JPH0677592B2 - ワツクス築盛成形装置 - Google Patents
ワツクス築盛成形装置Info
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- JPH0677592B2 JPH0677592B2 JP26808686A JP26808686A JPH0677592B2 JP H0677592 B2 JPH0677592 B2 JP H0677592B2 JP 26808686 A JP26808686 A JP 26808686A JP 26808686 A JP26808686 A JP 26808686A JP H0677592 B2 JPH0677592 B2 JP H0677592B2
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- Japan
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- molding
- build
- rod
- tip
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、患者から採得した顎模型上に歯科用ワックス
を用いて義歯模型を形成する際に使用されるワックス築
盛成形装置に関し、特にその築盛成形作業を行う部分に
改良を図ったものである。
を用いて義歯模型を形成する際に使用されるワックス築
盛成形装置に関し、特にその築盛成形作業を行う部分に
改良を図ったものである。
〈従来の技術〉 一般に歯科技工におけるワックス築盛成形作業において
は、まずワックススパチュラを温めて固形ワックスを軟
化或いは溶融してすくいとり、再度温めて液状とした
後、これを被成形部に盛り上げるという作業が、通常一
歯につき10数回繰返される。従来この作業のたびごとに
技工士の視点は被成形部から外れることとなり、集中し
て作業をすることができず極めて効率の悪いものになっ
ていた。このような問題を解決するものとして、例えば
実公昭61-6900号公報に開示の技術がある。この技術
は、予めワックスを加熱溶融しておき、これを徐々にス
パチュラ部分に流下させるものである。またワックスの
流し込み構造として、例えば実公昭57-13048号公報に開
示の技術がある。この技術は、ポストクラウン等の合釘
を形成する際に使用されるもので、溶融ワックスを滞留
する皿状部分と、この皿状部分に傾斜して形成された針
状部分とを有し、この針状部分に形成された溝を介し
て、合釘を形成するための細孔に流し込むのである。
は、まずワックススパチュラを温めて固形ワックスを軟
化或いは溶融してすくいとり、再度温めて液状とした
後、これを被成形部に盛り上げるという作業が、通常一
歯につき10数回繰返される。従来この作業のたびごとに
技工士の視点は被成形部から外れることとなり、集中し
て作業をすることができず極めて効率の悪いものになっ
ていた。このような問題を解決するものとして、例えば
実公昭61-6900号公報に開示の技術がある。この技術
は、予めワックスを加熱溶融しておき、これを徐々にス
パチュラ部分に流下させるものである。またワックスの
流し込み構造として、例えば実公昭57-13048号公報に開
示の技術がある。この技術は、ポストクラウン等の合釘
を形成する際に使用されるもので、溶融ワックスを滞留
する皿状部分と、この皿状部分に傾斜して形成された針
状部分とを有し、この針状部分に形成された溝を介し
て、合釘を形成するための細孔に流し込むのである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記前者の先行技術にあっては、ワックスを予め加熱溶
融しておくものであるから、築盛作業を行うまでに時間
差を生じ、この間にワックスの成分が離したり或いは劣
化するという問題がある。
融しておくものであるから、築盛作業を行うまでに時間
差を生じ、この間にワックスの成分が離したり或いは劣
化するという問題がある。
また上記後者の先行技術にあっては、皿状部材に留めた
溶融ワックスを針状部材を通して孔に流し込むものであ
り、歯冠周囲、咬合面等に微少量流し込み築盛し、或い
は咬頭部の成形等細かい作業には不適である。
溶融ワックスを針状部材を通して孔に流し込むものであ
り、歯冠周囲、咬合面等に微少量流し込み築盛し、或い
は咬頭部の成形等細かい作業には不適である。
本発明は、このような問題点を解決するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明に係るワックス築盛成形装置は、貫通孔を有する
把持部、該把持部先端に固定された成形部、上記把持部
の貫通孔に後端から挿入され自重にて降下するワックス
棒、上記成形部に一端側が支持され他端側が成形部上で
あって上記ワックス棒の降下方向線上に突き出るワック
ス溶融部、該ワックス溶融部及び上記成形部を加熱する
ヒータ、上記把持部先端と上記ワックス溶融部との間に
おいて上記ワックス棒の降下を阻止する停止部材、該停
止部材を前後に移動させ上記ワックス棒の先端を上記ワ
ックス溶融部に接触又は離間させる操作部、を具備して
なり、上記操作部の操作により上記ヒータにて加熱され
た上記ワックス溶融部に自重にて降下し上記停止部材に
て停止せしめられた上記ワックス棒の先端を接触させて
上記ワックス棒を溶融させ、溶融したワックスを上記成
形部にて築盛成形するワックス築盛成形装置であって、
上記成形部は、上記ワックス溶融部からワックスが流下
し、複数回の築盛作業に必要な量のワックスが滞留可能
な容量をもつ第1滞留部と、該第1滞留部前方に該第1
滞留部に対し斜目下方に傾斜して位置し、1回の築盛作
業に必要な量のワックスが滞留可能な容量を有し、かつ
先端に前方に開放する細溝を有する第2滞留部と、該第
2滞留部と上記第1滞留部とを連結するとともに上記第
1滞留部から上記第2滞留部へワックスを流す溝を有す
る狭窄部とからなるものである。
把持部、該把持部先端に固定された成形部、上記把持部
の貫通孔に後端から挿入され自重にて降下するワックス
棒、上記成形部に一端側が支持され他端側が成形部上で
あって上記ワックス棒の降下方向線上に突き出るワック
ス溶融部、該ワックス溶融部及び上記成形部を加熱する
ヒータ、上記把持部先端と上記ワックス溶融部との間に
おいて上記ワックス棒の降下を阻止する停止部材、該停
止部材を前後に移動させ上記ワックス棒の先端を上記ワ
ックス溶融部に接触又は離間させる操作部、を具備して
なり、上記操作部の操作により上記ヒータにて加熱され
た上記ワックス溶融部に自重にて降下し上記停止部材に
て停止せしめられた上記ワックス棒の先端を接触させて
上記ワックス棒を溶融させ、溶融したワックスを上記成
形部にて築盛成形するワックス築盛成形装置であって、
上記成形部は、上記ワックス溶融部からワックスが流下
し、複数回の築盛作業に必要な量のワックスが滞留可能
な容量をもつ第1滞留部と、該第1滞留部前方に該第1
滞留部に対し斜目下方に傾斜して位置し、1回の築盛作
業に必要な量のワックスが滞留可能な容量を有し、かつ
先端に前方に開放する細溝を有する第2滞留部と、該第
2滞留部と上記第1滞留部とを連結するとともに上記第
1滞留部から上記第2滞留部へワックスを流す溝を有す
る狭窄部とからなるものである。
〈作用〉 装置を使用するに際し、万年筆を持つ如く、本装置を持
つと、把持部は傾斜した状態で支持される。これにより
ワックス棒には自重により下方へ降下しようとする力が
はたらく。従ってワックス棒は、把持部先端に設けた停
止部材に当接して停止しているる。操作部の操作によ
り、停止部材を前進させワックス棒をワックス溶融部に
接触させることにより、ワックス棒は先端から溶融し、
ワックス溶融部に沿って流下し、成形部の第1滞留部へ
滞留する。ワックス棒は、その先端が溶融、流出してい
くことにより、その自重によって降下する。これにより
ワックス棒は、その先端が常に停止部材に当接している
ことになる。ワックスの溶融量が所定量に達すると、操
作部の操作により停止部材を後退させ、ワックス棒先端
とワックス溶融部の間は離間せしめられる。ここで第1
滞留部に溜められるワックスの量は、約3ないし5回程
度の築盛作業に必要な量におおよそ設定され、例えば約
0.05ないし0.1cc程度である。第1滞留部に溜められた
ワックスは、装置を前方へ僅か傾斜させることにより、
狭窄部の溝を通して、おおよそ1回の築盛作業に必要な
量だけ第2滞留部へ流し込まれる。然る後、第2滞留部
に滞留したワックスは、その先端の細溝を介して、被成
形部へ流し込まれるのである。この第2滞留部の容量は
約0.01ないし0.04ccであるから、第2滞留部に溜められ
たワックスは、約3回ないし5回程度に分けて、第1滞
留部から第2滞留部に流し込まれる。
つと、把持部は傾斜した状態で支持される。これにより
ワックス棒には自重により下方へ降下しようとする力が
はたらく。従ってワックス棒は、把持部先端に設けた停
止部材に当接して停止しているる。操作部の操作によ
り、停止部材を前進させワックス棒をワックス溶融部に
接触させることにより、ワックス棒は先端から溶融し、
ワックス溶融部に沿って流下し、成形部の第1滞留部へ
滞留する。ワックス棒は、その先端が溶融、流出してい
くことにより、その自重によって降下する。これにより
ワックス棒は、その先端が常に停止部材に当接している
ことになる。ワックスの溶融量が所定量に達すると、操
作部の操作により停止部材を後退させ、ワックス棒先端
とワックス溶融部の間は離間せしめられる。ここで第1
滞留部に溜められるワックスの量は、約3ないし5回程
度の築盛作業に必要な量におおよそ設定され、例えば約
0.05ないし0.1cc程度である。第1滞留部に溜められた
ワックスは、装置を前方へ僅か傾斜させることにより、
狭窄部の溝を通して、おおよそ1回の築盛作業に必要な
量だけ第2滞留部へ流し込まれる。然る後、第2滞留部
に滞留したワックスは、その先端の細溝を介して、被成
形部へ流し込まれるのである。この第2滞留部の容量は
約0.01ないし0.04ccであるから、第2滞留部に溜められ
たワックスは、約3回ないし5回程度に分けて、第1滞
留部から第2滞留部に流し込まれる。
〈実施例〉 第1図ないし第3図において、1はプラスチック等にて
形成された細長い棒状の把持部で貫通孔2を有してい
る。3はこの把持部1の先端に放熱管4を介して固定さ
れたワックス溶融部、5はこのワックス溶融部3の下端
に固定された成形部、6はワックス溶融部3内に埋設さ
れたヒータであり、ワックス溶融部3及び成形部5を加
熱する。ヒータ6には、放熱管4及び把持部1内に貫通
せしめられ、把持部1後端から取り出されるコード7に
て電源が供給される。8は把持部1に前後に移動可能に
取りつけられた停止部材、9はこの停止部材8を前後に
移動操作するスライド撮みである。把持部1の貫通孔2
には、ワックス棒10が挿入され、こりワックス棒10は、
把持部1を斜めに持ち上げたとき自重により降下し、停
止部材8に当接して停止する。尚ワックス棒10の自重に
よる降下を更に向上させるために、ワックス棒10の後端
にウェィトを固定することもできる。把持部1の貫通孔
2の径は、使用されるワックス棒10より僅か大きい値を
有する必要があり、直径4mmのワックス棒の場合、その
径は約5mmないし7mm程度である。ワックス溶融部3は、
略柱形状でありその下端は成形部5に固定され、その上
端は、ワックス棒10の降下方向線上に突き出ている。成
形部5は、ワックス溶融部3から流下したワックスが滞
留する細長い皿形状の第1滞留部11と、この第1滞留部
11の前方に第1滞留部11に対し、約15°ないし20°程度
斜目下方に傾斜して設けられた同様に細長い皿形状の第
2滞留部12と、これら第1及び第2滞留部11,12を連結
する狭窄部13とからなる。第1滞留部11は、一連の複数
回(約3〜5回)の築盛作業に必要なワックス量を滞留
させることができる容量を有し、また第2滞留部12は、
通常1回の築盛作業に必要なワックス量を滞留させるこ
とができる容量を有する。実際の作業にあたっては、歯
牙の大きさ、形状等によってワックスの量は異なるが、
第1滞留部11の容量は、約0.05ないし0.1cc程度、第2
滞留部12の容量は、約0.01ないし0.04cc程度が適当であ
る。4は、第2滞留部12の先端に形成された細溝で、前
方に開放端を有しており、この細溝14を介してワックス
が被成形部へ点或いは線を描く如く流下せしめられる。
15は、狭窄部13の表面に形成された溝で、第1滞留部11
に溜められたワックスを第2滞留部12の流動させるもの
である。狭窄部13は、水平方向及び鉛直方向ともに細く
形成されており、かつ鉛直方向については、上方に位置
せしめられている。これにより溝15もまた上方に位置し
ており、第1滞留部11に溜められたワックスは、第1滞
留部11を前方へかなり傾斜させなければ、第2滞留部12
へ流れ込まないのである。第2図に横方向の窪みCを、
第3図に下面の窪みDを示す。成形部5及びワックス溶
融部3は、熱伝導性の良い金属例えば銅、真鍮、ニッケ
ル・クロム合金、コバルト・クロム合金等にて形成され
る。これらワックス溶融部3及び成形部5は、ヒータ6
により、約100℃に加熱される。尚ヒータ6による加熱
温度は、ワックスの材料に応じて、約80℃ないし120℃
の範囲で設定される。
形成された細長い棒状の把持部で貫通孔2を有してい
る。3はこの把持部1の先端に放熱管4を介して固定さ
れたワックス溶融部、5はこのワックス溶融部3の下端
に固定された成形部、6はワックス溶融部3内に埋設さ
れたヒータであり、ワックス溶融部3及び成形部5を加
熱する。ヒータ6には、放熱管4及び把持部1内に貫通
せしめられ、把持部1後端から取り出されるコード7に
て電源が供給される。8は把持部1に前後に移動可能に
取りつけられた停止部材、9はこの停止部材8を前後に
移動操作するスライド撮みである。把持部1の貫通孔2
には、ワックス棒10が挿入され、こりワックス棒10は、
把持部1を斜めに持ち上げたとき自重により降下し、停
止部材8に当接して停止する。尚ワックス棒10の自重に
よる降下を更に向上させるために、ワックス棒10の後端
にウェィトを固定することもできる。把持部1の貫通孔
2の径は、使用されるワックス棒10より僅か大きい値を
有する必要があり、直径4mmのワックス棒の場合、その
径は約5mmないし7mm程度である。ワックス溶融部3は、
略柱形状でありその下端は成形部5に固定され、その上
端は、ワックス棒10の降下方向線上に突き出ている。成
形部5は、ワックス溶融部3から流下したワックスが滞
留する細長い皿形状の第1滞留部11と、この第1滞留部
11の前方に第1滞留部11に対し、約15°ないし20°程度
斜目下方に傾斜して設けられた同様に細長い皿形状の第
2滞留部12と、これら第1及び第2滞留部11,12を連結
する狭窄部13とからなる。第1滞留部11は、一連の複数
回(約3〜5回)の築盛作業に必要なワックス量を滞留
させることができる容量を有し、また第2滞留部12は、
通常1回の築盛作業に必要なワックス量を滞留させるこ
とができる容量を有する。実際の作業にあたっては、歯
牙の大きさ、形状等によってワックスの量は異なるが、
第1滞留部11の容量は、約0.05ないし0.1cc程度、第2
滞留部12の容量は、約0.01ないし0.04cc程度が適当であ
る。4は、第2滞留部12の先端に形成された細溝で、前
方に開放端を有しており、この細溝14を介してワックス
が被成形部へ点或いは線を描く如く流下せしめられる。
15は、狭窄部13の表面に形成された溝で、第1滞留部11
に溜められたワックスを第2滞留部12の流動させるもの
である。狭窄部13は、水平方向及び鉛直方向ともに細く
形成されており、かつ鉛直方向については、上方に位置
せしめられている。これにより溝15もまた上方に位置し
ており、第1滞留部11に溜められたワックスは、第1滞
留部11を前方へかなり傾斜させなければ、第2滞留部12
へ流れ込まないのである。第2図に横方向の窪みCを、
第3図に下面の窪みDを示す。成形部5及びワックス溶
融部3は、熱伝導性の良い金属例えば銅、真鍮、ニッケ
ル・クロム合金、コバルト・クロム合金等にて形成され
る。これらワックス溶融部3及び成形部5は、ヒータ6
により、約100℃に加熱される。尚ヒータ6による加熱
温度は、ワックスの材料に応じて、約80℃ないし120℃
の範囲で設定される。
上記構成の装置において、スライド撮み9を矢印A方向
へ指で押すことにより、停止部材8を前方へ移動させ、
ワックス棒10の先端を、加熱されたワックス溶融部3に
接触させる。これによりワックス棒10は溶融し、ワック
ス溶融部3に沿って流下し、成形部5の第1滞留部11に
滞留する。溶融するワックスの量は、停止部材8を前方
へ押し出している時間によって決まり、これは築盛作業
を考慮して技工士により判断される。ワックス量が所定
量に達したとき、矢印B方向へスライド撮み9を動か
し、停止部材8をワックス溶融部3から離間し、ワック
スの溶融を止める。尚、把持部1内にバネを内蔵してお
き、これによりスライド撮み9に常時矢印B方向の弾性
力を付与しておけば、ワックスの非溶融時に、停止部材
8、従ってワックス棒10先端をワックス溶融部3から離
間させておくことができる。
へ指で押すことにより、停止部材8を前方へ移動させ、
ワックス棒10の先端を、加熱されたワックス溶融部3に
接触させる。これによりワックス棒10は溶融し、ワック
ス溶融部3に沿って流下し、成形部5の第1滞留部11に
滞留する。溶融するワックスの量は、停止部材8を前方
へ押し出している時間によって決まり、これは築盛作業
を考慮して技工士により判断される。ワックス量が所定
量に達したとき、矢印B方向へスライド撮み9を動か
し、停止部材8をワックス溶融部3から離間し、ワック
スの溶融を止める。尚、把持部1内にバネを内蔵してお
き、これによりスライド撮み9に常時矢印B方向の弾性
力を付与しておけば、ワックスの非溶融時に、停止部材
8、従ってワックス棒10先端をワックス溶融部3から離
間させておくことができる。
上記構造の装置においては、一度ワックス棒10をワック
ス溶融部3に当て溶融させ、その後停止部材8を後退さ
せて、ワックス棒10をワックス溶融部3から離間させた
場合、停止部材8はワックス棒10の先端部分に埋まった
状態となる。それ故、ワックス棒10はこの停止部材8に
て固定されることとなり、把持部1を逆様に傾斜させて
も、ワックス棒10が貫通孔2後端から抜け落ちることは
ない。
ス溶融部3に当て溶融させ、その後停止部材8を後退さ
せて、ワックス棒10をワックス溶融部3から離間させた
場合、停止部材8はワックス棒10の先端部分に埋まった
状態となる。それ故、ワックス棒10はこの停止部材8に
て固定されることとなり、把持部1を逆様に傾斜させて
も、ワックス棒10が貫通孔2後端から抜け落ちることは
ない。
また、ワックス棒10は、その先端が停止部材8にて固定
されているために、ワックス棒10がワックス溶融部3及
び成形部5からの輻射熱を受けて、軟化し、下方向へ曲
がることもない。
されているために、ワックス棒10がワックス溶融部3及
び成形部5からの輻射熱を受けて、軟化し、下方向へ曲
がることもない。
ワックス築盛成形作業に際しては、成形部5の第2滞留
部12に所定量滞留せしめられたワックスが、歯冠周囲、
咬合面、咬頭部等に流下せしめられる。第4図に示す如
く、模型歯16歯頸部aの周辺を成形する場合、第2滞留
部12の下面にて、流し込まれたワックスをなでるように
して行うのであるが、この作業の際、窪みDが存在する
ことにより、豊隆部bに成形部5の他の部分が接触する
可能性は少ない。従って既に成形を終わった豊隆部bの
ワックスに接触してこれを溶融、変形させる惧れは極め
て少ないのである。また第5図に示す如く、模型歯16の
弧形空隙周辺cを形成する場合に、隣在歯16′の隅角部
dに接触する惧れがあるが、窪みCの存在により、その
可能性は最小限に抑えられる。
部12に所定量滞留せしめられたワックスが、歯冠周囲、
咬合面、咬頭部等に流下せしめられる。第4図に示す如
く、模型歯16歯頸部aの周辺を成形する場合、第2滞留
部12の下面にて、流し込まれたワックスをなでるように
して行うのであるが、この作業の際、窪みDが存在する
ことにより、豊隆部bに成形部5の他の部分が接触する
可能性は少ない。従って既に成形を終わった豊隆部bの
ワックスに接触してこれを溶融、変形させる惧れは極め
て少ないのである。また第5図に示す如く、模型歯16の
弧形空隙周辺cを形成する場合に、隣在歯16′の隅角部
dに接触する惧れがあるが、窪みCの存在により、その
可能性は最小限に抑えられる。
〈発明の効果〉 本発明によれば以下の効果が奏せられる。
(イ)成形部が第1滞留部及び第2滞留部に分割せしめ
られ、両滞留部間は狭窄部を介して連結される。そし
て、第1滞留部には複数回の築盛作業に必要な量のワッ
クスが、また第2滞留部には1回程度の築盛作業に必要
な量のワックスが滞留せしめられる。それ故、第1滞留
部において1回の築盛作業に必要なワックス量を確認し
ながら、被築盛部へ流下させることができる。このよう
な構造にすることにより咬頭部の細かい成形作業、例え
ば点状にワックスを盛ったり或いは線を描く等の精密な
作業が可能となるのである。
られ、両滞留部間は狭窄部を介して連結される。そし
て、第1滞留部には複数回の築盛作業に必要な量のワッ
クスが、また第2滞留部には1回程度の築盛作業に必要
な量のワックスが滞留せしめられる。それ故、第1滞留
部において1回の築盛作業に必要なワックス量を確認し
ながら、被築盛部へ流下させることができる。このよう
な構造にすることにより咬頭部の細かい成形作業、例え
ば点状にワックスを盛ったり或いは線を描く等の精密な
作業が可能となるのである。
(ロ)第1滞留部には、数回程度の築盛作業に必要な量
のワックスが、その作業直前に溶融され、滞留せしめら
れるから、ワックスの変質、劣化という問題は生じな
い。
のワックスが、その作業直前に溶融され、滞留せしめら
れるから、ワックスの変質、劣化という問題は生じな
い。
(ハ)第1滞留部と第2滞留部の間には狭窄部が設けら
れているから、その横方向及び下面に形成される窪みに
より、築盛成形作業が容易になる。即ち、歯牙模型は、
多数の凹凸を有するため成形作業中に成形部下面が作業
を行っている部分以外の面に接触して、この部分のワッ
クス面を溶融させるという事故が起こり易いが、本発明
によればかかる事故の発生は極めて少なくなるのであ
る。
れているから、その横方向及び下面に形成される窪みに
より、築盛成形作業が容易になる。即ち、歯牙模型は、
多数の凹凸を有するため成形作業中に成形部下面が作業
を行っている部分以外の面に接触して、この部分のワッ
クス面を溶融させるという事故が起こり易いが、本発明
によればかかる事故の発生は極めて少なくなるのであ
る。
(ニ)ワックス棒は、消費に伴って自重で降下し、この
下端は常に停止部材下端に当接している。そして停止部
材の操作によりワックス棒先端をワックス溶融部に接触
させたり或いは離間させることにより、所望量のワック
ス溶融が行われる。これによりワックス棒には何等外力
が加わることがなく、ワックス棒がヒータからの伝導熱
及び輻射熱により或いは室温により軟化し、僅かな力で
変形するような状態にあってもその元来の直線円柱形状
は維持され、ワックス棒は把持部貫通孔内を円滑に降
下、移送せしめられ、ワックスの溶融を速やかに行うこ
とができる。
下端は常に停止部材下端に当接している。そして停止部
材の操作によりワックス棒先端をワックス溶融部に接触
させたり或いは離間させることにより、所望量のワック
ス溶融が行われる。これによりワックス棒には何等外力
が加わることがなく、ワックス棒がヒータからの伝導熱
及び輻射熱により或いは室温により軟化し、僅かな力で
変形するような状態にあってもその元来の直線円柱形状
は維持され、ワックス棒は把持部貫通孔内を円滑に降
下、移送せしめられ、ワックスの溶融を速やかに行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明実施例に係るワックス築盛成形装置の
斜視図、第2図は、成形部の上面図、第3図は、第2図
I-I線断面図、第4図は、築盛成形作業の一の状態を示
す側面図、第5図は、築盛成形作業の他の状態を示す上
面図である。 1…把持部、2…貫通孔 3…ワックス溶融部、5…成形部 6…ヒータ、8…停止部材 9…スライド撮み、10…ワックス棒 11…第1滞留部、12…第2滞留部 13…狭窄部、14…細溝 15…溝
斜視図、第2図は、成形部の上面図、第3図は、第2図
I-I線断面図、第4図は、築盛成形作業の一の状態を示
す側面図、第5図は、築盛成形作業の他の状態を示す上
面図である。 1…把持部、2…貫通孔 3…ワックス溶融部、5…成形部 6…ヒータ、8…停止部材 9…スライド撮み、10…ワックス棒 11…第1滞留部、12…第2滞留部 13…狭窄部、14…細溝 15…溝
Claims (2)
- 【請求項1】貫通孔を有する把持部、該把持部先端に固
定された成形部、上記把持部の貫通孔に後端から挿入さ
れ自重にて降下するワックス棒、上記成形部に一端側が
支持され他端側が成形部上であって上記ワックス棒の降
下方向線上に突き出るワックス溶融部、該ワックス溶融
部及び上記成形部を加熱するヒータ、上記把持部先端と
上記ワックス溶融部との間において上記ワックス棒の降
下を阻止する停止部材、該停止部材を前後に移動させ上
記ワックス棒の先端を上記ワックス溶融部に接触又は離
間させる操作部、を具備してなり、上記操作部の操作に
より上記ヒータにて加熱された上記ワックス溶融部に自
重にて降下し上記停止部材にて停止せしめられた上記ワ
ックス棒の先端を接触させて上記ワックス棒を溶融さ
せ、溶融したワックスを上記成形部にて築盛成形するワ
ックス築盛成形装置であって、上記成形部は、上記ワッ
クス溶融部からワックスが流下し、複数回の築盛作業に
必要な量のワックスが滞留可能な容量をもつ第1滞留部
と、該第1滞留部前方に該第1滞留部に対し斜目下方に
傾斜して位置し、1回の築盛作業に必要な量のワックス
が滞留可能な容量を有し、かつ先端に前方に開放する細
溝を有する第2滞留部と、該第2滞留部と上記第1滞留
部とを連結するとともに上記第1滞留部から上記第2滞
留部へワックスを流す溝を有する狭窄部とからなること
を特徴とするワックス築盛成形装置 - 【請求項2】上記狭窄部は横方向の窪み及び下面の窪み
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
ワックス築盛成形装置
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26808686A JPH0677592B2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | ワツクス築盛成形装置 |
| US07/076,568 US4770633A (en) | 1986-08-06 | 1987-07-22 | Wax shaping tool |
| GB8717465A GB2194482B (en) | 1986-08-06 | 1987-07-23 | Wax shaping tool |
| DE3725745A DE3725745A1 (de) | 1986-08-06 | 1987-08-04 | Werkzeug zum ausformen von wachs |
| FR878711224A FR2602417B1 (fr) | 1986-08-06 | 1987-08-06 | Outil de modelage de cire pour fabrication de protheses dentaires |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26808686A JPH0677592B2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | ワツクス築盛成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119752A JPS63119752A (ja) | 1988-05-24 |
| JPH0677592B2 true JPH0677592B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=17453690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26808686A Expired - Lifetime JPH0677592B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-11-10 | ワツクス築盛成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677592B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP26808686A patent/JPH0677592B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119752A (ja) | 1988-05-24 |
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