JPH0345748B2 - - Google Patents
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- JPH0345748B2 JPH0345748B2 JP57169720A JP16972082A JPH0345748B2 JP H0345748 B2 JPH0345748 B2 JP H0345748B2 JP 57169720 A JP57169720 A JP 57169720A JP 16972082 A JP16972082 A JP 16972082A JP H0345748 B2 JPH0345748 B2 JP H0345748B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- parts
- resin
- polysiloxane
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に粉体塗料用として有用なる樹脂組
成物に関し、さらに詳細には、特定のポリシロキ
サン系添加剤を特定の割合で含んで成る熱硬化性
の樹脂組成物に関する。 熱硬化性の樹脂組成物の種々の用途の中で、一
例として塗料用、わけても粉体塗料用としての場
合について述べれば、粉体塗装によつて金属など
の素材の表面上にポリエステル系、アクリル系ま
たはエポキシ系などの樹脂を含んで成る熱硬化性
の樹脂組成物を被覆せしめることは既によく知ら
れており、こうした粉体塗料法は、特に公害対策
上の理由と、自動化に適するという理由とから、
近年は、装飾的塗装などにおいて広く利用されて
いる。 こうした状況の中で、アルミサツシユやアルミ
ダイキヤストなどのアルミニウム基板へ粉体塗料
を塗布することも行なわれているけれども、従来
の粉体塗料にあつては、かかるアルミニウム上に
塗布された塗膜をソルトスプレー試験に供する
と、“糸さび”が発生し易いという欠点があつた
が、これがために粉体塗装の普及が阻まれている
といつても過言ではなく、こうした点の解決が急
務であると考えられる。 そこで、本発明者らはこうした事実を背景とし
て鋭意検討を重ねた結果、特定の元素を含んだ官
能基をもつたポリシロキサン系添加剤のうち、と
くに或る特定粘度範囲のものが有効であること、
つまり、こうした特定のポリシロキサン系添加剤
を含んで成る熱硬化性の樹脂組成物を塗料、わけ
ても粉体塗料として使用した処、特にアルミ基材
における“糸さび”防止にすぐれること、さらに
また、その他の鉄基材あるいはその燐酸亜鉛や燐
酸鉄処理基材における耐ソルトスプレー性にもす
ぐれていることなどを見出して、本発明を完成さ
せるに到つた。 すなわち、本発明は必須の成分として、熱硬化
性樹脂(A)と、粘度が10〜10000センチストークス
なる範囲にある、N、S、OまたはPなる元素の
少なくとも一種を含む官能基よりなる群から選ば
れる少なくとも一種の官能基を含有したポリシロ
キサン系添加剤(B)とを、前者樹脂(A)の100重量部
に対して後者添加剤(A)が0.001〜5重量部となる
割合で含んで成る、とくに粉体塗料に適した熱硬
化性樹脂組成物を提供するものである。 本発明組成物の必須の構成成分の一つである前
記熱硬化性樹脂(A)としては、公知のものはいずれ
もが使用できるが、特に代表的なものを挙げれば
ポリエステル系、ビニル重合体系またはエポキシ
樹脂系などであり、そのうちポリエステル系に該
当するものとしては、多価アルコール類と多価カ
ルボン酸類とから得られるポリエステルに硬化剤
を配合せしめたものとか、自己架橋硬化性のポリ
エステルなどが挙げられるし、ビニル重合体系に
該当するものとしては、水酸基、カルボキシル
基、グリシジル基もしくはオキサゾリニル基など
の官能基を有するビニル系単体量とその他のビニ
ル系単体量とから得られるビニル重合体に硬化剤
を配合せしめたものであるとか、ブトキシメチル
アミド基の如き自己架橋性の官能基を有するビニ
ル重合体であるとか、上記の両タイプのビニル重
合体を更にエポキシ樹脂もしくはポリエステルな
どで変性せしめたものなどが挙げられるが、以上
に記述されたポリエステル系およびビニル系重合
体系の各樹脂に用いられる硬化剤としては、これ
らの各樹脂の官能基が水酸基である場合には、ヘ
キサメトキシメチルメラミンやテトラブトキシベ
ンゾグアナミンなどのアミノ樹脂またはブロツク
ポリイソシアネートなどがあるし、またグリシジ
ル基である場合には、多価カルボン酸類または多
価アルコール類などがある。 ここにおいて、上記エポキシ樹脂系に該当する
ものとしては、ビスフエノール型またはエステル
型の如き多価エポキシ化合物とアミン類または酸
類の如き硬化剤とを組み合わせたものなどが挙げ
られる。 他方、本発明組成物のもう一つの必須構成成分
である前記ポリシロキサン系添加剤(B)とは、一般
式 但し、式中のR1はそれぞれ同じであつても異
なつていてもよいアルキル基またはフエニル基
を、R2は−(CH2−)n(但し、nは1〜10なる整数
であるものとする。)なる基を、R3はヒドロキシ
基、アルコキシ基またはフエノキシ基を、R4は
水素原子またはアルキル基もしくはフエニル基
を、XはN、S、OまたはPなる元素を少なくと
も一種を含む官能基を表すものとし、mおよびn
は当該添加剤(B)の粘度が10〜10000センチストー
クスの範囲に入ることを満足させうるような、そ
れぞれ1〜10000なる整数であるものとする。〕 で示されるような化合物の総称であり、それら各
官能基の代表例としては、Nを含む官能基にはア
ミン基もしくはアルキルアミン基またはアミド基
などがあり、Sを含む官能基にはメルカプト基な
どがあり、Oを含む官能基にはヒドロキシ基、エ
ポキシ基またはカルボキシル基などがあるし、P
を含む基としては燐酸基などがあるが、これらの
官能基はたとえばヒドロキシル基とアミノ基との
ように異種の元素を含んだ官能基を一分子中に併
せ有するものであつてもよい。 それぞれ上記した如き各官能基を含有したポリ
シロキサン系添加剤の代表的なものを挙げれば、
それぞれ次の如き一般式〔〕〜〔〕で示され
るようなものである。 および そして、前掲した如き官能基を含有したポリシ
ロキサン系添加剤(B)の前記熱硬化性樹脂(A)に対す
る配合比は、樹脂(A)の100重量部に対して当該添
加剤(B)の0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜2
重量部なる範囲が適当である。 このポリシロキサン系添加剤(B)の配合量が
0.001重量部未満であるときは、本発明の目的で
あるソルトスプレー試験後のアルミニウム上での
糸さび防止が果され得なく、また鉄系基板上での
耐ソルトスプレー性も劣るし、逆に、5重量部を
超えるときは、塗膜の物理的性質、たとえば密着
性が低下するし、しかも塗料の耐ブロツキング性
なども低下するので、いずれも好ましくない。 また、本発明組成物を調製するに当つての、前
記熱硬化性樹脂(A)に対する当該ポリシロキサン系
添加剤(B)の添加方法としては、組成物全体として
前記した如き配合比でこれらの(A)、(B)両成分が存
在する限りにおいては、いずれの時点の添加であ
つても本発明の範囲内に包含されるものであると
観念できるから、いわゆる配合時における添加は
もとより、かかる配合時以外における添加であつ
てもよい。 殊に前記熱硬化性樹脂(A)として、溶液重合によ
つて調製されるビニル重合体系の樹脂が用いられ
るような場合には、この溶液重合の終了後におけ
る脱溶剤時に添加されるのが最も有効である。 かくして得られる本発明組成物にはさらに、塗
料用として、とりわけ粉体塗料用として常用され
ている公知慣用の、前記樹脂(A)以外の樹脂類、つ
まり各種の熱可塑性樹脂類を前記樹脂(A)成分に配
合せしめてもよく、他方、同様の用途に常用され
ている公知慣用なる前記添加剤(B)以外の、硬化
剤、着色剤あるいはその他の各種の添加剤を前記
添加剤(B)成分に配合せしめてもよいことは勿論で
ある。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において「部」は特に断り
のない限り、すべて「重量部」であるものとす
る。 実施例 1 温度計、撹拌機および還流冷却器を備えた反応
器中に、100部のキシレンを加えて125℃に加熱
し、そこへ40部のスチレン、31部のグリシジルレ
タクリレート、29部のイソブチルメタクリレー
ト、4部のアゾビスイソブチロニトリルおよび1
部のt−ブチルパーベンゾエートからなる混合物
を2時間に亘つて加え、さらに同温度に10時間保
持したのち、溶剤を除去して軟化点(環球法;以
下、S.P.と省略する。)が108℃で、かつ、数平均
分子量(以下、Nと略記する。)が5000なるビニ
ル系共重合体を得た。 以下、この樹脂の85部に15部の1,10−デカン
ジカルボン酸、0.5部の下記の〔〕式で示され
る粘度が4000センチストークスなるカルボキシ基
含有ポリシロキサン、および0.3部のベンゾイン
を添加して加熱三本ロールにて100℃で混練した
のち、150メツシユの金網で分級せしめて、同メ
ツシユ以下の粉体塗料を得た。 実施例 2 実施例1と同様にして樹脂溶液を得た処で、ま
ず〔〕式で示されるポリシロキサンの0.3部を
加え、次いで溶剤を除去してS.P.が108℃で、か
つ、Nが5000なる樹脂を得た。 しかるのち、この樹脂の85部に15部の1,10−
デカンジカルボン酸および0.3部のベンゾインを
添加してから加熱三本ロールにて100℃で混練し、
次いでこの混練物を150メツシユの金網で分級し
て同メツシユ以下の粉体塗料を得た。 実施例 3 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代わりに、同量の下記〔〕式で示され
る粘度が1200センチストークスなるアミノ基含有
ポリシロキサンを用いた他は、実施例2と同様に
してS.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹脂を
得た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 実施例 4 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代りに、同量の下記〔〕式で示される
粘度が160センチストークスなるメルカプト基含
有ポリシロキサンを用いた以外は、実施例2と同
様にしてS.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹
脂を得た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 実施例 5 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代りに、同量の下記〔〕式で示される
粘度が1000センチストークスなる燐酸基含有ポリ
シロキサンを用いた他は、実施例2と同様にして
S.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹脂を得
た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 比較例 実施例1で得られた樹脂を同量用いる一方、
〔〕式で示されるポリシロキサンの代りに、「モ
ダフロー」(米国モンサント社製の流展剤)を同
量用いた他は、実施例1と同様にして比較対照用
の粉体塗料を得た。 各実施例および比較例で得られた各種の粉体塗
料を静電吹付法により、アルミニウム板および燐
酸亜鉛処理鋼板に各別に塗布して170℃で20分間
焼き付けて硬化塗膜を得た。 次いで、これらの各塗膜をクロスカツトして
200時間に亘るソルトスプレー試験に供したのち、
アルミニウム板の場合には“糸さび”の発生状態
を目視により判定し、他方、処理鋼板の場合には
セロフアンテープによる剥離幅を測定して、それ
ぞれの結果を第1表に示す。 【表】
成物に関し、さらに詳細には、特定のポリシロキ
サン系添加剤を特定の割合で含んで成る熱硬化性
の樹脂組成物に関する。 熱硬化性の樹脂組成物の種々の用途の中で、一
例として塗料用、わけても粉体塗料用としての場
合について述べれば、粉体塗装によつて金属など
の素材の表面上にポリエステル系、アクリル系ま
たはエポキシ系などの樹脂を含んで成る熱硬化性
の樹脂組成物を被覆せしめることは既によく知ら
れており、こうした粉体塗料法は、特に公害対策
上の理由と、自動化に適するという理由とから、
近年は、装飾的塗装などにおいて広く利用されて
いる。 こうした状況の中で、アルミサツシユやアルミ
ダイキヤストなどのアルミニウム基板へ粉体塗料
を塗布することも行なわれているけれども、従来
の粉体塗料にあつては、かかるアルミニウム上に
塗布された塗膜をソルトスプレー試験に供する
と、“糸さび”が発生し易いという欠点があつた
が、これがために粉体塗装の普及が阻まれている
といつても過言ではなく、こうした点の解決が急
務であると考えられる。 そこで、本発明者らはこうした事実を背景とし
て鋭意検討を重ねた結果、特定の元素を含んだ官
能基をもつたポリシロキサン系添加剤のうち、と
くに或る特定粘度範囲のものが有効であること、
つまり、こうした特定のポリシロキサン系添加剤
を含んで成る熱硬化性の樹脂組成物を塗料、わけ
ても粉体塗料として使用した処、特にアルミ基材
における“糸さび”防止にすぐれること、さらに
また、その他の鉄基材あるいはその燐酸亜鉛や燐
酸鉄処理基材における耐ソルトスプレー性にもす
ぐれていることなどを見出して、本発明を完成さ
せるに到つた。 すなわち、本発明は必須の成分として、熱硬化
性樹脂(A)と、粘度が10〜10000センチストークス
なる範囲にある、N、S、OまたはPなる元素の
少なくとも一種を含む官能基よりなる群から選ば
れる少なくとも一種の官能基を含有したポリシロ
キサン系添加剤(B)とを、前者樹脂(A)の100重量部
に対して後者添加剤(A)が0.001〜5重量部となる
割合で含んで成る、とくに粉体塗料に適した熱硬
化性樹脂組成物を提供するものである。 本発明組成物の必須の構成成分の一つである前
記熱硬化性樹脂(A)としては、公知のものはいずれ
もが使用できるが、特に代表的なものを挙げれば
ポリエステル系、ビニル重合体系またはエポキシ
樹脂系などであり、そのうちポリエステル系に該
当するものとしては、多価アルコール類と多価カ
ルボン酸類とから得られるポリエステルに硬化剤
を配合せしめたものとか、自己架橋硬化性のポリ
エステルなどが挙げられるし、ビニル重合体系に
該当するものとしては、水酸基、カルボキシル
基、グリシジル基もしくはオキサゾリニル基など
の官能基を有するビニル系単体量とその他のビニ
ル系単体量とから得られるビニル重合体に硬化剤
を配合せしめたものであるとか、ブトキシメチル
アミド基の如き自己架橋性の官能基を有するビニ
ル重合体であるとか、上記の両タイプのビニル重
合体を更にエポキシ樹脂もしくはポリエステルな
どで変性せしめたものなどが挙げられるが、以上
に記述されたポリエステル系およびビニル系重合
体系の各樹脂に用いられる硬化剤としては、これ
らの各樹脂の官能基が水酸基である場合には、ヘ
キサメトキシメチルメラミンやテトラブトキシベ
ンゾグアナミンなどのアミノ樹脂またはブロツク
ポリイソシアネートなどがあるし、またグリシジ
ル基である場合には、多価カルボン酸類または多
価アルコール類などがある。 ここにおいて、上記エポキシ樹脂系に該当する
ものとしては、ビスフエノール型またはエステル
型の如き多価エポキシ化合物とアミン類または酸
類の如き硬化剤とを組み合わせたものなどが挙げ
られる。 他方、本発明組成物のもう一つの必須構成成分
である前記ポリシロキサン系添加剤(B)とは、一般
式 但し、式中のR1はそれぞれ同じであつても異
なつていてもよいアルキル基またはフエニル基
を、R2は−(CH2−)n(但し、nは1〜10なる整数
であるものとする。)なる基を、R3はヒドロキシ
基、アルコキシ基またはフエノキシ基を、R4は
水素原子またはアルキル基もしくはフエニル基
を、XはN、S、OまたはPなる元素を少なくと
も一種を含む官能基を表すものとし、mおよびn
は当該添加剤(B)の粘度が10〜10000センチストー
クスの範囲に入ることを満足させうるような、そ
れぞれ1〜10000なる整数であるものとする。〕 で示されるような化合物の総称であり、それら各
官能基の代表例としては、Nを含む官能基にはア
ミン基もしくはアルキルアミン基またはアミド基
などがあり、Sを含む官能基にはメルカプト基な
どがあり、Oを含む官能基にはヒドロキシ基、エ
ポキシ基またはカルボキシル基などがあるし、P
を含む基としては燐酸基などがあるが、これらの
官能基はたとえばヒドロキシル基とアミノ基との
ように異種の元素を含んだ官能基を一分子中に併
せ有するものであつてもよい。 それぞれ上記した如き各官能基を含有したポリ
シロキサン系添加剤の代表的なものを挙げれば、
それぞれ次の如き一般式〔〕〜〔〕で示され
るようなものである。 および そして、前掲した如き官能基を含有したポリシ
ロキサン系添加剤(B)の前記熱硬化性樹脂(A)に対す
る配合比は、樹脂(A)の100重量部に対して当該添
加剤(B)の0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜2
重量部なる範囲が適当である。 このポリシロキサン系添加剤(B)の配合量が
0.001重量部未満であるときは、本発明の目的で
あるソルトスプレー試験後のアルミニウム上での
糸さび防止が果され得なく、また鉄系基板上での
耐ソルトスプレー性も劣るし、逆に、5重量部を
超えるときは、塗膜の物理的性質、たとえば密着
性が低下するし、しかも塗料の耐ブロツキング性
なども低下するので、いずれも好ましくない。 また、本発明組成物を調製するに当つての、前
記熱硬化性樹脂(A)に対する当該ポリシロキサン系
添加剤(B)の添加方法としては、組成物全体として
前記した如き配合比でこれらの(A)、(B)両成分が存
在する限りにおいては、いずれの時点の添加であ
つても本発明の範囲内に包含されるものであると
観念できるから、いわゆる配合時における添加は
もとより、かかる配合時以外における添加であつ
てもよい。 殊に前記熱硬化性樹脂(A)として、溶液重合によ
つて調製されるビニル重合体系の樹脂が用いられ
るような場合には、この溶液重合の終了後におけ
る脱溶剤時に添加されるのが最も有効である。 かくして得られる本発明組成物にはさらに、塗
料用として、とりわけ粉体塗料用として常用され
ている公知慣用の、前記樹脂(A)以外の樹脂類、つ
まり各種の熱可塑性樹脂類を前記樹脂(A)成分に配
合せしめてもよく、他方、同様の用途に常用され
ている公知慣用なる前記添加剤(B)以外の、硬化
剤、着色剤あるいはその他の各種の添加剤を前記
添加剤(B)成分に配合せしめてもよいことは勿論で
ある。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において「部」は特に断り
のない限り、すべて「重量部」であるものとす
る。 実施例 1 温度計、撹拌機および還流冷却器を備えた反応
器中に、100部のキシレンを加えて125℃に加熱
し、そこへ40部のスチレン、31部のグリシジルレ
タクリレート、29部のイソブチルメタクリレー
ト、4部のアゾビスイソブチロニトリルおよび1
部のt−ブチルパーベンゾエートからなる混合物
を2時間に亘つて加え、さらに同温度に10時間保
持したのち、溶剤を除去して軟化点(環球法;以
下、S.P.と省略する。)が108℃で、かつ、数平均
分子量(以下、Nと略記する。)が5000なるビニ
ル系共重合体を得た。 以下、この樹脂の85部に15部の1,10−デカン
ジカルボン酸、0.5部の下記の〔〕式で示され
る粘度が4000センチストークスなるカルボキシ基
含有ポリシロキサン、および0.3部のベンゾイン
を添加して加熱三本ロールにて100℃で混練した
のち、150メツシユの金網で分級せしめて、同メ
ツシユ以下の粉体塗料を得た。 実施例 2 実施例1と同様にして樹脂溶液を得た処で、ま
ず〔〕式で示されるポリシロキサンの0.3部を
加え、次いで溶剤を除去してS.P.が108℃で、か
つ、Nが5000なる樹脂を得た。 しかるのち、この樹脂の85部に15部の1,10−
デカンジカルボン酸および0.3部のベンゾインを
添加してから加熱三本ロールにて100℃で混練し、
次いでこの混練物を150メツシユの金網で分級し
て同メツシユ以下の粉体塗料を得た。 実施例 3 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代わりに、同量の下記〔〕式で示され
る粘度が1200センチストークスなるアミノ基含有
ポリシロキサンを用いた他は、実施例2と同様に
してS.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹脂を
得た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 実施例 4 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代りに、同量の下記〔〕式で示される
粘度が160センチストークスなるメルカプト基含
有ポリシロキサンを用いた以外は、実施例2と同
様にしてS.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹
脂を得た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 実施例 5 〔〕式で示されるカルボキシ基含有ポリシロ
キサンの代りに、同量の下記〔〕式で示される
粘度が1000センチストークスなる燐酸基含有ポリ
シロキサンを用いた他は、実施例2と同様にして
S.P.が108℃で、かつ、Nが5000なる樹脂を得
た。 以後も、この樹脂を用いるように変更した他
は、実施例2と同様にして粉体塗料を得た。 比較例 実施例1で得られた樹脂を同量用いる一方、
〔〕式で示されるポリシロキサンの代りに、「モ
ダフロー」(米国モンサント社製の流展剤)を同
量用いた他は、実施例1と同様にして比較対照用
の粉体塗料を得た。 各実施例および比較例で得られた各種の粉体塗
料を静電吹付法により、アルミニウム板および燐
酸亜鉛処理鋼板に各別に塗布して170℃で20分間
焼き付けて硬化塗膜を得た。 次いで、これらの各塗膜をクロスカツトして
200時間に亘るソルトスプレー試験に供したのち、
アルミニウム板の場合には“糸さび”の発生状態
を目視により判定し、他方、処理鋼板の場合には
セロフアンテープによる剥離幅を測定して、それ
ぞれの結果を第1表に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 熱硬化性樹脂の100重量部と、 (B) 粘度が10〜10000センチストークスなる範囲
にある、N、S、OまたはPなる元素の少なく
とも一種を含む官能基よりなる群から選ばれる
少なくとも一種の官能基を含有したポリシロキ
サン系添加剤の0.001〜5重量部 との割合で、上記した樹脂(A)および添加剤(B)なる
両成分を必須の成分として含んで成る、とくに粉
体塗料に適した熱硬化性の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16972082A JPS5959751A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 粉体塗料用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16972082A JPS5959751A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 粉体塗料用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959751A JPS5959751A (ja) | 1984-04-05 |
| JPH0345748B2 true JPH0345748B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=15891604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16972082A Granted JPS5959751A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 粉体塗料用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5959751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160001262A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 대우조선해양 주식회사 | 전기 용접기용 전원 공급 장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08113696A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | 粉体塗料用樹脂組成物 |
| TWI456012B (zh) * | 2010-06-08 | 2014-10-11 | 漢高智慧財產控股公司 | 使用脈衝式uv光源之晶圓背面塗覆方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5811906B2 (ja) * | 1976-02-27 | 1983-03-05 | 信越化学工業株式会社 | 粉状塗料組成物 |
| JPS54106538A (en) * | 1978-02-10 | 1979-08-21 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | Resin composition of powder coating |
| JPS54127439A (en) * | 1978-03-27 | 1979-10-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | Powder coating composition for slate |
| JPS5536259A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-13 | Kansai Paint Co Ltd | Thermosetting acrylic resin powder coating composition |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP16972082A patent/JPS5959751A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160001262A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 대우조선해양 주식회사 | 전기 용접기용 전원 공급 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959751A (ja) | 1984-04-05 |
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