JPH0341155Y2 - - Google Patents

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JPH0341155Y2
JPH0341155Y2 JP16625685U JP16625685U JPH0341155Y2 JP H0341155 Y2 JPH0341155 Y2 JP H0341155Y2 JP 16625685 U JP16625685 U JP 16625685U JP 16625685 U JP16625685 U JP 16625685U JP H0341155 Y2 JPH0341155 Y2 JP H0341155Y2
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elastic body
piston
hydraulic
damper
accumulator
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JP16625685U
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の油圧式クラツチレリーズ系に
おいて、その油圧回路に発生する油圧振動(脈
動)を吸収するためのアキユムレータに関するも
のである。
(従来の技術) 従来より、クラツチレリーズ系の油圧回路中に
組込まれたアキユムレータのボデイ内に油圧回路
からの油圧を受けて押し動かされるピストンと、
このときのピストンの動きで圧縮されるゴム等の
弾性体よりなるダンパ等を組込んだ構成のものが
提供されている(例えば実公昭59−8023号公報参
照)。そして、このアキユムレータボデイ内にク
ラツチレリーズ系からの油圧振動が働くと、これ
に応じて上記のピストンがダンパを圧縮しつつ作
動し、その油圧振動を減衰するように機能する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来のアキユムレータにおいてそのダ
ンパは、当然のことながら使用する弾性体のばね
定数が小さいほど上述した油圧振動の減衰効果に
優れている。しかしながら、ダンパのばね定数を
下げて油圧振動の減衰効果を高めようとすると、
これに伴つてダンパのたわみ量が増大して上記ピ
ストンの作動ストロークが大きくなる。このこと
は、クラツチレリーズ系の無効ストローク、すな
わちクラツチペダルのストロークロスが大きくな
るといつた不都合を招く。そこで、この対応策と
してダンパに予圧を加え、これを圧縮した状態で
組込んでおくことも可能であるが、この予圧によ
る圧縮領域では上記油圧振動の減衰効果が全く果
されなくなるといつた問題を生じる。
(問題点を解決するため手段) そこで本考案における油圧式クラツチレリーズ
系のアキユムレータは次のように構成されてい
る。
すなわち第1図からも明らかなように、アキユ
ムレータボデイ1内で油圧式クラツチレリーズ系
の油圧回路からの油圧振動を受けて作動するピス
トン13により、このボデイ1内に組込まれたダ
ンパ20を圧縮方向へ弾性変形させ、これによつ
て油圧振動を吸収する構成のアキユムレータにお
いて、前記ダンパ20は前記ピストン13の作動
方向に沿つて配置された第一弾性体21と第二弾
性体22とで構成されている。そしてこの第一弾
性体21は、第二弾性体22と接する側の端面が
前記アキユムレータボデイ1内の段差部11aで
受け止められた圧縮状態で組込まれている。また
第二弾性体22は、前記ピストン13と第一弾性
体21との間に組込まれ、かつこのピストン13
の作動初期から圧縮方向への弾性変形を開始する
ばね定数に設定されている。
(作用) 前記構成によれば、アキユムレータボデイ1内
に圧縮状態で組込むことで予圧が加えられている
第一弾性体21は、そのばね定数が第二弾性体2
2よりも大きくなる。したがつて前記ピストン1
3に作用するレリーズ系油圧の振動荷重が小さい
ときには、ばね定数の小さい第二弾性体22のみ
が圧縮される。そしてこの振動荷重が第一弾性体
21のばね定数を越えると、この第一弾性体21
の圧縮も開始される。すなわちダンパ20のばね
特性としては、ピストン13に作用する振動荷重
が第一弾性体21のばね定数に達するまでは第二
弾性体22のみのばね定数に基づき、振動荷重が
第一弾性体21のばね定数を越えた時点から両弾
性体21,22が合成されたばね定数に基づくこ
ととなる。
この結果、ダンパ20は多段ばね特性となり、
これによつて上記ピストン13の作動ストローク
を増加させることなく、かつこのピストン13の
全ストローク領域において油圧振動を適正に減衰
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
まず、アキユムレータの縦断面を表わした第1
図及び第1図の−線断面を表わした第2図に
おいて、シリンダ状に形成されたアキユムレータ
ボデイ1は車体側のブラケツト2に対し、ボルト
3によつて固定されている。このアキユムレータ
ボデイ1内にはピストン13が第1図の左右方向
へスライド可能に組込まれており、このピストン
13に固定されているピストンカツプ14とボデ
イ1の内壁とによつて油圧室10が構成されてい
る。なお、このアキユムレータボデイ1は図示し
ない油圧式クラツチレリーズ系の油圧回路中に組
込まれるのであつて、このボデイ1には上記の油
圧室10に連通した一対のポート4,5が形成さ
れている。そして、一方のポート4はここにフレ
アナツト6で接続したパイプ8を通じてクラツチ
レリーズ系のクラツチマスタシリンダ(図示しな
い)に連通しており、かつ他方のポート5は同じ
くフレアナツト7によつて接続したパイプ9を通
じてクラツチレリーズシリンダ(図示しない)に
連通しているのである。
上記ボデイ1内において、ピストン13と前記
ブラケツト2との間にはこのピストン13が第1
図で示す状態から右方向へ作動することによつて
弾性的に圧縮変形するダンパ20が組込まれてい
る。このダンパ20は、それぞれゴム等の弾性素
材からなる第一弾性体21及び第二弾性体22を
前記ピストン13の作動方向(第1図の左右方
向)に沿つて配置することで構成されている。
そして第一弾性体21は、前記ボデイ1内の大
径部11においてその段差部11aで受止められ
たプレート23と前記ブラケツト2との間に圧縮
状態で組込まれている。これによつて第一弾性体
21には所定の予圧が加えられたこととなり、そ
のばね定数は第二弾性体22のばね定数よりも大
きく設定されている。
なお、上記の油圧室10内においてピストン1
3とボデイ1の内壁との間には、このピストン1
3を上記ダンパ20側へ軽く押付けるように付勢
したコニカルスプリング15が組込まれている。
また、上記アキユムレータボデイ1内におい
て、ピストン13の摺動面であるボデイ1の内周
面にうち、ピストンカツプ14からボデイ1の前
記各ポート4,5までの間にはテーパ面12が形
成されている。これにより、アキユムレータボデ
イ1内のエア抜き作業に際し、このボデイ1内の
ピストン摺動面に付着した気泡をテーパ面12に
沿つてエア抜きポート(図示しない)へ適正に送
り出すことができる。この結果、従来のアキユム
レータのようにエア抜き作業を容易にするため
に、例えばボデイをブラケツトに対して傾けて固
定することで、このボデイ内のピストン摺動面に
傾斜を持たものと異なり、ボデイ1を固定してい
るブラケツト2の形状、アキユムレータの取付け
スペース、油圧パイプ8,9の配管等の自由度が
大きくなる。
上記のように構成したアキユムレータにおい
て、そのボデイ1内の油圧室10には前記のパイ
プ8,9及びポート4,5を通じてクラツチレリ
ーズ系の油圧回路における油圧が常時作用してい
る。そして、このクラツチレリーズ系の油圧回路
には例えばクラツチの接続あるいは遮断操作時に
おいて、機械的な振動が図示しないクラツチレリ
ーズシリンダ内のレリーズピストンに伝達され、
このレリーズピストンの動きによつて油圧回路内
に油圧振動が生じる。この油圧振動は上記の油圧
室10からピストン13に作用し、このピストン
13が前記のダンパ20を構成する各弾性体2
1,22を圧縮させつつ、第1図の右方向へ作動
する。このときの各弾性体21,22の圧縮変形
に伴う内部ヒステリシスによつてピストン13に
作用している振動荷重が吸収され、もつて油圧振
動が減衰される。
さて、本実施例のダンパ20においては上記の
油圧振動の変化、つまりピストン13に対する振
動荷重の変化に応じて、この荷重が小さいときに
はダンパ20を構成する各弾性体21,22のう
ち、ばね定数の小さい第二弾性体22のみが圧縮
される。そこで、ピストン13に作用する振動荷
重が第一弾性体21の上述した予圧による圧縮荷
重を越えると、この第一弾性体21の圧縮も開始
される。すなわち、ダンパ20のばね特性として
は、油圧振動に基づいてピストン13に作用する
振動荷重が、第一弾性体21の予圧による圧縮荷
重に達するまでは第二弾性体22のみのばね定数
となり、この予圧による圧縮荷重を越えた時点か
ら各弾性体21,22の合成によるばね定数とな
る。
ここで、本実施例のダンパ20によるばね特性
(荷重たわみ特性)を従来のダンパとの比較によ
つて表わした第3図によつて検討すると、本実施
例のダンパ20を使用した場合、横軸のたわみ量
δ(ピストン13のストローク量)の変化に伴い、
その初期の時点からばね定数の小さい第二弾性体
22によるばね特性が発揮される。このことは、
縦軸の荷重Wにおいて従来のダンパでは振動減衰
機能を発揮し得ない領域、つまりその予圧による
圧縮荷重W1で示す領域での振動減衰作用を補う
ことが可能となる。
また前記第二弾性体22により、第3図におけ
るクラツチ遮断時の荷重W3に近い領域でのダン
パ20のばね定数を小さく設定することも可能で
ある。この結果、クラツチペダル(図示しない)
を踏込み操作している状態での油圧振動の減衰効
果が高まり、クラツチペダルの操作フイーリング
が向上することとなる。
さらに、本実施例のダンパ20においては、第
3図で示すようにその全たわみ量δ1が従来のダ
ンパによる全たわみ量δ2より小さくなり、クラ
ツチペダルのストロークロスを少なく押えること
が可能となる。なお、第3図において縦軸に示し
た荷重W2は、本実施例のダンパ20における第
一弾性体21の予圧圧縮荷重を示している。
第4図で示す実施例は、前記の実施例における
ピストン13を省略し、このピストン13に代わ
るピストンカツプ24を用い、かつこのピストン
カツプ24に前記実施例のダンパ20における第
二弾性体22の機能をも併せ持たせたものであ
る。すなわち、この第4図で示す実施例において
は、前記の実施例と同様に予圧を加えて圧縮状態
で組込まれている第一弾性体21に対し、上記の
ピストンカツプ24をコイルスプリング25によ
つて軽く押付けており、しかもこのピストンカツ
プ24は上記第一弾性体21よりもばね定数の小
さい弾性素材によつて構成されている。この実施
例によれば、油圧室10に作用する油圧振動を弾
性素材よりなるピストンカツプ24で直接受ける
構造であるから、クラツチレリーズ系の油圧回路
からの油圧振動が、一定の慣性を持つ前記実施例
のピストン13によつて反射され、ダンパ20に
適正に伝達され難いといつた問題を解消すること
ができる。
また、本実施例ではピストンカツプ24と上記
第一弾性体21とによつて前述した実施例のダン
パ20と同様の機能、つまり油圧振動に対して二
段階のばね特性を発揮させることができる。この
ため、アキユムレータとしての機能を向上させる
と同時に、その構造を小型、簡素化してコストダ
ウンを図ることができる。
なお、この第4図で示す実施例において前記の
第1図及び第2図で示す実施例と同一もしくは均
等構成と考えられる部分には図面に同一符号を記
入して重複する説明は省略する。
(考案の効果) 以上のように本考案は、ダンパを構成する第一
弾性体及び第二弾性体が共に同一素材であつて
も、この第一弾性体に予圧を加えてそのばね定数
を第二弾性体よりも大きくしたことにより、前記
ダンパに多段のばね特性を発揮させることがで
き、もつて油圧振動を受けて作動するピストンの
作動ストロークを増加させることなく、その全ス
トロークにわたつて油圧振動の減衰効果を発揮さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は油圧式
クラツチレリーズ系のアキユムレータを表わした
縦断面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は本実施例のダンパと従来のダンパとのばね
特性(荷重たわみ特性)を比較して表わした特性
図、第4図は異なる実施例のアキユムレータを表
わした縦断面図である。 1……アキユムレータボデイ、13……ピスト
ン、20……ダンパ、21,22,24……ダン
パを構成する弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 油圧式クラツチレリーズ系の油圧回路中に組込
    まれたアキユムレータボデイ内で油圧回路からの
    油圧振動を受けて作動するピストンにより、この
    ボデイ内に組込まれたダンパを圧縮方向へ弾性変
    形させ、これによつて油圧振動を吸収する構成の
    アキユムレータにおいて、 前記ダンパは前記ピストンの作動方向に沿つて
    配置された第一弾性体と第二弾性体とで構成さ
    れ、この第一弾性体は第二弾性体と接する側の端
    面が前記アキユムレータボデイ内の段差部で受け
    止められた圧縮状態で組込まれ、また第二弾性体
    は前記ピストンと第一弾性体との間に組込まれ、
    かつこのピストンの作動初期から圧縮方向への弾
    性変形を開始するばね定数に設定されていること
    を特徴とする油圧式クラツチレリーズ系のアキユ
    ムレータ。
JP16625685U 1985-10-29 1985-10-29 Expired JPH0341155Y2 (ja)

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