツプアツプされヘツドアンプ8a,8b
に入力される。コンデンサ9a,9bはそれぞれ
ヘツドアンプ8a,8bからヘツド側を見たイン
ダクタンス値と共振させるためのものであり、共
振周波数を再生FM信号の最高キヤリア周波数近
傍に選んでいる。上記共振周波数の選定はインピ
ーダンスノイズの抑圧とヘツドアンプ8a,8b
とビデオヘツド1,1′のノイズマツチングの役
割も果している。 即ち、ヘツドの巻数を減らすかロータリトラン
スの巻上げ比を変えて信号源インピーダンスを下
げると上記共振特性を確保することは問題ない
が、アンプ8a,8bとヘツド1,1′のノイズ
マツチングが悪化する。 逆に信号源インピーダンスを高めることは、上
記ノイズマツチングを取り易くするが、上記共振
特性が取れなくなるという問題点を発生する。上
記共振周波数がヘツドインダクタンスと浮遊容
量、アンプ入力容量、コンデンサ9a,9bの容
量の合計容量で決定されるので、ヘツドインダク
タンスが大きくなりすぎると、コンデンサ9a,
9bの容量を最小にしても共振周波数が必要周波
数まで上がらないことになる。14a,14bは
共振周波数におけるブースト量を所望の値にする
ための可変抵抗器であるがS/N劣化の原因とな
つている。 第2図において8a,8bの出力信号は再生信
号処理回路11に入力されビデオ信号に復調され
出力端子13に再生ビデオ信号が得られる。 次にロータリトランス5の一次側インダクタン
スとビデオヘツドのインダクタンスの関係につい
て述べる。もしロータリトランス5が結合係数=
1の理想トランスであれば、ロータリトランスの
インダクタンスとヘツドインダクタンスに特定の
関係を持たせる必要はない。しかし、ロータリト
ランス5は第3図Bに示すようにエヤギヤツプ2
0を持ち、結合係数(K)は0.95近傍の値となつ
ている。K≠1の時のビデオヘツド1,1′のイ
ンダクタンス(Lh)とロータリトランスの一次
側インダクタンス(LRP)のマツチング条件は次
式となる。 上式は再生時のロータリトランス5の2次側か
らヘツド側を見たインダクタンスをL0、無負荷
出力をe0としたときe0/√0が最大となる条件で
ある。すなわち、再生FM信号帯域(VHS方式の
場合3〜5MHz)においてはe0/√0が性能指数
となる。ただし
磁気記録再生装置に関する。 磁気記録再生装置の一例として家庭用ビデオテ
ープレコーダ(以下VTRと称する)があるが、
これに用いているビデオヘツドの巻線数は15ター
ンから20ターンを必要としており、巻線数の多い
ことがビデオヘツド生産性向上のネツクになつて
いた。第1図にビデオヘツドの構造の一例を示
す。図から解るようにビデオヘツドの巻線は針の
穴のようなヘツドの窓3に銅線2を20回も通すも
のであり、作業に時間がかかるだけでなく、作業
者にとつてもつらい仕事であつた。以下に従来の
VTRを例にとつてビデオヘツドの巻線数が何故
20ターンに選ばれているかを説明する。 第2図に2ヘツドヘリカルスキヤン形VTRの
概要を示すブロツク図を示す。 先ず記録時について説明する。入力端子12に
印加されたビデオ信号は記録回路10を通り、記
録信号に変換され、書込みアンプ7で増幅されビ
デオヘツド1,1′に記録電流として流れる。第
2図のビデオヘツド1の巻線数は20ターンでイン
ダクタンス値が約2μHに選ばれている。ロータリ
トランス5a,5bの巻上げ比は1:2に設定され
ており、一次側(ヘツド側)の巻線数は5aが4
ターン、5bが3ターンに、二次側(ヘツドアン
プ側)の巻線数は5aが8ターン、5bが6ターン
に夫々選ばれている。 上記の条件において必要な記録電流を流すに要
する書込みアンプ7の出力信号電圧(P−P値)
は酸化物テープに対して3〜4Vppとなる。この
3〜4Vppという値は書込みアンプ7の電源電圧
が9〜12Vであることから考えると適切な値とな
つている。即ち、ヘツド1,1′の巻線数を減ら
すか、ロータリトランス5a,5bのの巻上げ比
を変えて書込みアンプ7から見たヘツドインピー
ダンスを上記より下げると記録電流が増加し、消
費電力増加となり好ましくない。 一方、逆にヘツドインピーダンスを上げると、
書込みアンプ7の出力信号電圧が大きくなり、信
号波形に歪を生じ特性劣化を招く。 次に再生時について説明する。ビデオヘツド1
で読み出された信号はロータリトランス5a,5
bでステツプアツプされヘツドアンプ8a,8b
に入力される。コンデンサ9a,9bはそれぞれ
ヘツドアンプ8a,8bからヘツド側を見たイン
ダクタンス値と共振させるためのものであり、共
振周波数を再生FM信号の最高キヤリア周波数近
傍に選んでいる。上記共振周波数の選定はインピ
ーダンスノイズの抑圧とヘツドアンプ8a,8b
とビデオヘツド1,1′のノイズマツチングの役
割も果している。 即ち、ヘツドの巻数を減らすかロータリトラン
スの巻上げ比を変えて信号源インピーダンスを下
げると上記共振特性を確保することは問題ない
が、アンプ8a,8bとヘツド1,1′のノイズ
マツチングが悪化する。 逆に信号源インピーダンスを高めることは、上
記ノイズマツチングを取り易くするが、上記共振
特性が取れなくなるという問題点を発生する。上
記共振周波数がヘツドインダクタンスと浮遊容
量、アンプ入力容量、コンデンサ9a,9bの容
量の合計容量で決定されるので、ヘツドインダク
タンスが大きくなりすぎると、コンデンサ9a,
9bの容量を最小にしても共振周波数が必要周波
数まで上がらないことになる。14a,14bは
共振周波数におけるブースト量を所望の値にする
ための可変抵抗器であるがS/N劣化の原因とな
つている。 第2図において8a,8bの出力信号は再生信
号処理回路11に入力されビデオ信号に復調され
出力端子13に再生ビデオ信号が得られる。 次にロータリトランス5の一次側インダクタン
スとビデオヘツドのインダクタンスの関係につい
て述べる。もしロータリトランス5が結合係数=
1の理想トランスであれば、ロータリトランスの
インダクタンスとヘツドインダクタンスに特定の
関係を持たせる必要はない。しかし、ロータリト
ランス5は第3図Bに示すようにエヤギヤツプ2
0を持ち、結合係数(K)は0.95近傍の値となつ
ている。K≠1の時のビデオヘツド1,1′のイ
ンダクタンス(Lh)とロータリトランスの一次
側インダクタンス(LRP)のマツチング条件は次
式となる。 上式は再生時のロータリトランス5の2次側か
らヘツド側を見たインダクタンスをL0、無負荷
出力をe0としたときe0/√0が最大となる条件で
ある。すなわち、再生FM信号帯域(VHS方式の
場合3〜5MHz)においてはe0/√0が性能指数
となる。ただし
【式】となるこ
とはe0が変らず√0が大きくなることであり、こ
れによる不都合は共振周波数の低下とインピーダ
ンスノイズの増加である。したがつて共振周波数
が確保できる範囲でかつテープから生ずるノイズ
がインピーダンスノイズより大きいシステムにお
いては
れによる不都合は共振周波数の低下とインピーダ
ンスノイズの増加である。したがつて共振周波数
が確保できる範囲でかつテープから生ずるノイズ
がインピーダンスノイズより大きいシステムにお
いては
【式】でもよいことにな
る。
またFM信号の下側の周波数帯に多重されたク
ロマ信号の読み出しに着目すると、この周波数帯
における信号源インピーダンスは極めて小さく、
無視できる。したがつてクロマ信号に対する性能
指数はe0そのものでありLRP≫Lhであればよい。 以上のことから、現状の家庭用VTRではLRPと
Lhは次式のように設計することが好ましい。 γ=1.0〜1.5 γを大きくしすぎるとインダクタンスL0と浮遊
容量、コンデンサ9a,9b、アンプ8a,8b
の入力容量で生じる共振周波数が低くなり、再生
FM等化特性を確保しにくくなる。したがつて、
γとしては上記共振周波数が再生FMキヤリア周
波数より高くなる範囲で選べばよい。 しかし、従来のVTRにおいてはヘツドの巻数
を減らす努力を全くしておらず、上記LRPを小さ
くすること、Kを大きくすること、γを大きめに
選ぶといつた考慮がされていない。 以上のことから、従来のVTRではビデオヘツ
ドの巻線数20ターン(Lh=2μH)ロータリトラ
ンスの一次側巻線数3ターン、4ターン(LRP=
10μH〜12μH、K=0.97)ロータリトランスの巻
上げ比1:2、記録に必要な信号電圧3〜4VPP、
ノイズマツチングインピーダンス200Ω〜1KΩの
ヘツドアンプを使用していた。 もう一度、従来技術の問題点を整理すると、(1)
ロータリトランスのターン数は内側4ターン、外
側3ターンである。(2)上記ロータリトランスにマ
ツチングさせるためにはビデオヘツドの巻線を20
ターンとする必要がある。(3)以上の条件下で記録
信号出力が大きくなりすぎず、かつヘツドアンプ
のNFを劣化させないようロータリトランスの巻
上げ比を1:2に選んでいる。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、巻線数の少ないヘツドを使用しても性能劣
化のないヘリカルスキヤン形VTRを提供するこ
とにある。 本発明では、ロータリトランスの巻き上げ比を
1:2より大きく取ることでヘツド巻線数を低減
する。これにより生じる共振周波数の低下やノイ
ズマツチングの悪化を、従来用いていた共振周波
数調整用トリマコンデンサとブースト量調整用可
変抵抗器を除去し、代りにネガテイブフイードバ
ツクダンピングを用いることで補つている。 第3図、第4図、第5図は本発明に用いるロー
タリトランスの一実施例を示す図、第6図、第7
図は本発明を説明するためのヘツド巻線数対ヘツ
ドインダクタンスと、ヘツド巻線数対e0/√
(ヘツド性能指数)を示す図、第8図、第9図は
本発明に用いる記録再生装置の一実施例の要部を
示すブロツク図である。 第一の実施例として、第3図に示すロータリト
ランス5の直径が45mm程度であり、巻線の最大直
径18が40mm程度ある場合について述べる。 この場合、式(2)のLRPは2ターンで約10μH、K
≒0.97となる。ロータリトランスの一次巻線を2
ターンとする場合、γ=1に選べばLh=24μHと
なり、ヘツド巻線数は22ターンとなり、γ=1.5
に選べばLh=1.6μHとなりヘツド巻線数は18ター
ンとなり、従来は20ターンで2.0μHに選んでい
た。 したがつて、従来よりヘツド巻線数を減らそう
とすれば、γを大きく選ぶか、あるいはロータリ
トランスの一次巻線を1ターンとしLRPを小さく
するかのどちらかになる。 先ずロータリトランスの一次巻線を1ターンと
する場合について説明する。この場合、LRPは
2.5μH程度になり、K=0.97であればヘツドイン
ダクタンスLhは0.4〜0.6μHに選ばれるべきであ
る。(γ=1.0〜1.5)第6図に示すヘツド巻線数
対ヘツドインダクタンスのグラフからヘツド巻線
数nHは8〜10ターンとなる。したがつて、考えら
れるヘツド巻線数は8,9,10ターンの3通りで
ある。 この3通りのヘツドを第8図、第9図に示す構
成で実施する場合について説明する。 nH=10ターン、n1=1ターンとすると、考えら
れるn2は4となる。理由はプリアンプからロータ
リトランスの二次側を見たインダクタンスが従来
値(2μH×4=8μH)並みかあるいは少し大きい
程度にしなければ、前述の共振周波数を所望の値
に設定できないからである。 nH=10ターン,n1=1,n2=4とした時のプリ
アンプからロータリトランスを見たインダクタン
スは0.58μH×(4/1)2≒9.3μHとなり、従来より若 干大きめとなり、共振周波数の確保が困難にな
る。本発明ではこの問題点を共振周波数調整用ト
リマコンデンサを除去することで解決している。
即ち、従来用いられていたトリマコンデンサは調
整範囲の必要性からその容量が20PF〜70PF程度
の範囲で変化する。したがつてトリマコンデンサ
を除去することで、上記インダクタンスの増加分
をほぼ吸収でき、従来通りの共振周波数とノイズ
マツチングを確保できる。 上記の場合の共振容量はシール線20PF、コン
デンサ18PF、その他およびプリアンプ入力容量
70PFから成つておりり共振周波数約5MHzが確保
される。したがつて、コンデンサ28a,28b
を除去することでさらに共振周波数を一割上げる
ことができる。 nH=10ターン、n1=1、n2=5とするとプリア
ンプからロータリトランスを見たインダクタンス
は0.58×(5/1)2=14.5μHとなり、共振周波数を 5MHzにするには共振容量を80PF程度にする必要
がある。共振容量80PFを第8図で達成するには
コンデンサ28a,28bを削除し、かつプリア
ンプの入力容量(浮遊容量を含める)を60PF以
下に下げればよい。現状のプリアンプはVccとし
て9V程度を用いており、このため入力容量が大
きいがVccを6V程度以下に下げればアイソプレー
ナトランジスタなどが使用でき、この場合は入力
容量を60PF以下に下げることができる。 共振容量80PFを達成するには第9図に示す構
成が適している。第9図の特長はロータリトラン
ス5とプリアンプ8a,8bが直結されており、
シールド線がないことである。このためシールド
線容量が除去されるので、従来のプリアンプを用
いても5MHzの共振点を確保できる。 第9図において32はビデオヘツド1が取りつ
けられたシリンダに設けられた基板を示し、33
は32とは別の基板を示す。第9図における30
はプリアンプ8a,8b出力をスイツチするアン
プ、31は再生信号処理回路を示す。 次にγ=1.2としnH=9ターンとした場合につ
いて説明する。この場合、Lh=0.49μHとなり、
n1=1,n2=5ではプリアンプからロータリトラ
ンス側を見たインダクタンスは12.3μH+α,n1
=1,n2=6では17.6μH+α(αはγが大きくな
つたことで生じるインダクタンス)となり5MHz
の共振周波数を確保するには共振容量を夫々74P
F,52PFとすればよく、nH=10ターンの時と同
様に第8図、第9図の構成で実現できる。 γ=1.4としnH=8ターンとした場合Lh=0.4μH
となり、n1=1,n2=5ではプリアンプからロー
タリトランス側を見たインダクタンスは(10+
β)μH,n1=1,n2=6では(14.4+β)μH,
n1=1,n2=7では(19.6+β)μH(βはγがさ
らに大きくなつたことで生じるインダクタンスで
αよりさらに大きくγ=1.5でβ=1.5μH程度であ
る。)となり、5MHzの共振周波数を確保するには
共振容量を夫々、84PF,61PF,47PFとすれば
よい。 次に共振周波数以外の問題点である第7図に示
す性能指数の劣化の補償について述べる。第7図
から解るようにヘツド巻線数を減らすほどヘツド
の性能指数は劣化する。e0/√hはヘツド出力
(e0)とインピーダンスノイズ(√h)の比を示
しており、システム設計としてはテープノイズに
対して機器ノイズ(インピーダンスノイズ+アン
プノイズ)が十分小さくなるよう考慮されなけれ
ばなない。通常、機器ノイズがテープノイズに比
べ−6dB以下になるよう設計する。従来設計にお
いては第2図の構成において、ヘツド巻線数を20
ターンとすることで上記−6dB以下を達成してい
る。本発明においては、フイードパツクダンピン
グを用いることで機器ノイズを約2〜3dB改善し
ている。したがつて、フイードバツクダンピング
を用いたプリアンプと組合わせるヘツドはその性
能指数e0/√hが2〜3dB低下しても、全く問題
ない。e0/√hの劣化を2dB許すとすればヘツド
巻線数を4ターンまで減らすことができる。e0/
√hの劣化を3dB許すとすればヘツド巻線を3タ
ーンまで減らすことができる。 尚、第7図に示すe0/√hのがヘツド巻線数が
減るにつれて低下する原因の主たるものは第6図
に示すヘツドインダクタンスがターン数の二乗に
比例しないことにある。第6図の25はインダク
タンスがターン数の2乗に比例するとして求めた
計算値であり、第6図24は測定値である。計算
値と測定値が一致しないのはロータリトランスと
ヘツドを接続する引出し線などに生じる浮遊イン
ダクタンスが存在するからである。 したがつてヘツド巻線低減に伴うe0/√hの劣
化は本質的であり、上述のフイードバツクダンピ
ングによるアンプノイズの低減と組み合せること
が重要である。 次にロータリトランスの巻線数を1ターンとし
た場合に生じる問題点の解決について述べる。 従来2ターンであつたロータリトランスをその
まま1ターンにすると、結合係数がK=0.97→
0.95、インダクタンスがLRP=10μH→2μHとなつ
てしまう。また従来のような細い線で1ターンの
輪を作り、ロータリトランスの中に埋め込むこと
は極めて能率の悪い作業となる。これは1ターン
の輪ではロータリトランスの溝の形に成形しても
作業の途中で変形してしまい、溝に埋め込めなく
なるためである。本発明では第4図16,17に
示すごとく、1ターンコイルの作り方に工夫をし
ている。第4図の17が1ターンコイルであり、
特徴は断面積が大きく、平角線の形状をしてい
る。1ターンコイル17の作り方は、たとえば太
い丸線を型に入れてプレスすることで容易に生産
できる。このような形状の1ターンコイルを採用
することで結合係数K=0.95→0.97、インダクタ
ンスLRP=2.0→2.5μHに改善できるとともに、太
線をプレスして成形することで前述の作業性の問
題点である埋込み時の変形も防ぐことができる。 次にロータリトランスの一次巻線を2ターンと
した時について説明する。この場合ヘツド巻線を
減らそうとすればγを許せる範囲でできるだけ大
きな値とすることである。γの最大値はγ≒1.5
であり、K=0.97とすればLh=1.6μH,nH=18タ
ーンとなりn1=2,n2=5が考えられる。この場
合、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.6×(5/2)2+β=11.5μHとなり
、 5MHzを確保するには共振容量を87PFとすればよ
く、第8図、第9図で実現できる。 ロータリトランスの結合係数をK=0.98に改善
し、γ≒1.5とすればLh≒1.3μHとなりnH=16ター
ンとすることができる。この場合n1=2,n2=5
又はn1=2,n2=6とすればプリアンプからロー
タリトランス側を見たインダクタンスは1.3×
(5/2)2+β=9.6μH、1.3×(6/2)2+β=13.
7とな り、5MHzを確保するには共振容量を夫々105PF,
73PFとすればよい。 ロータリトランスの一次巻線を2ターンとした
場合、ヘツド巻線は18〜16ターンと従来の20ター
ンに比べ、低減率が低い、しかし、20ターンが18
〜16ターンに下がることでヘツド巻線の作業性は
大幅に改善する。又この場合は第7図に示す性能
指数の劣化もなく、フイードバツクダンピングの
効果により、従来より性能と作業性の両方を同時
に改良できることになる。 第二の実施例として、第3図に示すロータリト
ランス5の直径が30mm程度であり巻線の最小直径
が15mm程度の場合について述べる。 この場合(2)式のLRPは4ターンで約12μH、K≒
0.97となる。ロータリトランスの一次巻線を4タ
ーンとすれば、γ=1に選べばLh=2.9μH,γ=
1.5に選べばLh=1.9μHとなりヘツド巻線数は25
ターン〜20ターンとなり従来は20ターンに選んで
いる。従来はnH=20ターン、Lh=2.0μH,n1=
4,n2=8としており、したがつてプリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
2.0×(8/4)2+β=9.5μH(β≒1.5)となり5MHz を確保するための共振容量は106PFとなつてい
る。 本発明の第一の実施例として上記ロータリトラ
ンスの一次巻線を3ターンとし、二次巻線を8タ
ーンとした場合について説明する。 γ≒1に選ぶとLh=1.6μH,nH=18ターンとな
り、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.6×(8/3)2=11.4μHとなり、5M Hzを確保するための共振容量は88PFとなる。 γ≒1.5に選ぶとLh=1.1μH,nH=15ターンとな
り、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.1μH×(8/3)2+β=9.3μH(β
= 1.5μH)となり、5MHzを確保するための共振容
量は108PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を2ターンと
し、二次巻線を8ターンとした場合について述べ
る。この場合LRP=3μHとなるのでγ≒1に選べ
ばLh=0.8,nH=12ターンとなり、プリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
0.8×(8/2)2×12.8μHとなり5MHzを確保するため の共振容量は78PFとなる。 γ≒1.5に選ぶとLh=0.48μH,nH=9ターンと
なり、プリアンプからロータリトランス側を見た
インダクタンスは0.48×(8/2)2+β=9.2μHとな り、5MHzを確保するための共振容量は110PFと
なる。 次にロータリトランスの一次巻線を1ターンと
し、二次巻線を8ターンとした場合について述べ
る。この場合LRP=0.78μHとなるのでγ≒1に選
べばLh=0.175μH,nH=5となり、プリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
0.175×82=11.2μHとなり、5MHzを確保するため
の共振容量は90PFとなる。 γ≒1.5に選べばLh=0.12μH,nH=4となり、
プリアンプからロータリトランス側を見たインダ
クタンスは0.12×82+β=9.2μHとなり、5MHzを
確保するための共振容量は110PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を3ターンと
し、二次巻線を9ターンとした場合について説明
する。γ≒1選ぶとLh=1.6μH,nH=18ターンと
なり、プリアンプからロータリトランス側を見た
インダクタンス(以下共振インダクタンスと言
う)は1.6××(9/3)2=14.4μHとなり、5MHzを確 保するための共振容量は70PFとなる。γ≒1.5に
選ぶとLh=1.1μH,nH=15となりプリアンプから
ロータリトランス側を見たインダクタンスは1.1
×(9/3)2+β=11.4μHとなり、5MHzを確保する ための共振容量は88PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を3ターンと
し、二次巻線を10ターンとした場合について、説
明するγ≒1とすればLh=1.6μH,nH=18となり
り共振インダクタンスは1.6×(10/3)2=17.8μHと なり5MHzを確保するための共振容量は56PFとな
る。γ≒1.5に選べばLh=1.1μH,nH=15,となり
共振インダクタンスは1.1×(10/3)2+β=13.7μH となり共振容量は73PFとなる。
ロマ信号の読み出しに着目すると、この周波数帯
における信号源インピーダンスは極めて小さく、
無視できる。したがつてクロマ信号に対する性能
指数はe0そのものでありLRP≫Lhであればよい。 以上のことから、現状の家庭用VTRではLRPと
Lhは次式のように設計することが好ましい。 γ=1.0〜1.5 γを大きくしすぎるとインダクタンスL0と浮遊
容量、コンデンサ9a,9b、アンプ8a,8b
の入力容量で生じる共振周波数が低くなり、再生
FM等化特性を確保しにくくなる。したがつて、
γとしては上記共振周波数が再生FMキヤリア周
波数より高くなる範囲で選べばよい。 しかし、従来のVTRにおいてはヘツドの巻数
を減らす努力を全くしておらず、上記LRPを小さ
くすること、Kを大きくすること、γを大きめに
選ぶといつた考慮がされていない。 以上のことから、従来のVTRではビデオヘツ
ドの巻線数20ターン(Lh=2μH)ロータリトラ
ンスの一次側巻線数3ターン、4ターン(LRP=
10μH〜12μH、K=0.97)ロータリトランスの巻
上げ比1:2、記録に必要な信号電圧3〜4VPP、
ノイズマツチングインピーダンス200Ω〜1KΩの
ヘツドアンプを使用していた。 もう一度、従来技術の問題点を整理すると、(1)
ロータリトランスのターン数は内側4ターン、外
側3ターンである。(2)上記ロータリトランスにマ
ツチングさせるためにはビデオヘツドの巻線を20
ターンとする必要がある。(3)以上の条件下で記録
信号出力が大きくなりすぎず、かつヘツドアンプ
のNFを劣化させないようロータリトランスの巻
上げ比を1:2に選んでいる。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、巻線数の少ないヘツドを使用しても性能劣
化のないヘリカルスキヤン形VTRを提供するこ
とにある。 本発明では、ロータリトランスの巻き上げ比を
1:2より大きく取ることでヘツド巻線数を低減
する。これにより生じる共振周波数の低下やノイ
ズマツチングの悪化を、従来用いていた共振周波
数調整用トリマコンデンサとブースト量調整用可
変抵抗器を除去し、代りにネガテイブフイードバ
ツクダンピングを用いることで補つている。 第3図、第4図、第5図は本発明に用いるロー
タリトランスの一実施例を示す図、第6図、第7
図は本発明を説明するためのヘツド巻線数対ヘツ
ドインダクタンスと、ヘツド巻線数対e0/√
(ヘツド性能指数)を示す図、第8図、第9図は
本発明に用いる記録再生装置の一実施例の要部を
示すブロツク図である。 第一の実施例として、第3図に示すロータリト
ランス5の直径が45mm程度であり、巻線の最大直
径18が40mm程度ある場合について述べる。 この場合、式(2)のLRPは2ターンで約10μH、K
≒0.97となる。ロータリトランスの一次巻線を2
ターンとする場合、γ=1に選べばLh=24μHと
なり、ヘツド巻線数は22ターンとなり、γ=1.5
に選べばLh=1.6μHとなりヘツド巻線数は18ター
ンとなり、従来は20ターンで2.0μHに選んでい
た。 したがつて、従来よりヘツド巻線数を減らそう
とすれば、γを大きく選ぶか、あるいはロータリ
トランスの一次巻線を1ターンとしLRPを小さく
するかのどちらかになる。 先ずロータリトランスの一次巻線を1ターンと
する場合について説明する。この場合、LRPは
2.5μH程度になり、K=0.97であればヘツドイン
ダクタンスLhは0.4〜0.6μHに選ばれるべきであ
る。(γ=1.0〜1.5)第6図に示すヘツド巻線数
対ヘツドインダクタンスのグラフからヘツド巻線
数nHは8〜10ターンとなる。したがつて、考えら
れるヘツド巻線数は8,9,10ターンの3通りで
ある。 この3通りのヘツドを第8図、第9図に示す構
成で実施する場合について説明する。 nH=10ターン、n1=1ターンとすると、考えら
れるn2は4となる。理由はプリアンプからロータ
リトランスの二次側を見たインダクタンスが従来
値(2μH×4=8μH)並みかあるいは少し大きい
程度にしなければ、前述の共振周波数を所望の値
に設定できないからである。 nH=10ターン,n1=1,n2=4とした時のプリ
アンプからロータリトランスを見たインダクタン
スは0.58μH×(4/1)2≒9.3μHとなり、従来より若 干大きめとなり、共振周波数の確保が困難にな
る。本発明ではこの問題点を共振周波数調整用ト
リマコンデンサを除去することで解決している。
即ち、従来用いられていたトリマコンデンサは調
整範囲の必要性からその容量が20PF〜70PF程度
の範囲で変化する。したがつてトリマコンデンサ
を除去することで、上記インダクタンスの増加分
をほぼ吸収でき、従来通りの共振周波数とノイズ
マツチングを確保できる。 上記の場合の共振容量はシール線20PF、コン
デンサ18PF、その他およびプリアンプ入力容量
70PFから成つておりり共振周波数約5MHzが確保
される。したがつて、コンデンサ28a,28b
を除去することでさらに共振周波数を一割上げる
ことができる。 nH=10ターン、n1=1、n2=5とするとプリア
ンプからロータリトランスを見たインダクタンス
は0.58×(5/1)2=14.5μHとなり、共振周波数を 5MHzにするには共振容量を80PF程度にする必要
がある。共振容量80PFを第8図で達成するには
コンデンサ28a,28bを削除し、かつプリア
ンプの入力容量(浮遊容量を含める)を60PF以
下に下げればよい。現状のプリアンプはVccとし
て9V程度を用いており、このため入力容量が大
きいがVccを6V程度以下に下げればアイソプレー
ナトランジスタなどが使用でき、この場合は入力
容量を60PF以下に下げることができる。 共振容量80PFを達成するには第9図に示す構
成が適している。第9図の特長はロータリトラン
ス5とプリアンプ8a,8bが直結されており、
シールド線がないことである。このためシールド
線容量が除去されるので、従来のプリアンプを用
いても5MHzの共振点を確保できる。 第9図において32はビデオヘツド1が取りつ
けられたシリンダに設けられた基板を示し、33
は32とは別の基板を示す。第9図における30
はプリアンプ8a,8b出力をスイツチするアン
プ、31は再生信号処理回路を示す。 次にγ=1.2としnH=9ターンとした場合につ
いて説明する。この場合、Lh=0.49μHとなり、
n1=1,n2=5ではプリアンプからロータリトラ
ンス側を見たインダクタンスは12.3μH+α,n1
=1,n2=6では17.6μH+α(αはγが大きくな
つたことで生じるインダクタンス)となり5MHz
の共振周波数を確保するには共振容量を夫々74P
F,52PFとすればよく、nH=10ターンの時と同
様に第8図、第9図の構成で実現できる。 γ=1.4としnH=8ターンとした場合Lh=0.4μH
となり、n1=1,n2=5ではプリアンプからロー
タリトランス側を見たインダクタンスは(10+
β)μH,n1=1,n2=6では(14.4+β)μH,
n1=1,n2=7では(19.6+β)μH(βはγがさ
らに大きくなつたことで生じるインダクタンスで
αよりさらに大きくγ=1.5でβ=1.5μH程度であ
る。)となり、5MHzの共振周波数を確保するには
共振容量を夫々、84PF,61PF,47PFとすれば
よい。 次に共振周波数以外の問題点である第7図に示
す性能指数の劣化の補償について述べる。第7図
から解るようにヘツド巻線数を減らすほどヘツド
の性能指数は劣化する。e0/√hはヘツド出力
(e0)とインピーダンスノイズ(√h)の比を示
しており、システム設計としてはテープノイズに
対して機器ノイズ(インピーダンスノイズ+アン
プノイズ)が十分小さくなるよう考慮されなけれ
ばなない。通常、機器ノイズがテープノイズに比
べ−6dB以下になるよう設計する。従来設計にお
いては第2図の構成において、ヘツド巻線数を20
ターンとすることで上記−6dB以下を達成してい
る。本発明においては、フイードパツクダンピン
グを用いることで機器ノイズを約2〜3dB改善し
ている。したがつて、フイードバツクダンピング
を用いたプリアンプと組合わせるヘツドはその性
能指数e0/√hが2〜3dB低下しても、全く問題
ない。e0/√hの劣化を2dB許すとすればヘツド
巻線数を4ターンまで減らすことができる。e0/
√hの劣化を3dB許すとすればヘツド巻線を3タ
ーンまで減らすことができる。 尚、第7図に示すe0/√hのがヘツド巻線数が
減るにつれて低下する原因の主たるものは第6図
に示すヘツドインダクタンスがターン数の二乗に
比例しないことにある。第6図の25はインダク
タンスがターン数の2乗に比例するとして求めた
計算値であり、第6図24は測定値である。計算
値と測定値が一致しないのはロータリトランスと
ヘツドを接続する引出し線などに生じる浮遊イン
ダクタンスが存在するからである。 したがつてヘツド巻線低減に伴うe0/√hの劣
化は本質的であり、上述のフイードバツクダンピ
ングによるアンプノイズの低減と組み合せること
が重要である。 次にロータリトランスの巻線数を1ターンとし
た場合に生じる問題点の解決について述べる。 従来2ターンであつたロータリトランスをその
まま1ターンにすると、結合係数がK=0.97→
0.95、インダクタンスがLRP=10μH→2μHとなつ
てしまう。また従来のような細い線で1ターンの
輪を作り、ロータリトランスの中に埋め込むこと
は極めて能率の悪い作業となる。これは1ターン
の輪ではロータリトランスの溝の形に成形しても
作業の途中で変形してしまい、溝に埋め込めなく
なるためである。本発明では第4図16,17に
示すごとく、1ターンコイルの作り方に工夫をし
ている。第4図の17が1ターンコイルであり、
特徴は断面積が大きく、平角線の形状をしてい
る。1ターンコイル17の作り方は、たとえば太
い丸線を型に入れてプレスすることで容易に生産
できる。このような形状の1ターンコイルを採用
することで結合係数K=0.95→0.97、インダクタ
ンスLRP=2.0→2.5μHに改善できるとともに、太
線をプレスして成形することで前述の作業性の問
題点である埋込み時の変形も防ぐことができる。 次にロータリトランスの一次巻線を2ターンと
した時について説明する。この場合ヘツド巻線を
減らそうとすればγを許せる範囲でできるだけ大
きな値とすることである。γの最大値はγ≒1.5
であり、K=0.97とすればLh=1.6μH,nH=18タ
ーンとなりn1=2,n2=5が考えられる。この場
合、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.6×(5/2)2+β=11.5μHとなり
、 5MHzを確保するには共振容量を87PFとすればよ
く、第8図、第9図で実現できる。 ロータリトランスの結合係数をK=0.98に改善
し、γ≒1.5とすればLh≒1.3μHとなりnH=16ター
ンとすることができる。この場合n1=2,n2=5
又はn1=2,n2=6とすればプリアンプからロー
タリトランス側を見たインダクタンスは1.3×
(5/2)2+β=9.6μH、1.3×(6/2)2+β=13.
7とな り、5MHzを確保するには共振容量を夫々105PF,
73PFとすればよい。 ロータリトランスの一次巻線を2ターンとした
場合、ヘツド巻線は18〜16ターンと従来の20ター
ンに比べ、低減率が低い、しかし、20ターンが18
〜16ターンに下がることでヘツド巻線の作業性は
大幅に改善する。又この場合は第7図に示す性能
指数の劣化もなく、フイードバツクダンピングの
効果により、従来より性能と作業性の両方を同時
に改良できることになる。 第二の実施例として、第3図に示すロータリト
ランス5の直径が30mm程度であり巻線の最小直径
が15mm程度の場合について述べる。 この場合(2)式のLRPは4ターンで約12μH、K≒
0.97となる。ロータリトランスの一次巻線を4タ
ーンとすれば、γ=1に選べばLh=2.9μH,γ=
1.5に選べばLh=1.9μHとなりヘツド巻線数は25
ターン〜20ターンとなり従来は20ターンに選んで
いる。従来はnH=20ターン、Lh=2.0μH,n1=
4,n2=8としており、したがつてプリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
2.0×(8/4)2+β=9.5μH(β≒1.5)となり5MHz を確保するための共振容量は106PFとなつてい
る。 本発明の第一の実施例として上記ロータリトラ
ンスの一次巻線を3ターンとし、二次巻線を8タ
ーンとした場合について説明する。 γ≒1に選ぶとLh=1.6μH,nH=18ターンとな
り、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.6×(8/3)2=11.4μHとなり、5M Hzを確保するための共振容量は88PFとなる。 γ≒1.5に選ぶとLh=1.1μH,nH=15ターンとな
り、プリアンプからロータリトランス側を見たイ
ンダクタンスは1.1μH×(8/3)2+β=9.3μH(β
= 1.5μH)となり、5MHzを確保するための共振容
量は108PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を2ターンと
し、二次巻線を8ターンとした場合について述べ
る。この場合LRP=3μHとなるのでγ≒1に選べ
ばLh=0.8,nH=12ターンとなり、プリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
0.8×(8/2)2×12.8μHとなり5MHzを確保するため の共振容量は78PFとなる。 γ≒1.5に選ぶとLh=0.48μH,nH=9ターンと
なり、プリアンプからロータリトランス側を見た
インダクタンスは0.48×(8/2)2+β=9.2μHとな り、5MHzを確保するための共振容量は110PFと
なる。 次にロータリトランスの一次巻線を1ターンと
し、二次巻線を8ターンとした場合について述べ
る。この場合LRP=0.78μHとなるのでγ≒1に選
べばLh=0.175μH,nH=5となり、プリアンプか
らロータリトランス側を見たインダクタンスは
0.175×82=11.2μHとなり、5MHzを確保するため
の共振容量は90PFとなる。 γ≒1.5に選べばLh=0.12μH,nH=4となり、
プリアンプからロータリトランス側を見たインダ
クタンスは0.12×82+β=9.2μHとなり、5MHzを
確保するための共振容量は110PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を3ターンと
し、二次巻線を9ターンとした場合について説明
する。γ≒1選ぶとLh=1.6μH,nH=18ターンと
なり、プリアンプからロータリトランス側を見た
インダクタンス(以下共振インダクタンスと言
う)は1.6××(9/3)2=14.4μHとなり、5MHzを確 保するための共振容量は70PFとなる。γ≒1.5に
選ぶとLh=1.1μH,nH=15となりプリアンプから
ロータリトランス側を見たインダクタンスは1.1
×(9/3)2+β=11.4μHとなり、5MHzを確保する ための共振容量は88PFとなる。 次にロータリトランスの一次巻線を3ターンと
し、二次巻線を10ターンとした場合について、説
明するγ≒1とすればLh=1.6μH,nH=18となり
り共振インダクタンスは1.6×(10/3)2=17.8μHと なり5MHzを確保するための共振容量は56PFとな
る。γ≒1.5に選べばLh=1.1μH,nH=15,となり
共振インダクタンスは1.1×(10/3)2+β=13.7μH となり共振容量は73PFとなる。
【表】
【表】
以上述べた種々のケースについて、まとめたも
のを第1表に示す。本発明のポイントをもう一度
整理すると、(1)ロータリトランスの巻上げ比を2
より大きくする。具体的には第1表に示すように
2.5〜10.0の範囲で選択できる。(2)(1)によりビデ
オヘツドの巻線数を4〜18ターンに減らし、ヘツ
ドの生産性を向上させる。(3)(2)の副作用である機
器ノイズの増加をフイードバツクダンピングで、
共振インダクタンスの増加をトリマコンデンサあ
るいは固定コンデンサ、あるいはシールド線の除
去により共振容量を低減することで夫々補償する
る。(4)さらにビデオヘツドとロータリトランスの
ノイズマツチングを必要とする場合はγが1.5以
下でかつ所望の共振周波数が確保できる範囲でヘ
ツドの巻線数を選ぶ。 以上述べたように本発明を用いることでビデオ
ヘツドの巻線数を従来の15〜20ターンから3〜16
ターン減らすことができ、ヘツドの生産性を大幅
に向上できる。
のを第1表に示す。本発明のポイントをもう一度
整理すると、(1)ロータリトランスの巻上げ比を2
より大きくする。具体的には第1表に示すように
2.5〜10.0の範囲で選択できる。(2)(1)によりビデ
オヘツドの巻線数を4〜18ターンに減らし、ヘツ
ドの生産性を向上させる。(3)(2)の副作用である機
器ノイズの増加をフイードバツクダンピングで、
共振インダクタンスの増加をトリマコンデンサあ
るいは固定コンデンサ、あるいはシールド線の除
去により共振容量を低減することで夫々補償する
る。(4)さらにビデオヘツドとロータリトランスの
ノイズマツチングを必要とする場合はγが1.5以
下でかつ所望の共振周波数が確保できる範囲でヘ
ツドの巻線数を選ぶ。 以上述べたように本発明を用いることでビデオ
ヘツドの巻線数を従来の15〜20ターンから3〜16
ターン減らすことができ、ヘツドの生産性を大幅
に向上できる。
第1図はビデオヘツドの構造の例を示す平面
図、第2図は従来の2ヘツドヘリカルスキヤン形
VTRの記録再生系の要部を示すブロツク図、第
3図A,Bはロータリトランスの構成の一例を示
す平面図及び断面図、第4図は本発明に使用する
一次巻線が1ターンのロータリトランスの一例の
要部を示す断面図、第5図は本発明に使用する一
次巻線が2ターンのロータリトランスの一例の要
部を示す断面図、第6図はヘツド巻線数とヘツド
インダクタンスの関係を示す特性図、第7図はヘ
ツド巻線数とヘツドの性能指数の関係を示す特性
図、第8図は本発明の2ヘツドヘリカルスキヤン
形VTRの記録再生系の要部の一例を示すブロツ
ク図、第9図は本発明の2ヘツドヘリカルスキヤ
ン形VTRの記録再生系の要部の別の一例を示す
ブロツク図である。 1…ビデオヘツド、5…ロータリトランス、1
6,17…ロータリトランスの一次巻線、21,
22…ロータリトランスの二次巻線、18…ロー
タリトランス巻線の最大直径、19…ロータリト
ランス巻線の最小直径、27…シールド線、29
…フイードバツクダンピング用帰還抵抗。
図、第2図は従来の2ヘツドヘリカルスキヤン形
VTRの記録再生系の要部を示すブロツク図、第
3図A,Bはロータリトランスの構成の一例を示
す平面図及び断面図、第4図は本発明に使用する
一次巻線が1ターンのロータリトランスの一例の
要部を示す断面図、第5図は本発明に使用する一
次巻線が2ターンのロータリトランスの一例の要
部を示す断面図、第6図はヘツド巻線数とヘツド
インダクタンスの関係を示す特性図、第7図はヘ
ツド巻線数とヘツドの性能指数の関係を示す特性
図、第8図は本発明の2ヘツドヘリカルスキヤン
形VTRの記録再生系の要部の一例を示すブロツ
ク図、第9図は本発明の2ヘツドヘリカルスキヤ
ン形VTRの記録再生系の要部の別の一例を示す
ブロツク図である。 1…ビデオヘツド、5…ロータリトランス、1
6,17…ロータリトランスの一次巻線、21,
22…ロータリトランスの二次巻線、18…ロー
タリトランス巻線の最大直径、19…ロータリト
ランス巻線の最小直径、27…シールド線、29
…フイードバツクダンピング用帰還抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気テープ上に記録された情報信号を再生す
る磁気ヘツドと、 磁気ヘツドに接続される一次巻線及び一次巻線
に対向して配置される二次巻線とを有するロータ
リトランスと、 このロータリトランスの二次巻線に接続された
プリアンプと、 このプリアンプの入出力間に設けられ、プリア
ンプの入力部に生じる共振をフイードバツクダン
ピングする負帰還手段とからなり、 上記ロータリトランスの一次巻線は、1ターン
の平角線によつて形成され、 上記ロータリトランスの巻線が2より大きく選
ばれる、 ことを特徴とするヘリカルスキヤン形ビデオテー
プレコーダ用再生装置。 2 上記二次巻線は複数ターンの断面丸形の巻線
によつて形成されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のヘリカルスキヤン形ビデオ
テープレコーダ用再生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57049073A JPS58166511A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ヘリカルスキヤン形ビデオテ−プレコ−ダ用再生装置 |
| US06/384,742 US4497004A (en) | 1981-06-10 | 1982-06-02 | Picture reproducing apparatus in a helical scanning video tape recorder |
| DE3221858A DE3221858C2 (de) | 1981-06-10 | 1982-06-09 | Bildwiedergabegerät für ein Bildbandgerät mit Wendelabtastung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57049073A JPS58166511A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ヘリカルスキヤン形ビデオテ−プレコ−ダ用再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58166511A JPS58166511A (ja) | 1983-10-01 |
| JPH0423322B2 true JPH0423322B2 (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=12820902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57049073A Granted JPS58166511A (ja) | 1981-06-10 | 1982-03-29 | ヘリカルスキヤン形ビデオテ−プレコ−ダ用再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58166511A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5948911A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | Nippon Ferrite Ltd | ロ−タリ−トランス用コアの巻線方法 |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP57049073A patent/JPS58166511A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58166511A (ja) | 1983-10-01 |
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